JP2531042B2 - ディスク・プレ―ヤ - Google Patents

ディスク・プレ―ヤ

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JP2531042B2
JP2531042B2 JP3221440A JP22144091A JP2531042B2 JP 2531042 B2 JP2531042 B2 JP 2531042B2 JP 3221440 A JP3221440 A JP 3221440A JP 22144091 A JP22144091 A JP 22144091A JP 2531042 B2 JP2531042 B2 JP 2531042B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディジタル・オーディ
オ信号等のプログラム情報の記録に供される情報記録媒
体としてのディスクから、記録されたプログラム情報を
再生すべく用いられるディスク・プレーヤに関する。
【0002】
【従来の技術】回転せしめられるディスク状記録媒体
に、オーディオ信号がディジタル化されてプログラム情
報として記録され、螺旋状記録トラックが形成されて成
るコンパクトディスク(以下、CDという)が用いら
れ、斯かるCDがディスク・プレーヤにかけられて再生
プログラム情報、即ち、再生オーディオ信号が得られる
ようにされたCDシステムが、高品質の出力オーディオ
信号を得ることができるオーディオ信号再生システムと
して提案されている。
【0003】このようなCDにおいては、通常、螺旋状
記録トラックの最内周部側が再生始端部で最外周部側が
再生終端部となるものとされ、従って、ノーマル再生状
態においては、ディスクの中心部側から外周部側へ向か
っての再生が行われる。そして、記録されているプログ
ラム情報は、例えば、夫々が音楽の各曲に対応する複数
の区分プログラム情報の集合体の形を取るものとされて
おり、通常、アドレス・データを伴うものとされてい
る。斯かるアドレス・データは、例えば、各区分プログ
ラム情報の再生始端部側からの記録配列順番をあらわす
トラック番号データ,1つの区分プログラム情報内の細
区分の順番をあらわすインデックス番号データ、及び、
1つの区分プログラム情報についてその冒頭部からの再
生時間をあらわす相対時間データ、さらには、螺旋状記
録トラック上の位置を再生始端部からの再生時間であら
わす絶対時間データ等を含むものとされる。
【0004】また、螺旋状記録トラックの最内周部に
は、記録された複数の区分プログラム情報の夫々(トラ
ック番号データによってあらわされる)における冒頭部
までの再生始端部からのノーマル再生状態のもとにおけ
る所要時間,記録された区分プログラム情報の数,記録
された複数の区分プログラム情報のうちの記録配列順番
上最後のものの終端部までの再生始端部からのノーマル
再生状態のもとにおける所要時間、即ち、総再生時間等
をあらわすデータが、“索引表データ”(以下、TOC
データという)として記録されている。
【0005】一方、CDに記録されたプログラム情報の
再生を行うディスク・プレーヤにおいては、装着された
CDの螺旋状記録トラックに記録されたTOCデータ,
アドレス・データ及びプログラム情報が、情報読取手段
を形成する、例えば、光学ヘッドにより読み取られる。
そして、光学ヘッドより得られる読取信号から、再生T
OCデータ,再生アドレス・データ、及び、再生プログ
ラム情報が夫々分離されて得られ、再生TOCデータ及
び再生アドレス・データが、光学ヘッドによるCDから
の情報読取りに関連する種々の制御に用いられ、また、
再生プログラム情報が、プログラム情報処理部に供給さ
れ、そこにおいて、例えば、ディジタル/アナログ変換
(D/A変換)されてアナログ信号とされた後、レベル
調整等の各種の調整が施され、出力オーディオ信号とさ
れて送出される。
【0006】このようにして、ディスク・プレーヤによ
りCDから出力オーディオ信号が得られるにあたって
は、一般に、CDおけるプログラム情報の記録レベル
は、個々のCD内においては略一様とされているが、C
D毎に相違するものとされ、特に、異なる製造者により
夫々供給されるCD間においては、比較的大なる記録レ
ベル差が生じることになることも希ではないので、ディ
スク・プレーヤにおけるプログラム情報処理部におい
て、再生プログラム情報に対しての、装着されたCDに
おける記録レベルに応じたレベル調整が行われて、ディ
スク・プレーヤから送出される出力オーディオ信号が適
正なレベルを有するものとなるようにされる。即ち、デ
ィスク・プレーヤにおいては、装着されたCD毎に、例
えば、ボリューム調整器が操作されて、再生プログラム
情報についてのレベル設定が行われるのである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにして、ディ
スク・プレーヤは、CDがそれからのオーディオ信号再
生がなされるべく装着される都度、再生プログラム情報
についてのレベル設定が行われるものとされるので、例
えば、ディスク・プレーヤに同一のCDが、他のCDの
装着状態をはさんで繰り返し装着される場合において
も、そのCDが装着される度にディスク・プレーヤにお
ける再生プログラム情報についてのレベル設定が行われ
ることが必要とされる。そして、従来のディスク・プレ
ーヤにあっては、その使用者に、CDを装着する度に再
生プログラム情報についてのレベル設定を行うべく、例
えば、ボリューム調整器を操作することが要求されるこ
とになり、使用者が斯かる操作に煩わしさを覚えること
になるという問題がある。
【0008】斯かる点に鑑み、本発明は、CDの如くに
プログラム情報に加えてTOCデータが記録されたディ
スクから再生プログラム情報を得て、その再生プログラ
ム情報にディスクに応じた調整を施すものとされたもと
で、同一のディスクが繰り返し情報再生に供されるべく
装着される場合において、斯かる繰返しの間に他のディ
スクの装着状態が介在せしめられても、当該ディスクに
ついて一旦設定された再生プログラム情報に対する調整
態様が、そのディスクが装着される度に自動的に再現さ
れる動作モードをとることができるものとされたディス
ク・プレーヤを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係るディスク・プレーヤは、プログラム情
報に加えてTOCデータが記録されたディスクに対する
情報読取手段と、情報読取手段からの読取信号に基づい
てTOCデータ及びプログラム情報を再生する信号再生
部と、信号再生部から得られる再生プログラム情報につ
いての調整制御信号に応じた調整を行うとともにその調
整に対応する調整データを発生させるプログラム情報処
理部と、プログラム情報処理部から得られる調整データ
のメモリ手段への格納を指示すべく操作されるデータ格
納指示手段と、信号再生部から得られる再生TOCデー
タ,プログラム情報処理部からの調整データ、及び、デ
ータ格納指示手段が操作されて得られる操作入力信号が
供給され、データ格納指示手段からの操作入力信号に応
じて制御動作を行うシステム制御部とを備えて構成さ
れ、さらに、システム制御部が、特定の動作モードのも
とにおいて、データ格納指示手段からの操作入力信号を
受けたとき、プログラム情報処理部からの調整データと
既に信号再生部から得られている再生TOCデータにお
ける少なくとも区分プログラムの記録配列順番の最後を
あらわす番号及び総再生時間をあらわす部分とを相互
に関連させてメモリ手段に格納するとともに、信号再生
部から新たに得られる再生TOCデータにおける少なく
とも区分プログラムの記録配列順番の最後をあらわす番
及び総再生時間をあらわす部分とメモリ手段に格納さ
れたTOCデータにおける少なくとも区分プログラムの
記録配列順番の最後をあらわす番号及び総再生時間をあ
らわす部分とが一致するとき、プログラム情報処理部
に、メモリ手段に格納された再生TOCデータにおける
少なくとも区分プログラムの記録配列順番の最後をあら
わす番号及び総再生時間をあらわす部分と関連せしめら
れてメモリ手段に格納された特定の調整データの内容に
対応する調整制御信号を供給し、信号再生部から得られ
る再生プログラム情報についての特定の調整データに応
じた調整を行わせるものとされる。
【0010】
【作用】このようにされる本発明に係るディスク・プレ
ーヤにおいては、ディスクが装着されてプログラム情報
の再生がなされるにあたり、プログラム情報処理部が、
信号再生部から得られる再生プログラム情報について
の、装着されたディスクに応じた、例えば、レベル調整
等の調整を行うべく設定され、その調整に対応する調整
データを発生する状態におかれる。そして、特定の動作
モードとして再生出力自動調整モードがとられたもと
で、データ格納指示手段が操作されると、それによる操
作入力信号を受けたシステム制御部により、そのときプ
ログラム情報処理部から得られる調整データが、信号再
生部から得られる再生TOCデータにおける少なくとも
区分プログラムの記録配列順番の最後をあらわす番号
び総再生時間をあらわす部分とともに、かつ、相互に関
連せしめられてメモリ手段に取り込まれるものとされ
る。
【0011】調整データのメモリ手段への取込みは、同
一のディスクについて複数回行われることもあるが、斯
かる場合には、再生TOCデータにおける少なくとも
分プログラムの記録配列順番の最後をあらわす番号及び
総再生時間をあらわす部分のメモリ手段への取込みは最
初の1回だけとなされ、2回目からは、調整データのみ
が、先に取り込まれた再生TOCデータの少なくとも一
部に関連付けられて取り込まれて、メモリ手段における
調整データの書直しが行われる。そして、メモリ手段に
格納される、再生TOCデータにおける少なくとも区分
プログラムの記録配列順番の最後をあらわす番号及び総
再生時間をあらわす部分は、ディスクを識別するための
ディスク識別データとされる。
【0012】また、ディスクが新たに装着されると、再
生出力自動調整モードがとられたもとであれば、システ
ム制御部により、信号再生部から新たに得られるTOC
データにおける少なくとも区分プログラムの記録配列順
番の最後をあらわす番号及び総再生時間をあらわす部分
と既にメモリ手段に格納されたTOCデータにおける少
なくとも区分プログラムの記録配列順番の最後をあらわ
す番号及び総再生時間をあらわす部分とが比較され、そ
の結果、両者が一致するものとなるとき、システム制御
部により、比較の結果一致をみたメモリ手段に格納され
たTOCデータにおける少なくとも区分プログラムの記
録配列順番の最後をあらわす番号及び総再生時間をあら
わす部分に関連せしめられてメモリ手段に格納された特
定の調整データがメモリ手段から読み出され、かつ、プ
ログラム情報処理部が、システム制御部から特定の調整
データの内容に応じた調整制御信号が供給されて、信号
再生部からの再生プログラム情報についての特定の調整
データに応じた調整を、自動的に行うものとされる。
【0013】このようにされることにより、同一のディ
スクが繰り返して情報再生に供される場合においては、
そのディスクが装着される度に、同一性が再生TOCデ
ータにおける少なくとも区分プログラムの記録配列順番
の最後をあらわす番号及び総再生時間をあらわす部分か
ら成るディスク識別データにより確認された後、そのデ
ィスクについて既に設定された、プログラム情報処理部
における再生プログラム情報の調整態様が自動的にとら
れることになる。従って、ディスク・プレーヤの使用者
は、ディスクを装着する度に再生プログラム情報につい
ての調整態様の設定をすべく、例えば、ボリューム調整
器を操作することを要求されなくなり、使用者が煩わし
さを覚える操作の軽減が図られることになる。
【0014】
【実施例】図1は、本発明に係るディスク・プレーヤの
一例の要部を示し、この例は、CDからの情報再生を行
う光学式のプレーヤとされている。ここで、この例に係
るディスク・プレーヤDPに装着されたディスク1は、
前述の如くに、ディジタル化されたオーディオ信号とさ
れた複数の区分プログラム情報とアドレス・データとが
螺旋状記録トラックをもって記録され、さらに、螺旋状
記録トラックの最内周部には、TOCデータが記録され
たCDであり、ディスク回転用モータ2により所定の回
転が与えられている。このディスク1において、プログ
ラム情報,アドレス・データ及びTOCデータは光学的
に読み出され得るように、例えば、多数のピットの配列
が形成されて記録されており、情報読取手段である光学
ヘッド3により読み取られる。光学ヘッド3は、例え
ば、レーザ光等の光ビームをディスク1に照射し、ディ
スク1の記録トラックに応じて変調されて反射される光
ビームを光検出器で受けて読取信号Sを発生する。ま
た、光学ヘッド3は、ディスク1に入射する光ビームを
適正な集束状態に保つためのフォーカス制御手段及びデ
ィスク1に入射する光ビームを記録トラックに適正に追
従させるためのトラッキング制御手段を内蔵しており、
また、その全体がディスク1の半径方向、即ち、記録ト
ラックを横切る方向に移動できるものとされている。
【0015】光学ヘッド3から得られる読取信号Sは読
取信号処理部4に供給され、読取信号処理部4から、T
OCデータとプログラム情報とアドレス・データとの再
生出力信号Sp,フォーカスエラー信号Sf及びトラッ
キングエラー信号Stが得られる。フォーカスエラー信
号Sfはフォーカス制御駆動部5に供給され、これに基
づき、フォーカス制御駆動部5から駆動信号C1 が光学
ヘッド3のフォーカス制御手段に供給されてフォーカス
・サーボコントロールが行われる。また、トラッキング
エラー信号Stは読取位置制御部6に供給され、これに
基づき、読取位置制御部6から駆動信号C2 が光学ヘッ
ド3のトラッキング制御手段に供給されてトラッキング
・サーボコントロールが行われる。
【0016】さらに、読取信号処理部4から得られる再
生出力信号Spはデコーダ7に供給され、デコーダ7か
らは、夫々ステレオ・オーディオ信号の左右成分に対応
する一対の再生プログラム情報PL 及びPR が得られる
とともに、再生TOCデータToc及び再生アドレス・
データQが検出される。そして、再生TOCデータTo
c及び再生アドレス・データQの夫々は、システム制御
部10に供給され、また、再生プログラム情報PL 及び
R は、プログラム情報処理部8に供給されて各種の処
理及び調整がなされ、プログラム情報処理部8から再生
出力信号であるステレオ・オーディオ信号の左右成分A
L 及びAR が得られて、出力端子9L及び9Rに夫々導
出される。プログラム情報処理部8は、再生プログラム
情報PL 及びPR に対して施す調整に対応する調整デー
タDxを発生し、それをシステム制御部10に供給し、
また、所定の状態のもとにおいて、システム制御部10
から調整制御信号Cvが供給される。
【0017】この例においては、斯かるプログラム情報
処理部8は、図3に示される如くの具体構成を有するも
のとされている。この図3に示されるプログラム情報処
理部8の例においては、デコーダ7からの再生プログラ
ム情報PL 及びPR の夫々が、D/A変換部41におい
てアナログ信号化された後、レベル調整部42に供給さ
れる。レベル調整部42は、ボリューム調整器42aを
内蔵しており、D/A変換部41からのアナログ信号化
された再生プログラム情報のレベルがボリューム調整器
42aに応じて調整される。ボリューム調整器42a
は、その操作部が、この例に係るディスク・プレーヤD
Pの外観の正面を示す図2に示される如く、ディスク・
プレーヤDPの正面操作パネル部20に配されており、
アナログ信号化された再生プログラム情報に対するレベ
ル調整度合が、ディスク1における区分プログラム情報
の記録レベルに応じたものとされるべく、手動により設
定されるものとなされている。
【0018】また、レベル調整部42には、ボリューム
調整器42aの設定状態を検出して、ボリューム調整器
42aのアナログ信号化された再生プログラム情報に対
するレベル調整度合に対応するデータを発生する、ボリ
ューム調整データ発生部43が付設されおり、このボ
リューム調整データ発生部43が発生するデータが、調
整データDxとしてシステム制御部10に送出される。
さらに、レベル調整部42には、システム制御部10か
らの調整制御信号Cvが供給されるようになされてお
り、調整制御信号Cvがレベル調整部42に供給される
とき、レベル調整部42に内蔵されたボリューム調整器
42aが、アナログ信号化された再生プログラム情報に
対して、調整制御信号Cvの内容に対応したレベル調整
度合を有するものとなるように制御される。
【0019】レベル調整部42においてレベル調整がな
された、アナログ信号化された再生プログラム情報の夫
々は、フィルタ44を通じて、ステレオ・オーディオ信
号の左右成分AL 及びAR として取り出され、出力端子
9L及び9Rに導出される。
【0020】このようにして、フィルタ44から得られ
るステレオ・オーディオ信号の左右成分AL 及びAR
夫々は、適正なレベルを有するものとされる。
【0021】システム制御部10には、不揮発性のRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)12が接続されてお
り、上述のプログラム情報処理部8からシステム制御部
10に供給される調整データDxが、所定のタイミング
で、RAM12に格納される。また、システム制御部1
0に関連して、再生出力自動調整モード・スイッチ2
1,ファイリング・スイッチ22,プレイスイッチ23
及びストップスイッチ24が設けられている。再生出力
自動調整モード・スイッチ21は、プログラム情報処理
部8において、再生プログラム情報の調整が、システム
制御部10からの調整制御信号Cvに基づいて自動的に
行われることになる、再生出力自動調整モードを選択す
るためのものであり、ファイリング・スイッチ21は、
プログラム情報処理部8から得られる調整データDx
の、システム制御部10に接続されたRAM12への格
納を指示するためのものであり、プレイスイッチ23
は、ディスク1に記録されたTOCデータ,区分プログ
ラム情報及びアドレス・データに対する再生動作を開始
させるためのものであり、そして、ストップスイッチ2
4は、TOCデータ,区分プログラム情報及びアドレス
・データに対する再生動作状態を解除させるためのもの
である。
【0022】さらに、システム制御部10に関連して、
ディスク1に記録された複数の区分プログラム情報のい
ずれかを指定するための複数のプログラム情報選択スイ
ッチ25が配されている。プログラム情報選択スイッチ
25は、ディスク1に記録された複数の区分プログラム
情報をその記録配列順番をもってあらわすものとなるト
ラック番号を指定するための、例えば、1から20まで
の番号が付されたダイレクト数字スイッチで構成されて
いる。
【0023】これらの再生出力自動調整モード・スイッ
チ21,ファイリング・スイッチ22,プレイスイッチ
23,ストップスイッチ24、及び、複数のプログラム
情報選択スイッチ25は、例えば、押釦形式とされて、
図2に示される如く、ディスク・プレーヤDPの正面操
作パネル部20に他の操作釦と共に配置されている。そ
して、これらのスイッチ20〜25は、それらが操作さ
れたとき、各操作入力信号がシステム制御部10に供給
されるようになされている。
【0024】上述のスイッチ20〜25に加え、システ
ム制御部10に関連するものとして、ディスク1に記録
された各区分プログラム情報に対応するトラック番号,
各区分プログラム情報内のインデックス番号,及び、再
生中の区分プログラム情報の再生残り時間を表示するア
ドレス・データ表示部31と、プログラム情報選択スイ
ッチ25の操作により指定された区分プログラム情報に
対応するトラック番号を表示するとともに、各動作モー
ドのもとにおいて、再生がなされた区分プログラム情報
に対応するトラック番号を順次消去していき、残りの区
分プログラム情報に対応するトラック番号を表示するよ
うにされたプログラム表示部33とを有する表示面部3
5が設けられている。アドレス・データ表示部31は、
表示駆動部32を介してシステム制御部10に接続さ
れ、また、プログラム表示部33は、表示駆動部34を
介してシステム制御部10に接続されている。そして、
表示面部35も、図2に示される如く、ディスク・プレ
ーヤDPの正面操作パネル部20に各種の操作釦ととも
に設置されており、このディスク・プレーヤDPの正面
操作パネル部20に設置された表示面部35には、図1
においては図示が省略されているが、再生出力自動調整
モード・スイッチ21の操作状態等を表示する状態表示
部30も含まれている。
【0025】前述の如くにデコーダ7で検出された再生
TOCデータToc及び再生アドレス・データQが供給
されるシステム制御部10においては、再生TOCデー
タTocに含まれるデータ中から、例えば、最終トラッ
ク番号、即ち、複数の区分プログラムの記録配列順番の
最後をあらわす番号及び総再生時間をあらわす部分が、
ディスク識別データDiとして抽出され、斯かるディス
ク識別データDiは所定のタイミングをもってRAM1
2に格納される。また、再生アドレス・データQに含ま
れるデータ中から、再生トラック番号データ,再生イン
デックス番号データ,再生相対時間データ,再生絶対時
間データ等が得られ、これらの再生データは、アドレス
・データ表示部31に供給されてその内容に応じたアド
レス表示がなされる。そして、システム制御部10は、
光学ヘッド3による読取位置を制御するためのモータ制
御信号Csをモータ制御部11に供給する。
【0026】システム制御部10から読取位置制御部6
に制御信号Ccが供給されるときには、読取位置制御部
6は、光学ヘッド3による読取位置を移動せしめるべ
く、制御信号Ccに応じて駆動信号C3 を送出して光学
ヘッド3にディスク1の半径方向に急速に移動する順方
向もしくは逆方向速送り動作を行わせ、また、駆動信号
2 を送出して、光学ヘッド3に内蔵されたトラッキン
グ制御手段に順方向もしくは逆方向のトラック・ジャン
プ動作を行わせる等の制御状態をとるものとなり、光学
ヘッド3がサーチ動作状態における動作を行うものとさ
れる。また、システム制御部10からモータ制御部11
に供給されるモータ制御信号Csに応じて、モータ制御
部11からディスク回転用モータ2にこれを、例えば、
線速一定で回転させるための駆動信号C4 が供給され
る。
【0027】上述の如くの構成を有するものとされたこ
の例に係るディスク・プレーヤDPにおいては、ディス
ク1が装着され、ディスク1に記録された複数の区分プ
ログラム情報の再生がなされるにあたり、プログラム情
報処理部8内のレベル調整部42におけるボリューム調
整器42aが手動操作されて、D/A変換部41からレ
ベル調整部42に供給されるアナログ信号化された再生
プログラム情報に対するレベル調整度合が、ディスク1
における区分プログラム情報の記録レベルに応じたもと
のされ、それにより、出力端子9L及び9Rに夫々得ら
れるステレオ・オーディオ信号の左右成分AL 及びAR
が適正なレベルを有するものとなるように設定される。
また、それに伴い、ボリューム調整データ発生部43
が、上述のように設定されたボリューム調整器42aの
再生プログラム情報に対するレベル調整度合に対応する
調整データDxを発生する状態におかれる。
【0028】そして、再生出力自動調整モード・スイッ
チ21が操作されることにより、上述された再生出力自
動調整モードがとられる。再生出力自動調整モードがと
られたもとにおいては、先ず、プログラム情報処理部8
内のレベル調整部42におけるボリューム調整器42a
によるレベル調整度合が、上述の如くにディスク1にお
ける区分プログラム情報の記録レベルに応じて設定され
たもとで、プログラム情報処理部8におけるボリューム
調整データ発生部43から得られる調整データDxを、
RAM12に格納すべく、ファイリング・スイッチ22
が操作される。ファイリング・スイッチ22が操作され
ると、ファイリング・スイッチ22からの操作入力信号
を受けたシステム制御部10により、そのときボリュー
ム調整データ発生部43から得られる調整データDx
が、デコーダ7から得られる再生TOCデータTocの
一部により形成されるディスク識別データDiととも
に、かつ、それに関連せしめられて、RAM12に格納
される。
【0029】その後、同一のディスク1について、再度
ファイリング・スイッチ22が操作されると、ファイリ
ング・スイッチ22からの操作入力信号を受けたシステ
ム制御部10により、そのときボリューム調整データ発
生部43から得られる調整データDxが、先にRAM1
2に格納されたディスク識別データDiに関連付けられ
てRAM12に格納され、RAM12における調整デー
タDxの書直しが行われる。
【0030】このようにして、プログラム情報処理部8
におけるボリューム調整データ発生部43から得られる
調整データDxのRAM12への格納がなされるもと
で、光学ヘッド3によりディスク1から区分プログラム
情報が読み取られて、出力端子9L及び9Rに、適正な
レベルを有するものとされたステレオ音声信号の左右成
分AL 及びAR が夫々導出される。
【0031】また、再生出力自動調整モードがとられた
もとにおいて、ディスク1の新たな装着がなされると、
システム制御部10により、デコーダ7から新たに得ら
れるディスク識別データDiと既にRAM12に格納さ
れている各ディスク識別データDiとが比較される。そ
の結果、RAM12に格納されているディスク識別デー
タDiのうちに新たに得られたディスク識別データDi
に一致するものがある場合には、システム制御部10に
より、RAM12に格納されたディスク識別データDi
のうちの比較の結果一致をみたものに関連せしめられて
RAM12に格納された調整データDxがRAM12か
ら読み出され、斯かる読み出された調整データDxの内
容に対応するものとされた調整制御信号Cvが形成され
て、それがシステム制御部10からプログラム情報処理
部8におけるレベル調整部42に供給される。
【0032】調整制御信号Cvを受けたレベル調整部4
2においては、内蔵されたボリューム調整器42aが、
調整制御信号Cvの内容に対応したレベル調整度合を有
するものとなるように制御され、そのレベル調整度合を
もって、D/A変換部41からのアナログ信号化された
再生プログラム情報に対するレベル調整を行う状態が自
動的にとられる。そして、その後、光学ヘッド3により
ディスク1から区分プログラム情報が読み取られて、出
力端子9L及び9Rに、適正なレベルを有するものとさ
れたステレオ音声信号の左右成分AL 及びAR が夫々導
出される。
【0033】このため、同一のディスク1が繰り返して
装着される場合においては、そのディスク1が装着され
る度に、ディスク識別データDiによって同一性が確認
された後、そのディスク1について既に設定された、プ
ログラム情報処理部8のレベル調整部42における再生
プログラム情報に対するレベル調整度合が、自動的に再
現されることになる。
【0034】このようなディスク1に記録された区分プ
ログラム情報の再生にあたっての制御を行うシステム制
御部10は、例えば、マイクロ・コンピュータが用いら
れて構成され、斯かるマイクロ・コンピュータが、再生
出力自動調整モードがとられたもとにおける制御を行う
べく実行する制御動作プログラムの一例を、図4に示さ
れるフローチャートを参照して説明する。
【0035】このプログラムにおいては、スタート後、
ディシジョン51において、ディスク・プレーヤDPに
ディスク1が装着されたか否かを判断し、装着されてい
ない場合には、再びディシジョン51でのディスク1が
装着されたか否かの判断を繰り返す。ディシジョン51
においてディスク・プレーヤDPにディスク1が装着さ
れたと判断された場合には、プロセス52に進み、再生
TOCデータTocの一部からなるディスク識別データ
Diをを内蔵メモリに取り込んだ後、プロセス53に進
む。
【0036】プロセス53においては、プロセス52で
内蔵メモリに取り込まれたディスク識別データDiをも
ってRAM12の検索を行い、プロセス52で内蔵メモ
リに取り込まれたディスク識別データDiとRAM12
に取り込まれているディスク識別データDiとを照合
し、続く、ディシジョン54において、RAM12に取
り込まれているディスク識別データDiのうちに、プロ
セス52で内蔵メモリに取り込まれたディスク識別デー
タDiと一致するものが在るか否かを判断する。ディシ
ジョン54で、RAM12に取り込まれているディスク
識別データDiのうちに、プロセス52で内蔵メモリに
取り込まれたディスク識別データDiと一致するものが
ないと判断されたときには、ディシジョン57に進み、
それに対して、RAM12に取り込まれているディスク
識別データDiのうちに、プロセス52で内蔵メモリに
取り込まれたディスク識別データDiと一致するものが
在ると判断されたときには、プロセス55に進む。
【0037】プロセス55においては、ディシジョン5
4での判断で、プロセス52で内蔵メモリに取り込まれ
たディスク識別データDiと一致するとされた、RAM
12に取り込まれているディスク識別データDiに関連
してRAM12に取り込まれている調整データDxを、
RAM12から読み出して内蔵メモリに取り込み、次
に、プロセス56において、RAM12から読み出した
調整データDxの内容に対応する調整制御信号Cvを形
成して、プログラム情報処理部8におけるレベル調整部
42に供給する。それにより、レベル調整部42におい
ては、内蔵されたボリューム調整器42aが、調整制御
信号Cvの内容に対応したレベル調整度合を有するもの
となるように制御され、そのレベル調整度合をもって、
D/A変換部41からのアナログ信号化された再生プロ
グラム情報に対するレベル調整を行う状態とされる。
【0038】続いて、ディシジョン57に進み、ディシ
ジョン57においては、ファイリング・スイッチ22の
操作をもってなされる、新たな調整データDxをRAM
12に格納しようとする操作、即ち、新たな調整データ
Dxの書込みのための操作がなされたか否かを判断し、
新たな調整データDxの書込みのための操作がなされた
と判断された場合には、ディシジョン58において、そ
の書込みのための操作が、そのとき装着されているディ
スク1についての最初の書込みのためのものか否かを判
断する。そして、ディシジョン58での判断の結果、デ
ィシジョン57において行われたと判断された新たな調
整データDxの書込みのための操作が、そのとき装着さ
れているディスク1についての最初の書込みのためのも
のである場合には、プロセス59において、プロセス5
2で内蔵メモリに取り込まれたディスク識別データDi
を、RAM12に格納し、続いて、プロセス60におい
て、既に内蔵メモリに取り込まれている新たな調整デー
タDxを、RAM12に、それにプロセス59において
格納されたディスク識別データDiに関連付けて格納す
る。そして、その後プロセス56に戻り、プロセス59
においてRAM12に格納された、新たな調整データD
xの内容に対応する調整制御信号Cvを形成して、プロ
グラム情報処理部8におけるレベル調整部42に供給
し、再び、ディシジョン57における判断を行う。
【0039】一方、ディシジョン58での判断の結果、
ディシジョン57において行われたと判断された新たな
調整データDxの書込みのための操作が、そのとき装着
されているディスク1についての最初の書込みのための
ものでない場合には、プロセス59を経ることなくプロ
セス60に進み、プロセス60において、既に内蔵メモ
リに取り込まれている新たな調整データDxを、RAM
12に、それに既に格納されているディスク識別データ
Diに関連付けて格納する。斯かる場合にも、その後プ
ロセス56に戻り、プロセス59においてRAM12に
格納された、新たな調整データDxの内容に対応する調
整制御信号Cvを形成して、プログラム情報処理部8に
おけるレベル調整部42に供給し、再び、ディシジョン
57に於ける判断を行う。
【0040】また、上述のディシジョン57での判断の
結果、新たな調整データDxの書込みのための操作がな
されなかった場合には、ディシジョン61において、デ
ィスク・プレーヤDPからディスク1が離脱せしめられ
たか否かが判断され、ディスク1が離脱せしめられてい
ない場合には、ディシジョン57に戻る。また、ディシ
ジョン61でディスク1がディスク・プレーヤDPから
離脱せしめられたと判断された場合には、プロセス62
において、調整制御信号Cvのプログラム情報処理部8
におけるレベル調整部42に対する供給を停止し、レベ
ル調整部42に内蔵されたボリューム調整器42aを元
の状態に戻して、ディシジョン51に戻る。
【0041】図5は、本発明に係るディスク・プレーヤ
の他の例における、上述の実施例におけるプログラム情
報処理部8に相当する、プログラム情報処理部8’の具
体構成例を示す。
【0042】この図5に示されるプログラム情報処理部
8’の例においては、デコーダ7からの再生プログラム
情報PL 及びPR の夫々が、ディジタル音声信号処理部
45に供給され、そこにおいて、例えば、音場補正調整
等の調整が施される。ディジタル音声信号処理部45
は、斯かるデコーダ7からの再生プログラム情報PL
びPR の調整を行うとともに、その調整態様を検出し、
検出された調整態様に対応するデータを発生して、その
データを調整データDxとしてシステム制御部10に送
出する。さらに、ディジタル音声信号処理部45には、
システム制御部10からの調整制御信号Cvが供給され
るようになされており、調整制御信号Cvがディジタル
音声信号処理部45に供給されるとき、ディジタル音声
信号処理部45が、デコーダ7からの再生プログラム情
報PL 及びPR に対して、調整制御信号Cvの内容に対
応した調整態様をもっての調整を行うものとなるように
制御される。
【0043】ディジタル音声信号処理部45による調整
が施された再生プログラム情報PL 及びPR の夫々は、
D/A変換部46においてアナログ信号化され、さら
に、レベル調整部47において適正なレベルを有するも
のとなるべくレベル調整された後、フィルタ48を通じ
て、ステレオ・オーディオ信号の左右成分AL 及びAR
として取り出され、出力端子9L及び9Rに導出され
る。このようにして、フィルタ48から得られるステレ
オ・オーディオ信号の左右成分AL 及びAR の夫々は、
音場補正調整等の所定の調整が施されたものとされる。
【0044】このようなプログラム情報処理部8’を備
えたディスク・プレーヤDPにおいても、ディスク1が
装着され、ディスク1に記録された複数の区分プログラ
ム情報の再生がなされるにあたり、プログラム情報処理
部8’が、デコーダ7からの再生プログラム情報PL
びPR に対して、ディスク1における区分プログラム情
報に応じた調整態様をとるべく設定され、それに伴い、
プログラム情報処理部8’から、設定された調整態様に
対応する調整データDxを発生する状態とされる。
【0045】そして、再生出力自動調整モードがとられ
たもとにおいては、先ず、ファイリング・スイッチ22
が操作され、それにより、ファイリング・スイッチ22
からの操作入力信号を受けたシステム制御部10によ
り、そのときプログラム情報処理部8’から得られる調
整データDxが、デコーダ7から得られる再生TOCデ
ータTocの一部により形成されるディスク識別データ
Diとともに、かつ、それに関連せしめられて、RAM
12に格納される。
【0046】斯かる場合にも、同一のディスク1につい
て、再度ファイリング・スイッチ22が操作されると、
システム制御部10により、そのときプログラム情報処
理部8’から得られる調整データDxが、先にRAM1
2に格納されたディスク識別データDiに関連付けられ
てRAM12に格納され、RAM12における調整デー
タDxの書直しが行われる。
【0047】また、再生出力自動調整モードがとられた
もとにおいて、ディスク1の新たな装着がなされると、
システム制御部10により、デコーダ7から新たに得ら
れるディスク識別データDiと既にRAM12に格納さ
れている各ディスク識別データDiとが比較される。そ
の結果、RAM12に格納されているディスク識別デー
タDiのうちに新たに得られたディスク識別データDi
に一致するものがある場合には、システム制御部10に
より、RAM12に格納されたディスク識別データDi
のうちの比較の結果一致をみたものに関連せしめられて
RAM12に格納された調整データDxがRAM12か
ら読み出され、斯かる読み出された調整データDxの内
容に対応するものとされた調整制御信号Cvが形成され
て、それがシステム制御部10からプログラム情報処理
部8’に供給される。
【0048】調整制御信号Cvを受けたプログラム情報
処理部8’においては、調整制御信号Cvの内容に対応
した調整態様をもって、デコーダ7からの再生プログラ
ム情報Pl 及びPR の調整がなされる状態が自動的にと
られる。そして、その後、光学ヘッド3によりディスク
1から区分プログラム情報が読み取られて、出力端子9
L及び9Rに、適正なレベルを有するものとされたステ
レオ音声信号の左右成分AL 及びAR が夫々導出され
る。
【0049】このため、同一のディスク1が繰り返して
装着される場合においては、そのディスク1が装着され
る度に、ディスク識別データDiによって同一性が確認
された後、そのディスク1について既に設定された、プ
ログラム情報処理部8’おける再生プログラム情報に対
する調整態様が、自動的に再現されることになる。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかな如く、本発明に
係るディスク・プレーヤは、CDの如くにプログラム情
報に加えてTOCデータが記録されたディスクから再生
プログラム情報を得て、その再生プログラム情報にディ
スクに応じた、例えば、レベル調整等の調整を施すもの
とされ、しかも、特定の動作モードのもとにおいては、
同一のディスクが繰り返して情報再生に供されるべく装
着される場合に、その繰返しの間に他のディスクの装着
状態が介在せしめられても、当該ディスクについて一旦
設定された再生プログラム情報に対する調整態様が、そ
のディスクが装着される度に自動的に再現されるものと
される。そして、本発明に係るディスク・プレーヤにお
いては、装着されたディスクの識別に、ディスクに記録
されたTOCデータにおける少なくとも区分プログラム
の記録配列順番の最後をあらわす番号及び総再生時間を
あらわす部分が利用されることにより、ディスクの識別
が、適正な範囲において確実に行われる。
【0051】従って、本発明に係るディスク・プレーヤ
の使用者は、同一のディスクを繰り返し装着して情報再
生を行うに際し、ディスクを装着する度に再生プログラ
ム情報についての調整態様の設定をすべく、例えば、ボ
リューム調整器を操作することを要求されなくなり、使
用者が煩わしさを覚える操作の軽減が図られることにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスク・プレーヤの一例の要部
を示すブロック接続図である。
【図2】図1に示される例に係るディスク・プレーヤの
正面図である。
【図3】図1に示される例におけるプログラム情報処理
部の具体構成例を示すブロック接続図である。
【図4】図1に示される例に用いられるシステム制御部
の一例におけるマイクロ・コンピュータが実行する制御
動作プログラムの一例を示すフローチャートである。
【図5】本発明に係るディスク・プレーヤの他の例にお
けるプログラム情報処理部の具体構成例を示すブロック
接続図である。
【符号の説明】
1 ディスク 3 光学ヘッド 4 読取信号処理部 7 デコーダ 8 プログラム情報処理部 10 システム制御部 21 再生出力自動調整モード・スイッチ 22 ファイリング・スイッチ 41,46 D/A変換部 42,47 レベル調整部 42a ボリューム調整器 43 ボリューム調整データ発生部 44,48 フィルタ 45 ディジタル音声信号処理部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム情報に加えて索引表データが記
    録されたディスクに対する情報読取手段と、該情報読取
    手段からの読取信号に基づいて上記索引表データ及びプ
    ログラム情報を再生する信号再生部と、該信号再生部か
    ら得られる再生プログラム情報についての調整制御信号
    に応じた調整を行うとともに該調整に対応する調整デー
    タを発生させるプログラム情報処理部と、該プログラム
    情報処理部から得られる調整データのメモリ手段への格
    納を指示すべく操作されるデータ格納指示手段と、上記
    信号再生部から得られる再生索引表データ,上記調整デ
    ータ、及び、上記データ格納指示手段が操作されて得ら
    れる操作入力信号が供給されて、上記操作入力信号に応
    じた制御動作を行うシステム制御部とを備え、 上記システム制御部が、特定の動作モードのもとにおい
    て、上記操作入力信号を受けたとき、上記プログラム情
    報処理部から得られる調整データと既に上記信号再生部
    から得られている再生索引表データにおける少なくとも
    区分プログラムの記録配列順番の最後をあらわす番号
    び総再生時間をあらわす部分とを相互に関連させて上
    記メモリ手段に格納する動作を行うとともに、上記信号
    再生部から新たに得られる再生索引表データにおける少
    なくとも区分プログラムの記録配列順番の最後をあらわ
    す番号及び総再生時間をあらわす部分と上記メモリ手段
    に格納された再生索引表データにおける少なくとも区分
    プログラムの記録配列順番の最後をあらわす番号及び総
    再生時間をあらわす部分とが一致するとき、上記プログ
    ラム情報処理部に、上記メモリ手段に格納された再生索
    引表データにおける少なくとも区分プログラムの記録配
    列順番の最後をあらわす番号及び総再生時間をあらわす
    部分関連せしめられて上記メモリ手段に格納された特
    定の調整データの内容に対応する調整制御信号を供給
    し、上記信号再生部から得られる再生プログラム情報に
    ついての上記特定の調整データに応じた調整を行わせる
    ことを特徴とするディスク・プレーヤ。
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