JP2000149459A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JP2000149459A
JP2000149459A JP10321180A JP32118098A JP2000149459A JP 2000149459 A JP2000149459 A JP 2000149459A JP 10321180 A JP10321180 A JP 10321180A JP 32118098 A JP32118098 A JP 32118098A JP 2000149459 A JP2000149459 A JP 2000149459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CLV制御された光ディスクシステムにおい
て、線速度が大きく変化してもデータの再生を行うため
のPLL回路には、発振範囲の広いVCOが必要であっ
た。 【解決手段】 ディスクの線速度が所定の線速度より大
きい状態から収束するか、小さい状態から収束するかを
検出する線速度収束パターン判別手段(線速度判別器1
4、タイミング制御部15)の判別結果によってVCO
の分周比を切り替える分周比切替手段と、分周比が1/
nの場合はCLV安定時に必要な周波数から所望の上限
周波数まで発振し、分周比が1/mの場合は所望の下限
周波数からCLV安定時に必要な周波数まで発振するV
CO手段を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PLL回路に係
り、特にディスク状記録媒体に記録・再生する装置にお
いて記録データに同期したクロックを生成するPLL回
路に好適に利用できるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、光ディスクを記録媒体としてデジ
タルデータを記録・再生するシステムが提案されてお
り、民生用のシステムとしてCD(コンパクトディス
ク)、MD(ミニディスク)、などが実用化されてい
る。これら、CDシステムやMDシステムなどでは、記
録方式としてCLV(Constant Linear
Velocity)方式が採用されている。
【0003】CLV方式は、光ビームが走査しているト
ラックの半径位置が変わっても線速度を一定に保持して
ディスクの内周から外周の全面にわたって記録密度を一
定に保つことによって、ディスク容量の増大に貢献する
という利点をもった記録方式である。しかしながら、線
速度を一定に保つには、読み出し点のディスク半径位置
によってディスクの回転数を変化させなければならな
い。
【0004】したがって、半径位置の大きく異なる2点
間の移動(シーク)が生じた場合、ディスクの大きな慣
性のため回転数を所定の値に制御するのに非常に時間が
必要であり、シークが発生するたびにCLV制御のため
の待ち時間が必要となる。
【0005】このことによりCLV方式は平均的な転送
レートの低下を招くという欠点を有している。このよう
な欠点を回避するために、ディスクの回転が所望の回転
数になる前にデータを読み出すことがなされている。線
速度が所望の値になる前に再生信号からデータを正確に
読み出すには再生信号に同期したクロックが必要で、こ
のために周波数引き込み範囲の広いワイドキャプチャP
LL回路が用いられている。
【0006】上記のCLV制御とワイドキャプチャPL
L回路についてMDシステムを例にとって説明する。図
8にMDシステムのCLV制御回路およびワイドキャプ
チャPLL回路の一般的な構成を示す。図8において、
ディスク1には、図示はしないが、記録再生している点
の絶対位置を知るためにあらかじめ絶対アドレスが埋め
込まれている。
【0007】これは、アドレスデータをバイフェーズマ
ーク変調し、さらに数%の周波数偏差でFM変調して、
このFM変調信号に対応してトラッキングサーボ用の案
内溝を蛇行(ウォブリング)させることによりディスク
全面にわたって埋め込まれている。この埋め込まれた信
号は、ピックアップ3によって、トラッキングサーボの
ためのプッシュプル信号を増幅およびフィルタリングす
ることにより得られる。
【0008】この信号を以後、ウォブリング信号と称す
る。ウォブリング信号はもちろん絶対アドレスの再生に
用いられるが、もう一つの重要な用途としてCLV制御
回路4に入力され、CLV制御に用いられる。CLV制
御回路4では入力されたウォブリング信号を2値化して
分周器18により分周し、さらに水晶発振器17などの
周波数の安定した発振器のクロック出力が入力されこの
信号も分周器19により分周される。ここでは、ディス
クの線速度が所定の値に一致した場合、分周器18の出
力と分周器19の出力の周波数が一致するように分周器
18、19の分周比が設定されている。
【0009】これら分周器18、19の出力は、周波数
誤差検出器20および位相誤差検出器21に入力されて
両者の周波数誤差、および位相誤差が検出される。周波
数誤差検出器20および位相誤差検出器21の出力は切
替器22に入力されて、どちらか一方が選択されチャー
ジポンプ23に入力される。チャージポンプ23はいわ
ゆる積分器で、DC値の積算および高域遮断特性をもっ
たループフィルタの役割を併せもつ。チャージポンプ2
3の出力はドライバ回路24に入力され、ドライバ回路
24の出力によりスピンドルモータ2が駆動されてディ
スク線速度を一定に保つようにフィードバック制御がな
される。
【0010】ここで、ディスク1の線速度が所定の値よ
り離れている場合は、切替器22により周波数誤差検出
器20の出力が選択され、線速度が所定の値に近づいて
きた場合はさらに精密に制御するために位相誤差検出器
21の出力が選択されて位相ロックがなされCLV制御
される。
【0011】一方、ワイドキャプチャPLL回路5に
は、ウォブリング信号と、光磁気媒体に記録された記録
データを光ピックアップ3により再生したRF信号が入
力されている。周波数誤差検出器6はウォブリング信号
を分周した信号とVCO(Voltage Conto
roled Osirator)26の出力を1/n分
周器11で分周した信号の周波数誤差を検出して出力す
る。
【0012】また、位相誤差検出器7はRF信号と1/
n分周器11の出力の位相誤差を検出して出力する。周
波数誤差検出器6と位相誤差検出器7の出力は切替器8
により選択されてチャージポンプ9に入力される。切替
器8の入力Sはタイミング制御部16のX出力に接続さ
れている。チャージポンプ9はいわゆる積分器であり、
DC値の積算と高域遮断特性をもったループフィルタの
役割を併せもつ。チャージポンプ9の出力はVCO26
に入力されてフィードバックループを構成している。
【0013】このPLL回路において、シークが生じた
直後、タイミング制御部16は上位装置からの指示をト
リガに、所定時間出力XをLowにした後、Highに
する。ここで、上位装置とは当該MDシステム全体の制
御を司るシステムマイコンなどに相当するものである。
【0014】これにより、切替器8は所定期間、周波数
誤差検出器6の出力を選択出力して、VCO26の出力
を1/n分周器11で1/nしたときの周波数を位相引
き込みのキャプチャレンジまで引き寄せ、その後、切替
器8は、位相誤差検出器7の出力を選択出力して位相ロ
ックを行う。この場合VCO26の応答はスピンドルモ
ータの応答よりもはるかに速いので線速度が所定の値に
制御される前にRF信号に同期したクロックが得られ、
記録データを再生することができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のワイドキャプチャPLL回路では、大きな
半径差のシークが生じた場合でも速やかに同期クロック
を得るためには、非常に発振範囲の広いVCOが必要と
なる。たとえば、シーク前の半径が15mmでシーク後
の半径が30mmであった場合、シーク直後の線速度は
CLV安定時の2倍となり、同期クロックの周波数もC
LV安定時の2倍となる。また、シーク前の半径が30
mmでシーク後の半径が15mmであった場合シークし
た直後の線速度はCLV安定時の1/2となり、同期ク
ロックの周波数も1/2となる。
【0016】このような場合をすべてカバーしようとす
るとVCOの発振範囲はCLV安定時の同期クロック周
波数の1/2から2倍までを発振できなければならな
い。このような広い範囲の周波数を発振し、また、入力
電圧に対してリニアな特性を有し、また、比較的簡単な
構成で、コストの上昇を抑えたVCOを得ることは難し
いという課題がある。本発明は、かかる課題に鑑み、こ
れら課題の内少なくとも一つを解決したPLL回路を提
供することを目的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記のような課題を解決
するために、本発明のPLL回路は、以下のような構成
を採る。
【0018】即ち、請求項1の発明は、入力された信号
と再生されたクロックとを比較してエラー信号を作成
し、該エラー信号により前記再生クロックを発生する発
振器の発振周波数を制御することで入力信号に同期した
再生クロックを発生させるPLL回路において、前記発
振器からの信号を分周してそれぞれ異なった周波数の信
号を作成する複数の分周器と、該複数の分周器から出力
される複数の信号の内の一つの信号を選択し再生クロッ
クとして出力する切替器と、を具備したことを要旨とす
るPLL回路であり、また、請求項2の発明は、線速度
を一定に保つように回転するディスク状記録媒体から読
み出された信号と再生されたクロックとを比較してエラ
ー信号を作成し、該エラー信号により前記再生クロック
を発生する発振器の発振周波数を制御することで入力信
号に同期した再生クロックを発生させるPLL回路にお
いて、前記発振器からの信号を分周してそれぞれ異なっ
た周波数の信号を作成する複数の分周器と、該複数の分
周器から出力される複数の信号の内の一つの信号を選択
し再生クロックとして出力する切替器と、前記ディスク
状記録媒体の回転線速度が変化した後、所定の線速度に
収束する際に、所定の線速度より速い状態から収束する
か遅い状態から収束するかを検出する線速度収束パター
ン判別手段と、を具備し、前記切替器を前記線速度収束
パターン判別手段の判別結果により切替えることを要旨
とするPLL回路であり、また、請求項3の発明は、線
速度を一定に保つように回転するディスク状記録媒体か
ら読み出された信号と再生されたクロックとを比較して
エラー信号を作成し、該エラー信号により前記再生クロ
ックを発生する発振器の発振周波数を制御することで入
力信号に同期した再生クロックを発生させるPLL回路
において、それぞれ異なる周波数で発振する複数の前記
発振器と、該複数の発振器から出力される複数の信号の
内の一つの信号を選択し再生クロックとして出力する切
替器と、前記ディスク状記録媒体の回転線速度が変化し
た後、所定の線速度に収束する際に、所定の線速度より
速い状態から収束するか遅い状態から収束するかを検出
する線速度収束パターン判別手段と、を具備し、前記切
替器を前記線速度収束パターン判別手段の判別結果によ
り切替えることを要旨とするPLL回路であり、また、
請求項4の発明は、線速度を一定に保つように回転する
ディスク状記録媒体から読み出された信号と再生された
クロックとを比較してエラー信号を作成し、該エラー信
号により前記再生クロックを発生する発振器の発振周波
数を制御することで入力信号に同期した再生クロックを
発生させるPLL回路において、前記エラー信号により
発振周波数が制御され、発振周波数可変範囲切替信号に
より発振周波数範囲が制御される前記発振器と、ディス
ク状記録媒体の回転線速度が変化した場合に所定の線速
度に収束させる際に、所定の線速度より速い状態から収
束するか遅い状態から収束するかを検出する線速度収束
パターン判別手段と、を具備し、前記発振器の発振周波
数可変範囲切替信号を前記線速度収束パターン判別手段
の判別結果信号とすることを要旨とするPLL回路であ
り、また、請求項5の発明は、前記線速度収束パターン
判別手段は、前記ディスク状記録媒体の回転線速度が所
定の速度より速いか遅いかを判別する線速度判別手段
と、前記ディスク状記録媒体の回転線速度が所定の線速
度に収束するまでの過渡期間に前記線速度判別手段に対
して線速度判別を指示するタイミング制御手段と、を具
備することを要旨とする請求項2乃至請求項4のいずれ
かに記載のPLL回路である。
【0019】
【発明の実施の形態】まず、本発明の概念を説明するた
めに、例として最内周半径が15mmで、最外周半径が
30mmのディスクにおけるシーク時の線速度について
考察する。ここでは、ワイドキャプチャPLLの仕様
は、最内周から最外周、最外周から最内周というシーク
が発生した場合でもCLV制御が安定する前にRF信号
に位相ロックしたクロックを得ることと仮定する。ま
ず、パターン1として最内周から最外周へシークする場
合を考える。ここでシーク前はCLV制御が安定してお
り所定の線速度でディスクが回転していると仮定する。
このときの線速度の変化をグラフ化して図2に示す。こ
の場合シーク直後に線速度が2倍になり、その後、緩や
かなカーブを描いて所定の線速度に収束してゆく。
【0020】PLL回路が位相ロックしなければならな
い周波数(チャネルクロック周波数)、すなわちVCO
の発振周波数も線速度に比例しているので、シーク直後
に2倍になり、その後、緩やかなカーブを描いて所定の
チャネルクロック周波数に収束する。また、パターン2
として最外周から最内周へシークする場合を考える。こ
こでシーク前はCLV制御が安定しており所定の線速度
となるようにディスクが回転していると仮定する。
【0021】この場合の線速度の変化をグラフ化して図
2に示す。この場合シーク直後に線速度が1/2にな
り、その後、緩やかなカーブを描いて所定の線速度に収
束してゆく。チャネルクロック周波数、すなわちVCO
の発振周波数も線速度に比例しているので、シーク直後
に1/2になり、その後、緩やかなカーブを描いて所定
のチャネルクロック周波数に収束する。
【0022】従来のPLL回路でこのような場合でも速
やかにRF信号に位相ロックしたクロックを得るために
は、VCOの発振周波数範囲frは、fchを所定のチ
ャネル周波数とすると fr=fch/2 〜 2・fch となり、最低周波数と最高周波数の比率は4倍となり、
実用上困難であった。
【0023】ここで、あらためて、パターン1とパター
ン2をみると、パターン1では所定のチャネルクロック
周波数以上が必要で、パターン2では所定のチャネルク
ロック以下が必要であることがわかる。これは、どのよ
うな場合でもこの2つのパターンに当てはまり、たとえ
シーク前にCLV制御が安定していなくても所定のチャ
ネルクロック周波数より上の周波数から収束に向かうパ
ターン1と、チャネルクロック周波数より下の周波数か
ら収束に向かうパターン2とに分けることができ、この
2つのパターンはシーク直後あるいはPLL引き込み過
程の初期でも判定することができる。
【0024】したがって例えばパターン1だと判定され
れば、VCOの出力を1/1にして使用し、パターン2
だと判定されればVCOの出力を1/2に分周して使用
すればよい。
【0025】即ち、VCOの発振範囲は全域にわたる必
要はなく、1/1分周のとき fr=(fch−α) 〜 2・(fch+α) 1/2に分周のとき、 fr=(fch−α)/2 〜 (fch+α) となるようにすれば、十分に実用的なVCOを用いるこ
とができる。
【0026】しかも、一旦収束パターンを判別して位相
ロックしてしまえば、CLV制御の過渡期においてもV
COの切替えは発生せず、連続して読み出しが可能とな
る。
【0027】ここで、αはCLV制御安定時における線
速度の変動およびPLL引き込みの際のオーバーシュー
トなどを考慮したものである。
【0028】以上の概念を踏まえ、以下、本発明の実施
形態を図を参照しながら詳述する。まず、図1は本発明
の第1の実施形態であり、本発明をMDシステムに適用
した場合ののCLV制御回路およびワイドキャプチャP
LL回路の構成を示す。尚、図中で従来の技術と同じも
のは同一の番号を付している。
【0029】ディスク1には、図示はしないが、記録再
生している点の絶対位置を知るためにあらかじめ絶対ア
ドレスが埋め込まれている。このアドレス信号から得ら
れるウォブリング信号がCLV制御回路4に入力され、
CLV制御に用いられる。CLV制御の方法は従来の技
術と同じであるのでここでは説明を省略する。
【0030】次に、本発明の特徴であるワイドキャプチ
ャPLL回路について説明する。ワイドキャプチャPL
L回路5には、入力としてウォブリング信号とRF信号
および水晶発振器17から出力される安定した周波数の
クロック信号が入力されている。
【0031】以下、このワイドキャプチャPLL回路5
の構成を説明する。線速度判別器14にはウォブリング
信号とクロック信号が入力されている。この線速度判別
器14は、EN入力がHighレベルのときは、線速度
がCLV制御安定時の所定の線速度より大きいか小さい
かを判別して、大きい場合はHighレベルを、小さい
場合はLowレベルを出力し、EN入力がLowレベル
のときは以前に判別した結果を保持する。この線速度判
別器14の具体的な構成については後述する。
【0032】この線速度判別器14の出力は切替器13
のS入力に接続される。切替器13はS入力がHigh
のときはA入力をY出力から出力し、S入力がLowの
ときはB入力の信号を出力する。
【0033】一方、VCO10の出力は1/n分周器1
1と1/m分周器12に入力されている。ここではm>
nとする。この1/n分周器11の出力は切替器13の
A入力に、1/m分周器12の出力は切替器13のB入
力に入力されている。
【0034】したがって、線速度判別器14の出力がH
ighレベルの場合は1/n分周器11の出力が選択さ
れ、線速度判別器14の出力がLowレベルの場合は1
/m分周器12の出力が切替器13により選択されて、
周波数誤差検出器6、位相誤差検出器7に入力される。
【0035】周波数誤差検出器6、位相誤差検出器7は
従来と同様の動作をする。つまり、周波数誤差検出器6
は、切替器13の出力とウォブリング信号との周波数の
差を検出し、位相誤差検出器7は、切替器13の出力と
RF信号のとの位相差を検出して出力する。
【0036】また、タイミング制御部15では、上位装
置からの指示にしたがって切替器8の切替タイミングお
よび線速度判別器14のイネーブル信号の制御を行う。
切替器8の出力はチャージポンプ9に入力されチャージ
ポンプ9の出力はVCO10に入力され、フィードバッ
クループを構成している。
【0037】次に、上記で構成を説明したワイドキャプ
チャPLL回路の動作を図1と図3を併用して説明す
る。まず、図3(b)に示すようにシークが発生した場
合Low、シークが終了してフォーカスサーボ、トラッ
キングサーボが正常に引き込んだ時Highになる信号
が上位装置からタイミング制御部15に入力され、これ
を受けてタイミング制御部15は、図3(c)のように
所定期間出力AをHighにする。
【0038】よって線速度判定器14のEN入力が所定
期間Highになり、線速度判定器14は、この間の線
速度が所定の線速度より大きいか小さいかを判定し、こ
の時点で線速度が所定の値に収束してゆくパターンが上
記のパターン1か、パターン2かが判定される。つま
り、タイミング制御部15と線速度判別器14により線
速度収束パターン判別手段が実現されている。
【0039】ここで、仮にパターン1であると判定され
ると線速度判定器14は図3(d)のようにHighを
出力する。線速度判定器14のHigh出力を受けた切
替器13は1/n分周器11の出力を選択して出力す
る。
【0040】次に、周波数誤差検出器6によりこの切替
器13の出力とウォブリング信号が周波数比較されて周
波数誤差が出力される。また、同時に位相誤差検出器7
により、切替器13の出力とRF信号の位相が比較され
て、位相誤差が出力される。図3(e)に示すように、
タイミング制御部15の出力Xは、PLL引き込みの初
期の所定期間(周波数引き込み期間)、Lowを出力す
るので切替器8は周波数誤差検出器6の出力を選択して
出力する。
【0041】したがってVCO10の出力を1/n分周
した信号の周波数はRF信号のチャネルクロック周波数
のかなり近傍まで収束する。この周波数引き込み期間が
終了すると、タイミング制御部15の出力XはHigh
を出力するので、切替器8は位相誤差検出器7の出力を
選択して出力する。
【0042】この時、VCO10の出力を1/n分周し
た信号の周波数はRF信号のチャネルクロック周波数の
かなり近傍で位相ロックのキャプチャレンジ内に入って
いるので、位相誤差検出器7の出力が位相の「進み遅れ
なし」を示す値を出力するようにフィードバックループ
が作用しRF信号と切替器13の出力(VCOの出力を
1/n分周したもの)が位相ロックされる。
【0043】この時、当然CLV制御は過渡期間で、図
3(a)に示すように線速度は所定の線速度より速く、
徐々に所定の線速度に近づいていく。したがってVCO
10の出力を1/n分周した場合の発振周波数範囲はパ
ターン1で収束するときの必要な周波数をカバーしてい
るので、一旦、位相ロックすればCLVの過渡期間でも
位相ロックを保ったままデータの再生を行うことができ
る。
【0044】また、線速度判定期間において線速度が所
定の線速度より小さいと判定され、線速度収束パターン
がパターン2であると判定されると、VCO10の出力
を1/mして使用する。この場合のPLLが位相ロック
にいたるまでの過程は先に説明した場合と同じなので省
略する。位相ロックされたときCLV制御は過渡期間
で、線速度は所定の線速度より遅く、徐々に所定の線速
度に近づいていく。
【0045】したがって、VCO10の出力を1/m分
周して使用している場合の発振周波数範囲はパターン2
で収束するときの必要な周波数をカバーしているので、
一旦、位相ロックすればCLVの過渡期間でも位相ロッ
クを保ったままデータの再生を行うことができる。
【0046】上記の構成で、例えば、ワイドキャプチャ
PLLの引き込み周波数範囲の仕様として、所定の線速
度の2倍から、1/2までとした場合、従来方式では最
高周波数と最低周波数の比は4倍必要であったが、本発
明を適用すれば、上記で説明した構成でn=1、m=2
とするとVCOの発振周波数範囲は従来構成の最高周波
数と最低周波数の比は2倍でよく、実用的なVCOでC
LV制御を用いたディスクシステムにおけるワイドキャ
プチャPLLを実現できる。
【0047】次に、線速度判別器14の具体的な構成に
ついて図4を用いて説明する。まず、ウォブリング信号
が、入力(A)から入力され、2値化器41によって2
値化される。次に、立ち上がりエッジ検出器42によっ
て2値化されたウォブリング信号の立ち上がりが検出さ
れ、1クロック分のパルスが出力される。
【0048】立ち上がりエッジ検出器42の出力はカウ
ンタ43のCLR入力およびラッチ44のラッチイネー
ブル入力(EN)に接続されている。これにより、ウォ
ブリング信号を2値化した信号の立ち上がりから次の立
ち上がり、すなわちウォブリング信号の1周期がクロッ
クによりカウントされ、クロック単位での周期が測定さ
れ、ラッチ44に保持される。
【0049】これが所定値より大きいか小さいかをコン
パレータ45により判定することにより、現在の線速度
が所定値より大きいか小さいかが判定される。次段のラ
ッチ46のラッチイネーブル入力(EN)には入力(E
N)から入力されるイネーブル信号が接続されているの
で、イネーブル信号が有効な場合のみ判定結果が更新さ
れる。
【0050】次に、本発明の第2の実施形態を図5に示
す。この場合、先に説明した第1の実施形態とほぼ同じ
であるが、1つのVCOの分周比を切り替えるのではな
く、図5に示したようにVCOa27とVCOb28の
出力を線速度判定器14の出力によって切り替えるとい
う構成を採っている。これにより、例えば、中心周波数
の選択範囲は広いが、最低周波数と最高周波数の比が2
倍以下しかとれないVCOを用いなければならない場合
でも、ワイドキャプチャPLL回路が実現できる。
【0051】例えば、VCOの仕様として最低周波数と
最高周波数の比が1.5倍であった場合、VCOaは発
振範囲(fr)が fr=(fch−α) 〜 1.5・fch のものを選び、VCObは発振範囲(fr)が fr=(fch/1.5)〜 (fch+α) のものを選べば、実質的にはPLLの引き込み範囲は (fch/1.5)〜1.5fch となり、VCOの最低周波数と最高周波数の比が2.2
5倍の場合と等価となる。
【0052】更に、本発明の第3の実施形態を図6に示
す。この場合も先に説明した第1の実施形態とほぼ同じ
であるが、VCOの分周比を切り替えるのではなく、発
振周波数範囲を段階的に変化させることができるVCO
29を用い、発振周波数範囲の切替を線速度判定器14
の出力によって行うという構成を特徴としている。
【0053】一般的にVCOは制御電圧による連続的な
周波数可変範囲を広くすることは困難であるが、内部定
数の切替による発振周波数範囲の切替はかなり広範囲に
可能である。したがって、この方法を用いることにより
実用的なVCOで、PLL引き込み周波数範囲を広くす
ることができる。
【0054】例えば、VCO29は最低周波数と最高周
波数の比が1.5倍であるが、切替入力(S)がHig
hの場合、発振範囲(fr)が fr=(fch−α) 〜 (1.5・fch) となり、切替入力(S)がLowのときは発振範囲(f
r)が fr=(fch/1.5) 〜 (fch+α) となるようにすれば、本発明の適用により実質的にはP
LLの引き込み範囲は (fch/1.5)〜(1.5・fch) となり、VCOの最低周波数と最高周波数の比が2.2
5倍の場合と等価となる。
【0055】ここで、図7に周波数を段階的に切り替え
ることができるVCOの一般的な構成を示す。図7にお
いて、制御電圧はオペアンプ75、抵抗、コンデンサか
らなる差動積分器71に入力される、差動積分器71
は、制御電圧に比例した時間で充放電される。差動積分
器71の出力はヒステリシスコンパレータ72に入力さ
れ、ヒステリシスコンパレータ72は入力がしきい値を
超えると出力が反転し、トランジスタ73をON/OF
Fする。このトランジスタ73がOFFのとき差動積分
器71は充電され、ONのとき放電されるので、差動積
分器71の出力は三角波を発振する。したがってヒステ
リシスコンパレータ72の出力が、方形波のクロックと
して出力される。
【0056】一方、充放電の時間すなわち発振周波数は
コンデンサと抵抗の定数によって決まる。したがってス
イッチ74によりコデンサ76とコンデンサ77を切り
替えることにより発振周波数を切り替えることができ
る。
【0057】以上の説明では、MDシステムを例にとっ
て説明したが、これに限るものではない。例えば、記録
再生する際の同期クロックの抽出を、記録データそのも
のではなく、クロック抽出の目的でディスクに埋め込ま
れたクロックマークを用いて行う、いわゆる外部クロッ
ク方式を用いたシステムに適用する場合は、ウォブリン
グ信号のかわりにクロックマーク信号を用いればよい。
【0058】また、CLV制御される場合を例に説明し
たが、半径位置によって段階的に線速度を変化させるZ
CLV(Zone Constant Linear
Velocity)方式を用いたシステムにも適用でき
る。ZCLV方式は、ゾーン毎の段階的なCLVである
ため、同一のゾーン内ではCAV方式であり、線速度は
変化するが、普通ゾーン内の半径差は小さいため、上記
説明したαの値をゾーン内の線速度の差を吸収できるよ
うにすれば問題ない。
【0059】また、以上の実施形態ではVCOがカバー
すべき周波数範囲を2つの範囲に分けて説明したが、2
つに限らず3以上の範囲に分割する応用も当然考えられ
るところである。
【0060】以上のように、本願発明は比較的簡単構成
なのでコストの上昇を抑えた上で広い周波数可変範囲を
有するPLL回路を実現することができる。
【0061】
【発明の効果】請求項1及び請求項2及び請求項5の発
明によれば、位相ロックが可能な、最低周波数と最高周
波数の比をVCOの能力以上に拡大することができるの
で、実用的なVCOで引き込み周波数範囲の広いワイド
キャプチャPLL回路を実現することができる。
【0062】また、請求項3及び請求項5の発明によれ
ば、複数のVCOにより引き込み周波数範囲をカバーす
るので、個々のVCOの周波数可変範囲を狭くできるた
め、安価なVCOの使用が可能となり、更に、VCOの
周波数可変範囲も余裕を持って使用できるので入力電圧
に対しリニアな特性が得られやすい。
【0063】また、請求項4及び請求項5の発明によれ
ば、発振周波数範囲を段階的に変化させることができる
VCOを用いることにより回路構成を簡単にした上で広
い周波数可変範囲を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図2】本発明の概念を説明するための波形図である。
【図3】本発明の動作を説明するための波形図である。
【図4】本発明の線速度収束パターン判別器の構成を示
すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施形態を示すブロック図であ
る。
【図7】発振周波数範囲の切り替え可能なVCOの構成
を示す図である。
【図8】従来の技術を説明するためのブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 ディスク記録媒体、2 スピンドルモータ、3 ピ
ックアップ、4 CLV制御回路、5 PLL回路、6
周波数誤差検出器、7 位相誤差検出器、8切替器、
9 チャージポンプ、10 VCO、11 分周器、1
2 分周器、13 切替器、14 線速度収束パターン
判別器、15 タイミング制御部、16 タイミング制
御部、17 水晶発振器、18 分周器、19 分周
器、20周波数誤差検出器、21 位相誤差検出器、2
2 切替器、23 チャージポンプ、24 ドライバ、
25 PLL回路、26 VCO、27 VCO、28
VCO、29 VCO、41 2値化器、42 立ち上
がりエッジ検出器、43 カウンタ、44 ラッチ、4
5 コンパレータ、46 ラッチ、71 差動積分器、
72 ヒステリシスコンパレータ、73 トランジス
タ、74 スイッチ、75 オペアンプ、76 コンデ
ンサ、77 コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された信号と再生されたクロックと
    を比較してエラー信号を作成し、該エラー信号により前
    記再生クロックを発生する発振器の発振周波数を制御す
    ることで入力信号に同期した再生クロックを発生させる
    PLL回路において、 前記発振器からの信号を分周してそれぞれ異なった周波
    数の信号を作成する複数の分周器と、 該複数の分周器から出力される複数の信号の内の一つの
    信号を選択し再生クロックとして出力する切替器と、 を具備したことを特徴とするPLL回路。
  2. 【請求項2】 線速度を一定に保つように回転するディ
    スク状記録媒体から読み出された信号と再生されたクロ
    ックとを比較してエラー信号を作成し、該エラー信号に
    より前記再生クロックを発生する発振器の発振周波数を
    制御することで入力信号に同期した再生クロックを発生
    させるPLL回路において、 前記発振器からの信号を分周してそれぞれ異なった周波
    数の信号を作成する複数の分周器と、 該複数の分周器から出力される複数の信号の内の一つの
    信号を選択し再生クロックとして出力する切替器と、 前記ディスク状記録媒体の回転線速度が変化した後、所
    定の線速度に収束する際に、所定の線速度より速い状態
    から収束するか遅い状態から収束するかを検出する線速
    度収束パターン判別手段と、 を具備し、前記切替器を前記線速度収束パターン判別手
    段の判別結果により切替えることを特徴とするPLL回
    路。
  3. 【請求項3】 線速度を一定に保つように回転するディ
    スク状記録媒体から読み出された信号と再生されたクロ
    ックとを比較してエラー信号を作成し、該エラー信号に
    より前記再生クロックを発生する発振器の発振周波数を
    制御することで入力信号に同期した再生クロックを発生
    させるPLL回路において、 それぞれ異なる周波数で発振する複数の前記発振器と、 該複数の発振器から出力される複数の信号の内の一つの
    信号を選択し再生クロックとして出力する切替器と、 前記ディスク状記録媒体の回転線速度が変化した後、所
    定の線速度に収束する際に、所定の線速度より速い状態
    から収束するか遅い状態から収束するかを検出する線速
    度収束パターン判別手段と、 を具備し、前記切替器を前記線速度収束パターン判別手
    段の判別結果により切替えることを特徴とするPLL回
    路。
  4. 【請求項4】 線速度を一定に保つように回転するディ
    スク状記録媒体から読み出された信号と再生されたクロ
    ックとを比較してエラー信号を作成し、該エラー信号に
    より前記再生クロックを発生する発振器の発振周波数を
    制御することで入力信号に同期した再生クロックを発生
    させるPLL回路において、 前記エラー信号により発振周波数が制御され、発振周波
    数範囲切替信号により発振周波数範囲が制御される前記
    発振器と、 ディスク状記録媒体の回転線速度が変化した場合に所定
    の線速度に収束させる際に、所定の線速度より速い状態
    から収束するか遅い状態から収束するかを検出する線速
    度収束パターン判別手段と、 を具備し、前記発振器の発振周波数範囲切替信号を前記
    線速度収束パターン判別手段の判別結果信号とすること
    を特徴とするPLL回路。
  5. 【請求項5】 前記線速度収束パターン判別手段は、 前記ディスク状記録媒体の回転線速度が所定の速度より
    速いか遅いかを判別する線速度判別手段と、 前記ディスク状記録媒体の回転線速度が所定の線速度に
    収束するまでの過渡期間に前記線速度判別手段に対して
    線速度判別を指示するタイミング制御手段と、 を具備することを特徴とする請求項2乃至請求項4のい
    ずれかに記載のPLL回路。
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