JP2014063553A - 光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置 - Google Patents

光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置 Download PDF

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Abstract

【課題】グルーブに対してグルーブアドレスと隣接するランドのアドレスを交互に記録し、両側に隣接するグルーブアドレスによって、ランドのアドレスを規定する。
【解決手段】CAVまたはゾーンCAVとされ、ウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録する。アドレスNがウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、2つのグルーブトラックの一方のグルーブトラックの第1の区間と、他方のグルーブトラックの第2の区間とが一致するようにされ、第1の区間からグルーブのアドレスを読み、ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている第1および第2の区間からランドのアドレスを読む。
【選択図】図8

Description

本開示は、例えば記録可能な光ディスクに適用される光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置に関する。
従来、レ−ザ光を用いて情報を記録或いは記録情報を再生する光ディスクが実用化されている。光ディスクの種類としては、再生専用型、追記型および書き替え型がある。追記型および書き換え型では、情報の記録のために、予め光ディスクの位置を示すアドレス情報が記録されている必要がある。
アドレス情報を記録する方法して、2種類のものが知られている。その一つは、アドレス情報をプリフォーマットピットとして記録する方式である。他の方式は、溝に対してウォブルと称される溝を形成する信号をアドレス情報によって変調する方式である。プリフォーマットピットを記録することは、ユーザデータの記録用エリアを減少させ、光ディスクの記録容量を減少させる問題がある。ウォブル方式は、そのような問題がない利点がある。なお、溝のことをグルーブと称し、グルーブにより形成されるトラックをグルーブトラックと称する。グルーブは、光ディスクを製造する時に、レーザ光によって照射される部分と定義され、隣接するグルーブ間に挟まれるエリアをランドと称し、ランドにより形成されるトラックをランドトラックと称する。
アドレスをウォブルによって記録する場合、さらなる記録容量の増大のためには、グルーブトラックおよびランドトラックの両方にデータを記録する方法(ランド/グルーブ記録方式と適宜称する)が望ましい。ランド/グルーブ記録方式においては、グルーブトラックに対するアドレス情報は、カッティッグ時にレーザ光を偏向させることによって記録することができる。しかしながら、ランドトラックに対するアドレスをウォブルによって記録することが困難である。ランドトラックを走査した場合には、両側のグルーブトラックのウォブルが再生される。しかも、これらのウォブルは、異なるグルーブトラックの情報であり、ウォブルの位相が揃っておらず、正常に再生することが困難である。
従来からランド/グルーブ記録方式において、グルーブトラックおよびランドトラックの両方のアドレスを再生することを可能とする光ディスクが提案されている。特許文献1に記載されているものは、グルーブトラックにアドレスをウォブルによって記録する場合に、間欠的にアドレスを記録し、且つ隣のグルーブトラックとの間でアドレスの記録位置の位相を反転させるものである。このようにすると、ウォブルトラックを再生する時に元々記録されているアドレス情報が間欠的に再生され、ランドトラックを再生すると、隣接する両側のグルーブトラックのアドレスが交互に再生されることになる。したがって、グルーブ走査時およびランド走査時の何れにおいてもウォブル情報(アドレス情報)を得ることができる。
特許文献2および3に記載のものは、ランドトラックおよびグルーブトラックのそれぞれをウォブルさせ、各トラックの片方の側壁にアドレス情報をウォブルによって記録する。さらに、ウォブルトラックのアドレス情報ブロックとグルーブトラックのアドレス情報ブロックとをトラック方向にずらして配置するものである。
特開平9−219024号公報 特開2003−178464号公報 特開2006−228293号公報
上述した特許文献1に記載のものは、ランドトラックのアドレスは、隣接する二つのグルーブトラックの内の一方のグルーブトラックのアドレスを再生している。したがって、オフトラックによってグルーブアドレスを読めなくなるおそれが高い。さらに、特許文献1に記載のものでは、グルーブトラックでウォブルが間欠的に存在する。ウォブルは、光ディスク上の位置と対応するクロックを生成するための基になる信号である。クロックは、記録および再生の両方で必要な信号である。したがって、特許文献1のように、グルーブトラックで、ウォブルが存在しない区間が間欠的に存在することは、精度良いクロックを生成する面で不利である。
特許文献2および特許文献3に記載のものでは、ウォブルが途切れることがないので、クロック生成の面での問題がない。しかしながら、基本周波数のウォブルと別に補助情報を記録するために、片側の溝壁をウォブルさせる必要がある。このようなウォブルの形成は、カッティッグ時に単一のレーザ光によっては困難であり、カッティッグ装置が複雑となる問題がある。
したがって、本開示は、グルーブトラックにおいてウォブルが途切れるとことがなく、また、単一ビームによってカッティッグを行うことができる光情報記録媒体および光情報記録媒体再生装置の提供を目的とする。
上述の課題を解決するために、本開示は、CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
グルーブにおいて、アドレスN(=1,2,3,・・・)がウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、
ランドトラックの両側に位置する2つのグルーブトラックにおいて、一方のグルーブトラックの第1の区間と、他方のグルーブトラックの第2の区間とが一致するようにされ、
第1の区間からグルーブのアドレスを読み、ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている第1および第2の区間からランドのアドレスを読むようにした光情報記録媒体である。
本開示は、CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
グルーブトラック上に、ランドの複数のトラックアドレスNと、ランドの複数のトラックアドレス(N−1)または(N+1)が形成され、
ランドのトラックアドレスN(=1,2,3,・・・)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレスNが、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成され、
ランドのトラックアドレス(N−1)または(N+1)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレス(N−1)または(N+1)が、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成される光情報記録媒体である。
本開示は、CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
グルーブにおいて、アドレスN(=1,2,3,・・・)がウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、
ランドトラックの両側に位置する2つのグルーブトラックにおいて、一方のグルーブトラックの第1の区間と、他方のグルーブトラックの第2の区間とが一致するようにされた光情報記録媒体を光学的に再生し、
第1の区間からグルーブのアドレスを読み、ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている第1および第2の区間からランドのアドレスを読むようにした光情報記録媒体再生装置である。
本開示は、CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
グルーブトラック上に、ランドの複数のトラックアドレスNと、ランドの複数のトラックアドレス(N−1)または(N+1)が形成され、
ランドのトラックアドレスN(=1,2,3,・・・)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレスNが、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成され、
ランドのトラックアドレス(N−1)または(N+1)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレス(N−1)または(N+1)が、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成される光情報記録媒体を光学的に再生する光情報記録媒体再生装置である。
本開示によれば、グルーブおよびランドの両方に対する記録を行う場合に、グルーブの変調のみで、ランドのアドレスを記録することができる。ランドの走査時に両側のグルーブから再生される二つのグルーブアドレス情報によって当該ランドのアドレス情報が規定される。
BDフォーマットのアドレスデータの説明のための略線図である。 BDフォーマットのADIPユニットの説明のための略線図である。 BDフォーマットのADIPワードのデータ構造の説明のための略線図である。 MSKの説明のための波形図である。 STWの説明のための波形図である。 STWの説明のための波形図である。 本開示の一実施の形態における光ディスクおよびトラックのウォブルを模式的に示す略線図である。 本開示の一実施の形態の説明に使用するグルーブ/ランドのアドレス配置の一例を示す略線図である。 本開示の一実施の形態の説明に使用するグルーブ/ランドのアドレス配置の他の例を示す略線図である。 本開示の一実施の形態の再生装置を示すブロック図である。
以下に説明する実施の形態は、本開示の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本開示の範囲は、以下の説明において、特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
以下の説明は、下記の順序にしたがってなされる。
<1.BDフォーマット>
<2.一実施の形態>
<3.変形例>
<1.BDフォーマット>
本開示では、アドレス情報のフォーマット等をBD(Blu-ray Disc(登録商標))フォーマットに準じるものとしている。このことによって、実用化されている高密度光ディスクであるBDの技術の多くの部分を利用できる。したがって、本開示の説明に先立ってBDフォーマットにおけるアドレス情報について説明する。
図1に示すように、書き込まれるメインデータは、RUB(Recording Unit Block)の系列(RUBn+0 ,RUBn+1 ,RUBn+2 ,RUBn+3 ,・・・・)である。RUBは、メインデータ(記録再生データ)を記録する単位であり、所定の長さ例えば64kバイトとされている。1RUB毎に3個のADIP(Address In Pregroove)ワードADIP0、ADIP1、ADIP2が割り当てられている。ADIP0、ADIP1、ADIP2は、互いに同一のアドレス情報を有している。
さらに、一つのADIPワードには、83(ユニットナンバー0−82)のADIPユニットが含まれている。一つのADIPワード中には、24ビットのアドレス情報、12ビットの補助データ、リファレンス領域、エラー訂正コード等が格納されている。これらの情報は、83ADIPユニット中の例えば60ADIPユニットを使用して表されている。
図2に示すように、合計56個のウォブルのかたまりがADIPユニットとされ、このADIPユニットで"0" または"1" の1ビットあるいは同期情報あるいは参照ユニットあるいはモノトーンユニットが表現される。1ウォブルは、例えば基本ウォブル波形(cos(2 πft) )の1周期である。したがって、1ADIPワードが(83×56)ウォブルからなる。図2には、ADIPユニットの8種類(モノトーンユニット、参照ユニット、4種類の同期ユニットおよびデータの"0" および"1" をそれぞれ表す2種類のデータユニット)が示されている。なお、図2では、スペース上の制約から35個のウォブルのかたまりが示されている。
図2に示すように、56ウォブルからなるADIPユニットに対して0から55のウォブル番号を付加して区別すると、例えばウォブル番号が0から2までの区間等は、MSK(Minimum Shift Keying)で変調され、リファレンスユニットとデータユニットのウォブル番号18から54までがSTW(Saw Tooth Wobble)で変調される。変調されていないモノトーン・ウォブルは、所定周波数(cos(2πft))の基本波でウォブルする。
ADIPワードは、図3に示すようなデータ構造を有する。図3におけるADIPユニットタイプが図2におけるADIPユニットの種類と対応している。一つのADIPワードには、60ビットのデータが含まれている。
MSKは、図4に示すように、3個のウォブルによって構成されている。前後のウォブルの周波数が基本波の1.5倍とれているので、中心のウォブルの波形がMSKでない部分に対して極性が反転されている。各ADIPユニットの先頭(0−2番目のウォブル)に対して配置され、ADIPユニットの先頭位置を検出するために使用される。
さらに、図2に示すように、データ0のADIPユニットの先頭から14〜16番目のウォブルの位置にMSKが配置され、データ1のADIPユニットの先頭から12〜14番目のウォブルの位置にMSKが配置される。このように、MSKの位置によって、データの0と1とが表されている。
データ0のADIPユニットにおいて、MSKが0とされると共に、先頭から18〜55番目のウォブルの区間に0を表すSTWが配置される。データ1のADIPユニットにおいて、MSKが1とされると共に、先頭から18〜55番目のウォブルの区間に1を表すSTWが配置される。
STW方式は、基本波(cos(2πft))に対して2次高調波(sin(2π2ft)) を加算または減算することによって、のこぎり歯に似た変調波形を生成するものである。2次高調波の振幅は、基本波形の1/4程度の小さなものとされている。データの"0" または"1" によって、加算および減算の一方が選択されるので、変調波形が異なったものとされる。参照ユニットとデータユニットのウォブル番号が18〜54の区間に繰り返して記録されている。
このように2種類の方式を使用するのは、各方式の短所を補うことを可能とするためである。MSK方式では、ADIPユニットの先頭の3個のウォブルを変調することによって1ビットが記録されるので、再生時のデータの位置を決める基準として使うことができる。一方、STW方式は、微小な波形変化として、広い範囲にわたって繰り返し記録されており、再生時には、再生信号を積分して"0" または"1" を判別している。したがって、再生信号をデータの区切りを検出するための情報として使用することが難しい。しかしながら、局所的な記録方式であるMSK方式は、ディスク上の傷、ゴミ等に起因する欠陥の影響を受けやすい。STW方式は、より長い期間にわたって記録されるので、欠陥の影響を受けにくい利点がある。
図5および図6を参照してSTW方式の変調ウォブル信号についてより詳細に説明する。図5および図6において、横軸が時間軸を示し、基本ウォブル波形の1周期(すなわち、1ウォブル)が図示され、縦軸が正規化された振幅を示す。図5Aは、データc(n)が"1" の場合の波形を示し、図6Aは、データc(n)が"0" の場合の波形を示す。
図5Aおよび図6Aにおいて、破線で示す波形が基本ウォブル波形S0(=cos(2πft) である。c(n)="1" の場合では、基本ウォブル波形S0に対して2倍の周波数のsin信
号が加算されることによって変調された波形S1が形成される。すなわち、S1=Acos(2πft) +asin(2π2ft)である。A>aの関係とされ、例えばA=1,a=0.2とされる。この変調ウォブル波形S1は、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの径方向では、ディスクの外側方向)が基本ウォブル波形S0に比して緩やかで、立ち下がり(ディスクの径方向では、ディスクの内側方向)が基本ウォブル波形S0に比して急峻となるように変調された波形である。
図6Aに示すように、c(n)="0" の場合では、基本ウォブル波形S0に対して2倍の周波数のsin信号が減算されることによって変調された波形S2が形成される。すなわち、
S2=Acos(2πft) −asin(2π2ft)である。この変調ウォブル波形S2は、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの外側方向)が基本ウォブル波形S0に比して急峻で、立ち下がり(ディスクの内側方向)が基本ウォブル波形S0に比して緩やかとなるように変調された波形である。変調ウォブル波形S1およびS2の何れも、ゼロクロス点が基本ウォブル波形と同一の位相となり、再生側におけるクロックを容易に抽出できるようになされている。
図5Aおよび図6Aにおいて、波形S3およびS4のそれぞれは、再生側の処理において使用される周波数が基本波の2倍の周波数のsin 信号(sin(2π2ft))を再生変調ウォブル信号に乗じたものを示す。すなわち、再生変調ウォブル波形S1×sin(2π2ft)によって波形S3が得られ、再生変調ウォブル波形S2×sin(2π2ft)によって波形S4が得られる。
再生側では、図5Bおよび図6Bにそれぞれ示すように、波形S3およびS4のそれぞれを1ウォブル周期にわたって積分(積算)することによって積分値ΣS3およびΣS4が得られる。1ウォブル周期を経過した時点の積分値ΣS3が正の値v1となる。一方、1ウォブル周期を経過した時点の積分値ΣS4が負の値v0となる。積分値は、例えばv1=+1、v0=−1と扱われる。
データの1ビットが56ウォブルで表されるので、全て+1であれば、56ウォブルの積分結果として+56が得られ、全て−1であれば、56ウォブルの積分結果として−56が得られる。各ウォブルの積分値として求められた再生チップ系列に対して記録時に使用されたのと同一の符号系列が乗算され、その結果を56ウォブル積分した結果に基づいてデータの1ビット("1" /"0" )が判別される。
<2.一実施の形態>
「BDフォーマットとの主たる相違点」
本開示の一実施の形態では、上述したBDフォーマットとの主たる相違点は、以下の通りである。
・BDフォーマットでは、線速度一定(以下、CLV(Constant Linear Velocity)と
称する)でディスクを回転させるのに対して、本開示では、角速度一定(以下、CAV(Constant Angular Velocity: 角速度一定)と称する)でディスクを回転させる。ディスクの半径方向を分割して複数のゾーンを形成し、ゾーン内では、CAV制御を行うゾーンCAVを採用しても良い。CAVまたはゾーンCAVによって渦巻き状のウォブルトラックにおいて、ディスクの半径方向でウォブルの基本波の角度位相が互いに同じものとできる。
・BDフォーマットでは、グルーブに記録するグルーブ記録方式であるのに対して、本開示では、記録容量を増加させるために、グルーブおよびランドの両方に記録を行う。なお、上述したように、溝のことをグルーブと称し、グルーブにより形成されるトラックをグルーブトラックと称する。グルーブは、光ディスクを製造する時に、レーザ光によって照射される部分と定義され、隣接するグルーブ間に挟まれるエリアをランドと称し、ランドにより形成されるトラックをランドトラックと称する。
・グルーブトラックでは、ウォブルアドレスがBDと同様に読むことができる。
・ランドトラックでは、隣接する両側のグルーブを同じ信号(同じ周波数且つ同じ位相)にした場合に、ウォブルアドレスを読むことができる。このため、上述したCAVまたはゾーンCAVが必要とされる。
「光ディスクの一例」
図7Aに示すように、例えばディスクの1周(1トラック)が8分割され、時計回転方向にトラック内のアドレスエリア1、トラック内のアドレスエリア2、・・・・、トラック内のアドレスエリア8が順に規定される。トラックアドレスは、隣接するグルーブアドレスとランドアドレスとの対に対して同一トラックアドレスが規定される。グルーブとランドの区別は、トラッキングサーボに基づいて判別される。すなわち、光ディスク再生装置は、グルーブトラックを再生する場合と、ランドトラックを再生する場合とで、トラッキングの極性を反転するようになされる。このトラッキングの極性に対応してグルーブとランドとを区別することができる。
アドレスは、ウォブルグルーブとして記録され、ウォブルグルーブが内周から外周まで同じ角度位相で形成されている。すなわち、図7Bに拡大して示すように、グルーブトラックは、同じ角度位相で同じ径方向にウォブルされるように形成されている。その結果、ランドトラックを走査すると、隣接する両側のグルーブトラックに記録されているアドレスを読み取ることができる。
「アドレス情報の配置(記録)」
図8を参照して本開示の一実施の形態によるアドレス情報の配置について説明する。図8は、ディスク径方向に連続するグルーブトラックおよびランドトラックLを模式的に示している。一例として、図の上側がディスクの内側(中心側)であり、下側がディスクの外周側である。ディスクの内側から外側に向かってスパイラル状にグルーブが形成され、トラックアドレスが外側に向かって増加するようになされている。さらに、図に向かって左から右へビームスポット(記録/再生ビームスポット)が走査するものする。隣接するグルーブトラックおよびランドトラックのアドレスが共通とされている。図8の例では、グルーブトラックと、その外側のランドトラックとが同一のトラックアドレスを持つようにされている。
グルーブトラックのトラックアドレスは、トラックの1周毎に、・・・,N−1,N,N+1,N+2と規定されている。N=1,2,3,・・・である。所定のデータ単位例えば1RUBがトラックの1周内に例えば3個含まれる。ランドトラックのトラックアドレスも同様に規定される。図8には、トラックアドレスの(100,101,102)の部分が示されている。なお、(#100 i)の表記は、トラックアドレスが(100)でトラック内アドレスがi(i=1,2,・・・,8)を意味する。
N番目のグルーブトラックには、トラックアドレスNが記録される第1の区間と、トラックアドレス(N−1)が記録される第2の区間とが交互に設けられている。第1および第2の区間は、例えばトラック内アドレスの区間とされる。(N=100)のグルーブトラックでは、(#100 1)(#99 2)(#100 3)(#99 4)(#100 5)(#99 6)・・・とアドレスが記録される。
各グルーブアドレス情報は、BDフォーマットと同様に、ADIPワードのデータ構造を有するものとされる。したがって、現行のBD再生装置のデコーダによってアドレス情報を再生することができる。但し、BDフェーダー以外のデータ構造でもってアドレス情報をグルーブに記録するようにしても良い。
次の(N+1)番目のグルーブトラックには、トラックアドレス(N+1)が記録される第1の区間と、トラックアドレスNが記録される第2の区間とが交互に設けられている。(N=101)のトラックアドレスのグルーブトラックでは、(#100 1)(#101 2)(#100 3)(#101 4)(#100 5)(#101 6)・・・とアドレスが記録される。この場合、ディスクの径方向の両側に隣接するグルーブ(グルーブトラックアドレスNおよびグルーブトラックアドレス(N+1))で、共通するトラックアドレスN(#100)が記録されている第1の区間および第2の区間が一致するようにされる。図8の例では、これらの区間が径方向で同一位置に揃うようにされる。すなわち、アドレスNが同じ径方向にウォブルされ、同じ角度位相で形成される。
このように、グルーブに対してアドレスを記録することによって、N番目のランドトラックにおいては、両側のグルーブトラックにN番目のトラックアドレスの同一のアドレス(#N i)が記録されている場合にのみ、アドレスを読むことができる。そうでない区間では、アドレスを得ることができない。図8の例では、(N=#100)のランドトラックでは、同じ角度位相で形成されている(#100 1)(#100 3)(#100 5)・・・が正しいアドレスとして読むことができる。ランドトラックにおいて、Xで示す区間は、アドレスを読むことができない区間である。
(N=#100)のグルーブトラックでは、全てのアドレスを読むことができる。アドレス(#N i)((#100 1)(#100 3)(#100 5)・・・)は、正しいアドレスである。但し、(#N−1 i)((#99 2)(#99 4)(#99 5)・・・)は、読むことができるが、正しいアドレスではない。図8において、太線および大きな文字で示すアドレスは、正しいグルーブアドレスおよびランドアドレスを意味している。いつ細線および小さな文字で示すアドレスは、再生できるが、正しくないアドレスを意味している。
さらに、トラックアドレス(N+1)(例えば#101)のランドトラックにおいては、両側のグルーブトラックに同一のアドレス(#N+1 i)が記録されている場合にのみ、アドレスを読むことができる。そうでない区間では、アドレスを得ることができない。図8の例では、(#101)のランドトラックでは、同じ角度位相で形成されている(#101 2)(#101 4)(#101 6)・・・が正しいアドレスとして読むことができる。ランドトラックにおいて、Xで示す区間は、アドレスを読むことができない区間である。
(N=#101)のグルーブトラックでは、全てのアドレスを読むことができる。アドレス(#N+1 i)((#101 2)(#101 4)(#101 6)・・・)は、正しいアドレスである。但し、(#N i)((#100 1)(#100 3)(#100 6)・・・)は、読むことができるが、正しいアドレスではない。
上述したように、本開示の一実施の形態では、グルーブトラックNでは、トラックアドレスNとトラックアドレス(N−1)とが交互に再生される。この二つのトラックアドレスが交互に再生される条件で、より数の大きいトラックアドレスNが正しいものとされる。トラックアドレス(N−1)は、正しくないアドレスであるので、正しいトラックアドレスNに置き換えられる。トラック内アドレスは、連続性に基づいて補間することができる。
ランドトラックNでは、読むことができたトラックアドレスが正しいアドレスと扱われる。区間毎に交互にランドトラックアドレスを読むことができる。読めないアドレスは、正しいトラックアドレスNに置き換えられる。トラック内アドレスは、連続性に基づいて補間することができる。
上述した図8の例では、グルーブトラックと、その外側のランドトラックとが同一のトラックアドレスを持つようにされている。しかしながら、グルーブトラックと、その内側のランドトラックとが同一のトラックアドレスを持つようにしても良い。この場合では、
トラックアドレスNのグルーブトラックには、第1の区間にトラックアドレスNが記録され、第2の区間にトラックアドレス(N+1)が記録される。
「トラックアドレスの配置の変形例」
図9に、トラックアドレスの配置の変形例を示す。アドレスNのグルーブトラックにおいて、アドレスNが記録される第1の区間が連続する二つのトラック内アドレスによって形成される。第1の区間を3以上のトラック内アドレスの区間によって形成しても良い。図9に示すアドレス配置では、グルーブトラックでは、正しいアドレスが連続して2回得られる。正しいグルーブトラックアドレスとして、より数の大きい方のアドレスが採用される。正しいグルーブトラックアドレスが得られない区間は、補間によって正しいアドレスを得ることができる。ランドトラックでは、2つのトラック内アドレスが正しいアドレスとして読むことができる。読めない区間は、補間によって正しいランドトラックアドレスを得ることができる。
「ディスク再生装置」
本開示の一実施の形態によるディスク再生装置について、アドレスの再生を主に説明する。図10に示すように、グルーブアドレスおよびランドアドレスが記録されている光ディスク1に対してデータが記録され、光ディスク1からデータが再生される。
光ディスク1がスピンドルモータ2によって角速度一定で回転される。すなわち、光ディスク1がCAV方式で回転される。ゾーンCAV方式を使用しても良い。光学ヘッド3に対してレーザ駆動部4からの駆動信号が供給され、記録データ5に応じて強度が変調されたレーザビームが光学ヘッド3から光ディスク1に対して照射され、再生されたアドレス情報に基づいて決定された光ディスク1の所定の位置にデータが記録される。
光ディスク1に対して光学ヘッド3からの読み取りレーザビームが照射され、その反射光が光学ヘッド3内のフォトディテクタによって検出され、信号検出部6によって再生信号が検出される。信号検出部6からは、再生信号7、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボエラー信号8、並びにウォブル信号9が取り出される。
ウォブル信号9は、トラック方向で光検出素子が2分割された検出器の出力信号である。例えば二つの検出器の和の信号がウォブル信号9として取り出される。ウォブル信号9は、ウォブル波形に応じたものとなる。トラックの両側のウォブルが同一位相の場合に、ウォブル信号9のレベルが最大となり、両側のウォブルが逆位相の場合に、ウォブル信号9のレベルが最小となる。
エラー信号8がサーボ回路10に供給される。サーボ回路10によってスピンドルモータ2の回転が角速度一定に制御され、光学ヘッド3のフォーカスおよびトラッキングが制御される。
信号検出部6により検出されたウォブル信号9がA/Dコンバータ11に供給され、A/Dコンバータ11によってディジタル信号に変換される。A/Dコンバータ11の出力信号がデジタルPLL(Phase Locked Loop )12に供給される。PLL12から再生信号と同期したクロックが出力される。クロックが再生時の処理のタイミングの基準とされる。
ウォブル信号のデジタル出力がADIPデコーダ13に供給される。ADIPデコーダ13は、ADIPワード毎にSTWとして記録されているアドレスデータ等を復号し、エラー訂正を行う。ADIPデコーダ13により復号されたアドレスデータがアドレス抽出部14に供給される。
アドレス抽出部14では、トラッキングサーボに基づいてグルーブトラックとランドトラックとを識別する。上述したように、正しいトラックアドレスを選択すると共に、正しいアドレスが得られない区間のトラックアドレスを補間によって生成する。
<3.変形例>
以上、本開示の実施の形態について具体的に説明したが、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、本開示の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施の形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いても良い。
なお、本開示は、以下のような構成も取ることができる。
(1)
CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
前記グルーブにおいて、アドレスN(=0,1,2,3,・・・)がウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、
ランドトラックの両側に位置する2つのグルーブトラックにおいて、一方のグルーブトラックの前記第1の区間と、他方のグルーブトラックの前記第2の区間とが一致するようにされ、
前記第1の区間から前記グルーブのアドレスを読み、前記ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている前記第1および第2の区間から前記ランドのアドレスを読むようにした光情報記録媒体。
(2)
CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
グルーブトラック上に、ランドの複数のトラックアドレスNと、ランドの複数のトラックアドレス(N−1)または(N+1)が形成され、
前記ランドのトラックアドレスN(=0,1,2,3,・・・)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレスNが、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成され、
前記ランドのトラックアドレス(N−1)または(N+1)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレス(N−1)または(N+1)が、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成される光情報記録媒体。
(3)
隣接するグルーブおよびランドのアドレスが共通である(1)(2)の何れかに記載の光情報記録媒体。
(4)
光ディスクに渦巻き状または同心円状に前記グルーブが形成され、1周のトラック毎にトラックアドレスが付加される(1)(2)(3)の何れかに記載の光情報記録媒体。
(5)
前記トラックアドレスが分割されてトラック内アドレスが規定される(4)に記載の光情報記録媒体。
(6)
CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
前記グルーブにおいて、アドレスN(=0,1,2,3,・・・)がウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、
ランドトラックの両側に位置する2つのグルーブトラックにおいて、一方のグルーブトラックの前記第1の区間と、他方のグルーブトラックの前記第2の区間とが一致するようにされた光情報記録媒体を光学的に再生し、
前記第1の区間から前記グルーブのアドレスを読み、前記ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている前記第1および第2の区間から前記ランドのアドレスを読むようにした光情報記録媒体再生装置。
(7)
CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
グルーブトラック上に、ランドの複数のトラックアドレスNと、ランドの複数のトラックアドレス(N−1)または(N+1)が形成され、
前記ランドのトラックアドレスN(=0,1,2,3,・・・)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレスNが、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成され、
前記ランドのトラックアドレス(N−1)または(N+1)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレス(N−1)または(N+1)が、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成される光情報記録媒体を光学的に再生する光情報記録媒体再生装置。
(8)
隣接するグルーブおよびランドのアドレスが共通であり、トラッキングサーボに基づいてグルーブおよびランドのアドレスを識別する(6)(7)の何れかに記載の光情報記録媒体。
(9)
前記第1の区間から再生される二つのグルーブアドレスの内の一方を正しいグルーブアドレスとする(6)(7)の何れかに記載の光情報記録媒体再生装置。
(10)
前記第1の区間および前記第2の区間から読むことができたアドレスを前記ランドアドレスとする(6)(7)の何れかに記載の光情報記録媒体再生装置。
1・・・光ディスク
2・・・スピンドルモータ
3・・・光学ヘッド
12・・・PLL
13・・・ADIPデコーダ
14・・・アドレス抽出部

Claims (10)

  1. CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
    ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
    前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
    前記グルーブにおいて、アドレスN(=1,2,3,・・・)がウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、
    ランドトラックの両側に位置する2つのグルーブトラックにおいて、一方のグルーブトラックの前記第1の区間と、他方のグルーブトラックの前記第2の区間とが一致するようにされ、
    前記第1の区間から前記グルーブのアドレスを読み、前記ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている前記第1および第2の区間から前記ランドのアドレスを読むようにした光情報記録媒体。
  2. CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
    ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
    前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
    グルーブトラック上に、ランドの複数のトラックアドレスNと、ランドの複数のトラックアドレス(N−1)または(N+1)が形成され、
    前記ランドのトラックアドレスN(=1,2,3,・・・)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレスNが、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成され、
    前記ランドのトラックアドレス(N−1)または(N+1)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレス(N−1)または(N+1)が、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成される光情報記録媒体。
  3. 隣接するグルーブおよびランドのアドレスが共通である請求項1に記載の光情報記録媒体。
  4. 光ディスクに渦巻き状または同心円状に前記グルーブが形成され、1周のトラック毎にトラックアドレスが付加される請求項1に記載の光情報記録媒体。
  5. 前記トラックアドレスが分割されてトラック内アドレスが規定される請求項4に記載の光情報記録媒体。
  6. CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
    ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
    前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
    前記グルーブにおいて、アドレスN(=1,2,3,・・・)がウォブル信号でもって記録される第1の区間と、アドレス(N−1)または(N+1)がウォブル信号でもって記録される第2の区間とが交互に設けられ、
    ランドトラックの両側に位置する2つのグルーブトラックにおいて、一方のグルーブトラックの前記第1の区間と、他方のグルーブトラックの前記第2の区間とが一致するようにされた光情報記録媒体を光学的に再生し、
    前記第1の区間から前記グルーブのアドレスを読み、前記ランドトラックの両側に位置し、同一アドレスがそれぞれ記録されている前記第1および第2の区間から前記ランドのアドレスを読むようにした光情報記録媒体再生装置。
  7. CAVまたはゾーンCAVの光情報記録媒体であって、
    ウォブルするグルーブが予め形成され、前記グルーブおよび前記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
    前記グルーブのウォブル信号によってアドレスを記録するようになされ、
    グルーブトラック上に、ランドの複数のトラックアドレスNと、ランドの複数のトラックアドレス(N−1)または(N+1)が形成され、
    前記ランドのトラックアドレスN(=1,2,3,・・・)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレスNが、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成され、
    前記ランドのトラックアドレス(N−1)または(N+1)は、トラックを横断する方向の両側に隣接するグルーブで、該トラックアドレス(N−1)または(N+1)が、同じ角度位相で形成され、同じ方向にウォブルされることにより形成される光情報記録媒体を光学的に再生する光情報記録媒体再生装置。
  8. 隣接するグルーブおよびランドのアドレスが共通であり、トラッキングサーボに基づいてグルーブおよびランドのアドレスを識別する請求項6に記載の光情報記録媒体。
  9. 前記第1の区間から再生される二つのグルーブアドレスの内の一方を正しいグルーブアドレスとする請求項6に記載の光情報記録媒体再生装置。
  10. 前記第1の区間および前記第2の区間から読むことができたアドレスを前記ランドアドレスとする請求項6に記載の光情報記録媒体再生装置。
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