JP2689446B2 - デイスクプレーヤ - Google Patents

デイスクプレーヤ

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JP2689446B2
JP2689446B2 JP62274276A JP27427687A JP2689446B2 JP 2689446 B2 JP2689446 B2 JP 2689446B2 JP 62274276 A JP62274276 A JP 62274276A JP 27427687 A JP27427687 A JP 27427687A JP 2689446 B2 JP2689446 B2 JP 2689446B2
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【発明の詳細な説明】 本発明を以下の順序で説明する。 A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C 従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段 F 作用 G 実施例 G−1 構成及びディスク(第1図,第2図) G−2 サーチ動作(第1図,第2図) G−3 システム制御部の制御動作(第3図) G−4 ディスク状記録媒体の製造装置(第4図) G−5 変形例 H 発明の効果 A 産業上の利用分野 本発明は、映像信号が記録されたビデオディスク等
の、プログラム情報の記録に供される情報記録媒体とし
てのディスクから、記録されたプログラム情報を、その
部分を選択して再生することができるようにされたディ
スクプレーヤに関する。 B 発明の概要 本発明は、アドレス・データ及び複数の区分プログラ
ム情報に加えて索引表データが記録されたディスクか
ら、記録された各区分プログラム情報あるいはその部分
を選択して再生することができるディスクプレーヤにお
いて、装着されたディスクについてそれから得られる再
生索引表データを記憶することができるとともに、ディ
スクに記録された区分プログラム情報が選択されたと
き、記憶された再生索引表データに基づき、アドレス・
データに含まれる、選択された区分プログラム情報の所
定の部分に対応する特定の絶対アドレス・データを検知
して、検知された特定の絶対アドレス・データがあらわ
すディスク上の位置からの情報読取りを行うものとされ
ることにより、ディスクに記録された複数の区分プログ
ラム情報のうちから再生されるべきものが選択されたと
き、選択された区分プログラム情報についての情報再生
を比較的短時間のうちに開始することができるようにし
たものである。 C 従来の技術 情報記録媒体としてのディスクにおいて、例えば、複
合映像信号と音声信号とがプログラム情報として記録さ
れて渦巻状の記録トラックが形成されて成り、ディスク
プレーヤによる情報再生に供されて、再生プログラム情
報、即ち、再生複合映像信号及び再生音声信号が得られ
るようにされたビデオディスクと称されるものが提案さ
れている。 斯かるビデオディスクは、通常、渦巻状の記録トラッ
クの最内周部側が再生始端部とされて最外周部側が再生
終端部とされるものとなされ、従って、渦巻状の記録ト
ラックに沿って情報読取りがなされるノーマル再生状態
においては、その中心部側から外周部側に向かっての情
報再生が行われるようにされる。そして、記録されてい
るプログラム情報は、例えば、複数のチャプターと称さ
れる区分プログラム情報の集合体を形成するものとされ
た複合映像信号及び音声信号とされ、通常、アドレス・
データを伴うものとされている。 複数のチャプターを形成する複合映像信号及び音声信
号に伴って記録されるアドレス・データは、例えば、渦
巻状の記録トラック上における各チャプターの再生始端
部側からの記録配列順番をあらわすチャプター番号デー
タ、及び、渦巻状の記録トラック上の位置を再生始端部
からの再生時間であらわす絶対アドレス・データである
アドレス時間データ、あるいは、渦巻状の記録トラック
上の位置を再生始端部からの映像信号フレームの順番で
あらわす絶対アドレス・データであるフレーム番号デー
タ等を含むものとされる。そして、斯かるアドレス・デ
ータが各チャプターに伴って記録されていることによ
り、ディスクプレーヤによってビデオディスクから情報
を再生するにあたっては、再生アドレス・データを利用
して、渦巻状の記録トラック上における任意の位置から
の情報読取りを行うことができることになる。 ディスクプレーヤにおいて、ビデオディスクに形成さ
れた渦巻状の記録トラック上における任意の位置からの
情報読取りがなされるに際しては、ビデオディスク上の
渦巻状の記録トラックにおける特定の位置、即ち、目的
位置が指定され、その目的位置からの情報読取りが開始
されるべく、ビデオディスクに設けられた情報読取手段
が目的位置に到達せしめられるサーチ動作が行われる。
このようなサーチ動作としては、例えば、アドレス・デ
ータ中のアドレス時間データあるいはフレーム番号デー
タによりあらわされる特定の位置が目的位置とされて行
われるタイムサーチ動作あるいはフレームサーチ動作が
アドレス・データ中のチャプター番号データによりあら
わされる特定のチャプターの冒頭部が目的位置とされて
行われるチャプターサーチ動作等が知られている。 タイムサーチ動作あるいはフレームサーチ動作におい
ては、先ず、ビデオディスク上において情報読取手段が
実際に読み取るアドレス時間データあるいはフレーム番
号データ、即ち、情報読取手段の現在位置をあらわすア
ドレス時間データあるいはフレーム番号データと目的位
置をあらわすアドレス時間データあるいはフレーム番号
データとの差が求められ、その差に基づいて情報読取手
段が移動すべき距離が算出されて目的位置の予測がなさ
れ、情報読取手段が予測された目的位置に向けて移動せ
しめられる。そして、情報読取手段は、目的位置の近傍
に達した後には、例えば、1トラックずつ移動して目的
位置に到達するものとされる。また、チャプターサーチ
動作にあっては、情報読取手段が、随所でチャプター番
号データを読み取りつつ移動するものとされ、それによ
り、指定されたチャプターを探し出した後、目的位置で
ある指定されたチャプターの冒頭部に到達せしめられる
ものとされる。 D 発明が解決しようとする問題点 上述の如くにして、ビデオディスクが装着されたディ
スクプレーヤにおいてサーチ動作が行われるにあたり、
そのサーチ動作がタイムサーチ動作あるいはフレームサ
ーチ動作とされる場合には、情報読取手段の実際の位置
をあらわすアドレス時間データあるいはフレーム番号デ
ータと目的位置をあらわすアドレス時間データあるいは
フレーム番号データとの差に基づいての目的位置の予測
がなされるので、情報読取手段が目的位置の近傍まで高
速移動せしめられ、情報読取手段の目的位置への到達が
比較的短い時間のうちに達成される。しかしながら、デ
ィスクプレーヤにおけるサーチ動作がチャプターサーチ
動作とされる場合には、情報読取手段により実際に読み
取られるチャプター番号データと指定されたチャプター
を示すチャプター番号データとからでは目的位置の予測
は行われず、従って、情報読取手段が目的位置の近傍ま
で高速移動せしめられるという動作が行われないので、
サーチ動作の開始時点における情報読取手段の実際の位
置が目的位置から離隔している場合には、情報読取手段
の目的位置への到達に比較的長い時間を要することにな
ってしまう不都合が生じる。 斯かる点に鑑み、本発明は、アドレス・データ及び複
数の区分プログラム情報に加えて“索引表データ”(以
下、TOCデータという)が記録されたディスクから、各
区分プログラム情報あるいはその部分を選択して再生す
ることができるものとされたもとで、アドレス・データ
中における絶対アドレス・データによりあらわされる特
定の位置が、ディスクからの情報再生がなされるべき目
的位置として設定される場合のみならず、特定の区分プ
ログラム情報が指定されて目的位置が設定される場合に
も、ディスク上における情報読取手段を目的位置に到達
せしめるべくなされるサーチ動作を比較的短い時間のう
ちに完了することができるようにされたディスクプレー
ヤを提供することを目的とする。 E 問題点を解決するための手段 上述の目的を達成すべく、本発明に係るディスクプレ
ーヤは、アドレス・データ及び複数の区分プログラム情
報に加えて、複数の区分プログラム情報の夫々とアドレ
ス・データ中の絶対アドレス・データとの関係を示すTO
Cデータが記録されたディスクに対して選択された読取
位置をとり得るものとされる情報読取手段と、情報読取
手段からの読取信号に基づいてTOCデータ,アドレス・
データ及び区分プログラム情報を再生する信号処理部
と、信号処理部から得られる再生出力のうちの少なくと
も再生TOCデータが格納されるメモリ手段と、複数の区
分プログラム情報のうちの選択されたものを指定すべく
操作されるプログラム情報選択手段と、プログラム情報
選択手段が操作されて得られる操作入力信号を受けて、
メモリ手段に格納された再生TOCデータに基づき、プロ
グラム情報選択手段により指定された区分プログラム情
報の所定の部分に対応する特定の絶対アドレス・データ
を検出する絶対アドレス・データ検出手段と、絶対アド
レス・データ検出手段により検出された絶対アドレス・
データと信号処理部から得られる再生アドレス・データ
とを比較し、その比較の結果から、ディスク上における
情報読取手段についての目的位置を予測する目的位置予
測手段と、情報読取手段の制御動作を行うシステム制御
部とを備えるものとされ、さらに、システム制御部が、
情報読取手段を目的位置予測手段により予測された目的
位置に向けて移動させるとともに、信号処理部から得ら
れる再生アドレス・データに基づいて情報読取手段によ
る読取位置を検出し、その検出の結果から、情報読取手
段による読取位置が予測された目的位置の近傍の所定の
範囲内に到達したことが検知されると、情報読取手段を
トラック・ジャンプ動作により予測された目的位置に向
けて移動させ、トラック・ジャンプ動作により情報読取
手段による読取位置が予測された目的位置の直前の位置
に達したことが検知されたときには、情報読取手段にノ
ーマル再生状態のもとでの動作をとらせて、特定の絶対
アドレス・データによりあらわされるディスク上の位置
からの情報読取りを行わせるものとされる。 F 作用 上述の如くに構成される本発明に係るディスクプレー
ヤにおいては、ディスクが装着されてディスクからの情
報再生がなされる状態がとられると、ディスクに記録さ
れたTOCデータが読み取られて信号処理部から得られる
再生TOCデータが、メモリ手段に格納される。そして、
プログラム情報選択手段が操作されて、ディスクに記録
された複数の区分プログラム情報のうちの選択されたも
のが指定されると、絶対アドレス・データ検出手段によ
り、メモリ手段に格納された再生TOCデータに基づい
て、プログラム情報選択手段により指定された区分プロ
グラム情報の所定の部分、例えば、冒頭部分に対応する
特定の絶対アドレス・データが検出され、その検出され
た特定の絶対アドレス・データと信号処理部から得られ
た再生アドレス・データとの比較結果から、ディスク上
における情報読取手段についての目的位置が予測され
る。続いて、システム制御部により、情報読取手段が予
測された目的位置に向けて移動せしめられるとともに、
信号処理部から得られる再生アドレス・データに基づい
て情報読取手段による読取位置が検出される。そして、
その検出の結果、情報読取手段による読取位置が予測さ
れた目的位置の近傍の所定の範囲内に到達したことが検
知されると、情報読取手段が、トラック・ジャンプ動作
により予測された目的位置に向けて移動せしめられ、斯
かるトラック・ジャンプ動作により情報読取手段による
読取位置が予測された目的位置の直前の位置に達したこ
とが検知されると、情報読取手段がノーマル再生状態の
もとでの動作状態におかれて、絶対アドレス・データ検
出手段により検出された特定の絶対アドレス・データに
よりあらわされるディスク上の位置に到達せしめられ、
斯かる位置からの情報読取りがなされる状態がとられ
る。 このようにされることにより、特定の区分プログラム
情報が指定されて、そこからの情報読取りがなされるべ
きディスク上の目的位置が設定される場合にも、ディス
ク上における情報読取手段を目的位置に到達させるべく
なされるサーチ動作が比較的短い時間のうちに完了せし
められることになる。 G 実施例 G−1 構成及びディスク(第1図,第2図) 第1図は、本発明に係るディスクプレーヤの一例の要
部を示し、この例はビデオディスクからの情報再生を行
う光学式のディスクプレーヤとされている。この例に係
るディスクプレーヤに装着されたディスク1は、光学ビ
デオディスクであり、例えば、一定の回転数をもって回
転せしめられる、所謂、CAVタイプとされる。 斯かるディスク1は、第2図に示される如く、中央孔
20が設けられるとともにその周囲に記録領域21が広がる
ものとされ、記録領域21においては、その最内周部に環
状のリードインエリア22が設けられ、また、その最外周
部に環状のリードアウトエリア23が設けられていて、こ
れらリードインエリア22とリードアウトエリア23との間
が、複数のチャプターとされる区分プログラム情報を形
成するものとされた複合映像信号及び音声信号が、プロ
グラム情報としてアドレス・データを伴って記録され、
それにより渦巻状の記録トラック2が形成されたプログ
ラムエリアとされている。複数のチャプターを形成する
プログラム情報(複合映像信号及び音声信号)に伴って
記録されるアドレス・データは、記録トラック24上にお
ける各チャプターについての再生始端部側からの記録配
列順番をあらわすチャプター番号データ、及び、記録ト
ラック24上の位置を再生始端部からの映像信号フレーム
の順番であらわす絶対アドレス・データであるフレーム
番号データ等を含むものとされる。 そして、リードインエリア22には、TOCデータが記録
されており、このTOCデータは例えば、リードインエリ
ア22における各映像信号フレーム期間の16番目と279番
目のライン期間に挿入される、24ビットのユーザーズ・
コードと称されるコード・データに含まれるものとされ
る。ユーザーズ・コードは、例えば、「8X1X2X3X4X5
という4ビット単位の配列で表現されるものとなされ
て、X1が0〜7をあらわし、X2〜X5の夫々が0〜Fをあ
らわすものとされ、TOCデータとしては、例えば、X1とX
3との1バイト、及び、X4とX5との1バイトが使用され
る。これらX1とX3、及び、X4とX5の2バイトのTOCデー
タが、リードインエリア22における各映像信号フレーム
期間の16番目と279番目のライン期間に挿入されるが、T
OCデータは、例えば、各チャプター番号データであらわ
されるチャプターとその冒頭部に対応する映像信号フレ
ームのフレーム番号との関係を6バイトのコード・デー
タもってあらわすものとされ、従って、1チャプターに
ついて3映像信号フレーム期間を要することになる。斯
かるTOCデータの一例は下記の表−1に示される如くの
ものとされる。この例は、プログラムエリアに記録され
たチャプターの数が80(チャプター番号:0〜79)とされ
た場合のものであり、また、「CH.NO.」及び「FR.NO.」
は夫々チャプター番号、及び、各チャプターの冒頭部に
対応する映像信号フレームのフレーム番号をあらわし、
さらに、「MODE」における「01」はCAVタイプを、ま
た、「CH.NO.」における「F0」はリードアウトを示す。
そして、例えば、リードインエリア21における470〜480
フレームが、TOCデータの挿入に供される。 上述の如くに形成されたディスク1は、第1図に示さ
れる如く、ディスク回転用モータ2により所定の定回転
が与えられて駆動される。そして、斯かるディスク1に
おいて、複合映像信号及び音声信号,アドレス・データ
及びTOCデータは光学的に読み出され得るように、例え
ば、多数のビットの配列が形成されて記録されており、
情報読取手段である光学ヘッド3により読み取られる。
光学ヘッド3は、例えば、レーザ光等の光ビームをディ
スク1に照射し、ディスク1の記録トラック24に応じて
変調されて反射される光ビームを光検出器で受けて読取
信号Sを発生する。従って、光学ヘッド3からの光ビー
ムのディスク1上の到達点が、ディスク1上における光
学ヘッド3による読取位置となる。さらに、光学ヘッド
3は、ディスク1に入射する光ビームを適正な集束状態
に保つためのフォーカス制御手段及びディスク1に入射
する光ビームを記録トラックに適正に追従させるための
トラッキング制御手段を内蔵しており、また、その全体
がディスク1の半径方向、即ち、記録トラック24を横切
る方向に移動できるものとされている。 光学ヘッド3から得られる読取信号Sは、読取信号処
理部4に供給され、読取信号処理部4から、TOCデー
タ,プログラム構成及びアドレス・データの再生出力信
号Sp,フォーカスエラー信号Sf及びトラッキングエラー
信号Stが得られる。フォーカスエラー信号Sfはフォーカ
ス制御駆動部5に供給され、これに基づき、フォーカス
制御駆動部5から駆動信号C1が光学ヘッド3のフォーカ
ス制御手段に供給されてフォーカス・サーボコントロー
ルが行われる。また、トラッキングエラー信号Stは読取
位置制御部6に供給され、これに基づき、読取位置制御
部6から駆動信号C2が光学ヘッド3のトラッキング制御
手段に供給されてトラッキング・サーボコントロールが
行われる。 さらに、読取信号処理部4から得られるTOCデータ,
プログラム情報及びアドレス・データの再生出力信号Sp
はデコーダ7に供給され、デコーダ7からは、再生プロ
グラム情報Pが得られるとともに、再生TOCデータToc及
び再生アドレス・データRdが検出される。そして、再生
プログラム情報Pは、プログラム情報処理部8に供給さ
れて各種の処理がなされ、プログラム情報処理部8から
再生プログラム情報信号である複合映像信号V及びオー
ディオ信号Aが得られて出力端子9a及び9bに夫々導出さ
れる。また、再生TOCデータToc及び再生アドレス・デー
タRdの夫々は、システム制御部10に供給される。システ
ム制御部10には、不揮発性のRAM(ランダム・アクセス
・メモリ)12が接続されている。 また、システム制御部10に関連して、チャプター指定
部14が設けられており、このチャプター指定部14は、デ
ィスク1における記録トラック24に記録された複数のチ
ャプターのうちの特定のものを、その記録配列番号をあ
らわすチャプター番号を指定して選択すべく操作される
ものとされ、チャプターの選択がなされた際には、選択
されたチャプターについてのチャプター番号をあらわす
チャプター指定データDcをシステム制御部10に送出す
る。 上述の如くにデコーダ7で検出された再生TOCデータT
oc及び再生アドレス・データRdが供給されるシステム制
御部10においては、再生TOCデータTocが、所定のタイミ
ングをもってRAM12に格納される。そして、システム制
御部10は、光学ヘッド3による読取位置を制御するため
の制御信号Ccを読取位置制御部6に、ディスク回転用モ
ータ2の回転を制御するためのモータ制御信号Csをモー
タ制御部11に、また、複合映像信号V及びオーディオ信
号Aの送出を制御するための制御信号Cmをプログラム情
報処理部8に夫々供給する。 システム制御部10から読取位置制御部6に制御信号Cc
が供給されるときは、読取位置制御部6は、光学ヘッド
3による読取位置を移動せしめるべく、制御信号Ccに応
じて駆動信号C3を送出し、光学ヘッド3にディスク1の
半径方向に急速に移動する順方向もしくは逆方向速送り
動作を行わせ、また、駆動信号C2を送出して、光学ヘッ
ド3に内蔵されたトラッキング制御手段に順方向もしく
は逆方向のトラック・ジャンプ動作を行わせる等の制御
状態をとるものとなり、光学ヘッド3がサーチ動作を行
うものとされる。また、システム制御部10からモータ制
御部11に供給されるモータ制御信号Csに応じて、モータ
制御部11からディスク回転用モータ2にこれを、例え
ば、一定の回転数をもって回転させるための駆動信号C4
が供給される。 G−2 サーチ動作(第1図,第2図) 上述の如くの構成を有するものとされた第1図に示さ
れる例においては、情報再生動作モードがとられると、
先ず、光学ヘッド3によりディスク1におけるリードイ
ンエリア22(第2図)から、前述の表−1に示される如
くの内容を有するものとされたTOCデータが読み取ら
れ、デコーダ7から再生TOCデータTocが得られてシステ
ム制御部10に供給される。そして、システム制御部10に
より、再生TOCデータTocがRAM12に格納される。 このようなもとでチャプター指定部14がディスク1に
記録された複数のチャプターのうちの特定のものを選択
すべく操作されると、選択されたチャプターについての
情報再生を行うべく、光学ヘッド3によるディスク1上
における読取位置をチャプター指定部14により選択され
たチャプターの冒頭部へと移動させるためのサーチ動作
が行われる。 斯かるサーチ動作に際しては、チャプター指定部14か
らのチャプター指定データDcがシステム制御部10に供給
され、チャプター指定データDcを受けたシステム制御部
10が、チャプター指定データDcがあらわすチャプター番
号をRAM12に格納された再生TOCデータTocに照合して、
チャプター指定データDcがあらわすチャプター番号によ
り特定されるチャプターの冒頭部に対応する映像信号フ
レームのフレーム番号を検出する。 続いて、システム制御部10により、ディスク1の記録
トラック24(第2図)上における、検出されたフレーム
番号により特定される映像信号フレームの位置を目標位
置として、斯かる目標位置に光学ヘッド3による読取位
置を到達せしめるための制御が行われる。斯かる制御に
あたって、システム制御部10は、そのときデコーダ7か
ら供給される再生アドレス・データRdに含まれる再生フ
レーム番号データがあらわすフレーム番号、即ち、ディ
スク1上における光学ヘッド3による読取位置に対応す
る映像信号フレームのフレーム番号と、目標位置をあら
わす検出されたフレーム番号とを比較し、その比較結果
から目的位置を予測して、予測された目的位置に応じた
制御信号Ccを形成し、それを読取位置制御部6に供給す
る。それにより、読取位置制御部6が、制御信号Ccに応
じた駆動信号C3を光学ヘッド3に供給し、光学ヘッド3
による読取位置を、予測された目的位置に向けて、ディ
スク1の半径方向、さらには、ディスク1上の記録トラ
ック24を斜めに過る方向に急速に移動させる動作を行う
ものとされる。そして、その読取位置が移動せしめられ
た光学ヘッド3からの読取信号Sに基づいてデコーダ7
から得られる再生アドレス・データRdに含まれた再生フ
レーム番号データにより、光学ヘッド3による読取位置
が目的位置の近傍の所定の範囲内に達したことが検知さ
れると、システム制御部10は、光学ヘッド3におけるト
ラック・ジャンプ動作を行わせるための制御信号Ccを形
成して、それを読取位置制御部6に供給する。それによ
り、読取位置制御部6が、光学ヘッド3におけるトラッ
ク・ジャンプ動作を行わせるための制御信号Ccに応じた
駆動信号C2を光学ヘッド3に供給し、光学ヘッド3に内
蔵されたトラッキング制御手段に、光学ヘッド3による
読取位置を目的位置に向けて移動させる、順方向もしく
は逆方向のトラック・ジャンプ動作を行わせる。その結
果、光学ヘッド3からの読取信号Sに基づいてデコーダ
7から得られる再生アドレス・データRdに含まれた再生
フレーム番号データにより、光学ヘッド3による読取位
置が目的位置の直前の位置に達したことが検知される
と、システム制御部10は、光学ヘッド3にノーマル再生
状態のもとでの動作をとらせるための制御信号Ccを読取
位置制御部6に供給し、光学ヘッド3による読取位置を
目的位置に到達せしめる。光学ヘッド3による読取位置
が目的位置に到達すると、システム制御部10が、読取位
置制御部6への制御信号Ccの供給を停止し、それにより
サーチ動作が終了する。その後、光学ヘッド3によるチ
ャプター指定部14により選択されたチャプターの冒頭部
からの情報読取りが行われる状態とされる。 このようにして、チャプター指定部14による特定のチ
ャプターの選択に応じて目的位置が設定されてサーチ動
作が行われるにあたり、アドレス・データ中のフレーム
番号データが利用されて目的位置が予測され、光学ヘッ
ド3による読取位置が、予測された目的位置に向けて急
速に移動せしめられる過程を経て目的位置に到達せしめ
られるので、サーチ動作が迅速に完了せしめられること
になる。 G−3 システム制御部の制御動作(第3図) 上述の如くのサーチ動作にあたっての制御を行うシス
テム制御部10は、例えば、マイクロ・コンピュータが用
いられて構成され、斯かるマイクロ・コンピュータが、
チャプターの選択に応じた目的位置が設定されて行われ
るサーチ動作に際しての制御を行うべく実行する制御動
作プログラムの一例を、第3図に示されるフローチャー
トを参照して説明する。 このプログラムにおいては、スタート後、プロセス60
において、光学ヘッド3によりディスク1におけるリー
ドインエリア22からTOCデータが読み取られ、それによ
り、デコーダ7から得られる再生TOCデータTocがRAM12
に格納される。そして、ディシジョン61において、チャ
プター指定部14からチャプター指定データDcが入力され
たか否かを判断し、入力されていない場合には、ディシ
ジョン61における判断を繰り返す。ディシジョン61にお
いて、チャプター指定データDcが入力されたと判断され
たときには、プロセス62において、入力されたチャプタ
ー指定データがあらわす選択されたチャプターの番号、
即ち、指定チャプター番号を判別し、続くプロセス63に
おいて、プロセス62で判別された指定チャプター番号を
RAM12に格納された再生TOCデータTocに照合し、指定チ
ャプター番号により特定されるチャプターの冒頭部に対
応する映像信号フレームのフレーム番号を検出する。 次に、プロセス64において、ディスク1の記録トラッ
ク24上における、プロセス63で検出されたフレーム番号
により特定される映像信号フレームの位置を目的位置と
し、斯かる目的位置をあらわすフレーム番号と、そのと
きデコーダ7から供給される再生アドレス・データRdに
含まれる再生フレーム番号データがあらわすフレーム番
号とを比較し、その比較結果から目的位置を予測して、
予測された目的位置に応じた制御信号Ccを読取位置制御
部6に供給するようになし、見込みサーチ動作を行う。
斯かる見込みサーチ動作においては、読取位置制御部6
に、制御信号Ccに応じた駆動信号C3を光学ヘッド3に供
給し、光学ヘッド3を、それによる読取位置を予測され
た目的位置に向かわせるべくディスク1の半径方向に急
速に移動させる、順方向もしくは逆方向速送り動作を行
わせる。 そして、ディシジョン65において、移動せしめられた
光学ヘッド3からの読取信号Sに基づいてデコーダ7か
ら得られる再生アドレス・データRdに含まれた再生フレ
ーム番号データにより、光学ヘッド3による読取位置が
目的位置の周囲における所定の範囲として設定されたス
キャン・サーチ動作範囲内に達したか否かが判断され
る。ディシジョン65での判断の結果、光学ヘッド3によ
る読取位置がスキャン・サーチ動作範囲内に達していな
ければ、プロセス64に戻って見込みサーチ動作を継続
し、また、光学ヘッド3による読取位置がスキャン・サ
ーチ動作範囲内に達していれば、プロセス66において、
光学ヘッド3による読取位置をディスク1上の記録トラ
ック24を斜めに過る方向に急速に移動させるための制御
信号Ccを読取位置制御部6に供給し、スキャン・サーチ
動作を行う。 斯かるスキャン・サーチ動作の後、ディシジョン67に
おいて、その読取位置が異動せしめられた光学ヘッド3
からの読取信号Sに基づいてデコーダ7から得られる再
生アドレス・データRdに含まれた再生フレーム番号デー
タにより、光学ヘッド3による読取位置が目的位置の近
傍における所定の範囲として設定されるトラック・ジャ
ンプ・サーチ動作範囲内に達したか否かが判断される。
このディシジョン67での判断の結果、光学ヘッド3によ
る読取位置がトラック・ジャンプ・サーチ動作範囲内に
達していなければ、プロセス66に戻ってスキャン・サー
チ動作を継続し、また、光学ヘッド3による読取位置が
トラック・ジャンプ・サーチ動作範囲内に達していれ
ば、プロセス68において、光学ヘッド3による読取位置
を、目的位置に向けて1トラックずつディスク1の半径
方向に移動させるための制御信号Ccを読取位置制御部6
に供給し、トラック・ジャンプ・サーチ動作を行う。 さらに、その後、ディシジョン69において、トラック
・ジャンプ・サーチ動作のもとで読取位置が移動せしめ
られた光学ヘッド3からの読取信号Sに基づいてデコー
ダ7から得られる再生アドレス・データRdに含まれた再
生フレーム番号データにより、光学ヘッド3による読取
位置が、目的位置に対して1映像信号フレーム分だけ手
前の位置に達したか否かが判断される。斯かるディシジ
ョン69での判断の結果、光学ヘッド3による読取位置
が、目的位置に対して1映像信号フレーム分だけ手前の
位置に達していなければ、プロセス68に戻ってトラック
・ジャンプ・サーチ動作を継続し、また、光学ヘッド3
による読取位置が、目的位置に対して1映像信号フレー
ム分だけ手前の位置に達していれば、プロセス70におい
て、光学ヘッド3にノーマル再生状態のもとでの動作を
たらせるための制御信号Ccを読取位置制御部6に供給
し、ノーマル再生状態がとられたもとで、光学ヘッド3
による読取位置を目的に到達せしめるようになす。そし
て、ディシジョン71において、ノーマル再生状態のもと
にある光学ヘッド3からの読取信号Sに基づいてデコー
ダ7から得られる再生アドレス・データRdに含まれた再
生フレーム番号データにより、光学ヘッド3による読取
位置が目的位置に到達したか否かが判断され、その結
果、光学ヘッド3による読取位置が目的位置に到達して
いなければ、プロセス70に戻ってノーマル再生状態を継
続させ、また、光学ヘッド3による読取位置が目的位置
に到達したと判断されたときには、読取位置制御部6へ
の制御信号Ccの供給を停止し、サーチ動作を終了させ
て、ディシジョン61に戻る。 G−4 ディスク状記録媒体の製造装置(第4図) 第4図は、本発明に係るディスクプレーヤに装着され
る上述のディスク1の如くに、複数のチャプターとされ
る区分プログラム情報を形成するものとされた複合映像
信号及び音声信号がアドレス・データを伴って記録され
るとともに、リードインエリアにはTOCデータが記録さ
れて、渦巻状の記録トラックが形成されるものとなされ
る光学ビデオディスクを得るに用いられる、ディスク状
記録媒体の製造装置の一例の要部を示す。 この製造装置の一例の要部においては、レーザ光源30
からの平行ビームとされたレーザ光ビーム31が、ミラー
32を経た後、光ビーム変調部33に入射せしめられる。光
ビーム変調部33は、例えば、音響光学変調器で構成され
る。 一方、入力端子34には、複合映像信号Svが供給され
る。この複合映像信号Svは、複数のチャプターとされる
区分プログラム情報を形成するものとされており、混合
回路35に供給される。 また、TOCデータコード形成部40からは、前述された
如くの、例えば、「8X1X2X3X4X5」という4ビット単位
の配列で表現される24ビット構成を有し、そのうちのX1
とX3との1バイト、及び、X4とX5との1バイトが、例え
ば、前述の表−1に示される如くの内容を有するTOCデ
ータとして使用されるものとされたTOCデータコードTc
が得られる。そして、斯かるTOCデータコードTcが、リ
ードイン選択信号形成部41からリードイン選択信号Siが
供給されるときのみオン状態とされるスイッチ42に供給
され、さらに、スイッチ42を通過したTOCデータコードT
cが、ライン期間選択信号形成部43からライン期間選択
信号Shが供給されるときのみオン状態とされるスイッチ
44に供給されて、スイッチ44を通過したTOCデータコー
ドTcが混合回路35に供給される。リードイン選択信号形
成部14からのリードイン選択信号Siは、後述されるリー
ドイン記録期間にスイッチ42に供給され、また、ライン
期間選択信号形成部43からのライン期間選択信号Shは、
混合回路35に供給される複合映像信号Svの各フィールド
期間における16番目及び279番目のライン期間に同期し
た期間においてスイッチ44に供給される。従って、TOC
データコードTcは、リードイン記録期間内であって、か
つ、複合映像信号Svの各フィールド期間における16番目
及び279番目のライン期間に同期した期間にのみ、スイ
ッチ42及び44を通過して混合回路35に供給され、複合映
像信号Svに混合されることになる。 さらに、混合回路35には、アドレス・データ形成部56
からのアドレス・データDaも供給される。アドレス・デ
ータDaは、前述のチャプター番号データ、及び、フレー
ム番号データ等を含むものとされる。 このようにして、複合映像信号Sv,TOCデータコードTc
及びアドレス・データDaが供給される混合回路35では、
リードイン記録期間内において、複合映像信号Svの各フ
レーム期間における16番目及び279番目のライン期間にT
OCデータコードTcが挿入され、さらに、複合映像信号Sv
の全般に亙る各フレーム期間における所定のライン期間
にアドレス・データDaが挿入され、混合回路35から、TO
CデータコードTc及びアドレス・データDaが挿入された
複合映像信号Sv′が送出される。斯かる複合映像信号S
v′は、プリエンファシス回路36を通じて周波数変調器3
7に供給され、周波数変調器37からは、所定の周波数を
有する搬送波信号が複合映像信号Sv′に応じて周波数変
調されて得られる変調出力信号が得られ、それがバンド
パスフィルタ38を通じて取り出され、周波数変調複合映
像信号Fvとして混合回路39に供給される。 また、入力端子45には、音声信号Saが供給される。こ
の音声信号Saも、複合映像信号Svと共に、複数のチャプ
ターとされる区分プログラム情報を形成するものとされ
ており、プリエンファシス回路46を通じて周波数変調器
47に供給され、周波数変調器47からは、所定の周波数を
有する搬送波信号が音声信号Saに応じて周波数変調され
て得られる変調出力信号が得られ、それがバンドパスフ
ィルタ48を通じて取り出されて、周波数変調音声信号Fa
として混合回路39に供給される。 そして、混合回路39において、周波数変調複合映像信
号Fvと周波数変調音声信号Faとが周波数多重されて多重
記録信号Srが形成され、斯かる混合回路39からの多重記
録信号Srが、リミッタ回路49を通じて光ビーム変調部33
の制御端子33aに供給される。光ビーム変調部33におい
ては、そこにミラー32を経て入射せしめられたレーザ光
ビーム31が、音響光学効果により多重記録信号Srに応じ
た強度変調を受け、被変調レーザ光ビーム31′とされ
る。この光ビーム変調部33からの被変調レーザ光ビーム
31′は、ミラー50及び51を経た後、対物レンズ52に導か
れ、対物レンズ52により集束されてディスク状回転記録
媒体53に入射せしめられる。 ディスク状回転記録媒体53は、例えば、研磨された平
面を有するガラス基板上にフォトレジスト層が設けられ
て回転記録面が形成されるものとされ、モータ54により
一定の回転数をもって回動せしめられるターンテーブル
55に、その回動軸に中央孔が嵌合せしめられて装着さ
れ、所定の回転速度で回動せしめられる。そして、ディ
スク状回転記録媒体53の回動に伴い、ディスク状回転記
録媒体53のフォトレジスト層上における被変調レーザ光
ビーム31′が、ディスク状回転記録媒体53の回動接線方
向に直交する方向に移動せしめられる状態とされたもと
で、回動するディスク状回転記録媒体53の回転記録面を
形成するフォトレジスト層に、被変調レーザ光ビーム3
1′による露光がなされ、多重記録信号Srに応じた、中
央孔を取り巻く渦巻状の露光パターンが形成される。そ
の際、ディスク状回転記録媒体53の回転記録面を形成す
るフォトレジスト層には、中央孔をそれに近接して包囲
する最内周部にリードインエリアが、また、最外周部に
リードアウトエリアが、夫々形成され、これらリードイ
ンエリアとリードアウトエリアとの間にプログラムエリ
アが形成されるようになされる。そして、被変調レーザ
光ビーム31′が、ディスク状回転記録媒体53のフォトレ
ジスト層におけるリードインエリアに入射している期間
が、上述のリードイン記録期間とされる。 従って、ディスク状回転記録媒体53のフォトレジスト
層におけるリードインエリアには、混合回路35において
複合映像信号Svの各フィールド期間における16番目及び
279番目のライン期間に挿入されたTOCデータコードTc及
び他のライン期間に挿入されたアドレス・データDaに応
じた、渦巻状の露光パターンが形成されることになり、
また、プログラムエリアには、アドレス・データDaが挿
入された複合映像信号Sv′及び音声信号Saの夫々に応じ
た、渦巻状の露光パターンが形成される。 このようにして渦巻状の露光パターンが形成されたデ
ィスク状回転記録媒体53におけるフォトレジスト層に、
現像処理及びその他の処理が施されて、ディスク状回転
記録媒体53上におけるリードインエリアに、TOCデータ
コードTcとアドレス・データDaとが、例えば、ビットの
配列をもって記録されたものとされる渦巻状の記録トラ
ックが形成され、また、ディスク状回転記録媒体53上に
おけるプログラムエリアに、複合映像信号Sv及び音声信
号Saとアドレス・データDaとが、例えば、ビットの配列
をもって記録されたものとされる渦巻状の記録トラック
が形成される。その後、このように記録トラックが形成
されたディスク状回転記録媒体53の表面に金属メッキ層
が設けられてディスク原盤が得られ、斯かるディスク原
盤に基づく複製が作製されて、上述のディスク1の如く
の、複数のチャプターとされる区分プログラム情報を形
成するものとされた複合映像信号及び音声信号がアドレ
ス・データを伴って記録されるとともに、リードインエ
リアにはTOCデータが記録された光学ビデオディスクが
得られることになる。 G−5 変形例 なお、上述の本発明に係るディスクプレーヤの例は、
CAVタイプのディスクが装着されるものとなされている
が、本発明に係るディスクプレーヤは、線速度一定とし
て回転せしめられる、所謂、CLVタイプのディスクが装
着されるものとなされてもよく、また、上述の例におい
ては、目的位置の設定に用いられる絶対アドレス・デー
タがフレーム番号データとされているが、フレーム番号
データに代えて、アドレス時間データが用いられるよう
にされてもよい。 H 発明の効果 以上の説明から明らかな如く、本発明に係るディスク
プレーヤは、アドレス・データ及び複数の区分プログラ
ム情報に加えて、複数の区分プログラム情報と夫々とア
ドレス・データ中の絶対アドレス・データとの関係を示
すTOCデータが記録されたディスクから、各区分プログ
ラム情報あるいはその部分を選択して再生することがで
き、斯かる再生に際して、アドレス・データ中における
絶対アドレス・データによりあらわされる特定の位置
が、ディスクからの情報再生がなされるべき目的位置と
して設定される場合のみならず、特定の区分プログラム
情報が指定されて、その特定の区分プログラム情報の冒
頭部等が目的位置として設定される場合にも、ディスク
上における情報読取手段を目的位置に到達せしめるべく
なされるサーチ動作を比較的短い時間のうちに完了する
ことができる利点を有するものとなる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係るディスクプレーヤの一例の要部を
示すブロック接続図、第2図は第1図に示される例に用
いられるディスクの一例を示す平面図、第3図は第1図
に示される例に用いられるシステム制御部の一例におけ
るマイクロ・コンピュータが実効する制御動作プログラ
ムの一例を示すフローチャート、第4図は本発明に係る
ディスクプレーヤの一例に装着されるディスクを得るに
用いられるディスク状記録媒体の製造装置の一例の要部
を示す構成図である。 図中、1はディスク、3は光学ヘッド、4は読取信号処
理部、6は読取位置制御部、7はデコーダ、10はシステ
ム制御部、12はRAM、14はチャプター指定部である。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.アドレス・データ及び複数の区分プログラム情報に
    加えて、該複数の区分プログラム情報の夫々と上記アド
    レス・データ中の絶対アドレス・データとの関係を示す
    索引表データが記録されたディスクに対して選択された
    読取位置をとり得るものとされる情報読取手段と、 該情報読取手段からの読取信号に基づいて上記索引表デ
    ータ,上記アドレス・データ及び上記区分プログラム情
    報を再生する信号処理部と、 該信号処理部から得られる再生出力のうちの少なくとも
    再生索引表データが格納されるメモリ手段と、 上記複数の区分プログラム情報のうちの選択されたもの
    を指定すべく操作されるプログラム情報選択手段と、 該プログラム情報選択手段が操作されて得られる操作入
    力信号を受けて、上記メモリ手段に格納された再生索引
    表データに基づき、上記プログラム情報選択手段により
    指定された区分プログラム情報の所定の部分に対応する
    特定の絶対アドレス・データを検出する絶対アドレス・
    データ検出手段と、 該絶対アドレス・データ検出手段により検出された絶対
    アドレス・データと上記信号処理部から得られる再生ア
    ドレス・データとを比較し、該比較の結果から、上記デ
    ィスク上における上記情報読取手段についての目的位置
    を予測する目的位置予測手段と、 上記情報読取手段を上記目的位置予測手段により予測さ
    れた目的位置に向けて移動させるとともに、上記信号処
    理部から得られる再生アドレス・データに基づいて上記
    情報読取手段による読取位置を検出し、該検出の結果か
    ら、上記情報読取手段による読取位置が上記予測された
    目的位置の近傍の所定の範囲内に到達したことが検知さ
    れると、上記情報読取手段をトラック・ジャンプ動作に
    より上記予測された目的位置に向けて移動させ、上記ト
    ラック・ジャンプ動作により上記情報読取手段による読
    取位置が上記予測された目的位置の直前の位置に達した
    ことが検知されたときには、上記情報読取手段にノーマ
    ル再生状態のもとでの動作をとらせて、上記特定の絶対
    アドレス・データによりあらわされる上記ディスク上の
    位置からの情報読取りを行わせる動作制御を行うシステ
    ム制御部と、 を備えて構成されるディスクプレーヤ。
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