JPH07114775A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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Publication number
JPH07114775A
JPH07114775A JP26061193A JP26061193A JPH07114775A JP H07114775 A JPH07114775 A JP H07114775A JP 26061193 A JP26061193 A JP 26061193A JP 26061193 A JP26061193 A JP 26061193A JP H07114775 A JPH07114775 A JP H07114775A
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JP
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data
clock
recording
zone
reproducing
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Application number
JP26061193A
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English (en)
Inventor
Masaharu Imura
正春 井村
Shigeru Matsukawa
茂 松川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Rotational Drive Of Disk (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 MCLV方式でサンプルサーボ方式のディス
ク装置において、ゾーンの切り換わり時においても記録
再生を可能とする。 【構成】 光ディスク1に設定された各ゾーンに応じて
回転数を切り換えるスピンドルモータ制御回路8と、ク
ロックマークの再生信号をもとに第1の記録再生データ
クロックを生成する第1のデータクロック生成手段19
と第2の記録再生データクロックを生成する第2のデー
タクロック生成手段20と、ヘッドがゾーンを横切った
ことを検出するゾーン横断検出回路15と、ゾーン横断
信号により第1と第2の記録再生データクロックのいず
れかを選択するデータクロック切り換えスイッチ21選
択手段と、選択されたデータクロックをもとにデータを
記録又は再生する記録再生手段14とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスク装置や磁気
ディスク装置などのディスク装置に関し、特に記録再生
トラックを半径方向に複数のゾーンに分割するとともに
ディスク回転中心から放射状に予めクロックマークを記
録されたディスクを用い、各ゾーンごとにディスクの回
転数を変え、各ゾーンにおける線速度を略一定に保つよ
うにしたディスク装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディスク装置の記録再生方式は大
別してディスクを一定の速度で回転させる角速度一定
(CAV)方式と、ヘッドとディスクの相対速度が一定
となるようにディスクの回転をコントロールする線速度
一定(CLV)方式の2種類がある。
【0003】CAV方式は、図4に示すように、ディス
クの回転数はヘッドのディスク半径位置に無関係に一定
で、ディスクの回転駆動手段が簡単になるものの、ディ
スクの外周での記録密度が小さく、記録容量を大きくで
きない。また、このCAV方式はデータ転送速度は一定
となる。
【0004】CLV方式は、図5に示すように、ヘッド
のディスク半径位置に応じてディスクの回転数を変化さ
せる必要があるため、ディスクの回転駆動手段が複雑に
なる反面、記録密度を内外周で一定にできるため記録容
量を大きくすることができる。また、データ転送速度も
一定となるため連続再生の装置に適している。
【0005】そこで、ディスクの回転駆動手段が簡単な
CAV方式の特徴を生かしながら記録容量を大きくする
ことができるMCAV(Modified CAV)と、ディ
スクの回転駆動手段はCAVよりは若干複雑になるが、
再生クロックを一定にできるMCLV(Modified C
LV)方式とが提案されている。
【0006】MCAV方式は、図6に示すように、ディ
スクの記録領域を半径方向に複数のゾーンに分割し、記
録密度が内外周でほぼ同じになるようにする。したがっ
て、各ゾーンでのデータ転送速度は、外周側のゾーンが
内周側のゾーンに比べ大きくなる。この方式は、主に磁
気ディスク装置や光データファイル装置に用いられてい
る。
【0007】MCLV方式は、図7に示すように、ディ
スクの記録領域を半径方向に複数のゾーンに分割し、各
ゾーンごとにディスクの回転数を変化させ、内外周での
データ転送速度を同じにする。したがって、外周側での
ゾーンの回転数は内周側での回転数より小さくする。こ
の方式は各ゾーンでの線速度をほぼ同じにでき、連続記
録再生を伴うマルチメディアに適している。
【0008】また、従来からディスクのトラック上に離
散的にサーボ領域を予め形成し、これらの離散的なサー
ボ情報を用いてサーボ領域間のクロッキングやトラッキ
ングを行う、いわゆるサンプルサーボフォーマットのデ
ィスク記録媒体がある。このサンプルサーボフォーマッ
トのディスク媒体において、そのサーボ領域は一般的に
隣接するトラック間で同じ位置となるように、すなわち
ディスク回転中心から放射状に形成されている。また、
サーボ領域にはクロックマークが形成されており、この
クロックマークからディスク回転に同期した同期信号が
生成される。
【0009】以下、従来のMCLV方式でかつサンプル
サーボ方式の光ディスク装置について、図8〜図14を
参照しながら説明する。
【0010】図8に光ディスク装置の基本構成を示す。
1は光ディスクであり、そのディスクフォーマットを図
9に示す。図9において、2は記録領域で、スパイラル
状にトラックが形成されており、半径方向にゾーンA、
ゾーンB、ゾーンC、ゾーンDと4つのゾーンに分割さ
れている。3はサーボ領域で、ディスク中心から放射状
に形成されている。4はデータ領域で、データの記録再
生が可能である。
【0011】光ディスク1上のトラックは、図10に部
分拡大して示すように構成され、1つのサーボ領域3と
それに連続するデータ領域4とで1つのセグメントが構
成されている。
【0012】図8に戻って、5は光ディスク1を回転駆
動するスピンドルモータ、6は光ディスク1の記録領域
2にレーザスポットを形成し、データを記録再生する光
ヘッド、7はシステム全体を制御する主制御回路であ
る。また、この光ディスク装置には、スピンドルモータ
5の回転を制御するスピンドルモータ制御回路8、光ヘ
ッド6を位置決めする光ヘッド位置決め手段9、光ヘッ
ド6内のレーザ(図示せず)を発光制御するレーザ駆動
回路10、再生信号を2値化する2値化回路11、光デ
ィスク1のサーボ領域3の再生信号からサーボ用クロッ
ク(以下、サーボクロックと記す)を取り出すサーボク
ロック生成回路12、サーボクロックから記録再生に必
要なデータ用クロック(以下、データクロックと記す)
を生成するPLL回路13、データクロックにより光デ
ィスク1上のデータ領域4に記録再生を行う再生回路1
6と記録回路17から成る記録再生手段14、およびゾ
ーン間の移動を検出するゾーン横断検出回路15が設け
られている。このような構成の光ディスク装置は、例え
ば特開平4−92258号公報に開示されている。
【0013】以上のように構成された光ディスク装置に
ついて、以下その動作について説明する。
【0014】図10に示すように、光ディスク1上のサ
ーボ領域3には、トラッキングのためのウォブルマー
ク、光ディスク1の回転に同期したクロックを生成する
ためのクロックマーク、およびアクセス時にヘッド位置
を認識するアクセスコードマークが設けられている。各
マークはサーボクロック周期で形成され、特にクロック
マークは隣接するトラック間で同じ位置、すなわちディ
スク回転中心から放射状に形成され、アクセスコードマ
ークは、1トラック毎にマーク位置をずらせて形成され
ている。
【0015】サーボ領域3の再生信号51は2値化回路
11により2値化データ52に変換される。サーボクロ
ック生成回路12は、図11に示すように、2値化デー
タ52よりクロックマークに対応するクロックパルス5
3を抜き出すクロックパルス抽出部25と、位相比較器
27、フィルタ28、電圧制御発振器29(以下、VC
Oと記す)および分周器30から成るPLL部26で構
成されている。PLL部26の出力クロックであるサー
ボクロックφ1は、サーボ領域3の各マーク位置に対応
しているため、サーボクロックφ1をカウントすること
により、各マーク位置を特定でき、クロックパルスの抽
出や、アクセスコードマークの位置認識を可能にする。
【0016】ゾーン横断検出回路15は、サーボクロッ
クφ1を用いてアクセスコードマークの位置を認識し、
レーザスポットがどのゾーンに位置しているかを検出
し、そのゾーン情報を主制御回路7に送る。また、サー
ボクロックφ1はスピンドルモータ制御回路8に送ら
れ、スピンドルモータ5を所定の回転数に制御するため
に用いられる。
【0017】また、サーボクロックφ1はデータクロッ
ク生成手段であるPLL回路13によりデータクロック
φ2(チャンネルクロック)に周波数変換される。PL
L回路13は、図12に示すように、分周器(1)(分
周比N)31、分周器(2)(分周比M)32、位相比
較器33、フィルタ34、及びVCO35で実現するこ
とができる。
【0018】MCLV方式の光ディスク装置において
は、ゾーンにより回転数が変わる。例えば、ゾーンA、
Bの開始トラック位置の半径をra、rb、各ゾーンで
の所定回転数をna、nbとすると、記録密度およびデ
ータ転送レートがほぼ同じであるので、ゾーンBの回転
数nbはnaの(ra/rb)倍となる。データクロッ
クφ2の周波数は、ゾーンAとゾーンBでほぼ同じにす
るため、以下のように設定される。ゾーンAでのPLL
回路13のφ1からφ2への周波数変換比を(Ma/N
a)とすると、ゾーンBでの周波数変換比(Mb/N
b)は、(Ma/Na)の(rb/ra)倍になるよう
に分周器(1)31、分周器(2)32の分周比を決め
ればよい。ゾーンが切り換わると、PLL回路13には
主制御回路7から新しいゾーンでの分周比M、Nが設定
され、新しいゾーンでのデータクロックφ2を生成す
る。このデータクロックφ2をもとに新しいゾーンのデ
ータ領域に対して記録再生を行う。
【0019】次に、データ領域4に対して記録する場合
の具体例について説明する。ゾーンAの領域に記録する
場合、光ディスク1はスピンドルモータ5により回転さ
れ、この回転に伴って光ヘッド6が光ディスク1をレー
ザ光で走査することによりサーボ領域3の再生信号を得
る。この再生信号から上記した方法でサーボクロックφ
1が生成され、このサーボクロックφ1をもとにスピン
ドルモータ制御回路8がゾーンAでの所定の回転数na
となるようにスピンドルモータ5を回転制御する。この
ときのサーボクロックφ1の周波数をf1aとする。主
制御回路7からPLL回路13に対し、ゾーンAでの分
周比Na、Maが設定され、データクロックφ2(周波
数f2a)が生成される。記録回路17は、たとえばR
LL(1,7)符号に変換するエンコーダから成り、ホ
ストコンピュータ18から送られた記録データ54をデ
ータクロックφ2に同期した記録パルス55に変換して
レーザ駆動回路10に供給する。レーザ駆動回路10は
光ヘッド6内のレーザを駆動し、光ディスク1のデータ
領域4にレーザパルスを照射し、データが記録される。
【0020】次に、レーザスポットがゾーンAからゾー
ンBに移動すると、ゾーン横断検出回路15によりゾー
ン横断が検出される。これにより、スピンドルモータ制
御回路8はスピンドルモータ5をゾーンBでの所定回転
数nbにするために徐々に回転数を下げる。図14にゾ
ーンを横断した場合のディスク回転数、サーボクロック
φ1、データクロックφ2の変化を示す。ゾーンが変わ
ると、主制御回路7からPLL回路13に対し、ゾーン
Bでの分周比Nb、Mbが設定される。回転数がnaか
らnbに移る間、サーボクロックφ1の周波数もf1a
からf1bに移る。ゾーン切り換わり直後、PLL回路
13の位相比較器33には、サーボクロックφ1をNb
分周したクロック(周波数f1a/Nb)と、VCO3
5の出力クロックφ2をMb分周したクロック(周波数
f2a/Mb)が入力される。これら2つのクロックの
位相誤差によりVCO35の出力クロックφ2の周波数
は高くなる。PLL回路13の応答が理想的であればφ
2の周波数は、破線で示すように、f2a’すなわちゾ
ーンAの回転数でゾーンBの記録を行う周波数まで高く
なり、以後回転数に応じて低くなる。しかしながら、P
LL回路13の応答は、一般的にノイズ等による影響を
避けるために鈍く設定されており、そのためゾーン切り
換わり直後f2aであったデータクロックφ2の周波数
は、実線で示すように徐々に高くなり、一定時間後にφ
1周波数の(Mb/Nb)倍になり、これ以後光ディス
ク1の回転数低くなるのに伴ってφ1とともにφ2の周
波数も徐々に低くなる。回転数がnbになった時点で、
データクロック周波数はゾーンBでのデータクロック周
波数f2b、すなわちf2aと同じになる。
【0021】光ディスク1の回転数がゾーンBの回転数
nbに整定し、データクロックφ2の周波数がf2bに
なると、再び主制御回路7から記録データ54が記録回
路17に送られる。記録回路17は、データクロックφ
2に同期した記録パルス55に変換してレーザ駆動回路
10に供給する。レーザ駆動回路10は光ヘッド6内の
レーザを駆動し、光ディスク1にレーザパルスを照射
し、データ領域にデータを記録する。以下、ゾーンが変
わるごとに上記と同様な方法を繰り返す。
【0022】次に、データ領域4を再生する場合の具体
例について説明する。ゾーンAの領域を再生する場合、
記録時と同様な方法で光ディスク1を回転数naで回転
させ、サーボクロックφ1(周波数f1a)およびデー
タクロックφ2(周波数f2a)を生成する。再生回路
16は、図13に示すように、再生信号同期部36とデ
コーダ37から成る。再生信号同期部36は、同期信号
切り換えスイッチ38、及び位相比較器39とフィルタ
40とVCO41とからなるPLL回路から構成されて
いる。データを再生しない場合は、同期信号切り換えス
イッチ38がa側に切り換えられ、データクロックφ2
がPLL回路に通され、再生信号同期部36のVCO4
1はデータクロックφ2の周波数f2aで発振してい
る。データを再生する場合は、同期信号切り換えスイッ
チ38はb側に切り換えられ、2値化データ52がPL
L回路に通される。このとき、2値化データの内、サー
ボ領域3では位相比較を禁止することにより、VCO4
1はデータ領域の2値化データに同期したデータ読み取
りクロック56を生成する。デコーダ37は、2値化デ
ータ52とデータ読み取りクロック56から記録時の変
換符号を復調し、読み取りデータ57を生成し、主制御
回路7を通してホストコンピュータ18にデータを送
る。
【0023】レーザスポットがゾーンAからゾーンBに
移動すると、記録時に示したように、データクロックφ
2の周波数は変化する。データクロックφ2の周波数が
変化している間は、同期信号切り換えスイッチ38はa
側に切り換えられているため、再生信号同期部36のP
LL回路のVCO41の周波数もデータクロックφ2の
変化に同期した周波数になる。光ディスク1の回転数が
ゾーンBの所定の回転数nbになると、VCO41の周
波数はゾーンBのデータクロックφ2の周波数であるf
2bとなる。これによりゾーンBのデータが再生可能と
なり、上記したように、同期信号切り換えスイッチ38
をb側に切り換えることにより、ゾーンBのデータを再
生することができる。以下、ゾーンが切り換わるごと
に、上記同様な方法にてデータの再生が行われる。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、ゾーンの切り換わり時にディスクの回
転数が所定の回転数に整定するまで、次のゾーンでの記
録再生ができないという問題があった。
【0025】本発明は、上記従来の問題点に鑑み、MC
LV方式でサンプルサーボ方式のディスク装置におい
て、ゾーンの切り換わり時においても記録再生ができる
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本願の第1発明のディス
ク装置は、スパイラル状または同心円状のトラックを有
するとともに半径方向の位置に応じて記録再生領域を複
数のゾーンに分割されかつ放射状に予めクロックマーク
が記録されたディスクと、トラック内にデータを記録再
生するヘッドと、各ゾーンに応じてディスクの回転数を
切り換えるスピンドルモータ制御手段と、クロックマー
クの再生信号をもとに第1の記録再生データクロックを
生成する第1のデータクロック生成手段と、クロックマ
ークの再生信号をもとに第2の記録再生データクロック
を生成する第2のデータクロック生成手段と、ヘッドが
ゾーンを横切ったことを検出するゾーン横断検出手段
と、ゾーン横断検出手段からのゾーン横断信号により第
1と第2の記録再生データクロックのいずれかを選択す
るデータクロック選択手段と、選択された記録再生デー
タクロックをもとにデータを記録又は再生する記録再生
手段とを備えたことを特徴とする。
【0027】また、第2発明のディスク装置は、第1発
明における選択された記録再生データクロックをもとに
データを記録又は再生する記録再生手段に代えて、選択
されたデータクロックをもとにデータを記録する記録手
段と、第1の記録再生データクロックをもとに再生デー
タと同期したクロックを生成する第1のデータ同期化回
路と第2の記録再生データクロックをもとに再生データ
と同期したクロックを生成する第2のデータ同期化回路
とこれら2つのデータ同期化回路の出力クロックのいず
れかを選択する読み取りクロック選択回路とデコーダか
らなる再生手段とを備えたことを特徴とする。
【0028】
【作用】本願の第1発明によれば、記録再生時にゾーン
を横断した場合、記録再生のためのデータクロックを、
第1のデータクロック生成手段の手段の出力から第2の
データクロック生成手段の出力へ切り換え、記録再生時
には切り換えたクロックをもとに記録再生を行うことに
より、記録時はゾーン横断直後から記録が可能となり、
再生時はゾーン横断後短時間で再生可能となり、スピン
ドルモータが整定する間においても記録再生が可能とな
る。
【0029】また、第2発明によれば、記録再生時にゾ
ーンを横断した場合、記録時には第1のデータクロック
再生手段の出力から第2のデータクロック生成手段の出
力へ切り換え、切り換えたクロックをもとに記録を行
い、再生時には、第1のデータクロック生成手段の出力
をもとに第1のデータ同期化回路で再生していたものか
ら、第2のデータクロック生成手段の出力をもとに第2
のデータ同期化回路で再生するように切り換えることに
より、ゾーン横断直後から記録再生が可能となり、スピ
ンドルモータが整定する間においても記録再生が可能と
なる。
【0030】かくして、ゾーンの切り換わり時において
も、データを連続的に記録再生することができる。
【0031】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例の光ディスク
装置について、図1を参照しながら説明する。
【0032】図1において、1は光ディスク、5はスピ
ンドルモータ、6は光ヘッド、7は主制御回路、8はス
ピンドルモータ制御回路、9は光ヘッド6を位置決めす
る光ヘッド位置決め手段、10は光ヘッド6内のレーザ
(図示せず)を発光制御するレーザ駆動回路、11は再
生信号を2値化する2値化回路、12は光ディスク1の
サーボ領域3の再生信号からサーボクロックを取り出す
サーボクロック生成回路、14はデータクロックにより
光ディスク1上のデータ領域4に記録再生を行う再生回
路16と記録回路17から成る記録再生手段、15はレ
ーザスポットがゾーンを横断したことを検出するゾーン
横断検出回路、18はホストコンピュータであり、以上
の構成要素は図8を参照して説明した従来例のディスク
装置の構成要素と同様のものである。
【0033】図8と異なるのは、サーボクロックφ1か
らデータクロックφ2を生成する手段であり、PLL回
路13に代えて、サーボクロックφ1から記録再生のた
めの第1のデータクロックφ2を生成する第1のデータ
クロック生成回路(PLL(1))19、サーボクロッ
クφ1から記録再生のための第2のデータクロックφ3
を生成する第2のデータクロック生成回路(PLL
(2))20、及びゾーン横断信号により第1のデータ
クロックφ2又は第2のデータクロックφ3のどちらか
を選択するデータクロック切り換えスイッチ21が設け
られている。
【0034】以上のように構成された光ディスク装置に
ついて、図1と図3を用いてその動作について説明す
る。
【0035】まず、データ領域に記録する場合の具体例
について説明する。ゾーンAの領域に記録する場合、光
ディスク1はスピンドルモータ5により回転され、その
回転に伴って光ヘッド6が光ディスク1をレーザ光で走
査することによりサーボ領域3の再生信号を得る。この
再生信号から上記した方法でサーボクロックφ1が生成
され、このサーボクロックφ1をもとにスピンドルモー
タ制御回路8はゾーンAでの所定の回転数naでスピン
ドルモータ5を回転制御する。このときのサーボクロッ
クφ1の周波数をf1aとする。主制御回路7から第1
のデータクロック生成回路(PLL(1))19に対
し、ゾーンAでの分周比Na、Maが設定され、データ
クロックφ2(周波数f2a)が生成される。データク
ロック切り換えスイッチ21はa側に切り換えられ、P
LL(1)19で生成されたデータクロックφ2を選択
し、記録データクロックφ4として記録再生手段14の
記録回路17に送る。記録回路17は、例えばRLL
(1,7)符号に変換するエンコーダから成り、ホスト
コンピュータ18から主制御回路7を通じて送られた記
録データをデータクロックφ4に同期した記録パルス5
5に変換してレーザ駆動回路10に供給する。レーザ駆
動回路10は光ヘッド6内のレーザを駆動し、光ディス
ク1のデータ領域にレーザパルスを照射し、データを記
録する。
【0036】レーザスポットがゾーンAからゾーンBに
移動する前に、主制御回路7は第2のデータクロック生
成回路(PLL(2))20に対し、ゾーンBでの分周
比Nb、Mbを設定する。これによりPLL(2)20
の生成するデータクロックφ3の周波数はf1aの(M
b/Nb)倍、すなわちゾーンAの回転数でゾーンBの
データを記録する場合の周波数f2a’となる。レーザ
スポットがゾーンAからゾーンBに移動すると、ゾーン
横断検出回路15によりゾーン横断が検出される。これ
によりスピンドルモータ制御回路8は、スピンドルモー
タ5をゾーンBでの所定回転数nbにするために徐々に
回転数を下げる。
【0037】図3にゾーンを横断した場合のディスク回
転数、サーボクロックφ1、データクロックφ2、φ3
および記録データクロックφ4(破線)の変化を示す。
ゾーンが変わると、データクロック切り換えスイッチ2
1がb側に切り換えられ、PLL(2)20により生成
されたデータクロックφ3が選択され、記録データクロ
ックφ4として記録回路17に送られる。図3から分か
るように、回転数がnaからnbに移る間、サーボクロ
ックφ1の周波数もf1aからf1bに移るとともに、
記録データクロックφ4はゾーン切り換わり直後周波数
がf2a’に上昇し、その後徐々に周波数を下げてい
く。この時の記録データクロックφ4の周波数変化は光
ディスク1の回転数変化に同期しているため、光ディス
ク1がゾーンBの所定の回転数nbに整定するまでの時
間においても記録データクロックφ4を用いてデータを
記録することができる。
【0038】したがって、ゾーンが切り換わった直後か
ら主制御回路7は記録データを記録回路17に送ること
ができる。記録回路17は記録データクロックφ4に同
期した記録パルス55に変換してレーザ駆動回路10に
供給する。レーザ駆動回路10は光ヘッド6内のレーザ
を駆動し、光ディスク1にレーザパルスを照射し、デー
タ領域にデータを記録する。以下、ゾーンが変わる前
に、現在使用していないデータクロック生成回路に次の
ゾーン分周比を設定し、ゾーンが変わると同時にデータ
クロック切り換えスイッチ21により記録データクロッ
クを切り換えることにより、ゾーン横断直後においても
連続的に記録することができる。
【0039】次に、データ領域を再生する場合の具体例
について説明する。ゾーンAの領域を再生する場合、上
記記録時と同様な方法で光ディスク1を回転数naで回
転させ、サーボクロックφ1(周波数f1a)を生成す
る。主制御回路7から第1のデータクロック生成回路
(PLL(1))19に対しゾーンAでの分周比Na、
Maが設定され、PLL(1)19はデータクロックφ
2を生成する。データクロック切り換えスイッチ21は
データクロックφ2を選択し、再生データクロックφ5
として記録再生手段14の再生回路16に送られる。再
生回路16は、従来例で示したごとく再生信号同期部3
6とデコーダ37(図13参照)からなり、再生信号同
期部36は同期信号切り換えスイッチ38、および位相
比較器39とフィルタ40とVCO41からなるPLL
回路から構成されており、データを再生しない場合は同
期信号切り換えスイッチ38がa側に切り換えられて、
PLL回路に再生データクロックφ5が通され、VCO
41は再生データクロックφ5の周波数f2aで発振し
ている。データを再生する場合は、同期信号切り換えス
イッチ38がb側に切り換えられ、2値化データがPL
L回路に通される。このとき、2値化データの内、サー
ボ領域3では位相比較を禁止することにより、VCO4
1はデータ領域の2値化データに同期したデータ読み取
りクロック56を発生する。デコーダ37は、2値化デ
ータ52とデータ読み取りクロック56から記録時の変
換符号を復調し、読み取りデータを生成し、主制御回路
7を通してホストコンピュータ18にデータを送る。
【0040】レーザスポットがゾーンAからゾーンBに
移動する前に、主制御回路7は第2のデータクロック生
成回路(PLL(2))20に対してゾーンBでの分周
比Nb、Mbを設定する。これによりPLL(2)20
の生成するデータクロックφ3の周波数はf1aの(M
b/Nb)倍、すなわちゾーンAの回転数でゾーンBで
のデータを再生する場合の周波数f2a’となる。レー
ザスポットがゾーンAからゾーンBに移動すると、ゾー
ン横断検出回路15によりゾーン横断が検出される。こ
れによりスピンドルモータ制御回路8は、スピンドルモ
ータ5をゾーンBでの所定回転数nbにするために徐々
に回転数を下げる。図3にゾーンを横断した場合のディ
スク回転数、サーボクロックφ1、データクロックφ
2、φ3、再生データクロックφ5(記録時の記録デー
タクロックφ4と同じ)、及びVCO41のクロックφ
6(実線)の変化を示す。
【0041】ゾーンが変わると、データクロック切り換
えスイッチ21はb側に切り換えられ、PLL(2)2
0により生成されたデータクロックφ3が選択され、再
生データクロックφ5として再生回路16に送られる。
ゾーンが切り換わった直後は再生信号同期部36の切り
換えスイッチ38はa側に切り換えられ、再生データク
ロックφ5が位相比較器39に供給される。VCO41
のクロックφ6は再生データクロックφ5の周波数に同
期しようとする。このときの同期引き込み速度は再生信
号同期部36のPLL回路の特性によるが、再生信号同
期部36のPLL回路には一般に高速引き込みが可能な
ように特性を切り換える機能があり、この高速引き込み
機能によりVCO41のクロックφ6は急速に再生デー
タクロックφ5の周波数に同期する。再生信号同期部3
6のVCO41のクロック周波数が再生データクロック
φ5に同期すると、ゾーンBのデータが再生可能とな
る。
【0042】データを再生する場合は、同期信号切り換
えスイッチ38をb側に切り換え、2値化データ52を
位相比較器39に送り、2値化データ52に同期したデ
ータ読み取りクロック56を生成することにより、光デ
ィスク1の回転数がゾーンBでの所定の回転数nbに整
定する以前からゾーンBのデータが再生できるようにな
る。
【0043】以上のように、本実施例によれば、2つの
データクロック生成手段を設け、現在記録再生するのに
使用していないデータクロック生成手段に次のゾーンの
分周比を予め設定しておき、ゾーンが変わると同時にデ
ータクロックを切り換えることにより、ゾーンが切り換
わった直後から記録が可能となり、また切り換り後短時
間のうちに再生が可能となる。
【0044】(実施例2)次に、本発明の第2の実施例
の光ディスク装置について、図1と図2を参照しながら
説明する。なお、図2は主として図1の実施例と異なる
部分を図示している。
【0045】図1、図2において、1は光ディスク、5
はスピンドルモータ、6は光ヘッド、7は主制御回路、
8はスピンドルモータ制御回路、9は光ヘッド6を位置
決めする光ヘッド位置決め手段、10は光ヘッド6内の
レーザ(図示せず)を発光制御するレーザ駆動回路、1
1は再生信号を2値化する2値化回路、12は光ディス
ク1のサーボ領域3の再生信号からサーボクロックを取
り出すサーボクロック生成回路、17はデータクロック
により光ディスク1上のデータ領域4に記録を行う記録
回路、15はレーザスポットがゾーンを横断したことを
検出するゾーン横断検出回路、18はホストコンピュー
タ、19はサーボクロックφ1から記録再生のためのデ
ータクロックを生成する第1のデータクロック生成回路
(PLL(1))、20は第2のデータクロック生成回
路(PLL(2))であり、以上の構成要素は第1の実
施例の光ディスク装置の構成要素と同様のものである。
【0046】第1の実施例と異なるのは、再生回路16
に代えて、第1のデータクロックφ2をもとに2値化デ
ータに同期したクロックを生成するデータ同期化回路
(1)22、第2のデータクロックφ3をもとに2値化
データに同期したクロックを生成するデータ同期化回路
(2)23、これらデータ同期化回路22、23の出力
クロックφ2’、φ3’のどちらかを選択する読み取り
クロック切り換えスイッチ24、読み取りクロック切り
換えスイッチ24により選択された読み取りクロックφ
7と2値化データ52から読み取りデータを生成するデ
コーダ37から成る再生手段42を設けた点である。
【0047】以上のように構成された光ディスク装置に
ついて、以下その動作について説明する。
【0048】光ディスク1のデータ領域に記録する場合
は、第1の実施例と同じであるので説明を省略する。
【0049】光ディスク1のデータ領域を再生する場合
について具体的について説明する。
【0050】ゾーンAの領域を再生する場合、第1の実
施例と同様に光ディスク1を回転数naで回転させ、サ
ーボクロックφ1(周波数f1a)を生成する。主制御
回路7から第1のデータクロック生成回路(PLL
(1))19に対しゾーンAでの分周比Na、Maが設
定され、PLL(1)19はデータクロックφ2を生成
する。データクロックφ2と2値化データ52はデータ
同期化回路(1)22に入力される。データ同期化回路
(1)22は、図13に示す再生信号同期部36と同様
の構成であるため、同期化信号切り換えスイッチ38を
2値化データ側(b側)に切り換えることにより、2値
化データ52と同期したクロックφ2’を生成する。読
み取りクロック切り換えスイッチ24はa側に選択さ
れ、データ同期化回路(1)22により生成されたクロ
ックφ2’がデータ読み取りクロックφ7としてデコー
ダ37に送られる。デコーダ37は2値化データ52と
データ読み取りクロックφ7から読み取りデータを生成
し、主制御回路7を通してホストコンピュータ18にデ
ータを送る。
【0051】レーザスポットがゾーンAからゾーンBに
移動する前に、主制御回路7は第2のデータクロック生
成回路(PLL(2))20に対してゾーンBでの分周
比Nb、Mbを設定する。これによりPLL(2)20
の生成するデータクロックφ3の周波数はf1aの(M
b/Nb)倍、すなわちゾーンAの回転数でゾーンBで
のデータを再生する場合の周波数f2a’となる。デー
タクロックφ3と2値化データ52はデータ同期化回路
(2)23に入力される。データ同期化回路(2)23
は、データ同期化回路(1)22と同様に、図13に示
す再生信号同期部36と同様な構成である。ゾーン横断
以前では、同期信号切り換えスイッチ38はデータクロ
ック側(a側)を選択しておくことによりデータ同期化
回路(2)23の出力クロックφ3’の周波数をf2
a’に保持しておく。
【0052】レーザスポットがゾーンAからゾーンBに
移動すると、ゾーン横断検出回路15によりゾーン横断
が検出される。これによりスピンドルモータ制御回路8
は、スピンドルモータ5をゾーンBでの所定回転数nb
にするために徐々に回転数を下げる。図3にゾーンを横
断した場合のディスク回転数、サーボクロックφ1、デ
ータクロックφ2、φ3、データ同期化回路(1)22
の出力クロックφ2’、データ同期化回路(2)23の
出力クロックφ3’、読み取りクロック切り換えスイッ
チ24により選択されたデータ読み取りクロックφ7を
示す。
【0053】ゾーンが変わると、読み取りクロック切り
換えスイッチ24がb側に切り換えられると同時に、デ
ータ同期化回路(2)23内の同期化信号切り換えスイ
ッチ38も2値化データ側に切り換えられる。データ同
期化回路(2)23内のVCO41の発振周波数はf2
a’に保持されていたので、2値化データ側に切り換わ
った直後から2値化データに同期したクロックを生成で
きる。デコーダ37は2値化データ52とデータ読み取
りクロックφ7から再生データを生成し、主制御回路7
を通してホストコンピュータ18にデータを送る。
【0054】以上のように、データ同期化回路(1)2
2、データ同期化回路(2)23、それらの出力クロッ
クのどちらかを選択する読み取りクロック切り換えスイ
ッチ24、選択されたデータ読み取りクロックφ7と2
値化データから再生データを生成するデコーダ37を設
けることにより、ゾーン切り換わり直後からでもデータ
領域のデータを再生することが可能となる。
【0055】
【発明の効果】本願の第1発明のディスク装置によれ
ば、記録再生時にゾーンを横断した場合、記録再生のた
めのデータクロックを第1のデータクロック生成手段の
出力から第2のデータクロック生成手段の出力へ切り換
え、切り換えたクロックをもとに記録再生を行うことに
より、記録時はゾーン横断直後から記録が可能となり、
再生時はゾーン横断後短時間で再生可能となり、スピン
ドルモータが整定する間においても記録再生が可能とな
る。
【0056】また、第2発明のディスク装置によれば、
記録再生時にゾーンを横断した場合、記録時には第1の
データクロック再生手段の出力から第2のデータクロッ
ク生成手段の出力へ切り換え、切り換えたクロックをも
とに記録を行い、再生時には第1のデータクロック生成
手段の出力をもとに第1のデータ同期化回路で再生して
いたものから、第2のデータクロック生成手段の出力を
もとに第2のデータ同期化回路で再生するように切り換
えることにより、ゾーン横断直後から記録及び再生が可
能となり、スピンドルモータが整定する間においても記
録再生が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク装置
の基本構成図である。
【図2】本発明の第2の実施例における光ディスク装置
の要部の基本構成図である。
【図3】第1及び第2の実施例の動作説明図である。
【図4】CAV方式のディスク装置の説明図である。
【図5】CLV方式のディスク装置の説明図である。
【図6】MCAV方式のディスク装置の説明図である。
【図7】MCLV方式のディスク装置の説明図である。
【図8】従来例のMCLV方式でサンプルサーボ方式の
光ディスク装置の基本構成図である。
【図9】ディスクフォーマットの概念図である。
【図10】ディスクフォーマットのトラックの部分拡大
図及び信号説明図である。
【図11】サーボクロック生成回路の概略構成図であ
る。
【図12】データクロック生成手段のPLL回路の概略
構成図である。
【図13】再生回路の概略構成図である。
【図14】従来例におけるゾーン横断時のクロックの変
化の説明図である。
【符号の説明】
1 光ディスク 5 スピンドルモータ 6 光ヘッド 8 スピンドルモータ制御回路 11 2値化回路 12 サーボクロック生成回路 14 記録再生手段 17 記録回路 19 第1のデータクロック生成回路(PLL(1)) 20 第2のデータクロック生成回路(PLL(2)) 21 データクロック切り換えスイッチ 22 データ同期化回路(1) 23 データ同期化回路(2) 24 読み取りクロック切り換えスイッチ 37 デコーダ 42 再生手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スパイラル状または同心円状のトラック
    を有するとともに半径方向の位置に応じて記録再生領域
    を複数のゾーンに分割されかつ放射状に予めクロックマ
    ークが記録されたディスクと、トラック内にデータを記
    録再生するヘッドと、各ゾーンに応じてディスクの回転
    数を切り換えるスピンドルモータ制御手段と、クロック
    マークの再生信号をもとに第1の記録再生データクロッ
    クを生成する第1のデータクロック生成手段と、クロッ
    クマークの再生信号をもとに第2の記録再生データクロ
    ックを生成する第2のデータクロック生成手段と、ヘッ
    ドがゾーンを横切ったことを検出するゾーン横断検出手
    段と、ゾーン横断検出手段からのゾーン横断信号により
    第1と第2の記録再生データクロックのいずれかを選択
    するデータクロック選択手段と、選択された記録再生デ
    ータクロックをもとにデータを記録又は再生する記録再
    生手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 スパイラル状または同心円状のトラック
    を有するとともに半径方向の位置に応じて記録再生領域
    を複数のゾーンに分割されかつ放射状に予めクロックマ
    ークが記録されたディスクと、トラック内にデータを記
    録再生するヘッドと、各ゾーンに応じてディスクの回転
    数を切り換えるスピンドルモータ制御手段と、クロック
    マークの再生信号をもとに第1の記録再生データクロッ
    クを生成する第1のデータクロック生成手段と、クロッ
    クマークの再生信号をもとに第2の記録再生データクロ
    ックを生成する第2のデータクロック生成手段と、ヘッ
    ドがゾーンを横切ったことを検出するゾーン横断検出手
    段と、ゾーン横断検出手段からのゾーン横断信号により
    第1と第2の記録再生データクロックのいずれかを選択
    するデータクロック選択手段と、選択された記録再生デ
    ータクロックをもとにデータを記録する記録手段と、第
    1の記録再生データクロックをもとに再生データと同期
    したクロックを生成する第1のデータ同期化回路と第2
    の記録再生データクロックをもとに再生データと同期し
    たクロックを生成する第2のデータ同期化回路とこれら
    2つのデータ同期化回路の出力クロックのいずれかを選
    択する読み取りクロック選択回路とデコーダからなる再
    生手段とを備えたことを特徴とするディスク装置。
JP26061193A 1993-10-19 1993-10-19 ディスク装置 Pending JPH07114775A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7167436B2 (en) 2002-05-20 2007-01-23 Canon Kabushiki Kaisha Optical recording medium having servo area and groove section
JP2008004205A (ja) * 2006-06-23 2008-01-10 Nec Corp ウォブルクロック抽出方法および光ディスク装置

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