JP2013251032A - 光情報記録媒体および再生装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】グルーブ再生時はもとよりランド再生時にも、アドレス情報を復元できる光情報記録媒体および再生装置を提供する。
【解決手段】
光情報記録媒体は、連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、一の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報により変調され、他の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの他方のランドのアドレス情報で変調されたものである。
【選択図】図7

Description

本技術は、光情報記録媒体および再生装置に関する。
従来、レ−ザ光を用いて情報を記録或いは記録情報を再生する光ディスクが実用化されている。光ディスクの種類としては、再生専用型、追記型および書き替え型がある。追記型および書き換え型では、情報の記録のために、予め光ディスクの位置を示すアドレス情報が記録されている必要がある。
アドレス情報を記録する方法して、2種類のものが知られている。その一つは、アドレス情報をプリフォーマットピットとして記録する方式である。他の方式は、溝に対してウォブルと称される溝を形成する信号をアドレス情報によって変調する方式である。プリフォーマットピットを記録することは、ユーザデータの記録用エリアを減少させ、光ディスクの記録容量を減少させる問題がある。ウォブル方式は、そのような問題がない利点がある。なお、溝のことをグルーブと称し、グルーブにより形成されるトラックをグルーブトラックと称する。グルーブは、光ディスクを製造する時に、レーザ光によって照射される部分と定義され、隣接するグルーブ間に挟まれるエリアをランドと称し、ランドにより形成されるトラックをランドトラックと称する。
アドレスをウォブルによって記録する場合、さらなる記録容量の増大のためには、グルーブトラックおよびランドトラックの両方にデータを記録する方法(ランド/グルーブ記録方式と適宜称する)が望ましい。ランド/グルーブ記録方式においては、グルーブトラックに対するアドレス情報は、カッティッグ時にレーザ光を偏向させることによって記録することができる。しかしながら、ランドトラックに対するアドレスをウォブルによって記録することが困難である。ランドトラックを走査した場合には、両側のグルーブトラックのウォブルが再生される。しかも、これらのウォブルは、異なるグルーブトラックの情報であり、ウォブルの位相が揃っておらず、正常に再生することが困難である。
従来からランド/グルーブ記録方式において、グルーブトラックおよびランドトラックの両方のアドレスを再生することを可能とする光ディスクが提案されている。特許文献1に記載されているものは、グルーブトラックにアドレスをウォブルによって記録する場合に、間欠的にアドレスを記録し、且つ隣のグルーブトラックとの間でアドレスの記録位置の位相を反転させるものである。このようにすると、ウォブルトラックを再生する時に元々記録されているアドレス情報が間欠的に再生され、ランドトラックを再生すると、隣接する両側のグルーブトラックのアドレスが交互に再生されることになる。したがって、グルーブ走査時およびランド走査時の何れにおいてもウォブル情報(アドレス情報)を得ることができる。
特許文献2および3に記載のものは、ランドトラックおよびグルーブトラックのそれぞれをウォブルさせ、各トラックの片方の側壁にアドレス情報をウォブルによって記録する。さらに、ウォブルトラックのアドレス情報ブロックとグルーブトラックのアドレス情報ブロックとをトラック方向にずらして配置するものである。
特開平9−219024号公報 特開2003−178464号公報 特開2006−228293号公報
グルーブランド記録方式を採用した場合、従来のウォブルによるアドレス情報の記録再生方法では、再生レーザスポットがランド部にある際、隣接する両グルーブのウォブルにより記録されたアドレス信号が混合してしまい、アドレス情報を正しく再生することができなかった。
したがって、本技術の目的は、グルーブ再生時はもとよりランド再生時にも、アドレス情報を復元できる光情報記録媒体および再生装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、本技術は、アドレス情報の記録がCAV方式またはゾーンCAV方式により行われた光情報記録媒体であって、連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、一の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報により変調され、他の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの他方のランドのアドレス情報で変調された光情報記録媒体である。
本技術は、アドレス情報の記録がCAV方式またはゾーンCAV方式により行われた光情報記録媒体であって、連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、グルーブおよびグルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、一の変調波が、ランドを挟む隣接グルーブの一方のグルーブのアドレス情報で、変調され、他の変調波が、ランドを挟む隣接グルーブの他方のグルーブのアドレス情報で、変調された光情報記録媒体である。
本技術は、アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波はウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波である光情報記録媒体からウォブル信号を読み出す読み出し部とウォブル信号から抽出される複数の変調波を復調する復調部とを備え、復調部において、一の変調波が復調されて、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報が復元され、他の変調波が復調されて、グルーブを挟む隣接ランドの他方のアドレス情報が復元され、アドレス情報が復元された一方のランドおよび他方のランドに挟まれたグルーブとして、グルーブのアドレス情報が再生される再生装置である。
本技術は、アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波はウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波である光情報記録媒体からウォブル信号を読み出す読み出し部とウォブル信号から抽出される複数の変調波を復調する復調部とを備え、復調部において、一の変調波が復調されて、ランドを挟む隣接グルーブの一方のグルーブのアドレス情報が復元され、他の変調波が復調されて、ランドを挟む隣接グルーブの他方のグルーブのアドレス情報が復元され、アドレス情報が復元された一方のグルーブおよび他方のグルーブに挟まれたランドとして、ランドのアドレス情報が再生される再生装置である。
本技術によれば、グルーブ再生時はもとよりランド再生時にも、アドレス情報を復元できる。
BDフォーマットのアドレスデータの説明のための略線図である。 BDフォーマットのADIPユニットの説明のための略線図である。 BDフォーマットのADIPワードのデータ構造の説明のための略線図である。 MSKの説明のための波形図である。 STWの説明のための波形図である。 STWの説明のための波形図である。 図7Aは光ディスクの構成例を示す略線図である。図7Bは図7Aの光ディスクの一部を拡大した拡大図である。 図8A〜図8Bは、光ディスクの一部を拡大した拡大図である。 図9A〜図9Bは、OFDM変調を説明するためのグラフである。 図10A〜図10Bは、光ディスクの一部を拡大した拡大図である。 図11A〜図11Bは、光ディスクの一部を拡大した拡大図である。 図12A〜図12Dは、ウォブル波形の例を示す波形図である。 図13A〜図13Dは、ウォブル波形の例を示す波形図である。 図14A〜図14Dは、ウォブル波形の例を示す波形図である。 図15A〜図15Dは、ウォブル波形の例を示す波形図である。 図16A〜図16Dは、ウォブル波形の例を示す波形図である。 図17は、アドレス記録装置の構成例を示すブロック図である。 図18は、ディスク再生装置の構成例を示すブロック図である。 図19は、OFDM復調部の構成例を示すブロック図である。
以下、本技術の実施の形態について図面を参照して説明する。以下に説明する実施の形態は、本技術の好適な具体例であり、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかしながら、本技術の範囲は、以下の説明において、特に本技術を限定する旨の記載がない限り、これらの実施の形態に限定されないものとする。
以下の説明は、下記の順序にしたがってなされる。
<1.BDフォーマット>
<2.第1の実施の形態:光情報記録媒体>
<3.第2の実施の形態:アドレス記録装置>
<4.第3の実施の形態:ディスク再生装置>
<1.BDフォーマット>
本技術では、アドレス情報のフォーマット等をBD(Blu−ray Disc(登録商標))フォーマットに準じるものとしている。このことによって、実用化されている高密度光ディスクであるBDの技術の多くの部分を利用できる。したがって、本開示の説明に先立ってBDフォーマットにおけるアドレス情報について説明する。
図1に示すように、書き込まれるメインデータは、RUB(Recording Unit Block)の系列(RUBn+0,RUBn+1,RUBn+2,RUBn+3,・・・・)である。RUBは、メインデータ(記録再生データ)を記録する単位であり、所定の長さ例えば64kバイトとされている。1RUB毎に3個のADIP(Address In Pregroove)ワードADIP0、ADIP1、ADIP2が割り当てられている。ADIP0、ADIP1、ADIP2は、互いに同一のアドレス情報を有している。
さらに、一つのADIPワードには、83(ユニットナンバー0−82)のADIPユニットが含まれている。一つのADIPワード中には、24ビットのアドレス情報、12ビットの補助データ、リファレンス領域、エラー訂正コード等が格納されている。これらの情報は、83ADIPユニット中の例えば60ADIPユニットを使用して表されている。
図2に示すように、合計56個のウォブルのかたまりがADIPユニットとされ、このADIPユニットで"0"または"1"の1ビットあるいは同期情報あるいは参照ユニットあるいはモノトーンユニットが表現される。1ウォブルは、例えば基本ウォブル波形(cos(2πft))の1周期である。したがって、1ADIPワードが(83×56)ウォブルからなる。図2には、ADIPユニットの8種類(モノトーンユニット、参照ユニット、4種類の同期ユニットおよびデータの"0"および"1"をそれぞれ表す2種類のデータユニット)が示されている。なお、図2では、スペース上の制約から35個のウォブルのかたまりが示されている。
図2に示すように、56ウォブルからなるADIPユニットに対して0から55のウォブル番号を付加して区別すると、例えばウォブル番号が0から2までの区間等は、MSK(Minimum Shift Keying)で変調され、リファレンスユニットとデータユニットのウォブル番号18から54までがSTW(Saw Tooth Wobble)で変調される。変調されていないモノトーン・ウォブルは、所定周波数(cos(2πft))の基本波でウォブルする。
ADIPワードは、図3に示すようなデータ構造を有する。図3におけるADIPユニットタイプが図2におけるADIPユニットの種類と対応している。一つのADIPワードには、60ビットのデータが含まれている。
MSKは、図4に示すように、3個のウォブルによって構成されている。前後のウォブルの周波数が基本波の1.5倍とれているので、中心のウォブルの波形がMSKでない部分に対して極性が反転されている。各ADIPユニットの先頭(0−2番目のウォブル)に対して配置され、ADIPユニットの先頭位置を検出するために使用される。
さらに、図2に示すように、データ0のADIPユニットの先頭から14〜16番目のウォブルの位置にMSKが配置され、データ1のADIPユニットの先頭から12〜14番目のウォブルの位置にMSKが配置される。このように、MSKの位置によって、データの0と1とが表されている。
データ0のADIPユニットにおいて、MSKが0とされると共に、先頭から18〜55番目のウォブルの区間に0を表すSTWが配置される。データ1のADIPユニットにおいて、MSKが1とされると共に、先頭から18〜55番目のウォブルの区間に1を表すSTWが配置される。
STW方式は、基本波(cos(2πft))に対して2次高調波(sin(2π2ft))を加算または減算することによって、のこぎり歯に似た変調波形を生成するものである。2次高調波の振幅は、基本波形の1/4程度の小さなものとされている。データの"0"または"1"によって、加算および減算の一方が選択されるので、変調波形が異なったものとされる。参照ユニットとデータユニットのウォブル番号が18〜54の区間に繰り返して記録されている。
このように2種類の方式を使用するのは、各方式の短所を補うことを可能とするためである。MSK方式では、ADIPユニットの先頭の3個のウォブルを変調することによって1ビットが記録されるので、再生時のデータの位置を決める基準として使うことができる。一方、STW方式は、微小な波形変化として、広い範囲にわたって繰り返し記録されており、再生時には、再生信号を積分して"0"または"1"を判別している。したがって、再生信号をデータの区切りを検出するための情報として使用することが難しい。しかしながら、局所的な記録方式であるMSK方式は、ディスク上の傷、ゴミ等に起因する欠陥の影響を受けやすい。STW方式は、より長い期間にわたって記録されるので、欠陥の影響を受けにくい利点がある。
図5および図6を参照してSTW方式の変調ウォブル信号についてより詳細に説明する。図5および図6において、横軸が時間軸を示し、基本ウォブル波形の1周期(すなわち、1ウォブル)が図示され、縦軸が正規化された振幅を示す。図5Aは、データc(n)が"1"の場合の波形を示し、図6Aは、データc(n)が"0"の場合の波形を示す。
図5Aおよび図6Aにおいて、破線で示す波形が基本ウォブル波形S0(=cos(2πft)である。c(n)="1"の場合では、基本ウォブル波形S0に対して2倍の周波数のsin信号が加算されることによって変調された波形S1が形成される。すなわち、S1=Acos(2πft)+asin(2π2ft)である。A>aの関係とされ、例えばA=1,a=0.2とされる。この変調ウォブル波形S1は、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの径方向では、ディスクの外側方向)が基本ウォブル波形S0に比して緩やかで、立ち下がり(ディスクの径方向では、ディスクの内側方向)が基本ウォブル波形S0に比して急峻となるように変調された波形である。
図6Aに示すように、c(n)="0"の場合では、基本ウォブル波形S0に対して2倍の周波数のsin信号が減算されることによって変調された波形S2が形成される。すなわち、S2=Acos(2πft)−asin(2π2ft)である。この変調ウォブル波形S2は、時間方向に対して立ち上がり(ディスクの外側方向)が基本ウォブル波形S0に比して急峻で、立ち下がり(ディスクの内側方向)が基本ウォブル波形S0に比して緩やかとなるように変調された波形である。変調ウォブル波形S1およびS2の何れも、ゼロクロス点が基本ウォブル波形と同一の位相となり、再生側におけるクロックを容易に抽出できるようになされている。
図5Aおよび図6Aにおいて、波形S3およびS4のそれぞれは、再生側の処理において使用される周波数が基本波の2倍の周波数のsin信号(sin(2π2ft))を再生変調ウォブル信号に乗じたものを示す。すなわち、再生変調ウォブル波形S1×sin(2π2ft)によって波形S3が得られ、再生変調ウォブル波形S2×sin(2π2ft)によって波形S4が得られる。
再生側では、図5Bおよび図6Bにそれぞれ示すように、波形S3およびS4のそれぞれを1ウォブル周期にわたって積分(積算)することによって積分値ΣS3およびΣS4が得られる。1ウォブル周期を経過した時点の積分値ΣS3が正の値v1となる。一方、1ウォブル周期を経過した時点の積分値ΣS4が負の値v0となる。積分値は、例えばv1=+1、v0=−1と扱われる。
データの1ビットが56ウォブルで表されるので、全て+1であれば、56ウォブルの積分結果として+56が得られ、全て−1であれば、56ウォブルの積分結果として−56が得られる。各ウォブルの積分値として求められた再生チップ系列に対して記録時に使用されたのと同一の符号系列が乗算され、その結果を56ウォブル積分した結果に基づいてデータの1ビット("1"/"0")が判別される。
「BDフォーマットとの相違点」
本技術の実施の形態において、上述したBDフォーマットとの主たる相違点は、例えば、以下の点などが挙げられる。BDフォーマットでは、線速度一定(以下、CLV(Constant Linear Velocity)と称する)ディスクを回転させるのに対して、本技術では、角速度一定(以下、CAV(Constant Angular Velocity))でディスクを回転させてもよい。ディスクの半径方向を分割して複数のゾーンを形成し、ゾーン内では、CAV制御を行うゾーンCAVを採用しても良い。BDフォーマットでは、グルーブに記録するグルーブ記録方式であるのに対して、本技術では、グルーブおよびランドの両方に記録を行う。なお、上述したように、溝のことをグルーブと称し、グルーブにより形成されるトラックをグルーブトラックと称する。グルーブは、光ディスクを製造する時に、レーザ光によって照射される部分と定義され、隣接するグルーブ間に挟まれるエリアをランドと称し、ランドにより形成されるトラックをランドトラックと称する。レーザ光としては、ワンビームのレーザ光が用いられ、ランド/グルーブ記録方式用アドレス情報を記録したディスクを、1ビームの露光装置によって簡便にマスタリングできる。ウォブルによるアドレス情報の記録に、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調を適用している。
<2.第1の実施の形態:光情報記録媒体>
本技術の第1の実施の形態による光情報記録媒体について説明する。図7Aおよび図7Bは、第1の実施の形態による光情報記録媒体の構成例を示す。光情報記録媒体は、例えばディスク状の高密度記録光ディスクである。図7Aは光ディスクの略線図である。図7Bは図7Aの光ディスクの一部を拡大した図である。
図7Aおよび図7Bに示すように、光ディスク10には、内周から外周の方向または外周から内周の方向にスパイラル状に連続した溝状のグルーブGと隣接するグルーブG間に挟まれたエリアであるランドLが形成されている。この光ディスク10では、ランドLおよびグルーブGにデータが記録されるランドグルーブ記録方式で、データが記録される。光ディスク10のグルーブGには、ウォブルが形成されている。この光ディスクでは、ウォブルを形成する信号をアドレス情報によって変調する方式で、アドレス情報が記録されている。
(アドレス情報の記録再生)
本技術の光ディスクのアドレス情報の記録再生の例について説明する。上述の光ディスクには、本技術のアドレス情報の記録再生が適用される。
(光ディスクのアドレス情報の記録再生の第1の例)
本技術の光ディスクのアドレス情報の記録再生の第1の例について説明する。
(アドレス情報の記録)
図8Aおよび図8Bは、アドレス情報の記録を説明するために光ディスクの一部を拡大した拡大図である。光ディスクのアドレス情報の記録では、例えば、ウォブルの基本周波数をf0として、その逆数T=1/f0をアドレス情報の単位記録区間とし、基本周波数f0の整数倍の周波数成分を用いてアドレス情報を記録する。なお、本技術のアドレス情報の記録は、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)変調を適用したものである。この記録方式を簡略して説明すると、例えば、図9Aおよび図9Bに示すように、時間窓を決めて、再生信号x(t)をフーリエ変換すると、各高調波成分の強度と位相とを分離して検出できることを利用し、アドレス情報によりウォブルの各高調波成分を変調した信号を多重化したOFDM信号により、アドレス情報を記録するものである。
本技術の光ディスクのアドレス情報の記録方式としては、放射状に単位記録区間を揃える、角速度一定でディスクを回転させるCAV(Constant Angular Velocity)方式が採用される。なお、ディスクの半径方向を分割して複数のゾーンを形成し、ゾーン内では、CAV制御を行うゾーンCAVを採用しても良い。
第1の例では、ランドトラックに対して、中心から外周に向けて順に、トラック番号1〜n(nは2以上の整数)を振る。なお、図8Aおよび図8Bには、トラック番号11、12、13、14、15を振ったランドL11〜ランドL15が示されている。例えば、ウォブルの基本周波数は、常に無変調とし、クロックのタイミングおよびアドレス情報の単位記録区間を検出する目的で使用する。この単位記録区間ごとに、基本周波数の2次高調波成分をBPSK(Binary Phase Shift Keying)変調することにより、奇数トラック番号のランドのアドレス情報を記録する。基本周波数の3次高調波成分をBPSK変調することにより、偶数トラック番号のランドのアドレス情報を記録する。
すなわち、ランドトラックに対して、中心から外周に向けて順に、例えば、トラック番号1〜n(nは2以上の整数)を振り、無変調の基本波と、グルーブを挟む隣接するランドアドレスの一方(偶数トラック番号のランドアドレス)によりBPSK変調した2次高調波成分と、グルーブを挟む隣接するランドアドレスの他方(奇数トラック番号のランドアドレス)によりBPSK変調した3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブのウォブルで、グルーブを挟む隣接するランドの両方のアドレス情報を記録する。
具体的には、例えば、図8Bにおいて、偶数トラック番号12のランドL12と奇数トラック番号11のランドL11との間のグルーブGを記録する例では、無変調の基本波と、偶数トラック番号のランドL12のランドアドレスにより変調した2次高調波成分と、奇数トラック番号のランドL11のランドアドレスにより変調した3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブGのウォブルで、グルーブGを挟む両隣りのランドL12のアドレス情報およびランドL11のアドレス情報を記録する。
また、例えば、図8Bにおいて、偶数トラック番号12のランドL12と奇数トラック番号13のランドL13との間のグルーブGを記録する例では、無変調の基本波と、偶数トラック番号のランドL12のランドアドレスにより変調した2次高調波成分と、奇数トラック番号のランドL13のランドアドレスにより変調した3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブGのウォブルで、グルーブGを挟む両隣りのランドL12のアドレス情報およびランドL13のアドレス情報を記録する。
また、例えば、図8Bにおいて、奇数トラック番号13のランドL13と偶数トラック番号14のランドL14との間のグルーブGを記録する例では、無変調の基本波と、偶数トラック番号のランドL14のランドアドレスにより変調した2次高調波成分と、奇数トラック番号のランドL13のランドアドレスにより変調した3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブGのウォブルで、グルーブGを挟む両隣りのランドL13のアドレス情報およびランドL14のアドレス情報を記録する。
また、例えば、図8Bにおいて、奇数トラック番号15のランドL15と偶数トラック番号14のランドL14との間のグルーブGを記録する例では、無変調の基本波と、偶数トラック番号のランドL14のランドアドレスにより変調した2次高調波成分と、奇数トラック番号のランドL15のランドアドレスにより変調した3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブGのウォブルで、グルーブGを挟む両隣りのランドL15のアドレス情報およびランドL14のアドレス情報を記録する。
すなわち、図8Bに示すように、以下の重畳波形が、グルーブGのウォブルで記録される。
グルーブG(L11とL12との間):基本波と2次高調波成分(L12のランドアドレスによりBPSK変調)と3次高調波成分(L11のランドアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
グルーブG(L12とL13との間):基本波と2次高調波成分(L12のランドアドレスによりBPSK変調)と3次高調波成分(L13のランドアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
グルーブG(L13とL14との間):基本波と2次高調波成分(L14のランドアドレスによりBPSK変調)と3次高調波成分(L13のランドアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
グルーブG(L14とL15との間):基本波と2次高調波成分(L14のランドアドレスによりBPSK変調)と3次高調波成分(L15のランドアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
(アドレス情報の再生)
上述のようにアドレス情報が記録された光ディスクのアドレス情報の再生について説明する。
(ランドアドレス再生)
この光ディスクのランドのアドレス情報の再生では、ウォブルの再生信号(ウォブル信号)の2次高調波成分または3次高調波成分をBPSK復調することによりアドレス情報を再生する。
例えば、ウォブル信号からフーリエ級数展開の原理により、ウォブルの基本周波数成分、2次高調波成分および3次高調波成分を分離抽出する。無変調の基本周波数成分から、単位記録区間を検出し、また、2次高調波成分または3次高調波成分をBPSK復調し、アドレス情報を再生する。なお、2次高調波成分および3次高調波成分は、上述のようにアドレス情報によりBPSK変調された変調波である。
例えば、上述のようにアドレス情報を記録した奇数トラック番号のランドのアドレス情報の再生では、再生するランドのアドレス情報により変調されている3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。また、偶数トラック番号のランドのアドレス情報の再生では、再生するランドのアドレス情報により変調されている2次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
具体的には、例えば、図8Bにおいて、再生スポットS13がランドL13にあたる、ランドL13(奇数トラック番号)のアドレス情報の再生では、ランドL13のアドレス情報により変調された3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
また、例えば、図8Bにおいて、再生スポットS14がランドL14にあたる、ランドL14(偶数トラック番号)のアドレス情報の再生では、ランドL14のアドレス情報により変調された2次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
(グルーブアドレス再生)
一方、グルーブのアドレス情報の再生では、ウォブル信号の2次高調波成分および3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。例えば、ウォブル信号からフーリエ級数展開の原理により、基本周波数成分、2次高調波成分および3次高調波成分を分離抽出する。例えば、無変調の基本周波数成分から、単位記録区間を検出し、また、2次高調波成分および3次高調波成分をBPSK復調し、アドレス情報を復元する。
2次高調波成分は、アドレス情報を再生するグルーブに隣接する偶数トラック番号ランドのアドレス情報により変調されている。3次高調波成分は、アドレス情報を再生するグルーブに隣接する奇数トラック番号ランドのアドレス情報により変調されている。グルーブのアドレス情報の再生では、2次高調波成分をBPSK復調して、隣接する偶数トラック番号ランドのアドレス情報を復元すると共に、3次高調波成分をBPSK復調して、隣接する奇数トラック番号ランドのアドレス情報を復元する。そして、アドレス情報が復元された隣接する両方のランドに挟まれたグルーブとしてのアドレス情報を定義して、このグルーブのアドレス情報を再生する。
具体的には、例えば、図8Bにおいて、再生スポットS11-12がグルーブGにあたる、奇数トラック番号11のランドL11と偶数トラック番号12のランドL12との間のグルーブGのアドレス再生では、ランドL12のアドレス情報により変調された2次高調波成分を復調して、ランドL12のアドレス情報を復元する。ランドL11のアドレス情報により変調された3次高調波成分を復調して、ランドL11のアドレス情報を復元する。そして、隣接するランドL11およびランドL12に挟まれたグルーブGのアドレス情報を定義して、このグルーブGのアドレス情報を再生する。
同様に、再生スポットS12-13がグルーブGにあたる、偶数トラック番号12のランドL12と奇数トラック番号13のランドL13との間のグルーブGのアドレス再生では、ランドL12のアドレス情報により変調された2次高調波成分を復調して、ランドL12のアドレス情報を復元する。ランドL13のアドレス情報により変調された3次高調波成分を復調して、ランドL13のアドレス情報を復元する。そして、隣接するランドL13およびランドL12に挟まれたグルーブGとしてのアドレス情報を定義して、このグルーブGのアドレス情報を再生する。
(光ディスクのアドレス情報の記録再生の第2の例)
本技術の光ディスクのアドレス情報の記録再生の第2の例について説明する。なお、以下では、第1の例と同様の点の説明を適宜省略している。
(アドレス情報の記録)
図10Aおよび図10Bは、アドレス情報の記録を説明するために、光ディスクの一部を拡大した図である。第2の例では、グルーブトラックに対して、中心から外周に向けて順に、トラック番号1〜n(nは2以上の整数)を振る。なお、図10Aおよび図10Bには、トラック番号11、12、13、14を振ったグルーブG11〜G14が示されている。ウォブルの基本周波数は、常に無変調とし、クロックのタイミングおよびアドレス情報の単位記録区間を検出する目的で使用する。また、例えば、この単位記録区間ごとに、基本周波数の2次高調波成分を、例えばBPSK変調することにより偶数トラック番号のグルーブのアドレス情報を記録する。基本周波数の3次高調波成分を例えばBPSK変調することにより、奇数トラック番号のグルーブのアドレス情報を記録する。
すなわち、グルーブトラックに対して、中心から外周に向けて順に、例えば、トラック番号1〜n(nは2以上の整数)を振り、偶数トラック番号のグルーブアドレスについては、無変調の基本波と、グルーブアドレスによりBPSK変調した2次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブのウォブルで記録する。奇数トラック番号のグルーブアドレスについては、無変調の基本波と、グルーブアドレスによりBPSK変調した第3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブのウォブルで記録する。
具体的には、例えば、図10において、偶数トラック番号12のグルーブG12を記録する例では、無変調の基本波と、偶数トラック番号のグルーブG12のグルーブアドレスにより変調した2次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブG12のウォブルで記録する。また、例えば、図10において、奇数トラック番号13のグルーブG13を記録する例では、無変調の基本波と、奇数トラック番号のグルーブG13のグルーブアドレスにより変調した3次高調波成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブG13のウォブルで記録する。
すなわち、以下の重畳波形が、グルーブのウォブルで記録される。
グルーブG12:基本波と2次高調波成分(G12のグルーブアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
グルーブG13:基本波と2次高調波成分(G13のグルーブアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
(アドレス情報の再生)
上述のようにアドレス情報が記録された光ディスクのアドレス再生について説明する。
(ランドアドレス再生)
この光ディスクのランドのアドレス情報の再生では、ウォブル信号の2次高調波成分および3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。例えば、ウォブル信号からフーリエ級数展開の原理により、ウォブルの基本周波数成分、2次高調波成分および3次高調波成分を分離抽出する。無変調の基本周波数成分から、単位記録区間を検出し、また、2次高調波成分または3次高調波成分をBPSK復調し、アドレス情報を復元する。なお、2次高調波成分および3次高調波成分は、アドレス情報により変調された変調波である。
2次高調波成分は、アドレス情報を再生するランドに隣接する偶数トラック番号のグルーブのアドレス情報により変調されている。3次高調波成分は、アドレス情報を再生する奇数トラック番号のグルーブのアドレス情報により変調されている。ランドのアドレス情報の再生では、2次高調波成分をBPSK復調して、隣接する偶数トラック番号グルーブのアドレス情報を復元すると共に、3次高調波成分をBPSK復調して、隣接する奇数トラック番号グルーブのアドレス情報を復元する。そして、隣接する両方のグルーブに挟まれたランドとしてのアドレス情報を定義して、このランドのアドレス情報を再生する。
具体的には、例えば、図10Bにおいて、再生スポットS12-13がランドLにあたる、
偶数トラック番号12のグルーブG12とトラック番号13のグルーブG13との間のランドLのアドレス再生では、グルーブG12のアドレス情報に対応する2次高調波成分をBPSK復調して、グルーブG12のアドレス情報を復元する。グルーブG13のアドレス情報に対応する3次高調波成分をBPSK復調して、グルーブG13のアドレス情報を復元する。そして、隣接するグルーブG12と、隣接するグルーブG13とに挟まれたランドLとしてのアドレス情報を定義して、このランドLのアドレス情報を再生する。
(グルーブアドレス再生)
この光ディスクのグルーブのアドレス情報の再生では、ウォブル信号の2次高調波成分または3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
例えば、上述のようにアドレス情報を記録した奇数トラック番号のグルーブのアドレス情報の再生では、再生するグルーブのアドレス情報により変調されている3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。また、偶数トラック番号のグルーブのアドレス情報の再生では、再生するグルーブのアドレス情報により変調されている2次高調波を復調して、アドレス情報を復元する。
具体的には、例えば、図10Bにおいて、再生スポットS12がグルーブG12にあたる、グルーブG12(偶数トラック番号)のアドレス情報の再生では、グルーブG12のアドレス情報により変調された2次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
また、例えば、図10Bにおいて、再生スポットS13がグルーブG13にあたる、グルーブG13(奇数トラック番号)のアドレス情報の再生では、グルーブG13のアドレス情報により変調された3次高調波成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
(光ディスクのアドレス情報の記録再生の第3の例)
本技術の光ディスクのアドレス情報の記録再生の第3の例について説明する。なお、以下では、第1の例と同様の点の説明を適宜省略している。
(アドレス情報の記録)
図11Aおよび図11Bは、アドレス情報の記録を説明するために、光ディスクの一部を拡大した図である。第3の例では、グルーブトラックに対して、中心から外周に向けて順に、トラック番号1〜n(nは2以上の整数)を振る。なお、図11Aおよび図11Bには、トラック番号11、12、13、14を振ったグルーブG11〜G14が示されている。
ウォブルの基本周波数は、常に無変調とし、クロックのタイミングおよびアドレス情報の単位記録区間を検出する目的で使用する。また、例えば、この単位記録区間ごとに、基本周波数の2次高調波成分をQPSK(quadrature phase shift keying)変調することにより偶数トラック番号のグルーブおよび奇数番号のグルーブのアドレス情報を記録する。すなわち、基本周波数の2次高調波sin成分をBPSK変調することにより偶数トラック番号のグルーブのアドレス情報を記録し、基本周波数の2次高調波cos成分をBPSK変調することにより、奇数トラック番号のグルーブのアドレス情報を記録する。言い換えれば、2次高調波成分の位相を0度または180度の2値変調することによりグルーブのアドレス情報を記録し、2次高調波成分の位相を90度または270度として2値変調することにより記録する。
すなわち、グルーブトラックに対して、中心から外周に向けて順に、例えば、トラック番号1〜n(nは2以上の整数)を振り、偶数トラック番号のグルーブアドレスについては、無変調の基本波と、グルーブアドレスによりBPSK変調した2次高調波sin成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブのウォブルで記録する。奇数トラック番号のグルーブアドレスについては、無変調の基本波と、グルーブアドレスによりBPSK変調した2次高調波cos成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブのウォブルで記録する。
具体的には、例えば、図11において、偶数トラック番号12のグルーブG12を記録する例では、無変調の基本波と、偶数トラック番号のグルーブG12のグルーブアドレスにより変調した2次高調波sin成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブG12のウォブルで記録する。また、例えば、図11において、奇数トラック番号13のグルーブG13を記録する例では、無変調の基本波と、奇数トラック番号のグルーブG13のグルーブアドレスにより変調した2次高調波cos成分とを重畳した重畳波形を生成し、グルーブG13のウォブルで記録する。
すなわち、以下の重畳波形が、グルーブのウォブルで記録される。
グルーブG12:基本波と2次高調波sin成分(G12のグルーブアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
グルーブG13:基本波と2次高調波cos成分(G13のグルーブアドレスによりBPSK変調)との重畳波形
(アドレス情報の再生)
上述のようにアドレス情報が記録された光ディスクのアドレス再生について説明する。
(ランドアドレス再生)
この光ディスクのランドのアドレス情報の再生では、ウォブル信号の2次高調波sin成分および2次高調波cos成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。例えば、ウォブル信号からフーリエ級数展開の原理により、ウォブルの基本周波数成分、2次高調波sin成分および2次高調波cos成分を分離抽出する。無変調の基本周波数成分から、単位記録区間を検出し、また、2次高調波sin成分または2次高調波cos成分をBPSK復調し、アドレス情報を復元する。なお、2次高調波sin成分および2次高調波cos成分は、アドレス情報により変調された変調波である。
2次高調波sin成分は、アドレス情報を再生するランドに隣接する偶数トラック番号のグルーブのアドレス情報により変調されている。2次高調波cos成分は、アドレス情報を再生する奇数トラック番号のグルーブのアドレス情報により変調されている。ランドのアドレス情報の再生では、2次高調波sin成分をBPSK復調して、隣接する偶数トラック番号グルーブのアドレス情報を復元すると共に、2次高調波cos成分をBPSK復調して、隣接する奇数トラック番号グルーブのアドレス情報を復元する。そして、隣接する両方のグルーブに挟まれたランドとしてのアドレス情報を定義して、このランドのアドレス情報を再生する。
具体的には、例えば、図11Bにおいて、再生スポットS12-13がランドLにあたる、
偶数トラック番号12のグルーブG12とトラック番号13のグルーブG13との間のランドLのアドレス再生では、グルーブG12のアドレス情報に対応する2次高調波sin成分をBPSK復調して、グルーブG12のアドレス情報を復元する。グルーブG13のアドレス情報に対応する2次高調波cos成分をBPSK復調して、グルーブG13のアドレス情報を復元する。そして、隣接するグルーブG12と隣接するグルーブG13とに挟まれたランドとしてのアドレス情報を定義して、このアドレス情報を再生する。
(グルーブアドレス再生)
この光ディスクのグルーブのアドレス情報の再生では、ウォブル信号の2次高調波sin成分または2次高調波cos成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
例えば、上述のようにアドレス情報を記録した奇数トラック番号のグルーブのアドレス情報の再生では、再生するグルーブのアドレス情報により変調されている2次高調波cos成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。また、偶数トラック番号のグルーブのアドレス情報の再生では、再生するグルーブのアドレス情報により変調されている2次高調波を復調して、アドレス情報を復元する。
具体的には、例えば、図11Bにおいて、再生スポットS12がグルーブG12にあたる、グルーブG12(偶数トラック番号)のアドレス情報の再生では、グルーブG12のアドレス情報により変調された2次高調波sin成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
また、例えば、図11Bにおいて、再生スポットS13がグルーブG13にあたる、グルーブG13(奇数トラック番号)のアドレス情報の再生では、グルーブG13のアドレス情報により変調された2次高調波cos成分をBPSK復調して、アドレス情報を復元する。
(アドレス情報の記録再生の他の例)
アドレス情報の記録再生の他の例では、2次高調波成分および/または3次高調波成分の代わりに、4次高調波成分、5次高調波成分などの3次を超える高調波成分を用いて、上記と同様にアドレス情報を記録してもよい。また、高調波成分を変調する変調方式として、第3の例と同様のQPSK変調や16QAM(Quadrature Amplitude Modul)変調などの位相多値変調、振幅多値変調を用いてもよい。また、基本波を変調して、アドレス情報を記録してもよい。基本波以外の高調波成分からクロックを再生してもよい。
(ウォブル波形の例)
以下、ウォブル波形の例を説明する。図12A〜図12Dは、例えば、光ディスクの記録再生の第1の例または第2の例に対応する。MSKの次にモノトーンウォブルが配置される。その次の区間に、合成波形dで示されるOFDM変調されたデータユニットのウォブルが配置されている。例えば、図12Aがデータ‘‘00’’、図12Bがデータ‘‘01’’、図12Cがデータ‘‘10’’、図12Dが‘‘11’’を表わす。合成波形dは、基本波aと2次高調波成分bと3次高調波成分cとの合成波形である。図12A〜図12Dの例は、基本波a:振幅A=1.0、Asin(f0)、2次高調波:振幅B=0.2、±Bsin(2f0)3次高調波:振幅C=0.2、±Csin(2f0)である。
図13A〜図13Dは、例えば、光ディスクの記録再生の第1の例または第2の例に対応する。図13A〜図13Dは、例えば、光ディスクの記録再生の第1の例または第2の例に対応する。MSKの次にモノトーンウォブルが配置される。その次の区間に、合成波形dで示されるOFDM変調されたデータユニットのウォブルが配置されている。例えば、図13Aがデータ‘‘00’’、図13Bがデータ‘‘01’’、図13Cがデータ‘‘10’’、図13Dが‘‘11’’を表わす。合成波形dは、基本波aと2次高調波成分bと3次高調波成分cとの合成波形である。図13A〜図13Dの例は、基本波:振幅A=1.0、Acos(f0)、2次高調波:振幅B=0.2、±Bsin(2f0)、3次高調波:振幅C=0.2、±Csin(3f0)である。
図14A〜図14Dは、例えば、光ディスクの記録再生の他の例に対応する。MSKの次にモノトーンウォブルが配置される。その次の区間に、合成波形dで示されるOFDM変調されたデータユニットのウォブルが配置されている。例えば、図14Aがデータ‘‘00’’、図14Bがデータ‘‘01’’、図14Cがデータ‘‘10’’、図14Dが‘‘11’’を表わす。合成波形dは、基本波aと2次高調波成分bと4次高調波成分cとの合成波形である。例えば、図14Aがデータ‘‘00’’、図14Bがデータ‘01’’、図14Cがデータ‘‘10’’、図14Dが‘‘11’’を表わす。図14A〜図14Dの例は、基本波:振幅A=1.0、Acos(f0)、2次高調波:振幅B=0.2、±Bsin(2f0)、4次高調波:振幅C=0.2、±Csin(4f0)である。
図15A〜図15Dは、例えば、光ディスクの記録再生の他の例に対応する。MSKの次にモノトーンウォブルが配置される。その次の区間に、合成波形dで示されるOFDM変調されたデータユニットのウォブルが配置されている。例えば、図15Aがデータ‘‘00’’、図15Bがデータ‘‘01’’、図15Cがデータ‘‘10’’、図15Dが‘‘11’’を表わす。合成波形dは、基本波aと2次高調波成分bと4次高調波成分cとの合成波形である。図15A〜図15Dの例は、基本波:振幅A=1.0、Acos(f0)、2次高調波:振幅B=0.2、±Bsin(2f0)、5次高調波:振幅C=0.2、±Csin(5f0)である。
図16A〜図16Dは、例えば、光ディスクの記録再生の3の例に対応する。MSKの次にモノトーンウォブルが配置される。その次の区間に、合成波形dで示されるOFDM変調されたデータユニットのウォブルが配置されている。例えば、図16Aがデータ‘‘00’’、図16Bがデータ‘‘01’’、図16Cがデータ‘‘10’’、図16Dが‘‘11’’を表わす。合成波形dは、基本波aと2次高調波成分bと2次高調波成分cとの合成波形である。図16A〜図16Dの例は、基本波:振幅A=1.0 Acos(f0)、2次高調波:振幅B=0.2、±Bsin(2f0)、2次高調波:振幅C=0.2、±cos(2f0)である。
なお、図16A〜図16Dの例では、不連続なウォブルが発生してしまうが、記録時にウォブル信号をLPF(Low-pass filter)しておくことにより、不連続なウォブルを除去できる。この場合、LPFの影響によりウォブル波形が変形し、再生時には検出信号が若干劣化するが、積分区間が十分に長ければ問題にならない。なお、データ領域の開始位置をMSK側に前倒して、信号検出領域での波形の劣化を防いでもよい。
<3.第2の実施の形態:アドレス記録装置>
本技術の第2の実施の形態によるアドレス記録装置の構成例について説明する。図17は、ウォブルグルーブを形成するアドレス記録装置の構成例を示すブロック図である。図17において、原盤1が、ターンテーブル上に取り付けられ、スピンドルモータ20によって角速度一定で回転される。スピンドルモータ20は、スピンドルサーボによって制御される。
スピンドルモータ20の底部には、図示しないパルス発生器が装着され、スピンドルモータ20の回転に応じて、回転同期信号を発生する。この回転同期信号は、例えば、スピンドルモータ20が1回転すると、例えば、2100パルスの正弦波を発生するようにされている。
PLL(Phase Locked Loop )21は、スピンドルモータ20から出力される回転同期信号を入力し、ウォブル基本波、第1の高調波、第2の高調波を出力する。ウォブル基本波は、例えば、無変調の正弦波(sin波)であり、第1の高調波は、例えば、ウォブル基本波の2倍の周波数の2次高調波であり、第2の高調波は、例えば、ウォブル基本波の3倍の周波数の3次高調波である。具体的には、第1の高調波は、例えば、ウォブル基本波の2倍の周波数の2次高調波であり、第2の高調波は、例えば、ウォブル基本波の3倍の周波数の3次高調波である。なお、ウォブル基本波は、無変調の余弦波(cos波)であってもよい。また、第1の高調波、第2の高調波は、2次高調波、3次高調波以外の基本波の整数倍の高調波であってもよく、4次高調波または5次高調波など高調波であってもよい。
位相変調器21では、第1の高調波をアドレス生成部24により生成したアドレス情報に基づいて変調する。例えば、アドレス情報に基づいて、第1の高調波を位相変調器21において変調し、第2の高調波を位相変調器22において変調する。
加算器26は、PLL21からの出力と、位相変調器21からの出力と、位相変調器22からの出力とを加算して、基本波と変調された2次高調波と変調された3次高調波とが重畳された合成波を出力する。切り替えスイッチ27を適宜切り替えることより、合成波に、同期信号部25から出力される同期信号(MSKなど)を付加して、EOM(electro-optic modulator)27に出力する。
一方、スライド送りモータによって、原盤1または記録用レーザ光を照射する光学ピックアップの一方が原盤の径方向に送られ、原盤1に対して所望のパターンでの露光がなされる。所定のトラックピッチでデータ記録領域のグルーブパターンの潜像を原盤(レジスト層)に露光することができる。記録用レーザ光は、レーザ光源から発生する。光源としては、任意のものが使用可能であるが、短波長のレーザ光を出射するものが好ましい。
レーザ光源から出射されたレーザ光は、EOM27に入射される。EOM27は、入力された電圧に応じてレーザビームの進行方向を変えるもので、ウォブルさせたい形状に合わせた電圧を供給し、露光ビームを半径方向に振る。EOM6によって偏向されたレーザ光がディスク原盤1に対して照射され、ウォブルを有するグルーブに対応した潜像が形成される。
(光ディスクの製造)
上述の工程に続いて、例えば、以下工程が行われる。なお、以下の工程は、一例であり、以下に説明する例に限定されるものではない。原盤1上のレジスト層に現像処理を施す。一例として、原盤1に塗布されたレジスト層は、ポジ型レジストであり、レジスト光により潜像が形成された部分が現像によって溶け、グルーブがパターニングされた原盤を得ることができる。
次に、原盤上にメッキ処理によりニッケル等の金属を析出させ、これを剥離させ、トリミングを行うことでスタンパが得られる。スタンパが射出成型装置のキャビティ内に配設され、キャビティ内に樹脂が注入されることによって、ディスク基板が作製される。そして、射出成形されたディスク基板を冷却した後、スパッタ装置を用いてアルミニウム合金、銀等の金属薄膜をピット面側に成膜することにより、反射膜が成膜される。
次に、反射層が成膜されたディスク基板上に、接着剤として紫外線硬化樹脂を滴下し、スピンコート法にて均一に塗布する。その後、ディスク基板上の紫外線硬化樹脂の塗布面とカバー層(厚さ0.1mm)を形成するためのポリカーボネートフィルムとを対向する位置に保持した後、貼り合わせを行う。なお、ポリカーボネートフィルムの貼り合わせは真空中で行う。ディスク基板とポリカーボネートフィルムの貼り合わせ面にしわや隙間が入り、読み取りエラーが起こることを防ぐためである。
次に、ポリカーボネートフィルムが貼り合わされたディスクに紫外線を照射し、紫外線硬化樹脂を硬化させ、ディスク基板とポリカーボネートフィルムを接着する。さらに、ディスクに貼り合わせたポリカーボネートフィルム上に紫外線硬化型のハードコート剤を滴下し、スピンコート法にて均一に塗布した上、再度紫外線を照射して硬化させることにより、ハードコート層を作製する。これにより、記録可能な光ディスクが完成する。
<4.第3の実施の形態:ディスク再生装置>
本技術の第4の実施の形態によるディスク再生装置について、アドレスの再生を主に説明する。図7に示すように、グルーブアドレスおよびランドアドレスが記録されている光ディスク10に対してデータが記録され、光ディスク10からデータが再生される。
光ディスク10がスピンドルモータ32によって角速度一定で回転される。すなわち、光ディスク10がCAV方式で回転される。ゾーンCAV方式を使用しても良く、CLV方式を使用しても良い。光学ヘッド33に対してレーザ駆動部34からの駆動信号が供給され、記録データ35に応じて強度が変調されたレーザビームが光学ヘッド33から光ディスク10に対して照射され、再生されたアドレス情報に基づいて決定された光ディスク10の所定の位置にデータが記録される。
光ディスク10に対して光学ヘッド33からの読み取りレーザビームが照射され、その反射光が光学ヘッド33内のフォトディテクタによって検出され、信号検出部36によって再生信号が検出される。信号検出部36からは、再生信号37、フォーカスエラー信号、トラッキングエラー信号等のサーボエラー信号38、並びにウォブル信号39が取り出される。ウォブル信号39は、トラック方向で光検出素子が2分割された光検出器の出力信号である。例えば二つの光検出器の和の信号がウォブル信号39として取り出される。ウォブル信号39は、ウォブル波形に応じたものとなる。トラックの両側のウォブルが同一位相の場合に、ウォブル信号39のレベルが最大となり、両側のウォブルが逆位相の場合に、ウォブル信号39のレベルが最小となる。
エラー信号38がサーボ回路40に供給される。サーボ回路40によってスピンドルモータ32の回転が角速度一定に制御され、光学ヘッド33のフォーカスおよびトラッキングが制御される。
信号検出部36により検出されたウォブル信号39がA/Dコンバータ41に供給され、A/Dコンバータ41によってディジタル信号に変換される。A/Dコンバータ41の出力信号が、デジタルPLL42、OFDM復調部43、MSK復調部44に供給される。PLL42から再生信号と同期したクロックが出力される。クロックが再生時の処理のタイミングの基準とされる。
ウォブル信号のデジタル出力が、MSK復調部44、OFDM復調部43により復調され、ADIPデコーダ45に供給される。
図19に、OFDM復調部43の一例を示す。なお、ここでは、記録再生の第1の例を適用した場合の構成例を示す。例えば、記録再生の第1の例を適用した場合、第1の積分器51において、基本波の2倍の周波数の信号をウォブル信号に乗じて、単位記録区間である基本波の1周期にわたって積分することによって積分値を得て、ADIPデコーダ45に出力する。第2の積分器52において、基本波の3倍の周波数の信号をウォブル信号に乗じて、単位記録区間である基本波の1周期にわたって積分することによって積分値を得て、ADIPデコーダ45に出力する。
ADIPデコーダ45は、ADIPワード毎に記録されているアドレスデータ等を復号し、エラー訂正を行う。ADIPデコーダ45から、復号されたアドレスデータが出力される。
例えば、上述の記録再生の第1の例を適用した場合、グルーブトラックを走査している場合には、グルーブを挟む隣接するランドの両方のアドレス情報が復元され、隣接されたランドに挟まれたグルーブとして定義されたアドレスデータが出力として取り出される。ランドトラックを走査している場合には、ランドのアドレス情報が復元され、ランドのアドレスデータが出力として取り出される。
例えば、記録再生の第2の例および第3の例を適用した場合、グルーブトラックを走査している場合には、グルーブのアドレス情報が復元され、グルーブのアドレスデータが出力として取り出されるランドトラックを走査している場合には、ランドを挟む隣接するグルーブの両方のアドレス情報が復元され、隣接されたグルーブに挟まれたランドとして定義されたアドレスデータが出力として取り出される。
以上、本技術の実施の形態について具体的に説明したが、上述の各実施の形態に限定されるものではなく、本技術の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。例えば、上述の実施の形態において挙げた構成、方法、工程、形状、材料および数値などはあくまでも例に過ぎず、必要に応じてこれと異なる構成、方法、工程、形状、材料および数値などを用いても良い。また、上述の実施の形態の構成、方法、工程、形状、材料および数値等は、本技術の主旨を逸脱しない限り、互いに組み合わせることが可能である。
本技術の実施の形態では、ランド/グルーブ記録によりトラック密度を高めることができる。ユーザデータ領域を狭めずにアドレス情報を記録できる。グルーブ再生時はもとより、ランド再生時にもアドレス情報を復元できる。グルーブ再生時はもとより、ランド再生時にも、安定かつ連続的にクロックを再生できる。ランド/グルーブ用アドレスを記録したディスクを、1ビームの露光装置によって簡便にマスタリングできる。
本技術は、以下の構成をとることができる。
[1]
アドレス情報の記録がCAV方式またはゾーンCAV方式により行われた光情報記録媒体であって、
連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、上記グルーブおよび上記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、
上記変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、
一の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報により変調され、
他の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの他方のランドのアドレス情報で変調された光情報記録媒体。
[2]
上記一の変調波が復調されて上記隣接ランドの一方のランドのアドレス情報が復元され、
上記他の変調波が復調されて上記隣接ランドの他方のアドレス情報が復元され、
上記アドレス情報が復元された上記一方のランドおよび上記他方のランドに挟まれたグルーブとして、該グルーブのアドレス情報が再生される[1]に記載の光情報記録媒体。
[3]
上記一の変調波または上記他の変調波が復調されてランドのアドレス情報が復元されて、該ランドのアドレス情報が再生される[1]〜[2]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[4]
中心から外周に向けて順にランドトラックに対して番号が振られ、
上記一方のランドが、偶数番号のランドであり、
上記他方のランドが、奇数番号のランドである[1]〜[3]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[5]
上記一の変調波および上記他の変調波は、互いに異なる周波数の高調波である[1]〜[4]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[6]
上記一の変調波は、sin波であり、上記他の変調波は、上記一の変調波と同一周波数のcos波である[1]〜[4]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[7]
アドレス情報の記録がCAV方式またはゾーンCAV方式により行われた光情報記録媒体であって、
連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、上記グルーブおよび上記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、
上記変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、
上記一の変調波が、ランドを挟む隣接グルーブの一方のグルーブのアドレス情報で、変調され、
上記他の変調波が、ランドを挟む隣接グルーブの他方のグルーブのアドレス情報で、変調された光情報記録媒体。
[8]
上記一の変調波が復調されて、上記一方のグルーブのアドレス情報が復元され、
上記他の変調波が復調されて、上記他方のグルーブ他方のアドレス情報が復元され、
上記アドレス情報が復元された上記一方のグルーブおよび上記他方のグルーブに挟まれたランドとして、該ランドのアドレス情報が再生される[7]に記載の光情報記録媒体。
[9]
上記一の変調波または上記他の変調波が復調されて、上記グルーブのアドレス情報が復元されて、該グルーブのアドレス情報が再生される[7]〜[8]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[10]
中心から外周に向けて順にグルーブトラックに対して番号が振られ、
上記一方のグルーブが、偶数番号のグルーブであり、
上記他方のグルーブが、奇数番号のグルーブである[7]〜[9]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[11]
上記一の変調波および上記他の変調波は、互いに異なる周波数の高調波である[7]〜[10]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[12]
上記一の変調波は、sin波であり、上記他の変調波は、上記一の変調波と同一周波数のcos波である[7]〜[10]の何れかに記載の光情報記録媒体。
[13]
アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波はウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波である光情報記録媒体からウォブル信号を読み出す読み出し部と
上記ウォブル信号から抽出される上記複数の変調波を復調する復調部と
を備え、
上記復調部において、一の変調波が復調されて、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報が復元され、他の変調波が復調されて、グルーブを挟む隣接ランドの他方のアドレス情報が復元され、
上記アドレス情報が復元された上記一方のランドおよび上記他方のランドに挟まれたグルーブとして、該グルーブのアドレス情報が再生される再生装置。
[14]
上記一の変調波または上記他の変調波が復調されてランドのアドレス情報を復元し、該ランドのアドレス情報が再生される[13]に記載の再生装置。
[15]
上記復調部は、
上記一の変調波が復調される第1の復調部と、
上記他の変調波が復調される第2の復調部と
を有する[13]〜[14]の何れかに記載の再生装置。
[16]
アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、上記変調波はウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波である光情報記録媒体からウォブル信号を読み出す読み出し部と
上記ウォブル信号から抽出される上記複数の変調波を復調する復調部と
を備え、
上記復調部において、一の変調波が復調されて、ランドを挟む隣接グルーブの一方のグルーブのアドレス情報が復元され、他の変調波が復調されて、ランドを挟む隣接グルーブの他方のグルーブのアドレス情報が復元され、
上記アドレス情報が復元された上記一方のグルーブおよび上記他方のグルーブに挟まれたランドとして、該ランドのアドレス情報が再生される再生装置。
[17]
上記一の変調波または上記他の変調波が復調されて、上記グルーブのアドレス情報が復元され、該グルーブのアドレス情報が再生される[16]に記載の再生装置。
[18]
上記復調部は、
上記一の変調波が復調される第1の復調部と、
上記他の変調波が復調される第2の復調部と
を有する[16]〜[17]の何れかに記載の再生装置。
1・・・原盤、10・・・光ディスク、20・・・スピンドルモータ、21・・・PLL回路、22・・・位相変調器、23・・・位相変調器、アドレス生成部・・・24、26・・・加算器、27・・・スイッチ、32・・・スピンドルモータ、33・・・光学ヘッド、34・・・レーザ駆動部、35・・・記録データ、36・・・信号検出部、37・・・再生信号、38・・・サーボエラー信号、39・・・ウォブル信号、40・・・サーボ回路、41・・・A/Dコンバータ、42・・・PLL、43・・・OFDM復調部、44・・・MSK復調部、45・・・ADIPデコーダ、51・・・第1の積分器、52・・・第2の積分器

Claims (18)

  1. アドレス情報の記録がCAV方式またはゾーンCAV方式により行われた光情報記録媒体であって、
    連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、上記グルーブおよび上記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
    アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、
    上記変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、
    一の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報により変調され、
    他の変調波が、グルーブを挟む隣接ランドの他方のランドのアドレス情報で変調された光情報記録媒体。
  2. 上記一の変調波が復調されて上記隣接ランドの一方のランドのアドレス情報が復元され、
    上記他の変調波が復調されて上記隣接ランドの他方のアドレス情報が復元され、
    上記アドレス情報が復元された上記一方のランドおよび上記他方のランドに挟まれたグルーブとして、該グルーブのアドレス情報が再生される請求項1に記載の光情報記録媒体。
  3. 上記一の変調波または上記他の変調波が復調されてランドのアドレス情報が復元されて、該ランドのアドレス情報が再生される請求項2に記載の光情報記録媒体。
  4. 中心から外周に向けて順にランドトラックに対して番号が振られ、
    上記一方のランドが、偶数番号のランドであり、
    上記他方のランドが、奇数番号のランドである請求項1に記載の光情報記録媒体。
  5. 上記一の変調波および上記他の変調波は、互いに異なる周波数の高調波である請求項1に記載の光情報記録媒体。
  6. 上記一の変調波は、sin波であり、上記他の変調波は、上記一の変調波と同一周波数のcos波である請求項1に記載の光情報記録媒体。
  7. アドレス情報の記録がCAV方式またはゾーンCAV方式により行われた光情報記録媒体であって、
    連続的にウォブルするグルーブが予め形成され、上記グルーブおよび上記グルーブに隣接するランドに情報を記録するようになされ、
    アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、
    上記変調波は、ウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波であり、
    上記一の変調波が、ランドを挟む隣接グルーブの一方のグルーブのアドレス情報で、変調され、
    上記他の変調波が、ランドを挟む隣接グルーブの他方のグルーブのアドレス情報で、変調された光情報記録媒体。
  8. 上記一の変調波が復調されて、上記一方のグルーブのアドレス情報が復元され、
    上記他の変調波が復調されて、上記他方のグルーブ他方のアドレス情報が復元され、
    上記アドレス情報が復元された上記一方のグルーブおよび上記他方のグルーブに挟まれたランドとして、該ランドのアドレス情報が再生される請求項7に記載の光情報記録媒体。
  9. 上記一の変調波または上記他の変調波が復調されて、上記グルーブのアドレス情報が復元されて、該グルーブのアドレス情報が再生される請求項8に記載の光情報記録媒体。
  10. 中心から外周に向けて順にグルーブトラックに対して番号が振られ、
    上記一方のグルーブが、偶数番号のグルーブであり、
    上記他方のグルーブが、奇数番号のグルーブである請求項7に記載の光情報記録媒体。
  11. 上記一の変調波および上記他の変調波は、互いに異なる周波数の高調波である請求項7に記載の光情報記録媒体。
  12. 上記一の変調波は、sin波であり、上記他の変調波は、上記一の変調波と同一周波数のcos波である請求項7に記載の光情報記録媒体。
  13. アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、変調波はウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波である光情報記録媒体からウォブル信号を読み出す読み出し部と
    上記ウォブル信号から抽出される上記複数の変調波を復調する復調部と
    を備え、
    上記復調部において、一の変調波が復調されて、グルーブを挟む隣接ランドの一方のランドのアドレス情報が復元され、他の変調波が復調されて、グルーブを挟む隣接ランドの他方のアドレス情報が復元され、
    上記アドレス情報が復元された上記一方のランドおよび上記他方のランドに挟まれたグルーブとして、該グルーブのアドレス情報が再生される再生装置。
  14. 上記一の変調波または上記他の変調波が復調されてランドのアドレス情報を復元し、該ランドのアドレス情報が再生される請求項13に記載の再生装置。
  15. 上記復調部は、
    上記一の変調波が復調される第1の復調部と、
    上記他の変調波が復調される第2の復調部と
    を有する請求項13に記載の再生装置。
  16. アドレス情報により変調された複数の変調波が多重されたウォブルによりアドレス情報が記録され、上記変調波はウォブルの基本周波数の基本波またはウォブルの基本周波数の整数倍の周波数の高調波である光情報記録媒体からウォブル信号を読み出す読み出し部と
    上記ウォブル信号から抽出される上記複数の変調波を復調する復調部と
    を備え、
    上記復調部において、一の変調波が復調されて、ランドを挟む隣接グルーブの一方のグルーブのアドレス情報が復元され、他の変調波が復調されて、ランドを挟む隣接グルーブの他方のグルーブのアドレス情報が復元され、
    上記アドレス情報が復元された上記一方のグルーブおよび上記他方のグルーブに挟まれたランドとして、該ランドのアドレス情報が再生される再生装置。
  17. 上記一の変調波または上記他の変調波が復調されて、上記グルーブのアドレス情報が復元され、該グルーブのアドレス情報が再生される請求項16に記載の再生装置。
  18. 上記復調部は、
    上記一の変調波が復調される第1の復調部と、
    上記他の変調波が復調される第2の復調部と
    を有する請求項16に記載の再生装置。
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