JP3049735B2 - 情報再生装置 - Google Patents

情報再生装置

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JP3049735B2
JP3049735B2 JP2142526A JP14252690A JP3049735B2 JP 3049735 B2 JP3049735 B2 JP 3049735B2 JP 2142526 A JP2142526 A JP 2142526A JP 14252690 A JP14252690 A JP 14252690A JP 3049735 B2 JP3049735 B2 JP 3049735B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば、光学ディスク(CD−ROM)の再生
装置を使用するデータプロセッサ等に適用して好適な情
報再生装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は例えば、光学ディスク(CD−ROM)の再生装
置を使用するデータプロセッサ等に適用して好適な情報
再生装置に関し、記録媒体に記録された記録信号を再生
するヘッド部と、ヘッド部を記録媒体上に移動せしめる
駆動部と、駆動部を制御して、ヘッド部を通常の再生速
度よりも速い速度で所定位置まで記録媒体上に移動さ
せ、この所定位置にヘッド部が到達してからデータの再
生が始まるまでの時間を検出する検出部と、記録媒体上
のヘッド部の現在位置情報と目標位置情報とに基づく第
1の比較と、記録媒体上のヘッド部の現在位置と目標位
置との間を第1の移動モードで移動した場合の移動時間
と記録媒体上のヘッド部の現在位置と目標位置との間を
第2の移動モードで移動した場合の移動時間とに基づく
第2の比較との結果から、第1または第2の移動モード
のいずれのモードでヘッド部を移動するかを判断する判
断部と、駆動部を制御して、判断部で判断したモードで
ヘッド部を記録媒体上に移動させるモード制御部とを有
し、第2の移動モードで移動した場合の移動時間は、記
録媒体上のヘッド部の現在位置から目標位置よりも手前
の位置までを通常の再生速度よりも速い速度で移動する
時間と、この手前の位置に到達してからデータの再生が
始まるまでの時間と、データの再生が始まってから目標
位置を検出するまでの時間との和であり、判断部は、検
出部の検出結果に基づいて、第2の移動モードで移動し
た場合の移動時間を求めるようにしたことにより、所望
のデータを高速でアクセスすることができるようにした
ものである。
〔従来の技術〕
従来、データプロセッサの如き装置においては、光学
ディスク(CD−ROM)を再生する、いわゆるCD−ROMドラ
イバを使用したものや、第4図に示す如く周知のコンパ
クトディスク・プレイヤー(CDP)、マルチ・ディスク
・プレイヤー(MDP)等の情報再生装置を使用したもの
がある。
この第4図において、(1)はホストコンピュータ
で、例えばMS−DOSの如きオペーティングシステムプロ
グラムや専用のプログラム等で各種の処理を行う。通常
はこのホストコンピュータ(1)のキーボード等からオ
ペレータが命令等を入力するようになされている。この
オペレータによる命令に基いた、例えばファイルデータ
の読み出し等のホストコンピュータ(1)からの命令情
報は発光器駆動回路(2a)に供給される。
この発光器駆動回路(2a)はホストコンピュータ
(1)からの命令情報に基いて、発光器(2b)を駆動せ
しめる。そして、これによって発光器(2b)からは、そ
のホストコンピュータ(1)からの命令情報に基いた、
例えば赤外光が出射される。この出射光は、後述する再
生機(3)の受光器(17)に受光される如くなされてい
る。
この再生機(例えば、コンパクト・ディスク・プレイ
ヤーやマルチ・ディスク・プレイヤー)(3)について
説明するに、この再生機(3)は周知のコンパクト・デ
ィスク・プレイヤー(またはマルチ・ディスク・プレイ
ヤー)として使用され、この再生機(3)に受光器(1
7)を通じて供給されるホストコンピュータ(1)から
の命令情報に基いてCD−ROMに記録されているデータを
捜したり(サーチ)、再生したりする。
この再生機(3)からの再生データは、インタフェー
ス回路(18)を通じてホストコンピュータに供給され
る。
上述のデータプロセッサにおいて、オペレータがホス
トコンピュータ(1)を通じて所望のファイルデータを
アクセスする旨の命令を再生機(3)に供給した場合に
ついて、第5図を参照して説明する。
この第5図においては、CD−ROMの内周から外周まで
を示し、P1は光学ディスク上の光学ヘッドの位置、即
ち、現在アドレス、P3は目標アドレスである。通常は、
最内周から所定分だけテーブル・オブ・コンテンツ(T
・O・C)の如き、例えば“目次”に相当するセクタ番
号や絶対時間やフレーム番号が記録されている。
さて、再生機(3)は受光機(17)を通じて命令情報
を受けると、現在光学ヘッドが待機している光ディスク
上の位置、即ち、現在アドレスP1を、この光学ヘッドに
よって読み取る。
そして、命令情報に基く目標アドレスP3までの、光学
ヘッドの移動を図中TplayまたはTseek+Tsttleとして示
す如く行う。このTplayは、光学ヘッドにより、通常の
再生を行う時間のことを意味し、順次アドレスを読みと
り、目標アドレスに至るようになすものである。一方、
Tseek+Tsettleはシーク、即ち、通常の再生速度よりず
っと速い速度で光学ヘッドを移動すると共に、その再生
信号をエンベロープ検波した後に波形整形し、これを計
数するようにして、その計数値により算出したアドレス
が目標アドレスP3となる位置までサーチする時間と、サ
ーチにより、その目標アドレスP3となる位置を見つけて
から、実質的にデータの再生が始まるまでの時間との和
を意味する。
この再生機(3)のマイクロコンピュータ(図示は省
略する)は、上述のような目標アドレスP3のサーチ動作
を第6図に示すフローチャートの如く行う。
先ず、ステップ(100)では、現在アドレスP1と、ホ
ストコンピュータ(1)からの命令情報に基いた目標ア
ドレスP3の大小を比較、即ち、光学ディスクにおける目
標アドレスP3の位置が現在アドレスP1の位置よりも内周
側か否かを判断し、「YES」であればステップ(102)に
移行し、「NO」であればステップ(101)に移行する。
この場合は、「NO」である、即ち、光学ディスクにおけ
る目標アドレスP3の位置が現在アドレスP1の位置よりも
外周側にあるので、ステップ(101)に移行する。
ステップ(102)では、シークを行う。そして、前述
したように、目標アドレスP3と判断したところ光学ヘッ
ドを再生状態とし、終了する。
ステップ(101)に移行した場合は、現在アドレスP1
の位置より、目標アドレスP3の位置まで再生すると共
に、目標アドレスP3を読み込むと、例えば再生データを
インターフェース回路(18)を介してホストコンピュー
タ(1)に供給する如くする。そして、終了する。
上述のように、従来は、光学ディスク上の光学ヘッド
の現在アドレス(位置)P1が目標アドレス(位置)P3
りも内周側にあるときには、再生状態で目標アドレスP3
を捜すようにし、現在アドレスP1が目標アドレスP3より
も外周側にあるときには、シーク状態で目標アドレスP3
を捜すようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述の情報再生装置を適用したデータプロ
セッサにおいて、所望のファイルデータ等をアクセスす
るときに、目標アドレスP3の位置が現在アドレスP1の位
置より外周側(P1≦P3)の場合には再生状態で目標アド
レスP3を捜すようにしている。この場合、P1とP3との距
離が大きいとアクセスにかかる時間が非常に長くなると
いう不都合がある。このため、この場合(目標が現在よ
りも外周の場合、P1≦P3)にもシーク動作を行うアクセ
スを導入したい。しかしながらP1の位置とP3の位置によ
っては、再生状態で目標を捜したほうが時間が短い場合
と、シーク状態で目標を捜したほうが時間が短い場合が
ある。具体的には、目標アドレスP3が外周側に置かれた
場合、CD−ROMが一回転する時間(回転待ち時間)が長
いため、シークにかかる時間のうち、実際に所望のデー
タを再生して外部(ホストコンピュータ(1))に供給
するまでの時間、すなわちTsettle(セトリング時間)
が大きくなる。更に、このTsettleの時間は、コンパク
ト・ディスク・プレイヤーと、マルチ・ディスク・プレ
イヤーとではかなり異なる。また、このような理由によ
り、現在アドレスP1の位置から目標アドレスP3の位置に
光学ヘッドを移動し、実際の所望のデータを再生し始め
るまでの時間が、再生状態でサーチするときに比較し
て、シーク状態でサーチするときの方が長くなってしま
う不都合がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、所望のデ
ータを高速でアクセスすることのできる情報再生装置を
提案しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明情報再生装置は、例えば第1図に示す如く、記
録媒体(5)に記録された記録信号を再生するヘッド部
(6)と、ヘッド部(6)を記録媒体(5)上に移動せ
しめる駆動部(16),(7)と、駆動部(16),(7)
を制御して、ヘッド部(6)を通常の再生速度よりも速
い速度で所定位置まで記録媒体(5)上に移動させ、こ
の所定位置にヘッド部(6)が到達してからデータの再
生が始まるまでの時間を検出する検出部(11)と、記録
媒体(5)上のヘッド部(6)の現在位置情報と目標位
置情報とに基づく第1の比較と、記録媒体(5)上のヘ
ッド部(6)の現在位置と目標位置との間を第1の移動
モードで移動した場合の移動時間と記録媒体(5)上の
ヘッド部(6)の現在位置と目標位置との間の第2の移
動モードで移動した場合の移動時間とに基づく第2の比
較との結果から、第1または第2の移動モードのいずれ
のモードでヘッド部(6)を移動するかを判断する判断
部(11)と、駆動部(16),(7)を制御して、判断部
(11)で判断したモードでヘッド部(6)を記録媒体
(5)上に移動させるモード制御部(11)とを有し、第
2の移動モードで移動した場合の移動時間は、記録媒体
(5)上のヘッド部(6)の現在位置から目標位置より
も手前の位置までを通常の再生速度よりも速い速度で移
動する時間と、この手前の位置に到達してからデータの
再生が始まるまでの時間と、データの再生が始まってか
ら目標位置を検出するまでの時間との和であり、判断部
(11)は、検出部(11)の検出結果に基づいて、第2の
移動モードで移動した場合の移動時間を求めるようにし
たものである。
〔作用〕
上述せる本発明によれば、検出部(11)が、駆動部
(16),(7)を制御して、ヘッド部(6)を通常の再
生速度よりも速い速度で所定位置まで記録媒体(5)上
に移動させ、この所定位置にヘッド部(6)が到達して
からデータの再生が始まるまでの時間を検出する。そし
て、この検出部(11)の検出結果に基づき、判断部(1
1)が、この速い速度でヘッド部(6)を移動させる動
作を含むモードである第2の移動モードでの移動時間を
求める。そして判断部(11)が、第2の比較において第
1の移動モードでの移動時間とこの求めた第2の移動モ
ードでの移動時間とを比較することにより、いずれのモ
ードでヘッド部を移動させるかを判断する。そして、モ
ード制御部(11)が、駆動部(16),(7)を制御し
て、この判断部(11)で判断したモードでヘッド部
(6)を目標位置にまで移動させる。
このように、通常の再生速度よりも速い速度でヘッド
部(6)を移動させた後データの再生が始まるまでの時
間を予め検出することにより、この速い速度でヘッド部
(6)を移動させる動作を含むモードである第2の移動
モードでの移動時間を予め求め、第1の移動モードでの
移動時間とこの予め求めた第2の移動モードでの移動時
間との比較に基づいて判断したモードでヘッド部(6)
を目標位置にまで移動させるようにしたので、所望の位
置のデータを高速でアクセスすることができる。
〔実施例〕 以下に、第1図を参照して、本発明情報再生装置をデ
ータプロセッサに適用した例について詳細に説明する。
この第1図において、(1)はホストコンピュータ
で、オペレーティング・システム及びプログラム等で各
種の処理を行う。通常は、このホストコンピュータ
(1)のキーボード等からオペレータが命令等を入力す
るようになされる。そして、このオペレータによる命令
に基いた、例えばファイルデータの読み出し等の、ホス
トコンピュータ(1)からの命令情報は発光器駆動回路
(2a)に供給される。
この発光器駆動回路(2a)はホストコンピュータ
(1)からの命令情報に基いて、発光器(2b)を駆動せ
しめる。そして、これによって発光器(2b)からはその
ホストコンピュータ(1)からの命令情報に基いた、例
えば赤外光が出射される。この出射光は、後述する再生
機(3)の受光器(17)に受光される如くなされてい
る。
この再生機(例えばコンパクト・ディスク・プレイヤ
ーやマルチ・ディスク・プレイヤー)(3)について説
明するに、この再生機(3)は周知のコンパクト・ディ
スク(またはマルチ・ディスク)プレイヤーとして使用
され、スピンドルモータ(4)のターンテーブル(図示
は省略する)に光学ディスク(CD−ROM)(5)が装着
される。レーザー光源、フォトダイオード及びレンズ等
から構成される光学ヘッド(6)はスライダー(7)に
装着され、このスライダー(7)を構成するリニアモー
タ(16)によって光学ディスク(5)上を半径方向に移
動せしめられる如くなされる。
そして、光学ヘッド(6)からのレーザービームが、
光学ディスク(5)の記録面上に照射されるようになさ
れる。そして、その光学ディスク(5)の記録面上の、
レーザービームが照射された部分にピットがあるとき
は、回折によって、フォトダイオードの受光光量が少な
くなり、ピットがないときは、反射によって、フォトダ
イオードの受光光量はピットがあるときに比較して、か
なり多くなる。
これによって、ピットの“ある",“なし”に応じた検
出電気信号が出力される。即ち、これによって、光学デ
ィスク(5)上に記録されたデータが読み出される。
(8)は復調回路で、例えば光学ヘッド(6)からの
検出信号を復調し、データやいわゆるテーブル・オブ・
コンテンツ(TOC)等の各種の情報を得る。これらの再
生信号はデコーダ(10)及びスピンドルモータ制御回路
(9)に夫々供給される。尚、エラー訂正に関する説明
及びその図示は省略する。
一方、スピンドルモータ制御回路(9)は、復調回路
(8)から供給される再生信号より基準信号を抽出し、
これを例えば水晶発振器(図示は省略する)のクロック
信号に基いて発生した基準信号と比較して、エラー信号
を発生し、これに基いてスピンドルモータ(4)の回転
を制御する。
デコーダ(10)は、復調回路(8)からの再生データ
をバス(データ、アドレス、コントロールバスからな
る)(12)を通じてCPU(11)に供給する。リニアモー
タ(16)は、例えばスライダー(7)に配された光学ヘ
ッド(6)を、CPU(11)からリニアモータ制御回路(1
5)を通じて供給される制御信号に応じた速度、移動量
を以て移動せしめる。
受光器(17)は、発光器(2b)からの命令情報に基い
た赤外光を受光とすると、これを光電変換して、バス
(12)を通じてCPU(11)に供給する。即ち、この受光
器(17)並びに発光器駆動回路(2a)及び発光器(2b)
が、コンパクト・ディスク・プレイヤーやマルチ・ディ
スク・プレイヤー等における、受光器といわゆるリモー
ト・コマンダーに相当する。
CPU(11)は、受光器(17)から供給された命令情報
に基いて、制御回路(15)を通じてリニアモータ(16)
を制御したり、インターフェース回路(18)を通じてホ
ストコンピュータ(1)に光学ディスク(5)から読み
込んだデータを供給する。また、(19)は信号処理回路
で、復調回路(8)からの復調出力信号をエンベロープ
検波した後に波形整形し、これをバス(12)を通じてCP
U(11)に供給する。
上述のデータプロセッサにおいて、オペレータがホス
トコンピュータ(1)を通じて所望のファイルデータを
アクセスする旨の命令を再生機(3)に供給した場合に
ついて、第2図を参照して説明する。
この第2図においてはCD−ROMの内周から外周までを
示し、P1は光学ディスク上の光学ヘッドの位置、即ち、
現在アドレス、P3は目標アドレスである。またP2は、シ
ークを一旦止める位置、即ち、シーク終了アドレスとす
る。通常はこのCD−ROMの最内周から所定分だけテーブ
ル・オブ・コンテンツ(T・O・C)の如き、例えば
“目次”に相当するセクタ番号や絶対時間やフレーム番
号が記録されている。
さて、CPU(11)は、再生機(3)に電源が投入され
ると、再内周に位置する光学ヘッド(6)を、制御回路
(15)、リニアモータ(16)及びスライダーを通じて所
定位置に移動(シーク)させ、その所定位置に光学ヘッ
ド(6)が到達したらデータを再生する如くする。
そして、所定位置に光学ヘッドが到達してからデータ
の再生が行われるまでのセトリング時間(Tsettl)を検
出して、例えばRAM(14)に記憶する。この後に、CPU
(11)は、受光器(17)を通じて命令情報を受けると現
在光学ヘッド(6)が待機している光ディスク(5)上
の位置、即ち、現在アドレスP1をこの光学ヘッド(6)
を通じて読み取る。そして、命令情報に基く、目標アド
レスP3までの、光学ヘッド(6)の移動をTplayまたはT
seek+Tsettle+Tplay′とする。
このTplayは光学ヘッド(6)により、通常の再生を
行う時間のことを意味し、順次光学ヘッド(6)によっ
てアドレスを読み取り、目標アドレスP3に至るようにな
すものである。
Tseek+Tsettle+Tplay′は、Tseek、即ち、通常の再
生速度より速い速度で光学ヘッド(6)を移動すると共
に、その再生信号を信号処理回路(19)にてエンベロー
プ検波した後に波形整形し、これを計数するようにし
て、その計数値により算出したアドレスが目標アドレス
P3より手前の、即ち、シーク終了アドレスP2となる位置
までの動作時間と、Tsettle、即ち、シーク動作が終了
してから、データの再生が始まるまでの時間と、Tpla
y′即ち、実際にデータの再生が始まってから、目標ア
ドレスP3を検出するまでの時間との和である。
尚、シーク終了アドレスP2は、このシーク終了アドレ
スP2から目標アドレスP3までの再生に掛かる時間とセト
リング時間との和が、現在アドレスP1からシーク終了ア
ドレスP2までのシークに掛かる時間より大きくなるよう
にする。これは、例えば目標アドレスP3を越えてしまっ
たときに、再サーチに必要な時間より、シーク終了アド
レスP2から目標アドレスP3までの再生時間が少ないこと
が前提条件となることからである。
この再生機(3)のCPU(11)は上述の目標アドレスP
3のサーチ動作を第3図に示すフローチャートの如く行
う。
先ず、ステップ(104)では、現在アドレスP1と、ホ
ストコンピュータ(1)からの命令情報に基いた目標ア
ドレスP3の大小を比較、即ち、光学ディスク(5)にお
ける目標アドレスP3の位置が現在アドレスP1の位置より
も内周側か否かを判断し、「YES」であればステップ(1
07)に移行し、「NO」であればステップ(105)に移行
する。
ステップ(105)においては、第2図に示すように、
現在アドレスP1の位置及び目標アドレスP3の位置間を再
生状態でサーチした場合の時間、即ち、Tplayと、現在
アドレスP1の位置からシーク終了アドレスP2の位置まで
シークを行い、ここでセトリング時間Tsettle分経過し
た後に、目標アドレスP3の位置まで再生状態でサーチし
た場合の時間、即ち、Tseek+Tsettle+Tplay′とを比
較し、「YES」であればステップ(107)に移行し、「N
O」であればステップ(106)に移行する。
ステップ(107)ではシークを行う。即ち、現在アド
レスP1の位置からシーク終了アドレスP2の位置までシー
クを行い、シーク終了アドレスP2を検出したら、セトリ
ング時間を経て、目標アドレスP3を検出するまで再生状
態でサーチする。そして終了する。
ステップ(106)では、現在アドレスP1の位置から目
標アドレスP3を検出するまで再生状態でサーチする。そ
して終了する。
上述から明らかなように、現在アドレスP1の位置から
目標アドレスP3の位置までを再生状態でサーチした場合
に掛かる時間と、現在アドレスP1の位置から目標アドレ
スP3の位置までを、シーク状態、セトリング状態、再生
状態の3つの状態を以てサーチした場合に掛かる時間と
を予め求め、常に時間の掛からない状態でサーチするよ
うにしているので、所望のデータのアクセスを高速に行
うことができる。
尚、本発明は上述の実施例に限りことなく、その要旨
を逸脱することなく、その他種々の構成が取り得ること
は勿論である。
〔発明の効果〕
上述せる本発明によれば、通常の再生速度よりも速い
速度でヘッド部を移動させた後データの再生が始まるま
での時間を予め検出することにより、この速い速度でヘ
ッド部を移動させる動作を含むモードである第2の移動
モードでの移動時間を予め求め、第1の移動モードでの
移動時間とこの予め求めた第2の移動モードでの移動時
間との比較に基づいて判断したモードでヘッド部を目標
位置にまで移動させるにようしたので、所望の位置のデ
ータを高速でアクセスすることができる利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明情報再生装置をデータプロセッサに適用
した例を示す構成図、第2図は本発明情報再生装置の動
作の例を示す説明図、第3図はフローチャート、第4図
は従来の情報再生装置をデータプロセッサに適用した例
を示す構成図、第5図は従来の情報再生装置の動作の例
を示す説明図、第6図はフローチャートである。 (5)は光学ディスク、(6)は光学ヘッド、(7)は
スライダー、(11)はCPU、(15)は制御回路、(16)
はリニアモータである。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体に記録された記録信号を再生する
    ヘッド部と、 該ヘッド部を該記録媒体上に移動せしめる駆動部と、 該駆動部を制御して、上記ヘッド部を通常の再生速度よ
    りも速い速度で所定位置まで上記記録媒体上に移動さ
    せ、該所定位置に該ヘッド部が到達してからデータの再
    生が始まるまでの時間を検出する検出部と、 上記記録媒体上の上記ヘッド部の現在位置情報と目標位
    置情報とに基づく第1の比較と、該記録媒体上の該ヘッ
    ド部の現在位置と目標位置との間を第1の移動モードで
    移動した場合の移動時間と該記録媒体上の該ヘッド部の
    現在位置と目標位置との間を第2の移動モードで移動し
    た場合の移動時間とに基づく第2の比較との結果から、
    上記第1または第2の移動モードのいずれのモードで上
    記ヘッド部を移動するかを判断する判断部と、 上記駆動部を制御して、上記判断部で判断したモードで
    上記ヘッド部を上記記録媒体上に移動させるモード制御
    部とを有し、 上記第2の移動モードで移動した場合の移動時間は、上
    記記録媒体上の上記ヘッド部の現在位置から目標位置よ
    りも手前の位置までを通常の再生速度よりも速い速度で
    移動する時間と、該手前の位置に到達してからデータの
    再生が始まるまでの時間と、データの再生が始まってか
    ら該目標位置を検出するための時間との和であり、 上記判断部は、上記検出部の検出結果に基づいて、上記
    第2の移動モードで移動した場合の移動時間を求める ことを特徴とする情報再生装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102631378B1 (ko) * 2021-10-29 2024-01-31 김민우 차량용 브레이크 냉각 유니트

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KR102631378B1 (ko) * 2021-10-29 2024-01-31 김민우 차량용 브레이크 냉각 유니트

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