JP2951417B2 - 光学式情報記録装置 - Google Patents

光学式情報記録装置

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JP2951417B2 JP1335191A JP1335191A JP2951417B2 JP 2951417 B2 JP2951417 B2 JP 2951417B2 JP 1335191 A JP1335191 A JP 1335191A JP 1335191 A JP1335191 A JP 1335191A JP 2951417 B2 JP2951417 B2 JP 2951417B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は追記型の記録ディスクに情報を光
学的に記録する光学式情報記録装置に関する。
【0002】
【背景技術】近年、追記型の記録ディスクが種々提案さ
れているが、その中にはコンパクトディスク(CD)の
フォ―マットに準拠したもの(以下、追記型CDと称す
る)がある。すなわち、CDにはリ―ドインエリア、プ
ログラムエリア、リ―ドアウトエリアのそれぞれの領域
が規定されており、信号中にはサブコ―ドデ―タとして
トラック番号(曲ナンバ―)毎の再生時間、フレ―ムな
どの情報のほか、特にリ―ドインエリアにはプログラム
エリアに記録された音楽等のプログラム情報の索引に相
当するTOC情報が記録されている。
【0003】追記型CDも通常のCDと同様にこれらの
情報をディスクに記録することによって、再生専用のC
Dプレ―ヤで演奏を可能とすることができる。ただし、
追記型CDのディスクにはプリグル―ブが形成され、こ
のプリグル―ブがウォブリングされていること、ウォブ
リング周波数が再生絶対時間によって周波数変調されて
いること、リ―ドインエリアよりもさらに内周にPCA
(PowerCalibration Area)、PMA(Program Memory Are
a) と呼ばれる領域があること等の点において若干の相
違点がある。PCAは実際に書き込む前に記録パワ―の
調整するための試し書き領域であり、PMAは書き込む
毎にその記録履歴、すなわち最終的にリ―ドインエリア
及びリ―ドアウトエリアに書き込むべきTOC情報等の
索引情報を暫定的に記録する暫定索引情報記憶エリアで
あり、例えば、99の区分領域を有する。例えば、1つ
のトラック番号のプログラム情報がプログラムエリアに
書き込まれる毎にPMAには自動的に書き込みが行なわ
れる。プログラムエリアへの記録が終了したときにはリ
―ドインエリア及びリ―ドアウトエリアにPMAに記録
された内容を書き込む際の指令はユ―ザによって発せら
れる。
【0004】このように、PMAに記録された索引情報
に基づいてリ―ドインエリア及びリ―ドアウトエリアへ
の情報記録が行なわれるので、PMAに記録された索引
情報は実際にプログラムエリアに記録された全てのプロ
グラム情報について正しく表したものでなければならな
い。しかしながら、プログラム情報がプログラムエリア
に書き込まれた後、PMAに索引情報を記録する前に記
録装置に異常が発生した場合にはPMAに索引情報が記
録されていないトラック番号のプログラム情報がプログ
ラムエリアに存在する可能性がある。よって、このよう
な場合には新たなプログラム情報の追記指令が発生する
と、プログラムエリアの記録済み部分にそのプログラム
情報を記録してしまい、正しい再生出力が得られなくな
る等の不都合が生じることが考えられる。
【0005】
【発明の目的】本発明の目的は、対応する索引情報がP
MAに記録されていないトラック番号のプログラム情報
がプログラムエリアに存在する場合に不都合が生じない
ように新たなプログラム情報を記録することができる光
学式情報記録装置を提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明の光学式情報記録装置は、記録エ
リアとして少なくともプログラムエリア及び暫定索引情
報記憶エリアを有する追記型の記録ディスクにピックア
ップからの照射ビ―ムによって情報を記録し、ピックア
ップからの照射ビ―ムの記録ディスクからの反射ビ―ム
によって記録ディスクの記録情報を読み出し、記録の際
にプログラムエリアに1つのトラック番号としてのプロ
グラム情報を記録する毎にその1つのトラック番号のプ
ログラム情報についての索引情報を暫定的に暫定索引情
報記憶エリアに記録する光学式情報記録装置であって、
暫定索引情報記憶エリアから索引情報を読み出してメモ
リに記憶させる手段と、読み出した索引情報から得たプ
ログラムエリア内の最終記録位置が照射ビ―ム位置とな
るようにピックアップを移動させるサ―チ手段と、該サ
―チ手段によってピックアップが移動された後において
最終記録位置以降にプログラム情報が記録されているこ
とをピックアップの出力から検出する検出手段と、該検
出手段によってプログラム情報の記録が検出されたとき
そのプログラム情報に対応する索引情報をメモリに記憶
させる手段とを有することを特徴としている。
【0007】
【発明の作用】本発明の光学式情報記録装置において
は、暫定索引情報記憶エリアから索引情報を読み出して
メモリに記憶させ、読み出した索引情報から得たプログ
ラムエリア内の最終記録位置以降にプログラム情報が記
録されているときにはそのプログラム情報に対応する索
引情報をメモリに記憶させることが行なわれる。よっ
て、対応する索引情報がPMAに記録されていないトラ
ック番号のプログラム情報がプログラムエリアに存在す
る場合においてもメモリにはそれまでにプログラムエリ
アに記録された全てのプログラム情報に対応する索引情
報が得られるので、追記指令が発生しても不都合が生じ
ないように新たなプログラム情報を記録することができ
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ詳
細に説明する。図1に示した本発明による光学式情報記
録装置においては、再生機能も備えられており、記録デ
ィスク1はピックアップ2から照射されるレ―ザ―ビ―
ムによって記録及び再生が可能な追記型CDである。な
お、ディスク1の記録層としてはシアニン系色素薄膜等
の周知の材料を用いており、記録面には予めプリグル―
ブが形成され、ウォブリングによる再生絶対時間(AT
IP:Absolute Time InPre-groove)が記録されてい
る。
【0009】ディスク1にはスピンドルモ―タ18によ
って回転駆動され、スピンドルモ―タ18は後述のスピ
ンドルサ―ボ系によって回転速度が制御される。スピン
ドルサ―ボはウォブリング周波数が所定の周波数になる
ように回転速度を制御するものであって、記録済みディ
スクであれば、再生クロックが一定の周波数となるよう
に回転速度を制御するものである。
【0010】ピックアップ2はフォ―カス制御系3によ
ってディスク上に正確にビ―ムが収束するように図面垂
直方向の移動が制御され、またトラッキング制御系4に
よってディスク上のトラックにビ―ムが追従するように
ディスク半径方向の移動が制御される。ピックアップ2
から読み取られた信号は、サブコ―ド読取り回路9によ
ってサブコ―ドが抽出される。サブコ―ドデ―タには前
述したようにディスク上に記録された情報の再生時間等
を示すデ―タを含んでおり、記録済みディスクであれば
このサブコ―ドを利用して目標アドレスの設定等に利用
することができる。サブコ―ド読取り回路9は例えば、
ピックアップ2から読み取られた信号を復調するEFM
復調器と、その復調した信号からサブコ―ド信号を復号
するデコ―ダとを有する。
【0011】一方、未記録ディスクの場合にはサブコ―
ドが利用できないため、トラック情報としてのATIP
を用いて、ディスク上の絶対時間を得る。すなわち、ト
ラックがウォブリングされている関係から、トラッキン
グエラ―信号の波形はウォブリング周波数成分を含んで
おり、これが周波数変調されることによって絶対時間が
表わされるのである。従って、トラッキング制御系4か
らのトラッキングエラ―信号はBPF11に供給され、
その信号中のウォブリング周波数成分帯域(例えば、中
心周波数22.05kHz)が抽出され、BPF11の出力
信号はFM復調器12に供給されることにより絶対時間
(ATIPデ―タ)が検出されるのである。また、BP
F11の出力信号は基準周波数信号発生回路13からの
基準周波数信号(ウォブリング周波数、例えば、22.
05kHz)と比較回路14において比較される。比較回路
14の出力信号はスピンドルモ―タ18の駆動回路15
に供給される。これらBPF11、基準周波数信号発生
回路13、比較回路14及び駆動回路15は上記のスピ
ンドルサ―ボ系を構成している。
【0012】情報読取り回路16はディスクから索引情
報を読み取ってRAM等のメモリ17に記憶させるもの
である。よって、情報読取り回路16はFM復調器12
の出力及びサブコ―ド読取り回路9の出力に接続されて
いる。また、記録動作制御回路5は装置の記録動作を制
御するものであり、情報読取り回路16から得たデ―タ
に応じて記録信号生成回路6を制御する。
【0013】記録信号生成回路6は、プログラムデ―タ
ソ―スからの音楽デ―タ等のプログラム情報やサブコ―
ドをディスクに記録するために、記録動作制御回路5か
らの制御信号に応じて符号化処理するエンコ―ダ及びプ
ログラムデ―タやエンコ―ダの出力によりEFM変調す
るEFM変調回路を備え、EFM変調信号を記録信号と
してピックアップ2に導出する。
【0014】サ―チ回路8はピックアップ2を半径方向
に所望のモ―ドで移送する駆動信号をトラッキング制御
系4に対して発生するものであり、サ―チ動作は記録動
作制御回路5及び情報読取り回路16から指示される。
このサ―チ回路8には現在位置を知るためにサブコ―ド
デ―タ及びATIPデ―タが供給される。かかる記録動
作制御回路5、サ―チ回路8、情報読取り回路16及び
メモリ17は実際にはマイクロコンピュ―タ10から構
成され、マイクロコンピュ―タ10内のROM(図示せ
ず)に予め記憶されたプログラムの実行により形成され
るものである。
【0015】次に、このプログラムの実行により得られ
る動作について説明する。なお、本装置にはディスクが
装着されているとする。図2に示すように先ず、ディス
クが本装置に装着された直後であるか否かを判別する
(ステップS1)。これは光学的或いは機械的に検出さ
れるが、既に公知であるので説明を省略する。ディスク
が装着された直後の場合にはPMA記録情報読込みル―
チンを処理する(ステップS2)。ディスクが既に装着
されている場合には後述のステップS3に移行する。
【0016】PMA記録情報読込みル―チンにおいて
は、図3に示すようにPMA開始位置をサ―チする(ス
テップS21)。すなわち、情報読取り回路16におい
てPMA開始位置へのサ―チ指令が発生し、このサ―チ
指令に応じてサ―チ回路8が予め定められたPMA開始
位置を示すジャンプ制御信号をトラッキング制御系4及
び図示しないスライダ―サ―ボ系に対し発生する。PM
A開始位置へのサ―チが終了すると、サブコ―ド読取り
回路9からPMAのサブコ―ド信号から索引情報が読み
取れるか否かを判別する(ステップS22)。索引情報
とは、トラック番号、トラック番号毎の開始ATIPデ
―タ及び終了ATIPデ―タである。このPMAは、上
記したように追記途中の曲等のプログラム情報の記録履
歴を記録する領域であり、後述のステップS9において
プログラムエリアにプログラム情報が追記される毎に索
引情報が書き込まれる。すなわち、一度でもプログラム
エリアにプログラム情報が追記されたディスクであれ
ば、PMAにその履歴が索引情報として記録されてい
る。索引情報が読み取れるならば、それを読み取ってメ
モリ17に記憶させる(ステップS23)。そして、P
MAの索引情報の読取りが終了したか否かを判別し(ス
テップS24)、索引情報が読み取り可能な限りステッ
プS23が実行される。索引情報の読取りが終了したな
らば、PMAから読み出された最大トラック番号NMAX
の終了ATIPデ―タを最終記録位置とし(ステップS
25)、未記録フラグをクリアする(ステップS2
6)。索引情報が記録されていなければ、未記録ディス
クとみなして未記録フラグをセットする(ステップS2
7)。このPMA記録情報読込みル―チンによる動作が
情報読取り回路16において行なわれ、最終記録位置デ
―タ及び未記録フラグが記録動作制御回路5に供給され
る。
【0017】PMA記録情報読込みル―チンの終了後に
はプログラム情報記録要求があるか否かを判別する(ス
テップS3)。プログラム情報記録要求ではない場合に
はリ―ドイン情報記録要求か否かを判別する(ステップ
S4)。これらの要求は図示しないキ―ボ―ドから行な
われ、記録動作制御回路5に供給されるので、記録動作
制御回路5において要求判別が行なわれる。リ―ドイン
情報記録要求はリ―ドインエリア書込み指令として発生
され、プログラム情報記録要求は追記指令として発生さ
れる。
【0018】プログラム情報記録要求の場合には未記録
ディスクであるか否かを判別する(ステップS5)。こ
れは未記録フラグの内容から判別される。未記録ディス
クならば、ディスクのプログラムエリア内の所定の記録
開始位置へのサ―チ指令を発生し(ステップS6)、こ
のサ―チ指令に応じてサ―チ回路8が所定の記録開始位
置(例えば、0分02秒1フレ―ム)を示すジャンプ制
御信号をトラッキング制御系4及びスライダ―サ―ボ系
に対し発生する。これはアクチュアルポ―ズエリアが2
秒以上と規定されているからであり、要するに2秒以上
の適当なサ―チ位置を選択すれば良い。プログラム情報
が既に記録されたディスクならば、最終記録位置へのサ
―チ指令を発生する(ステップS7)。サ―チ回路8は
ATIPデ―タを利用してこれらの位置にピックアップ
2が位置するようにトラッキング制御系4及びスライダ
―サ―ボ系を駆動しながらサ―チする。
【0019】ステップS6又は7の実行後、サ―チした
位置以降に情報が記録されているか否かを判別する(ス
テップS8)。すなわち、サブコ―ド読取り回路9から
のサブコ―ド信号からトラック番号、インデックスやそ
のトラック番号だけのタイムデ―タ等の情報が情報読取
り回路16から得られない場合には図4に示すようにサ
―チした位置以降にプログラム情報が記録されておら
ず、この場合には記録動作を開始する(ステップS
9)。一方、図5に示すようにサ―チした位置以降にも
プログラム情報(符号A)が記録されているならば、索
引情報生成ル―チンを実行する(ステップS10)。
【0020】索引情報生成ル―チンにおいては、図6に
示すように、先ず、検索トラック番号Nを1に等しくし
(ステップS31)、装着ディスクのプログラムエリア
内の検索トラック番号Nの開始位置をサ―チする(ステ
ップS32)。すなわち、情報読取り回路16において
検索トラック番号Nの開始位置へのサ―チ指令が発生
し、このサ―チ指令に応じてサ―チ回路8が検索トラッ
ク番号Nの開始位置を示すジャンプ制御信号をトラッキ
ング制御系4及びスライダ―サ―ボ系に対し発生する。
検索トラック番号Nの開始位置へのサ―チが終了する
と、その開始位置の絶対時間であるATIPデ―タを索
引情報としてメモリ17に記憶させる(ステップS3
3)。次いで、ディスク上の検索トラック番号Nの終了
位置をサ―チする(ステップS34)。すなわち、情報
読取り回路16において検索トラック番号Nの終了位置
へのサ―チ指令が発生し、このサ―チ指令に応じてサ―
チ回路8が検索トラック番号Nの終了位置を示すジャン
プ制御信号をトラッキング制御系4及びスライダ―サ―
ボ系に対し発生する。検索トラック番号Nの終了位置へ
のサ―チが終了すると、その終了位置の絶対時間である
ATIPデ―タを索引情報としてメモリ17に記憶させ
る(ステップS35)。そして、現在のピックアップ2
の位置以降に次のトラック番号でのプログラム情報の記
録が存在するか否かを判別する(ステップS36)。サ
ブコ―ド読取り回路9からのサブコ―ド信号から次のト
ラック番号、インデックスやそのトラック番号だけのタ
イムデ―タ等の情報が情報読取り回路16から得られる
場合には検索トラック番号Nを1だけ加算し(ステップ
S37)、ステップS32に移行して上記の動作を繰り
返す。現在のピックアップ2の位置以降に次のトラック
番号でのプログラム記録が存在しない場合にはPMAの
最大トラック番号NMAX についての索引情報が既に記録
された区分領域の次の空区分領域をサ―チする(ステッ
プS38)。最大トラック番号NMAX の区分領域の次の
空区分領域へのサ―チが終了すると、メモリ17に記憶
されたトラック番号M(=NMAX +1)の索引情報をP
MA内の空区分領域に記録する(ステップS39)。更
に、トラック番号Mに1を加算し(ステップS40)、
メモリ17に次のトラック番号Mの索引情報が記憶され
ているか否かを判別し(ステップS41)、索引情報が
記憶されているならば、ステップS38に進んでメモリ
17に記憶されたトラック番号Mの索引情報をPMA内
の次の空区分領域に記録する。メモリ17に次のトラッ
ク番号Mの索引情報が記憶されていない場合は本ル―チ
ンを終了する。
【0021】リ―ドイン情報記録要求があった場合には
最終記録位置へのサ―チ指令を発生し(ステップS1
1)、最終記録位置へのサ―チが終了すると、サ―チし
た位置以降にプログラム情報の記録があるか否かを判別
する(ステップS12)。これはステップS7及びS8
と同様である。サ―チした位置以降に情報記録がないな
らば、最終記録位置以降にリ―ドアウト情報をCDフォ
―マットで書き込んでリ―ドアウトエリアを形成する
(ステップS13)。リ―ドアウト情報の書込みを終了
すると、リ―ドインエリアの記録開始位置へのサ―チ指
令を発生する(ステップS14)。すなわち、情報読取
り回路16においてリ―ドインエリアへのサ―チ指令が
発生し、このサ―チ指令に応じてサ―チ回路8がリ―ド
インエリアを示すジャンプ制御信号をトラッキング制御
系4及びスライダ―サ―ボ系に対し発生する。リ―ドイ
ンエリアの記録開始位置へピックアップ2が位置する
と、メモリ17から索引情報を読み出してリ―ドイン情
報としてリ―ドインエリアに書き込む(ステップS1
5)。なお、この索引情報はステップS23においてP
MAから読み取ってメモリ17に既に記憶されている。
サ―チした位置に以降にプログラム情報の記録があるな
らば、図2の如く以降のステップを省略して終了する
か、又は索引情報生成ル―チンを実行した後、ステップ
S13に移行しても良い。更に、リ―ドイン情報記録要
求があった場合に装着ディスクが未記録ディスクなら
ば、その要求を無視するようにしても良い。
【0022】
【発明の効果】上記の如く、本発明によれば、暫定索引
情報記憶エリアから索引情報を読み出してメモリに記憶
させ、読み出した索引情報から得たプログラムエリア内
の最終記録位置以降にプログラム情報が記録されている
ときにはそのプログラム情報に対応する索引情報をメモ
リに記憶させることが行なわれる。よって、対応する索
引情報がPMAに記録されていないトラック番号のプロ
グラム情報がプログラムエリアに存在する場合において
もメモリにはそれまでにプログラムエリアに記録された
全てのプログラム情報に対応する索引情報が得られるの
で、追記指令が発生してもプログラムエリアの記録済み
部分に新たなプログラム情報を記録することが防止さ
れ、その新たなプログラム情報をプログラムエリア内の
正しい位置に記録することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の装置の動作を示すフロ―図である。
【図3】図1の装置の動作を示すフロ―図である。
【図4】ティスク上の記録状態を示す図である。
【図5】ティスク上の記録状態を示す図である。
【図6】図1の装置の動作を示すフロ―図である。
【主要部分の符号の説明】
1 記録ディスク 2 ピックアップ 3 フォ―カス制御系 4 トラッキング制御系 5 記録動作制御回路 6 記録信号生成回路 9 サブコ―ド読取り回路 10 マイクロコンピュ―タ 12 FM復調器 16 情報読取り回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録エリアとして少なくともプログラム
    エリア及び暫定索引情報記憶エリアを有する追記型の記
    録ディスクにピックアップからの照射ビ―ムによって情
    報を記録し、前記ピックアップからの照射ビ―ムの前記
    記録ディスクからの反射ビ―ムによって前記記録ディス
    クの記録情報を読み出し、記録の際に前記プログラムエ
    リアに1つのトラック番号としてのプログラム情報を記
    録する毎にその1つのトラック番号のプログラム情報に
    ついての索引情報を暫定的に前記暫定索引情報記憶エリ
    アに記録する光学式情報記録装置であって、前記暫定索
    引情報記憶エリアから索引情報を読み出してメモリに記
    憶させる手段と、読み出した索引情報から得た前記プロ
    グラムエリア内の最終記録位置が照射ビ―ム位置となる
    ように前記ピックアップを移動させるサ―チ手段と、前
    記サ―チ手段によって前記ピックアップが移動された後
    において前記最終記録位置以降にプログラム情報が記録
    されていることを前記ピックアップの出力から検出する
    検出手段と、前記検出手段によってプログラム情報の記
    録が検出されたときそのプログラム情報に対応する索引
    情報を前記メモリに記憶させる手段とを有することを特
    徴とする光学式情報記録装置。
  2. 【請求項2】前記メモリに記憶された索引情報を暫定索
    引情報記憶エリアに記憶させる手段を含むことを特徴と
    する請求項1記載の光学式情報記録装置。
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