JPH10340536A - プリピット情報検出装置及び検出方法 - Google Patents

プリピット情報検出装置及び検出方法

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JPH10340536A
JPH10340536A JP9149770A JP14977097A JPH10340536A JP H10340536 A JPH10340536 A JP H10340536A JP 9149770 A JP9149770 A JP 9149770A JP 14977097 A JP14977097 A JP 14977097A JP H10340536 A JPH10340536 A JP H10340536A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウォブリング信号にノイズ成分が重畳された
場合でも、正確にプリピット信号に基づく情報を得るこ
とのできるプリピット情報検出装置及び検出方法を提供
すること。 【解決手段】 ZERO5DET部40にて、プリピッ
ト信号の検出されないウォブリング信号の5サイクルを
検出した場合には、WOB3カウンタ部41にZERO
5DET信号を出力し、WOB3カウンタ部41にて、
プリピット信号が重畳されるウォブリング信号の3サイ
クルをカウントする。そして、この3サイクル中にプリ
ピット信号が検出された場合には、最初のプリピット信
号の検出タイミングでウォブリング信号の8サイクルを
WOB8フライホイールカウンタ部42にて自走により
カウントする。そして、このカウント結果に基づいて、
プリピット信号が存在する期間に所定のゲート信号等を
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来のCD(Comp
act Disk)等よりも記録密度を飛躍的に向上させたDV
D(Digital Video Disk またはDigital Versatile Dis
k)に代表される高密度記録媒体のうち、追記可能なW
O(Write Once)型の記録媒体(以下、DVD−R(DV
D-Recordable)という。)において、画像情報等の記録
情報の記録時の位置検索等に必要なアドレス情報又は同
期信号或いはウォブリング信号等のDVD−Rの回転制
御に用いられる回転制御情報等(以下、これらを総称し
てプリ情報という。)が予め記録されたDVD−Rから
当該プリ情報を検出する装置及び検出する方法の技術分
野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上述のような、プリ情報が予め記
録されており、当該プリ情報に基づいて情報が追記可能
な記録媒体としては、CDと同程度の記録容量を備える
光ディスクであるCD−R(CD-Recordable)が知られ
ている。
【0003】そして、当該CD−Rにおいては、予めC
D−R製造時のプリフォーマットの段階で、記録情報を
記録する情報トラック(グルーブトラック又はランドト
ラック)を、記録すべきプリ情報を予めFM(Frequenc
y Modulation)変調した信号に対応する周波数で波型に
ウォブリングさせることにより当該プリ情報が記録され
ていた。
【0004】また、従来のCD−Rに対して実際に記録
情報を記録する際には、当該ウォブリングされているト
ラックのウォブリング周波数を検出し、これに基づいて
CD−Rを回転制御するための基準クロックを抽出し、
当該抽出した基準クロックに基づいてCD−Rを回転さ
せるスピンドルモータを回転制御するための駆動信号を
生成すると共に、CD−Rの回転に同期したタイミング
情報を含む記録用クロック信号を生成していた。
【0005】更に、記録情報の記録時に必要なCD−R
上のアドレスを示す前記アドレス情報については、前記
記録情報の記録時に前記プリ情報を再生し、これに基づ
いて記録すべき位置を検出して記録情報を記録してい
た。
【0006】しかし、上述のDVD−Rにおいては、そ
の高記録密度化の要請から隣り合う情報トラックの間隔
がCD−Rに比してほぼ半分程度となっているため、従
来のようにDVD−Rにおける情報トラックをウォブリ
ングしてプリ情報を取得しようとしても、隣接する情報
トラックにおけるウォブリング周波数が干渉し合って正
確にウォブリング周波数を検出できない場合がある。
【0007】そこで、前記DVD−Rにおいては、当該
DVD−Rにおける情報トラック(例えば、グルーブト
ラック)を前記基準クロックに基づいた周波数でウォブ
リングさせると共に、これに加えて、前記プリ情報が二
つの前記情報トラックの間にあるトラック(例えば、ラ
ンドトラック)に当該プリ情報に対応するプリピットを
形成することによっても記録されている。更に、必要に
応じて当該プリピットからも前記基準クロックが再生で
きるようにするために、当該プリピットはDVD−Rの
全面に渡ってほぼ均等に形成されている。
【0008】従来は、このようなプリピットを検出する
ことによってプリ情報を取得し、このプリ情報に基づい
て正確な回転制御及び記録制御を行っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におけ
るプリピットの検出は、次のような方法により行われて
いる。
【0010】まず、前記情報トラックに光ビームを照射
することによって得られるウォブリング周波数成分を含
む信号(以下、ウォブリング信号という。)に同期した
ゲート信号を生成する。
【0011】次に、前記ウォブリング信号と所定の閾値
信号とを比較することにより、所定の閾値信号を超える
信号のみを抽出する。
【0012】そして、この抽出した信号と前記ゲート信
号との論理積をとることにより、ウォブリング信号に重
畳されたプリピット信号を抜き出す。
【0013】従って、ディスクに埃やごみが付着してい
る場合、あるいはディスクに記録された他の信号からの
クロストークが生じる場合には、ウォブリング信号上に
ノイズが混入し、このノイズがプリピット検出信号とし
て誤検出される場合があった。
【0014】その結果、記録情報の記録時の位置検索等
に必要なアドレス情報又は同期信号の情報を正確に得る
ことができず、DVD−R等を用いた記録装置が誤動作
を起こすことがあった。
【0015】そこで、本発明は、このような問題点を解
決し、ウォブリング信号にノイズ成分が重畳された場合
でも、正確にプリピット信号に基づく情報を得ることの
できる情報記録装置及び情報記録方法を提供することを
課題としている。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のプリピ
ット情報検出装置は、前記課題を解決するために、記録
すべき記録情報を記録媒体に記録する際の当該記録媒体
の移動速度を制御するための移動制御情報が、前記記録
情報が記録されるべき情報トラックを当該移動制御情報
に対応した周波数でウォブリングさせることにより記録
されていると共に、前記記録情報を記録媒体に記録する
場合の記録制御に用いられる記録制御情報が、前記ウォ
ブリングされた情報トラックと所定の位相関係を有して
プリピットを形成することにより予め記録されている記
録媒体に対して、前記記録情報を記録する際に前記プリ
ピットによる情報を検出するプリピット情報検出装置で
あって、前記情報トラック及び前記隣接トラックに対し
て光ビームを同時に照射し、当該光ビームの前記情報ト
ラック及び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再
生信号を出力するピックアップ手段と、前記出力された
再生信号から前記移動制御情報を表すウォブリング信号
のみを検出するウォブリング信号検出手段と、前記再生
信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプリピット
信号を検出するプリピット信号検出手段と、上記プリピ
ット信号検出手段によるプリピット信号の不検出期間を
ウォブリング信号の周期単位で計測する計測手段と、上
記計測手段により計測した不検出期間と予め定められた
第1の所定期間とを比較し、これらが一致した場合に
は、プリピット信号による情報を解析するための上記プ
リピット信号検出手段によるプリピット信号の検出を、
上記ウォブリング信号の周期を単位とする第2の所定期
間内において許可するプリピット信号検出許可手段とを
備えたことを特徴とする。
【0017】請求項1に記載のプリピット情報検出装置
によれば、ピックアップ手段により、上記記録媒体に対
して光ビームの照射が行われ、再生信号が出力される
と、ウォブリング信号検出手段によりウォブリング信号
の検出が行われる。このウォブリング信号には、プリピ
ット信号が重畳されるが、その重畳される期間は、所定
期間内に限られており、重畳される期間とされない期間
が周期的に繰り返されることになる。そこで、計測手段
により、プリピット信号がウォブリング信号に重畳され
ない期間において、プリピット信号の不検出期間をウォ
ブリング信号の周期単位で計測する。そして、この不検
出期間と第1の所定期間とが一致した場合には、次には
上記重畳される期間が到来するので、プリピット信号検
出許可手段により、プリピット信号による情報を解析す
るために、プリピット信号検出手段によるプリピット信
号の検出を許可する。その結果、当該検出は、確実にプ
リピット信号が重畳される期間において行われることに
なり、ノイズ成分を誤ってプリピット信号と検出してし
まうことがなくなる。
【0018】請求項2に記載のプリピット情報検出装置
は、前記請求項1に記載のプリピット情報検出装置にお
いて、記録すべき記録情報を記録媒体に記録する際の当
該記録媒体の移動速度を制御するための移動制御情報
が、前記記録情報が記録されるべき情報トラックを当該
移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさせるこ
とにより記録されていると共に、前記記録情報を記録媒
体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制御情報
が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定の位相
関係を有してプリピットを形成することにより予め記録
されている記録媒体に対して、前記記録情報を記録する
際に前記プリピットによる情報を検出するプリピット情
報検出装置であって、前記情報トラック及び前記隣接ト
ラックに対して光ビームを同時に照射し、当該光ビーム
の前記情報トラック及び前記隣接トラックからの反射光
に基づいて再生信号を出力するピックアップ手段と、前
記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウォ
ブリング信号のみを検出するウォブリング信号検出手段
と、前記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳され
たプリピット信号を検出するプリピット信号検出手段
と、上記プリピット信号検出手段によるプリピット信号
の不検出期間をウォブリング信号の周期単位で計測する
第1の計測手段と、上記第1の計測手段により計測した
不検出期間と予め定められた第1の所定期間とを比較
し、これらが一致した場合には、プリピット信号による
情報を解析するための上記プリピット信号検出手段によ
るプリピット信号の検出を、上記ウォブリング信号の周
期を単位とする第2の所定期間内において許可するプリ
ピット信号検出許可手段と、上記第2の所定期間を計測
する第2の計測手段と、上記プリピット信号検出許可手
段による検出許可後の最初の検出を契機として、上記ウ
ォブリング信号の周期に対応する周期で自走して、自走
開始からの経過時間を計測する第3の計測手段とを備え
たことを特徴とする。
【0019】請求項2に記載のプリピット情報検出装置
によれば、ピックアップ手段により、上記記録媒体に対
して光ビームの照射が行われ、再生信号が出力される
と、ウォブリング信号検出手段によりウォブリング信号
の検出が行われる。このウォブリング信号には、プリピ
ット信号が重畳されるが、その重畳される期間は、所定
期間内に限られており、重畳される期間とされない期間
が周期的に繰り返されることになる。そこで、第1の計
測手段により、プリピット信号がウォブリング信号に重
畳されない期間において、プリピット信号の不検出期間
をウォブリング信号の周期単位で計測する。そして、こ
の不検出期間と第1の所定期間とが一致した場合には、
次には上記重畳される期間が到来するので、プリピット
信号検出許可手段により、プリピット信号による情報を
解析するために、プリピット信号検出手段によるプリピ
ット信号の検出を許可する。その結果、当該検出は、確
実にプリピット信号が重畳される期間において行われる
ことになり、ノイズ成分を誤ってプリピット信号と検出
してしまうことがなくなる。更に、上記プリピット信号
検出許可手段による検出許可後の最初の検出を契機とし
て、第3の計測手段が上記ウォブリング信号の周期に対
応する周期で自走を開始し、自走開始からの経過時間が
計測される。従って、第3の計測手段が自走を開始した
以降は、第3の計測手段による計測結果を用いて、上記
プリピット信号の重畳される期間と重畳されない期間と
を判別し、ノイズに影響されることなく、プリピット信
号に基づく情報が正確に得られることになる。
【0020】請求項3に記載のプリピット情報検出装置
は、前記請求項2に記載のプリピット情報検出装置にお
いて、上記第2の計測手段による計測開始のタイミング
と、上記第3の計測手段による計測開始のタイミングを
比較する比較手段と、上記ウォブリング信号の周期を単
位とする両者の不一致回数に応じて、上記第2の計測手
段または上記第3の計測手段を再起動させる修正手段と
を更に備えたことを特徴とする。
【0021】請求項3に記載のプリピット情報検出装置
によれば、比較手段により、上記第2の計測手段による
計測開始のタイミングと、上記第3の計測手段による計
測開始のタイミングを比較し、修正手段により、上記ウ
ォブリング信号の周期を単位とする両者の不一致回数に
応じて、上記第2の計測手段または上記第3の計測手段
を再起動させるので、上記第2の計測手段あるいは第3
の計測手段のいずれかが誤ったタイミングで計測を開始
したとしても、その後に正しいタイミングへと修正が行
われ、常に正確なプリピット信号情報の検出が行われ
る。
【0022】請求項4に記載のプリピット情報検出装置
は、前記請求項2または請求項3に記載のプリピット情
報検出装置において、上記第3の計測手段により計測さ
れる上記経過時間に応じて、プリピット情報解析のため
のタイミング信号を発生させるタイミング信号発生手段
を更に備えたことを特徴とする。
【0023】請求項4に記載のプリピット情報検出装置
によれば、タイミング信号発生手段により、上記第3の
計測手段により計測される上記経過時間に応じて、プリ
ピット情報解析のためのタイミング信号が発生されるの
で、当該タイミング信号はノイズに影響されない正確な
ものとなり、この正確なタイミング信号により、正確に
検出されたプリピット信号に基づく情報の処理が行われ
ることになる。
【0024】請求項5に記載のプリピット情報検出装置
は、前記請求項4に記載のプリピット情報検出装置にお
いて、所定の周波数を有する基準信号を生成する基準信
号生成手段と、所定の周期で検出される上記プリピット
信号と上記基準信号との位相を比較し、当該位相差が所
定範囲内に収束するように上記基準信号の周波数を変更
する位相比較手段とを更に備え、当該位相比較手段は、
上記タイミング信号発生手段によるタイミング信号が出
力された期間においてのみ動作が許可されることを特徴
とする。
【0025】請求項5に記載のプリピット情報検出装置
によれば、基準信号生成手段により所定の周波数を有す
る基準信号を生成すると共に、位相比較手段により、所
定の周期で検出される上記プリピット信号と上記基準信
号との位相を比較して、当該位相差が所定範囲内に収束
するように上記基準信号の周波数を変更するので、上記
基準信号とプリピット信号の位相は常に一致したものと
なり、正確な処理が行われる。しかも、上記位相比較手
段は、上記タイミング信号発生手段によるタイミング信
号が出力された期間においてのみ動作が許可されるの
で、ノイズの影響を受けることなく、正確に動作するこ
とになる。
【0026】請求項6に記載のプリピット情報検出方法
は 、前記課題を解決するために、記録すべき記録情報
を記録媒体に記録する際の当該記録媒体の移動速度を制
御するための移動制御情報が、前記記録情報が記録され
るべき情報トラックを当該移動制御情報に対応した周波
数でウォブリングさせることにより記録されていると共
に、前記記録情報を記録媒体に記録する場合の記録制御
に用いられる記録制御情報が、前記ウォブリングされた
情報トラックと所定の位相関係を有してプリピットを形
成することにより予め記録されている記録媒体に対し
て、前記記録情報を記録する際に前記プリピットによる
情報を検出するプリピット情報検出方法であって、前記
情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビームを
同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及び前
記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を出力
する工程と、前記出力された再生信号から前記移動制御
情報を表すウォブリング信号のみを検出する工程と、前
記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプリ
ピット信号を検出する工程と、上記プリピット信号の不
検出期間をウォブリング信号の周期単位で計測する計測
工程と、上記計測工程により計測した不検出期間と予め
定められた第1の所定期間とを比較し、これらが一致し
た場合には、プリピット信号による情報を解析するため
のプリピット信号の検出を、上記ウォブリング信号の周
期を単位とする第2の所定期間内において許可する工程
とを備えたことを特徴とする。
【0027】請求項6に記載のプリピット情報検出方法
によれば、上記記録媒体に対して光ビームの照射が行わ
れ、再生信号が出力されると、ウォブリング信号の検出
が行われる。このウォブリング信号には、プリピット信
号が重畳されるが、その重畳される期間は、所定期間内
に限られており、重畳される期間とされない期間が周期
的に繰り返されることになる。そこで、プリピット信号
がウォブリング信号に重畳されない期間において、プリ
ピット信号の不検出期間をウォブリング信号の周期単位
で計測する。そして、この不検出期間と第1の所定期間
とが一致した場合には、次には上記重畳される期間が到
来するので、プリピット信号による情報を解析するため
に、プリピット信号の検出を許可する。その結果、当該
検出は、確実にプリピット信号が重畳される期間におい
て行われることになり、ノイズ成分を誤ってプリピット
信号と検出してしまうことがなくなる。
【0028】請求項7に記載のプリピット情報検出方法
は、前記課題を解決するために、記録すべき記録情報を
記録媒体に記録する際の当該記録媒体の移動速度を制御
するための移動制御情報が、前記記録情報が記録される
べき情報トラックを当該移動制御情報に対応した周波数
でウォブリングさせることにより記録されていると共
に、前記記録情報を記録媒体に記録する場合の記録制御
に用いられる記録制御情報が、前記ウォブリングされた
情報トラックと所定の位相関係を有してプリピットを形
成することにより予め記録されている記録媒体に対し
て、前記記録情報を記録する際に前記プリピットによる
情報を検出するプリピット情報検出方法であって、前記
情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビームを
同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及び前
記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を出力
する工程と、前記出力された再生信号から前記移動制御
情報を表すウォブリング信号のみを検出する工程と、前
記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプリ
ピット信号を検出する工程と、上記プリピット信号の不
検出期間をウォブリング信号の周期単位で計測する第1
の計測工程と、上記第1の計測工程により計測した不検
出期間と予め定められた第1の所定期間とを比較し、こ
れらが一致した場合には、プリピット信号による情報を
解析するための上記1プリピット信号の検出を、上記ウ
ォブリング信号の周期を単位とする第2の所定期間内に
おいて許可する工程と、上記第2の所定期間を計測する
第2の計測工程と、上記プリピット信号の検出許可後の
最初の検出を契機として、上記ウォブリング信号の周期
に対応する周期で自走して、自走開始からの経過時間を
計測する第3の計測工程とを備えたことを特徴とする。
【0029】請求項7に記載のプリピット情報検出方法
によれば、上記記録媒体に対して光ビームの照射が行わ
れ、再生信号が出力されると、ウォブリング信号の検出
が行われる。このウォブリング信号には、プリピット信
号が重畳されるが、その重畳される期間は、所定期間内
に限られており、重畳される期間とされない期間が周期
的に繰り返されることになる。そこで、プリピット信号
がウォブリング信号に重畳されない期間において、プリ
ピット信号の不検出期間を第1の計測工程としてウォブ
リング信号の周期単位で計測する。そして、この不検出
期間と第1の所定期間とが一致した場合には、次には第
2の計測工程により計測される上記重畳される期間が到
来するので、プリピット信号による情報を解析するため
に、プリピット信号の検出を許可する。その結果、当該
検出は、確実にプリピット信号が重畳される期間におい
て行われることになり、ノイズ成分を誤ってプリピット
信号と検出してしまうことがなくなる。更に、検出許可
後の最初の検出を契機として、上記ウォブリング信号の
周期に対応する周期で自走を開始し、自走開始からの経
過時間を第3の計測工程として計測する。従って、自走
による計測を開始した以降は、その計測結果を用いて、
上記プリピット信号の重畳される期間と重畳されない期
間とを判別し、ノイズに影響されることなく、プリピッ
ト信号に基づく情報が正確に得られることになる。
【0030】請求項8に記載のプリピット情報検出方法
は、上記請求項7に記載のプリピット情報検出方法にお
いて、上記第2の計測工程による計測開始のタイミング
と、上記第3の計測工程による計測開始のタイミングを
比較する工程と、上記ウォブリング信号の周期を単位と
する両者の不一致回数に応じて、上記第2の計測工程ま
たは上記第3の計測工程を最初から実行させる修正工程
とを更に備えたことを特徴とする。
【0031】請求項8に記載のプリピット情報検出方法
によれば、上記第2の計測工程による計測開始のタイミ
ングと、上記第3の計測工程による計測開始のタイミン
グを比較し、上記ウォブリング信号の周期を単位とする
両者の不一致回数に応じて、上記第2の計測工程または
上記第3の計測工程を再実行させるので、上記第2の計
測工程あるいは第3の計測工程のいずれかが誤ったタイ
ミングで計測を開始したとしても、その後に正しいタイ
ミングへと修正が行われ、常に正確なプリピット信号情
報の検出が行われる。
【0032】請求項9に記載のプリピット情報検出方法
は、前記請求項7または請求項8に記載のプリピット情
報検出方法において、上記第3の計測工程により計測さ
れる上記経過時間に応じて、プリピット情報解析のため
のタイミング信号を発生させる工程を更に備えたことを
特徴とする。
【0033】請求項9に記載のプリピット情報検出方法
によれば、上記第3の計測工程により計測される上記経
過時間に応じて、プリピット情報解析のためのタイミン
グ信号が発生されるので、当該タイミング信号はノイズ
に影響されない正確なものとなり、この正確なタイミン
グ信号により、正確に検出されたプリピット信号に基づ
く情報の処理が行われることになる。
【0034】請求項10に記載のプリピット情報検出手
段は、前記請求項7に記載のプリピット検索情報におい
て、請求項9に記載の所定の周波数を有する基準信号を
生成する工程と、所定の周期で検出される上記プリピッ
ト信号と上記基準信号との位相を比較し、当該位相差が
所定範囲内に収束するように上記基準信号の周波数を変
更する位相比較工程とを更に備え、当該位相比較工程
は、上記タイミング信号を発生させる工程によるタイミ
ング信号が出力された期間においてのみ実行が許可され
ることを特徴とする請求項7に記載のプリピット情報検
出方法。
【0035】請求項10に記載のプリピット情報検出方
法によれば、所定の周波数を有する基準信号を生成する
と共に、所定の周期で検出される上記プリピット信号と
上記基準信号との位相を比較して、当該位相差が所定範
囲内に収束するように上記基準信号の周波数を変更する
ので、上記基準信号とプリピット信号の位相は常に一致
したものとなり、正確な処理が行われる。しかも、上記
位相比較の工程は、タイミング信号が出力された期間に
おいてのみ許可されるので、ノイズの影響を受けること
なく、正確に実行されることになる。
【0036】
【発明の実施の形態】次に本発明に好適な実施の形態に
ついて図面に基づいて説明する。
【0037】初めに、記録制御情報としてのプリ情報に
対応したプリピットを形成すると共に後述のグルーブト
ラックを所定の周波数でウォブリングさせて回転制御情
報を記録した記録媒体としてのDVD−Rの実施形態に
ついて図1及び図2を用いて説明する。
【0038】初めに、図1を用いて本実施形態のDVD
−Rの構造について説明する。
【0039】図1において、DVD一R1は色素膜5を
備えた一回のみ情報の書込みが可能な色素型DVD−R
であり、情報トラックとしてのグルーブトラック2と当
該グルーブトラック2に再生光又は記録光としてのレー
ザビーム等の光ビームBを誘導するための隣接トラック
としてのランドトラック3が形成されている。また、そ
れらを保護するための保護膜7及び記録された情報を再
生する際に光ビームBを反射するための金蒸着面6を備
えている。そして、このランドトラック3にプリ情報に
対応するプリピット4が形成されている。このプリピッ
ト4はDVD一R1を出荷する前に予め形成されている
ものである。
【0040】更に、当該DVD一R1においては、グル
ーブトラック2を当該DVD一Rlの回転速度に対応す
る周波数でウォブリングさせている。このグルーブトラ
ック2のウォブリングによる回転制御情報の記録は、上
記プリピット4と同様に、DVD一Rlを出荷する前に
予め実行されるものである。
【0041】そして、DVD一R1に記録情報(プリ情
報及び回転制御情報以外の本来記録すべき画像情報等の
情報をいう。以下同じ。)を記録する際には、後述の情
報記録装置において、グルーブトラック2のウォブリン
グの周波数を検出することにより回転制御情報を取得し
てDVD一R1を所定の回転速度で回転制御すると共
に、プリピット4を検出することにより、予めプリ情報
を取得し、それに基づいて記録光としての光ビームBの
最適出力等が設定されると共に、記録情報を記録すべき
DVD−R1上の位置であるアドレス情報等が取得さ
れ、このアドレス情報に基づいて記録情報が対応する記
録位置に記録される。
【0042】ここで、記録情報の記録時には、光ビーム
Bをその中心がグルーブトラック2の中心と一致するよ
うに照射してグルーブトラック2上に記録情報に対応す
る記録情報ピットを形成することにより記録情報を形成
する。この時、光スポットSPの大きさは、図1に示す
ように、その一部がグルーブトラック2だけでなくラン
ドトラック3にも照射されるように設定される。そし
て、このランドトラック3に照射された光スボットSP
の一部の反射光を用いてブッシュプル法(DVD一Rl
の回転方向に平行な分割線により分割された光検出器を
用いたプッシュプル法(以下、ラジアルプッシュプル方
式という。))によりプリピット4からプリ情報を検出
して当該ブリ情報が取得されると共に、グルーブトラッ
ク2に照射されている光スポットSPの反射光を用いて
グルーブトラック2からウォブリング信号が検出されて
回転制御用のクロック信号が取得される。
【0043】次に、本実施形態のDVD一R1に予め記
録されているプリ情報及び回転制御情報の記録フォーマ
ットについて、図2(A),(B)を用いて説明する。
なお、図2(A)は、記録情報を再生した時の信号のう
ちプリピット信号が得られる部分の信号を示し、(B)
は記録情報を再生した時の信号全体を示している。
【0044】図2(A),(B)に示されるウォブリン
グ信号の波形は当該記録情報を記録するグルーブトラッ
ク2のウォブリング状態を反映した形状となっている。
【0045】また、図2(A),(B)に示すように、
本実施形態においてDVD一Rlに記録される記録情報
は、予め情報単位としてのシンクフレーム毎に分割され
ている。そして、26のシンクフレームにより一のレコ
ーディングセクタが形成され、更に、16のレコーディ
ングセクタにより一のECC(Error Correcting Cod
e)ブロックが形成される。なお、一のシンクフレーム
は、上記記録情報を記録する際の記録フォーマットによ
り規定されるビット間隔に対応する単位長さ(以下、T
という。)のl488倍(1488T)の長さを有して
いる。
【0046】グルーブトラック2は、全てのシンクフレ
ームに渡って145kHz(一のシンクフレームが8波
に相当する周波数)の一定ウォブリング周波数f0でウ
ォブリングされている。そして、後述の情報記録装置に
おいて、当該一定のウォブリング周波数f0を検出する
ことでスピンドルモータの回転制御のための信号が検出
される。
【0047】一方、本実施形態においてDVD一Rlに
記録されるプリ情報は、シンクフレーム毎に記録され
る。ここで、プリピット4によるプリ情報の記録におい
ては、記録情報における夫々のシンクフレームにおける
同期情報が記録される領域に隣接するランドトラック3
上にプリ情報における同期信号を示すものとして必ず一
のプリピット4が形成されると共に、当該同期情報以外
の当該シンクフレーム内の前半部分に隣接するランドト
ラック3上に記録すべきプリ情報の内容(アドレス情
報)を示すものとして二又は一のプリピット4が形成さ
れる。なお、同期情報以外の当該シンクフレーム内の前
半部分については、記録すべきブリ情報の内容によって
はプリピット4が形成されない場合もある。また、一の
レコーディングセクタにおいては、偶数番目のシンクフ
レーム(以下、EVENフレームという。)のみ又は奇
数番目のシンクフレーム(以下、ODDフレームとい
う。)のみにプリピット4が形成されてプリ情報が記録
される場合がある。
【0048】このように形成されるプリピット4の再生
信号は、図2(A),(B)に示すように、ウォブリン
グ信号に重畳されており、通常は、EVENシンクフレ
ームにプリピット信号が現れる。しかし、プリピット4
が隣接する場合には、プリピット信号間でクロストーク
が生じるため、図2(B)に点線で示すように、ODD
シンクフレームにてプリピット信号が得られるように、
プリピット4を形成する。また、逆にODDシンクフレ
ームからEVENシンクフレームにプリピット4を移動
させる場合もある。
【0049】また、プリピット信号は、図2(A)に示
すように、ウォブリング信号の8サイクル中にb0,b
1,b2の3個所に発生する。そして、プリピット信号
は、この発生位置によって次のような意味を有してい
る。
【0050】図3はこのプリピット信号の意味を説明す
るための図であり、図3(A)はウォブリング信号とプ
リピット信号の関係を示す図、図3(B)はウォブリン
グ信号に対して予想されるプリピット信号の位置を示す
図、図3(C)はウォブリングの8サイクルごとの区切
りを示す図、図3(D)はEVENシンクフレームとO
DDシンクフレームとの間のプリピットの移動が無い場
合のプリピット信号の発生位置の例を示す図、図3
(E)は上記移動が有る場合のプリピット信号の発生位
置の例を示す図である。
【0051】なお、図3(B),(D),(E)におい
て、三角形で示される位置がODDシンクフレームに生
じるプリピット信号の位置、四角形で示される位置がE
VENシンクフレームに生じるプリピット信号の位置を
示している。
【0052】図3(B),(C)に示すように、プリピ
ット信号は、いずれのシンクフレームにおいても、ウォ
ブリング信号の8サイクル中の先頭の3サイクルに発生
し、残りの5サイクルに発生する場合は無い。
【0053】また、図3(D),(E)から判るよう
に、b0の位置のプリピット信号は毎シンクフレームで
出現する。従って、プリピット信号の値は常に1であ
り、プリピット信号検出の同期をとるためのシンクビッ
トとして機能している。
【0054】b1の位置のプリピット信号は、先頭シン
クフレームのみに出現する。プリピット信号の値は、常
に1である。また、b1の位置にプリピット信号が出現
しない時は、次のb2の位置のプリピット信号によりア
ドレス等のデータを示すことになる。
【0055】b2の位置のプリピット信号は、b1の位
置にプリピット信号が出現する場合には、EVENシン
クフレームまたはODDシンクフレームの別を表す信号
となる。つまり、図3(D),(E)に示すように、b
1の位置とb2の位置にプリピット信号が出現する場合
には、EVENシンクフレームの先頭フレームであるこ
とが判り、b1の位置にはプリピット信号が出現してb
2の位置にプリピット信号が出現しない場合には、OD
Dシンクフレームの先頭フレームであることが判る。
【0056】また、b1の位置にプリピット信号が出現
しない場合には、プリピット信号によりデータの値が示
されることになり、b2の位置にプリピット信号が出現
すれば1の値を、また、b2の位置にプリピット信号が
出現しない場合には0の値を表す。例えば、図3
(D),(E)の例では、BIT1のデータは1、BI
T2のデータは0となる。
【0057】このように、1セクタは、先頭シンクフレ
ーム(図3においてはLPP SYNCと示す)と、B
IT1〜BIT12までのデータ用シンクフレームとか
ら構成されており、以上のように、プリピット信号をデ
コードすることにより、シンク情報あるいはデータ情報
が得られることになる。表1にプリピット信号のデコー
ドの結果を示す。
【0058】
【表1】 従来は以上のようなプリピット信号のデコードを図4に
示すような回路により行っていた。
【0059】図4に示すプリピット信号デコーダは、再
生信号からプリピット信号を抽出して2値化するLPP
2値化回路100と、再生信号からウォブリング信号を
抽出して2値化するウォブリング信号2値化回路101
とを備えている。
【0060】上記LPP2値化回路100から出力され
る2値化されたプリピット信号(以下、2値化LPPと
する)と、上記ウォブリング2値化回路101から出力
される2値化ウォブリング信号の立ち下がりエッジは、
それぞれ同期用フリップフロップ102に入力され、当
該フリップフロップ102のデータ入力に1をセットし
ておくことにより、プリピット信号の出現タイミングで
順次シフトレジスタ103にラッチされる。そして、ラ
ッチされたデータは、予め上記表1のデコード結果を基
に作成されて基準シンクパターン発生回路55に記憶さ
れた基準シンクパターンと、比較器104において比較
され、一致した時にシンク情報あるいはデータ情報が得
られることになる。
【0061】図5に図4のデコーダを用いたデコード例
を示す。なお、図5において符号a〜fで示される信号
は、図4に同じ符号で示した位置の信号である。
【0062】フリップフロップ102のQ出力は、ウォ
ブリング信号の周期であるT1ごとにリセットされるた
め、プリピット信号が出現しない場合には、シフトレジ
スタ103には0がラッチされる。そして、時刻t1,
t2のようにプリピット信号が出現すると、フリップフ
ロップ102のQ出力は1となり、1がシフトレジスタ
103にラッチされる。そして、シンクビットから12
個目のサイクルで比較器104から検出パルスが出力さ
れる。図5の例では、「110」という情報がデコード
され、現在のフレームがODDシンクフレームの先頭フ
レームであることが判る。
【0063】従来は、このようにしてプリピット信号か
らプリ情報を得ていた。
【0064】しかしながら、ディスク1に形成された他
のプリピット4からのクロストークが生じた場合、ある
いはディスク1上に埃やゴミ等が付着していた場合に
は、図6に示すように、ウォブリング信号にノイズ成分
が重畳されることがあった。
【0065】そして、図4に示す回路では、このノイズ
成分をプリピット信号として検出してしまうことがある
ため、図6に示すように、時刻t6において誤った検出
パルスが出力され、本来検出パルスが出力されるべき点
線の丸印で示す位置には、検出パルスが出力されないと
いう問題が生じた。
【0066】その結果、正しいシンク位相や正しいデー
タが得られなくなり、記録装置が正常に動作しないこと
があった。
【0067】そこで、本実施形態では、ウォブリング信
号の8サイクル中において、プリピット信号の重畳され
ていないウォブリング信号が5回連続したことを検出し
た時に、ウォブリング信号の3サイクル内でプリピット
信号の検出を行うこととした。つまり、プリピット信号
が出現すべき正しい位置でのみプリピット信号の検出を
行い、ウォブリング信号にノイズ成分が重畳した場合で
も、誤検出しないようにしたものである。
【0068】以下、本実施形態におけるプリピット信号
の検出方法について説明する。
【0069】まず、図7乃至図16を用いて、このプリ
ピット信号の検出が行われる本発明に係る情報記録装置
の実施の形態について説明する。なお、以下の説明は、
ホストコンピュータから送信されてくるディジタル情報
を上記DVD一Rlに対して記録するための情報記録装
置について本発明を適用した実施の形態を説明するもの
である。
【0070】なお、以下の実施の形態では、DVD一R
1には、当該DVD−R1上のアドレス情報等を含む上
記プリピット4及びウォブリングするグルーブトラック
2が予め形成されており、ディジタル情報の記録時に
は、当該プリピット4を予め検出することによりDVD
一R1上のアドレス情報を得、これによりディジタル情
報を記録するDVD一R1上の記録位置を検出して記録
するものとする。
【0071】図7に示すように、本実施形態の情報記録
装置Sは、ピックアップ10と、再生増幅器11と、デ
コーダ12と、CPU13と、エンコーダ14と、パワ
ー制御回路15と、レーザ駆動回路16と、プリピット
信号デコーダ18と、プリピット信号検出器19と、プ
リピット信号デコード用タイミング信号発生器20と、
BPF(Band Pass Filter)21と、ウォブリング信号
検出器22と、ウォブリング信号位相比較器23と、プ
リピット信号位相比較器24と、スピンドルドライバ2
5と、スピンドルモータ26と、スイッチ27と、 V
CO(Voltage Controlled Oscillator)28と、基準
クロック発生器29と、スピンドル用位相比較器30
と、分周器31,32とを備えている。
【0072】この情報記録装置Sには、外部のホストコ
ンピュータから記録すべきディジタル情報Srrがイン
ターフェース17を介して入力されている。
【0073】次に、全体の動作を説明する。
【0074】ピックアップ10は、図示しないレーザダ
イオード、偏光ビームスプリッタ、対物レンズ、光検出
器等を含み、レーザ、駆動信号Sdlに基づいて光ビー
ムBをDVD一R1の情報記録面に照射し、その反射光
に基づいてラジアルプッシュプル方式により上記プリピ
ット4及びグルーブトラック2のウォブリング信号を検
出して記録すべきディジタル情報Srrを記録すると共
に、既に記録されているディジタル情報がある場合に
は、上記光ビ−ムBの反射光に基づいて当該既に記録さ
れているディジタル情報を検出する。
【0075】そして、再生増幅器11は、ピックアップ
10から出力されたプリピット4及びグルーブトラック
2のウォブリング信号に対応する情報を含むピックアッ
プ検出信号Sdtを増幅し、プリピット4及びグルーブ
トラック2のウォブリング信号に対応するプリ情報信号
Sppを出力すると共に、既に記録されているディジタ
ル情報に対応する増幅信号Spを出力する。
【0076】その後、デコ−ダ12は、増幅信号Spに
対して8−16復調及びデインターリーブを施すことに
より当該増幅信号Spをデコードし、復調信号Sdmを
CPU13に出力する。
【0077】一方、プリピット信号検出器19は、プリ
情報信号Sppに基づいて後述の処理によりプリピット
検出信号Spdとしてのパルス信号をプリピット信号デ
コーダ18及びプリピット信号位相比較器24並びにプ
リピット信号デコード用タイミング信号発生器20に出
力する。
【0078】また、ウォブリング信号検出器22は、B
PF21によりプリ情報信号Sppから抽出されたウォ
ブリング信号成分を入力し、当該入力したウォブリング
信号成分を内部のコンパレータにより所定の基準値と比
較し、当該ウォブリング信号成分の振幅レベルが上記基
準値よりも大となる期間だけパルス信号を出力する。す
なわち、当核ウォブリング信号成分をパルス列化し、2
値化ウォブリング信号Swbとして、ウォブリング位相
比較器23に出力する。
【0079】上記ウォブリング位相比較器23、プリピ
ット位相比較器24、スイッチ27、VCO28及び分
周器32はいわゆるPLL回路を構成するものであり、
入力された2値化ウォブリング信号Swbと同期する記
録用クロックVCKを発生させ、同期がとれた場合に
は、スイッチ27を切り替えて、上記入力されたプリピ
ット検出信号Spdの位相に同期したより正確な記録用
クロック信号VCKをプリピット信号デコード用タイミ
ング信号発生器20及びプリピット信号エンコーダ14
及ぴプリピット信号検出器19に出力する。
【0080】一方、上記記録用クロック信号VCKは、
二つの分周器32,31を介してスピンドル用位相比較
器30に入力され、スピンドル位相比較器23は、入力
された信号と基準クロック発生器29から供給されるD
VD−Rlの回転連度の基準周波数成分を含む基準クロ
ック信号Srefとの位相比較を行い、その差信号を回
転制御信号としてスピンドルドライバ25を介してスピ
ンドルモータ26に供給する。これにより、スピンドル
モータ26に対してスピンドルサーポ制御が施され、D
VD一R1は基準クロック信号Srefの周波数及び位
相に基づいた回転連度で回転することとなる。
【0081】また、インターフェース17は、CPU1
3の制御のもと、ホストコンピュー夕から送信されてく
るディジタル情報Srrに対して、当該ディジタル情報
Srrを情報記録装置Sに取り込むためのインターブェ
ース動作を行い、インターフェース処埋後のディジタル
情報SrrをCPU13を介してエンコーダ14に出力
する。
【0082】これにより、エンコーダ14は、プリピッ
ト信号デコード用タイミング信号発生器20からのエン
コード用同期信号Scrをタイミング信号として、EC
Cジェネレート処理、8−16変調並びにスクランブル
処理を施して変調信号Sreを生成し、パワー制伽回路
15に出力する。
【0083】その後、パワー制御同路15は、DVD−
R1上に形成される記録ピットの形状を良好とすべく、
上記記録用クロック信号VCKに基づいて変調信号Sr
eの波形変換(いわゆるライトストラテジ処理)を行
い、ピックアップ10内の図示しないレーザダイオード
を駆動するための記録信号Sdとして出力する。
【0084】更に、レーザ駆動回路16は、記録信号S
dに基づいて、実際に上記レーザダイオードを駆勤して
光ビームBを出射させるための上記レーザ駆勤信号Sd
lを出力する。
【0085】最後に、CPU13は、プリピット信号デ
コード用タイミング信号発生器20から出力されるデコ
ードタイミング信号WB3GATEに基づいて上記プリ
ピット信号デコーダ18から出力されるプリ情報デコー
ド信号Spjに基づいて、上記プリ情報を取得し、当該
プリ情報に含まれているアドレス情報に対応するDVD
一R1上の位置にディジタル情報Srrを記録する動作
を制御する。これと並行して、CPU13は、復調信号
Sdmに墓づいて、既に記録されていたディジタル情報
に対応する再生信号をインターフェース17を介して外
部に出力すると共に、情報記録装置S全体を制御する。
【0086】次に、本実施形態におけるプリピット信号
デコード用タイミング信号発生器20の細部構成及び動
作を図8乃至図10に基づいて説明する。
【0087】図8は、プリピット信号デコード用タイミ
ング信号発生器20の細部構成を示すブロック図であ
る。図8に示すように、該プリピット信号デコード用タ
イミング信号発生器20は、プリピット信号が重畳され
ていないウォブリング信号が5サイクル連続したことを
検出するZERO5DET(DETECT)部40と、フレー
ムの先頭からプリピット信号が重畳されるウォブリング
信号の3サイクルの期間をカウントし、所定の制御信号
を出力するWOB3カウンタ部41と、ウォブリング信
号の先頭からの8サイクルをカウントし、所定の制御信
号を出力するWOB8フライホイールカウンタ部42
と、WOB3カウンタ部41とWOB8フライホイール
カウンタ部42のずれを検出して所定の制御信号を出力
するWOB8カウンタ保護回路43とを備えている。以
下、各部について更に詳しく説明する。
【0088】まず、ZERO5DET部40の細部構成
及び動作を、図9のブロック図と図10のタイミングチ
ャートを用いて説明する。ZERO5DET部40は、
図9に示すように、ゲート発生回路50と、微分回路5
1と、ANDゲート52と、フリップフロップ53と、
ORゲート54,55と、シフトレジスタ56と、5入
力NAND57とを備えている。
【0089】ゲート発生回路50には、fVWB信号が入
力される。このfVWB信号は、ウォブリング位相比較器
24とVCO28と分周器32とからなるPLL回路に
より、上記2値化ウォブリング信号Swbとの位相が揃
えられた信号であり、記録用クロックVCKを分周して
生成された信号である。
【0090】ZERO5DET部40は、このfVWB信
号に基づいて、プリピット信号の出現しなかった期間を
ウォブリング信号のサイクルに換算して計測し、この期
間がウォブリング信号のサイクルで5サイクルとなった
時にZERO5DET信号を出力するものである。
【0091】そこで、まず、ゲート発生回路50は、上
記fVWB信号に基づいて、図10に示すようなLPPG
ATE信号を発生させる。このLPPGATE信号は、
プリピット信号がウォブリング信号に重畳されて出現す
ると推定される期間を示す信号であり、fVWB信号の立
ち下がりから所定期間後にON状態となり、上記推定さ
れる期間後にOFF状態となる。上記推定される期間
は、本実施形態では、記録用クロックVCKの65クロ
ック分の期間に設定されている。そして、ゲート発生回
路50あるいは後述する他の回路においては、LPPG
ATE信号がON状態の場合に検出されたプリピット信
号のみを採用して、プリピット信号の有無検出あるいは
デコードを行っている。従って、プリピット信号が出現
し得ないタイミングにおいて、プリピット信号相当の出
力レベル値を有するノイズが発生したとしても、当該ノ
イズをプリピット信号と誤検知することがない。
【0092】このLPPGATE信号は、図7に示すプ
リピット信号デコーダ18に出力される他、図9に示す
微分回路51及びAND回路52に出力される。
【0093】微分回路52は、LPPGATE信号の立
ち下がりを微分することにより、図10に示すようなL
PGFE信号を作り出す。そして、このLPGFE信号
はフリップフロップ53のリセット端子Rに入力され
る。
【0094】一方、上記LPPGATE信号は、図7に
示すプリピット信号検出器19から出力される2値化L
PP信号と共に、ANDゲート52に入力される。従っ
て、図10に示すように、LPPGATE信号がON状
態の時に2値化LPP信号が出力されると、ANDゲー
ト52の出力が1となり、この出力がフリップフロップ
53のセット端子に入力されるため、フリップフロップ
53のQ端子の出力であるLPPSET信号がON状態
となる。
【0095】そして、上述したように、LPPGATE
信号の立ち下がりタイミングを示すLPGFE信号によ
り、フリップフロップ53がリセットされるため、LP
PSET信号はOFF状態となる。
【0096】このように、LPPSET信号は、プリピ
ット信号が出現したことを示す信号であり、ゲート回路
による信号処理のために所定の幅を有するように作成さ
れる。
【0097】次に、シフトレジスタ56の入力端子SI
には、ORゲート54を介してLPPSET信号が入力
され、また、シフトレジスタ56の動作を許可するクロ
ックイネーブル端子CEには、ORゲート55を介して
LPGFE信号が入力される。さらに、シフトレジスタ
56のクロック入力には、記録用クロックVCKが入力
される。
【0098】従って、シフトレジスタ56は、LPPG
ATE信号の立ち下がりのタイミングでLPPSET信
号の値をセットし、順次シフトさせるので、図10のよ
うに、2値化LPP信号が3回出力された時には、シフ
トレジスタ56の1番目、2番目、3番目の出力が1と
なる。
【0099】その結果、シフトレジスタ56の出力と接
続された5入力NAND57の出力、即ちZERO5D
ET信号はOFF状態となる。
【0100】しかし、図10のように、LPPSET信
号のOFF状態がLPGFE信号の5サイクル分、即ち
ウォブリング信号の5サイクル分続いた場合には、シフ
トレジスタ56の出力はすべて0になるので、5入力N
ANDゲート57の出力は1になり、ZERO5DET
信号が図10に示すようにON状態となる。
【0101】そして、このZERO5DET信号がON
状態になると、後述するWOB3カウンタ部によりGO
3WBSQ信号がON状態にされるため、ORゲート5
4,55を介してシフトレジスタ56の入力端子SIに
1がセットされ、クロックイネーブル端子CEが1とな
るので、シフトレジスタ56の出力は記録用クロックV
CKのタイミングで全て0となり、ZERO5DET信
号は図10に示すようにOFF状態となる。
【0102】また、上記GO3WBSQ信号は、後述す
るように、ZERO5DET信号がON状態となってか
らのLPPGATE信号の立ち上がりのタイミングでW
OB3カウンタがウォブリング信号の3サイクル分のカ
ウントを終えるまでは、ON状態のままであり、当該カ
ウントの終了後にOFF状態となるので、シフトレジス
タ56によるLPPSET信号のOFF状態のセット及
びシフトは、必ずLPPSET信号が最初にON状態と
なってからのウォブリング信号の4サイクル目から実行
される。従って、ZERO5DET信号は、プリピット
信号の出現パターンによらずに、プリピット信号の重畳
されていないウォブリング信号が5サイクル分検出され
た時にON状態となる。
【0103】なお、図9に示すようにCHG3WBGO
信号も、ORゲート54,55を介してシフトレジスタ
56に入力されるが、この信号の詳細については後述す
る。
【0104】以上のように、ZERO5DET部40に
おいては、プリピット信号の重畳されていないウォブリ
ング信号の5サイクル分の検出信号であるZERO5D
ET信号、プリピット信号の出現を示すLPPSET信
号、プリピット信号の出現し得る期間を示すLPPGA
TE信号が出力され、これらの信号は図8に示す次段の
WOB3カウンタ部41に出力される。
【0105】次に、このWOB3カウンタ部41、さら
に次段のWOB8フライホイールカウンタ部42につい
て説明する。
【0106】図11に示すように、WOB3カウンタ部
41は、フリップフロップ60と、WOB3カウンタ6
1と、微分回路62と、AND回路63と、WOB8カ
ウンタ66のトリガ用のフリップフロップ64と、 W
OB8カウンタ66のリセット用のフリップフロップ6
5とを備えている。
【0107】一方、WOB8カウンタ部42は、WOB
8カウンタ66と、デコード回路67とを備えている。
【0108】WOB3カウンタ部41には、上述したZ
ERO5DET部40から、ZERO5DET信号、L
PPSET信号、及びLPPGATE信号が入力され
る。これは、WOB3カウンタ部41が、プリピット信
号の重畳されていないウォブリング信号の5サイクルの
後に、プリピット信号が重畳されるべきウォブリング信
号の3サイクルをカウントすると共に、シンクビットで
ある最初のプリピット信号の入力タイミングにて、後述
するWOB8カウンタに対するトリガー信号を生成する
働きを有しているからである。
【0109】まず、ZERO5DET信号は、フリップ
フロップ60のセット端子に入力される。これにより、
フリップフロップ60のQ端子から出力されるGOWB
3SQ信号は、図12に示すよう、記録用クロックVC
Kの立ち上がりのタイミングと同期したLPPGATE
の立ち上がりのタイミングにて、ON状態となる。この
GO3WBSQ信号は、上述したように、ZERO5D
ET部40のシフトレジスタ56の出力を1にして、Z
ERO5DET信号をOFF状態にすると共に、図11
に示すようにWOB3カウンタ61のイネーブル端子に
入力されてWOB3カウンタ61のカウント動作を許可
状態にするものである。また、WOB3カウンタ61の
クロックイネーブル信号は微分回路62により生成され
るLPPGATE信号の立ち上がり信号であるLPGR
E信号の入力によりON状態となるので、WOB3カウ
ンタ61は、LPPGATE信号の立ち上がりの回数を
カウントすることになる。そして、WOB3カウンタ6
1は、図12に示すように、カウント値が最初のカウン
ト値である0の期間にWB3CQ0信号をON状態と
し、また、LPPGATE信号の立ち上がりを3回カウ
ントしたところで、W3RST信号とWB3INIT信
号をON状態にする。
【0110】このW3RST信号は、上記フリップフロ
ップ60のリセット端子に入力され、GO3WBSQ信
号をOFF状態にするものである。一方、GO3WBS
Q信号がOFF状態になることにより、ZERO5DE
T部40は、再びプリピット信号の重畳されていないウ
ォブリング信号の5サイクルの検出を開始する。従っ
て、当該5サイクルの検出と、WOB3カウンタ61に
よるLPPGATE信号の3回のカウント、即ちウォブ
リング信号の3サイクルのカウントとは、交互に行われ
ることになる。
【0111】また、WB3INIT信号は、後述するW
OB8カウンタ66のカウント開始のトリガー信号を生
成するためのフリップフロップ64のリセット端子に入
力される。このトリガー信号がON状態にされるのは、
フリップフロップ64のセット端子に1が入力された時
であるから、AND回路63の入力が全て1となるタイ
ミングである。つまり、GOWB3SQ信号とLPPG
ATE信号が共にON状態にある時に、LPPSET信
号がON状態になるタイミングである。このトリガー信
号がON状態になると、フリップフロップ65のQ出力
端子の出力であるGO8WBSQ信号がON状態とな
り、WOB8カウンタ66のイネーブル端子に入力され
て、WOB8カウンタ66のカウント動作が開始され
る。従って、上記トリガー信号は、LPPSET信号が
ON状態になったタイミングでON状態となってWOB
8カウンタ66を動作させると共に、ウォブリング信号
の3サイクルをカウントしたタイミングでOFF状態と
なって、LPPSET信号のON状態となるタイミング
に同期したWOB8カウンタ66の再起動を可能にする
ものである。なお、このWOB8カウンタ66の再起動
及び上記WB3CQ0信号については、後述する。
【0112】以上のように、WOB3カウンタ部41
は、ZERO5DET部40によるプリピット信号の重
畳されていないウォブリング信号の5サイクルの検出開
始タイミングと、WOB8カウンタ66のカウント開始
タイミングとを決定する働きを有している。
【0113】次に、WOB8フライホイールカウンタ部
42について説明する。WOB8フライホイールカウン
タ部42のWOB8カウンタ66は、上述したようにG
O8WBSQ信号がON状態になることによりカウント
動作を開始するが、このGO8WBSQ信号を出力する
フリップフロップ65は、後述する不一致検出回路によ
りON状態のRST8WB信号が入力されない限り、出
力状態が変わらない。そして、GO8WBSQ信号がO
N状態となるのは、プリピット信号の重畳されていない
ウォブリング信号の5サイクルが検出され、さらにLP
PGATE信号がON状態の時にLPPSET信号がO
N状態となった時であるから、WOB8カウンタ66
は、シンクビットである最初のプリピット信号が出現す
るタイミングでカウントを開始し、以下、後述するズレ
検出が行われない限り、カウントを継続する。そして、
WOB8カウンタ66のチップイネーブル端子に入力さ
れるのは、LPPGATE信号の立ち上がり信号である
から、WOB8カウンタ66は、LPPGATE信号、
即ちウォブリング信号を最初のシンクビットのタイミン
グから正確にカウントし続けることになる。
【0114】WOB8カウンタ66の出力は、デコード
回路67に入力され、該デコード回路67はLPPGA
TE信号のタイミングでデコードを行い、PCGATE
信号、WB3GATE信号、WB8CQ0信号を出力す
る。
【0115】PCGATE信号は、予め8回のウォブリ
ングシーケンスの所定量位置において所定の期間だけO
N状態になる信号であり、この信号がON状態となって
いる間だけ後述するプリピット信号用位相比較器を動作
させるものである。
【0116】また、WB3GATE信号は、プリピット
信号デコーダ18に出力される信号であり、プリピット
信号が出現するウォブリング信号の最初の3サイクルの
期間において、ON状態にされる。
【0117】さらに、WB8CQ0信号は、後述する不
一致検出に用いる信号である。
【0118】以上のように、プリピット信号の検出及び
デコードに必要な信号は、カウント開始タイミングがリ
アルタイムに変化しないWOB8カウンタの出力に基づ
いて得られるので、ウォブリング信号にノイズ成分が重
畳した場合でも、その重畳したノイズ成分に拘わらず正
確に上記プリピット信号の検出及びデコードを行うこと
ができる。
【0119】次に、WOB8カウンタ保護回路43の構
成及び動作について説明する。この回路の細部構成は、
図13に示されており、ラッチ70と、ズレ検出回路7
1と、合致検出回路72と、セレクタ73,74と、O
Rゲート75,76と、バイナリーカウンタ77と、A
NDゲート78と、SR−FFフリップフロップ79
と、ANDゲート80と、ORゲート81と、フリップ
フロップ82と、ANDゲート83とを備えて構成され
る。
【0120】WOB3カウンタ61から出力されるWB
3CQ0信号と、WOB8カウンタ66から出力される
WB8CQ0信号は、共にカウンタ値が0である時にO
N状態になる信号であり、正常な状態では、同じタイミ
ングでON状態になる。従って、図14(A),(B)
に示されるようなゲート回路で構成される不一致検出回
路71の出力が0、合致検出回路72の出力が1とな
る。
【0121】また、パワーオン時には、ORゲート75
の出力が1になるので、フリップフロップ82の出力は
0であり、プリピット信号の位置がウォブリング信号の
8サイクル中の正しい位置にないことを示すPCWBN
G信号はOFF状態になり、セレクタ73及びセレクタ
74は0入力端子が有効になる。従って、パワーオン時
には、不一致検出回路71の出力がセレクタ73を介し
てバイナリカウンタ77のクロックイネーブル端子に入
力されることになり、不一致の回数がカウントされるこ
とになる。そして、合致検出回路72の出力はフリップ
フロップ74を介してバイナリカウンタ77のリセット
端子に入力される。
【0122】つまり、正常な状態においては、常に合致
検出回路72の出力がON状態になるため、バイナリカ
ウンタ77のカウンタ値は常にリセットされた状態にな
る。
【0123】一方、図15に示すように、時刻tn1及
びtn2においてノイズが発生した場合には、ZERO
5DET部40のシフトレジスタ56の出力はその度に
少なくともいくつかは1になり、時刻tn2の次のタイ
ミングからシフトレジスタ56の出力を0とする5サイ
クル分のシフトが行われることになる。従って、時刻t
n3のタイミングでZERO5DET信号がON状態に
なり、GO3WBSQ信号がON状態になった時には、
WOB3カウンタ61のカウンタ値は0、WOB8カウ
ンタ66のカウンタ値は6であり、WOB3カウンタ6
1のカウンタ値が0の時に出力されるWB3CQ0信号
と、WOB8カウンタ66のカウンタ値が0の時に出力
されるWOB8CQ0信号とがON状態になるタイミン
グは一致しないことになる。
【0124】その結果、不一致検出回路71の出力がO
N状態になり、バイナリカウンタ77においては不一致
の回数がカウントされることになる。
【0125】そして、不一致の回数が連続して4回にな
った時には、バイナリカウンタ77の4回出力がON状
態になるがANDゲート78の入力に接続されたフリッ
プフロップ82の出力はまだ0なので、ANDゲート7
8の出力は0のままである。さらに、不一致の回数が連
続して16に達した時は、バイナリカウンタ77の16
回出力がON状態になり、フリップフロップ79の出力
がON状態になる。そして、この出力はANDゲート8
0に入力され、WOB8カウンタ66のカウンタ値が2
のタイミングでON状態となるWB8CQ2信号が出力
されるタイミングでCHG3WBGO信号がON状態に
なる。このCHG3WBGO信号は、ZERO5DET
信号を強制的にOFF状態にするための信号であり、C
HG3WBGO信号の立ち下がりのタイミングから、新
たにZERO5DET信号の検出シーケンスが開始され
る。このように、本実施形態では、上記ズレが16回連
続して発生した場合には、当該ズレの原因が、ノイズに
よるZERO5DET信号の検出のズレにあると仮定し
て修正処理を行う。そして、この修正処理の結果、図1
5に示すように時刻tn4で不一致が解消した場合に
は、WB3CQ0信号とWB8CQ0信号がON状態に
なるタイミングが合致するので、合致検出回路72の出
力がON状態になり、セレクタ74を介してバイナリカ
ウンタ77がリセットされる。
【0126】一方、CHG3WBGO信号をON状態に
しても、LPPSET信号がノイズ等の影響を受けて、
上記の不一致が連続して発生し、ズレの回数が32回に
達した時は、バイナリカウンタ77の32回出力がON
状態になり、フリップフロップ82の出力であるPCW
BNG信号が図16に示すように時刻tn5のタイミン
グでON状態になる。その後のゼロ5DET検出シーケ
ンスで、GO3WOB信号がONとなり、WOB3カウ
ンタ61のカウントが開始されるWB3INIT信号の
立ち上がりである時刻tn6にて、WOB8カウンタ6
6をリセットするRST8WB信号がON状態になる。
【0127】このRST8WB信号がON状態になる
と、図11に示すフリップフロップ65のリセット端子
に当該信号が入力されて、フリップフロップ65の出力
であるGO8WBSQ信号がOFF状態になる。更にこ
のOFF状態のGO8WBSQ信号がWOB8カウンタ
66のイネーブル端子に入力されるため、WOB8カウ
ンタ66のカウント動作が停止することになる。また、
RST8WB信号はWOB8カウンタ66のリセット端
子に入力されるため、WOB8カウンタ66のカウント
値はゼロにクリアされる。
【0128】その結果、PCGATE信号、WB3GA
TE信号、及びWB8CQ0信号は全てOFF状態にな
り、位相比較及びデコード処理は停止することになる。
【0129】このような処理を行うのは、WOB8カウ
ンタ66のカウント値が、プリピット信号の位置に対し
てズレていると判断されるため、入力プリピット信号の
位相にWOB8カウンタ66のカウントタイミングを合
わせようとする再引込動作を開始するためのものであ
る。
【0130】上記PCWBNG信号がON状態になる
と、セレクタ73,74は1入力端子が有効になるた
め、バイナリカウンタ77のクロックイネーブル端子に
入力される信号は、合致検出回路72の出力になる。つ
まり、バイナリカウンタ77は、WB3CQ0信号とW
B8CQ0信号との一致回数をカウントするカウンタと
して機能することになる。
【0131】また、以上のようにWOB8カウンタ66
が停止した状態で、GO3WBSQ信号がON状態にな
る期間内において、プリピット信号が出現した場合に
は、フリップフロップ64及び65を介してGO8WB
SQ信号がON状態になり、WOB8カウンタ66のカ
ウンタがスタートする。
【0132】そして、その後WB3CQ0信号とWB8
CQ0信号が4回連続して一致した場合には、上述した
ように一致回数カウンタとして機能しているバイナリカ
ウンタ77の4回出力がON状態になり、また、PCW
BNG信号がON状態であるから、図16に時刻tn7
で示すタイミングでANDゲート78の出力であるPC
WBOK信号がON状態になり、プリピット信号の位置
がウォブリング信号の8サイクルの前半3サイクル内に
あり、正常な状態になったことがCPU13に出力され
る。また、上記ON状態になったPCWBOK信号はO
Rゲート75に入力され、ORゲート75の出力がフリ
ップフロップ82のリセット端子に入力されるため、P
CWBNG信号はOFF状態になる。これにより、セレ
クタ73,74は0入力端子が有効になり、バイナリカ
ウンタ77は再びWB3CQ0信号とWB8CQ0信号
との不一致回数をカウントするカウンタとして機能する
ことになる。
【0133】以上のように本実施形態によれば、プリピ
ット信号のシンクビットに同期してカウントが開始さ
れ、その後は記録用クロックVCKに同期して自走する
WOB8カウンタによりウォブリング信号の8サイクル
をカウントし、その8サイクル中の前半3サイクルに出
現するプリピット信号のみを採用して位相比較及びデコ
ード処理を行うので、ウォブリング信号にノイズが重畳
する場合でも、誤検出することなく正確な位相比較及び
デコード処理が行われることになる。
【0134】また、プリピット信号は、ZERO5DE
T部40及びWOB3カウンタ部41により、リアルタ
イムで検出されており、仮に上記WOB8カウンタ66
が誤ったタイミングで自走を開始したとしても、WOB
3カウンタ部41の方が正しい場合には、WB8カウン
タ保護回路43によりWOB8カウンタ66のリセット
が行われ、常に正確なプリピット信号検出が保証され
る。
【0135】更に、 WOB3カウンタ部41がノイズ
を誤検出したとしても、 WB8カウンタ保護回路43
によりWOB3カウンタ部41のリセットが行われるの
で、この場合にも正確なプリピット信号検出が保証され
ることになる。
【0136】次に、以上ようにして正確に検出されるプ
リピット信号を用いて行われるプリピット信号の位相比
較器24の構成及び動作について詳しく説明する。
【0137】プリピット信号位相比較器24は、図17
に示すように、ゲートタイミング発生器90と、VCO
28の電圧を上昇させる位相エラー生成器91と、VC
O28の電圧を降下させる位相エラー発生器92と、P
CGATE信号を延長させるエキスパンダ93と、NO
Rゲート94と、NANDゲート95と、増幅器96と
を備えている。
【0138】本実施形態では、図18に示すようなエラ
ー電圧特性を採用しており、エラー電圧値がゼロになる
タイミングにて、ゲートタイミング発生器90から内部
基準位相信号TCFXを出力する。また、ゲートタイミ
ング発生器90は、位相エラー生成器91に対してはV
CO28の電圧調整を行う最初のタイミングを示すBT
MEND信号を、また、位相エラー生成器92には、P
CGATE信号のエキスパンド処理を行う臨界タイミン
グであるTOPSIDE信号を出力する。
【0139】そして、夫々の位相エラー生成器91,9
2においては、上記BTMEND信号とTOPSIDE
信号に対するLPPSET信号の検出タイミングを判定
して、VCO28に対する調整電圧等を決定している。
【0140】例えば図18(F)の例のようなタイミン
グで、LPPSET信号が検出された場合には、この検
出タイミングから上記内部基準位相信号TCFXまでの
期間においてVCO28の出力電圧を上昇させるよう
に、LPPERR信号をゲート94,95及び増幅器9
6を介して出力する。
【0141】一方、図18(G)の例の場合には、プリ
ピット信号の検出タイミングからTOPSIDE信号の
タイミングまでの期間においてVCO28の電圧を降下
させる信号を出力する。
【0142】また、図18(F)の場合には、位相エラ
ーが大きいので、VCO28のゲインオーバーを防ぐた
めにBTMEND信号からTCFX信号までの一定幅の
期間においてVCO28の電圧を上昇させるLPPER
R信号を出力する。
【0143】更に、図18(I)の場合にも、同様に一
定幅の信号を出力するが、この場合には、位相比較を行
う期間を示すPCGATE信号をエキスパンダ93によ
り延長して、電圧を降下させる一定幅のLPPERR信
号の出力を行う。
【0144】本実施形態では、このように位相比較処理
を行うので、高速かつ的確に位相をロックさせることが
できる。また、上記位相比較処理は、上述のように正確
に検出され、デコードされたプリピット信号の情報に基
づくPCGATE信号のON状態時にのみ行われるの
で、誤りなく正確に行われることになる。
【0145】なお、本実施形態では、DVD−Rについ
て本発明を適用した場合について説明したが、本発明は
これに限られるものではなく、トラックのウォブリング
により記録制御のめたの情報を記録している記録媒体
(例えば、テープ状記録媒体等)に対して、所定のディ
ジタル情報を記録する場合に広く適用することができ
る。
【0146】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
プリピット情報検出装置によれば、プリピット信号検出
手段によるプリピット信号の不検出期間をウォブリング
信号の周期単位で計測し、計測した不検出期間と予め定
められた第1の所定期間とを比較し、これらが一致した
場合には、プリピット信号による情報を解析するための
プリピット信号の検出を、ウォブリング信号の周期を単
位とする第2の所定期間内において許可するようにした
ので、当該検出を、確実にプリピット信号が重畳される
期間において行うことができ、ノイズ成分を誤ってプリ
ピット信号と検出してしまうことを防止することができ
る。
【0147】請求項2に記載のプリピット情報検出装置
によれば、プリピット信号検出手段によるプリピット信
号の不検出期間をウォブリング信号の周期単位で計測
し、計測した不検出期間と予め定められた第1の所定期
間とを比較し、これらが一致した場合には、プリピット
信号による情報を解析するためのプリピット信号の検出
を、ウォブリング信号の周期を単位とする第2の所定期
間内において許可すると共に、プリピット信号の検出許
可後の最初の検出を契機として、ウォブリング信号の周
期に対応する周期で自走して、自走開始からの経過時間
を計測するようにしたので、当該検出を、確実にプリピ
ット信号が重畳される期間において行うことができ、ノ
イズ成分を誤ってプリピット信号と検出してしまうこと
を防止することができる。更に、自走による計測を開始
した以降は、その計測結果を用いて、上記プリピット信
号の重畳される期間と重畳されない期間とを判別するこ
とができるので、ノイズに影響されることなく、プリピ
ット信号に基づく情報を正確に得ることができる。
【0148】請求項3に記載のプリピット情報検出装置
によれば、上記プリピット信号の重畳される期間の計測
開始のタイミングと、上記自走による計測開始のタイミ
ングを比較し、上記ウォブリング信号の周期を単位とす
る両者の不一致回数に応じて、上記重畳される期間の計
測または上記自走による計測を再起動させるので、上記
重畳される期間あるいは自走による計測のいずれかが誤
ったタイミングで計測を開始したとしても、その後に正
しいタイミングへと修正することができ、常に正確なプ
リピット信号情報の検出を行うことができる。
【0149】請求項4に記載のプリピット情報検出装置
によれば、自走により計測される上記経過時間に応じ
て、プリピット情報解析のためのタイミング信号が発生
されるので、当該タイミング信号はノイズに影響されな
い正確なものとなり、この正確なタイミング信号によ
り、正確に検出されたプリピット信号に基づく情報の処
理を行うことができる。
【0150】請求項5に記載のプリピット情報検出装置
によれば、所定の周波数を有する基準信号を生成すると
共に、所定の周期で検出される上記プリピット信号と上
記基準信号との位相を比較して、当該位相差が所定範囲
内に収束するように上記基準信号の周波数を変更するの
で、上記基準信号とプリピット信号の位相は常に一致し
たものとなり、正確な処理を行うことができる。しか
も、上記位相比較は、タイミング信号が出力された期間
においてのみ許可されるので、ノイズの影響を受けるこ
となく、正確に行うことができる。
【0151】請求項6に記載のプリピット情報検出方法
によれば、プリピット信号の不検出期間をウォブリング
信号の周期単位で計測し、計測した不検出期間と予め定
められた第1の所定期間とを比較し、これらが一致した
場合には、プリピット信号による情報を解析するための
プリピット信号の検出を、ウォブリング信号の周期を単
位とする第2の所定期間内において許可するようにした
ので、当該検出を、確実にプリピット信号が重畳される
期間において行うことができ、ノイズ成分を誤ってプリ
ピット信号と検出してしまうことを防止することができ
る。
【0152】請求項7に記載のプリピット情報検出方法
によれば、プリピット信号の不検出期間をウォブリング
信号の周期単位で計測し、計測した不検出期間と予め定
められた第1の所定期間とを比較し、これらが一致した
場合には、プリピット信号による情報を解析するための
プリピット信号の検出を、ウォブリング信号の周期を単
位とする第2の所定期間内において許可すると共に、プ
リピット信号の検出許可後の最初の検出を契機として、
ウォブリング信号の周期に対応する周期で自走して、自
走開始からの経過時間を計測するようにしたので、当該
検出を、確実にプリピット信号が重畳される期間におい
て行うことができ、ノイズ成分を誤ってプリピット信号
と検出してしまうことを防止することができる。更に、
自走による計測を開始した以降は、その計測結果を用い
て、上記プリピット信号の重畳される期間と重畳されな
い期間とを判別することができるので、ノイズに影響さ
れることなく、プリピット信号に基づく情報を正確に得
ることができる。
【0153】請求項8に記載のプリピット情報検出方法
によれば、上記プリピット信号の重畳される期間の計測
開始のタイミングと、上記自走による計測開始のタイミ
ングを比較し、上記ウォブリング信号の周期を単位とす
る両者の不一致回数に応じて、上記重畳される期間の計
測または上記自走による計測を再起動させるので、上記
重畳される期間あるいは自走による計測のいずれかが誤
ったタイミングで計測を開始したとしても、その後に正
しいタイミングへと修正することができ、常に正確なプ
リピット信号情報の検出を行うことができる。
【0154】請求項9に記載のプリピット情報検出方法
によれば、自走により計測される上記経過時間に応じ
て、プリピット情報解析のためのタイミング信号が発生
されるので、当該タイミング信号はノイズに影響されな
い正確なものとなり、この正確なタイミング信号によ
り、正確に検出されたプリピット信号に基づく情報の処
理を行うことができる。
【0155】請求項10に記載のプリピット情報検出方
法によれば、所定の周波数を有する基準信号を生成する
と共に、所定の周期で検出される上記プリピット信号と
上記基準信号との位相を比較して、当該位相差が所定範
囲内に収束するように上記基準信号の周波数を変更する
ので、上記基準信号とプリピット信号の位相は常に一致
したものとなり、正確な処理を行うことができる。しか
も、上記位相比較は、タイミング信号が出力された期間
においてのみ許可されるので、ノイズの影響を受けるこ
となく、正確に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるDVD一Rの構成
の一例を示す斜視図である。
【図2】(A),(B)は本実施形態のDVD一Rにお
ける記録フォーマットの一例を示す図である。
【図3】(A)〜(E)は本実施形態におけるプリピッ
ト信号により表される情報を説明する図である。
【図4】従来のプリピット信号のデコード部の概略構成
を示すブロック図である。
【図5】図4のデコード部を用いた従来のプリピット信
号のデコード例を示すタイミングチャートである。
【図6】従来の方式において、ウォブリング信号にノイ
ズが重畳された場合のプリピット信号のデコード例を示
すタイミングチャートである。
【図7】本実施形態のプリピット情報検出装置を含む情
報記録装置の概略構成を示すブロック図である。
【図8】本実施形態のプリピット情報検出装置の概略構
成を示すブロック図である。
【図9】本実施形態のZERO5DET部の概略構成を
示すブロック図である。
【図10】本実施形態のZERO5DET部の動作を示
すタイミングチャートである。
【図11】本実施形態のWOB3カウンタ部及びWOB
8カウンタ部の概略構成を示すブロック図である。
【図12】本実施形態のWOB3カウンタ部及びWOB
8カウンタ部の動作を示すタイミングチャートである。
【図13】本実施形態のWB8カウンタ保護回路の概略
構成を示すブロック図である。
【図14】(A)は本実施形態の不一致回路を示すブロ
ック図、(B)は本実施形態の合致回路を示すブロック
図である。
【図15】本実施形態のWB8カウンタ保護回路の動作
例を示すタイミングチャートである。
【図16】本実施形態のWB8カウンタ保護回路の動作
例を示すタイミングチャートである。
【図17】本実施形態のプリピット信号位相比較回路の
概略構成を示すブロック図である。
【図18】(A)〜(I)は本実施形態のプリピット信
号位相比較回路の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【符号の説明】
1…DVD−R 2…グルーブトラック 3…ランドトラック 4…プリピット 5…色素膜 6…金蒸着面 7…保護層 10…ピックアップ 11…再生増幅器 12…デコーダ 13…CPU 14…エンコーダ 15…パワー制御回路 16…レーザ駆動回路 17…インターフェース 18…プリピット信号デコーダ 19…プリピット信号検出器 20…プリピット信号デコード用タイミング信号発生器 21…BPF 22…ウォブリング信号検出器 23…ウォブリング信号位相比較器 24…プリピット信号位相比較器 25…スピンドルドライバ 26…スピンドルモータ 27…スイッチ 28…VCO 29…基準クロック発生器 30…スピンドル用位相比較器 31,32…分周器 B…光ビーム S…情報記録装置 SP…光スポット Spp…プリ情報信号 Spd…復調プリピット検出信号 Sref…基準信号 Srr…ディジタル情報 Scr…エンコード用同期信号 Sre…変調信号 Sd…記録信号 Sdl…レーザ駆動信号 Spj…プリ情報デコード信号 Sdm…復調信号 Sdt…ピックアップ検出信号 Swb…2値化ウォブリング信号 Sp…増幅信号 fVWB…2値化ウォブリング信号と同位相の信号 VCK…記録エンコード用クロック

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録すべき記録情報を記録媒体に記録す
    る際の当該記録媒体の移動速度を制御するための移動制
    御情報が、前記記録情報が記録されるべき情報トラック
    を当該移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさ
    せることにより記録されていると共に、前記記録情報を
    記録媒体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制
    御情報が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定
    の位相関係を有してプリピットを形成することにより予
    め記録されている記録媒体に対して、前記記録情報を記
    録する際に前記プリピットによる情報を検出するプリピ
    ット情報検出装置であって、 前記情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビー
    ムを同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及
    び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を
    出力するピックアップ手段と、 前記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウ
    ォブリング信号のみを検出するウォブリング信号検出手
    段と、 前記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプ
    リピット信号を検出するプリピット信号検出手段と、 上記プリピット信号検出手段によるプリピット信号の不
    検出期間をウォブリング信号の周期単位で計測する計測
    手段と、 上記計測手段により計測した不検出期間と予め定められ
    た第1の所定期間とを比較し、これらが一致した場合に
    は、プリピット信号による情報を解析するための上記プ
    リピット信号検出手段によるプリピット信号の検出を、
    上記ウォブリング信号の周期を単位とする第2の所定期
    間内において許可するプリピット信号検出許可手段と、 を備えたことを特徴とするプリピット情報検出装置。
  2. 【請求項2】 記録すべき記録情報を記録媒体に記録す
    る際の当該記録媒体の移動速度を制御するための移動制
    御情報が、前記記録情報が記録されるべき情報トラック
    を当該移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさ
    せることにより記録されていると共に、前記記録情報を
    記録媒体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制
    御情報が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定
    の位相関係を有してプリピットを形成することにより予
    め記録されている記録媒体に対して、前記記録情報を記
    録する際に前記プリピットによる情報を検出するプリピ
    ット情報検出装置であって、 前記情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビー
    ムを同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及
    び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を
    出力するピックアップ手段と、 前記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウ
    ォブリング信号のみを検出するウォブリング信号検出手
    段と、 前記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプ
    リピット信号を検出するプリピット信号検出手段と、 上記プリピット信号検出手段によるプリピット信号の不
    検出期間をウォブリング信号の周期単位で計測する第1
    の計測手段と、 上記第1の計測手段により計測した不検出期間と予め定
    められた第1の所定期間とを比較し、これらが一致した
    場合には、プリピット信号による情報を解析するための
    上記プリピット信号検出手段によるプリピット信号の検
    出を、上記ウォブリング信号の周期を単位とする第2の
    所定期間内において許可するプリピット信号検出許可手
    段と、 上記第2の所定期間を計測する第2の計測手段と、 上記プリピット信号検出許可手段による検出許可後の最
    初の検出を契機として、上記ウォブリング信号の周期に
    対応する周期で自走して、自走開始からの経過時間を計
    測する第3の計測手段と、 を備えたことを特徴とするプリピット情報検出装置。
  3. 【請求項3】 上記第2の計測手段による計測開始のタ
    イミングと、上記第3の計測手段による計測開始のタイ
    ミングを比較する比較手段と、上記ウォブリング信号の
    周期を単位とする両者の不一致回数に応じて、上記第2
    の計測手段または上記第3の計測手段を再起動させる修
    正手段とを更に備えたことを特徴とする請求項2に記載
    のプリピット情報検出装置。
  4. 【請求項4】 上記第3の計測手段により計測される上
    記経過時間に応じて、プリピット情報解析のためのタイ
    ミング信号を発生させるタイミング信号発生手段を更に
    備えたことを特徴とする請求項2または請求項3に記載
    のプリピット情報検出装置。
  5. 【請求項5】 所定の周波数を有する基準信号を生成す
    る基準信号生成手段と、所定の周期で検出される上記プ
    リピット信号と上記基準信号との位相を比較し、当該位
    相差が所定範囲内に収束するように上記基準信号の周波
    数を変更する位相比較手段とを更に備え、当該位相比較
    手段は、上記タイミング信号発生手段によるタイミング
    信号が出力された期間においてのみ動作が許可されるこ
    とを特徴とする請求項4に記載のプリピット情報検出装
    置。
  6. 【請求項6】 記録すべき記録情報を記録媒体に記録す
    る際の当該記録媒体の移動速度を制御するための移動制
    御情報が、前記記録情報が記録されるべき情報トラック
    を当該移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさ
    せることにより記録されていると共に、前記記録情報を
    記録媒体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制
    御情報が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定
    の位相関係を有してプリピットを形成することにより予
    め記録されている記録媒体に対して、前記記録情報を記
    録する際に前記プリピットによる情報を検出するプリピ
    ット情報検出方法であって、 前記情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビー
    ムを同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及
    び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を
    出力する工程と、 前記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウ
    ォブリング信号のみを検出する工程と、 前記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプ
    リピット信号を検出する工程と、 上記プリピット信号の不検出期間をウォブリング信号の
    周期単位で計測する計測工程と、 上記計測工程により計測した不検出期間と予め定められ
    た第1の所定期間とを比較し、これらが一致した場合に
    は、プリピット信号による情報を解析するためのプリピ
    ット信号の検出を、上記ウォブリング信号の周期を単位
    とする第2の所定期間内において許可する工程と、 を備えたことを特徴とするプリピット情報検出方法。
  7. 【請求項7】 記録すべき記録情報を記録媒体に記録す
    る際の当該記録媒体の移動速度を制御するための移動制
    御情報が、前記記録情報が記録されるべき情報トラック
    を当該移動制御情報に対応した周波数でウォブリングさ
    せることにより記録されていると共に、前記記録情報を
    記録媒体に記録する場合の記録制御に用いられる記録制
    御情報が、前記ウォブリングされた情報トラックと所定
    の位相関係を有してプリピットを形成することにより予
    め記録されている記録媒体に対して、前記記録情報を記
    録する際に前記プリピットによる情報を検出するプリピ
    ット情報検出方法であって、 前記情報トラック及び前記隣接トラックに対して光ビー
    ムを同時に照射し、当該光ビームの前記情報トラック及
    び前記隣接トラックからの反射光に基づいて再生信号を
    出力する工程と、 前記出力された再生信号から前記移動制御情報を表すウ
    ォブリング信号のみを検出する工程と、 前記再生信号から前記ウォブリング信号に重畳されたプ
    リピット信号を検出する工程と、 上記プリピット信号の不検出期間をウォブリング信号の
    周期単位で計測する第1の計測工程と、 上記第1の計測工程により計測した不検出期間と予め定
    められた第1の所定期間とを比較し、これらが一致した
    場合には、プリピット信号による情報を解析するための
    上記1プリピット信号の検出を、上記ウォブリング信号
    の周期を単位とする第2の所定期間内において許可する
    工程と、 上記第2の所定期間を計測する第2の計測工程と、 上記プリピット信号の検出許可後の最初の検出を契機と
    して、上記ウォブリング信号の周期に対応する周期で自
    走して、自走開始からの経過時間を計測する第3の計測
    工程と、 を備えたことを特徴とするプリピット情報検出方法。
  8. 【請求項8】 上記第2の計測工程による計測開始のタ
    イミングと、上記第3の計測工程による計測開始のタイ
    ミングを比較する工程と、上記ウォブリング信号の周期
    を単位とする両者の不一致回数に応じて、上記第2の計
    測工程または上記第3の計測工程を最初から実行させる
    修正工程とを更に備えたことを特徴とする請求項7に記
    載のプリピット情報検出方法。
  9. 【請求項9】 上記第3の計測工程により計測される上
    記経過時間に応じて、プリピット情報解析のためのタイ
    ミング信号を発生させる工程を更に備えたことを特徴と
    する請求項7または請求項8に記載のプリピット情報検
    出方法。
  10. 【請求項10】 所定の周波数を有する基準信号を生成
    する工程と、所定の周期で検出される上記プリピット信
    号と上記基準信号との位相を比較し、当該位相差が所定
    範囲内に収束するように上記基準信号の周波数を変更す
    る位相比較工程とを更に備え、当該位相比較工程は、上
    記タイミング信号を発生させる工程によるタイミング信
    号が出力された期間においてのみ実行が許可されること
    を特徴とする請求項7に記載のプリピット情報検出方
    法。
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