JPH07312011A - ディスク再生システム - Google Patents
ディスク再生システムInfo
- Publication number
- JPH07312011A JPH07312011A JP10387894A JP10387894A JPH07312011A JP H07312011 A JPH07312011 A JP H07312011A JP 10387894 A JP10387894 A JP 10387894A JP 10387894 A JP10387894 A JP 10387894A JP H07312011 A JPH07312011 A JP H07312011A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disc
- data
- circuit
- speed
- clv
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】データ記録領域の最外周径に応じて適応的に最
高のサーチ速度や高速読み出し速度が得られるようにす
る。 【構成】制御回路20及びモータ16は、ディスク2を
角速度一定(CAV)で回転制御する。CLVで記録さ
れている第1の情報デ−タは、ピックアップ1、RFア
ンプ3、レベルスライス・PLL回路5の経路で読み取
られ、CD信号処理回路7、RAM9、CD−ROM信
号処理回路14で処理され、第2の情報データとなりバ
ッファメモリ18、I/F制御回路19を介して外部デ
バイスに送出される。外部デバイスから読み出し要求さ
れたデータを処理する場合、TOC検出判定回路21
は、ディスクに記録されているアドレス情報(以下TO
Cデータと称す)から、データ本体が記録されているデ
ィスクの最外周位置を認識し、モータ16の速度制御の
基準を決定し、信号処理能力を最大限発揮させる。
高のサーチ速度や高速読み出し速度が得られるようにす
る。 【構成】制御回路20及びモータ16は、ディスク2を
角速度一定(CAV)で回転制御する。CLVで記録さ
れている第1の情報デ−タは、ピックアップ1、RFア
ンプ3、レベルスライス・PLL回路5の経路で読み取
られ、CD信号処理回路7、RAM9、CD−ROM信
号処理回路14で処理され、第2の情報データとなりバ
ッファメモリ18、I/F制御回路19を介して外部デ
バイスに送出される。外部デバイスから読み出し要求さ
れたデータを処理する場合、TOC検出判定回路21
は、ディスクに記録されているアドレス情報(以下TO
Cデータと称す)から、データ本体が記録されているデ
ィスクの最外周位置を認識し、モータ16の速度制御の
基準を決定し、信号処理能力を最大限発揮させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はCD−ROM再生装置
等に用いられるディスク再生システムに関する。
等に用いられるディスク再生システムに関する。
【0002】
【従来の技術】CD−ROM再生装置を例に説明する。
CD−ROM再生装置の主目的は外部デバイス(ホスト
コンピュータ)からの命令を受け目的位置をサーチし、
ディスクに記録されているデータの中から目的のデータ
を読み取り外部デバイスに転送することである。CDお
よびCD−ROMディスクは、線速度一定(CLV)の
1倍速で再生することが前提となっている。しかし、コ
ンピュータ周辺機器としてのCD−ROM再生装置に求
められる性能としては、高速サーチと一定速高速再生
(=一定速高速読み出し)をコストアップなしに実現す
ることが大きな要求要素となっている。そして、求めら
れる要求を満たすためCD−ROMデイスク再生時はC
LVの2倍速,4倍速等の一定速高速読み出しが行われ
ている。しかし2倍速,4倍速等のCLVによる一定速
高速読み出しでサーチ速度をあげるためには、ディスク
モータにかかる負担が非常に大きく高価でかつ大型のデ
ィスクモータが必要となる。そのため最近ではCLVで
記録されているディスクをCAV(=角速度一定)で再
生する装置やCLV再生であるが再生レンジが非常に広
範囲で高速サーチと一定速高速再生を可能にしたワイド
レンジCLVシステムも実現されている。両方式ともデ
ィスクモータにかかる負荷を非常に軽くし安価で小型の
モータを使用し高速サーチを実現したものである。
CD−ROM再生装置の主目的は外部デバイス(ホスト
コンピュータ)からの命令を受け目的位置をサーチし、
ディスクに記録されているデータの中から目的のデータ
を読み取り外部デバイスに転送することである。CDお
よびCD−ROMディスクは、線速度一定(CLV)の
1倍速で再生することが前提となっている。しかし、コ
ンピュータ周辺機器としてのCD−ROM再生装置に求
められる性能としては、高速サーチと一定速高速再生
(=一定速高速読み出し)をコストアップなしに実現す
ることが大きな要求要素となっている。そして、求めら
れる要求を満たすためCD−ROMデイスク再生時はC
LVの2倍速,4倍速等の一定速高速読み出しが行われ
ている。しかし2倍速,4倍速等のCLVによる一定速
高速読み出しでサーチ速度をあげるためには、ディスク
モータにかかる負担が非常に大きく高価でかつ大型のデ
ィスクモータが必要となる。そのため最近ではCLVで
記録されているディスクをCAV(=角速度一定)で再
生する装置やCLV再生であるが再生レンジが非常に広
範囲で高速サーチと一定速高速再生を可能にしたワイド
レンジCLVシステムも実現されている。両方式ともデ
ィスクモータにかかる負荷を非常に軽くし安価で小型の
モータを使用し高速サーチを実現したものである。
【0003】図3は、従来のCD−ROM再生装置を示
している。光学式ピックアップ101によりディスク1
02から読み出された信号は、RFアンプ103に供給
する。RFアンプ103は、光学式ピックアップの出力
からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を
抽出しフォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御
回路104に供給すると共に、レベルスライス・PLL
回路105へ増幅したRF信号を供給する。
している。光学式ピックアップ101によりディスク1
02から読み出された信号は、RFアンプ103に供給
する。RFアンプ103は、光学式ピックアップの出力
からフォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を
抽出しフォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御
回路104に供給すると共に、レベルスライス・PLL
回路105へ増幅したRF信号を供給する。
【0004】レベルスライス・PLL回路105は、R
F信号を2値化しEFM信号を得、また、同時にこのE
MF信号を読み取るためにEFM信号に同期したPLL
クロックを生成する。位相ロックループ(PLL)の生
成信号周波数は、CLVの時は4.3218MHzが基
準となりその可変範囲は±数+%である。CAVの時
は、中心周波数を8.6436MHzとし可変範囲は4
MHz〜23MHzとなる。CLV/CAVの切り換え
は、システムコントロール回路106より出力されるオ
ーディオ/ROM切り換え指示信号により行われ、オー
ディオ時は、CLVでありCD−ROM時はCAVであ
る。2値化したEFM信号は、CD信号処理回路107
に供給する。またPLLクロックは、CD信号処理回路
107およびセレクタ108に供給する。
F信号を2値化しEFM信号を得、また、同時にこのE
MF信号を読み取るためにEFM信号に同期したPLL
クロックを生成する。位相ロックループ(PLL)の生
成信号周波数は、CLVの時は4.3218MHzが基
準となりその可変範囲は±数+%である。CAVの時
は、中心周波数を8.6436MHzとし可変範囲は4
MHz〜23MHzとなる。CLV/CAVの切り換え
は、システムコントロール回路106より出力されるオ
ーディオ/ROM切り換え指示信号により行われ、オー
ディオ時は、CLVでありCD−ROM時はCAVであ
る。2値化したEFM信号は、CD信号処理回路107
に供給する。またPLLクロックは、CD信号処理回路
107およびセレクタ108に供給する。
【0005】CD信号処理回路107ではPLLクロッ
クを用いてCDの同期信号を検出しデータ分離、EFM
復調を行う。また、復調されたデータよりサブコードデ
ータのみを抜き出しシステムコントロール回路106に
供給する。他のメインとなるデータは、PLLクロック
によりRAM109に書き込まれる。CD訂正処理は、
セレクタ108より供給されるクロックを基準とし、R
AM109よりデータを読み出し訂正処理するという形
で実行される。CAVの時は、レベルスライス・PLL
回路105より出力される再生系のPLLクロック、C
LVの時はクロック発生器110より出力されるX´T
AL(クリスタル)系のクロックで訂正処理を行う。ま
た検出されたCDの同期信号と訂正系のフレーム同期信
号は、CLVモータ制御回路111に供給する。一方訂
正処理されたデータはセレクタ112を経由して補間回
路113またはCD−ROM信号処理回路114に供給
する。
クを用いてCDの同期信号を検出しデータ分離、EFM
復調を行う。また、復調されたデータよりサブコードデ
ータのみを抜き出しシステムコントロール回路106に
供給する。他のメインとなるデータは、PLLクロック
によりRAM109に書き込まれる。CD訂正処理は、
セレクタ108より供給されるクロックを基準とし、R
AM109よりデータを読み出し訂正処理するという形
で実行される。CAVの時は、レベルスライス・PLL
回路105より出力される再生系のPLLクロック、C
LVの時はクロック発生器110より出力されるX´T
AL(クリスタル)系のクロックで訂正処理を行う。ま
た検出されたCDの同期信号と訂正系のフレーム同期信
号は、CLVモータ制御回路111に供給する。一方訂
正処理されたデータはセレクタ112を経由して補間回
路113またはCD−ROM信号処理回路114に供給
する。
【0006】セレクタ108の切り換えは、システムコ
ントロール回路106より出力されるオーディオ/RO
M切り換え指示信号により行う。指示信号がオーディオ
の時はクロック発生器110より出力されるX´TAL
系のクロックを選択し、ROMの時はレベルスライス・
PLL回路105より出力される再生系のPLLクロッ
クを選択してCD信号処理回路107に供給する。
ントロール回路106より出力されるオーディオ/RO
M切り換え指示信号により行う。指示信号がオーディオ
の時はクロック発生器110より出力されるX´TAL
系のクロックを選択し、ROMの時はレベルスライス・
PLL回路105より出力される再生系のPLLクロッ
クを選択してCD信号処理回路107に供給する。
【0007】セレクタ112の切り換えは、システムコ
ントロール回路106より出力されるオーディオ/RO
M切り換え指示信号により行う。指示信号がオーディオ
の時は、補間回路113にデータを供給しROMの時
は、CD−ROM信号処理回路114にデータを供給す
る。
ントロール回路106より出力されるオーディオ/RO
M切り換え指示信号により行う。指示信号がオーディオ
の時は、補間回路113にデータを供給しROMの時
は、CD−ROM信号処理回路114にデータを供給す
る。
【0008】補間回路113は、データにエラーフラグ
が付いている時のみデータの補間を行いその出力をD/
A変換器115に供給する。D/A変換器115はデー
タをディジタルからアナログに変換しLPF(ローパス
フィルタ)115aを通して再生オーディオ信号として
出力する。
が付いている時のみデータの補間を行いその出力をD/
A変換器115に供給する。D/A変換器115はデー
タをディジタルからアナログに変換しLPF(ローパス
フィルタ)115aを通して再生オーディオ信号として
出力する。
【0009】CLVモータ制御回路111は再生PLL
系のCD同期信号と訂正系のフレーム同期信号を周波数
および位相比較しエラー成分を抽出しデイスクモータ1
16の駆動信号をセレクタ117に供給する。
系のCD同期信号と訂正系のフレーム同期信号を周波数
および位相比較しエラー成分を抽出しデイスクモータ1
16の駆動信号をセレクタ117に供給する。
【0010】CD−ROM信号処理回路114ではCD
−ROMデータよりCD−ROMの同期信号を検出およ
びCD−ROMデータのスクランブルを解除しCD−R
OMデータの訂正処理,バッファメモリ118へのデー
タの書き込み,読み出し制御を行う。CD−ROMの同
期信号検出およびCD−ROMデータのスクランブル解
除は、セレクタ108より供給されるクロックで処理を
行いデータの訂正処理、バッファメモリ118へのデー
タの書き込み、読み出し制御は、クロック発生器110
より供給されるクロックにより行う。バッファメモリ1
18から読み出されたデータは、インターフェイス制御
回路119を通して外部デバイスであるホストコンピュ
ータに転送する。またバッファメモリ118の書き込み
可能領域を検出しシステムコントロール回路106に供
出する。
−ROMデータよりCD−ROMの同期信号を検出およ
びCD−ROMデータのスクランブルを解除しCD−R
OMデータの訂正処理,バッファメモリ118へのデー
タの書き込み,読み出し制御を行う。CD−ROMの同
期信号検出およびCD−ROMデータのスクランブル解
除は、セレクタ108より供給されるクロックで処理を
行いデータの訂正処理、バッファメモリ118へのデー
タの書き込み、読み出し制御は、クロック発生器110
より供給されるクロックにより行う。バッファメモリ1
18から読み出されたデータは、インターフェイス制御
回路119を通して外部デバイスであるホストコンピュ
ータに転送する。またバッファメモリ118の書き込み
可能領域を検出しシステムコントロール回路106に供
出する。
【0011】インターフェイス制御回路119は、ホス
トコンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受
などインターフェイスに関する交信制御を行う。動作命
令はインターフェイス制御回路119を介してシステム
コントローラ106とホストコンピュータとの間で送受
される。
トコンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受
などインターフェイスに関する交信制御を行う。動作命
令はインターフェイス制御回路119を介してシステム
コントローラ106とホストコンピュータとの間で送受
される。
【0012】CAV制御回路120は、ディスクモータ
116より得られる回転数検出パルスよりディスクモー
タ116を一定回転で回転させる駆動信号を生成する。
生成した駆動信号はセレクタ117に供給する。
116より得られる回転数検出パルスよりディスクモー
タ116を一定回転で回転させる駆動信号を生成する。
生成した駆動信号はセレクタ117に供給する。
【0013】セレクタ117の切り換えはシステムコン
トロール回路106より出力されるオーディオ/ROM
切り換え指示信号により行う。指示信号がオーディオの
時はCLVモータ制御回路111出力をROMの時はC
AV制御回路120の出力を選択しディスクモータ11
6に供給する。
トロール回路106より出力されるオーディオ/ROM
切り換え指示信号により行う。指示信号がオーディオの
時はCLVモータ制御回路111出力をROMの時はC
AV制御回路120の出力を選択しディスクモータ11
6に供給する。
【0014】システムコントロール回路106は、サー
チ、各回路の動作オン/オフ制御などCD−ROM全体
の動作制御を行う。またCD信号処理回路107で復調
されたサブコードデータよりオーディオ時は1倍速CL
V再生、CD−ROM時はCAV再生となるための切り
換え指示信号であるオーディオ/ROM信号を出力す
る。サーチ指示信号は、フォーカス・トラッキング制御
/送りモータ制御回路104に供給する。
チ、各回路の動作オン/オフ制御などCD−ROM全体
の動作制御を行う。またCD信号処理回路107で復調
されたサブコードデータよりオーディオ時は1倍速CL
V再生、CD−ROM時はCAV再生となるための切り
換え指示信号であるオーディオ/ROM信号を出力す
る。サーチ指示信号は、フォーカス・トラッキング制御
/送りモータ制御回路104に供給する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記したようにCD−
ROMドライブに求められる高速サーチおよび一定速高
速読み出しをコストアップなしで実現するために、CL
Vで記録されているディスクをCAV(=角速度一定)
で再生するシステムや、CLV再生であるが再生レンジ
が非常に広範囲で高速サーチと一定速高速再生を可能に
したワイドレンジCLVシステムが実現されている。両
システムともディスクモータにかかる負荷を非常に軽く
し、安価で小型のモータを使用し、高速転送と高速サー
チを実現したものである。
ROMドライブに求められる高速サーチおよび一定速高
速読み出しをコストアップなしで実現するために、CL
Vで記録されているディスクをCAV(=角速度一定)
で再生するシステムや、CLV再生であるが再生レンジ
が非常に広範囲で高速サーチと一定速高速再生を可能に
したワイドレンジCLVシステムが実現されている。両
システムともディスクモータにかかる負荷を非常に軽く
し、安価で小型のモータを使用し、高速転送と高速サー
チを実現したものである。
【0016】しかし両方式ともシステムの最大動作速
度、即ち信号の最大処理能力が規定されている。従って
システムの最大処理能力がN倍速とするとディスクの最
外周がN倍速となるようなシステム構成となり、最内周
ではN/2.5倍速となる。これは、ワイドレンジCL
Vシステムでも同様であり、N/2.5倍速がCLVの
基準となる。
度、即ち信号の最大処理能力が規定されている。従って
システムの最大処理能力がN倍速とするとディスクの最
外周がN倍速となるようなシステム構成となり、最内周
ではN/2.5倍速となる。これは、ワイドレンジCL
Vシステムでも同様であり、N/2.5倍速がCLVの
基準となる。
【0017】しかしディスクの多くは、最外周までデー
タが記録されているわけではない。従ってデータ記録領
域が小さい場合でも前記のような速度の再生基準となっ
ており非常に無駄が大きい。
タが記録されているわけではない。従ってデータ記録領
域が小さい場合でも前記のような速度の再生基準となっ
ており非常に無駄が大きい。
【0018】そこでこの発明は、データ記録領域の最外
周径に応じて適応的に最高のサーチ速度や高速読み出し
速度が得られるように動作するディスク再生システムを
提供することを目的とする。
周径に応じて適応的に最高のサーチ速度や高速読み出し
速度が得られるように動作するディスク再生システムを
提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】CD/CD−ROMディ
スクでは、スタート位置にディスクに関する最終位置ア
ドレスを含むアドレス情報(TOC)が記録されてい
る。従って、そのアドレス情報を読み取りデータが記録
されているディスクの最外周位置を認識し、最外周位置
でそのシステムの最大処理能力が発揮できるように基準
速度を設定する手段を有するものである。
スクでは、スタート位置にディスクに関する最終位置ア
ドレスを含むアドレス情報(TOC)が記録されてい
る。従って、そのアドレス情報を読み取りデータが記録
されているディスクの最外周位置を認識し、最外周位置
でそのシステムの最大処理能力が発揮できるように基準
速度を設定する手段を有するものである。
【0020】
【作用】上記の手段により、例えば最大処理能力がN倍
速であるシステムにおいてディスクを再生する場合、再
生しようとするディスクにデータが約1/2の領域まで
記録されているとするとその位置、即ちデータが記録さ
れている最外周トラック位置で最大処理能力であるN倍
速の処理を行うように速度基準を定める。従ってCAV
再生の場合は最内周でN/1.6倍速となり読み出しの
基準速度は高速になる。これはワイドレンジCLVシス
テムでも同様でありこちらはN/1.6倍速がCLVの
基準となる。
速であるシステムにおいてディスクを再生する場合、再
生しようとするディスクにデータが約1/2の領域まで
記録されているとするとその位置、即ちデータが記録さ
れている最外周トラック位置で最大処理能力であるN倍
速の処理を行うように速度基準を定める。従ってCAV
再生の場合は最内周でN/1.6倍速となり読み出しの
基準速度は高速になる。これはワイドレンジCLVシス
テムでも同様でありこちらはN/1.6倍速がCLVの
基準となる。
【0021】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1はこの発明の第1の実施例である。本実施
例はこの発明をCAV再生に応用した例である。図1に
おいて光学式ピックアップ1によりディスク2から読み
出された信号は、RFアンプ3に供給する。RFアンプ
3は、光学式ピックアップの出力からフォーカスエラー
信号やトラッキングエラー信号を抽出し、フォーカス・
トラッキング制御/送りモータ制御回路4に供給すると
共に、レベルスライス・PLL回路5へ増幅したRF信
号を供給する。
明する。図1はこの発明の第1の実施例である。本実施
例はこの発明をCAV再生に応用した例である。図1に
おいて光学式ピックアップ1によりディスク2から読み
出された信号は、RFアンプ3に供給する。RFアンプ
3は、光学式ピックアップの出力からフォーカスエラー
信号やトラッキングエラー信号を抽出し、フォーカス・
トラッキング制御/送りモータ制御回路4に供給すると
共に、レベルスライス・PLL回路5へ増幅したRF信
号を供給する。
【0022】レベルスライス・PLL回路5は、RF信
号を2値化しEFM信号を得、また同時にこのEFM信
号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロッ
クを生成する。PLLの周波数は、CLV再生の時は
4.3218MHzが基準となりその可変範囲は±数+
%である。CAV再生の時は中心周波数は8.6436
MHzとし可変範囲は4MHz〜23MHzとなる。
号を2値化しEFM信号を得、また同時にこのEFM信
号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロッ
クを生成する。PLLの周波数は、CLV再生の時は
4.3218MHzが基準となりその可変範囲は±数+
%である。CAV再生の時は中心周波数は8.6436
MHzとし可変範囲は4MHz〜23MHzとなる。
【0023】CAV/CLVの切り換えは、システムコ
ントロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切
り換え指示信号により行い、オーディオ時はCLV再生
でありCD/ROM時はCAV再生である。2値化した
EFM信号は、CD信号処理回路7に供給する。またP
LLクロックは、CD信号処理回路7およびセレクタ8
に供給する。
ントロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切
り換え指示信号により行い、オーディオ時はCLV再生
でありCD/ROM時はCAV再生である。2値化した
EFM信号は、CD信号処理回路7に供給する。またP
LLクロックは、CD信号処理回路7およびセレクタ8
に供給する。
【0024】CD信号処理回路7ではPLLクロックを
用いてCDの同期信号を検出しデータ分離、EFM復調
を行う。復調されたデータよりサブコードデータのみを
抜き出しシステムコントロール回路に6に供給する。他
のメインとなるデータは、PLLクロックによりRAM
9にデータを書き込まれる。CD訂正処理は、セレクタ
8より供給されるクロックを基準とし、RAM9よりデ
ータを読み出し訂正処理を行うことにより実行される。
用いてCDの同期信号を検出しデータ分離、EFM復調
を行う。復調されたデータよりサブコードデータのみを
抜き出しシステムコントロール回路に6に供給する。他
のメインとなるデータは、PLLクロックによりRAM
9にデータを書き込まれる。CD訂正処理は、セレクタ
8より供給されるクロックを基準とし、RAM9よりデ
ータを読み出し訂正処理を行うことにより実行される。
【0025】CAV再生の時はレベルスライス・PLL
回路5より出力される再生系のPLLクロック、CLV
再生の時はクロック発生器10より出力されるX´TA
L系のクロックで訂正処理を行う。また検出されたCD
の同期信号と訂正系のフレーム同期信号は、CLVモー
タ制御回路11に供給する。
回路5より出力される再生系のPLLクロック、CLV
再生の時はクロック発生器10より出力されるX´TA
L系のクロックで訂正処理を行う。また検出されたCD
の同期信号と訂正系のフレーム同期信号は、CLVモー
タ制御回路11に供給する。
【0026】一方、訂正処理されたデータは、セレクタ
12を経由して補間回路13またはCD−ROM信号処
理回路14に供給する。セレクタ8の切り換えは、シス
テムコントロール回路6より出力されるオーディオ/R
OM切り換え指示信号により行う。セレクタ8は、指示
信号がオーディオの時はクロック発生器10より出力さ
れるX´TAL系のクロックを選択し、ROMの時はレ
ベルスライス・PLL回路5より出力される再生系のP
LLクロックを選択してCD信号処理回路7に供給す
る。
12を経由して補間回路13またはCD−ROM信号処
理回路14に供給する。セレクタ8の切り換えは、シス
テムコントロール回路6より出力されるオーディオ/R
OM切り換え指示信号により行う。セレクタ8は、指示
信号がオーディオの時はクロック発生器10より出力さ
れるX´TAL系のクロックを選択し、ROMの時はレ
ベルスライス・PLL回路5より出力される再生系のP
LLクロックを選択してCD信号処理回路7に供給す
る。
【0027】セレクタ12の切り換えは、システムコン
トロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号により行う。セレクタ12は、指示信号が
オーディオの時は補間回路13にデータを供給し、RO
Mの時はCD−ROM信号処理回路14にデータを供給
する。
トロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号により行う。セレクタ12は、指示信号が
オーディオの時は補間回路13にデータを供給し、RO
Mの時はCD−ROM信号処理回路14にデータを供給
する。
【0028】補間回路13は、データにエラーフラグが
付いている時のみデータの補間を行いその出力をD/A
変換器15に供給する。D/A変換器15はデータをデ
ジタルからアナログに変換しLPF(ローパスフィル
タ)15aを通して再生オーディオ信号として出力す
る。
付いている時のみデータの補間を行いその出力をD/A
変換器15に供給する。D/A変換器15はデータをデ
ジタルからアナログに変換しLPF(ローパスフィル
タ)15aを通して再生オーディオ信号として出力す
る。
【0029】CLVモータ制御回路11は、CDの同期
信号と訂正系のフレーム同期信号を周波数および位相比
較してエラー成分を抽出し、ディスクモータ16の駆動
信号を生成しセレクタ17に供給する。CLVモータ制
御回路11は、具体的にはCD同期信号7.35KHz
と訂正系のフレーム同期信号7.35KHzとの周波数
および位相の比較を行う。
信号と訂正系のフレーム同期信号を周波数および位相比
較してエラー成分を抽出し、ディスクモータ16の駆動
信号を生成しセレクタ17に供給する。CLVモータ制
御回路11は、具体的にはCD同期信号7.35KHz
と訂正系のフレーム同期信号7.35KHzとの周波数
および位相の比較を行う。
【0030】CD−ROM信号処理回路14は、CD−
ROMデータよりCD−ROM同期検出、データのスク
ランブルの解除を行いCD−ROMデータの訂正処理、
バッファメモリ18へのデータの書き込み、読み出し制
御を行う。CD−ROMの同期信号検出およびCD−R
OMデータのスクランブル解除は、セレクタ8より供給
されるクロックで処理を行い、データの訂正処理、バッ
ファメモリ18データの書き込み読み出し制御は、クロ
ック発生器10より供給されるクロックにより行う。バ
ッファメモリ18から読み出されたデータは、インター
フェイス制御回路19を通して外部デバイスであるホス
トコンピュータに転送する。またバッファメモリ18の
書き込み可能領域を検出しシステムコントロール回路6
に供給する。
ROMデータよりCD−ROM同期検出、データのスク
ランブルの解除を行いCD−ROMデータの訂正処理、
バッファメモリ18へのデータの書き込み、読み出し制
御を行う。CD−ROMの同期信号検出およびCD−R
OMデータのスクランブル解除は、セレクタ8より供給
されるクロックで処理を行い、データの訂正処理、バッ
ファメモリ18データの書き込み読み出し制御は、クロ
ック発生器10より供給されるクロックにより行う。バ
ッファメモリ18から読み出されたデータは、インター
フェイス制御回路19を通して外部デバイスであるホス
トコンピュータに転送する。またバッファメモリ18の
書き込み可能領域を検出しシステムコントロール回路6
に供給する。
【0031】インターフェイス制御回路19は、ホスト
コンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受な
どインターフェイスに関する交信制御を行う。動作命令
はインターフェイス制御回路19を介してシステムコン
トロール回路6とホストコンピュータとの間で送受され
る。
コンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受な
どインターフェイスに関する交信制御を行う。動作命令
はインターフェイス制御回路19を介してシステムコン
トロール回路6とホストコンピュータとの間で送受され
る。
【0032】TOC検出判定回路21では、CD信号処
理回路7で復調されたサブコードデータよりCD/CD
−ROMディスクの最内周に記録されているTOCデー
タを検出し再生ディスクのデータが記録されている最終
トラック位置を認識する。認識した位置より速度基準値
を判定しCAV制御回路20に設定値を供給する。また
システムコントロール回路6より供給されるリセット信
号よりディスクの変更を認識し保持している最終トラッ
ク位置データを書き換える。
理回路7で復調されたサブコードデータよりCD/CD
−ROMディスクの最内周に記録されているTOCデー
タを検出し再生ディスクのデータが記録されている最終
トラック位置を認識する。認識した位置より速度基準値
を判定しCAV制御回路20に設定値を供給する。また
システムコントロール回路6より供給されるリセット信
号よりディスクの変更を認識し保持している最終トラッ
ク位置データを書き換える。
【0033】CAV制御回路20はディスクモータ16
より得られる回転数検出パルスとTOC検出判定回路2
1より供給される速度基準値よりディスクモータ16を
速度基準値に添った一定回転で回転させる駆動信号を生
成する。生成した駆動信号はセレクタ17に供給する。
より得られる回転数検出パルスとTOC検出判定回路2
1より供給される速度基準値よりディスクモータ16を
速度基準値に添った一定回転で回転させる駆動信号を生
成する。生成した駆動信号はセレクタ17に供給する。
【0034】セレクタ17の切り換えはシステムコント
ロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り換
え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時はC
LVモータ制御回路11出力を、ROMの時はCAV制
御回路20の出力を選択しディスクモータ16に供給す
る。
ロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り換
え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時はC
LVモータ制御回路11出力を、ROMの時はCAV制
御回路20の出力を選択しディスクモータ16に供給す
る。
【0035】システムコントロール回路6はサーチ、各
回路の動作オン/オフ制御などCD−ROM全体の動作
制御を行う。また、CD信号処理回路7で復調されたサ
ブコードデータよりオーディオ/ROMの切り換え指示
信号を生成しレベルスライス・PLL回路5およびセレ
クタ8、12、17に供給する。サーチ指示信号は、フ
ォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御回路4に
供給する。
回路の動作オン/オフ制御などCD−ROM全体の動作
制御を行う。また、CD信号処理回路7で復調されたサ
ブコードデータよりオーディオ/ROMの切り換え指示
信号を生成しレベルスライス・PLL回路5およびセレ
クタ8、12、17に供給する。サーチ指示信号は、フ
ォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御回路4に
供給する。
【0036】計算方法とCAV制御方法について説明す
る。TOC検出判定回路21ではTOCデータより最外
周のタイムデータMIN(分)とSEC(秒)を読み取
り絶対時間を秒単位(MIN 60+SEC) で計算する。それが
最外周より何トラック目になるかは一般的な近似として
下記の式が用いられている。 n=((Ri/Tp)2 +VT/πTp)1/2 −(R
i/Tp) ここでn=最終位置までのトラック数 Ri=半径からのプログラムエリアまでの距離=25×
10-3m V=線速度 T=絶対秒 Tp=トラックピッチ=1.6×10-6m 従って中心からの距離Sは S=(Tp×n)+25×10-3となる。
る。TOC検出判定回路21ではTOCデータより最外
周のタイムデータMIN(分)とSEC(秒)を読み取
り絶対時間を秒単位(MIN 60+SEC) で計算する。それが
最外周より何トラック目になるかは一般的な近似として
下記の式が用いられている。 n=((Ri/Tp)2 +VT/πTp)1/2 −(R
i/Tp) ここでn=最終位置までのトラック数 Ri=半径からのプログラムエリアまでの距離=25×
10-3m V=線速度 T=絶対秒 Tp=トラックピッチ=1.6×10-6m 従って中心からの距離Sは S=(Tp×n)+25×10-3となる。
【0037】これよりその位置における円周を計算しN
倍速時の線速度で除算することにより1秒間の回転数を
得られその逆数が1回転に掛かる時間となる。1倍速時
の規定線速度を1.3m/sとして計算式を以下に示
す。
倍速時の線速度で除算することにより1秒間の回転数を
得られその逆数が1回転に掛かる時間となる。1倍速時
の規定線速度を1.3m/sとして計算式を以下に示
す。
【0038】 1回転に必要な時間=2πS/(N×1.3) この値をCAV制御回路21に供給する。一方ディスク
モータ16は1回転ごとに回転検出パルスをMパルス発
生する。CAV制御回路20では1回転ごとに得られる
この検出パルスをM分周し一回転の周期としTOC検出
判定回路20より供給される1回転に必要な時間とを周
波数比較しディスクモータ16を制御する。以上の方法
により最内周の速度基準値を高め一定回転で回転させる
駆動信号が生成可能となる。
モータ16は1回転ごとに回転検出パルスをMパルス発
生する。CAV制御回路20では1回転ごとに得られる
この検出パルスをM分周し一回転の周期としTOC検出
判定回路20より供給される1回転に必要な時間とを周
波数比較しディスクモータ16を制御する。以上の方法
により最内周の速度基準値を高め一定回転で回転させる
駆動信号が生成可能となる。
【0039】また精度を必要としない場合は、最外周の
タイムデータMINのみでも計算可能である。上記した
ようにCD/CD−ROMディスクのスタート位置に記
憶されているディスクに関するアドレス情報(=TO
C)を読み取りデータが記録されている最外周位置を認
識し最外周位置でそのシステムの最大処理能力が発揮で
きるように基準速度を設定することによりCAVシステ
ムにおいてディスクを再生する場合,全てのディスクに
おいて最大処理能力であるN倍速の処理が行え常時シス
テムを有効に使用することが可能となる。
タイムデータMINのみでも計算可能である。上記した
ようにCD/CD−ROMディスクのスタート位置に記
憶されているディスクに関するアドレス情報(=TO
C)を読み取りデータが記録されている最外周位置を認
識し最外周位置でそのシステムの最大処理能力が発揮で
きるように基準速度を設定することによりCAVシステ
ムにおいてディスクを再生する場合,全てのディスクに
おいて最大処理能力であるN倍速の処理が行え常時シス
テムを有効に使用することが可能となる。
【0040】図2はこの発明の第2の実施例である。こ
の実施例は、この発明をワイドレンジCLV再生システ
ムに応用した例である。
の実施例は、この発明をワイドレンジCLV再生システ
ムに応用した例である。
【0041】図2において光学式ピックアップ1により
ディスク2から読み出された信号はRFアンプ3に供給
する。RFアンプ3は光学式ピックアップの出力からフ
ォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を抽出し
フォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御回路4
に供給すると共にレベルスライス・PLL回路5へ増幅
したRF信号を供給する。
ディスク2から読み出された信号はRFアンプ3に供給
する。RFアンプ3は光学式ピックアップの出力からフ
ォーカスエラー信号やトラッキングエラー信号を抽出し
フォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御回路4
に供給すると共にレベルスライス・PLL回路5へ増幅
したRF信号を供給する。
【0042】レベルスライス・PLL回路5は、RF信
号を2値化しEFM信号を得、また同時にこのEFM信
号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロッ
クを生成する。PLLの周波数は、ノーマルCLV再生
の時は4.3218MHzが基準となりその可変範囲は
±数+%である。ワイドレンジCLV再生の時は中心周
波数を8.6436MHzとし可変範囲は1.5MHz
〜23MHzとなる。ワイドレンジ/ノーマルの切り換
えは、システムコントロール回路6より出力されるオー
ディオ/ROM切り換え指示信号により行い、オーディ
オ時はノーマルCLV再生であり、CD−ROM時はワ
イドレンジCLV再生である。2値化したEFM信号
は、CD信号処理回路7に供給する。またPLLクロッ
クは、CD信号処理回路7およびセレクタ8に供給す
る。
号を2値化しEFM信号を得、また同時にこのEFM信
号を読み取るためにEFM信号に同期したPLLクロッ
クを生成する。PLLの周波数は、ノーマルCLV再生
の時は4.3218MHzが基準となりその可変範囲は
±数+%である。ワイドレンジCLV再生の時は中心周
波数を8.6436MHzとし可変範囲は1.5MHz
〜23MHzとなる。ワイドレンジ/ノーマルの切り換
えは、システムコントロール回路6より出力されるオー
ディオ/ROM切り換え指示信号により行い、オーディ
オ時はノーマルCLV再生であり、CD−ROM時はワ
イドレンジCLV再生である。2値化したEFM信号
は、CD信号処理回路7に供給する。またPLLクロッ
クは、CD信号処理回路7およびセレクタ8に供給す
る。
【0043】CD信号処理回路7では、PLLクロック
を用いてCDの同期信号を検出しデータ分離、EFM復
調を行う。また、復調されたデータよりサブコードデー
タのみを抜き出しシステムコントロール回路に6に供給
する。他のメインとなるデータは、PLLクロックによ
りRAM9に書き込まれる。CD訂正処理は、セレクタ
8より供給されるクロックを基準としRAM9よりデー
タを読み出し、訂正処理が実現される。ワイドレンジC
LV再生の時は、レベルスライス・PLL回路5より出
力される再生系のPLLクロック、ノーマルCLV再生
の時は、バリアブルクロック発生器10より出力される
X´TAL系のクロックで訂正処理を行う。また検出さ
れたCDの同期信号は、CLVモータ制御回路11に供
給する。一方、訂正処理されたデータは、セレクタ12
を経由して補間回路13またはCD−ROM信号処理回
路14に供給する。
を用いてCDの同期信号を検出しデータ分離、EFM復
調を行う。また、復調されたデータよりサブコードデー
タのみを抜き出しシステムコントロール回路に6に供給
する。他のメインとなるデータは、PLLクロックによ
りRAM9に書き込まれる。CD訂正処理は、セレクタ
8より供給されるクロックを基準としRAM9よりデー
タを読み出し、訂正処理が実現される。ワイドレンジC
LV再生の時は、レベルスライス・PLL回路5より出
力される再生系のPLLクロック、ノーマルCLV再生
の時は、バリアブルクロック発生器10より出力される
X´TAL系のクロックで訂正処理を行う。また検出さ
れたCDの同期信号は、CLVモータ制御回路11に供
給する。一方、訂正処理されたデータは、セレクタ12
を経由して補間回路13またはCD−ROM信号処理回
路14に供給する。
【0044】セレクタ8の切り換えは、システムコント
ロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り換
え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時はバ
リアブルクロック発生器10より出力されるX´TAL
系のクロックを選択し、ROMの時はレベルスライス・
PLL回路5より出力される再生系のPLLクロックを
選択してCD信号処理回路7供給する。
ロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り換
え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時はバ
リアブルクロック発生器10より出力されるX´TAL
系のクロックを選択し、ROMの時はレベルスライス・
PLL回路5より出力される再生系のPLLクロックを
選択してCD信号処理回路7供給する。
【0045】セレクタ12の切り換えは、システムコン
トロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時は
補間回路13にデータを供給し、ROMの時はCD−R
OM信号処理回路14にデータを供給する。
トロール回路6より出力されるオーディオ/ROM切り
換え指示信号により行う。指示信号がオーディオの時は
補間回路13にデータを供給し、ROMの時はCD−R
OM信号処理回路14にデータを供給する。
【0046】補間回路13は、データにエラーフラグが
付いている時のみデータの補間を行いその出力をD/A
変換器15に供給する。D/A変換器15は、データを
デジタルからアナログに変換しLPF(ローパスフィル
タ)15aを通して再生オーディオ信号として出力す
る。
付いている時のみデータの補間を行いその出力をD/A
変換器15に供給する。D/A変換器15は、データを
デジタルからアナログに変換しLPF(ローパスフィル
タ)15aを通して再生オーディオ信号として出力す
る。
【0047】CLVモータ制御回路11は、CDの同期
信号とバリアブルクロック発生器10より出力されるX
´TAL系のクロックとを周波数および位相比較してエ
ラー成分を抽出し、ディスクモータ16の駆動信号を生
成し供給する。
信号とバリアブルクロック発生器10より出力されるX
´TAL系のクロックとを周波数および位相比較してエ
ラー成分を抽出し、ディスクモータ16の駆動信号を生
成し供給する。
【0048】CD−ROM信号処理回路14は、CD−
ROMデータよりCD−ROM同期検出、データのスク
ランブルの解除を行い、CD−ROMデータの訂正処
理、バッファメモリ17へのデータの書き込み読み出し
制御を行う。CD−ROMの同期信号検出およびCD−
ROMデータのスクランブル解除は、セレクタ8より供
給されるクロックで処理を行い、データの訂正処理、バ
ッファメモリ17のデータの書き込み読み出し制御は、
バリアブルクロック発生器10より供給されるクロック
により行う。バッファメモリ17から読み出されたデー
タは、インターフェイス制御回路19を通して外部デバ
イスであるホストコンピュータに転送する。またバッフ
ァメモリ17の書き込み可能領域を検出し、システムコ
ントロール回路6に供給する。
ROMデータよりCD−ROM同期検出、データのスク
ランブルの解除を行い、CD−ROMデータの訂正処
理、バッファメモリ17へのデータの書き込み読み出し
制御を行う。CD−ROMの同期信号検出およびCD−
ROMデータのスクランブル解除は、セレクタ8より供
給されるクロックで処理を行い、データの訂正処理、バ
ッファメモリ17のデータの書き込み読み出し制御は、
バリアブルクロック発生器10より供給されるクロック
により行う。バッファメモリ17から読み出されたデー
タは、インターフェイス制御回路19を通して外部デバ
イスであるホストコンピュータに転送する。またバッフ
ァメモリ17の書き込み可能領域を検出し、システムコ
ントロール回路6に供給する。
【0049】インターフェイス制御回路19は、ホスト
コンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受な
どインターフェイスに関する交信制御を行う。動作命令
はインターフェイス制御回路19を介してシステムコン
トロール回路6とホストコンピュータとの間で送受され
る。
コンピュータとの動作命令の送受およびデータの送受な
どインターフェイスに関する交信制御を行う。動作命令
はインターフェイス制御回路19を介してシステムコン
トロール回路6とホストコンピュータとの間で送受され
る。
【0050】TOC検出判定回路21では、CD信号処
理回路7で復調されたサブコードデータよりCD/CD
−ROMディスクの最内周に記録されているTOCデー
タを検出し再生ディスクのデータが記録されている最終
トラック位置を認識する。認識した位置より速度基準値
を判定し、バリアブルクロック発生器10に設定値を供
給する。またシステムコントロール回路6より供給され
るリセット信号よりディスクの変更を認識し保持してい
る最終トラック位置データを書き換える。
理回路7で復調されたサブコードデータよりCD/CD
−ROMディスクの最内周に記録されているTOCデー
タを検出し再生ディスクのデータが記録されている最終
トラック位置を認識する。認識した位置より速度基準値
を判定し、バリアブルクロック発生器10に設定値を供
給する。またシステムコントロール回路6より供給され
るリセット信号よりディスクの変更を認識し保持してい
る最終トラック位置データを書き換える。
【0051】システムコントロール回路6は、サーチ、
各回路の動作オン/オフ制御などCD−ROM全体の動
作制御を行う。またCD信号処理回路7で復調されたサ
ブコードデータよりオーディオ/ROMの切り換え指示
信号を生成し、レベルスライス・PLL回路5およびセ
レクタ8、12に供給する。サーチ指示信号は、フォー
カス・トラッキング制御/送りモータ制御回路4に供給
する。
各回路の動作オン/オフ制御などCD−ROM全体の動
作制御を行う。またCD信号処理回路7で復調されたサ
ブコードデータよりオーディオ/ROMの切り換え指示
信号を生成し、レベルスライス・PLL回路5およびセ
レクタ8、12に供給する。サーチ指示信号は、フォー
カス・トラッキング制御/送りモータ制御回路4に供給
する。
【0052】次に、速度基準の計算方法とワイドレンジ
CLV制御方法について説明する。TOC検出判定回路
21では、TOCデータより最外周のタイムデータMI
NとSECを読み取り絶対時間を秒単位 (MIN 60+SEC)
で計算する。それが最外周より何トラック目になるかは
一般的な近似として下記の式が用いられる。 n=((Ri/Tp)2 +VT/πTp)1/2 −(R
i/Tp) ここでn=最終位置までのトラック数 Ri=半径からのプログラムエリアまでの距離=25×
10-3m V=線速度 T=絶対秒 Tp=トラックピッチ=1.6×10-6m 従って中心からの距離Sは S=(Tp×n)+25×10-3となる。
CLV制御方法について説明する。TOC検出判定回路
21では、TOCデータより最外周のタイムデータMI
NとSECを読み取り絶対時間を秒単位 (MIN 60+SEC)
で計算する。それが最外周より何トラック目になるかは
一般的な近似として下記の式が用いられる。 n=((Ri/Tp)2 +VT/πTp)1/2 −(R
i/Tp) ここでn=最終位置までのトラック数 Ri=半径からのプログラムエリアまでの距離=25×
10-3m V=線速度 T=絶対秒 Tp=トラックピッチ=1.6×10-6m 従って中心からの距離Sは S=(Tp×n)+25×10-3となる。
【0053】この位置と最内周の比較が速度基準となり 速度基準=S/25×10-3となる。 この値がバリアブルクロック発生器10に供給される。
【0054】図3は、バリアブルクロック発生器10の
構成を示している。データ変換回路51はTOC検出判
定回路21より供給された速度基準値を最外周までデー
タが記録されている場合の値と比較しX′TALをクロ
ックとするプリセットカウンタ52の設定値に変化しプ
リセットカウンタに設定する。プリセット可変分周カウ
ンタ52のキャリー検出回路53で検出されたキャリー
出力と、電圧制御発振(VCO)回路54によって生成
されるクロックを分周器55により規定分周したキャリ
ーを位相検出器56で位相比較し、低域通過フィルタ
(LPF)57を介してVCO回路54を制御する。V
CO回路54より出力されるクロックがワイドレンジC
LV再生のためのディスクモータを制御する基準とな
る。
構成を示している。データ変換回路51はTOC検出判
定回路21より供給された速度基準値を最外周までデー
タが記録されている場合の値と比較しX′TALをクロ
ックとするプリセットカウンタ52の設定値に変化しプ
リセットカウンタに設定する。プリセット可変分周カウ
ンタ52のキャリー検出回路53で検出されたキャリー
出力と、電圧制御発振(VCO)回路54によって生成
されるクロックを分周器55により規定分周したキャリ
ーを位相検出器56で位相比較し、低域通過フィルタ
(LPF)57を介してVCO回路54を制御する。V
CO回路54より出力されるクロックがワイドレンジC
LV再生のためのディスクモータを制御する基準とな
る。
【0055】また精度を必要としない場合は、最外周の
タイムデータMINのみでも計算可能である。上記した
ようにCD/CD−ROMディスクのスタート位置に記
録されているディスクに関するアドレス情報(=TO
C)を読み取り、データが記録されている最外周位置を
認識し最外周位置でそのシステムの最大処理能力が発揮
できるように基準速度を設定することができる。これに
よりワイドレンジCLVシステムにおいてディスクを再
生する場合、全てのディスクにおいて最大処理能力での
信号処理が可能となり常時システムを有効に使用するこ
とが可能となる。
タイムデータMINのみでも計算可能である。上記した
ようにCD/CD−ROMディスクのスタート位置に記
録されているディスクに関するアドレス情報(=TO
C)を読み取り、データが記録されている最外周位置を
認識し最外周位置でそのシステムの最大処理能力が発揮
できるように基準速度を設定することができる。これに
よりワイドレンジCLVシステムにおいてディスクを再
生する場合、全てのディスクにおいて最大処理能力での
信号処理が可能となり常時システムを有効に使用するこ
とが可能となる。
【0056】ワイドレンジCLVシステムについて図3
を利用し簡単に説明する。ワイドレンジCLVシステム
はCLVシステムであるが、データ読み取り可能な速度
範囲をCAVと同等に拡大したものである。即ち従来の
CLV方式では、ディスクモータ16が規定回転数の±
数+%になりレベルスライス・PLL回路5によりEF
M信号を読み取るためのEFM信号に同期したPLLク
ロックがロックし、さらにジッタ吸収RAM9のオーバ
ーフロー,アンダーフローがない状態になって始めてデ
ータ読み取り可能となっていた。しかしワイドレンジC
LVシステムは、レベルスライス・PLL回路5のPL
Lの追従範囲を広くとりCD信号処理回路7でレベルス
ライス・PLL回路5より出力される再生系のPLLク
ロックを用いて訂正処理を行うことでジッタ吸収RAM
9のオーバーフロー,アンダーフローをなくし規定回路
数との速度差が大きくともPLLがロックすれば即座に
データを読み取ることが可能なシステムである。
を利用し簡単に説明する。ワイドレンジCLVシステム
はCLVシステムであるが、データ読み取り可能な速度
範囲をCAVと同等に拡大したものである。即ち従来の
CLV方式では、ディスクモータ16が規定回転数の±
数+%になりレベルスライス・PLL回路5によりEF
M信号を読み取るためのEFM信号に同期したPLLク
ロックがロックし、さらにジッタ吸収RAM9のオーバ
ーフロー,アンダーフローがない状態になって始めてデ
ータ読み取り可能となっていた。しかしワイドレンジC
LVシステムは、レベルスライス・PLL回路5のPL
Lの追従範囲を広くとりCD信号処理回路7でレベルス
ライス・PLL回路5より出力される再生系のPLLク
ロックを用いて訂正処理を行うことでジッタ吸収RAM
9のオーバーフロー,アンダーフローをなくし規定回路
数との速度差が大きくともPLLがロックすれば即座に
データを読み取ることが可能なシステムである。
【0057】このシステムは、CD−ROMディスク再
生時、頻繁にサーチ動作など速度変化の大きい操作を繰
り返しても即座にデータが読み取れるというメリット
と、あくまでもCLV再生であり規定速で回転すること
からCLV本来の動作である一定速高速読み取り,外部
デバイスへの一定速転送が可能というメリットを両立し
たシステムである。
生時、頻繁にサーチ動作など速度変化の大きい操作を繰
り返しても即座にデータが読み取れるというメリット
と、あくまでもCLV再生であり規定速で回転すること
からCLV本来の動作である一定速高速読み取り,外部
デバイスへの一定速転送が可能というメリットを両立し
たシステムである。
【0058】上記したようにこの発明のシステムは、C
D/CD−ROMディスクのスタート位置に記録されて
いる最終位置アドレスを含むアドレス情報を読み取るこ
とによりデータが記録されている最外周位置を認識し、
最外周位置でそのシステムの最大処理能力が発揮できる
ようにすることができる。よってCAV再生の最内周に
おける読み出し速度およびワイドレンジCLV再生の基
準速度を高速にすることが、回路規模の増大やコストア
ップなしに実現可能となる。
D/CD−ROMディスクのスタート位置に記録されて
いる最終位置アドレスを含むアドレス情報を読み取るこ
とによりデータが記録されている最外周位置を認識し、
最外周位置でそのシステムの最大処理能力が発揮できる
ようにすることができる。よってCAV再生の最内周に
おける読み出し速度およびワイドレンジCLV再生の基
準速度を高速にすることが、回路規模の増大やコストア
ップなしに実現可能となる。
【0059】この発明は上記の実施例に限定されるもの
ではない。図1のシステムに図2のシステムを組み合わ
せて実現してもよい。即ち、図1のクロック発生器10
をバリアブルクロック発生器としてこれにTOC検出判
定回路21の出力を供給するようにしてもよい。この場
合は、セレクタ17の制御は、外部デバイスからのデー
タの要求内容に応じて任意にCAV、CLV再生を選択
できるようにすることが好ましい。
ではない。図1のシステムに図2のシステムを組み合わ
せて実現してもよい。即ち、図1のクロック発生器10
をバリアブルクロック発生器としてこれにTOC検出判
定回路21の出力を供給するようにしてもよい。この場
合は、セレクタ17の制御は、外部デバイスからのデー
タの要求内容に応じて任意にCAV、CLV再生を選択
できるようにすることが好ましい。
【0060】
【発明の効果】上記したようにこの発明によると、デー
タ記録領域の最外周径に応じて適応的に最高のサーチ速
度や高速読み出し速度が得られるように動作する。
タ記録領域の最外周径に応じて適応的に最高のサーチ速
度や高速読み出し速度が得られるように動作する。
【図1】この発明の第1実施例のCD−ROM装置を示
すブロック図。
すブロック図。
【図2】この発明の第2実施例のCD−ROM装置を示
すブロック図。
すブロック図。
【図3】上記第2実施例のバリアブルクロック発生回路
を示すブロック図。
を示すブロック図。
【図4】従来のCD−ROM装置を示すブロック図。
1…ピックアップ、2…ディスク、3…RFアンプ、4
…フォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御回
路、5…レベルスライス・PLL回路、6…システムコ
ントロール回路、7…CD信号処理回路、8、12、1
7…セレクタ、9…RAM、10…クロック発生器、1
1…CLVモータ制御回路、13…補間回路、14…C
D−ROM信号処理回路、15…D/A変換回路、16
…ディスクモータ、18…バッファメモリ、19…イン
タフェイス制御回路、20…CAV制御回路、21…T
OC検出判定回路。
…フォーカス・トラッキング制御/送りモータ制御回
路、5…レベルスライス・PLL回路、6…システムコ
ントロール回路、7…CD信号処理回路、8、12、1
7…セレクタ、9…RAM、10…クロック発生器、1
1…CLVモータ制御回路、13…補間回路、14…C
D−ROM信号処理回路、15…D/A変換回路、16
…ディスクモータ、18…バッファメモリ、19…イン
タフェイス制御回路、20…CAV制御回路、21…T
OC検出判定回路。
Claims (4)
- 【請求項1】線速度一定(CLV)でディスクに記録さ
れている第1の情報デ−タをディスクから読み出すため
の読み出し手段と、 前記ディスクを回転させる回転制御手段と、 前記第1の情報データを前記ディスクの再生フォーマッ
トに応じてデジタル処理するデジタル信号処理手段と、 前記デジタル信号処理手段により処理された第2の情報
データを外部デバイスに送出するためのインターフェイ
ス手段と、 前記外部デバイスから前記インターフェイス手段を介し
て要求されており、前記ディスクから読み取り前記デジ
タル信号処理手段により処理された第2の情報データを
一時的に格納するためのバッファメモリと、 前記読み出し手段により読み出した第1の情報データか
ら、所定のフォーマットで規定されておりディスクスタ
ート位置に記録されている前記ディスクに関するアドレ
ス情報(以下TOCデータと称す)を抽出し、データ本
体が記録されている当該ディスクの最外周位置を認識
し、前記回転制御手段の速度制御の基準を決定する手段
とを具備したことを特徴とするディスク再生システム。 - 【請求項2】前記回転制御手段は、角速度一定(CA
V)で回転させるCAV制御回路であることを特徴とす
る請求項1記載のディスク再生システム。 - 【請求項3】前記回転制御手段は、 線速度一定(CLV)で回転させるCLV制御回路と、 このCLV制御回路に供給する比較クロックを、前記決
定手段の出力により可変できるバリアブルクロック発生
回路とを具備したことを特徴とする請求項1記載のディ
スク再生システム。 - 【請求項4】線速度一定(CLV)でディスクに記録さ
れている第1の情報デ−タをディスクから読み出すため
の情報デ−タ読み出し手段と、 前記ディスクを角速度一定(CAV)で回転させる第1
の回転制御手段と、 前記ディスクを線速度一定(CLV)で回転させる第2
の回転制御手段と、 前記情報データ読み出し手段によって読み出した第1の
情報データを前記ディスクの再生フォーマットに応じて
デジタル処理するデジタル信号処理手段と、 前記デジタル信号処理手段により処理された第2の情報
データを外部デバイスに送出するためのインターフェイ
ス手段と、 前記外部デバイスからインターフェイスを介して要求さ
れており、前記ディスクから読み取り前記デジタル信号
処理手段により処理された前記第2の情報データを一時
的に格納するためのバッファメモリと、 前記ディスクを回転させるための第1、第2の回転制御
手段を切り換える切り換え回路と、 前記情報データ読み出し手段により読み出した第1の情
報データから、所定のフォーマットで規定されており記
録スタート位置に記録されている前記ディスクに関する
アドレス情報を読み取り、データ本体が記録されている
最外周位置を認識し、前記第1または第2の回転制御手
段の速度制御の基準を決定する決定回路とを具備したこ
とを特徴とするディスク再生システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10387894A JPH07312011A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | ディスク再生システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10387894A JPH07312011A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | ディスク再生システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07312011A true JPH07312011A (ja) | 1995-11-28 |
Family
ID=14365699
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10387894A Pending JPH07312011A (ja) | 1994-05-18 | 1994-05-18 | ディスク再生システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07312011A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998033180A1 (fr) * | 1997-01-27 | 1998-07-30 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de reproduction d'informations enregistrees, procede de regulation de vitesse, et controleur de disques |
JPH11144367A (ja) * | 1997-11-04 | 1999-05-28 | Mitsumi Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
WO2001016951A1 (fr) * | 1999-08-31 | 2001-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Systeme de reproduction de disques |
JP2001351247A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-21 | Toshiba Corp | 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法 |
US6496457B1 (en) | 1999-02-12 | 2002-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk reproducing system |
KR100412052B1 (ko) * | 2000-06-12 | 2003-12-24 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 회전수 제어 방법 및 광디스크 기록장치 |
KR100425292B1 (ko) * | 1997-01-31 | 2004-07-16 | 삼성전자주식회사 | 일정 각속도 방식에 의한 오디오 데이타 재생장치 |
-
1994
- 1994-05-18 JP JP10387894A patent/JPH07312011A/ja active Pending
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998033180A1 (fr) * | 1997-01-27 | 1998-07-30 | Hitachi, Ltd. | Dispositif de reproduction d'informations enregistrees, procede de regulation de vitesse, et controleur de disques |
KR100425292B1 (ko) * | 1997-01-31 | 2004-07-16 | 삼성전자주식회사 | 일정 각속도 방식에 의한 오디오 데이타 재생장치 |
JPH11144367A (ja) * | 1997-11-04 | 1999-05-28 | Mitsumi Electric Co Ltd | 光ディスク装置 |
US6496457B1 (en) | 1999-02-12 | 2002-12-17 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disk reproducing system |
WO2001016951A1 (fr) * | 1999-08-31 | 2001-03-08 | Matsushita Electric Industrial Co. Ltd. | Systeme de reproduction de disques |
US6751174B1 (en) | 1999-08-31 | 2004-06-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Disc reproducing system |
JP2001351247A (ja) * | 2000-06-12 | 2001-12-21 | Toshiba Corp | 光ディスク再生装置及び光ディスク再生方法 |
KR100412052B1 (ko) * | 2000-06-12 | 2003-12-24 | 삼성전자주식회사 | 광디스크 회전수 제어 방법 및 광디스크 기록장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4603412A (en) | Disc rotation servo control apparatus in a disc player | |
US5444687A (en) | Method and device for accessing an optical disc | |
US5161142A (en) | Disk playing apparatus for playing CLV disks | |
JPH0845174A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH10215175A (ja) | Pll回路及び信号再生装置 | |
JPH04298857A (ja) | ディスクプレーヤの回転制御装置 | |
US6246650B1 (en) | Method and apparatus for high speed data reproduction | |
JPH09306092A (ja) | ディスク再生方法とディスク再生装置 | |
JPH07312011A (ja) | ディスク再生システム | |
JP3122305B2 (ja) | ディスク再生システム | |
KR0162374B1 (ko) | 디스크 재생시 모터 제어장치 및 방법 | |
JPH0877691A (ja) | ディスク再生装置及び信号処理回路 | |
JP3080468B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
KR100427528B1 (ko) | 디스크 재생 시스템 | |
KR0157460B1 (ko) | 고속서치방법 및 그 장치 | |
JP2822585B2 (ja) | ディスク記録装置及びディスク再生装置 | |
JPH0554386A (ja) | 記録装置及び再生装置 | |
JP3175213B2 (ja) | 記録媒体 | |
JP2585467B2 (ja) | 再生データ処理装置 | |
JPS6232378Y2 (ja) | ||
JPH0863867A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH0822676A (ja) | ディスク再生装置 | |
JP2559347B2 (ja) | 光ディスク記録装置 | |
JP2001006297A (ja) | 光ディスク再生装置 | |
JPH0798943A (ja) | Cd−rom装置 |