JP2004103045A - 光ディスク装置及び光ディスク装置の記録制御方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク装置の記録制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】光ディスクへ記録される情報の記録品質を向上させる光ディスク装置及び光ディスク装置の記録制御方法を提供する。
【解決手段】回転制御用のウォブル信号と、記録位置検索用の第1のプリピット信号とに基づいて、光ディスクの回転及び記録のための制御を行う光ディスク装置において、ウォブル信号の2値化信号と基準クロック信号とを位相比較する第1のPLL手段と、第1のPLL手段から得られる基準クロック信号と第1のプリピット信号の2値化信号とを位相比較し、情報トラックへ情報を記録するためのクロック信号を出力する第2のPLL手段と、隣り合う情報トラック側に対応する第2のプリピット信号を検出する検出手段と、ウォブル信号を2値化するための閾値にて、検出手段が第2のプリピット信号を検出したとき、第1のPLL手段の位相比較出力を所定時間だけ無効とするための制御信号を出力する制御手段と、を有する。
【選択図】   図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光ディスクへ記録される情報の記録品質を向上させる光ディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
レーザー光を利用してデータ記録が可能な記録型の光ディスクには、例えば、CD−RやDVD−R、DVD+R等のデータ追記型(Write Once)の光ディスクと、CD−RWやDVD−RW、DVD+RW等の書き換え可能型(ReWritable)の光ディスクとがある。
【0003】
このような光ディスクでは、プリフォーマットとしてグルーブウォブリングとランドプリピットと呼ばれる二つの方式を利用することによって、情報の記録・再生の信頼性を高める工夫がなされている。図6に示すように、まず、光ディスク1の基板上には、情報を記憶するトラックとしてのグルーブトラック4が形成されている。なお、グルーブトラック4は、光ディスク1の回転制御を行う為の基準クロックに基づいた周波数によってウォブリングしている。また、隣り合うグルーブトラック4間の領域は、ランドトラック2と呼ばれ、このトラック4上にプリピット3が形成されている。なお、プリピット3は、光ディスク1への情報記録時の位置検索に必要となるアドレス情報や同期信号等(以下、これらを総称してLPP(Land Pre−Pit)信号と称す)を表現している。
【0004】
ここで、光ディスク1への情報の記録・再生を行う光ディスク装置では、情報記録時において、光ビームBをその中心がグルーブトラック4の中心と一致するように照射し、グルーブトラック4上において記録情報に対応する情報記録ピットを形成する。なお、この際の光スポットSPの一部は、光ビームBを照射したグルーブトラック4の両側に隣接するランドトラック2にも照射されるように設定されており、光ディスク装置は、この光スポットSPの反射光に基づいて、グルーブトラック4からのウォブリング周波数成分を含む信号(以下、WBL(Wobble)信号と称す)に対して、その信号の所定の位相位置にランドトラック2からのLPP信号を重畳させたラジアルプッシュプル(Radial push−pull)信号を検出する。光ディスク装置は、このラジアルプッシュプル信号に含まれるWBL信号及びLPP信号を抽出し、それらの抽出した信号に基づいて、光ディスク1の回転制御や光ディスク1への情報の記録・再生に係る制御を行うことになる。
【0005】
なお、光ディスク装置では、ラジアルプッシュプル信号から抽出されたWBL信号及びLPP信号を、ある基準レベルに応じて2値化を行い、その2値化したWBL信号及びLPP信号から、PLL(Phase Locked Loop)回路等によって構成されるライトクロック生成部において、光ディスク1への情報記録時のタイミング情報としてのライトクロック(以下、WCLK信号と称す)を生成する。
【0006】
従来のライトクロック生成部の構成は、例えば、以下に示す特許文献1に開示された技術と似た図7に示すような構成をとる。従来のライトクロック生成部50は、まず、位相比較器51aにおいて、VCO(Voltage Controlled Oscillator)54の発振周波数に基づく出力信号SFを分周回路55にてN/M倍に分周した比較信号SCと、2値化WBL信号との位相比較を行い、その位相差成分をパルス状の位相差信号として生成する。そして、チャージポンプ52a、LPF(Low Pass Filter)53aを介して、位相差信号から高周波成分を除去するとともに、その信号を直流化した制御電圧信号を生成し、この制御電圧信号に基づいて、2値化WBL信号と比較信号SCとの位相差がゼロに近づくようにVCO54の発振周波数を調整する。
【0007】
また、ライトクロック生成部50は、位相オフセット回路56によって、比較信号SCの位相の基準位置が2値化LPP信号の位相の基準位置に近づくように比較信号SCの位相オフセットを調整する。そして、位相比較器51bにおいて、位相オフセット調整後の比較信号SCと2値化LPP信号との位相比較を行い、チャージポンプ52b、LPF(Low Pass Filter)53bを介して生成された制御電圧信号に基づいてVCO54の発信周波数を調整する。ライトクロック生成部50は、以上のような調整を繰り返した後に、2値化WBL信号をM/N倍に逓倍し、2値化WBL信号及び2値化LPP信号のそれぞれと同期化したVCO54の出力信号SFをWCLK信号として出力する。
【0008】
すなわち、従来の光ディスク装置では、上述したライトクロック生成部において生成されたWCLK信号に基づいて、光ディスクへの情報を記録する際に精度の高いタイミング制御を行っていた。
【0009】
【特許文献1】
特開2000−11378号公報
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述したラジアルプッシュプル信号には、トラッキング時に光ビームが照射されたグルーブトラック側のLPP信号の他に、そのグルーブトラックと隣り合う他のグルーブトラック側のLPP信号(以下、隣接トラックLPP信号と称す)が含まれている。ここで、図8のTa及びTbの破線部に示すように、従来の光ディスク装置では、ラジアルプッシュプル信号における隣接トラックLPP信号の位相位置が原因となって、ラジアルプッシュプル信号に含まれるWBL信号を2値化するときのゼロクロスポイント(WBL信号がゼロクロスレベルVrefを越えるときの位相位置)をずらし、その結果として、2値化WBL信号のデューティ比を変動させるという問題点を有していた。
【0011】
また、2値化WBL信号は、ライトクロック生成部を構成するPLL回路に入力され、VCOの発信周波数に基づいてPLL制御されることになるので、従来の光ディスク装置は、上記のように2値化WBL信号のデューティ比が変動することによってPLL回路の動作を不安定にさせるとともに、VCO出力としてのWCLK信号のジッター(信号の時間軸方向の揺れ)を増大させ、光ディスクへ記録する情報の記録品質を悪化させていた。
【0012】
そこで、本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、光ディスクへ記録される情報の記録品質を向上させる光ディスク装置及び光ディスク装置の記録制御方法を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための主たる本発明は、光ディスクの情報トラックから検出される回転制御用のウォブル信号と、隣り合う前記情報トラックの間から検出される記録位置検索用の第1のプリピット信号とに基づいて、前記光ディスクの回転及び記録のための制御を行う光ディスク装置において、
前記ウォブル信号の2値化信号と基準クロック信号とを位相比較する第1のPLL手段と、
前記第1のPLL手段から得られる前記基準クロック信号と前記第1のプリピット信号の2値化信号とを位相比較し、前記情報トラックへ情報を記録するためのクロック信号を出力する第2のPLL手段と、
隣り合う情報トラック側に対応する第2のプリピット信号を検出する検出手段と、
前記ウォブル信号を2値化するための閾値にて、前記検出手段が前記第2のプリピット信号を検出したとき、前記第1のPLL手段の位相比較出力を所定時間だけ無効とするための制御信号を出力する制御手段と、を有することである。  本発明に係る光ディスク装置は、上記のような特徴を有することによって、光ディスクへ記録する情報の記録品質を向上することができる。
【0014】
本発明の他の特徴については、添付図面及び本明細書の記載により明らかにする。
【0015】
【発明の実施の形態】
===開示の概要===
以下の開示により、少なくとも次のことが明らかにされる。
光ディスクの情報トラックから検出される回転制御用のウォブル信号と、隣り合う前記情報トラックの間から検出される記録位置検索用の第1のプリピット信号とに基づいて、前記光ディスクの回転及び記録のための制御を行う光ディスク装置において、前記ウォブル信号の2値化信号と基準クロック信号とを位相比較する第1のPLL手段と、前記第1のPLL手段から得られる前記基準クロック信号と前記第1のプリピット信号の2値化信号とを位相比較し、前記情報トラックへ情報を記録するためのクロック信号を出力する第2のPLL手段と、隣り合う情報トラック側に対応する第2のプリピット信号を検出する検出手段と、前記ウォブル信号を2値化するための閾値にて、前記検出手段が前記第2のプリピット信号を検出したとき、前記第1のPLL手段の位相比較出力を所定時間だけ無効とするための制御信号を出力する制御手段と、を有することを特徴とする光ディスク装置。
【0016】
前述した中で、「ウォブル信号」、「第1のプリピット信号」、「第2のプリピット信号」はそれぞれ、従来技術や課題において前述した、「WBL信号」、「LPP信号」、「隣接トラックLPP信号」のことである。また、「基準クロック信号」とは、VCO出力又はその出力を所定数分周した信号のことであり、「位相比較出力」とは、第1のPLL手段における位相比較の結果、第1のPLL手段が有する位相比較器、チャージポンプ、LPFなどから出力される信号のことである。「制御手段」とは、例えば、後述のホールド信号生成手段のことである。
【0017】
このように、本発明に係る光ディスク装置は、上記のような特徴を有することによって、第2のプリピット信号を要因とする光ディスクへの情報を記録するためのクロック信号のジッターを改善できるので、光ディスクへ記録する情報の記録品質を向上させた光ディスク装置を提供することができる。なお、本発明の他の好ましい態様を以下に記載する。
【0018】
本発明の第2の態様について、前記制御手段は、前記第1のPLL手段の位相比較出力を前記所定時間だけ前の状態に保持するための信号を、前記制御信号として出力する。
【0019】
本発明の第3の態様について、前記第1のPLL手段は、前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較して得られる位相差信号に基づいて動作するチャージポンプ手段を有し、前記制御手段は、前記制御信号を前記チャージポンプ手段に供給することにより、前記チャージポンプ手段の出力を、前記制御信号が出力される前の状態に前記所定時間だけ保持する。
なお、前述した中で「位相差信号」とは、例えば、後述の位相進み信号SAや位相遅れ信号SDのことである。
【0020】
本発明の第4の態様について、前記制御手段は、前記制御信号を前記チャージポンプ手段に供給することにより、前記チャージポンプ手段の出力を、前記所定時間だけハイインピーダンス状態にする。
【0021】
本発明の第5の態様について、前記第1のPLL手段は、前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較する位相比較手段を有し、前記制御手段は、前記制御信号を前記位相比較手段に供給することにより、前記位相比較手段の出力を、前記制御信号が出力される前の状態に前記所定時間だけ保持する。
【0022】
本発明の第6の態様について、前記制御手段は、前記制御信号を前記位相比較手段に供給することにより、前記位相比較手段の出力を、前記所定時間だけリセットする。
なお、前述した中で「リセットする」とは、例えば、位相比較手段の出力を負論理やハイインピーダンス状態にすることである。
【0023】
本発明の第7の態様について、前記第1のPLL手段は、前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較して得られる位相差信号に基づいて動作するフィルタ手段を有し、前記制御手段は、前記制御信号を前記フィルタ手段に供給することにより、前記フィルタ手段の出力を、前記制御信号が出力される前の状態に前記所定時間だけ保持する。
【0024】
本発明の第8の態様について、前記フィルタ手段は、前記位相差信号に基づいて充電又は放電動作を行う容量素子を有し、前記制御手段は、前記制御信号を前記フィルタ手段に供給することにより、前記第2のプリピット信号が検出されたときには、前記フィルタ手段の出力を、前記位相差信号に基づいて前記容量素子への充電又は放電動作が行われる前の状態に前記所定時間だけ保持する。
【0025】
本発明の第9の態様について、前記光ディスク装置は、前記第2のプリピット信号を2値化する手段を有し、前記制御手段は、前記第2のプリピット信号の2値化信号が所定の論理となっている区間よりも短い区間を前記所定時間とし、前記所定時間に対応する信号を前記制御信号として出力する。
【0026】
本発明の第10の態様について、前記制御手段は、前記第1のPLL手段にて前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較して出力される位相比較信号と、前記第2のプリピット信号の2値化信号と、の論理積を前記制御信号として出力する。
【0027】
本発明の第11の態様について、前記制御手段を前記第1のPLL手段に備える。
【0028】
前述したような本発明の態様とすることにより、光ディスクへ記録する情報の記録品質を向上させた光ディスク装置を提供することができる。
【0029】
===実施例===
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
【0030】
<システム構成>
まず、本発明の一実施形態である光ディスク装置を含めたシステムの概略構成を、図1を用いて説明する。
【0031】
同図に示すとおり、光ディスク装置10は、光ディスクへのデータの記録・再生のための手段としての光ピックアップ11と、WBL検出部12と、LPP検出部13と、隣接トラックLPP検出部25と、ライトクロック生成部14と、デコーダ15と、光ディスクを回転動作させる手段としてのスピンドルモーター16と、そのスピンドルモーターのサーボ機構としてのスピンドルサーボ回路17と、光ピックアップ11のサーボ機構としての光ピックアップサーボ回路18と、プロセッサ(CPU)19と、インタフェース部20と、エンコーダ21と、レーザー制御部22と、ROM23とを有する。また、光ディスク装置10は、インタフェース部20を介して、外部のホストコンピュータ24と接続されており、このホストコンピュータ24から光ディスク1へ記録すべきデータSWDが入力されることになる。
【0032】
光ピックアップ11は、レーザダイオード、ビームスプリッタ、対物レンズ、ホトダイオードなど(いずれも不図示)を含み、レーザ制御信号SDLに基づいて光ビームBを光ディスク1の情報トラックに照射し、その反射光を情報トラックの接線方向に対して光学的に平行なホトダイオードの第1の分割受光部と第2の分割受光部とに受光する。なお、光ディスク装置10は、レベル切り換え回路、振幅調整回路、差分演算器など(いずれも不図示)を介して、上記第1及び第2の分割受光部それぞれの出力信号の振幅を調整し、さらにそれらの信号の差分演算を行うことによってラジアルプッシュプル信号SDTを検出する。なお、光ピックアップ11には、光ディスク1面上における光ビームBの焦点を補正するフォーカスサーボ、入射された光ビームBの中心とトラック中心とのずれを補正するトラッキングサーボ、光ビームBの光軸と光ディスク1との直交関係のずれを補正するチルトサーボ、といった各種サーボ制御を行う為のメカニズム(機構)が組み込まれている。
【0033】
WBL検出部12は、例えば、図2に示すように、WBL信号抽出部30、D/A変換器31、コンパレータ32などによって構成され、光ビームBの反射光に基づいて検出されたラジアルプッシュプル信号SDTから、WBL信号抽出部30によってWBL信号成分A_WBLを抽出する。また、WBL検出部12は、プロセッサ19から指定されたゼロクロスレベル(閾値電圧)VrefをD/A変換器21によってアナログ値A_Vrefに変換し、さらにこのアナログ値A_Vref(マイナス側)とWBL信号成分A_WBL(プラス側)とをコンパレータ32によって比較することで2値化WBL信号を出力する。この2値化WBL信号は、ライトクロック生成部14やスピンドルサーボ回路17などに出力される。なお、WBL信号抽出部30は、ラジアルプッシュプル信号SDTのレベルを増幅する増幅器や、高周波のノイズ成分を除去するためのBPF(Band Pass Filter)など(いずれも不図示)によって構成される。
【0034】
LPP検出部13は、例えば、図3に示すように、プロセッサ19から指定されたデジタル値VsからD/A変換器40によってスライスレベルSref1を生成し、このスライスレベルSref1(マイナス側)と光ビームBの反射光に基づいて検出されたラジアルプッシュプル信号SDT(プラス側)とをコンパレータ41によって比較することで2値化LPP信号を出力する。この2値化LPP信号は、ライトクロック生成部14、デコーダ15などに出力される。
【0035】
隣接トラックLPP検出部25は、例えば、図3に示すように、D/A変換器42、コンパレータ43によって構成され、上記LPP検出部14と同様に、隣接トラックLPP信号用のスライスレベルSref2を生成し、このスライスレベルSref2(プラス側)とラジアルプッシュプル信号SDT(マイナス側)とをコンパレータ42によって比較することで隣接トラック2値化LPP信号を出力する。この隣接トラック2値化LPP信号は、ライトクロック生成部14に出力される。
【0036】
ライトクロック生成部14は、光ディスク1へ情報を記録するためのライトクロック(WCLK)信号を生成し、デコーダ15などへ出力する。
【0037】
デコーダ15は、2値化LPP信号からアドレス情報や同期信号をデコードし、そのデコードした内容をWCLK信号と対応づけたタイミング信号SWTをプロセッサ19に出力する。
【0038】
プロセッサ19は、デコーダ15から入力されるタイミング信号SWTを用いて、そのタイミング信号SWTに含まれているアドレス情報に対応する光ディスク1上のトラック位置に対して、ホストコンピュータ24からインタフェース部20を介して受信した記録データSWDの記録動作に係る制御を行う。なお、光ディスク装置10が、光ピックアップ11にて光ディスク1に既に記録されていた情報を検出した場合には、プロセッサ19は、その検出した情報に対して8−16復調、誤り訂正などを施した後の情報についての再生動作に係る制御も行う。このように、プロセッサ19は、光ディスク1の記録及び再生に係る光ディスク装置10全般の制御を行う。
【0039】
ROM23は、プロセッサ19によってアクセスされ、WBL検出部12に入力するゼロクロスレベルVrefや、LPP検出部13に入力するデジタル値Vsなどの情報を格納する。
【0040】
エンコーダ21は、図示しないECCジェネレータ、8−16変調部、スクランブラ等を含み、タイミング信号SWTを反映させた記録データSWDに基づいて、再生時のエラー訂正を行う単位であるECCブロックを構成するとともに、ECCブロックに対してインタリーブ、8−16変調、スクランブル処理を施した後の変調信号SREをレーザ制御部22に出力する。
【0041】
レーザ制御部22は、変調信号SREに基づいて、光ピックアップ11内の図示しないレーザダイオードを駆動して光ビームBを出射させるためのレーザ駆動信号SDLを光ピックアップ11に出力する。
【0042】
スピンドルサーボ回路17は、WBL検出部12から2値化WBL信号やWBL信号成分A_WBLなどのウォブリング周波数情報が入力されると、そのウォブリング周波数情報に基づくスピンドル制御信号SSSをスピンドルモーター16に出力し、スピンドルモーター16の回転をサーボ制御する。
【0043】
光ピックアップサーボ回路18は、光ピックアップ11が有するホトダイオードなどによって検出される信号に基づいて、光ピックアップ11が有するフォーカス、トラッキング、チルトなどのサーボ機構についてのピックアップサーボ制御信号SSPを生成し、光ピックアップ11へ出力する。なお、光ピックアップ11は、ピックアップサーボ制御信号SSPが入力されると、フォーカスやトラッキングのずれや、チルト角がゼロとなるように各サーボ機構のオフセット値を調整する。
【0044】
なお、以上に説明した光ピックアップ11の構成は、例えば、電波新聞社発行の「DVD&DVC入門基本18章」の17頁の第1−8図に示されるような周知のハードウェア構成を用いて実現されている。
【0045】
<ライトクロック生成部>
つぎに、本発明に係る第1実施形態としてのライトクロック生成部14について、図4を用いて説明する。同図に示すように、ライトクロック生成部14は、2値化WBL信号とVCO74の発振周波数に基づく出力信号SFを分周回路75にてN/M倍に分周した比較信号SCとの位相比較を行う第1のPLL手段78と、第1のPLL手段78によって2値化WBL信号との位相差が一定となる状態(以下、この状態のことをロックドイン(locked−in)状態と称す)となった場合に、ロックドイン状態における前記比較信号SCの位相オフセットを調整した信号と2値化LPP信号との位相比較を行う第2のPLL手段79によって構成される。なお、ライトクロック生成部14は、同図に示す第1のPLL手段78のホールド信号生成部77に係る動作以外は、図7を用いて説明した従来のライトクロック生成部50と同様な動作となる。
【0046】
以下では、本発明において特徴的な第1のPLL手段78について主に説明する。
第1のPLL手段78は、位相比較器71a、チャージポンプ72a、LPF73a、VCO74、分周回路75、ホールド信号生成手段77などを備える。なお、チャージポンプ72a、LPF73a、ホールド信号生成手段77は、第1のPLL手段78に対して外付けにして備えるようにしてもよい。
【0047】
位相比較器71aは、VCO54の発振周波数に基づく出力信号SFを分周回路55にてN/M倍に分周した比較信号SCと、2値化WBL信号との位相比較を行い、パルス状の位相進み信号SA及び位相遅れ信号SD(以下、これらを総称して位相差信号と称す)を出力する。なお、位相比較器71aとしては、例えば、EX−OR(排他的論理和)ゲート応用型位相比較器、RSフリップフロップ応用型位相比較器、ポジティブエッジ・トリガ型トライステート出力位相比較器などとしてよい。
【0048】
チャージポンプ72aは、位相比較器71aから供給される位相差信号のレベルを変化させた信号を出力する。なお、チャージポンプ72aとしては、同図に示すようなPLL内蔵型以外に外付けタイプのチャージポンプとしてもよい。また、LPFの構成に応じて、アクティブ型、パッシブ型、若しくは両方のタイプを内蔵したチャージポンプとしてよい。
【0049】
LPF73aは、抵抗素子及び容量素子などによって構成され、チャージポンプ72aから供給される信号から高周波成分を除去するとともに、その信号を直流化した制御電圧信号を出力する。なお、LPF73aとしては、アクティブフィルタ、パッシブフィルタなどとしてよい。
【0050】
VCO74は、ある一定の自走の発振周波数を有し、LPF73aから供給される制御電圧信号に基づいて、発振周波数を変化させた信号SFを出力する。なお、同図において、第1のPLL手段78と第2のPLL手段79がVCO74を共用しているが、それぞれ単独に備えるようにしてもよい。
【0051】
分周回路75は、VCO74から供給される出力信号SFが所定の周波数となるように、例えば、N/M倍に分周する。このように分周することによって、VCO74の出力から、2値化WBL信号をM/N倍に逓倍した信号が得られることになる。なお、同図において、第1のPLL手段78と第2のPLL手段79が分周回路75を共用しているが、それぞれ単独に備えるようにしてもよい。
【0052】
ホールド信号生成手段77は、例えば、同図に示すようなゲート回路によって構成され、位相比較器71aから供給される位相進み信号SA及び位相遅れ信号SDをそれぞれ隣接トラック2値化LPP信号とAND演算するとともに、それらのAND演算出力をOR演算した結果生成される信号(以下、この信号のことをホールド信号と称す)をチャージポンプ72aに供給する。なお、チャージポンプ72aは、ホールド信号生成手段77から供給されるホールド信号が所定の論理(例えば、正論理)となる区間において、位相差信号に基づく自身の出力を、ホールド信号が供給される前の状態に保持することになる。
【0053】
ところで、位相比較器71aとしては、前述したポジティブエッジ・トリガ型トライステート出力位相比較器が主に用いられており、そのため、位相比較対象の信号間において位相差が検出されない区間などにおいて、位相比較器71aの出力はハイインピーダンス状態となる。
【0054】
そこで、前述した保持を行うための手段としては、例えば、チャージポンプ72a内部若しくは外部(入力端子側若しくは出力端子側)に備える、チャージポンプ72a出力をホールド信号に基づきハイインピーダンス状態とするゲート回路(例えば、トライステートIC)に対し、このゲート回路の所定の制御端子にホールド信号を入力することによって、ホールド信号が論理的にアクティブとなる区間において、位相差信号に基づくチャージポンプ72a出力をハイインピーダンス状態とするようにしてもよい。
【0055】
すなわち、ホールド信号生成手段77は、チャージポンプ72aにホールド信号を供給するときに、そのホールド信号が所定の論理(例えば、正論理)となる区間、例えば、位相差信号に基づくチャージポンプ72a出力をハイインピーダンス状態とすることによって、チャージポンプ72a出力を前の状態に保持することになる。
【0056】
なお、図5は、前述したホールド信号の生成に係る光ディスク装置の主要信号の波形図である。ここで、同図のT1及びT4の破線部では、ラジアルプッシュプル信号における隣接トラックLPP信号の位相位置が原因となって、ラジアルプッシュプル信号に含まれるWBL信号を2値化するときのゼロクロスポイントにずれが生じており、その結果として、2値化WBL信号におけるデューティ比の変動が生じている。なお、T1及びT4の破線部では、光ピックアップ11において検出されたラジアルプッシュプル信号(図5(A))から隣接トラック2値化LPP信号(図5(F))が検出されている。
【0057】
また、同図のT1及びT4の破線部では、VCO74出力(比較信号SC又は出力信号SF)は2値化WBL信号に対して位相差が生じており、T1の破線部における位相遅れ信号SD(図5(D))や、T4の破線部における位相進み信号SA(図5(E))が検出されている。そこで、同図のT1及びT4の破線部では、位相遅れ信号SDと隣接トラック2値化LPP信号との第1のAND条件又は位相進み信号SAと隣接トラック2値化LPP信号との第2のAND条件が成立することになるので、図5(G)に示すようなホールド信号が生成される。
【0058】
なお、同図のT2及びT3の破線部では、隣接トラックLPP信号に基づく2値化WBL信号のデューティ比の変動を懸念する必要がない場合に該当するので、前述した第1及び第2のAND条件が成立せず、図5(G)に示すように、ホールド信号が生成されないことになる。
【0059】
以上のようにして、本発明に係る光ディスク装置及び光ディスク装置の記録制御方法を適用することによって、隣接トラックLPP信号に基づく2値化WBL信号のデューティ比の変動を要因とした、光ディスクへの情報を記録するためのWCLK信号のジッターを改善することができるので、光ディスクへ記録する情報の記録品質を向上させることができる。
【0060】
<その他の実施形態>
本発明に係るその他の実施形態としての光ディスク装置を以下に説明する。
【0061】
=== 位相比較器 ===
上記実施形態において、ホールド信号生成手段77にて生成されるホールド信号を位相比較器71aに供給することよって、そのホールド信号が所定の論理(例えば、正論理)となる区間、位相比較器71aの出力をホールド信号が供給される前の状態に保持するようにしてもよい。
【0062】
ところで、位相比較器71aが、前述したポジティブエッジ・トリガ型トライステート出力位相比較器である場合は、位相比較対象の信号間において位相差が検出されないとき、位相比較器71の出力はハイインピーダンス状態となる。
【0063】
そこで、前述した保持を行うための手段としては、例えば、位相比較器71aの内部若しくは外部(入力端子側若しくは出力端子側)に備える、ホールド信号を入力することによって、位相比較器71a出力をハイインピーダンス状態とするためのゲート回路(例えば、トライステートIC)に対し、このゲート回路の所定の制御端子にホールド信号を入力することによって、ホールド信号が論理的にアクティブとなる区間において、位相比較器71a出力をハイインピーダンス状態とするようにしてもよい。
【0064】
また、位相比較器71aが、前述したRSフリップフロップ応用型位相比較器やEX−ORゲート応用型位相比較器である場合、例えば、位相比較対象の信号間において位相差が検出されるときは正論理を、位相差が検出されないときは負論理を出力する。このような位相比較器とする場合、前述した保持を行うための手段としては、位相比較器71aの内部若しくは外部(入力端子側若しくは出力端子側)に、ホールド信号を入力することによって、位相比較器71a出力を位相差が検出されないときの論理(例えば、負論理)とするゲート回路を備えるようにしてもよい。
【0065】
すなわち、ホールド信号生成手段77は、以上のようにして、位相比較器71aにホールド信号を供給するときに、そのホールド信号が所定の論理(例えば、正論理)となる区間において、位相比較器71aの出力を、例えば、位相差が検出されないときの論理(例えば、前述したハイインピーダンス状態や負論理のことであり、また、これらの論理に遷移することをリセットと称す)とすることによって、位相比較器71aの出力を前の状態に保持することになる。
【0066】
このようにして、隣接トラックLPP信号に基づく2値化WBL信号のデューティ比の変動を要因とした、光ディスクへの情報を記録するためのWCLK信号のジッターを改善することができるので、光ディスクへ記録する情報の記録品質を向上させることができる。
【0067】
=== LPF ===
また、上記実施形態において、ホールド信号生成手段77にて生成されるホールド信号をLPF73aに供給することよって、そのホールド信号が所定の論理(例えば、正論理)となる区間、LPF73aの出力をホールド信号が供給される前の状態に保持するようにしてもよい。
【0068】
LPF73aは、一般的に、抵抗素子Rと容量素子Cを直列に接続し、容量素子Cの一方の端子を接地するとともに、抵抗素子Rの一方の端子に電圧を印加することによって、容量素子Cに対する充電又は放電動作が行われ、抵抗素子Rと容量素子Cの接続点から出力電圧(VCO74に対する制御電圧信号)を取り出すような構成となる。
【0069】
ところで、ホールド信号生成手段77がホールド信号を生成する際には、位相比較器71aは位相進み信号SA又は位相遅れ信号SDとなる位相差信号を出力することになり、また、その位相差信号に基づいて、LPF73aの容量素子Cは充電又は放電動作を行うことになる。
【0070】
そこで、LPF73aの内部又は外部(入力端子側又は出力端子側)に対し、ホールド信号生成手段77から供給されるホールド信号が所定の論理(例えば、正論理)となる区間、位相差信号に基づく容量素子Cへの充電又は放電動作を停止するためのゲート回路を備えることによって、LPF73aの出力を、位相差信号に基づいて容量素子Cへの充電又は放電動作が行われる前の状態に保持するようにしても良い。
【0071】
このようにして、隣接トラックLPP信号に基づく2値化WBL信号のデューティ比の変動を要因とした、光ディスクへの情報を記録するためのWCLK信号のジッターを改善することができるので、光ディスクへ記録する情報の記録品質を向上させることができる。
【0072】
【発明の効果】
本発明によれば、光ディスクへ記録される情報の記録品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての光ディスク装置を含めたシステムの概略構成図である。
【図2】本発明の一実施形態としてのWBL検出部の機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施形態としてのLPP検出部及び隣接トラックLPP検出部の機能ブロック図である。
【図4】本発明の一実施形態としてのライトクロック生成部の機能ブロック図である。
【図5】本発明の一実施形態としての光ディスク装置の主要信号を示す波形図である。
【図6】本発明に係る光ディスクのプリフォーマットを説明する図である。
【図7】従来のライトクロック生成部の機能ブロック図である。
【図8】従来の光ディスク装置の主要信号を示す波形図である。
【符号の説明】
1  光ディスク          2  ランドトラック
3  プリピット          4  グルーブトラック
10 光ディスク装置        11 光ピックアップ
12 WBL検出部         13 LPP検出部
14 ライトクロック生成部     15 デコーダ
16 スピンドルモーター      17 スピンドルサーボ回路
18 光ピックアップサーボ回路   19 プロセッサ
20 インタフェース部       21 エンコーダ
22 レーザー制御部        23 ROM
24 ホストコンピュータ      25 隣接トラックLPP検出部
30 WBL信号抽出部       31,40,42 D/A変換器
32,41,43 コンパレータ   51,71 位相比較器
52,72 チャージポンプ     53,73 LPF
54,74 VCO         55,75 分周回路
56,76 位相オフセット回路   77 ホールド信号生成部
78 第1のPLL手段       79 第2のPLL手段

Claims (12)

  1. 光ディスクの情報トラックから検出される回転制御用のウォブル信号と、隣り合う前記情報トラックの間から検出される記録位置検索用の第1のプリピット信号とに基づいて、前記光ディスクの回転及び記録のための制御を行う光ディスク装置において、
    前記ウォブル信号の2値化信号と基準クロック信号とを位相比較する第1のPLL手段と、
    前記第1のPLL手段から得られる前記基準クロック信号と前記第1のプリピット信号の2値化信号とを位相比較し、前記情報トラックへ情報を記録するためのクロック信号を出力する第2のPLL手段と、
    隣り合う情報トラック側に対応する第2のプリピット信号を検出する検出手段と、
    前記ウォブル信号を2値化するための閾値にて、前記検出手段が前記第2のプリピット信号を検出したとき、前記第1のPLL手段の位相比較出力を所定時間だけ無効とするための制御信号を出力する制御手段と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御手段は、
    前記第1のPLL手段の位相比較出力を前記所定時間だけ前の状態に保持するための信号を、前記制御信号として出力することを特徴とする請求項1に記載の光ディスク装置。
  3. 前記第1のPLL手段は、
    前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較して得られる位相差信号に基づいて動作するチャージポンプ手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記制御信号を前記チャージポンプ手段に供給することにより、前記チャージポンプ手段の出力を、前記制御信号が出力される前の状態に前記所定時間だけ保持することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  4. 前記制御手段は、
    前記制御信号を前記チャージポンプ手段に供給することにより、前記チャージポンプ手段の出力を、前記所定時間だけハイインピーダンス状態にすることを特徴とする請求項3に記載の光ディスク装置。
  5. 前記第1のPLL手段は、
    前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較する位相比較手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記制御信号を前記位相比較手段に供給することにより、前記位相比較手段の出力を、前記制御信号が出力される前の状態に前記所定時間だけ保持することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  6. 前記制御手段は、
    前記制御信号を前記位相比較手段に供給することにより、前記位相比較手段の出力を、前記所定時間だけリセットすることを特徴とする請求項5に記載の光ディスク装置。
  7. 前記第1のPLL手段は、
    前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較して得られる位相差信号に基づいて動作するフィルタ手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記制御信号を前記フィルタ手段に供給することにより、前記フィルタ手段の出力を、前記制御信号が出力される前の状態に前記所定時間だけ保持することを特徴とする請求項2に記載の光ディスク装置。
  8. 前記フィルタ手段は、
    前記位相差信号に基づいて充電又は放電動作を行う容量素子を有し、
    前記制御手段は、
    前記制御信号を前記フィルタ手段に供給することにより、前記第2のプリピット信号が検出されたときには、前記フィルタ手段の出力を、前記位相差信号に基づいて前記容量素子への充電又は放電動作が行われる前の状態に前記所定時間だけ保持することを特徴とする請求項7に記載の光ディスク装置。
  9. 前記光ディスク装置は、
    前記第2のプリピット信号を2値化する手段を有し、
    前記制御手段は、
    前記第2のプリピット信号の2値化信号が所定の論理となっている区間よりも短い区間を前記所定時間とし、前記所定時間に対応する信号を前記制御信号として出力することを特徴とする請求項3乃至8に記載の光ディスク装置。
  10. 前記制御手段は、
    前記第1のPLL手段にて前記ウォブル信号の2値化信号と前記基準クロック信号とを位相比較して出力される位相比較信号と、前記第2のプリピット信号の2値化信号と、の論理積を前記制御信号として出力することを特徴とする請求項9に記載の光ディスク装置。
  11. 前記制御手段を前記第1のPLL手段に備えることを特徴とする請求項1乃至10に記載の光ディスク装置。
  12. 光ディスクの情報トラックから検出される回転制御用のウォブル信号と、隣り合う前記情報トラックの間から検出される記録位置検索用の第1のプリピット信号とに基づいて、前記光ディスクの回転及び記録のための制御を行う光ディスク装置の記録制御方法において、
    前記ウォブル信号の2値化信号と基準クロック信号とを位相比較して第1のPLL制御を行う工程と、
    前記第1のPLL制御にて得られる前記基準クロック信号と前記第1のプリピット信号の2値化信号とを位相比較して第2のPLL制御を行い、前記情報トラックへ情報を記録するためのクロック信号を出力する工程と、
    前記ウォブル信号を2値化するための閾値にて、隣り合う情報トラック側に対応する第2のプリピット信号が検出されたとき、前記第1のPLL制御を行う工程における位相比較出力を所定時間無効とするための制御信号を出力する工程と、
    を有することを特徴とする光ディスク装置の記録制御方法。
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