JPH04289520A - 光ディスク再生方法 - Google Patents

光ディスク再生方法

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Publication number
JPH04289520A
JPH04289520A JP7818791A JP7818791A JPH04289520A JP H04289520 A JPH04289520 A JP H04289520A JP 7818791 A JP7818791 A JP 7818791A JP 7818791 A JP7818791 A JP 7818791A JP H04289520 A JPH04289520 A JP H04289520A
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JP
Japan
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servo gain
focus
optical disc
gain
tracking
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Application number
JP7818791A
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English (en)
Inventor
Hachiro Yokota
横田 八郎
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Alpine Electronics Inc
Original Assignee
Alpine Electronics Inc
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Publication date
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  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ディスク再生方法に係
り、特にCDチェンジャプレーヤ、LDチェンジャプレ
ーヤ等で、CD、LD等の光ディスクを複数個収納した
マガジンから所望の光ディスクを取り出して光ディスク
再生部にセットし、フォーカスサーボゲインとトラッキ
ングサーボゲインを最適値に調整したあと、TOC情報
を用いて所望位置をサーチし、該所望位置から再生を行
うようにした光ディスク再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】CD(コンパクトディスク)を複数個マ
ガジンに収納し、該マガジンから所望のCDを取り出し
て再生するオートチェンジ機能付のCDチェンジャプレ
ーヤがある。かかるオートチェンジ機能付のCDチェン
ジャプレーヤによれば、マガジンのCDを指定すること
で、指定したCDをマガジンから取り出してCD再生部
にセットし、1曲目の先頭をサーチして該1曲目から最
終曲まで連続して再生させたり、マガジンのCDと曲を
指定することで、指定したCDをマガジンから取り出し
てCD再生部にセットし、指定曲の先頭をサーチして該
指定曲を再生させることができる。
【0003】CDチェンジャプレーヤの動作を具体的に
述べると、所望CDの選択指令が与えられたとき、ディ
スク交換部がそれまでCD再生部にセットされていたC
Dをマガジンの元の位置に戻すとともにマガジンから該
CD選択指令で指定された新たなCDを取り出し、CD
再生部にセットする。CD再生部はCDがセットされる
と、CDの回転を開始した後、フォーカス引き込みとト
ラッキング引き込みを行い、フォーカスサーボとトラッ
キングサーボを掛けて、レーザビームスポットをCDの
信号面に合焦させながらピット列の追跡を開始する。そ
して、まず、CDの最内周に記録されたTOC情報を読
み取り、システムコントローラへ出力する。システムコ
ントローラはTOC情報をメモリに記憶する。次いで、
システムコントローラは、曲選択指令が与えられていな
いときは、CD再生部で読み取られるサブコードのA−
タイムを監視しながらTOC情報を参照して1曲目の先
頭位置のサーチ制御をし、サーチが完了したところで、
再生を開始させる。若し、曲選択指令が与えられている
ときは、CD再生部で読み取られるサブコードのA−タ
イムを監視しながらTOC情報を参照して選択された曲
の先頭位置のサーチ制御をし、サーチが完了したところ
で、再生を開始させる。
【0004】ここで、CD再生部のフォーカスサーボ系
は、光ピックアップの検出信号を基にヘッドアンプで電
流−電圧変換及び所定の演算を行って、CDの信号面と
レーザビームスポットの偏差を示すフォーカスエラー信
号FEを作成し、位相補償回路とアクチュエータドライ
バで位相補償と増幅をしたあと、フォーカスコイルを駆
動して光ピックアップの対物レンズをCDに対し垂直方
向に移動し、レーザビームスポットを信号面に合焦させ
る。
【0005】また、CD再生部のトラッキングサーボ系
は、光ピックアップの検出信号を基にヘッドアンプで電
流−電圧変換及び所定の演算を行って、CDのピット列
とレーザビームスポットの偏差を示すトラッキングエラ
ー信号TEを作成し、位相補償回路とアクチュエータド
ライバで位相補償と増幅をし、トラッキングコイルを駆
動して光ピックアップの対物レンズをCDの半径方向に
移動し、レーザビームスポットをピット列に合わせる。
【0006】CDの信号面に対するレーザビームスポッ
トの偏差とフォーカスエラー信号FEの関係は図5の如
くなり、CDのピット列に対するレーザビームスポット
の偏差とトラッキングエラー信号TEの関係は図6の如
くなるが、CDのバラツキにより、フォーカスエラー信
号FEのピーク値やトラッキングエラー信号TEのピー
ク値は各CDにより変動する(図5、図6の破線参照)
【0007】このため、従来のフォーカスサーボ系にお
いては、サーボゲインを固定せず、フォーカスエラー信
号FEのP−P(ピークツーピーク)値を検出し、該P
−P値と予め設定されている最適値との差を計算し、該
差に基づいてゲイン調整量を決定し、フォーカスサーボ
ゲインを最適値に自動調整するようにしている。また、
従来のトラッキングサーボ系においても、サーボゲイン
を固定せず、トラッキングエラー信号TEのP−P(ピ
ークツーピーク)値を検出し、該P−P値と予め設定さ
れている最適値との差を計算し、該差に基づいてゲイン
調整量を決定し、トラッキングサーボゲインを最適値に
自動調整するようにしている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、CDチェ
ンジャプレーヤのCD再生部が、各CD毎に、フォーカ
スサーボゲインとトラッキングサーボゲインを最適調整
するようになっているとき、CD選択指令が与えられた
あとのCDチェンジャプレーヤの主なシーケンスステッ
プと凡その所要時間は、 (1) 選択されたCDへの交換          
      ・・・5秒(2) CDの回転開始   
                     ・・・0
秒(3) フォーカスサーボゲインの調整量の決定  
・・・1秒(4) フォーカスサーボゲインの最適化 
       ・・・0秒(5) フォーカス引き込み
                    ・・・0.
5 秒(6) トラッキングサーボゲインの調整量の決
定・・・0.5 秒(7) トラッキングサーボゲイン
の最適化      ・・・0秒(8) トラック引き
込み                      ・
・・0秒(9) TOC情報のリード        
            ・・・1〜4秒(10)1曲
目の先頭位置のサーチ              ・
・・0.5 秒となる(但し、所要時間がごく短時間の
ステップは0秒としてある)。
【0009】即ち、CDを交換する度に、交換を開始し
てから1曲目の再生が始まるまで、常に、最低8.5 
秒は掛かることになり、ユーザの待ち時間が長いという
問題があった。
【0010】以上から本発明の目的は、オートチェンジ
機能付の光ディスク再生装置において、光ディスクの交
換を開始してから、所望位置の再生が始まるまでに要す
る時間を短縮することのできる光ディスク再生方法を提
供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明においては、複数
の光ディスクを収納したマガジンの装填後、光ディスク
別に、所定時に、光ディスク再生部でフォーカスゲイン
の最適値とトラッキングゲインの最適値を検出するとと
もに、TOC情報の読み取りを行い、検出したフォーカ
スゲイン最適値とトラッキングゲイン最適値、及び、読
み取ったTOC情報をメモリに記憶させる手段と、その
後、要求により、所望の光ディスクの所望位置から再生
する際、マガジンから所望の光ディスクを取り出し、光
ディスク再生部にセットする手段と、メモリに記憶され
た所望の光ディスクに関するフォーカスゲイン最適値と
トラッキングゲイン最適値を用いて、最適フォーカスゲ
インと最適トラッキングゲインに調整する手段と、次い
で、メモリに記憶された所望の光ディスクに関するTO
C情報を用いて所望位置をサーチし、該所望位置から再
生する手段により達成される。
【0012】
【作用】本発明によれば、複数の光ディスクを収納した
マガジンの装填後、各光ディスク別に、所定時に、光デ
ィスク再生部でフォーカスサーボゲインの最適値とトラ
ッキングサーボゲインの最適値を決定するとともに、T
OC情報の読み取りを行い、決定したフォーカスサーボ
ゲイン最適値とトラッキングサーボゲイン最適値、及び
、読み取ったTOC情報をメモリに記憶しておき、その
後、要求により、所望の光ディスクの所望位置から再生
する際、マガジンから所望の光ディスクを取り出し、光
ディスク再生部にセットしたあと、メモリに記憶された
所望の光ディスクに関するフォーカスサーボゲイン最適
値とトラッキングサーボゲイン最適値を用いて、最適フ
ォーカスサーボゲインと最適トラッキングサーボゲイン
に調整し、次いで、メモリに記憶された所望の光ディス
クに関するTOC情報を用いて所望位置をサーチし、該
所望位置から再生する。これにより、マガジンの各光デ
ィスクにつき、一度、フォーカスサーボゲインの最適値
とトラッキングサーボゲインの最適値を決定し、TOC
情報の読み取りを行ったあとは、その後、要求により光
ディスクを交換しても、フォーカスサーボゲインとトラ
ッキングサーボゲインの調整量の決定が不要になるとと
もにTOC情報の読み取りが不要となるので、光ディス
クの交換を開始してから所望位置の再生が開始するまで
に要する時間を大幅に短縮できる。
【0013】
【実施例】図1は、本発明の一実施例に係わるCDチェ
ンジャプレーヤのブロック図である。
【0014】図中、1は6枚のCDがNO1からNO6
の各CD位置番号に収納されたマガジン、2はCDを再
生してオーディオ信号を出力するCD再生部であり、2
aはCDの記録信号を検出する光ピックアップ、2bは
光ピックアップの出力に対し電流−電圧変換と所定の演
算や波形整形を行ってEFM信号(二値化RF信号),
フォーカスエラー信号FE,トラッキングエラー信号T
Eを出力するヘッドアンプ、2cはEFM信号を入力し
てオーディオサンプルデータとサブコードの復調を行う
ディジタル信号処理回路、2dはオーディオサンプルデ
ータをD/A変換するD/Aコンバータ、2eはCDを
回転するスピンドルモータ、2fは光ピックアップ2a
のスレッド送りを行うスレッドモータ、2gはサーボプ
ロセッサであり、フォカースサーボ、トラッキングサー
ボ、スレットサーボ、スピンドルサーボ等の各種サーボ
制御を行う。
【0015】サーボプロセッサ2gは、ゲイン可変のフ
ォーカスサーボ系とトラッキングサーボ系、並びに、ス
レッドサーボ系、スピンドルサーボ系を有している。そ
して、後述するシステムコントローラからの各種サーボ
指令に従い、フォーカスエラー信号FEに基づく光ピッ
クアップ2aのフォーカスコイルに対するフォーカス引
き込みとフォーカスサーボ、トラッキングエラー信号T
Eに基づく光ピックアップ2aのトラッキングコイルに
対するトラック引き込みとトラッキングサーボ,スレッ
ドモータ2fに対するスレッドサーボ、更に、ディジタ
ル信号処理回路2cから出力されるCLV制御信号に基
づくスピンドルモータ2eのスピンドルサーボを行う。
【0016】また、サーボプロセッサ2gは、システム
コントローラからのフォーカスサーボゲイン最適値決定
指令に従い、フォーカスサーボゲインを所定の初期ゲイ
ンに設定したあと、フォーカスコイルのアップ・ダウン
制御を行いながらフォーカスエラー信号FEのP−P値
を計算して最適値との差を求め、該差よりフォーカスサ
ーボゲインの最適値を決定してシステムコントローラに
出力したり、システムコントローラからのフォーカスサ
ーボゲイン最適値データを含むフォーカスサーボゲイン
最適化指令に従い、フォーカスサーボゲインの最適化調
整を行う。更に、サーボプロセッサ2gは、システムコ
ントローラからのトラッキングサーボゲイン最適値決定
指令に従い、トラッキングサーボゲインを所定の初期ゲ
インに設定したあと、トラッキングコイルのジャンプ制
御を行いながらトラッキングエラー信号TEのP−P値
を計算して最適値との差を求め、該差よりトラッキング
サーボゲインの最適値を決定してシステムコントローラ
に出力したり、システムコントローラからのトラッキン
グサーボゲイン最適値データを含むトラッキングサーボ
ゲイン最適化指令に従い、トラッキングサーボゲインの
最適化調整を行う。
【0017】3はシステムコントローラからのCD交換
指令に従い、マガジン1とCD再生部2の間でCDの交
換を行うCD交換部、4はマガジンの装填を検出してマ
ガジン装填検出信号を出力するマガジン装填検出部、5
は所望CDの選択操作や所望曲の選択操作を行う操作部
であり、5aはCDセレクトキー、5bは曲セレクトキ
ー、5cは所望CD位置番号の入力と所望曲番の入力を
行うテンキーである。
【0018】6はマガジン1の各CDの別に、フォーカ
スサーボゲイン最適値データ,トラッキングサーボゲイ
ン最適値データ,TOC情報を記憶するメモリ、7はC
Dチェンジャプレーヤの全体的な制御を行うシステムコ
ントローラであり、操作部5でのCD選択操作や曲送り
操作により選曲操作に従い、CD交換部3に対するCD
交換制御、CD再生部2に対する各種サーボ制御(サー
ボゲイン最適化制御を含む),サーチ制御,PLAY制
御等を行う。また、システムコントローラ7は、マガジ
ン1が装填されてマガジン装填検出部4からマガジン装
填検出信号を入力すると、CD交換部3をしてCDの順
次交換を行わせながら、CD再生部2をして、各CD別
に、フォーカスサーボゲイン最適値とトラッキングサー
ボゲイン最適値の決定を行わせるとともにTOC情報の
読み取りを行わせ、決定されたフォーカスサーボゲイン
最適値とトラッキングサーボゲイン最適値、及び、TO
C情報をメモリ6に記憶する。
【0019】メモリ6に記憶されるマガジン1のCD別
のフォーカスサーボゲイン調整量データ,トラッキング
サーボゲイン調整量データ,TOC情報を図2に示す。
【0020】図3はシステムコントローラ7によるサー
ボゲイン最適値とTOC情報の登録処理の流れ図、図4
はシステムコントローラ7による通常のCD交換制御と
演奏制御処理の流れ図であり、以下、これらの図に従っ
て説明する。
【0021】サーボゲインの最適値とTOC情報の登録
モード まず、マガジン1のNO1(一番下側)〜NO6(一番
上側)のCD位置の各々にユーザが希望のCDを挿入し
、マガジン1全体をCDチェンジャプレーヤに装填する
と、マガジン装填検出部4からマガジン装填検出信号が
システムコントローラ7に入力される。マガジン装填検
出信号を入力したシステムコントローラ7は、CDの位
置を示すiを1とし、CD交換部3に対しNOi=NO
1のCDへの交換指令を出力し、CD交換部3をしてN
O1のCDをCD再生部2にローディングさせる(図3
のステップ101、102)。
【0022】NO1のCDがCD再生部2にセットされ
ると、システムコントローラ7はスピンドルサーボオン
指令をサーボプロセッサ2gへ出力する(ステップ10
3、104)。すると、サーボプロセッサ2gは、スピ
ンドルサーボをオンし、スピンドルモータ2eを立ち上
げ、CDの回転を開始させる。続いて、システムコント
ローラ7は、フォーカスサーボゲイン最適値決定指令を
サーボプロセッサ2gへ出力する(ステップ105)。 すると、サーボプロセッサ2gは、フォーカスサーボゲ
インを所定の初期値に設定したあと、フォーカスコイル
に対しアップ・ダウン制御を行いながらヘッドアンプ2
bから入力したフォーカスエラー信号FEのP−P値を
計算し、最適値との差を求める。そして、該差より、フ
ォーカスサーボゲインの最適値を決定し、システムコン
トローラ7へフォーカスサーボゲイン最適値データを出
力するととともに、フォーカスサーボゲインを最適化す
る。
【0023】フォーカスサーボゲイン最適値データを入
力したシステムコントローラ7は、メモリ6にNO1の
CDに係るフォーカスサーボゲイン最適値データFSG
1として記憶する(ステップ106)。
【0024】次いで、システムコントローラ7はフォー
カスサーボオン指令を出力する(ステップ107)。す
ると、サーボプロセッサ3は、フォーカスエラー信号F
Eを監視しながらフォーカス引き込みを行い、フォーカ
スサーボをオンする。
【0025】次いで、システムコントローラ7は、トラ
ッキングサーボゲイン最適値決定指令をサーボプロセッ
サ2gへ出力する(ステップ108)。すると、サーボ
プロセッサ20は、トラッキングサーボゲインを所定の
初期値に設定したあと、トラッキングコイルに対しジャ
ンプ制御を行いながらヘッドアンプ2bから入力したト
ラッキングエラー信号TEのP−P値を計算し、最適値
との差を求める。そして、該差より、トラッキングサー
ボゲインの最適値を決定し、システムコントローラ7へ
トラッキングサーボゲイン最適値データを出力するとと
ともに、トラッキングサーボゲインを最適化する。
【0026】トラッキングサーボゲイン最適値データを
入力したシステムコントローラ7は、メモリ6にNO1
のCDに係るトラッキングサーボゲイン最適値データT
SG1として記憶する(ステップ109)。
【0027】次いで、システムコントローラ7はトラッ
キングサーボオン指令を出力する(ステップ110)。 すると、サーボプロセッサ3は、トラッキングエラー信
号TEを監視しながらトラック引き込みを行い、トラッ
クサーボをオンする。
【0028】フォーカスサーボとトラッキングサーボの
オンにより、光ピックアップ2aはCDの記録信号の検
出が可能となり、ヘッドアンプ2bはEFM信号を出力
する。EFM信号を入力したディジタル信号処理回路2
cは、CDのリードインに記録されたTOC情報を読み
取りシステムコントローラ7へ出力する。システムコン
トローラ7は入力したTOC情報を、メモリ6にNO1
のCDに係るTOC情報TOC1として記憶する(ステ
ップ111)。
【0029】TOC情報の入力、及び記憶が終わると、
システムコントローラ7はCD再生部2のサーボプロセ
ッサ2gに対しスピンドルモータ2eの停止指令を出力
し、スピンドルモータ2eの回転を停止させる。続いて
、i=6か判断し(ステップ113)、NOなので、i
をインクリメントして2とし(ステップ114)、ステ
ップ102に戻って、NO2のCDへの交換指令をCD
交換部3に出力する。するとCD交換部3は、CD再生
部2にセットされたNO1のCDをマガジン1の元の位
置に戻すとともに、NO2のCDをマガジン1から取り
出してCD再生部2にセットする。
【0030】次いで、システムコントローラ7は、前述
と同様にCD再生部2のサーボプロセッサ2gを制御し
てCDの回転、フォーカスサーボゲインの最適値の決定
と出力、フォーカス引き込みとフォーカスサーボオン、
トラッキングサーボゲインの最適値の決定と出力、トラ
ック引き込みとトラッキングサーボオンを行わせるとと
もに、ディジタル信号処理回路2cにTOC情報の読み
取りと出力を行わせ、入力したフォーカスサーボゲイン
最適値データ、トラッキングゲイン最適値データ、TO
C情報をメモリ6に、FSG2、TSG2、TOC2と
して記憶する(ステップ103〜111)。
【0031】以下、同様にして、NO2〜NO6のCD
を順にCD再生部2にセットさせながら、フォーカスサ
ーボゲインとトラッキングゲインの最適値を決定させる
とともにTOC情報を読み取らせてメモリ6に記憶する
【0032】この結果、メモリ6には、NO1〜NO6
のCDに関するフォーカスサーボゲイン最適値データF
SG1〜FSG6、トラッキングゲイン最適値データT
SG1〜TSG6、TOC情報TOC1〜TOC6が記
憶された状態となる(図2参照)。
【0033】演奏モード 各CD別にフォーカスサーボゲインとトラッキングサー
ボゲインの最適値の決定・記憶、TOC情報の読み出し
・記憶が終了したあと、ユーザが例えばCDセレクトキ
ー5aを押圧し、テンキー5cで「3」を入力すると、
システムコントローラ7はCD位置番号を示すiを3、
曲番を示すjを1とし(図4のステップ201、202
)、iが現在CD再生部2にセットされているCDのN
O(=6)と異なるので(ステップ203でNOの判断
)、CD交換部3に対しNO3のディスクへの交換制御
を行う(ステップ204)。CD交換部3がCDの交換
を終了したならば、システムコントローラ7はスピンド
ルサーボオン指令をサーボプロセッサ2gへ出力する(
ステップ205、206)。すると、サーボプロセッサ
20g、スピンドルサーボをオンし、スピンドルモータ
2eを立ち上げ、CDの回転を開始させる。
【0034】続いて、システムコントローラ7は、メモ
リ6からNO3のCDに係るフォーカスサーボゲイン最
適値データFSG3を読み出すとともに、該フォーカス
サーボゲイン最適値データFSG3を含むフォーカスサ
ーボゲイン最適化指令をサーボプロセッサ2gへ出力す
る(ステップ207)。すると、サーボプロセッサ2g
は、フォーカスサーボゲイン最適値データFSG3によ
りフォーカスサーボゲインを最適値に調整する。
【0035】次いで、システムコントローラ7はフォー
カスサーボオン指令をサーボプロセッサ2gへ出力する
(ステップ208)。すると、サーボプロセッサ2gは
、フォーカスエラー信号FEを監視しながらフォーカス
引き込みを行い、フォーカスサーボをオンする。
【0036】次いで、システムコントローラ7は、メモ
リ6からNO3のCDに係るトラッキングサーボゲイン
最適値データTSG3を読み出すとともに、該トラッキ
ングサーボゲイン最適値データTSG3を含むトラッキ
ングサーボゲイン最適化指令をサーボプロセッサ2gへ
出力する(ステップ209)。すると、サーボプロセッ
サ2gは、トラッキングサーボゲイン最適値データTS
G3によりトラッキングサーボゲインを最適値に調整す
る。
【0037】次いで、システムコントローラ7はトラッ
キングサーボオン指令を出力する(ステップ210)。 すると、サーボプロセッサ2gは、トラッキングエラー
信号TEを監視しながらトラック引き込みを行い、トラ
ッキングサーボをオンする。フォーカスサーボとトラッ
キングサーボのオンにより、光ピックアップ2aはCD
の記録信号の検出が可能となり、ヘッドアンプ2bはE
FM信号を出力する。EFM信号を入力したディジタル
信号処理回路2cは、サブコードデータを出力する。
【0038】システムコントローラ7は、ステップ21
0のあと、メモリ6に記憶されたNO3のCDに係るT
OC情報TOC1を参照して、jが示す曲番1がNO3
のCDに在るか判断し(ステップ211)、YESなの
で、ディジタル信号処理回路2cから出力されるA−タ
イムを監視しながら、TOC情報TOC3を参照してC
D再生部2に対しCDの1曲目の先頭位置のサーチ制御
を行い(ステップ212)、サーチが完了するとPLA
Y制御を行ってCDの1曲目の再生を開始させる(ステ
ップ213、214)。CDの記録信号は光ピックアッ
プ2aで検出され、ヘッドアンプ2cでEFM信号に変
換されたあと、ディジタル信号処理回路2cでオーディ
オサンプルデータの復調がなされる。そして、復調され
たオーディオサンプルデータはD/Aコンバータ2dで
D/A変換され、外部のアンプ(図示せず)へ出力され
て増幅されたあとスピーカ(図示せず)で音響出力され
る。
【0039】その後、NO3のCDの全曲の再生が終了
すると(ステップ215でYESの判断)、システムコ
ントローラ7はj=1とし(ステップ216)、ステッ
プ211に戻って、再度曲番1の先頭から再生させる。
【0040】CDの交換動作開始から1曲目の再生が開
始するまでのCDチェンジャプレーヤのシーケンスステ
ップと凡その所要時間は、 (1) 選択されたCDへの交換          
      ・・・5秒(2) CDの回転開始   
                     ・・・0
秒(3) フォーカスサーボゲインの最適化     
   ・・・0秒(4) フォーカス引き込み    
                ・・・0.5 秒(
5) トラッキングサーボゲインの最適化      
・・・0秒(6) トラック引き込み        
              ・・・0秒(7) 1曲
目の先頭位置のサーチ              ・
・・0.5 秒となる(但し、所要時間がごく短時間の
ステップは0秒としてある)。
【0041】即ち、CDを交換する度に、交換を開始し
てから1曲目の再生が始まるまで、6秒掛かるだけとな
り、従来に比し、30パーセントの待ち時間の短縮を図
ることができる。
【0042】なお、CDセレクトキー5aとテンキー5
cでNO3のCDを選択したあと、続いて、CDの交換
動作中に、曲送りキー5bを例えば2回押圧して、3番
目の曲を選択したとき、システムコントローラ7はCD
の交換動作中にjを2回イナクリメントしてj=3とす
る(ステップ217、218)。よって、ステップ21
1の判断で、NO3のCDに曲番3の曲があれば、シス
テムコントローラ7はステップ212で3曲目の先頭位
置のサーチ制御を行い、サーチ完了後、3曲目の先頭か
ら再生させる。
【0043】若し、ステップ211の判断で、NO3の
CDに曲番3の曲が無かったときは、jからNO3のC
Dの曲数(TOC情報TOC3から判る)を引いて新た
なjとし(ステップ219)、再度、ステップ211の
処理を行う。
【0044】また、NO3のCDの或る曲の再生中に、
曲送りキー5bが押圧されたとき、システムコントロー
ラ7は、TOC情報TOC3を参照してNO3のCDに
次曲があるか判断し(ステップ220、221)、次曲
があれば、次曲の先頭位置のサーチ制御を行い、サーチ
完了後、再生を開始させる(ステップ222、213、
214)。次曲が無いときは、j=1とし、ステップ2
11に移って、NO3のCDの1曲目の先頭から再生さ
せる。
【0045】このようにCDの選択に続けて曲送りによ
る選曲をしたときも、CD交換動作開始後、選択曲の再
生が開始するまでに、フォーカスサーボゲインとトラッ
キングサーボゲインの調整量の決定時間と、TOC情報
の読み取り時間が不要となり、待ち時間を約2.5 秒
だけ短縮することができる。
【0046】この実施例によれば、マガジン1がCDチ
ェンジャプレーヤに装填されたあと、自動的に、マガジ
ン1の各CDを交換しながらフォーカスサーボゲインと
トラキングサーボゲインの最適値を決定するとともに、
TOC情報を読み出し、メモリ6に決定したフォーカス
サーボゲイン最適値データとトラキングサーボゲイン最
適値データ、及び、読み出したTOC情報を記憶するよ
うにしたので、その後、ユーザがCDを選択したり、C
Dの選択に続けて選曲をしたとき、常に、CDの交換動
作開始から所望曲の再生開始までの待ち時間を短くする
ことができる。
【0047】なお、マガジンがCDチェンジャプレーヤ
に装填された直後に、自動的に、各CDのフォーカスサ
ーボゲインとトラキングサーボゲインの最適値の決定と
メモリへの記憶、TOC情報を読み出とメモリへの記憶
を行う代わりに、マガジンの装填後、マガジンの各CD
につき、ユーザのCD選択操作により、CDが初めてC
D再生部にセットされたとき、該CDに対しフォーカス
サーボゲインの最適値の決定とメモリへのフォーカスサ
ーボゲイン最適値データの記憶、フォーカスサーボゲイ
ンの最適化、フォーカス引き込みによるフォーカスサー
ボオン、トラッキングサーボゲインの最適値の決定とメ
モリへのトラッキングサーボゲイン最適値データの記憶
、トラッキングサーボゲインの最適化、トラック引き込
みによるトラックサーボオン、TOC情報の読み出しと
メモリへの記憶を行い、しかる後、記憶したTOC情報
を参照して所望位置(1曲目の先頭または、選択曲の先
頭位置)をサーチして再生するようにし、その後、同一
のCDに関し、再度、CD選択操作がなされてCD再生
部に再セットされたとき、メモリに記憶された当該CD
に係るフォーカスサーボゲイン最適値データを用いての
フォーカスサーボゲインの最適化、フォーカス引き込み
によるフォーカスサーボオン、メモリに記憶された当該
CDに係るトラキングサーボゲイン最適値データを用い
てのトラッキングサーボゲインの最適化、トラック引き
込みによるトラッキングサーボオンを行い、しかる後、
メモリに記憶された当該CDに係るTOC情報を参照し
て所望位置(1曲目の先頭または、選択曲の先頭位置)
をサーチして再生するようにしてもよい。
【0048】
【発明の効果】以上本発明によれば、複数の光ディスク
を収納したマガジンの装填後、各光ディスク別に、所定
時に、光ディスク再生部でフォーカスサーボゲインの最
適値とトラッキングサーボゲインの最適値を決定すると
ともに、TOC情報の読み取りを行い、決定したフォー
カスサーボゲイン最適値とトラッキングサーボゲイン最
適値、及び、読み取ったTOC情報をメモリに記憶して
おき、その後、要求により、所望の光ディスクの所望位
置から再生する際、マガジンから所望の光ディスクを取
り出し、光ディスク再生部にセットしたあと、メモリに
記憶された所望の光ディスクに関するフォーカスサーボ
ゲイン最適値とトラッキングサーボゲイン最適値を用い
て、最適フォーカスサーボゲインと最適トラッキングサ
ーボゲインに調整し、次いで、メモリに記憶された所望
の光ディスクに関するTOC情報を用いて所望位置をサ
ーチし、該所望位置から再生する。これにより、マガジ
ンの各光ディスクにつき、一度、フォーカスサーボゲイ
ンの最適値とトラッキングサーボゲインの最適値を決定
し、TOC情報の読み取りを行ったあとは、その後、要
求により光ディスクを交換しても、フォーカスサーボゲ
インとトラッキングサーボゲインの調整量の決定が不要
になるとともにTOC情報の読み取りが不要となるので
、光ディスクの交換を開始してから所望位置の再生が開
始するまでに要する時間を大幅に短縮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るCDチェンジャプレー
ヤのブロック図である。
【図2】図1のメモリに格納されるデータの説明図であ
る。
【図3】図1のシステムコントローラによるサーボゲイ
ン最適値とTOC情報登録処理を示す流れ図である。
【図4】図1のシステムコントローラによる通常のCD
交換制御と演奏制御処理を示す流れ図である。
【図5】CDの信号面とレーザビームスポットの偏差に
よるフォーカスエラー信号の変化の様子を示す線図であ
る。
【図6】CDのピット列とレーザビームスポットの偏差
によるトラッキングエラー信号の変化の様子を示す線図
である。
【符号の説明】
1  マガジン 2  CD再生部 2a  光ピックアップ 2b  ヘッドアンプ 2c  ディジタル信号処理回路 2g  サーボプロセッサ 3  CD交換部 4  マガジン装填検出部 5  操作部 6  メモリ 7  システムコントローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】要求により、複数の光ディスクを収納した
    マガジンから所望の光ディスクを取り出して光ディスク
    再生部にセットし、フォーカスサーボゲインとトラキン
    グサーボゲインを最適値に調整したあと、TOC情報を
    用いて所望位置をサーチし、該所望位置から再生を行う
    光ディスク再生方法において、複数の光ディスクを収納
    したマガジンの装填後、各光ディスク別に、所定時に、
    光ディスク再生部でフォーカスサーボゲインの最適値と
    トラッキングサーボゲインの最適値を決定するとともに
    、TOC情報の読み取りを行い、決定したフォーカスサ
    ーボゲイン最適値とトラッキングサーボゲイン最適値、
    及び、読み取ったTOC情報をメモリに記憶しておき、
    その後、要求により、所望の光ディスクの所望位置から
    再生する際、マガジンから所望の光ディスクを取り出し
    、光ディスク再生部にセットしたあと、メモリに記憶さ
    れた所望の光ディスクに関するフォーカスサーボゲイン
    最適値とトラッキングサーボゲイン最適値を用いて、最
    適フォーカスサーボゲインと最適トラッキングサーボゲ
    インに調整し、次いで、メモリに記憶された所望の光デ
    ィスクに関するTOC情報を用いて所望位置をサーチし
    、該所望位置から再生するようにしたこと、を特徴とす
    る光ディスク再生方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0664542A1 (en) * 1994-01-20 1995-07-26 Pioneer Electronic Corporation Reproducing system for automatically reproducing optical discs
JP2011123937A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Sharp Corp 連奏装置
JP2011123936A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Sharp Corp 再生装置

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JP2011123937A (ja) * 2009-12-09 2011-06-23 Sharp Corp 連奏装置
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