JP2768574B2 - 光ディスク記録方法 - Google Patents

光ディスク記録方法

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JP2768574B2
JP2768574B2 JP24274191A JP24274191A JP2768574B2 JP 2768574 B2 JP2768574 B2 JP 2768574B2 JP 24274191 A JP24274191 A JP 24274191A JP 24274191 A JP24274191 A JP 24274191A JP 2768574 B2 JP2768574 B2 JP 2768574B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は記録可能な光ディスク
の記録再生装置に係わり、特に、その記録方式に関す
る。
【0002】
【従来の技術】記録可能な光ディスクを記録再生する光
ディスク装置は光ディスクに刻まれているプリグルーブ
(波形トラック)から得られる信号によりトラッキング
サーボとフォーカスサーボが行われ、また、光ピックア
ップのレーザパワーを記録EFM信号で変調することに
よりディスクにピット列を形成して記録が行われる。
【0003】記録領域はパワーキャリブレーションエリ
ア(PCA)、プログラムメモリエリア、リードインエ
リア、プログラムエリアおよびリードアウトエリアの各
領域に分けられ、これらはウォブル信号をFM変調した
絶対時間(ATIP)によりその位置が規定される。
【0004】PCAは光ピックアップのレーザパワーを
較正するための領域であり、最内周に配置される。プロ
グラムメモリエリアは記録済の楽章ナンバーやその記録
位置を示す絶対時間を記録する領域でありPCAの外側
に配置される。プログラムエリアは任意のデータを記録
する領域であり、その内周側および外周側に夫々リード
インエリアとリードアウトエリアが配置される。リード
インエリアはCDディスクと同様にTOC(テーブルオ
ブコンテント)の書込まれる領域であり、プログラムメ
モリエリアの外周側に隣接している。
【0005】このような光ディスクのプログラムエリア
に記録される音楽等を最初からデータの誤りなく再生す
るためには、プログラムエリアの最初の2秒間程度にミ
ュート信号を記録することが必要となる。従来、上記の
ミュート信号を自動的に記録する光ディスク装置はなか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】従って、上記した従
来のものにおいては、未記録の光ディスクを光ディスク
装置にかけたときに、まず、キー操作等により2秒間の
ミュート信号を記録しなければならず、操作が煩わしい
という欠点があった。
【0007】また、音楽番組等を聞いていて、直に録音
したいときに、録音が開始されるまでに長時間を要して
録音の機会を失うという問題があった。
【0008】この発明は上記した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、未記録の光ディ
スクを最初に装置にかけたときに、自動的にミュート信
号が記録される光ディスク記録方法を提供することにあ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明の光ディスク記
録方法は、パワーキャリブレーションエリア、プログラ
ムメモリエリア、リードインエリア、プログラムエリア
およびリードアウトエリアの各記録領域が内周より外周
に順次配置される記録可能な光ディスクを記録および再
生する光ディスク装置において、未記録光ディスクがロ
ーディングされると、まず、プログラムエリア開始位置
を再生しそこにミュート信号が記録されていないとプロ
グラムエリア開始位置から予め決められた時間ミュート
信号を記録することを特徴とする。
【0010】さらに、前記光ディスク記録方法におい
て、未記録光ディスクがローディングされ、プログラム
エリア開始位置を再生しまたはミュート信号を記録した
後にミュート信号の記録時間をメモリに記憶することを
特徴とする。
【0011】
【作用】光ディスク装置では光ディスクのプログラムエ
リアに任意のデータを記録する毎に、プログラムメモリ
エリアに記録済の楽章ナンバーやその記録位置を示す絶
対時間が記録されるので、プログラムメモリエリアの記
録の有無を調べることにより、未記録の光ディスクが判
別される。この発明の光ディスク装置によれば、ローデ
ィングされた未記録光ディスクのプログラムエリア開始
位置にミュート信号が記録されていないと、プログラム
エリア開始位置から2秒間ミュート信号を自動的に記録
するので、2秒間のミュート信号を記録する操作が不要
となり、また、ディスクをローディングしてから記録開
始するまでの時間が短縮される。
【0012】
【実施例】この発明の実施例であるCD−WOディスク
装置を図面に基づいて説明する。図1はこの発明の実施
例であるCD−WOディスク装置の構成を示すブロック
図である。図において、1はCD−WOディスクであ
り、図2に示すように装置本体4から突出したトレイ2
に載置され、マイクロコンピュータ15で制御されるロ
ーディングモータ3の回転によりスピンドルモータ5の
上方に移動され、スピンドルモータ5の回転軸に固着さ
れたターンテープルにクランプされる。
【0013】スピンドルモータ5はCD−WOディスク
1を回転させ、光ピックアップ6の受光素子からフォー
カスエラー信号(FE)とトラッキングエラー信号(T
E)がサーボ回路14に入力される。サーボ回路14は
トラッキングエラー信号からトラッキングコイル供給電
流を生成し、また、ウォブル信号を抽出する。
【0014】さらに、サーボ回路14はフォーカスエラ
ー信号からフォーカシングコイル供給電流を生成する。
光ピックアップ6のアクチュエータのトラッキングコイ
ルに上記電流が流されることによりレーザスポットは波
形のプリグルーブを追跡し、また、フォーカシングコイ
ルに流される電流によりレーザスポットの焦点がCD−
WOディスクの信号面に合わせられる。
【0015】プリグルーブの波形と同一周期を有するウ
ォブル信号はATIPデコーダ7に入力されATIP
(絶対時間)信号が復調され、マイクロコンピュータ1
5に出力される。このATIPによりマイクロコンピュ
ータ15はレーザスポットのCD−WOディスク上の位
置を認識する。
【0016】8は光ピックアップ6をCD−WOディス
クの半径方向に送るリニアーモータであり、トラッキン
グエラー信号の直流成分より生成される電流(LM)に
より駆動され、速度検出するセンサーコイルを有しその
電流(SC)がサーボ回路14にフィードバックされ
る。
【0017】ウォブル信号は、また、CD−WOディス
クの線速度を示しており、この信号を基準にしてサーボ
回路14はスピンドルモータ5の電流を制御し、CLV
(定線速度)制御が行われる。
【0018】光ピックアップ6のレーザダイオードはレ
ーザーダイオードドライバ9により電流が供給され、そ
の電流は、EFMエンコーダ11の出力により変調さ
れ、レーザダイオードで発光されるレーザ光がCD−W
OディスクにEFM信号に対応したピット列を形成す
る。
【0019】EFMエンコーダ11には、入力端子10
の音声デジタル入力(D)またはアナログ入力のRチャ
ンネル(R)およびLチャンネル(L)がADコンバー
タ(A/D)により変換されたデジタル入力をスイッチ
により選択して入力されてEFM信号に変調される。そ
のとき、マイクロコンピュータ15から入力された信号
がEFM信号のサブコードに組み込まれる。そのEFM
信号が先に述べたようにレーザーダイオードドライバ9
の出力電流を変調する。
【0020】マイクロコンピュータ15はROMおよび
RAMを内蔵しており装置全体を制御する。また、キー
ボード16より信号が入力され、さらに、ディスプレイ
17に信号を出力し装置の動作状態を表示する。
【0021】以上CD−WOディスクの記録動作につい
て説明したが、CD−WOディスクに記録された信号を
再生するときはCDプレーヤと同様の動作が行われる。
そのときはレーザーダイオードドライバー9は一定の電
流を出力し、光ピックアップ6の受光素子はピット列か
らの反射光よりRF信号、トラッキングエラー信号(T
E)およびフォーカスエラー信号(FE)を得る。
【0022】RF信号は、EFMデコーダ12に入力さ
れ音声デジタル信号とサブコードが復調される。その音
声デジタル信号は増幅・波形成形回路(DO)で増幅お
よび波形成形されて出力端子13のD端子から出力さ
れ、また、デジタルフイルタ(DF)で処理された後、
DAコンバータ(D/A)でアナログ信号に変換され、
さらに、増幅器(AO)で増幅されて出力端子13のア
ナログ端子RおよびLに出力される。また、復調された
サブコードはマイクロコンピュータ15に入力される。
【0023】次に、図3を参照して同装置のディスクロ
ーディング直後の初期ルーチィンの動作を説明する。ま
ず、ステップS1において、ディスクがローディングさ
れると、ステップS2に移行する。ステップS2では、
スピンドルモータ5によりディスクが回転され光ピック
アップ6がディスクのTOC(テーブルオブコンテン
ト)位置に移動されて、TOCが記録されているか否か
を判断する。TOCはCDディスクや記録が完了したC
D−WOディスクに記録されており、ディスクに記録さ
れているデータの内容を記録している。ステップS2で
TOCが記録されていると判断されると、装置はローデ
ィングされたディスクがCDディスクまたは記録が完了
したCD−WOディスクであると判断して、ステップS
9に移行し、CDディスクおよび記録が完了したCD−
WOディスクに対応する処理が行われ、初期のルーチィ
ンが終了する。
【0024】ステップS2でTOCが記録されていない
と判断されると、ステップS3に移行してプログラムメ
モリエリアが記録されているか否かを判断する。プログ
ラムメモリエリアはCD−WOディスク装置がCD−W
Oディスクに記録を行う毎に記録データの楽章ナンバー
や記録場所を記録する領域であり、データが一度でも書
込まれるとCD−WOディスクのプログラムメモリエリ
アには記録が行われている。
【0025】ステップS3でプログラムメモリエリアが
記録されていると判断されると、装置はローディングさ
れたディスクが記録途中のCD−WOディスクであると
判断して、ステップS10に移行して、記録途中のCD
−WOディスクに対応する処理が行われ、初期のルーチ
ィンが終了する。
【0026】ステップS3でプログラムメモリエリアが
記録されていないと判断されると、装置はローディング
されたディスクが未記録のCD−WOディスクであると
判断して、ステップS4に移行して、未記録CD−WO
ディスクに対応する処理が行われ、さらに、ステップS
5に移行する。
【0027】ステップS5では、光ピックアップ6がデ
ィスクのプログラムエリア開始位置に移動されて、ミュ
ート信号が記録されているか否かを判断する。ミュート
信号が記録されている場合にはステップS8に移行し、
ミュート信号が記録されていない場合にはステップS6
に移行する。
【0028】ステップS6では、CD−WOディスクの
PCA(パワーキャリブレーションエリア)でレーザパ
ワーのキャリブレーションを行い、レーザパワーを最適
値に設定して、ステップS7に移行する。ステップS7
では、プログラムエリア開始位置から2秒間ミュート信
号を記録してステップS8に移行する。ステップS8で
は、ミュート信号終了位置の時刻をマイクロコンピュー
タ15のメモリ(RAM)に記憶して初期のルーチィン
が終了する。
【0029】このように実施例の装置では、未記録のC
D−WOディスクがローディングされるとミュート信号
記録の有無を判断し、ミュート信号が記録されていない
場合は自動的にプログラムエリア開始位置から2秒間ミ
ュート信号を記録する。
【0030】
【発明の効果】この発明の光ディスク記録方法によれ
ば、未記録の光ディスクのプログラムエリア開始位置に
ミュート信号が自動的に記録されるのでミュート信号を
記録する手動の操作が必要でなくなり、また、音楽番組
等を聞いていて、直に録音したいときに録音が開始され
るまでに長時間を要して録音の機会を失うことがなくな
る。
【0031】また、実施例のように、ローディング後の
初期動作において、未記録のCD−WOディスクに記録
したミュート信号や既に記録されていたミュート信号の
終了時間をメモリに記憶すると、記録時における記録開
始位置のサーチがすばやく行われる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例であるCD−WOディスク装
置の構成を示すブロック図である。
【図2】同CD−WOディスク装置の部分を示す斜視図
である。
【図3】同CD−WOディスク装置の動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
1 CD−WOディスク 2 トレイ 3 ローディングモータ 4 装置本体 5 スピンドルモータ 6 光ピックアップ 7 ATIPデコーダ 8 リニアモータ 9 レーザーダイオードドライバ 10 入力端子 11 EFMエンコーダ 12 EFMデコーダ 13 出力端子 14 サーボ回路 15 マイクロコンピュータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パワーキャリブレーションエリア、プロ
    グラムメモリエリア、リードインエリア、プログラムエ
    リアおよびリードアウトエリアの各記録領域が内周より
    外周に順次配置される記録可能な光ディスクを記録およ
    び再生する光ディスク装置において、未記録光ディスク
    がローディングされると、まず、プログラムエリア開始
    位置を再生しそこにミュート信号が記録されていないと
    プログラムエリア開始位置から予め決められた時間ミュ
    ート信号を記録することを特徴する光ディスク記録方
    法。
  2. 【請求項2】 未記録光ディスクがローディングされ、
    プログラムエリア開始位置を再生しまたはミュート信号
    を記録した後にミュート信号の記録時間をメモリに記憶
    することを特徴とする請求項1の光ディスク記録方法。
JP24274191A 1991-08-28 1991-08-28 光ディスク記録方法 Expired - Lifetime JP2768574B2 (ja)

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