JP2005149550A - 情報記録装置と情報記録システム - Google Patents

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Abstract

【目的】 書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを有するDVD+Rディスク,DVD+RWディスク等の記録媒体に直ぐにデータ書き込みを開始できるようにする。
【構成】 光ディスクドライブのコントローラは、電源オン時又は光ディスク挿入時にディスク検出処理を行い、上述した書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈する処理を行い(S1)、光ディスクが書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し(S2)、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットでなければこの処理を終了し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットの場合は書換型ディスク用DVDビデオフォーマットのファイルシステム上で決められたデータ追記位置を解析し(S3)、そのデータ追記位置まで光ピックアップを移動させて待機し(S4)、この処理を終了する。
【選択図】 図9

Description

この発明は、CD−Rディスク,DVD+Rディスク,DVD−Rディスク等の追記可能な記録媒体及びCD−RWディスク,DVD+RWディスク,DVD−RWディスク等の書き換え可能な記録媒体にデータを記録する情報記録装置及び情報記録システムに関する。
DVDレコーダの記録媒体には、DVD+RWディスク,DVD+Rディスクなどの光ディスクを使用している。
そのような光ディスクでは、その特性からデータの書き始めには記録パワーの最適化処理(Optimum Power Control:OPC処理)、すなわち記録開始前処理(ライト開始前処理)が必要である。
従来のCD−Rディスクにデータを書き込む情報記録装置では、記録動作に際して、予め記録開始前の準備を終え、記録開始位置に置いて待機している(例えば、特許文献1参照)。
また、データ未書き込み領域を検索し、そのデータ未書き込み領域で試し書きを実行し、その試し書きによって得られた最適記録パワー値でデータを書き込んでいる(例えば、特許文献2参照)。
特開平9−288861号公報 特開平11−7645号公報
しかしながら、書換型ディスク用ビデオフォーマット(記録可能なDVDディスクにビデオレコード可能なDVDフォーマット)を有するDVD+Rディスク,DVD+WRディスク等の記録媒体にデータを書き込む情報記録装置では、上位装置(パーソナルコンピュータ等)からの最初のライトコマンドですぐにデータを書き始めることが出来ず、データ記録のリアルタイム性が損なわれてしまうという問題があった。
OPC処理自体は、センドOPCコマンド(SEND OPCコマンド)で予め実行しておくことは可能であるが、光ピックアップを光ディスク上の書込位置(ライト位置)へ移動させるのにはシーク動作を伴うため、すでに記録した光ディスクでは外周に次のライト位置があるため、やはり時間的なずれが生じてしまう。
この発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、書換型ディスク用ビデオフォーマットを有するDVD+Rディスク,DVD+WRディスク等の記録媒体に直ぐにデータ書き込みを開始できるようにすることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、次の情報記録装置と情報記録システムを提供する。
(1)記録媒体にデータを記録する情報記録装置において、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに上記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段を設けた情報記録装置。
(2)記録媒体にデータを記録する情報記録装置と、その情報記録装置へ上記記録媒体に記録するデータを出力する上位装置とからなる情報記録システムにおいて、上記情報記録装置に、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体のフォーマット情報を上記上位装置へ送信する手段と、上記上位装置から所定コマンドを受信したとき、上記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段を設け、上記上位装置に、上記情報記録装置からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて上記記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに上記情報記録装置へ所定コマンドを送信する手段を設けた情報記録システム。
(3)記録媒体にデータを記録する情報記録装置において、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに上記記録媒体に対する記録開始前処理を実行する手段を設けた情報記録装置。
(4)記録媒体にデータを記録する情報記録装置と、その情報記録装置へ上記記録媒体に記録するデータを出力する上位装置とからなる情報記録システムにおいて、上記情報記録装置に、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体のフォーマット情報を上記上位装置へ送信する手段と、上記上位装置から所定コマンドを受信したとき、上記記録媒体に対する記録開始前処理と、上記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる処理とを実行する手段を設け、上記上位装置に、上記情報記録装置からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて上記記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに上記情報記録装置へ所定コマンドを送信する手段を設けた情報記録システム。
(5)上記(3)の情報記録装置において、上記記録開始前処理を上記記録媒体の記録開始位置で実行するようにした情報記録装置。
(6)上記(4)の情報記録システムにおいて、上記記録開始前処理を上記記録媒体の記録開始位置で実行するようにした情報記録システム。
(7)上記(3)又は(5)の情報記録装置において、上記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する手段を設けた情報記録装置。
(8)上記(4)又は(6)の情報記録システムにおいて、上記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する手段を設けた情報記録システム。
(9)上記(3)(5)(7)のいずれかの情報記録装置において、上記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報と自装置と異なる識別情報とが記録されていることを検出したとき、上記記録媒体に対する記録開始前処理を実行しないようにする手段を設けた情報記録装置。
(10)上記(4)(6)(8)のいずれかの情報記録システムにおいて、上記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報と自装置と異なる識別情報とが記録されていることを検出したとき、上記記録媒体に対する記録開始前処理を実行しないようにする手段を設けた情報記録システム。
この発明による情報記録装置と情報記録システムは、書換型ディスク用ビデオフォーマットを有するDVD+Rディスク,DVD+WRディスク等の記録媒体に直ぐにデータ書き込みを開始することができる。
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて具体的に説明する。
図1は、この発明の一実施形態である光ディスク記録システムの構成を示すブロック図である。
この光ディスク記録システムは、上記情報記録装置に相当するDVD+R/RWドライブ等の光ディスクドライブ1と、上記上位装置に相当するDVDレコーダ2とからなる。
光ディスクドライブ1は、データ記録及び再生が可能なDVD+Rディスク,DVD+RWディスク等の光ディスク(記録媒体)18に対するデータの記録及び再生を行う情報記録装置であり、光ディスク18を回転させるスピンドルモータ等のモータ10と、そのモータ10の回転を制御する回転制御系部11と、光ディスク18にデータ記録及び再生のためのレーザ光Lを照射する光ピックアップ12を備えている。
また、その光ピックアップ12を光ディスク18の半径方向に移動させる粗動モータと、その粗動モータの回転駆動制御を行う粗動モータ制御系部と、その光ピックアップ12によるレーザ光Lの発光駆動等の制御を行う光ピックアップ制御系部とからなる粗動モータ/光ピックアップ制御系部13と、光ピックアップ12からの再生信号と光ピックアップ12への記録信号の入出力を制御する信号処理系部14と、光ディスク18に記録するデータ及び光ディスク18から再生したデータ等の各種データを一時的に格納すると共に、コントローラ17が各種の処理を実行する際にデータを一時的に記憶する領域として利用するキャッシュメモリ15を備えている。
さらに、DVDレコーダ2と外部インタフェース30を介してデータのやり取りを可能に接続し、DVDレコーダ2との間のデータのやり取りを制御する外部インタフェース制御系部16と、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、図示を省略したROMやRAM等のメモリにこの発明に係る手順を実行するプログラムを含む各種のプログラムを記録し、そのプログラムの手順を実行することによってこの発明に係る機能を実現するコントローラ17を備えている。そのコントローラ17により、後述のこの発明に係る情報記録方法(ライト開始前処理,ライト位置ポーズ処理)の処理を行う。このコントローラ17のROM又はRAMには自装置の装置固有の識別情報(固有の識別コード)であるドライブIDを格納している。
一方、DVDレコーダ2は、外部インタフェース30を介して光ディスクドライブ1とデータの出力及びデータの入出力可能に接続し、光ディスクドライブ1に記録用のデータを出力したり、光ディスクドライブ1に対してこの発明に係る所定コマンド(ライト開始前処理コマンド,ライト位置ポーズ処理コマンド)を送ったり、光ディスクドライブ1に対してデータ再生制御処理の指示を送ったり、光ディスクドライブ1によって再生されたデータを受け取る。
映像信号発生機20は、映像記録時にTVアンテナ,衛星アンテナ等から映像信号を入力してデータ変換部21へ送り、映像再生時にデータ変換部21から受け取った映像信号を外部に接続されたビデオ機器等の端子へ出力する。
データ変換部21は、コントローラ23からの指示によって映像信号発生機20から送られる映像信号をエンコードして暗号化し、光ディスクドライブ1によって再生されたデータを入力し、そのデータの暗号化を解除してデコードする処理を行う。
外部インタフェース制御系部22は、光ディスクドライブ1と外部インタフェース30を介してデータのやり取りを可能に接続し、光ディスクドライブ1との間のデータのやり取りを制御する。
コントローラ23は、CPU,ROM及びRAM等からなるマイクロコンピュータによって実現され、図示を省略したROMやRAM等のメモリにこの発明に係るプログラムを含む各種のプログラムを記録し、そのプログラムの手順を実行することによってこの発明に係る制御方法の処理を行う。コントローラ23内のROM又はRAMには、このDVDレコーダ2に固有の識別情報(装置ID)を読み出し可能に記憶している。
外部インタフェース30は、光ディスクドライブ1及びDVDレコーダ2とを接続し、双方でデータのやり取りを可能にするためのATAPI,SCSI,USB,IEEE1394等のインタフェースである。
また、光ディスクドライブ1との間でデータ転送する装置には上記DVDレコーダ2の他にホストコンピュータなどがある。
次に、上記光ディスク記録システムにおけるこの発明に係る機能について説明する。
(1)光ディスクドライブ1が、光ディスク18の書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈して次の追記位置を解析し、そこに記録先に移動する場合。
光ディスクドライブ1のコントローラ17のROM又はRAMに、予め電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスク18のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手順を実行させるためのプログラムを格納する。
そして、コントローラ17が上記プログラムを実行することにより、電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスク18のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる処理を実行する。
すなわち、上記コントローラ17が電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに上記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段の機能を果たす。
上記光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断するためには、光ディスク18の書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈する必要がある。その解釈処理について説明する。
図2は、図1に示した光ディスク18のリアルタイムビデオ記録フォーマットに従う概略データ構造を示す図である。
該データ構造は、DVD−ROMデータ構造化で知られているように、リードイン領域(LI)、ボリューム(VOL)及びファイルシステム領域(FS)、ビデオマネージャ領域(VMG)、1つのビデオタイトルセット(VTS)、他の構造のために確保された領域(OTHER)、並びにリードアウト領域(LO)を有している。
同図に特に示されていないものは、VTSタイトル用ビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)内の提示制御情報(PCI)及びデータ検索情報(DSI)であり、両方とも各ビデオオブジェクト単位(VOBU)のナビゲーションパック(NV_PCK)内に分散されている。
まず、このリアルタイムビデオ記録フォーマットによるデータ構成の概略を説明する。
ビデオマネージャ(VMG)に関しては、次のことが述べられる。
ビデオマネージャ(VMG)はタイトルメニュを含まなければならない。結果として、ビデオマネージャメニュー用のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)は必須である。
ビデオタイトルセット(VTS)に関しては、次のことが述べられる。
光ディスク18上のデータ構造は、1つのビデオタイトルセット(VTS)のみを含む。ルートメニュは、タイトルメニュを呼ぶ前置命令を伴うようなダミープログラムチェーン(PGC)を含まなければならない。
光ディスク18上には他のビデオタイトルセット(VTS)メニュが存在してはならない。結果として、ビデオタイトルセット(VTS)は、ビデオタイトルセットメニュ用のビデオオブジェクトセット(VTSM_VOBS)は含まない。ビデオタイトルセット(VTS)のビデオタイトルセットタイトル用のビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)は、記録されたビデオコンテンツを含む。
ビデオオブジェクトセット(VOBS)、ビデオオブジェクト(VOB)及びセルに関しては、次のことが述べられる。
ビデオオブジェクト(VOB)は、一緒にD4に規定されるMPEG−2プログラムストリーム(の一部)を構成するような連続的に記録されたセルの系列(の一部)である。
ビデオオブジェクト(VOB)の最初のセルの始点からは、このセルが如何なるタイトルにも使用されない場合、整数個のMPEG−2プログラムストリームパックが無い可能性がある。
ビデオオブジェクト(VOB)の最終セルはバッファセルであり、如何なるタイトルによっても使用されない。
ビデオオブジェクトセット(VOBS)は、連続的に記録されたビデオオブジェクト(VOB)の集合である。書換型ディスク上のビデオオブジェクト(VOB)及びセルは、D2及びD4に開示されたDVD読取専用ディスク用のビデオ仕様には完全には従わない。下記の例外が許容され、又は必要とされる。
1)DVDビデオ仕様は、ビデオオブジェクト(VOB)が零に等しいシステムクロック基準(SCR)で開始することを要件とする。
2)1つのビデオオブジェクト(VOB)からのビデオストリームの表示は、トップフィールドで開始する必要もなく、ボトムフィールドで終了する必要もない。
3)DVDビデオ仕様は、ビデオオブジェクト(VOB)及びセルの増加的番号付けを規定している。ディスクを最初に記録する場合、該要件は通常満たされる。しかしながら、古い記録が(部分的に)重ね書きされる場合、又はユーザにより編集がなされる場合は、上記増加的番号付けを維持することは不可能であろう。この問題を克服するために、全てのビデオオブジェクト(VOB)のビデオオブジェクト識別番号(VOB ID)が“1”に等しいことを要する。これに加えて、セルID番号(番号255を除く)は固有のままとするが、これらの番号は順番通りでないことが許容される。
4)ビデオオブジェクト(VOB)及びセルは、順方向検索を容易化するために、順方法参照(forward references)を持つナビゲーションパック(NV_PCK)を含む。これらの順方向参照の幾つかは、記録時には知ることができないので、レガシ再生装置を受け入れられる態様で動作させるような値で符号化されなければならない。
5)上記ナビゲーションパック(NV_PCK)も、ビデオオブジェクト(VOB)の最終ビデオフレームの提示終了時間を指定するパラメータを含む。このパラメータは、全ての場合においてリアルタイムに正しくすることはできない。この問題を解決するために、このパラメータのために、大きな値が記録される。ビデオオブジェクト(VOB)の終わりにおけるバッファセルが、ビデオオブジェクト(VOB)の終わりに再生中には決して到達しないことを保証する。
記録に関しては、以下のことが述べられる。ビデオタイトルセット内のタイトルに関するビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)は、記録と呼ばれる隣接する断片の集合に分割することができ、これら断片は必ずしもビデオオブジェクト(VOB)と一致しない。記録は、整数個のMPEG−2のPSパックを含む。
記録は、ユーザに提示される際のコンテンツの分割に関係する。
完全タイトル(Full Title)、再生リスト及び空きスペースに関しては、以下のことが述べられる。
各記録に対して、2つの単一連続PGCタイトル(One_Sequential_PGC_Title)、即ち1つの完全タイトル及び1つの再生リストが作成される。完全タイトルは、記録の全ての完全なセル(バッファセルを除く)の再生を、ビデオオブジェクトセット(VOBS)内の割り付け順に規定する。再生リストは完全タイトルとは異なり得る。もしそうなら、再生リストは、完全タイトルにより再生されるセルの副集合の再生を規定する。
完全タイトル及び再生リストは、各々、VMGIにおけるタイトル検索ポインタテーブル内のタイトル(TT_SRPT)として、及びVTSIにおける部分タイトル(Part_of_Title)検索ポインタテーブル内のタイトル単位(TTU)(VTS_PTT_SRPT)として表される。再生リストは、該再生リストに対して異なるプログラムチェーン(PGC)が記録されていない限り、対応する完全タイトルと同一のプログラムチェーン(PGC)を指し示す。
完全タイトル及び再生リストタイトルは、空きスペースとしてタグ付けされていない限り、実タイトルである。完全タイトルがユーザにより削除された場合は、固有な再生形式値(TT_PB_TY)を設定することにより、タイトル検索ポインタテーブル(TT_SRPT)における完全タイトル及び再生リストの両方が空きスペースとしてタグ付けされる。
2つの連続した完全タイトルが削除された場合は、タイトル検索ポインタテーブル(TT_SRPT)へのエントリは、1つの新たなタイトルへ合成されるべきである。また、関係する再生リストも合成され、空きスペースとしてタグ付けされる。ディスク上においてVTSタイトルVOBSの終わりに又はVTSの境界を越えて得られる空きスペースは、TT_SRPTには反映されない。
図6はタイトルのPGCIを見付ける一例を図示している。
図6では、下記のデータ構造が示される。即ち、タイトル再生形式(TT_PB_TY)、部分タイトルの数(PTT_N)、VTSタイトル番号(VTS_TTN)、PGC番号(PGCN)、プログラム番号(PGN)、VTSタイトル番号(VTS_TTN)、VTSプログラムチェーン情報テーブルの開始アドレス(VTS_PGCI_SA)、プログラムチェーン情報テーブル(PGCIT)、角度(Angle)の数(AGL_N)、タイトル用の親IDフィールド(TT_PTL_ID_FLD)、VTS番号(VTSN)及び親IDフィールド(PTL_ID_FLD)である。
各タイトル(最終再生リストタイトル及び最終完全タイトルを除く)は、関連するプログラムチェーン情報(PGCI)におけるLinkPGCN命令により次のタイトルにリンクされる。最終再生リスト及び最終完全タイトルのプログラムチェーン情報(PGCI)は、タイトルメニュに対するCallSSを含む。当該タイトルが空きスペースとしてタグ付けされている場合、この命令は、プログラムチェーン情報(PGCI)に前置命令として記憶される。それ以外の場合、該命令は後置命令として記憶される。
光ディスク18上の完全タイトルの数は、49を最大として再生リストの数に等しい。タイトルは、最大で99個のチャプタ(Part_of_Title)に副分割することができる。1つのディスク上における全ての完全タイトルに対するチャプタの最大数は254である。
次に、読取専用フォーマットと比較した場合の制限及び修正を示す。
図2を参照して既に示したように、光ディスク18上にビデオタイトルセットが記録される。
図3は、図2に示したビデオマネージャ(VMG)領域内のビデオマネージャ一般情報(VMGI)のデータ構造を図示している。
図2におけるのと同様に、提示制御情報(PCI)及びデータ検索情報(DSI)は図3では示していない。
もっとも、斯かる情報は、ビデオマネージャメニュ用のビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)の各ビデオオブジェクト単位(VOBU)における対応するナビゲーションパック(NV_PCK)に分散されている。
ビデオマネージャ情報管理テーブル(VMGI_MAT)に関しては、プロバイダ固有ID(PVR_ID)の最初の8バイトは、所定のストリングを含んでいる。最初の再生プログラムチェーン(FP_PGC)は、タイトルメニュに対するJumpSSを前置命令として含んでいる。
タイトル検索ポインタテーブル(TT_SRPT)は、等しい長さの2つの区域からなっている。最初の半部はN個の再生リストに対するポインタを含み、第2半部はN個の完全タイトルに対するポインタを含んでいる。再生リスト及び完全タイトルは、ビデオオブジェクトセット(VOBS)における最初に使用されるセルの増加する開始アドレスの順に記憶される。全てのタイトルは、Time_Play()及びTime_Search()が阻止されるような単一連続PGCタイトル(One_Sequential_PGC_Titles)である。Part_of_Title_Play()及びPart_of_Title_Search()は空きスペースに関連するタイトルに対しては阻止されるべきであり、他のタイトルに対しては阻止されるべきではない。
表1はタイトル再生形式(TT_PB_TY)フィールドにより示されるように許容される再生形式の値を示す表である。
Figure 2005149550
ビデオマネージャメニュプログラムチェーン情報単位テーブル(VMGM_PGCI_UT)は、タイトルメニュにリンクされている。1つの言語単位のみが存在すべきである。ビデオマネージャメニュは、この言語単位で存在すべきである。
ビデオタイトルセット属性テーブル(VTS_ATRT)に続き、ビデオマネージャメニュセルアドレステーブル(VMGM_C_ADT)は、最大で170セルに制限され、ビデオマネージャメニュビデオオブジェクト単位アドレスマップ(VMGM_VOBU_ADMAP)は最大で511のVOBUに制限される。
ビデオマネージャ領域(VMG)の残りの部分は、ビデオマネージャメニュビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)及びビデオマネージャ情報のバックアップ(VMGI_BUP)により占有される。
図4を参照して、ビデオタイトルセット情報(VTSI)を説明する。
ルートメニュはダミープログラムチェーン(PGC)のみを含み、他のメニュは許容されないから、ビデオタイトルセット(VTS)メニュは関連するビデオオブジェクト(VOB)データを有していない。
結果として、ビデオタイトルメニュのセルアドレステーブル(VTSM_C_ADT)及びビデオタイトルセットにおけるビデオオブジェクト単位のアドレスマップ(VTSM_VOBU_ADMAP)は存在しない。
図5に示すように、ビデオタイトルセット情報の管理テーブル(VTSI_MAT)は以下の領域(図示略)を有している。
(イ)VTSビデオ属性(VTS_V_ATR)(ビデオ圧縮モードはMPEG−2に準拠する)
(ロ)このVTSで使用される、異なるオーディオストリーム属性セットの数を記述するオーディオストリームの数(VTS_AST_N)
(ハ)このVTSに対して規定される(及び使用され得る又は使用され得ない)異なるオーディオストリーム属性セットを掲載するVTSオーディオストリーム属性テーブル(VTS_AST_ATRT)。各タイトルに対するPGCIは、これらセットのどれが実際に使用されるかを規定する。
(ニ)副画像ストリームの数(VTS_SPST_N)(このVTSでは1に設定する)
(ホ)VTS副画像ストリーム属性テーブル(VTS_SPST_ATRT)(このテーブルにおける全てのフィールドは零である)。
ビデオタイトルセット情報(VTSI)は、更に、ビデオタイトルセット部分タイトル検索ポインタテーブル(VTS_PTT_SRPT)を有し、タイトル単位はタイトル検索ポインタ(TT_SRPT)におけるタイトルと同一の順序で記録される。
次に存在するのはビデオタイトルセットプログラムチェーン情報テーブル(VTS_PGCIT)である。
ビデオタイトルセットプログラムチェーン情報(VTS_PGCI)検索ポインタの数は、タイトル検索ポインタテーブル(TT_SRPT)におけるタイトルの数と等しい。検索ポインタは、タイトルと同じ順序で記録される。全てのプログラムチェーン(PGC)は、ブロックモード、ブロック形式及び親IDフィールド(PTL_ID_FLD)に対する全てのビットを零とするエントリPGCである。再生リストが関連する完全タイトルと等しい場合、それらのビデオタイトルセットプログラムチェーン情報の開始アドレス(VTS_PGCI_SA)値は等しい。
ビデオタイトルセットメニュプログラムチェーン情報単位テーブル(VTSM_PGCI_UT)に関しては、次のことが述べられる。
VTSM_PGCI_UTIにおいて指定されるビデオタイトルセットメニュ言語単位の数は、1でなければならない。正確に1個のビデオタイトルセットメニュ言語単位検索ポインタ(VTSM_LU_SRP)が存在する。ルートメニュが存在することを示すために、ビデオタイトルセットメニュ存在フィールド(VTSM_EXST)は値(1000 0000b)を含んでいなければならない。ビデオタイトルセットメニュ言語単位(VTSM_LU)は、丁度1個のプログラムチェーン情報検索ポインタ(VTSM_PGCI_SRP)を含む。ビデオタイトルセットメニュプログラムチェーン(VTSM_PGC)用のビデオタイトルセットメニュプログラムチェーン区分パラメータ(VTSM_PGC_CAT)は、関連するプログラムチェーン(PGC)がルートメニュに対するエントリPGCであることを示す値(8300 0000h)を含んでいる。正確に1個のビデオタイトルセットメニュプログラムチェーン情報(VTSM_PGCI)が存在する。
ビデオタイトルセットタイムマップテーブル(VTS_TMAPT)はビデオタイトルセットタイムマップ(VTS_TMAP)を含み、これらマップは光ディスク18上の全てのタイトルに対して存在するが如何なるマップエントリも含んでいない。
ビデオタイトルセットセルアドレステーブル(VTS_C_ADT)に関しては、パラメータは、ビデオタイトルセットにおけるビデオオブジェクトの数(VTS_VOB_N)を含み、該数は値“1”を含む。該VTS_VOB_Nは、書換型ディスクのビデオオブジェクトセットにおけるVOBの実際の数は反映していないことに注意されたい。
それは、全てのVOBのVOB ID番号が“1”に設定されているので、1に設定される。全てのビデオタイトルセットセル断片情報(VTS_CPI)は、ビデオタイトルセットビデオオブジェクトID番号(VTS_VOB_IDN)に対して同一の値(“1”)を有する。
VTS_C_IDNが“1”から開始して“254”まで増加するようにして、正確に254のVTS_CPIブロックが記録される。実タイトルの如何なるPGCによっても参照されないセル断片のビデオタイトルセットセル断片の開始アドレス及び終了アドレス(VTS_CP_SA及びVTS_CP_EA)は、値(0000 0000h)を含む。空きスペースタイトルのPGCにより参照されるセル断片は、零の開始及び終了アドレスを含むことに注意されたい。
ビデオタイトルセットビデオオブジェクト単位アドレスマップ(VTS_VOBU_ADMAP)に関しては、VTSTT_VOBSに完全に含まれるVOBSの全てのビデオオブジェクト単位(VOBU)開始アドレスが、ここに昇順に掲載される。空きスペースの一部であるVOBUのVOBU開始アドレスも、VTS_VOBUアドレスマップに含まれることに注意されたい。
次に、タイトルプログラムチェーン用のプログラムチェーン情報領域(PGCI)の構造を図6を参照して説明する。
この構造は、プログラムチェーン一般情報領域(PGC_GI)と、プログラムチェーン命令テーブル(PGC_CMDT)と、セル再生情報テーブル(C_PBIT)と、セル位置情報テーブル(C_POSIT)とを有している。
プログラムチェーン一般情報(PGC_GI)に関しては、プログラムチェーンオーディオストリーム制御テーブル(PGC_AST_CTLT)における利用可能性フラグのうちの正確に1つが(1b)に設定されることに注意されたい。i番目の利用可能性フラグがセットされている場合、このビデオタイトルセット(VTS)用に定義されたi番目のオーディオストリームパラメータセットが、このプログラムチェーン(PGC)に対して有効となる。復号オーディオストリーム番号は常に“0”である。
プログラム副画像ストリーム制御テーブル(PGC_SPST_CTCL)における最初のプログラムチェーン副画像ストリーム制御(PGC_SPST_CTL)フィールドの利用可能性フラグは、(1b)に設定される。プログラム副画像ストリーム制御テーブル(PGC_SPST_CTCL)の他の全てのビットは値(0b)を含む。
プログラムチェーンナビゲーション制御(PGC_NV_CTL)におけるプログラム(PG)再生モードは、順次再生に設定される。静止時間値は、静止無しに設定される。
PGC命令テーブル(PGC_CMDT)は、正確に3つの命令を含んでいる。当該仕様の該バージョンによれば、単一の命令のみが実際に使用され(タイトルのリンク用に)、他の2つの命令はNOP命令(0000 0000h)である。タイトルのリンクに何れの命令が使用されるかは、表2に定義される。表2はPGCIにおける命令を示す表である。
Figure 2005149550
セル再生情報テーブル(C_PBIT)に関しては、セルは角度ブロックの一部ではなく、インターリーブされたブロックには存在しない。
セル位置情報テーブル(C_POSIT)に関しては、PGCにおける全てのセルのビデオオブジェクトの識別番号は値“1”を含む。DVD−VRディスクにおいては、全てのVOBが同一のVOB_IDNを持つことに注意されたい。
セル再生情報に継ぎ目無し再生フラグが設定されたセルのセルID番号が、1だけ増加された前のセルID番号と同一でないことは、許容される。
提示制御情報(PCI)に関しては、再生リストの修正が、セルが2つの新たなセルに分割されることを必要とするかもしれないことに注意されたい。その場合、セル経過時間(PCI_GIにおけるC_ELTM)の全ての値は、第2セルの全てのPCIフィールドにおいて更新されねばならない。
リアルタイムストリーム属性を担持するための、読取専用ディスク用のDVDビデオフォーマットに対する付加的データフィールドを以下に示す。
本仕様においては、提示制御情報の一般情報(PCI_GI)の最後の予備の32バイトは表3に示すように再定義される。表3はPCI_GIの終わりにおける予備フィールドの再定義を示す表である。
Figure 2005149550
PCI_GI_XIはアプリケーションを識別すると共に、拡張の長さを指定する。このバイトにおける全ビットが零である場合は、このフィールドに続くPCI_GIのバイトも零である。
Figure 2005149550
表4に示すように、このVTSに関しVTSI_MATで定義されるストリーム属性がリアルタイムストリーム属性により置き換えられるべき場合は、アプリケーション識別子は値(0001b)を含む。それ以外の場合は、値(0000b)を含む。リアルタイムストリーム属性は、このフィールドが含まれるVOBUの開始PTMから終了PTMまで有効である。
拡張の長さは、このフィールドに続く該拡張のバイト数を定義する。該拡張の長さは、アプリケーション識別子が(0001b)である場合は値(0010b)含まなければならない。該拡張の長さは、アプリケーション識別子が(0000b)である場合は、値(0000b)を含む。
Figure 2005149550
RT_V_ATRは、リアルタイムビデオストリーム属性を記述する。
表5に示すように、アスペクト比、ソース画像ボックス化及びフィルムカメラモードは、読取専用ディスク用のDVD仕様に定義された通りの意味を有する。
Figure 2005149550
RS_AST_ATRはリアルタイムオーディオストリーム属性を記述する。
表6に示すように、読取専用ディスクのDVD仕様に定義されたサラウンド型式。
データ検索情報(DSI)に関しては、全てのVOBが連続したブロックに割り当てられ、角度は存在しないことに注意されたい。
データ検索情報一般情報(DSI_GI)に関しては、ビデオオブジェクトID番号(VOB_ID)が常に1である。更に、ビデオオブジェクトにおいては、セルID番号は1から単調に増加する必要はない。セルIDに対しては、以下の規則が当てはまる。
・セルIDは、同一のセルに属する全てのVOBUにおいて同一である。
・実タイトルにより使用されるセルは、それらのセルIDにより固有に識別される。
再生リストの修正は、セルが2つの新たなセルに分割されることを要するかもしれないことに注意すべきである。その場合、セル経過時間(DSI_GIにおけるC_ELTM)の全ての値は、第2セルにおける全DSIフィールドで更新されるべきである。
ビデオオブジェクトに関しては、当該セルが如何なるタイトルによっても使用されない場合は、整数個のMPEG−2プログラムストリームパックがVOBにおける最初のセルの始点から無くなり得る。VOBの最終セルはバッファセルである。
VOBの間の継ぎ目無し接続は除外されることに注意されたい。
VOBにおいては、1つのオーディオストリームのみが許容される。オーディオ復号ストリーム番号は“0”である。
VOB内では、1つの副画像ストリームのみが許容される。副画像復号ストリーム番号は“0”である。副画像単位(SPU)に関するデータは、1つのVOBU内に完全に含まれる。SPU有効期間は、VOBUの開始PTMより前では開始してはならず、VOBUの終了PTMより遅く終了してもならない。
書換型ディスク用のDVDビデオフォーマットは、読取専用ディスク用のDVDビデオフォーマットとは完全には同一ではない。相違点は、(1)データ割り付けの規則、及び(2)リアルタイムデータストリームにおけるナビゲーションデータの幾つかの細部にある。最初の型式の相違点は、通常、DVDビデオプレーヤに対しては何の結果も果たさない。上記第2の型式の相違点の結果として、幾つかの場合においては、書換型ディスクを用いたDVDビデオ再生装置のトリックモード動作は、事前記録されたディスクを用いた場合と常に正確に同一とは限らない。
すなわち、上記構造体であるか否かをチェックし、上記構造体であれば書換型ディスク用DVDビデオフォーマットであると判断する。
次に、上記フォーマットに基づいてデータ追記位置を解析して決定する処理について説明する。
前記ビデオオブジェクトセット(VOBS)の当該実時間データが新タイトルによって上書きされた場合、上記ビデオ・タイトル・セット情報(VTSI)及び上記ビデオ・マネージャ情報(VMGI)は更新される。
しかしながら、図7では、前記ビデオ・タイトル・セット(VTS)がビデオ及びオーディオ用に一つのパラメーター・セットだけを含む場合に限られる。例えばアスペクト(縦横)比に関連したパラメータのように、ロング・プレイ・モード対ノーマル・プレイ・モード、画像サイズとビデオ・コーディング・モード(MPEG1又はMPEG2)などである。
図8は、多重ビデオ・タイトル・セットの配列を示す図である。
この配列では、インターリーブされたビデオ・タイトル・セット(VTS#1,VTS#2,…)が可能になる。
上記ビデオ・タイトル・セット(TITLE1,TITLE2,TITLE3)の当該実時間データは連続して配列される一方で、対応するビデオ・タイトル・セット情報(VTSI#1,VTSI#2,VTSI#3)は別々に配列される。
実時間データが上書きされると、この情報構造は当該残存データ構造の基準のみが作成されるように適応される。プレーヤは、様々なビデオ・タイトル・セットの前記実時間データがインターリーブされて配列されていることには気付かない。
たった一つのタイトル(TITLE1)を示す図8の(a)を参照すると、図8の(b)は一つの追加タイトル(TITLE2)を示し、図8の(c)は2つの追加タイトル(TITLE2及びTITLE3)を示す。
各ナビゲーション・パック(NV−PCK)は、任意のビデオ・タイトル・セット(VTS)の実時間データを含む第1セクタに比例する相対的なブロック・ナンバー(NV−PCK−LBN)を有することに注意されたい。これは全ての実時間データ用の前記共通基準点として認識される。
上記ビデオ・タイトル・セット情報(VTSI#1,VTSI#2,VTSI#3)ファイルは、光ディスク18上の別々の部分に位置づけされ、望ましくは任意の実時間データ構造の前に置かれる。
この位置づけはまた対応する複写ファイル(DUP1,DUP2,DUP3)に対しても成される。各ビデオ・タイトル・セットは、対応するビデオ・タイトル・セット情報(VTSI)で定義されたように、それ自身のビデオ及びオーディオのパラメーターを有することを可能にする。
そして、上記ビデオタイトルセットの当該実時間データに基づいてデータ追記位置の解析を行う。つまり、最後のタイトルの時間データの最後に継ぎ足すことによって次のデータ記録開始位置を決定する。
図9は、上記光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第1の処理例を示すフローチャート図である。
光ディスクドライブ1のコントローラ17は、電源オン時又は光ディスク挿入時にステップ(図中「S」で示す)1でディスク検出処理を行い、上述した書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈する処理を行い、ステップ2で光ディスクが書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットでなければこの処理を終了し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットの場合はステップ3で書換型ディスク用DVDビデオフォーマットのファイルシステム上で決められたデータ追記位置を解析し、ステップ4でそのデータ追記位置まで光ピックアップを移動させて(データ記録開始位置を上記データ追記位置に移動させて)待機し、この処理を終了する。
(2)DVDレコーダ2側が書換型ディスク用DVDビデオディスクを認識したら、光ディスクドライブ1へライト位置でのポーズコマンド(新規コマンド)を発行する場合。
光ディスクドライブ1のコントローラ17のROM又はRAMに、予め電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18のフォーマット情報をDVDレコーダ2へ送信する手順と、DVDレコーダ2から所定コマンドを受信したとき、光ディスク18のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手順を実行するプログラムを格納する。
一方、DVDレコーダ2のコントローラ23のROM又はRAMに、光ディスクドライブ1からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスクドライブ1へ所定コマンドを送信する手順を実行するプログラムを格納する。
そして、コントローラ17と23が上記プログラムをそれぞれ実行することにより、光ディスクドライブ1は電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18のフォーマット情報をDVDレコーダ2へ送信し、DVDレコーダ2は光ディスクドライブ1からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスクドライブ1へ所定コマンドを送信し、光ディスクドライブ1はDVDレコーダ2から所定コマンドを受信したとき、光ディスク18のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる処理を実行する。上記フォーマット情報は上記光ディスクから読み取ったディスク検出情報(書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断するための情報)である。
すなわち、上記コントローラ17が、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体のフォーマット情報を上記上位装置へ送信する手段と、上記上位装置から所定コマンドを受信したとき、上記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段の機能を果たす。また、上記コントローラ23が、上記情報記録装置からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて上記記録媒体が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに上記情報記録装置へ所定コマンドを送信する手段の機能を果たす。
図10は、上記光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第2の処理例を示すフローチャート図である。
光ディスクドライブ1のコントローラ17は、電源オン時又は光ディスク挿入時にディスク検出処理を行い、そのディスク検出処理によって得られたディスク検出情報をフォーマット情報としてDVDレコーダ2へ送信し、DVDレコーダ2のコントローラ23は、図10のステップ(図中「S」で示す)11で光ディスクドライブからディスク検出情報(フォーマット情報)を取得(受信)すると、ステップ12でそのディスク検出情報に基づいて上述した書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈する処理を行い、光ディスクが書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットでなければこの処理を終了する。
一方、ステップ12の判断で書換型ディスク用DVDビデオフォーマットの場合は、ステップ13で光ディスクドライブにデータ追記位置へデータ記録開始位置を移動させるための所定コマンドとしてライト(記録)位置ポーズコマンドを発行(送信)する。そして、光ディスクドライブ1のコントローラ23は、ステップ14で書換型ディスク用DVDビデオフォーマットのファイルシステム上で決められたデータ追記位置を解析し、そのデータ追記位置まで光ピックアップを移動させて(データ記録開始位置を上記データ追記位置に移動させて)待機し、この処理を終了する。
(3)光ディスクドライブ1が、光ディスク18の書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを認識したら自ら先にライト開始前処理(OPC)を実行する場合。
光ディスクドライブ1のコントローラ17のROM又はRAMに、予め電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスク18に対する記録開始前処理を実行する手順を実行するプログラムを格納する。
そして、コントローラ17は、上記プログラムを実行することにより、電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスク18に対する記録開始前処理を実行する。
すなわち、上記コントローラ17が、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに上記記録媒体に対する記録開始前処理を実行する手段の機能を果たす。
図11は、上記光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第3の処理例を示すフローチャート図である。
光ディスクドライブ1のコントローラ17は、電源オン時又は光ディスク挿入時にステップ(図中「S」で示す)21でディスク検出処理を行い、上述した書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈する処理を行い、ステップ22で光ディスクが書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットでなければこの処理を終了し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットの場合はステップ23でライト開始前処理(OPC)を実行し、この処理を終了する。
OPCは、光ディスクの最内周にあるPCA(Power Calibration Area)を使用して、所定の記録速度(線速度)でLDの記録パワーを段階的に変化させてテストデータの試し書きを行い、そのテストデータを再生したときの再生信号のβ(アシンメトリ)を評価し、最良のβが得られた記録パワーをその記録速度における最適記録パワーとして決定する記録パワー制御方式である。
(4)DVDレコーダ2側が書換型ディスク用DVDビデオディスクを認識したら、光ディスクドライブ1へライト開始前処理(OPC)コマンドとライト位置でのポーズコマンド(新規コマンド)を発行する場合。
光ディスクドライブ1のコントローラ17のROM又はRAMに、予め電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18のフォーマット情報をDVDレコーダ2へ送信する手順と、DVDレコーダ2から所定コマンドを受信したとき、光ディスク18に対する記録開始前処理の手順と、光ディスク18のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手順を実行するプログラムを格納する。
一方、DVDレコーダ2のコントローラ23のROM又はRAMに、光ディスクドライブ1からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスクドライブ1へ所定コマンドを送信する手順を実行するプログラムを格納する。
そして、コントローラ17と23が上記プログラムをそれぞれ実行することにより、光ディスクドライブ1は電源投入時に装着されている光ディスク18又は挿入時の光ディスク18のフォーマット情報をDVDレコーダ2へ送信し、DVDレコーダ2は光ディスクドライブ1からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて光ディスク18が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに光ディスクドライブ1へ所定コマンドを送信し、光ディスクドライブ1はDVDレコーダ2から所定コマンドを受信したとき、光ディスク18に対する記録開始前処理の手順と、光ディスク18のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる処理を実行する。上記フォーマット情報は上記光ディスクから読み取ったディスク検出情報(書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断するための情報)である。
すなわち、上記コントローラ17が、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体のフォーマット情報を上記上位装置へ送信する手段と、上記上位装置から所定コマンドを受信したとき、上記記録媒体に対する記録開始前処理と、上記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を上記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段の機能を果たす。また、上記コントローラ23が、上記情報記録装置からフォーマット情報を受信したとき、そのフォーマット情報に基づいて上記記録媒体が書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットと判断されたときに上記情報記録装置へ所定コマンドを送信する手段の機能を果たす。
図12は、上記光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第4の処理例を示すフローチャート図である。
光ディスクドライブ1のコントローラ17は、電源オン時又は光ディスク挿入時にディスク検出処理を行い、そのディスク検出処理によって得られたディスク検出情報をフォーマット情報としてDVDレコーダ2へ送信し、DVDレコーダ2のコントローラ23は、図12のステップ(図中「S」で示す)31で光ディスクドライブからディスク検出情報(フォーマット情報)を取得(受信)すると、ステップ32でそのディスク検出情報に基づいて上述した書換型ディスク用DVDビデオフォーマットを解釈する処理を行い、光ディスクが書換型ディスク用DVDビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用DVDビデオフォーマットでなければこの処理を終了する。
一方、ステップ32の判断で書換型ディスク用DVDビデオフォーマットの場合は、ステップ33で光ディスクドライブに記録パワーの最適化処理を行わせるための所定コマンドとしてライト開始前処理(OPC)コマンドと、データ追記位置へデータ記録開始位置を移動させるための所定コマンドとしてライト(記録)位置ポーズコマンドとを発行(送信)する。
そして、光ディスクドライブ1のコントローラ23は、ステップ34でライト開始前処理(OPC)を実行して最適記録パワーを決定し、ステップ35で書換型ディスク用DVDビデオフォーマットのファイルシステム上で決められたデータ追記位置を解析し、そのデータ追記位置まで光ピックアップを移動させて(データ記録開始位置を上記データ追記位置に移動させて)待機し、この処理を終了する。
(5)上記処理において、ライト開始前処理(OPC)を規格書(Book)で規定されたところではなくライト開始位置で行ってシークのロスを無くす場合。
通常、規格書ではOPCをPCA領域に記録する。データ記録開始位置がPCA領域から遠い場合は、ライト開始位置でOPC時の書き込みを実行すれば素早く処理を終了できる。OPC終了後にその書き込んだデータを消去(Erase)することにより、読み込み時にエラーを起こすこともない。なお、この場合の処理はデータ消去を行うのでDVD+RWディスクに対してのみ行う必要がある。
そこで、上記プログラムに、上記記録開始前処理を光ディスク18の記録開始位置で実行するようにする手順を設ける。
そして、コントローラ17が上記記録開始前処理を光ディスク18の記録開始位置で実行する。
すなわち、上記コントローラ17は、上記記録開始前処理を光ディスク18の記録開始位置で実行する手段の機能も果たす。
図13は、上記光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第5の処理例を示すフローチャート図である。
コントローラ17は、上述の自らライト開始前処理(OPC)を実行、あるいはDVDレコーダ2からの所定コマンドでライト開始前処理(OPC)を実行する処理に変えて、図13のステップ(図中「S」で示す)41でデータ記録開始位置か否かを判断し、データ記録開始位置でなければ、ステップ42で書換型ディスク用DVDビデオフォーマットのファイルシステム上で決められたデータ追記位置を解析し、そのデータ追記位置まで光ピックアップを移動させ、ステップ43でライト開始前処理(OPC)を実行して最適記録パワーを決定し、この処理を終了する。
(6)上記処理において、OPCの情報を光ディスクに記録し、その情報を使うことで無駄なOPCの処理を無くす場合。
そこで、上記プログラムに、光ディスク18に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する手順を設ける。
そして、コントローラ17が光ディスク18に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する。
すなわち、上記コントローラ17は、上記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する手段の機能も果たす。
図14は、上記光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第6の処理例を示すフローチャート図である。
コントローラ17は、上述の自らライト開始前処理(OPC)を実行、あるいはDVDレコーダ2からの所定コマンドでライト開始前処理(OPC)を実行する場合、図14のステップ(図中「S」で示す)51で光ディスクにライト開始前処理を実行したことを示すOPC情報が記録されているか否かを判断し、記録されていなければ、ステップ52でライト開始前処理(OPC)を実行して最適記録パワーを決定し、ステップ53で光ディスクに自装置内から読み出したドライブID(光ディスクドライブの固有の識別情報)とライト開始前処理を実行したことを示すOPC情報(OPC処理結果情報)を記録し、この処理を終了する。
また、ステップ51で光ディスクにOPC情報が記録されていれば、ステップ54で光ディスクに記録されているドライブIDと自装置(光ディスクドライブ)のドライブIDが同一か否かを判断し、同一ならこの処理を終了し、同一でなければ、ステップ52でライト開始前処理(OPC)を実行して最適記録パワーを決定し、ステップ53で光ディスクに自装置内から読み出したドライブID(光ディスクドライブの固有の識別情報)とライト開始前処理を実行したことを示すOPC情報(OPC処理結果情報)を記録し、この処理を終了する。
上記OPC情報の記録先としては、図2乃至図8に示した領域の内の空き領域にするとよい。
このようにして、この実施形態の光ディスク記録システムは、光ディスクにデータ記録を開始しようとした時に、ユーザを待たせることなくDVDレコーダが記録を開始することができる。
この発明による情報記録装置と情報記録システムは、デスクトップパソコン,ノートブックパソコン等のパーソナルコンピュータにおいても適用することができる。
この発明の一実施形態である光ディスク記録システムの構成を示すブロック図である。 図1に示す光ディスク18のリアルタイムビデオ記録フォーマットに従う概略データ構造を示す図である。 図2に示すビデオマネージャ領域(VMG)の詳細な構造を示す図である。 図2に示すビデオタイトルセット情報領域(VTSI)の詳細な構造を示す図である。
図3に示すビデオマネージャ情報管理テーブル(VTSI_MAT)の詳細な構造を示す図である。 プログラムチェーン情報領域(PGCI)の詳細な構造を示す図である。 一つのビデオ・タイトル・セットの中での全タイトルの可能な配列を示す図である。 タイトルが示された多重ビデオ・タイトル・セットの配列を示す図である。
図1に示した光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第1の処理例を示すフローチャート図である。 図1に示した光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第2の処理例を示すフローチャート図である。 図1に示した光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第3の処理例を示すフローチャート図である。
図1に示した光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第4の処理例を示すフローチャート図である。 図1に示した光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第5の処理例を示すフローチャート図である。 図1に示した光ディスク記録システムにおける電源投入時又は光ディスク挿入時の第6の処理例を示すフローチャート図である。
符号の説明
1:光ディスクドライブ 2:DVDレコーダ 10:モータ 11:回転制御系部 12:光ピックアップ 13:粗動モータ/光ピックアップ制御系部 14:信号処理系部 15:キャッシュメモリ 16,22:外部インタフェース制御系部 17,23:コントローラ 18:光ディスク 20:映像信号発生機 21:データ変換部

Claims (10)

  1. 記録媒体にデータを記録する情報記録装置において、
    電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに前記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を前記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段を設けたことを特徴とする情報記録装置。
  2. 記録媒体にデータを記録する情報記録装置と、該情報記録装置へ前記記録媒体に記録するデータを出力する上位装置とからなる情報記録システムにおいて、
    前記情報記録装置に、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体のフォーマット情報を前記上位装置へ送信する手段と、前記上位装置から所定コマンドを受信したとき、前記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を前記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる手段を設け、
    前記上位装置に、前記情報記録装置からフォーマット情報を受信したとき、該フォーマット情報に基づいて前記記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに前記情報記録装置へ所定コマンドを送信する手段を設けたことを特徴とする情報記録システム。
  3. 記録媒体にデータを記録する情報記録装置において、
    電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに前記記録媒体に対する記録開始前処理を実行する手段を設けたことを特徴とする情報記録装置。
  4. 記録媒体にデータを記録する情報記録装置と、該情報記録装置へ前記記録媒体に記録するデータを出力する上位装置とからなる情報記録システムにおいて、
    前記情報記録装置に、電源投入時に装着されている記録媒体又は挿入時の記録媒体のフォーマット情報を前記上位装置へ送信する手段と、前記上位装置から所定コマンドを受信したとき、前記記録媒体に対する記録開始前処理と、前記記録媒体のデータ追記位置を解析し、データ記録開始位置を前記解析によって求められたデータ追記位置に移動させる処理とを実行する手段を設け、
    前記上位装置に、前記情報記録装置からフォーマット情報を受信したとき、該フォーマット情報に基づいて前記記録媒体が書換型ディスク用ビデオフォーマットか否かを判断し、書換型ディスク用ビデオフォーマットと判断されたときに前記情報記録装置へ所定コマンドを送信する手段を設けたことを特徴とする情報記録システム。
  5. 請求項3記載の情報記録装置において、
    前記記録開始前処理を前記記録媒体の記録開始位置で実行するようにしたことを特徴とする情報記録装置。
  6. 請求項4記載の情報記録システムにおいて、
    前記記録開始前処理を前記記録媒体の記録開始位置で実行するようにしたことを特徴とする情報記録システム。
  7. 請求項3又は5記載の情報記録装置において、
    前記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録装置。
  8. 請求項4又は6記載の情報記録システムにおいて、
    前記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報を記録する手段を設けたことを特徴とする情報記録システム。
  9. 請求項3,5,7のいずれか一項に記載の情報記録装置において、
    前記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報と自装置と異なる識別情報とが記録されていることを検出したとき、前記記録媒体に対する記録開始前処理を実行しないようにする手段を設けたことを特徴とする情報記録装置。
  10. 請求項4,6,8のいずれか一項に記載の情報記録システムにおいて、
    前記記録媒体に記録開始前処理を実行したことを示す情報と自装置と異なる識別情報とが記録されていることを検出したとき、前記記録媒体に対する記録開始前処理を実行しないようにする手段を設けたことを特徴とする情報記録システム。
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