JP2000057580A - 情報記録媒体、情報記録媒体の原盤製造装置、情報記録媒体処理装置、及び情報記録媒体処理方法 - Google Patents

情報記録媒体、情報記録媒体の原盤製造装置、情報記録媒体処理装置、及び情報記録媒体処理方法

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JP2000057580A
JP2000057580A JP10227941A JP22794198A JP2000057580A JP 2000057580 A JP2000057580 A JP 2000057580A JP 10227941 A JP10227941 A JP 10227941A JP 22794198 A JP22794198 A JP 22794198A JP 2000057580 A JP2000057580 A JP 2000057580A
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Koki Tagami
光喜 田上
Hideaki Osawa
英昭 大澤
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ヘッダの検出精度向上に貢献することが可能な
情報記録媒体の提供。 【解決手段】ディスク状の情報記録媒体において、ラン
ドトラック(L22)と、グルーブトラック(G32)
と、各トラックの間に設けられたランド領域(HF)
と、ランド領域に配置された領域でありランドトラック
の中心線の延長線上に沿って第1のヘッダデータが記録
された第1のヘッダ領域(H22−1、H22−2)
と、ランドトラックの中心線上に沿って所定のデータが
記録される第1のデータ領域(L22)と、ランド領域
に配置された領域でありグルーブトラックの中心線の延
長線上に沿って第2のヘッダデータが記録された第2の
ヘッダ領域(H32−3、H32−4)と、グルーブト
ラックの中心線上に沿って所定のデータが記録される第
2のデータ領域(G32)とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、所定のウォブル
が施された不連続なトラックに配置される領域でありユ
ーザデータが相変化記録されるデータ領域、及びこのデ
ータ領域の処理に必要とされるヘッダデータが予めエン
ボス記録されたヘッダ領域を備えた情報記録媒体に関す
る。また、このような情報記録媒体の原盤を製造する情
報記録媒体の原盤製造装置に関する。さらに、このよう
な情報記録媒体を処理する情報記録媒体処理装置及び情
報記録媒体処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、種々のタイプの光ディスク、例え
ば、高密度記録を特徴とするDVD−RAMに関する提
案が盛んになされている。DVD−RAMディスクに
は、不連続なスパイラル状のランドトラック及びグルー
ブトラックが設けられている。さらに、DVD−RAM
ディスクには、ディスクの半径方向に連続したランドフ
ィールドが設けられている。言い換えると、このランド
フィールドによりランドトラック及びグルーブトラック
が不連続にされている。夫々のトラックにはデータフィ
ールドが設けられており、ランドフィールドにはヘッダ
フィールドが設けられている。ヘッダフィールドには、
データフィールドの処理に必要とされるヘッダデータ
(データフィールドの位置を示すアドレスデータなど)
が予めエンボス記録されている。厳密に言うと、スパイ
ラル状の各トラックの境界線の延長線上に沿ってヘッダ
データがエンボス記録されている。このようなヘッダデ
ータは、例えばCAPA(Complementary Allocated Pi
t Address )と呼ばれる。また、一つのヘッダフィール
ドとこのヘッダフィールドに続く一つのデータフィール
ドを合わせてセクタフィールドと呼ぶ。
【0003】DVD−RAMディスクを処理する光ディ
スク装置は、半導体レーザ及び4分割光検出器を備えて
いる。半導体レーザは、DVD−RAMディスクに対し
て記録再生のための光ビームを照射する。4分割光検出
器は、半導体レーザから照射された光ビームのDVD−
RAMディスクからの反射光を検出する。また、光ディ
スク装置はトラッキング制御を行い、半導体レーザから
照射される光ビームのビームスポットの中心をDVD−
RAMに形成されたランドトラック及びグルーブに沿っ
てトレースさせる。このため、データフィールドに記録
されたユーザデータは、4分割光検出器による和信号検
出により再生される。一方、ヘッダフィールドに記録さ
れたヘッダデータは、4分割光検出器による差信号検出
により再生される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来のDVD−RAMディスクのヘッダデータは、トラッ
クの境界線の延長線上に設けられているため、上記した
ようにトラックに沿ってトレースされるビームスポット
では、焦点ずれのマージンが小さく、場合によってはヘ
ッダデータが正常に検出されないことがあった。さら
に、このような事情から、現在のDVD−RAMディス
ク(片面2.6GB)より高密度記録が可能な次世代の
DVD−RAMディスク(片面4,7GB)の実現が困
難なものとなっている。
【0005】この発明の目的は、上記したような事情に
鑑み成されたものであって、下記の情報記録媒体、情報
記録媒体の原盤製造装置、情報記録媒体処理装置、及び
情報記録媒体処理方法を提供することにある。
【0006】(1)ヘッダデータの検出精度の向上に貢
献することが可能な情報記録媒体。
【0007】(2)ヘッダデータの検出精度の向上に貢
献する情報記録媒体の原盤を製造することが可能な情報
記録媒体の原盤製造装置。
【0008】(3)情報記録媒体にエンボス記録された
ヘッダデータを高精度検出することが可能な情報記録媒
体処理装置。
【0009】(4)情報記録媒体にエンボス記録された
ヘッダデータを高精度検出することが可能な情報記録媒
体処理方法。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決し目的を
達成するために、この発明の情報記録媒体、情報記録媒
体の原盤製造装置、情報記録媒体処理装置、及び情報記
録媒体処理方法は、以下のように構成されている。
【0011】この発明は、ディスク状の情報記録媒体に
おいて、このディスクの中心を中心とした不連続なスパ
イラル状のトラックであり、所定のウォブルが施された
ランドトラックと、このディスクの中心を中心とした不
連続なスパイラル状のトラックであり、且つ前記ランド
トラックに沿って設けられたトラックであり、所定のウ
ォブルが施されたグルーブトラックと、このディスクの
半径方向に連続した領域であり、前記ランドトラックと
前記ランドトラックとの間、前記グルーブトラックと前
記グルーブトラックとの間、及び前記ランドトラックと
前記グルーブトラックの間に設けられたランド領域と、
前記ランド領域に配置された領域であり、前記ランドト
ラックの中心線の延長線上に沿って第1のヘッダデータ
が記録された第1のヘッダ領域と、前記第1のヘッダ領
域に続く前記ランドトラックに配置された領域であり、
且つ前記第1のヘッダデータに従い処理される領域であ
り、このランドトラックの中心線上に沿って所定のデー
タが記録される第1のデータ領域と、前記ランド領域に
配置された領域であり、且つ前記グルーブトラックの一
端の延長線上に配置された領域であり、このグルーブト
ラックの中心線の延長線上に沿って第2のヘッダデータ
が記録された第2のヘッダ領域と、前記第2のヘッダ領
域に続く前記グルーブトラックに配置された領域であ
り、且つ前記第2のヘッダデータに従い処理される領域
であり、このグルーブトラックの中心線上に沿って所定
のデータが記録される第2のデータ領域とを備えてい
る。
【0012】この発明は、ディスク状の情報記録媒体に
おいて、このディスクの中心を中心とした不連続なスパ
イラル状のトラックであり、所定のウォブルが施された
ランドトラックと、このディスクの中心を中心とした不
連続なスパイラル状のトラックであり、且つ前記ランド
トラックに沿って設けられたトラックであり、所定のウ
ォブルが施されたグルーブトラックと、このディスクの
半径方向に連続した領域であり、前記ランドトラックと
前記ランドトラックとの間、前記グルーブトラックと前
記グルーブトラックとの間、及び前記ランドトラックと
前記グルーブトラックの間に設けられたランド領域と、
前記ランド領域に配置された領域であり、前記ランドト
ラックの中心線の延長線上に沿って第1のヘッダデータ
が記録された第1のヘッダ領域と、前記第1のヘッダ領
域に続く前記ランドトラックに配置された領域であり、
且つ前記第1のヘッダデータに従い処理される領域であ
り、このランドトラックの中心線上に沿って所定のデー
タが記録される第1のデータ領域と、前記ランド領域に
配置された領域であり、且つ前記グルーブトラックの一
端の延長線上に配置された領域であり、このグルーブト
ラックの中心線の延長線上に沿って第2のヘッダデータ
が記録された第2のヘッダ領域と、前記第2のヘッダ領
域に続く前記グルーブトラックに配置された領域であ
り、且つ前記第2のヘッダデータに従い処理される領域
であり、このグルーブトラックの中心線上に沿って所定
のデータが記録される第2のデータ領域と、前記ランド
領域に配置された領域であり、前記第1及び第2のヘッ
ダ領域のディスクの半径方向に隣接する位置に配置され
た無記録領域とを備えている。
【0013】この発明は、ディスク状の情報記録媒体の
原盤を製造する情報記録媒体の原盤製造装置において、
前記原盤の所定位置を露光して、不連続なスパイラル状
のトラックであり且つ所定のウォブルが施されたランド
トラック、及び不連続なスパイラル状のトラックであり
前記ランドトラックに沿って設けられたトラックであり
且つ所定のウォブルが施されたグルーブトラックを形成
する第1の露光手段と、原盤の半径方向に連続した領域
であり、前記ランドトラックと前記ランドトラックとの
間、前記グルーブトラックと前記グルーブトラックとの
間、及び前記ランドトラックと前記グルーブトラックの
間に設けられたランド領域の所定位置を露光して、前記
ランドトラックの中心線の延長線上に沿って第1のヘッ
ダデータを記録する第2の露光手段と、前記ランド領域
の所定位置を露光して、前記グルーブトラックの中心線
の延長線上に沿って第2のヘッダデータを記録する第3
の露光手段とを備えている。
【0014】この発明は、ディスク状の情報記録媒体の
原盤を製造する情報記録媒体の原盤製造装置において、
前記原盤を所定速度で回転駆動させる駆動手段と、前記
駆動手段により回転駆動される前記原盤に対して光ビー
ムを照射して、前記原盤の所定位置を露光する露光手段
と、前記露光手段から照射される光ビームのビームスポ
ットを、前記原盤の半径方向に移動させる移動手段と、
前記移動手段を制御して所定のタイミングで前記露光手
段を前記原盤の半径方向に移動させるとともに、前記露
光手段を制御して所定のタイミングで光ビームをオン・
オフ及び変調させることにより、前記露光手段から照射
される光ビームのビームスポットを不連続なスパイラル
状にトレースさせるとともに所定のタイミングでウォブ
ルさせて、このスパイラルの中心線上に沿って第1のヘ
ッダデータ、不連続なスパイラル状のウォブルが施され
たランドトラック、第2のヘッダデータ、及び不連続な
スパイラル状のウォブルが施されたグルーブトラックを
順に露光記録させる制御手段とを備えている。
【0015】この発明は、エンボスピットにより記録さ
れた第1のヘッダデータ及び所定のウォブルが施された
ランドトラックが所定のスパイラルに沿って交互に設け
られた第1のスパイラル領域と、エンボスピットにより
記録された第2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施
されたグルーブトラックが前記第1のスパイラル領域に
沿って交互に設けられた第2のスパイラル領域とが交互
に形成されたディスク状の情報記録媒体を処理する情報
記録媒体処理装置において、前記情報記録媒体を所定速
度で回転駆動させる駆動手段と、前記駆動手段により回
転駆動される前記情報記録媒体に対して光ビームを照射
する照射手段と、前記照射手段を前記情報記録媒体の半
径方向へ移動させる移動手段と、前記移動手段を制御し
て所定のタイミングで前記照射手段を前記情報記録媒体
の半径方向へ移動させることにより、前記照射手段から
照射される光ビームのビームスポットを前記第1及び第
2のスパイラル領域を順に走査させるトラッキング制御
手段と、前記トラッキング制御手段の制御に従い前記照
射手段から照射される光ビームの前記情報記録媒体から
の反射光を複数に分割して検出する反射光検出手段と、
前記反射光検出手段により複数に分割して検出された反
射光の和信号に基づき、前記第1又は第2のヘッダデー
タを再生する再生手段とを備えている。
【0016】この発明は、エンボスピットにより記録さ
れた第1のヘッダデータ及び所定のウォブルが施された
ランドトラックが所定のスパイラルに沿って交互に設け
られた第1のスパイラル領域と、エンボスピットにより
記録された第2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施
されたグルーブトラックが前記第1のスパイラル領域に
沿って交互に設けられた第2のスパイラル領域とが交互
に形成されたディスク状の情報記録媒体を処理する情報
記録媒体処理装置において、前記情報記録媒体を所定速
度で回転駆動させる駆動手段と、前記駆動手段により回
転駆動される前記情報記録媒体に対して光ビームを照射
する照射手段と、前記照射手段を前記情報記録媒体の半
径方向へ移動させる移動手段と、前記移動手段を制御し
て所定のタイミングで前記照射手段を前記情報記録媒体
の半径方向へ移動させることにより、前記照射手段から
照射される光ビームのビームスポットを前記第1及び第
2のスパイラル領域を順に走査させるトラッキング制御
手段と、前記トラッキング制御手段の制御に従い前記照
射手段から照射される光ビームの前記情報記録媒体から
の反射光を検出する反射光検出手段と、前記反射光検出
手段により検出された反射光に基づき、前記ウォブルを
検出するウォブル検出手段と、前記ウォブル検出手段に
より検出された前記ウォブルに基づき、前記第1又は第
2のヘッダデータが記録されている位置を推定する推定
手段と、前記推定手段による推定結果に基づく所定のタ
イミングで、前記第1又は第2のヘッダデータを再生す
る再生手段とを備えている。
【0017】この発明は、エンボスピットにより記録さ
れた第1のヘッダデータ及び所定のウォブルが施された
ランドトラックが所定のスパイラルに沿って交互に設け
られた第1のスパイラル領域と、エンボスピットにより
記録された第2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施
されたグルーブトラックが前記第1のスパイラル領域に
沿って交互に設けられた第2のスパイラル領域とが交互
に形成されたディスク状の情報記録媒体を処理する情報
記録媒体処理方法において、前記第1及び第2のスパイ
ラル領域を順に走査しつつ、前記情報記録媒体に対して
光ビームを照射する第1のステップと、前記第1のステ
ップにより照射された光ビームの前記情報記録媒体から
の反射光を複数に分割して検出する第2のステップと、
前記第2のステップにより複数に分割して検出された反
射光の和信号に基づき、前記第1又は第2のヘッダデー
タを再生する第3のステップとを備えている。
【0018】この発明は、エンボスピットにより記録さ
れた第1のヘッダデータ及び所定のウォブルが施された
ランドトラックが所定のスパイラルに沿って交互に設け
られた第1のスパイラル領域と、エンボスピットにより
記録された第2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施
されたグルーブトラックが前記第1のスパイラル領域に
沿って交互に設けられた第2のスパイラル領域とが交互
に形成されたディスク状の情報記録媒体を処理する情報
記録媒体処理方法において、前記第1及び第2のスパイ
ラル領域を順に走査しつつ、前記情報記録媒体に対して
光ビームを照射する第1のステップと、前記第1のステ
ップにより照射された光ビームの前記情報記録媒体から
の反射光を2分割して検出する第2のステップと、前記
第2のステップにより検出された反射光に基づき、前記
ウォブルを検出する第3のステップと、前記第3のステ
ップにより検出された前記ウォブルに基づき、前記第1
又は第2のヘッダデータが記録されている位置を推定す
る第4のステップと、前記第4のステップによる推定結
果に基づく所定のタイミングで、前記第1又は第2のヘ
ッダデータを再生する第5のステップとを備えている。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0020】最初に、図1〜図10を参照して、この発
明の実施の一形態に係るDVD−RAMディスク(情報
記録媒体)について説明する。
【0021】図1は、DVD−RAMディスクの概略構
造を説明するための図である。この図1に示すように、
DVD−RAMディスクとしての光ディスク10は、そ
れぞれ記録層17が設けられた一対の透明基板14を接
着層20で貼り合わせた構造を持つ。各基板14は、直
径120mm、0.6mm厚のポリカーボネートの円盤
で構成することができ、接着層20は極薄(たとえば4
0μm厚)の紫外線硬化性樹脂で構成することができ
る。これら一対の0.6mm基板14を、記録層17が
接着層20の面上で接触するようにして貼り合わすこと
により、略1. 2mm厚の光ディスク10が得られる。
【0022】光ディスク10には、中心孔22が設けら
れており、ディスク両面の中心孔22の周囲には、この
光ディスク10を回転駆動させる時にクランプするため
のクランプエリア24が設けられている。中心孔22に
は、光ディスク装置に光ディスク10が装填された際
に、ディスクモータのスピンドルが挿入される。そし
て、光ディスク10は、そのクランプエリア24におい
て、図示しないディスククランパにより、ディスク回転
中クランプされる。
【0023】光ディスク10は、クランプエリア24の
周囲に、ビデオデータ、オーディオデータその他の情報
を記録することができる情報エリア25を有している。
【0024】情報エリア25のうち、その外周側にはリ
ードアウトエリア26が設けられている。また、クラン
プエリア24に接する内周側にはリードインエリア27
が設けられている。そして、リードアウトエリア26と
リードインエリア27との間にデータ記録エリア28が
定められている。
【0025】情報エリア25の記録層(光反射層)17
には、不連続なスパイラル状のランドトラック及びグル
ーブトラックが形成されている。さらに、情報エリア2
5の記録層(光反射層)17には、ディスクの半径方向
に連続したランドフィールドが設けられている。言い換
えると、このランドフィールドによりランドトラック及
びグルーブトラックが不連続にされている。夫々のトラ
ックにはデータフィールドが設けられており、ランドフ
ィールドにはヘッダフィールドが設けられている。ヘッ
ダフィールドには、データフィールドの処理に必要とさ
れるヘッダデータ(データフィールドの位置を示すアド
レスデータなど)が予めエンボス記録されている。厳密
に言うと、スパイラル状の各トラックの中心線の延長線
上に沿ってヘッダデータがエンボス記録されている。こ
のようなヘッダデータを、例えばAAPA(Alternativ
e Allocated Pit Address )と呼ぶ。また、一つのヘッ
ダフィールドとこのヘッダフィールドに続く一つのデー
タフィールドを合わせてセクタフィールドと呼ぶ。
【0026】続いて、図2及び図3を参照して、DVD
−RAMディスクの説明を続ける。図2は、DVD−R
AMディスクにおけるゾーンを説明するための図であ
る。図3は、DVD−RAMディスクのデータ構造を説
明するための図である。
【0027】図2及び図3に示すように、DVD−RA
Mディスクとしての光ディスク10の情報エリア25に
は、リードインエリア27、データ記録エリア28、及
びリードアウトエリア26が設けられている。また、こ
れら各エリアは、複数のゾーンで構成されており、各ゾ
ーンは不連続なスパイラル状のランドトラック及びグル
ーブトラックにより構成されている。
【0028】リードインエリア27は、エンボスデータ
ゾーン27a、及び書換え可能なデータゾーン27bで
構成されている。エンボスデータゾーン27aには、製
造時に、リファレンスシグナルやコントロールデータが
記録される。書換え可能なデータゾーン27bは、ガー
ドトラック用のゾーン、ディスクテスト用のゾーン、ド
ライブテスト用のゾーン、ディスク識別データ用のゾー
ン、および交替管理ゾーンなどで構成されている。
【0029】データ記録エリア28は、複数のゾーン、
例えば、ゾーン28a、…28xにより構成されてい
る。
【0030】リードアウトエリア26は、リードインエ
リア27に形成された書換え可能なデータゾーン27b
と同様の書換え可能なデータゾーンである。そして、こ
のリードアウトエリア26には、書換え可能なデータゾ
ーン27bと同じデータが記録される。
【0031】また、この光ディスク10は、内周側と外
周側とで、ディスク一周あたりのセクタ数が異なる。つ
まり、外周側のディスク一周に含まれるセクタ数が、内
周側のディスク一周に含まれるセクタ数より多い。その
ため、図4に示すように、光ディスク10の回転数(回
転速度)が、ゾーン毎に変化するようになっている。従
って、リードインエリア27における各ゾーン、データ
記録エリア28における各ゾーン、及びリードアウトエ
リア26における各ゾーンにおいて、光ディスク10の
内周側から外周側に向かうにしたがって回転速度が遅く
なる。
【0032】また、光ディスク10には、ECC(erro
r correction code )ブロックと呼ばれるデータの集ま
りの単位でデータが記録される。さらに、光ディスク1
0からはこのECCブロックの単位でデータが再生され
る。一つのECCブロックのデータは、16個のセクタ
フィールドに分散して記録される。つまり、一つのEC
Cブロックを再生するには、16個のセクタフィールド
が再生されることになる。ECCブロックには、ユーザ
データ、このユーザデータのエラーを訂正するエラー訂
正コードが含まれている。また、エラー訂正コードに
は、縦方向のエラー訂正コードと横方向のエラー訂正コ
ードが含まれており、強力なエラー訂正が可能となって
いる。
【0033】続いて、図5を参照して、DVD−RAM
ディスク上のセクタフォーマットについて説明する。
【0034】図5に示すように、1セクタは、およそ2
697バイトで構成されている。このセクタには、8−
16変調により変調されたデータが記録される。8−1
6変調は、8ビットの入力符号系列を、16ビットの出
力符号系列に変調する変調方式である。また、入力符号
系列は入力ビットと呼ばれ、出力符号系列はチャネルビ
ットと呼ばれる。因みに、1バイトは16チャネルビッ
トと同じ意味である。
【0035】ここで、1セクタの内訳について説明す
る。1セクタは、128バイトのヘッダフィールドH
F、2バイトのミラーフィールドMF、2567バイト
のレコーディングフィールドRFで構成される。
【0036】ヘッダフィールドHFには、光ディスクの
製造工程においてヘッダデータがエンボス記録される。
このヘッダフィールドHFには、ヘッダデータの検出精
度を向上させるためにヘッダデータが4重書きされてい
る。つまり、このヘッダフィールドHFには、ヘッダ1
フィールド、ヘッダ2フィールド、ヘッダ3フィール
ド、及びヘッダ4フィールドが含まれる。ヘッダ1フィ
ールド及びヘッダ3フィールドは46バイトで構成され
ている。ヘッダ2フィールド及びヘッダ3フィールドは
18バイトで構成されている。
【0037】ヘッダ1フィールドには、36バイトのV
FO(Variable Frequency Oscillator )1、3バイト
のAM(Address Mark)、4バイトのPID(Physical
ID)1、2バイトのIED(ID Error Detection Cod
e)1、1バイトのPA(PostAmbles )1が含まれてい
る。
【0038】ヘッダ2フィールドには、8バイトのVF
O2、3バイトのAM、4バイトのPID2、2バイト
のIED2、1バイトのPA2が含まれている。
【0039】ヘッダ3フィールドには、36バイトのV
FO1、3バイトのAM、4バイトのPID3、2バイ
トのIED3、1バイトのPA1が含まれている。
【0040】ヘッダ4フィールドには、8バイトのVF
O2、3バイトのAM、4バイトのPID4、2バイト
のIED4、1バイトのPA2が含まれている。
【0041】PID1、PID2、PID3、及びPI
D4には、セクタインフォメーション及びセクターナン
バーが含まれている。VFO1及びVFO2には、PL
L(Phase Locked Loop )の引き込みを行うための連続
的な繰返しパターン(100010001000…)が
含まれている。AMには、PIDの位置を示すためのラ
ンレングス制限に違反する特殊なパターン(アドレスマ
ーク)が記録されている。IED1、IED2、IED
3、及びIED4には、PIDのエラーを検出するため
のエラー検出符号が含まれている。PAには、復調に必
要なステート情報が含まれており、ヘッダフィールドH
Fがスペースで終了するよう極性調整の役割も持つ。ミ
ラーフィールドMFは、鏡面のフィールドである。
【0042】レコーディングフィールドRFは、主に、
ユーザデータの記録を担うフィールドである。レコーデ
ィングフィールドには、(10+J/16)バイトのギ
ャップフィールド、(20+K)バイトのガード1フィ
ールド、35バイトのVFO3フィールド、3バイトの
PS(pre-synchronous code)フィールド、2418バ
イトのデータフィールド(ユーザデータフィールド)、
1バイトのポストアンブルPA3フィールド、(55−
K)バイトのガード2フィールド、および(25−J/
16)バイトのバッファフィールドが含まれている。因
みに、Jは0〜15、Kは0〜7の整数でランダムな値
をとる。これにより、データ書始めの位置がランダムに
シフトされる。その結果、オーバーライトによる記録膜
の劣化を低減できる。
【0043】ギャップフィールドには、何も記録されて
いない。ガード1フィールドは、相変化記録膜特有の繰
返しオーバーライトの始端劣化を吸収するための捨て領
域である。VFO3フィールドは、PLLロック用のフ
ィールドであるとともに、同一パターンの中に同期コー
ドを挿入し、バイト境界の同期をとる役割も果たす。P
Sフィールドは、同期コードが記録されるフィールドで
ある。
【0044】データフィールドは、データID、データ
IDエラー訂正コードIED(DataID Error Detection
Code)、同期コード、ECC(Error Collection Code
)、EDC(Error Detection Code)、2048バイ
トのユーザデータ等が記録されるフィールドである。デ
ータIDは、各セクタの4バイト(32チャネルビッ
ト)構成のセクタID1〜ID16である。データID
エラー訂正コードIEDは、データID用の2バイト
(16ビット)構成のエラー訂正コードである。
【0045】ポストアンブルPA3フィールドは、復調
に必要なステート情報を含んでおり、前のデータフィー
ルドの最終バイトの終結を示すフィールドである。ガー
ド2フィールドは、相変化記録媒体特有の繰り返し記録
時の終端劣化がデータフィールドにまで及ばないように
するために設けられたフィールドである。バッファフィ
ールドは、データフィールドが次のヘッダフィールドに
かからないように、光ディスク1を回転するモータの回
転変動などを吸収するために設けられたフィールドであ
る。
【0046】続いて、PID1、PID2、PID3、
及びPID4について具体的に説明する。これらPID
には、8ビットのセクタインフォメーションと、24ビ
ットのセクタナンバーが含まれている。セクタナンバー
には、セクタのアドレスデータが記録される。セクタイ
ンフォメーションには、2ビットのリザーブ、2ビット
のPIDナンバー、3ビットのセクタタイプ、1ビット
のレイヤーナンバーなどの情報が含まれる。リザーブ
は、無記録領域である。PIDナンバーには、PIDナ
ンバーが記録される。例えば、ヘッダ1フィールド中に
おけるPIDナンバーにはPID1を示す“00”、ヘ
ッダ2フィールド中におけるPIDナンバーにはPID
2を示す“01”、ヘッダ3フィールド中におけるPI
DナンバーにはPID3を示す“10”、ヘッダ4フィ
ールド中におけるPIDナンバーにはPID4を示す
“11”が記録される。
【0047】セクタタイプには、読み出し専用セクタ
(Read only sector)であることを示す“000”、リ
ザーブセクタ(Reserved)であることを示す“00
1”、“010”、又は“011”、ランド又はグルー
ブトラックの書き換え可能な先頭セクタ(Rewritable f
irst sector )であることを示す“100”、ランド又
はグルーブトラックの書き換え可能な最終セクタ(Rewr
itable last sector)であることを示す“101”、ラ
ンド又はグルーブトラックの書き換え可能な最終セクタ
の一つ手前のセクタ(Rewritable before last sector
)であることを示す“110”、ランド又はグルーブ
トラックの書き換え可能なその他のセクタ(Rewritable
other sector )であることを示す“111”が記録さ
れる。
【0048】レイヤーナンバーには、レイヤー1又は0
を示す“1”又は“0”が記録される。
【0049】続いて、図6及び図7を参照して、グルー
ブセクタとグルーブセクタ、及びランドセクタとランド
セクタとの間に設けられたヘッダフィールドについて説
明する。
【0050】図6及び図7に示すように、光ディスクの
外周側から内周側に向けて、グルーブセクタG11、ラ
ンドセクタL21、グルーブセクタG31、ランドセク
タL41、及びグルーブセクタG51が配置されてい
る。同様に、光ディスクの外周側から内周側に向けて、
グルーブセクタG12、ランドセクタL22、グルーブ
セクタG32、ランドセクタL42、及びグルーブセク
タG52が配置されている。
【0051】各グルーブセクタはグルーブトラックに配
置されており、各ランドセクタはランドトラックに配置
されている。これらトラックは、光ディスクの中心を中
心とした不連続なスパイラル状のものであり、略ディス
ク1周ごとにランドトラックとグルーブトラックが交互
に繰り返されるようになっている。つまり、ランドトラ
ックとランドトラックの間に挟まれるようにグルーブト
ラックが形成されている(言い換えれば、グルーブトラ
ックとグルーブトラックの間に挟まれるようにランドト
ラックが形成されている)。さらに、これらトラックに
は、所定のウォブルが施されている。
【0052】因みに、レーザの入射面は、グルーブやエ
ンボスピットが形成される反対側の面となるため、レー
ザ側から見ると、凸の部分がグルーブ又はエンボスピッ
ト、凹の部分がランドとなる。また、トラックの間隔
は、0.595μmであり、グルーブピッチは1.19
μmである。
【0053】ヘッダフィールドHFは、光ディスク10
の半径方向に連続するランドフィールドに配置されてい
る。このランドフィールドの存在により、ランドトラッ
ク及びグルーブトラックが不連続なスパイラルとされて
いる。このヘッダフィールドHFには、図6に示すよう
に、複数のピットPが設けられている。ヘッダ3フィー
ルドH12−3及びヘッダ4フィールドH12−4を構
成するピットは、グルーブセクタG11及びグルーブセ
クタG12を有するグルーブトラックの中心線a1の延
長線上に沿って配置されている。ヘッダ1フィールドH
22−1及びヘッダ2フィールドH22−2を構成する
ピットは、ランドセクタL21及びランドセクタL22
を有するランドトラックの中心線a2の延長線上に沿っ
て配置されている。ヘッダ3フィールドH32−3及び
ヘッダ4フィールドH32−4を構成するピットは、グ
ルーブセクタG31及びグルーブセクタG32を有する
グルーブトラックの中心線a3の延長線上に沿って配置
されている。ヘッダ1フィールドH42−1及びヘッダ
2フィールドH42−2を構成するピットは、ランドセ
クタL41及びランドセクタL42を有するランドトラ
ックの中心線a4の延長線上に沿って配置されている。
ヘッダ3フィールドH52−3及びヘッダ4フィールド
H52−4を構成するピットは、グルーブセクタG51
及びグルーブセクタG52を有するグルーブトラックの
中心線a5の延長線上に沿って配置されている。
【0054】また、グルーブセクタG11及びG12に
含まれるデータは、中心線a1に沿って記録される。ラ
ンドセクタL21及びL22に含まれるデータは、中心
線a2に沿って記録される。グルーブセクタG31及び
G32に含まれるデータは、中心線a3に沿って記録さ
れる。ランドセクタL41及びL42に含まれるデータ
は、中心線a4に沿って記録される。グルーブセクタG
51及びG52に含まれるデータは、中心線a5に沿っ
て記録される。
【0055】ヘッダ3フィールドH12−3及びヘッダ
4フィールドH12−4には、グルーブセクタG12の
処理に必要とされるヘッダデータがエンボス記録されて
いる。ヘッダ1フィールドH22−1及びヘッダ2フィ
ールドH22−2には、ランドセクタL22の処理に必
要とされるヘッダデータがエンボス記録されている。ヘ
ッダ3フィールドH32−3及びヘッダ4フィールドH
32−4には、グルーブセクタG32の処理に必要とさ
れるヘッダデータがエンボス記録されている。ヘッダ1
フィールドH42−1及びヘッダ2フィールドH42−
2には、ランドセクタL42の処理に必要とされるヘッ
ダデータがエンボス記録されている。ヘッダ3フィール
ドH52−3及びヘッダ4フィールドH52−4には、
グルーブセクタG52の処理に必要とされるヘッダデー
タがエンボス記録されている。
【0056】さらに、図6及び図7に示すように、ヘッ
ダ3フィールドH12−3、ヘッダ4フィールドH12
−4、ヘッダ1フィールドH22−1、ヘッダ2フィー
ルドH22−2、ヘッダ3フィールドH32−3、ヘッ
ダ4フィールドH32−4、ヘッダ1フィールドH42
−1、ヘッダ2フィールドH42−2、ヘッダ3フィー
ルドH52−3、及びヘッダ4フィールドH52−4に
隣接する半径方向には無記録領域(ランド)が配置され
ている。このように、ヘッダデータに隣接する半径方向
に無記録領域(ランド)を配置することにより、凹部分
の比率が小さくなり、十分な再生信号振幅を得ることが
できる。逆に、ヘッダデータに隣接する半径方向にピッ
トを形成したり、グルーブを形成したりすると、凹部分
の比率が大きくなり、十分な再生信号振幅を得ることが
できなくなる。
【0057】なお、図7中のNは、1トラック(1周)
あたりのセクタ数を示し、このNの値は17〜40の間
の整数となる。
【0058】続いて、図8及び図9を参照して、グルー
ブセクタとランドセクタの間、つまりグルーブトラック
とランドトラックの変わり目に設けられたヘッダフィー
ルドについて説明する。
【0059】図8及び図9に示すように、光ディスクの
外周側から内周側に向けて、グルーブセクタG3n、ラ
ンドセクタL4n、グルーブセクタG5n、ランドセク
タL6n、及びグルーブセクタG7nが配置されてい
る。同様に、光ディスクの外周側から内周側に向けて、
ランドセクタL20、グルーブセクタG30、ランドセ
クタL40、グルーブセクタG50、及びランドセクタ
L60が配置されている。
【0060】各グルーブセクタはグルーブトラックに配
置されており、各ランドセクタはランドトラックに配置
されている。これらトラックは、光ディスクの中心を中
心とした不連続なスパイラル状のものであり、略ディス
ク1周ごとにランドトラックとグルーブトラックが交互
に繰り返されるようになっている。つまり、ランドトラ
ックとランドトラックの間に挟まれるようにグルーブト
ラックが形成されている(言い換えれば、グルーブトラ
ックとグルーブトラックの間に挟まれるようにランドト
ラックが形成されている)。さらに、これらトラックに
は、所定のウォブルが施されている。
【0061】因みに、レーザの入射面は、グルーブやエ
ンボスピットが形成される反対側の面となるため、レー
ザ側から見ると、凸の部分がグルーブ又はエンボスピッ
ト、凹の部分がランドとなる。また、トラックの間隔
は、0.595μmであり、グルーブピッチは1.19
μmである。
【0062】ヘッダフィールドHFは、光ディスク10
の半径方向に連続するランドフィールドに配置されてい
る。このランドフィールドの存在により、ランドトラッ
ク及びグルーブトラックが不連続なスパイラルとされて
いる。このヘッダフィールドHFには、図8に示すよう
に、複数のピットPが設けられている。ヘッダ1フィー
ルドH20−1及びヘッダ2フィールドH20−2を構
成するピットは、グルーブセクタG3nを有するグルー
ブトラック及びランドセクタL20を有するランドトラ
ックの中心線b1の延長線上に沿って配置されている。
ヘッダ3フィールドH30−3及びヘッダ4フィールド
H30−4を構成するピットは、ランドセクタL4nを
有するランドトラック及びグルーブセクタG30を有す
るグルーブトラックの中心線b2の延長線上に沿って配
置されている。ヘッダ1フィールドH40−1及びヘッ
ダ2フィールドH40−2を構成するピットは、グルー
ブセクタG5nを有するグルーブトラック及びランドセ
クタL40を有するランドトラックの中心線b3の延長
線上に沿って配置されている。ヘッダ3フィールドH5
0−3及びヘッダ4フィールドH50−4を構成するピ
ットは、ランドセクタL6nを有するランドトラック及
びグルーブセクタG50を有するグルーブトラックの中
心線b4の延長線上に沿って配置されている。ヘッダ1
フィールドH60−1及びヘッダ2フィールドH60−
2を構成するピットは、グルーブセクタG7nを有する
グルーブトラック及びランドセクタL60を有するラン
ドトラックの中心線b5の延長線上に沿って配置されて
いる。
【0063】また、グルーブセクタG3n及びランドセ
クタL20に含まれるデータは、中心線b1に沿って記
録される。ランドセクタL4n及びグルーブセクタG3
0に含まれるデータは、中心線b2に沿って記録され
る。グルーブセクタG5n及びランドセクタL40に含
まれるデータは、中心線b3に沿って記録される。ラン
ドセクタL6n及びグルーブセクタG50に含まれるデ
ータは、中心線b4に沿って記録される。グルーブセク
タG7n及びランドセクタL60に含まれるデータは、
中心線b5に沿って記録される。
【0064】ヘッダ1フィールドH20−1及びヘッダ
2フィールドH20−2には、ランドセクタL20の処
理に必要とされるヘッダデータがエンボス記録されてい
る。ヘッダ3フィールドH30−3及びヘッダ4フィー
ルドH30−4には、グルーブセクタG30の処理に必
要とされるヘッダデータがエンボス記録されている。ヘ
ッダ1フィールドH40−1及びヘッダ2フィールドH
40−2には、ランドセクタL40の処理に必要とされ
るヘッダデータがエンボス記録されている。ヘッダ3フ
ィールドH50−3及びヘッダ4フィールドH50−4
には、グルーブセクタG50の処理に必要とされるヘッ
ダデータがエンボス記録されている。ヘッダ1フィール
ドH60−1及びヘッダ2フィールドH60−2には、
ランドセクタL60の処理に必要とされるヘッダデータ
がエンボス記録されている。
【0065】さらに、図8及び図9に示すように、ヘッ
ダ1フィールドH20−1、ヘッダ2フィールドH20
−2、ヘッダ3フィールドH30−3、ヘッダ4フィー
ルドH30−4、ヘッダ1フィールドH40−1、ヘッ
ダ2フィールドH40−2、ヘッダ3フィールドH50
−3、ヘッダ4フィールドH50−4、ヘッダ1フィー
ルドH60−1、及びヘッダ2フィールドH60−2に
隣接する半径方向には無記録領域(ランド)が配置され
ている。このように、ヘッダデータに隣接する半径方向
に無記録領域(ランド)を配置することにより、凹部分
の比率が小さくなり、十分な再生信号振幅を得ることが
できる。逆に、ヘッダデータに隣接する半径方向にピッ
トを形成したり、グルーブを形成したりすると、凹部分
の比率が大きくなり、十分な再生信号振幅を得ることが
できなくなる。
【0066】なお、図9中のNは、1トラック(1周)
あたりのセクタ数を示し、このNの値は17〜40の間
の整数となる。
【0067】上記したようにグルーブトラックとランド
トラックとが1周毎に切り替わる方式は、シングルスパ
イラル方式と呼ばれている。また、グルーブトラックと
ランドトラックとの切り替わりに位置するセクタは、フ
ァーストセクタと呼ばれている。上記説明した図8及び
図9は、ファーストセクタのヘッダフィールドを示した
ものである。
【0068】続いて、図10(a)〜(e)を参照し
て、ヘッダフィールドの変形例について説明する。
【0069】ヘッダフィールドHFには、図10(a)
〜(e)に示すように、ヘッダ1フィールド、ヘッダ2
フィールド、ヘッダ3フィールド、及びヘッダ4フィー
ルドを配置してもよい。
【0070】図10(a)に示すヘッダフィールドHF
の配置では、ヘッダ1フィールド及びヘッダ2フィール
ドがグルーブセクタのヘッダとして配置されており、ヘ
ッダ3フィールド及びヘッダ4フィールドがランドセク
タのヘッダとして配置されている。
【0071】図10(b)に示すヘッダフィールドHF
の配置では、ヘッダ1フィールド及びヘッダ3フィール
ドがグルーブセクタのヘッダとして配置されており、ヘ
ッダ2フィールド及びヘッダ4フィールドがランドセク
タのヘッダとして配置されている。
【0072】図10(c)に示すヘッダフィールドHF
の配置では、ヘッダ2フィールド及びヘッダ4フィール
ドがグルーブセクタのヘッダとして配置されており、ヘ
ッダ1フィールド及びヘッダ3フィールドがランドセク
タのヘッダとして配置されている。
【0073】図10(d)に示すヘッダフィールドHF
の配置では、ヘッダ1フィールド及びヘッダ4フィール
ドがグルーブセクタのヘッダとして配置されており、ヘ
ッダ2フィールド及びヘッダ3フィールドがランドセク
タのヘッダとして配置されている。
【0074】図10(e)に示すヘッダフィールドHF
の配置では、ヘッダ2フィールド及びヘッダ3フィール
ドがグルーブセクタのヘッダとして配置されており、ヘ
ッダ1フィールド及びヘッダ4フィールドがランドセク
タのヘッダとして配置されている。
【0075】ここで、図11及び図12を参照して、A
APAヘッダとCAPAヘッダとを比較して、AAPA
ヘッダのメリットについて説明する。
【0076】AAPAヘッダのメリットとしては、
(1)焦点ずれマージンが大きい、(2)ボトムジッタ
の値が小さくヘッダ読取率が高い、(3)チルトマージ
ンが大きいなどが上げられる。AAPAヘッダでは、図
11(a)に示すように、ピットの中心に沿って読み取
りのためのビームスポットが通過するため、上記した各
種マージンが大きくなる。これに対して、CAPAヘッ
ダでは、図11(b)に示すように、ピットの中心に沿
って読み取りのためのビームスポットが通過しないため
(ピットの中心から所定距離ずれた位置に沿って読み取
りのためのビームスポットが通過する)、上記した各種
マージンが小さくなる。
【0077】図12には、AAPAヘッダの場合とCA
PAヘッダの場合における焦点ずれに対するジッタ量を
示す。
【0078】ジッタとは、光ディスク上に形成されたピ
ットを読み取ったときに得られる再生信号を2値化した
ディジタル信号のエッジの揺れを示した量であり、この
ジッタの値が小さいほど、ヘッダの読み取り率は高くな
る。焦点ずれはディスクの面ぶれなどに対して発生する
もので、焦点ずれ量が広い範囲で低いジッタ量となる方
式がマージンの大きい安定なシステムと言える。
【0079】片面2.6GBの現在のDVD−RAMデ
ィスクの場合、ヘッダデータとしての1ビットあたりの
長さは、約0.41μmである。これに対して、片面
4.7GBの次世代のDVD−RAMディスクの場合、
ヘッダデータとしての1ビットあたりの長さは、約0.
28μmである。つまり、片面2.6GBの現在のDV
D−RAMディスクの1ビットのあたりの長さに対し
て、片面4.7GBの次世代のDVD−RAMディスク
の1ビットのあたりの長さは、約68%となる。これら
両方のDVD−RAMディスクを、レーザ波長650n
m、開口数NA0.6で再生する場合、現在のDVD−
RAMディスクの読み取りマージンに対して、次世代の
DVD−RAMディスクの読み取りマージンは著しく低
下することになる。この問題を解決するため、図6〜図
9に示したように、ヘッダデータを配置して読み取りマ
ージンを稼ぐことにより、次世代のDVD−RAMディ
スクの再生精度を向上させることができる。また、図6
〜図9に示すようにヘッダデータを配置することで、こ
のヘッダデータの再生方式を和信号検出として、次世代
のDVD−RAMディスクの再生精度を向上させること
ができる。さらに、図6〜図9に示すようにヘッダデー
タを配置することで、現在のDVD−RAMディスクの
セクタフォーマットに対応したフォーマットコントロー
ラでヘッダデータを再生することが可能となり、現在の
DVD−RAMとの互換を保つことができる。
【0080】次に、光ディスクの製造行程について簡単
に説明する。まず、ガラス円盤が制作される。このガラ
ス円盤にフォトレジスト(感光性樹脂)が塗布されフォ
トレジスト盤(原盤)が制作される。このフォトレジス
ト盤が回転され、この回転されているフォトレジスト盤
に対してレーザ光が照射され、フォトレジスト盤にトラ
ック及びヘッダデータが露光記録される。トラック及び
ヘッダデータが露光記録されたフォトレジスト盤を現像
すると、露光された部分のフォトレジストが現像液に溶
けて、フォトレジスト盤にトラック及びヘッダデータが
形成される。
【0081】このようにして、フォトレジスト盤に対し
て、トラック及びヘッダデータを形成する処理をカッテ
ィング処理と呼び、このカッティング処理はカッティン
グ装置(原盤製造装置)により実現される。つまり、こ
のカッティング装置には、フォトレジスト盤に対してレ
ーザ光を照射するための光学ヘッドなどが設けられてい
る。さらに、トラック及びヘッダデータが形成されたフ
ォトレジスト盤に対して、金属が蒸着され、Niメッキ
がなされる。そして、このメッキが施されたフォトレジ
スト盤からNiメッキ層が剥離される。この剥離された
Niメッキ層が、スタンパと呼ばれる光ディスクの型と
なる。そして、このスタンパを型にして、光ディスクが
製造される。
【0082】上記説明したカッティング処理において、
カッティング装置の光学ヘッドは、原盤1回転につき、
1トラック分だけ内周から外周の方向へ等速移動が行わ
れる。そして、レーザ光が照射された部分がグルーブト
ラック又はヘッダデータ、レーザ光が照射されない部分
がランドトラック、ランドフィールド、又はミラー部な
どになる。また、光学ヘッドから照射されるレーザ光に
対して所定のタイミングで186チャネルビット周期で
正弦波振動を加えることにより、ウォブル状のグルーブ
トラックを形成することが可能となる。さらに、このよ
うにウォブル状のグルーブトラックを形成することによ
り、ウォブル状のグルーブトラックとウォブル状のグル
ーブトラックとの間にウォブル状のランドトラックが形
成されることになる。また、1セクタは2697バイ
ト、すなわち43152チャネルビットであり、ウォブ
ルの周期はセクタ長の232分の1とする。
【0083】例えば、正弦波振動が加えられていないレ
ーザ光が照射されることにより、ランドセクタL6nと
グルーブセクタG50の間に配置されるヘッダデータ
(H50−3及びH50−4)が形成される。続けて、
正弦波振動が加えられたレーザ光が照射されることによ
り、グルーブセクタG50を有するグルーブトラックが
形成される。続けて、正弦波振動が加えられていないレ
ーザ光が照射されることにより、グルーブセクタG50
とグルーブセクタG51の間に配置されるヘッダデータ
(図示しない)が形成される。続けて、正弦波振動が加
えられたレーザ光が照射されることにより、グルーブセ
クタG51を有するグルーブトラックが形成される。続
けて、正弦波振動が加えられていないレーザ光が照射さ
れることにより、グルーブセクタG51とグルーブセク
タG52の間に配置されるヘッダデータ(H52−3及
びH52−4)が形成される。続けて、正弦波振動が加
えられたレーザ光が照射されることにより、グルーブセ
クタG52を有するグルーブトラックが形成される。こ
のようなヘッダデータとグルーブトラックの形成が原盤
1周分続けられ、最後に、正弦波振動が加えられたレー
ザ光が照射されることにより、グルーブセクタG5nを
有するグルーブトラックが形成される。
【0084】次に、正弦波振動が加えられていないレー
ザ光が照射されることにより、グルーブセクタG5nと
ランドセクタL40の間に配置されるヘッダデータ(H
40−1及びH40−2)が形成される。この後、レー
ザ光の照射が所定期間停止され、ランドセクタL40を
有するランドトラックが残される。続けて、正弦波振動
が加えられていないレーザ光が照射されることにより、
ランドセクタL40とランドセクタL41の間に配置さ
れるヘッダデータ(図示しない)が形成される。この
後、レーザ光の照射が所定期間停止され、ランドセクタ
L41を有するランドトラックが残される。続けて、正
弦波振動が加えられていないレーザ光が照射されること
により、ランドセクタL41とランドセクタL42の間
に配置されるヘッダデータ(H42−3、H42−4)
が形成される。この後、レーザ光の照射が所定期間停止
され、ランドセクタL42を有するランドトラックが残
される。このようなヘッダデータとランドトラックの形
成が原盤1周分続けられ、最後に、レーザ光の照射が所
定期間停止され、ランドセクタL4nを有するランドト
ラックが残される。
【0085】次に、図13を参照して、カッティング装
置について説明する。
【0086】レーザ駆動制御部141は、レーザ光源1
41aを所定のタイミングで駆動させる。レーザ駆動制
御部141の制御により駆動されたレーザ光源141a
から出射されたレーザ光(ArレーザもしくはKrレー
ザ)は、光軸を調整するレーザ光軸制御系142に入射
される。レーザ光軸制御系142では、レーザ光の光軸
が調整される。このレーザ光軸制御系142を介したレ
ーザ光は、ミラー143で反射され、ビーム変調系14
4に入射される。
【0087】ビーム変調系144は、音響光学変調器
(AOM)144a及び音響光学偏光器(AOD)14
4bを備えている。音響光学変調器144aは、フォー
マット回路149から供給される変調信号に従い、レー
ザ光を変調する。音響光学偏向器144bは、フォーマ
ット回路149から供給される偏向信号に従い、レーザ
光を偏向する。フォーマット回路149はROM150
を含み、フォーマット回路149に供給するための変調
信号、及び音響光学偏向器144bへ供給するための偏
向信号を生成する。因みに、変調信号により、レーザ光
に対して186チャネルビット周期で正弦波振動が加え
られる。
【0088】ビーム変調系144に入射されたレーザ光
は、音響光学変調器144aにより変調され、音響光学
偏向器144bにより偏向される。このビーム変調系1
44を介したレーザ光は、ピンホールやスリットから成
るビーム整形系145に入射される。ビーム整形系14
5では、レーザ光のビーム径及び形状が調整される。ビ
ーム整形系145を介したレーザ光は、ビームモニタ系
146に入射される。ビームモニタ系146は、レーザ
光のビーム形状がモニタされる。
【0089】ビームモニタ系146を介したレーザ光
は、ミラ−147に案内されて、対物レンズ148によ
りフォトレジスト盤140に集束、照射される。フォト
レジスト盤140とは、ガラス円盤にフォトレジストが
塗布されたものである。フォトレジスト盤のレーザ光が
照射された部分は、エッチングにより凹型の形状とな
る。
【0090】また、カッティング時には、スピンドルモ
ータ139によりフォトレジスト盤140が一定速度で
回転される。さらに、フォトレジスト盤140はスピン
ドルモータ139と一体のまま、送りねじ151により
所定方向に移動される。この移動により、対物レンズ1
48を介して照射されるレーザ光が、フォトレジスト盤
140の内周側から外周側へ移動される(フォトレジス
ト盤の半径方向へ移動される)。因みに、送りねじ15
1は、送り制御装置152の制御によりスピンドルモー
タ139と一体となったフォトレジスト盤140を移動
させる。この送り制御装置152の制御により、レーザ
光は、フォトレジスト盤140の1回転につき1トラッ
ク分だけ内周側から外周側へ移動される。また、このよ
うに移動されるレーザ光が照射された部分がグルーブト
ラック、照射されない部分がランドトラックとなる。さ
らに、レーザ光が点滅されることにより、ヘッダフィー
ルドを構成するエンボスピットが形成される。
【0091】また、図6〜図9に示すようにヘッダを配
置することで、ヘッダデータに相当するピットとグルー
ブとを同一線上に形成することができるため、装置の大
幅な簡略化が実現できる。
【0092】次に、図14〜図15を参照して、この発
明の実施の一形態に係るDVD−RAMディスクを処理
する光ディスク装置(情報記録媒体処理装置)について
説明する。
【0093】図14に示す光ディスク装置は、DVD−
RAMに対する記録再生処理に加え、DVD−ROM、
DVD−Video、DVD−R、音楽用CD、CD−
ROM、CD−R、CD−RWに対する再生処理を行う
ことができる。
【0094】この光ディスク装置は、DVD−RAMに
対する記録再生と、DVD−ROM、DVD−Vide
o、DVD−R、音楽用CD、CD−ROM、CD−
R、CD−RWに対する再生処理を両立させるため、2
系統の光学系及び信号処理系を備えている。つまり、こ
の光ディスク装置は、DVD用の光学系と信号処理系、
及びCD用の光学系と信号処理系を備えている。
【0095】この光ディスク装置には、スピンドルモー
タ12が設けられており、このスピンドルモータ12に
より、光ディスク10が回転駆動される。
【0096】また、この光ディスク装置には、対物レン
ズアクチュエーター70、及び光ピックアップ32が設
けられている。光ピックアップ32は、光ディスク10
に対して、光ビームを照射するとともに、光ディスクか
らの反射光を検出する。光ピックアップ32から照射さ
れた光ビームは、対物レンズアクチュエーター70を介
して、光ディスク10に対して集光される。つまり、集
光された光ビームの反射光が、光ピックアップ32によ
り検出される。
【0097】ここで、図15を参照して、光ピックアッ
プ32について説明する。
【0098】図15に示すように、光ピックアップ32
は、DVD用の第1半導体レーザ98及びCD用の第2
半導体レーザ99を備えている。第1半導体レーザ98
は、例えば、650nmの波長を有するレーザビームを
発生する。第2半導体レーザ99は、例えば、780n
mの波長を有するレーザビームを発生する。
【0099】第1半導体レーザ98より発せられたレー
ザビームは、コリメータレンズ96によってコリメート
され、ビームスプリッタ95で反射されて、ビームスプ
リッタ93を通過して、光ピックアップ32外へ導かれ
る。一方、第2半導体レーザ99より発せられたレーザ
ビームは、コリメータレンズ97によってコリメートさ
れ、ビームスプリッタ95、93を通過し、光ピックア
ップ32外へ導かれる。
【0100】光ピックアップ32から導き出されたレー
ザビームは、第1対物レンズ34及び第2対物レンズ3
5のいずれかに導かれ、これら第1対物レンズ34又は
第2対物レンズ35によって光ディスク10の記録トラ
ック上にレーザビームが集光される。また、光ディスク
10から反射されたレーザビームは、再び第1対物レン
ズ34及び第2対物レンズ35のどちらかを経由して光
ピックアップ32に戻される。
【0101】光ピックアップ32内では、レーザビーム
は、ビームスプリッタ93で反射され、集光レンズ91
で集光され、ビームスプリッタ90で2系に分けられ
て、DVD用の第1フォトディテクタ94a及びCD用
の第2フォトディテクタ94bで検出される。これら第
1フォトディテクタ94a及びCD用のフォトディテク
タ94bは、反射光を複数に分割して検出するものであ
る。そして、第1フォトディテクタ94aから出力され
る信号により、DVD系の、フォーカスエラー信号、ト
ラックエラー信号、及び再生信号(和信号)等が生成さ
れる。一方、第2フォトディテクタ94bから出力され
る信号により、CD系の、フォーカスエラー信号、トラ
ックエラー信号、及び再生信号(和信号)等が生成され
る。
【0102】上記したフォーカスエラー信号を用いるこ
とにより、第1対物レンズ34又は第2対物レンズ35
のフォーカス方向の位置ズレが検出され、この位置ズレ
を補正するように第1対物レンズ34又は第2対物レン
ズ35を光軸方向へ移動させるコイル(図示しない)に
電流が供給される。また、上記したトラックエラー信号
を用いることにより第1対物レンズ34又は第2対物レ
ンズ35のトラック方向の位置ズレが検出され、この位
置ズレを補正するように第1対物レンズ34又は第2対
物レンズ35をディスクの半径方向へ移動させるコイル
に電流が供給される。このようにして光ディスク10の
記録トラック上に情報が記録され、また、光ディスク1
0の記録トラック上から情報が読み取られる。
【0103】ここで、再び、図14に戻り、光ディスク
装置の概略説明を再開する。
【0104】光ディスク装置には、CPU55、ROM
54、及びRAM53が設けられている。CPU55
は、ROM54に記憶された制御プログラムに基づき光
ディスク装置の各部を制御する。また、RAM53に
は、必要なデータが一時的に記憶される。
【0105】また、光ディスク装置には、第1半導体レ
ーザ98及び第2半導体レーザ99の駆動を制御するレ
ーザ制御部40が設けられている。このレーザ制御部4
0は、CPU55からの指示に基づき、DVDモード及
びCDモードで、第1半導体レーザ98及び第2半導体
レーザ99の駆動を制御する。DVDモードとは、DV
Dに対するデータ処理(記録、再生、消去)を実行する
モードである。CDモードとは、CDに対するデータ処
理(再生)を実行するモードである。
【0106】上記したDVDモードには、DVD−RA
Mに対してデータを記録する記録モード、DVD−RA
Mに記録されているデータを消去する消去モード、及び
各種DVDに記録されているデータを再生する再生モー
ドが含まれる。レーザ制御部40においてDVDモード
が実行されると、第1半導体レーザ98が駆動される。
このとき、第1半導体レーザ98から照射されるレーザ
パワーは、記録モード、消去モード、及び再生モード夫
々に適したレーザパワーに制御される。なお、記録モー
ドでは、DVDデータ処理部から出力される記録用デー
タに基づき、第1半導体レーザ98の駆動が制御され
る。これにより、光ディスク装置に装填されたDVD−
RAMに対して、DVDデータ処理部から出力される記
録用データが記録される。
【0107】CDモードには、各種CDに記録されてい
るデータを再生する再生モードが含まれる。レーザ制御
部40においてCDモードが実行されると、第2半導体
レーザ99が駆動される。このとき、第2半導体レーザ
98から照射されるレーザパワーは、再生モードに適し
たレーザパワーに制御される。
【0108】光ディスク装置には、光ディスクを直接、
或いはディスク・カートリッジ11に収納された光ディ
スクを搭載するトレー62が設けられている。このトレ
ー62は、第1対物レンズ34及び第2対物レンズ35
に対向して光ディスク10が配置されるように、搭載さ
れた光ディスク10を光ディスク装置内へ搬送する。
【0109】また、光ディスク装置には、トレー62を
駆動する為のトレーモータ60が設けられている。光デ
ィスク装置に装填された光ディスク10は、スタンパ6
3によって回転可能にスピンドル・モータ61上に保持
され、このスピンドル・モータ61によって回転され
る。光ピックアップ32は、送りモータ56によって駆
動される送り機構(図示せず)上に載置され、この送り
機構によって光ディスク10の半径方向に移動される。
【0110】光ピックアップ32に設けられた第1フォ
トディテクタ94a及び第2フォトディテクタ94bか
ら出力される信号(電流信号)は、電流/電圧変換器4
1で電圧信号に変換される。変換された電圧信号は、リ
ファレンス・アンプ42及びサーボ・アンプ43に供給
される。
【0111】リファレンス・アンプ42からは、和信号
(フォーカス和信号又はトラッキング和信号)としての
再生信号が出力される。レーザ制御部40においてDV
Dモードが実行されている場合、リファレンス・アンプ
42からの出力は、DVDデータ処理部46へ供給され
る。レーザ制御部40においてCDモードが実行されて
いる場合、リファレンス・アンプ42からの出力は、C
Dサーボシーク制御部及びCDデータ処理部49へ供給
される。
【0112】サーボ・アンプ43は、電流/電圧変換器
41で変換された電圧信号に基づき、フォーカスエラー
信号及びトラッキングエラー信号を生成する。フォーカ
スエラー信号は、第1半導体レーザ98又は第2半導体
レーザ99から照射される光ビームのフォーカス状態に
対応した信号である。トラッキングエラー信号は、第1
半導体レーザ98又は第2半導体レーザ99から照射さ
れる光ビームのトラッキング状態に対応した信号であ
る。つまり、このサーボ・アンプ43からは、フォーカ
スエラー信号及びトラッキングエラー信号が出力され
る。レーザ制御部40においてDVDモードが実行され
ている場合、サーボ・アンプ43からの出力は、DVD
サーボシーク制御部48及びヘッダ位置推定部44へ供
給される。レーザ制御部40においてCDモードが実行
されている場合、サーボ・アンプ43からの出力は、C
Dサーボシーク制御部及びCDデータ処理部49へ供給
される。
【0113】DVDサーボシーク制御部48は、サーボ
・アンプ43から供給されるフォーカスエラー信号及び
トラッキングエラー信号に基づき、フォーカス/トラッ
キングアクチュエータドライバ及び送りモータドライバ
57を制御するためのフォーカス信号及びトラッキング
信号を生成する。さらに、DVDサーボシーク制御部4
8は、CPU55から供給されるディスクアクセスの指
示に基づき、アクセス信号を生成する。DVDサーボシ
ーク制御部48で生成されたフォーカス信号、トラッキ
ング信号、及びアクセス信号は、フォーカス/トラッキ
ングアクチュエータドライバ及び送りモータドライバ5
7へ供給される。フォーカス/トラッキングアクチュエ
ータドライバ及び送りモータドライバ57は、DVDサ
ーボシーク制御部48から供給されるフォーカス信号及
びトラッキング信号に基づき、第1対物レンズ34をフ
ォーカスサーボ制御及びトラッキングサーボ制御する。
さらに、フォーカス/トラッキングアクチュエータドラ
イバ及び送りモータドライバ57は、DVDサーボシー
ク制御部48から供給されるアクセス信号に基づき、送
りモータ56の駆動を制御する。
【0114】CDサーボシーク制御部及びCDデータ処
理部49は、サーボ・アンプ43から供給されるフォー
カスエラー信号及びトラッキングエラー信号に基づき、
フォーカス/トラッキングアクチュエータドライバ及び
送りモータドライバ57を制御するためのフォーカス信
号及びトラッキング信号を生成する。さらに、CDサー
ボシーク制御部及びCDデータ処理部49は、CPU5
5から供給されるディスクアクセスの指示に基づき、ア
クセス信号を生成する。CDサーボシーク制御部及びC
Dデータ処理部49で生成されたフォーカス信号、トラ
ッキング信号、及びアクセス信号は、フォーカス/トラ
ッキングアクチュエータドライバ及び送りモータドライ
バ57へ供給される。フォーカス/トラッキングアクチ
ュエータドライバ及び送りモータドライバ57は、CD
サーボシーク制御部及びCDデータ処理部49から供給
されるフォーカス信号及びトラッキング信号に基づき、
第2対物レンズ34をフォーカスサーボ制御及びトラッ
キングサーボ制御する。さらに、フォーカス/トラッキ
ングアクチュエータドライバ及び送りモータドライバ5
7は、CDサーボシーク制御部及びCDデータ処理部4
9から供給されるアクセス信号に基づき、送りモータ5
6の駆動を制御する。
【0115】スピンドルモータ61は、スピンドルモー
タドライバ58により制御される。このスピンドルモー
タドライバ58によるスピンドルモータ61の制御は、
DVDデータ処理部から供給されるデータ、又はCDサ
ーボシーク制御部及びCDデータ処理部49から供給さ
れるデータに基づき実行される。トレーモータ60は、
トレーモータドライバ59により制御される。このトレ
ーモータドライバ59によるトレーモータ60の制御
は、DVDデータ処理部46又はCPU55から供給さ
れるデータに基づき実行される。
【0116】DVDデータ処理部46は、CPU55か
らの指示に基づき、データ記録処理及びデータ再生処理
を実行する。データ記録処理とは、SCSIインターフ
ェース制御部50を介して入力されるユーザデータに基
づき記録用データを生成し、この生成された記録用デー
タをレーザ制御部40に供給する処理である。ここでデ
ータ記録処理をさらに詳しく説明すると、SCSIイン
ターフェース制御部50を介して入力されるユーザデー
タに基づき、ECCブロックが生成される。さらに、こ
の生成されたECCブロックのデータが16個に分割さ
れ、各々が一つのセクタフィールドに記録されるよう
に、レーザ制御部40に供給される。
【0117】一方、データ再生処理とは、リファレンス
・アンプ42から供給されRAM47に格納された再生
信号に基づき再生データを生成し、この生成された再生
データをSCSIインターフェース制御部50に供給す
る処理である。ここでデータ再生処理をさらに詳しく説
明すると、リファレンス・アンプ42から供給される再
生信号を受けて、この再生信号をRAM47に格納す
る。ここで、DVDデータ処理部46は、RAM47に
格納された再生信号に基づき、ECCブロックが生成さ
れる。さらに、この生成されたECCブロックに含まれ
る縦方向のエラー訂正コードに基づき縦方向のエラー訂
正処理が行われ、横方向のエラー訂正コードに基づき横
方向のエラー訂正処理が行われる。そして、これら一連
の処理が施された後、ECCブロックに含まれるユーザ
データが、SCSIインターフェース制御部50を介し
て外部装置へ出力される。外部装置とは、パーソナルコ
ンピュータなどである。RAM51は、SCSIインタ
フェース制御部並びにCD−ROMデコーダ50のバッ
ファとして機能する。
【0118】CDサーボシーク制御部及びCDデータ処
理部49は、リファレンス・アンプ42から供給される
再生信号を受けて、この再生信号に対して所定の処理を
施す。所定の処理が施された再生信号は、SCSIイン
タフェース制御部並びにCD−ROMデコーダ50に供
給され、SCSIを介して、外部装置へ出力される。音
楽用CDから再生された再生信号は、CDサーボシーク
制御部及びCDデータ処理部49からCDデータ出力ア
ンプ52へ供給される。CDデータ出力アンプ52によ
り、音楽用CDから再生された再生信号に基づくオーデ
ィオ出力がなされる。
【0119】続いて、図16〜図19を参照して、ヘッ
ダ位置推定部44によるヘッダ位置の推定、及びこのヘ
ッダ位置推定によるヘッダデータの再生処理について説
明する。図16は、ヘッダ位置推定部44の概略構成を
示すブロック図である。図17は、半導体レーザから照
射されたビームのビームスポットがトラックを走査する
様子を示す図である。図18は、ウォブルの回数をカウ
ントするウォブルカウントを説明するための図である。
図19は、ヘッダ位置推定によるヘッダデータの再生処
理を説明するためのフローチャートである。
【0120】図16に示すように、ヘッダ位置推定部4
4には、バンドパスフィルタ44a、2値化回路44
b、PLL回路44c、カウンタ44d、ヘッダ位置推
定信号生成部44eが順に設けられている。
【0121】例えば、図17に示すように、ランドトラ
ックLT1及びランドトラックLT2の間に挟まれたグ
ルーブトラックGT1を想定する。このグルーブトラッ
クGT1には、所定のウォブルが施されており、且つセ
クタアドレス#100のグルーブセクタGS100が含
まれている。さらに、このグルーブトラックGT1の後
には、ヘッダ3フィールド及びヘッダ4フィールドが形
成されている。これらヘッダ3フィールド及びヘッダ4
フィールドは、グルーブトラックGT2に含まれるセク
タアドレス#101のグルーブセクタGS101のもの
である。
【0122】仮に、第1半導体レーザ98から照射され
たビームのビームスポットBSが、グルーブトラックG
T1及びGT2の中央の波線に沿って、グルーブトラッ
クGT1をトレースしたとする(図19のST10)。
そして、グルーブトラックGT1からの反射光が、第1
フォトディテクタ94aにより検出されたとする(図1
9のST12)。
【0123】例えば、この第1フォトディテクタ94a
が、光検出部A及び光検出部Bを備えた2分割の光検出
器であるとする。そして、光検出部Aで検出された信号
Aから光検出部Bで検出された信号Bを引いた信号、つ
まり、図18に示すような、グルーブトラックGTに施
されたウォブルが反映された(A−B)信号が、第1フ
ォトディテクタ94aから出力される(図19のST1
4)。
【0124】第1フォトディテクタ94aから出力され
た(A−B)信号は、サーボアンプ43を介して、ヘッ
ダ位置推定部44へ供給される。つまり、第1フォトデ
ィテクタ94aから出力された(A−B)信号は、サー
ボアンプ43を介して、バンドパスフィルタ44aへ供
給される。さらに、(A−B)信号は、バンドパスフィ
ルタ44aを介して、2値化回路44bへ供給される。
2値化回路44bは、(A−B)信号を所定のスライス
レベルにより2値化して、図18に示すようような2値
化信号を生成する(図19のST16)。2値化回路4
4bで生成された2値化信号は、PLL回路44cへ供
給される。PLL回路44cは、図18に示すような所
定のPLLクロックを生成する。そして、カウンタ44
dが、PLL回路44cにより生成されたPLLクロッ
クに合わせて、2値化信号の周期をカウントする。つま
り、カウンタ44dにより、グルーブトラックGTに施
されたウォブルの回数がカウントされることになる(図
19のST18)。そして、このカウンタ44dによる
カウント値に基づき、ヘッダ位置推定信号生成部44e
がヘッダ位置推定信号を生成する(図19のST2
0)。例えば、一連のトラックに施されたウォブルの回
数がn(例えば220)である場合、カウンタ44dに
よるカウント値がn(例えば220)になったタイミン
グで、ヘッダ位置推定信号生成部44eからヘッダ位置
推定信号が出力される。
【0125】ヘッダ位置推定信号生成部44eから出力
されたヘッダ位置推定信号は、DVDデータ処理部46
へ供給される。DVDデータ処理部46は、ヘッダフィ
ールドに含まれているAM(アドレスマーク)に基づ
き、PIDの場所を特定してPIDを再生する。ところ
が、AMが検知できないようなこともある。AMが検知
できなければ、PIDの再生ができなくなってしまう。
このような事態を回避するために、上記したヘッダ位置
推定信号が利用される。つまり、ヘッダ位置推定信号に
基づき、ヘッダフィールドのヘッダデータを再生するこ
とが可能となる(図19のST22)。
【0126】
【発明の効果】この発明によれば下記の情報記録媒体、
情報記録媒体の原盤製造装置、情報記録媒体処理装置、
及び情報記録媒体処理方法を提供できる。
【0127】(1)ヘッダデータの検出精度の向上に貢
献することが可能な情報記録媒体。
【0128】(2)ヘッダデータの検出精度の向上に貢
献する情報記録媒体の原盤を製造することが可能な情報
記録媒体の原盤製造装置。
【0129】(3)情報記録媒体にエンボス記録された
ヘッダデータを高精度検出することが可能な情報記録媒
体処理装置。
【0130】(4)情報記録媒体にエンボス記録された
ヘッダデータを高精度検出することが可能な情報記録媒
体処理方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVD−RAMディスクの概略構造を説明する
ための図である。
【図2】DVD−RAMディスクにおけるゾーンを説明
するための図である。
【図3】DVD−RAMディスクのデータ構造を説明す
るための図である。
【図4】各ゾーンと回転速度との関係を示す図である。
【図5】DVD−RAMディスクにおけるセクタフォー
マットの概略を示す図である。
【図6】グルーブセクタとグルーブセクタ、及びランド
セクタとランドセクタとの間に設けられたヘッダフィー
ルドを示す図である。
【図7】グルーブセクタとグルーブセクタ、及びランド
セクタとランドセクタとの間に設けられたヘッダフィー
ルドを示す図である。
【図8】グルーブセクタとランドセクタの間、つまりグ
ルーブトラックとランドトラックの変わり目に設けられ
たヘッダフィールドを示す図である。
【図9】グルーブセクタとランドセクタの間、つまりグ
ルーブトラックとランドトラックの変わり目に設けられ
たヘッダフィールドを示す図である。
【図10】ヘッダフィールドの配置の変形例を示す図で
ある。
【図11】CAPAヘッダ及びAAPAヘッダ上のビー
ムスポットの通過位置を示す図である。
【図12】CAPAヘッダ及びAAPAヘッダの場の、
焦点ずれに対するジッタ量を示す図である。
【図13】カッティング装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図14】光ディスク装置の概略構成を示すブロック図
である。
【図15】光ディスク装置における光ピックアップの概
略構成を示すブロック図である。
【図16】光ディスク装置におけるヘッダ位置推定部の
概略構成を示すブロック図である。
【図17】半導体レーザから照射されたビームのビーム
スポットがトラックを走査する様子を示す図である。
【図18】ウォブルの回数をカウントするウォブルカウ
ントを説明するための図である。
【図19】ヘッダ位置推定によるヘッダデータの再生処
理を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】 10…光ディスク 32…光ピックアップ 42…リファレンス・アンプ 43…サーボ・アンプ 44…ヘッダ位置推定部 46…DVDデータ処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5D029 JB01 JB08 WA02 WA30 WB19 5D090 AA01 BB01 BB05 CC14 DD03 DD05 FF15 GG09 GG10 GG17 GG22 GG36 5D121 AA01 HH09

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状の情報記録媒体において、 このディスクの中心を中心とした不連続なスパイラル状
    のトラックであり、所定のウォブルが施されたランドト
    ラックと、 このディスクの中心を中心とした不連続なスパイラル状
    のトラックであり、且つ前記ランドトラックに沿って設
    けられたトラックであり、所定のウォブルが施されたグ
    ルーブトラックと、 このディスクの半径方向に連続した領域であり、前記ラ
    ンドトラックと前記ランドトラックとの間、前記グルー
    ブトラックと前記グルーブトラックとの間、及び前記ラ
    ンドトラックと前記グルーブトラックの間に設けられた
    ランド領域と、 前記ランド領域に配置された領域であり、前記ランドト
    ラックの中心線の延長線上に沿って第1のヘッダデータ
    が記録された第1のヘッダ領域と、 前記第1のヘッダ領域に続く前記ランドトラックに配置
    された領域であり、且つ前記第1のヘッダデータに従い
    処理される領域であり、このランドトラックの中心線上
    に沿って所定のデータが記録される第1のデータ領域
    と、 前記ランド領域に配置された領域であり、且つ前記グル
    ーブトラックの一端の延長線上に配置された領域であ
    り、このグルーブトラックの中心線の延長線上に沿って
    第2のヘッダデータが記録された第2のヘッダ領域と、 前記第2のヘッダ領域に続く前記グルーブトラックに配
    置された領域であり、且つ前記第2のヘッダデータに従
    い処理される領域であり、このグルーブトラックの中心
    線上に沿って所定のデータが記録される第2のデータ領
    域と、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体。
  2. 【請求項2】ディスク状の情報記録媒体において、 このディスクの中心を中心とした不連続なスパイラル状
    のトラックであり、所定のウォブルが施されたランドト
    ラックと、 このディスクの中心を中心とした不連続なスパイラル状
    のトラックであり、且つ前記ランドトラックに沿って設
    けられたトラックであり、所定のウォブルが施されたグ
    ルーブトラックと、 このディスクの半径方向に連続した領域であり、前記ラ
    ンドトラックと前記ランドトラックとの間、前記グルー
    ブトラックと前記グルーブトラックとの間、及び前記ラ
    ンドトラックと前記グルーブトラックの間に設けられた
    ランド領域と、 前記ランド領域に配置された領域であり、前記ランドト
    ラックの中心線の延長線上に沿って第1のヘッダデータ
    が記録された第1のヘッダ領域と、 前記第1のヘッダ領域に続く前記ランドトラックに配置
    された領域であり、且つ前記第1のヘッダデータに従い
    処理される領域であり、このランドトラックの中心線上
    に沿って所定のデータが記録される第1のデータ領域
    と、 前記ランド領域に配置された領域であり、且つ前記グル
    ーブトラックの一端の延長線上に配置された領域であ
    り、このグルーブトラックの中心線の延長線上に沿って
    第2のヘッダデータが記録された第2のヘッダ領域と、 前記第2のヘッダ領域に続く前記グルーブトラックに配
    置された領域であり、且つ前記第2のヘッダデータに従
    い処理される領域であり、このグルーブトラックの中心
    線上に沿って所定のデータが記録される第2のデータ領
    域と、 前記ランド領域に配置された領域であり、前記第1及び
    第2のヘッダ領域のディスクの半径方向に隣接する位置
    に配置された無記録領域と、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体。
  3. 【請求項3】ディスク状の情報記録媒体において、 このディスクの中心を中心とした不連続なスパイラル状
    のトラックであり、所定のウォブルが施されたランドト
    ラックと、 このディスクの中心を中心とした不連続なスパイラル状
    のトラックであり、且つ前記ランドトラックに沿って設
    けられてたトラックであり、所定のウォブルが施された
    グルーブトラックと、 このディスクの半径方向に連続した領域であり、前記ラ
    ンドトラックと前記ランドトラックとの間、前記グルー
    ブトラックと前記グルーブトラックとの間、及び前記ラ
    ンドトラックと前記グルーブトラックの間に設けられた
    ランド領域と、 前記ランド領域に配置された領域であり、前記ランドト
    ラックの中心線の延長線上に沿って第1のヘッダデータ
    が記録された第1のヘッダ領域と、 前記第1のヘッダ領域に続く前記ランドトラックに配置
    された領域であり、且つ前記第1のヘッダデータに従い
    処理される領域であり、このランドトラックの中心線上
    に沿って所定のデータが記録される第1のデータ領域
    と、 前記ランド領域に配置された領域であり、且つ前記グル
    ーブトラックの一端の延長線上に配置された領域であ
    り、このグルーブトラックの中心線の延長線上に沿って
    第2のヘッダデータが記録された第2のヘッダ領域と、 前記第2のヘッダ領域に続く前記グルーブトラックに配
    置された領域であり、且つ前記第2のヘッダデータに従
    い処理される領域であり、このグルーブトラックの中心
    線上に沿って所定のデータが記録される第2のデータ領
    域と、 前記ランド領域に配置された領域であり、前記第1のヘ
    ッダ領域及び前記第1のデータ領域に挟まされた位置に
    配置された第1の無記録領域と、 前記ランド領域に配置された領域であり、前記第1のヘ
    ッダ領域のディスクの半径方向に隣接し、且つ前記第2
    のヘッダ領域のトラック方向に隣接する位置に配置され
    た第2の無記録領域と、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体。
  4. 【請求項4】ディスク状の情報記録媒体の原盤を製造す
    る情報記録媒体の原盤製造装置において、 前記原盤の所定位置を露光して、不連続なスパイラル状
    のトラックであり且つ所定のウォブルが施されたランド
    トラック、及び不連続なスパイラル状のトラックであり
    前記ランドトラックに沿って設けられたトラックであり
    且つ所定のウォブルが施されたグルーブトラックを形成
    する第1の露光手段と、 原盤の半径方向に連続した領域であり、前記ランドトラ
    ックと前記ランドトラックとの間、前記グルーブトラッ
    クと前記グルーブトラックとの間、及び前記ランドトラ
    ックと前記グルーブトラックの間に設けられたランド領
    域の所定位置を露光して、前記ランドトラックの中心線
    の延長線上に沿って第1のヘッダデータを記録する第2
    の露光手段と、 前記ランド領域の所定位置を露光して、前記グルーブト
    ラックの中心線の延長線上に沿って第2のヘッダデータ
    を記録する第3の露光手段と、 を備えたことを特徴とする原盤製造装置。
  5. 【請求項5】ディスク状の情報記録媒体の原盤を製造す
    る情報記録媒体の原盤製造装置において、 前記原盤を所定速度で回転駆動させる駆動手段と、 前記駆動手段により回転駆動される前記原盤に対して光
    ビームを照射して、前記原盤の所定位置を露光する露光
    手段と、 前記露光手段から照射される光ビームのビームスポット
    を、前記原盤の半径方向に移動させる移動手段と、 前記移動手段を制御して所定のタイミングで前記露光手
    段を前記原盤の半径方向に移動させるとともに、前記露
    光手段を制御して所定のタイミングで光ビームをオン・
    オフ及び変調させることにより、前記露光手段から照射
    される光ビームのビームスポットを不連続なスパイラル
    状にトレースさせるとともに所定のタイミングでウォブ
    ルさせて、このスパイラルの中心線上に沿って第1のヘ
    ッダデータ、不連続なスパイラル状のウォブルが施され
    たランドトラック、第2のヘッダデータ、及び不連続な
    スパイラル状のウォブルが施されたグルーブトラックを
    順に露光記録させる制御手段と、 を備えたことを特徴とする原盤製造装置。
  6. 【請求項6】エンボスピットにより記録された第1のヘ
    ッダデータ及び所定のウォブルが施されたランドトラッ
    クが所定のスパイラルに沿って交互に設けられた第1の
    スパイラル領域と、エンボスピットにより記録された第
    2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたグルー
    ブトラックが前記第1のスパイラル領域に沿って交互に
    設けられた第2のスパイラル領域とが交互に形成された
    ディスク状の情報記録媒体を処理する情報記録媒体処理
    装置において、 前記情報記録媒体を所定速度で回転駆動させる駆動手段
    と、 前記駆動手段により回転駆動される前記情報記録媒体に
    対して光ビームを照射する照射手段と、 前記照射手段を前記情報記録媒体の半径方向へ移動させ
    る移動手段と、 前記移動手段を制御して所定のタイミングで前記照射手
    段を前記情報記録媒体の半径方向へ移動させることによ
    り、前記照射手段から照射される光ビームのビームスポ
    ットを前記第1及び第2のスパイラル領域を順に走査さ
    せるトラッキング制御手段と、 前記トラッキング制御手段の制御に従い前記照射手段か
    ら照射される光ビームの前記情報記録媒体からの反射光
    を複数に分割して検出する反射光検出手段と、 前記反射光検出手段により複数に分割して検出された反
    射光の和信号に基づき、前記第1又は第2のヘッダデー
    タを再生する再生手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体処理装置。
  7. 【請求項7】エンボスピットにより記録された第1のヘ
    ッダデータ及び所定のウォブルが施されたランドトラッ
    クが所定のスパイラルに沿って交互に設けられた第1の
    スパイラル領域と、エンボスピットにより記録された第
    2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたグルー
    ブトラックが前記第1のスパイラル領域に沿って交互に
    設けられた第2のスパイラル領域とが交互に形成された
    ディスク状の情報記録媒体を処理する情報記録媒体処理
    装置において、 前記情報記録媒体を所定速度で回転駆動させる駆動手段
    と、 前記駆動手段により回転駆動される前記情報記録媒体に
    対して光ビームを照射する照射手段と、 前記照射手段を前記情報記録媒体の半径方向へ移動させ
    る移動手段と、 前記移動手段を制御して所定のタイミングで前記照射手
    段を前記情報記録媒体の半径方向へ移動させることによ
    り、前記照射手段から照射される光ビームのビームスポ
    ットを前記第1及び第2のスパイラル領域を順に走査さ
    せるトラッキング制御手段と、 前記トラッキング制御手段の制御に従い前記照射手段か
    ら照射される光ビームの前記情報記録媒体からの反射光
    を検出する反射光検出手段と、 前記反射光検出手段により検出された反射光に基づき、
    前記ウォブルを検出するウォブル検出手段と、 前記ウォブル検出手段により検出された前記ウォブルに
    基づき、前記第1又は第2のヘッダデータが記録されて
    いる位置を推定する推定手段と、 前記推定手段による推定結果に基づく所定のタイミング
    で、前記第1又は第2のヘッダデータを再生する再生手
    段と、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体処理装置。
  8. 【請求項8】エンボスピットにより記録された第1のヘ
    ッダデータ及び所定のウォブルが施されたランドトラッ
    クが所定のスパイラルに沿って交互に設けられた第1の
    スパイラル領域と、エンボスピットにより記録された第
    2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたグルー
    ブトラックが前記第1のスパイラル領域に沿って交互に
    設けられた第2のスパイラル領域とが交互に形成された
    ディスク状の情報記録媒体を処理する情報記録媒体処理
    装置において、 前記情報記録媒体を所定速度で回転駆動させる駆動手段
    と、 前記駆動手段により回転駆動される前記情報記録媒体に
    対して光ビームを照射する照射手段と、 前記照射手段を前記情報記録媒体の半径方向へ移動させ
    る移動手段と、 前記移動手段を制御して所定のタイミングで前記照射手
    段を前記情報記録媒体の半径方向へ移動させることによ
    り、前記照射手段から照射される光ビームのビームスポ
    ットを前記第1及び第2のスパイラル領域を順に走査さ
    せるトラッキング制御手段と、 前記トラッキング制御手段の制御に従い前記照射手段か
    ら照射される光ビームの前記情報記録媒体からの反射光
    を複数に分割して検出する反射光検出手段と、 前記反射光検出手段により複数に分割して検出された反
    射光の差信号に基づき、前記ウォブルのウォブル回数を
    カウントするウォブル検出手段と、 前記ウォブル検出手段によりカウントされた前記ウォブ
    ルのウォブル回数に基づき、このウォブルカウントの対
    象となったトラックに続く前記第1又は第2のヘッダデ
    ータが記録されている位置を推定する推定手段と、 前記推定手段による推定結果に基づく所定のタイミング
    で、前記反射光検出手段により複数に分割して検出され
    た反射光の和信号に基づき、前記第1又は第2のヘッダ
    データを再生する再生手段と、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体処理装置。
  9. 【請求項9】エンボスピットにより記録された第1のヘ
    ッダデータ及び所定のウォブルが施されたランドトラッ
    クが所定のスパイラルに沿って交互に設けられた第1の
    スパイラル領域と、エンボスピットにより記録された第
    2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたグルー
    ブトラックが前記第1のスパイラル領域に沿って交互に
    設けられた第2のスパイラル領域とが交互に形成された
    ディスク状の情報記録媒体を処理する情報記録媒体処理
    方法において、 前記第1及び第2のスパイラル領域を順に走査しつつ、
    前記情報記録媒体に対して光ビームを照射する第1のス
    テップと、 前記第1のステップにより照射された光ビームの前記情
    報記録媒体からの反射光を複数に分割して検出する第2
    のステップと、 前記第2のステップにより複数に分割して検出された反
    射光の和信号に基づき、前記第1又は第2のヘッダデー
    タを再生する第3のステップと、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体処理方法。
  10. 【請求項10】エンボスピットにより記録された第1の
    ヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたランドトラ
    ックが所定のスパイラルに沿って交互に設けられた第1
    のスパイラル領域と、エンボスピットにより記録された
    第2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたグル
    ーブトラックが前記第1のスパイラル領域に沿って交互
    に設けられた第2のスパイラル領域とが交互に形成され
    たディスク状の情報記録媒体を処理する情報記録媒体処
    理方法において、 前記第1及び第2のスパイラル領域を順に走査しつつ、
    前記情報記録媒体に対して光ビームを照射する第1のス
    テップと、 前記第1のステップにより照射された光ビームの前記情
    報記録媒体からの反射光を2分割して検出する第2のス
    テップと、 前記第2のステップにより検出された反射光に基づき、
    前記ウォブルを検出する第3のステップと、 前記第3のステップにより検出された前記ウォブルに基
    づき、前記第1又は第2のヘッダデータが記録されてい
    る位置を推定する第4のステップと、 前記第4のステップによる推定結果に基づく所定のタイ
    ミングで、前記第1又は第2のヘッダデータを再生する
    第5のステップと、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体処理方法。
  11. 【請求項11】エンボスピットにより記録された第1の
    ヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたランドトラ
    ックが所定のスパイラルに沿って交互に設けられた第1
    のスパイラル領域と、エンボスピットにより記録された
    第2のヘッダデータ及び所定のウォブルが施されたグル
    ーブトラックが前記第1のスパイラル領域に沿って交互
    に設けられた第2のスパイラル領域とが交互に形成され
    たディスク状の情報記録媒体を処理する情報記録媒体処
    理方法において、 前記第1及び第2のスパイラル領域を順に走査しつつ、
    前記情報記録媒体に対して光ビームを照射する第1のス
    テップと、 前記第1のステップにより照射された光ビームの前記情
    報記録媒体からの反射光を複数に分割して検出する第2
    のステップと、 前記第2のステップにより複数に分割して検出された反
    射光の差信号に基づき、前記ウォブルのウォブル回数を
    カウントする第3のステップと、 前記第3のステップによりカウントされた前記ウォブル
    のウォブル回数に基づき、このウォブルカウントの対象
    となったトラックに続く前記第1又は第2のヘッダデー
    タが記録されている位置を推定する第4のステップと、 前記第4のステップによる推定結果に基づく所定のタイ
    ミングで、前記第2のステップにより複数に分割して検
    出された反射光の和信号に基づき、前記第1又は第2の
    ヘッダデータを再生する第5のステップと、 を備えたことを特徴とする情報記録媒体処理方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2023523377A (ja) * 2021-04-02 2023-06-05 ソリュース先端素材株式会社 有機発光素子封止用組成物、及びそれを含む有機発光表示装置
US12012520B2 (en) 2021-04-02 2024-06-18 Solus Advanced Materials Co., Ltd. Composition for encapsulating organic light emitting diodes and organic light emitting display device comprising the same

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