JP2534919Y2 - 光ディスク記録再生装置 - Google Patents

光ディスク記録再生装置

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JP2534919Y2
JP2534919Y2 JP10921591U JP10921591U JP2534919Y2 JP 2534919 Y2 JP2534919 Y2 JP 2534919Y2 JP 10921591 U JP10921591 U JP 10921591U JP 10921591 U JP10921591 U JP 10921591U JP 2534919 Y2 JP2534919 Y2 JP 2534919Y2
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  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はWOディスク(一回書
込記形光ディスク)の記録再生装置に係わり、特に、記
録途中の光ディスクの各トラック別の記録情報の記録が
完全でないときに、それを補う機能を有する光ディスク
記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のWOディスクの記録再生装置で
は、WOディスクに曲等を記録する場合に各記録毎にト
ラックナンバーとそれを細分化したインデックスナンバ
ーが設けられ、これらはサブコードとして音声データと
ともにWOディスクのプログラムエリアに記録され、各
記録の終了時に各トラックナンバーの記録開始時間、記
録終了時間等の記録情報がディスクのプログラムメモリ
エリアに記録される。
【0003】WOディスクの記録が全て終了すると、プ
ログラムメモリエリアの記録からCDのTOC(テーブ
ルオブコンテンツ)に相当するものが作られリードイン
に記録される。
【0004】記録途中のWOディスクがローディングさ
れると、プログラムメモリエリアの記録が読取られ、そ
れに記録された最終記録時間の位置から次のトラックの
記録が行われていた。
【0005】そして、記録終了処理では、プログラムメ
モリエリアに記録された情報に基づきリードインにTO
Cが記録されていた。
【0006】
【考案が解決しようとする問題点】上記した従来の光デ
ィスク記録再生装置では、プログラムメモリエリアの記
録途中またはプログラムメモリエリアの記録前に電源を
切る等の操作誤りやなんらかの誤動作でプログラムメモ
リエリアの記録が完全でない場合、例えば、プログラム
エリアには1曲(1トラック)から5曲(5トラック)
まで記録されているのにプログラムメモリエリアには1
曲から2曲の情報しか記録されていない場合には次の記
録が3曲目に2重書きされる不都合が生じる。
【0007】また、プログラムメモリエリアに最終曲の
情報が正しく書かれていても、2曲または3曲の情報が
失われていると、最後にTOCを書込むときにデータが
不足するという不都合が生じる。
【0008】この考案は上記した点に鑑みなされたもの
であって、その目的とするところは、プログラムメモリ
エリアの記録が不完全である場合に、それを補う情報を
プログラムエリアから読取り、2重書きを防止するとと
もに完全なTOCを書込むことが可能な光ディスク記録
再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この考案の光ディスクの
記録再生装置は、各トラック別の記録情報を光ディスク
のプログラムメモリエリアまたはリードインエリアに記
録する光ディスク記録再生装置において、記録途中の光
ディスクがローディングされるとそのプログラムメモリ
エリアの記録を読取り、それに記録された記録終了時間
以後に記録がされてないかをサーチし、記録がある場合
はそのトラックナンバーと開始時間を順次サーチし、さ
らに記録終了時間をサーチしてメモリに記憶し、さら
に、前記プログラムメモリエリアの記録において各トラ
ック別の記録開始時間のデータがない場合はそのトラッ
クの記録開始時間をサーチしてメモリに記憶し、このよ
うに得られた各トラック別の記録開始時間および記録終
了時間を次のプログラムエリアの記録およびプログラム
メモリエリアの記録あるいはリードインの記録に用いる
ものである。
【0010】
【作用】この考案の光ディスクの記録再生装置による
と、光ディスクのプログラムエリアのプログラムメモリ
エリアに記録された記録終了時間以後に記録がある場合
は、それらの各トラックナンバーとその記録開始時間お
よび最終トラックの記録終了時間がメモリに記憶される
ので、次のトラックをメモリに記憶された記録最終位置
の次に記録することにより2重記録が防止され、さら
に、そのトラックの記録終了処理でプログラムメモリエ
リアに記録されていなかった各トラックナンバーの記録
情報をそのトラックの記録情報とともにプログラムメモ
リエリアに記録することによりプログラムメモリエリア
の記録が修復される。
【0011】さらに、プログラムメモリエリアの記録に
おいて各トラック別の記録開始時間のデータがない場合
は、そのトラックの記録開始時間がメモリに記憶される
ので、そのデータを用いることによりリードインに完全
なTOCを記録することができる。
【0012】
【実施例】この考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図1はこの考案の実施例であるWO(Write Once)
ディスク記録再生装置の構成を示すブロック図である。
図において、1はWOディスクであり、トレイ2に載置
され、マイクロコンピュータ15で制御されるローディ
ングモータ3の回転によりスピンドルモータ5の上方に
移動され、スピンドルモータ5の回転軸に固着されたタ
ーンテープルにクランプされる。
【0013】WOディスクはパワーキャリブレーション
エリア、プログラムメモリエリア、リードインエリア、
プログラムエリア、リードアウトエリアが内周から順次
配置されており、波形のプリグルーブにより波のピッチ
を信号とする絶対時間が刻まれている。
【0014】パワーキャリブレーションエリアは記録前
にレーザダイオードのパワー強度を較正するための領域
である。プログラムメモリエリアはプログラムエリアに
各トラックが記録される毎にその記録情報を記録する領
域であり、記録途中のWOディスクがローディングされ
るとその内容が読取られ再生時にTOCと同様に用いら
れる。また、記録を開始するときは記録開始位置や次の
トラックナンバーを決めるデータに用いられる。
【0015】プログラムエリアは絶対時間00から始ま
る領域であり、各トラック(曲)が順次記録される。全
てのトラックの記録が終了すると、終了処理が行われ、
リードインエリアにTOCが書き込まれ、また、リード
アウトエリアにはサブコードのトラックナンバーとして
AAが書き込まれる。
【0016】スピンドルモータ5はWOディスク1を回
転させ、光ピックアップ6の受光素子からフォーカスエ
ラー信号(FE)とトラッキングエラー信号(TE)が
サーボ回路14に入力される。サーボ回路14はトラッ
キングエラー信号からトラッキングコイル供給電流(T
S)を生成し、また、ウォブル信号を抽出する。
【0017】さらに、サーボ回路14はフォーカスエラ
ー信号からフォーカシングコイル供給電流(FS)を生
成する。光ピックアップ6のアクチュエータのトラッキ
ングコイルに上記電流が流されることによりレーザスポ
ットは波形のプリグルーブを追跡し、また、フォーカシ
ングコイルに流される電流によりレーザスポットの焦点
がWOディスクの信号面に合わせられる。
【0018】プリグルーブの波形と同一周期を有するウ
ォブル信号はATIPデコーダ7に入力されATIP
(絶対時間)信号が復調され、マイクロコンピュータ1
5に出力される。このATIPによりマイクロコンピュ
ータ15はレーザスポットのWOディスク上の位置を認
識する。
【0019】8は光ピックアップ6をWOディスクの半
径方向に送るリニアーモータであり、トラッキングエラ
ー信号の直流成分より生成される電流(LM)により駆
動され、速度検出するセンサーコイルを有しその電流
(SC)がサーボ回路14にフィードバックされる。
【0020】ウォブル信号は、また、WOディスクの線
速度を示しており、この信号を基準にしてサーボ回路1
4はスピンドルモータ5の電流を制御し、CLV(定線
速度)制御が行われる。
【0021】光ピックアップ6のレーザダイオードはレ
ーザーダイオードドライバ9により電流が供給され、そ
の電流は、EFMエンコーダ11の出力により変調さ
れ、レーザダイオードで発光されるレーザ光がWOディ
スクにEFM信号に対応したピット列を形成する。
【0022】EFMエンコーダ11には、入力端子10
の音声デジタル入力(D)またはアナログ入力のRチャ
ンネル(R)およびLチャンネル(L)がADコンバー
タ(A/D)により変換されたデジタル入力をスイッチ
により選択して入力されてEFM信号に変調される。そ
のとき、マイクロコンピュータ15から入力された信号
がEFM信号のサブコードに組み込まれる。そのEFM
信号が先に述べたようにレーザーダイオードドライバ9
の出力電流を変調する。
【0023】マイクロコンピュータ15はROMおよび
RAMを内蔵しており装置全体を制御する。また、キー
ボード16より信号が入力され、さらに、ディスプレイ
17に信号を出力し装置の動作状態を表示する。キーボ
ード16には記録、再生、終了処理等の各操作を行うた
めのキーが設けられている。
【0024】以上WOディスクの記録動作について説明
したが、WOディスクに記録された信号を再生するとき
はCDプレーヤと同様の動作が行われる。そのときはレ
ーザーダイオードドライバー9は一定の電流を出力し、
光ピックアップ6の受光素子はピット列からの反射光よ
りRF信号、トラッキングエラー信号(TE)およびフ
ォーカスエラー信号(FE)を得る。
【0025】RF信号はRF増幅器(RF)で増幅およ
び整形され、EFMデコーダ12に入力され音声デジタ
ル信号とサブコードが復調される。その音声デジタル信
号は増幅・波形成形回路(DO)で増幅および波形成形
されて出力端子13のD端子から出力され、また、デジ
タルフイルタ(DF)で処理された後、DAコンバータ
(D/A)でアナログ信号に変換され、さらに、増幅器
(AO)で増幅されて出力端子13のアナログ端子Rお
よびLに出力される。また、復調されたサブコードはマ
イクロコンピュータ15に入力される。
【0026】RF信号はまた、RF信号検出回路18に
も入力され、RF信号検出回路18は入力信号の有無を
示す信号をマイクロコンピュータ15に出力する。
【0027】次に、図2乃至図6を参照して上記WOデ
ィスク記録再生装置においてディスクローディング直後
に行われるプログラムメモリエリアの記録データ補完動
作について説明する。
【0028】ディスクローディング動作が終了するとス
テップS1が実行される。ステップS1では、ディスク
のリードインデータを読取りステップS2に移行する。
ステップS2ではステップS1でリードインデータが読
取れた場合はCDまたは記録済WOディスクと判断しス
テップS3に移行してディスク再生モードとしてこのル
ーチィンを終了する。
【0029】ステップS2においてリードインデータが
ないと判断した場合は、未記録または記録途中のWOデ
ィスクであるのでステップS4に移行してプログラムメ
モリエリアの記録内容を読取り、ステップS5に移行す
る。
【0030】マイクロコンピュータのメモリのTOCデ
ータ記録テーブルはトラックナンバー毎に曲の開始時間
が記憶されるようになっており、プログラムメモリエリ
アの記録内容が読取られる前は図6(a)に示すように
データFFで埋められている。プログラムメモリエリア
の記録内容が正常に読取られると、図6(b)のように
TOCデータが格納され、メモリMAXTNOにはプロ
グラムメモリエリアに記録された最大のトラックナンバ
ーが記憶される。
【0031】ステップS5では、読取られたプログラム
メモリエリアのデータである記録終了位置をサーチす
る。記録トラックがない場合は絶対時間00(分)00
(秒)00(フレーム)をサーチする。次にステップS
6において、サーチした位置が目標位置であるかを判断
して、目標の位置でない場合はステップS5が繰返さ
れ、目標位置となるとステップS7に移行する。
【0032】ステップS7では、RF信号が検出される
か否かを判断し、検出されない場合は、プログラムメモ
リエリアのデータの記録終了位置以降に記録が行われて
いないので、その記録終了位置以降のサーチを行うこと
なくステップS31に移行してサーチした記録終了位置
を追記位置情報としてメモリに記憶する。
【0033】ステップS7でRF信号が検出された場合
はステップS8に移行して、サブコード(Qコード)読
取りサブルーチィンを実行する。サブコード読取りサブ
ルーチィンは図3のステップS25乃至ステップS30
に示されている。
【0034】このサブルーチィンが呼出されると、ステ
ップS25においてタイマが所定時間にセットされる。
次に、ステップS26においてディスク再生を行いQコ
ードが読めたかを判断し、読めた場合はステップS27
に移行しQコードをマイクロコンピュータのメモリに記
憶してサブルーチィンを終了し、このサブルーチィンが
呼出された次のステップに戻る。
【0035】ステップS26においてQコードが読めな
いときはステップS28おいて、設定したタイマーがタ
イムオーバーとなったかを判断し、タイムオーバーでな
い場合はステップS26が繰返され、タイムオーバーに
なると、ステップS29において、RF信号が異常であ
ると判断し、ステップS30に移行する。ステップS3
0ではディスク異状表示をして停止する。
【0036】ステップS8でサブコード読取りサブルー
チィンを実行した後、ステップS9において、読取られ
たサブコードのトラックナンバー(TNO)がMAXT
NOより大きいか否かが判断される。TNOがMAXT
NOより大きい場合はステップS10に移行する。
【0037】TNOがMAXTNOより大きくない場合
はステップS7が繰返され、ステップS7でRF信号が
なくなるとステップS31に移行する。図6(b)に示
すようなTOCデータが読取られ、トラックナンバー6
以下が記録されていない場合はステップS10からステ
ップS24の処理を実行することなく、ステップS31
以下のルーチィンに移行することになる。
【0038】図2および図3に示すステップS10から
ステップS24までの処理はプログラムメモリエリアに
記録された最終トラックの後に記録トラックがあると
き、それら各トラックの開始時間と最終トラックの終了
時間を調べメモリに記憶する処理である。
【0039】ステップS10では、サブコードのインデ
ックスが00に等しくないか判断され00に等しくない
場合はステップS12に移行し、等しい場合はステップ
S11でミュートフラグをセットとした後ステップS7
が繰返される。
【0040】サブコードのインデックス00の場所には
CDと同様に無音信号が記録されており、次にステップ
S7からステップS31に移行するときは、ミュートフ
ラグがセットされた状態でこのルーチィンが終了する。
【0041】その場合はプログラムメモリエリアに記録
されている最後のトラックナンバーに続いてインデック
ス00のみのトラックが記録されており、次の記録がイ
ンデックス00の記録の後にプログラムメモリエリアに
記録されている最後のトラックナンバーに続くトラック
ナンバーで行われるので記録終了時間を記憶するのみで
よい。但し、ミュートフラグがセットされているので、
トラックの最初に無音を記録する操作は無効とされる。
【0042】次に、ステップS14からステップS24
までの処理が繰返される毎に、プログラムメモリエリア
に記録されている最後のトラックナンバーに続いて記録
されている各トラックナンバーの記録開始時間が順次メ
モリに記憶される。
【0043】ステップS12ではステップS8で読込ん
だサブコードのトラックナンバーがAAに等しくないか
が判断される。トラックナンバーがAAであればリード
アウトのみ記録されリードインが記録されていないの
で、ステップS13でリードアウト書込みフラグをセッ
トしてステップS32に移行する。リードアウト書込み
フラグがセットされていると、ディスク取出し操作のと
きにリードアウトが書込まれる。
【0044】トラックナンバーがAAでなければ、ステ
ップS14に移行してミュートフラグをクリアし、次
に、ステップS15でメモリMAXTNOにステップS
8で読込んだサブコードのトラックナンバーを記憶す
る。
【0045】次に、ステップS16において、ステップ
S8で読込んだサブコードのトラックナンバーの開始時
間をトラックナンバーとともにコンピュータメモリのT
OCデータ記録テーブルに記憶し、ステップS17に移
行する。
【0046】ステップS17では、RF信号が出力され
ているか否かを判断し、出力されている場合はステップ
S18に移行し、出力されていない場合はステップS2
1に移行する。
【0047】ステップS18ではサブコードを読込み、
ステップS19に移行する。ステップS19ではステッ
プS18で読まれたサブコードのトラックナンバーがM
AXTNOであるか否かが判断され、そうである場合は
ステップS20に移行し、そうでない場合はステップS
21に移行する。
【0048】ステップS20では数十トラック早送りし
て、ステップS17が繰返される。ステップS21で
は、数トラック戻してステップS22に移行する。ステ
ップS22ではRF信号が出力されているか否かを判断
し、出力されている場合はステップS23に移行し、出
力されていない場合はステップS21が繰返される。
【0049】ステップS23ではサブコードを読込み、
ステップS24に移行する。ステップS24ではステッ
プS23で読まれたサブコードのトラックナンバーがM
AXTNOであるか否かが判断されMAXTNOでない
場合はステップS21が繰返される。
【0050】ステップS23で読まれたサブコードのト
ラックナンバーがMAXTNOであると、MAXTNO
の終了位置をサーチしたことになり、次にステップS7
が繰返される。
【0051】このようにして、ステップS7からステッ
プS24が繰返されるごとに、プログラムメモリエリア
に記録されている最後のトラックナンバーに続いて記録
されている各トラックナンバーの記録開始時間が順次メ
モリに記憶される。
【0052】例えば、プログラムメモリエリアを読込ん
だときに、TOCデータ記録テーブルに図6(b)に示
すようにデータが記憶され、実際は7トラックまで曲が
書かれている場合は、最初にステップS7からステップ
S24が実行されると、TOCデータ記録テーブルは図
6(c)に示すようにデータが記憶され、次に上記ステ
ップが繰返されると、図6(d)に示すようにデータが
記憶される。
【0053】その後、ステップS31で追記位置情報が
記憶されてTOCデータ記録テーブルは図6(e)に示
すようになる。
【0054】図4および図5に示すステップS32から
ステップS54の処理は、プログラムメモリエリアに記
録されたトラックの開始時間が欠落しているときにそれ
を補完する処理である。
【0055】ステップS32では、プログラムメモリエ
リアの記録がない未記録ディスクであるかが判断され、
未記録ディスクの場合はこのルーチィンを終了させ、未
記録ディスクでない場合はステップS33に移行する。
【0056】ステップS33では、メモリETNOに1
を記憶し、ステップS34に移行する。ステップS34
ではTOCデータ記録テーブルからETNO番目の開始
時間のデータを読みステップS35に移行する。
【0057】ステップS35ではステップS34で読ま
れたデータがFFであるか否かが判断され、FFである
場合はステップS38に移行し、FFでない場合はステ
ップS36に移行する。
【0058】ステップS36ではメモリETNOの記憶
された数に1を加えた数をメモリETNOに記憶しステ
ップS37に移行する。ステップS37ではメモリET
NOに記憶されている数がメモリMAXTNOに記憶さ
れている数に等しいか否かが判断され、等しくない場合
はステップS34が繰返され、等しい場合は全てのトラ
ックの開始時間の補完が終了しているのでこのルーチィ
ンを終了させる。
【0059】ステップS38では、メモリETNOに記
憶されている数より1を減じた数のトラックのTOCデ
ータ記録テーブルに記憶された開始時間をサーチする。
但し、メモリETNOに記憶されている数が1であると
きは絶対時間00:00:00の位置をサーチする。次
に、ステップS39でサーチが終了したかが判断され、
終了した場合はステップS40移行し、終了していない
場合はステップS38が繰返される。
【0060】ステップS40では、メモリETNOに記
憶されている数が1であるか判断され、1である場合は
TOCデータ記録テーブルの最初のトラックがサーチさ
れているので、その開始時間を記憶するステップS47
に移行し、そうでない場合はステップS41に移行す
る。
【0061】ステップS47では、サブコードが読込ま
れ、次に、ステップS48で読込まれたサブコードのト
ラックナンバーがメモリMINTNOに記憶され、次
に、ステップS49において、TOCデータ記録テーブ
ルメモリにおけるMINTNOに記憶され数のトラック
ナンバーの開始時間として00:02:00を記憶す
る。なお、最初のトラックは絶対時間2秒の位置から記
録される。
【0062】次に、ステップS50でメモリMINTN
Oに記憶された数に1を加えた数がメモリETNOに記
憶された後、ステップS34が繰返される。
【0063】ステップS41では、サブコードが読込ま
れ、次に、ステップS42において、ステップS41で
読込まれたサブコードのトラックナンバーがメモリET
NOに記憶された数と等しいか否かが判断され、等しい
場合はステップS44に移行し、等しくない場合はステ
ップS43に移行して数十トラック早送りした後にステ
ップS41が繰返される。
【0064】ステップS44では数トラック戻した後、
ステップS45に移行してサブコードが読込まれ、次
に、ステップS46では、読込まれたサブコードのトラ
ックナンバーがメモリETNOに記憶された数から1を
減じた数と等しいか否かが判断され、等しくない場合は
ステップS44が繰返され、等しい場合はステップS5
1に移行する。
【0065】ステップS51では、サブコードが読込ま
れ、次に、ステップS52では、読込まれたサブコード
のトラックナンバーがメモリETNOに記憶された数と
等しいか否かが判断され、等しい場合はステップS53
に移行し、等しくない場合はステップS51が繰返され
る。
【0066】ステップS53では、ステップS51で読
込まれた位置(時間)がそのトラックの開始位置である
ので、読取られたサブコードの絶対時間をそのトラック
の開始時間としてTOCデータ記録テーブルメモリに記
憶し、ステップS54に移行する。ステップS54で
は、次に調べるトラックナンバーとしてのメモリETN
Oに記憶された数をインクリメントしてステップS34
を繰返す。
【0067】このようにして、プログラムメモリエリア
に記録されたトラックの開始時間が欠落しているときに
それが補完される。例えば、プログラムメモリエリアを
読込んだときに、TOCデータ記録テーブルに図6
(f)に示すようにデータが記憶され、実際は7トラッ
クまで曲が書かれている場合は、ステップS7からステ
ップS24が繰返されることにより、TOCデータ記録
テーブルは図6(g)に示すようにデータが記憶され、
次に上記ステップが繰返されると、図6(h)に示すよ
うにデータが記憶される。さらに、上記ステップが繰返
されることによりトラックナンバー3の開始時間も記憶
されてTOCデータ記録テーブルが完成することにな
る。
【0068】TOCデータ記録テーブルが完成すると、
プログラムメモリエリアに記録された最終トラックの後
の記録トラックのデータは次のトラック記録終了時にプ
ログラムメモリエリアに書込まれ、プログラムメモリエ
リアの記録が完全なものとなる。
【0069】プログラムメモリエリアに記録されたトラ
ックの開始時間が欠落しているときにそれを補完データ
が記憶された場合には、それらのデータは全てのトラッ
クの記録が終了したときにリードインエリアに記録され
完全なTOCが作られる。
【0070】
【考案の効果】この考案の光ディスク記録再生装置によ
れば、記録途中のWOディスクがローディングされると
追記位置がサーチされるので、プログラムメモリエリア
の記録が正しくない場合にも2重書きが防止される。
【0071】さらに、プログラムメモリエリアに記録さ
れた最終トラックの後に記録トラックがあるとき、それ
ら各トラックの開始時間と最終トラックの終了時間がメ
モリに記憶されるので、それらのデータを次のトラック
記録終了時にプログラムメモリエリアに書込むことがで
き、プログラムメモリエリアの記録を完全なものとする
ことができる。
【0072】また、プログラムメモリエリアの記録にお
いて途中のトラックの開始時間データが欠落していて
も、そのデータが補完されるので、全てのトラックの記
録が終了したときにリードインエリアに完全なTOCを
記録することが可能となる。
【0073】そして、実施例に示すように、早送りによ
り記録をサーチすれば、プログラムメモリエリアの記録
の補完を短時間に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例であるWOディスク記録再生
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】同WOディスク記録再生装置におけるディスク
ローディング後の動作を示すフローチャートである。
【図3】同WOディスク記録再生装置におけるディスク
ローディング後の動作を示すフローチャートである。
【図4】同WOディスク記録再生装置におけるディスク
ローディング後の動作を示すフローチャートである。
【図5】同WOディスク記録再生装置におけるディスク
ローディング後の動作を示すフローチャートである。
【図6】同WOディスク記録再生装置におけるディスク
ローディング後の動作を説明する表を示す図である。
【符号の説明】
1 CD−WOディスク 2 トレイ 3 ローディングモータ 5 スピンドルモータ 6 光ピックアップ 7 ATIPデコーダ 8 リニアモータ 9 レーザーダイオードドライバ 10 入力端子 11 EFMエンコーダ 12 EFMデコーダ 13 出力端子 14 サーボ回路 15 マイクロコンピュータ 16 キーボード 17 ディスプレイ 18 RF信号検出回路

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各トラック別の記録情報を光ディスクの
    プログラムメモリエリアまたはリードインエリアに記録
    する光ディスク記録再生装置において、記録途中の光デ
    ィスクがローディングされるとそのプログラムメモリエ
    リアの記録を読取り、それに記録された記録終了時間以
    後に記録がされてないかをサーチし、記録がある場合は
    そのトラックナンバーと開始時間を順次サーチし、さら
    に記録終了時間をサーチしてメモリに記憶し、さらに、
    前記プログラムメモリエリアの記録において各トラック
    別の記録開始時間のデータがない場合はそのトラックの
    記録開始時間をサーチしてメモリに記憶し、このように
    得られた各トラック別の記録開始時間および記録終了時
    間を次のプログラムエリアの記録およびプログラムメモ
    リエリアの記録あるいはリードインの記録に用いること
    を特徴とする光ディスク記録再生装置。
JP10921591U 1991-12-09 1991-12-09 光ディスク記録再生装置 Expired - Lifetime JP2534919Y2 (ja)

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JP10921591U JP2534919Y2 (ja) 1991-12-09 1991-12-09 光ディスク記録再生装置

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