JPS61268705A - ブタジエン重合体又は共重合体の製法 - Google Patents

ブタジエン重合体又は共重合体の製法

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JPS61268705A JP61109721A JP10972186A JPS61268705A JP S61268705 A JPS61268705 A JP S61268705A JP 61109721 A JP61109721 A JP 61109721A JP 10972186 A JP10972186 A JP 10972186A JP S61268705 A JPS61268705 A JP S61268705A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
的に不存在下における連続法によるブタジェン単量体の
触媒重合反応を介して1.4−シス−ポリブタジエンを
製造するにあたり、単量体の蒸発によって反応熱が除去
される1以上の重合反応器において、重合反応を連続す
る2段階(第1段階ではT<30℃、第2段階ではT≧
30’C)で行なうことを特徴とする1.4−シス−ポ
リブタジエンの製法に係る。 高1.4ーンス含墳をRすると共に、特にタイヤ及び他
の弾性体製品の製造に適するポリブタジェンの製造にあ
たっては、ブタジエンを重合させるための各種の触媒法
が公知である。この目的に一般的に使用される触媒は、
チタン、コバルト、ニッケル、ウラン及び希土類元素の
如き遷移金属と、周期律表第1A、第11A及び第1I
I A族に属づ。 る金属のアルキル及び/又は水素化物誘導体との組合せ
でなる(米国特許第3.118,864号、同第3,1
78。 402号、同第3,794,604号、同第4,242
,232号及びベルギー国特許第559,676号、同
第573.680号及び同第791,709号)。 公知の方法によれば、最も一般的には、ブタジェンの重
合反応は、重合温度を制御し、これによりゲルを含有せ
ず又は実質的に含佇仕ず、しかも制御された分子量をa
する可溶性の直線状重合体を得ることを目的として炭化
水素溶液中で行なわれる。 他方、塊状重合による1、4−シス−ポリブタジエンの
製造では、溶液中で行なわれる従来の方法に比べて、溶
媒又は希釈剤の不存在下又は実質的に不存在下で行なわ
れることによってらたらされる明白な利点にしかかわら
ず、工業的にはあまり進歩が見られない。 その理由は下記の点にあると考えられる。 (A)塊状重合に要求される特殊性を満足する触媒、詳
述すれば、 過剰の単一量体の存在下において、連鎖移動反応(これ
により、あまり利用され得ない低分子量の重合体が生成
される)を生じない触媒、 重合体中において副次的に架橋反応、環化反応及び/又
は枝分れ反応(これにより、多量のゲルが生成されると
共に、最終生成物について要求される特性に非常なマイ
ナスの影響を及ぼす)を生じない触媒、 充分に高い活性度を示し、これにより、洗浄処理が省略
できるように触媒残留レベルが低い最終重合体を生成す
る触媒、 高度に粘稠な反応系において満足できる反応速度で操作
する際に要求される高温度条件下であってら、高い活性
度及び選択率を保持ずろ触媒、 が存在しないこと。 (B)高度に粘稠な重合体の塊状物の処理に関して、技
術上、レオロジー上、及び熱変換上の困難性かあること
。 1.4−シス−ポリブタジエンを生成する丸めのブタジ
ェンの塊状重合法の例としては、米国特許第3,770
,710号に開示されたものかある。 かかる米国特許第3,770,710号は、リチウム触
媒を使用し、従来の1反応器において、異なる温度の2
段階で、温度を制御するため単量体を蒸発させながら行
なわれろジオレフィン単量体の塊状重合法に関する。 制御された各段階での操作は、発泡に関する現象を防止
又は少なくとも低減させ、かつより高い温度で重合反応
を完了させる必要性に由来するものである。温度を高め
ることによっても、平衡状態にある段階の数を変化させ
ることはできない・特開昭59−226011号は、溶
媒又は希釈剤の不存在下又は実質的に不存在下で行なわ
れろブタジェンの1.4−ンスーボリブタジエンへの触
媒重合反応法に関する。この方法によれば、触媒混合物
は、炭化水素ビヒクル中、1以上のネオジム化合物、1
以上のハロゲン含有化合物、1以−Lの水酸基含有化合
物及び有機金属及び/又は水素化アルミニウム化合物を
接触させることにより調製される。 この触媒混合物は液状のブタジェン単量体と混合され、
得られた混合物は、延長された「栓流」式の重合反応器
の一端で連続的に供給され、この反応器内でブタジェン
の重合反応が行なわれる。 別法として、この重合反応器に、触媒混合物の流れと液
状ブタジェンの流れとが連続して供給される。 重合による熱は、ブタジェン単量体の部分的な蒸発(従
って、反応器における圧力を制御でき、重合温度を所定
の範囲内に維持できる)を介して除去される。触媒の組
成、ブタジェン/触媒の比、重合温度及び反応器におけ
る滞留時間を制御することによって乙、重合体約25な
いし約70mm%を含有する混合物を生成でき、かかる
混合物は重合反応器の他端から連続的に排出される。 排出された混合物から1.4−シス−ポリブタジエンが
最終生成物として回収され、その後、触媒用の「短時間
停止剤(short  5topper)J及び熱酸化
による劣化を防止するだめの安定剤を含有する重合体か
ら未反応ブタジェン及び触媒用ビヒクルとして使用され
た溶媒が留去される。かかる蒸発は溶媒除去押出機で行
なわれる。 しかしながら、かかる方法を入口温度30℃以上で連続
的に行なう場合には、一般に、触媒、単量体及び重合体
でなる系の均一性があまり充分ではないため、ムーニー
粘度(ML)が一定でない1.4−シス−ポリブタジエ
ンが生成される。 この事実は、かかる生成物か必要な特性を満足させ得な
い乙のであると共に、スケールアップの際の効果の再現
性が疑イつしい乙のであることを指摘している。 発明者らは、厳格に制御された分子mをaする1、4−
シス−ポリブタジエン等を得ること(これに対応して、
ムーニー粘度の変動が阻止される)により、上記欠点を
解消できることを見出し、本発明に至った。 従って、本発明の目的は、適切な触媒組成物と好適な重
合法との組合せを介して、重合反応を低沸点炭化水素溶
媒または希釈剤の不存在下、又はこれら低沸点炭化水素
溶媒又は希釈剤の極少量(一般にブタジェン単量体に対
して約2重量%以F)の存在下で行なうと共に、連続す
る2段階、すなわち第1段階では温度30℃未満(T 
< 30℃)で、第2段階では温度30℃以上(123
0℃)、好ましくは55ないし9θ’C(50℃< T
 < 90℃)で行なうことにより、上記欠点を解消で
き、ゲルを含存什ず厳格に制御された高い分子量をもつ
直線状1.4−シス−ポリブタジエンを高収率で得るこ
とが可能となる方法を提供することにある。 驚くべきことには、発明者らは、重合体が単量体に対し
て不溶性であるため、30℃以1..の温度で行なわれ
ろブタジエンの塊状重合は不均一相で行なわれるのに対
して、低温で行なわれる同種の反応は単−相の均一系で
行なわれることを見出した。 これら条件下では、重合体は溶解されかつ触媒は分離さ
れないため、分子量は反応の物理的及び化学的パラメー
タによって厳格に制御され、得られる生成物は均質であ
る。しかしながら、高エネルギー消費が要求されること
から、塊状重合を、より粘稠な相において高変化率で行
なうことはあまり必要とされず、比較的高い反応速度で
作用させることが有効であるため、2つの連続する段階
〔第1段階ではT<30℃(好ましくは0ないし306
C)及び第2段階では1230℃(好ましくは50ない
し90℃)〕 で操作することが特に有f11であるこ
とを見出した。 第1の低温段階(たとえば20°C)は所望の変化率と
なるまで行なわれるが、単−相が早期に2相に分離する
ことにより均一性が損なわれることと共に、高変化率に
よって高粘稠度となることを阻止することが好ましい。 事実、温度が上昇し、3oないし35℃の限界を越える
と、溶解されていた重合体が固相を形成し、過剰の単量
体でなる液相からの分離が起こる。ブタジエンの5ない
し20%がすでに重合化した際に、かかる分離が起こる
ことが望ましい。 新しい方法によりもたらされる利点(より高い温度で作
動する反応器の各部位で測定されたML値が均一である
ことにより示される)は、膨潤した重合体と単量体との
間で分離が生ずる際、撹拌機により容易に除去及び移動
されるかなり小さい固状粒子が形成され、重合の進行に
つれて、より大きな凝集物が形成される。しかしながら
、この凝集物は分離を生じない場合(30℃以上の単一
温度条件下で作動される)に得られるしのとは全く異な
ったコンシスチンシーを有する。また、より糊状であり
かっ液相と適合するものであり、従って、撹拌機の機械
的作用により容易に均質化される。 異なる2種の温度で行なわれる二段階重合による第2の
利点は、同じ割合及び同じ変化率と4゛ると、第2段階
の温度でのみ反応が行なわれる場合より乙、より低い平
均分子fit(MLンを6つらのが生成されることであ
る。 かかる利点は、AQ−アルキル(分子量を維持ずろため
に使用される移動剤)を節約できろことで評価される。 節約できるmは、ML値及び第1段階の変化率と関連し
、ML値の低下が少なくと610ポイント(一般に30
 MLポイント)であり、A&−アルキルが触媒成分の
中で最らコスト高のらのであることから、重要な経済上
の利点である。 さらに詳述すれば、本発明によれば、まず不活性炭化水
素ビヒクル中で(a)ネオジムの酸化物、アルコラート
、フェネート及びカルボキシレート、又はこれらと他の
希土類元素との混合物の中から選ばれる少なくとも10
′!ネオンム化合物、(b)アルコール又はフェノール
に由来する水酸梧又はカルボキシル基を含有する少なく
とム1のa様化合物(水を含有していてもよい)、(c
)第2又は第3アルキル、アリール又はアルギルアリー
ルハロゲン化物、有機酸のハロゲン化物、金属又は有機
金属ハロゲン化物、ハロゲン化水素酸及びハ
【1ゲンの
中から選ばれる少なくとらlのハロゲン化合物、及び(
d)少なくとら1のアルミニウム有機金属化合物又は相
当する水素化物誘導体を、水酸基(水のものを含む)及
び/又はカルボキシル基/ネオジム原子の比が2/Iな
いし80/Iとなる前記化合物(a)及び化合物(b)
の量で接触させて、アルミニウム/ネオジムの原子比が
20/1ないし80/lであり、かつハロゲン/ネオツ
ムの原子比が0.2/1  ないし3/】である触媒混
合物を調製する。 ついで、この触媒混合物及び液状ブタジェン単量体(好
ましくは予め混合しh後)を、ネオジムg原子当たりブ
タジェン104ないし 4X105g分子の量で、撹拌
状態にある重合反応器に断続的に、又は直列に接続され
た2つの反応器(第1の反応器は均一系である)に連続
的に、又はピストンによって流動される(栓流)混合物
について重合反応が行なわれる延長された反応器の一端
に供給し、これら反応器において、い4′れの場合にら
、まず′r < 3o℃て(第1段階)、つづいて′l
゛≧30℃で(第2段階)操作しく温度は重合反応系の
液相からブタジェンを一定圧力で部分的に蒸発させるこ
とにより制御される)、重合体含量が約25ないし約7
0重量%である混合物が得られるまで重合反応を行なう
。 その後、反応器から排出されてくる混合物から1.4−
シス−ポリブタジエン等を分離、回収する。 本発明による触媒の調製に使用されるビヒクルは、低沸
点又は比較的低い沸点をもつ不活性(非反応性)の脂環
式、環状又は枝分かれ状炭化水素、たとえばブタン、ペ
ンタン、ヘキサン、シクロヘキサン及びヘプタン、又は
これらの混合物でなる。 生成される重合体の5重遣%以下の少量で触媒と共に導
入されたこれら炭化水素は、2段階の重合反応が完了し
た後、ポリブタジェンから分離される。 他の具体例によれば、触媒ビヒクルは、パラフィン油等
又はオイル−エキステントポリブタジェンの組成に必要
な炭化水素油の如き高分子fftの炭化水素又は炭化水
素混合物である。 これら炭化水素は分離が要求されず、ポリブタジエン中
に残される。特に、パラフィン油等が重合体中に約5重
量%以下の量で存在する場合には、重合体の特性はあま
り変化されないことが見出された。 触媒の調製に使用されるネオジム化合物は、酸化ネオジ
ム(Nd2O2) 、脂肪族及び指環式アルコールから
のネオジムアルコラート、ネオジムフェネート及び脂肪
族、脂環式及び芳香族有機酸からのネオジムカルボキシ
ラードから選ばれる。これらの中でも好適なものは酸化
ネオジム、トリブチルネオジム、トリナフテン酸ネオツ
ム及びトリ(2−エチル−ヘキサノエート)ネオジムで
ある。 他の希土類元素とネオジムとの混合物、たとえばNd約
72%、L alo%及びPr8%を含有する混合物で
あるジジム、ネオジムアルコラート (neo−dym
ium versatate)又(虞ネオデカノエート
 (neo−dacanoaLe)を使用することら可
能である。 水酸基(アルコール性又はフェノール性)又はカルボキ
シル基を含Ciする打機化合物は、脂肪族及び脂環式ア
ルコール、フェノール及び置換フェノール、及び脂肪族
、指環式及び芳香族酸の中から選ばれる。これらの中で
乙、ブチルアルコール、2−エヂルヘキサノン酸、ナフ
テン酸、及びベルサティック酸(vcrsatic a
cid)が好ましい。これらの化合物は、単独で、又は
水酸基(水のものを含む)及び遊離及び/又は結合形の
カルボキシル基/ネオジム原子の比が2/1ないし80
/Iの範囲であれば、部分的又は完全にネオツム(ネオ
ジムアルコラート、フェネート及びカルボキシラード)
と組合せて使用される。 触媒活性を改善する点で、水酸基放出剤として少量の水
を添加することは好ましいことが見出された。さらに詳
述すれば、水のこの効果は、アルミニウム有機金属化合
物又は相当する水素化物誘導体中のアルミニウム原子/
添加した水のモル数の比を1/1ないし5/1の範囲内
、好事しくは約2/目こ維持する際に達成される。 触媒の調製に使用されるハロゲン放出化合物は、好まし
くは塩酸、塩化ノエチルアルミニウム、ジ塩化エチルア
ルミニウム、トリ塩化アルミニウム、塩化第3ブチル、
塩化ペン・ジル及び塩化ベンゾイルの中から選ばれる。 特に、塩酸を水溶液の形で使用することが好ましく、所
望の含水量を提供できる。 アルミニウム有機金属化合物及び相当する水素化物誘導
体としては、トリアルキルアルミニウム及び水素化アル
キルアルミニウムがある。好ましくは、トリエチルアル
ミニウム、トリアルキルアルミニウム及びモノ水素化ジ
イソブチルアルミニウムが使用される。 各触媒成分の量は、アルミニウム/ネオジムの原子比が
20/1ないし80/1となり、ハロゲン/ネオジムの
原子比が0.2/Iないし3/Iとなるように選択され
る。 好適な具体例によれば、水酸基(水のものを含む)及び
/又はカルボキシル基/ネオジム原子の比は3/°1な
いし30/I程度であり、アルミニウム/ネオツムの原
子比は25/1ないし5o/1程度であり、ハ〔lケン
/ネオジムの原子比はI、/Iないし2/I程度である
。 本発明の方法によれば、上記触媒成分を炭化水素ビヒク
ル中、室温又はこれよりも高い温度で接触さ仕ろことに
より触媒混合物を調製する。 触媒成分の添加順序及び添加方法は問題ではないが、!
具体例によれば、室温(20’Cないし25℃)におい
て、炭化水素ビヒクル中、各成分を以下の順序で接触さ
せる。 (1)ネオジムアルコラート、フェネート及び/又はカ
ルボキシラード (2)アルミニウム有機金属化合物及び/又は相当する
水素化物誘導体 (3)ハロゲン化合物 (4)ヒドロキシル及び/又はカルボキシル化合物及び
/又は水 他の具体例によれば、温度50℃ないし80℃iこおい
て、炭化水素ビヒクル中、以下の順序で各成分を接触さ
せてもよい。 (1)酸化ネオジム (2)ヒドロキシル及び/又はカルボキシル有機化合物 (3)ハロゲン化合物 (4)水 この場合には、ついで混合物を室温(20℃ないし25
℃)に冷却し、アルミニウム有機金属化合物又は相当す
る水素化物誘導体を添加する。 上記の如く操作することにより、触媒溶液あるいは相当
する炭化水素ビヒクル中に触媒の大部分が溶解している
触媒混合物が得られる。 このようにして得られた触媒混合物を液状ブタジェン単
量体と、ブタジェンのg分子数/ネオジムg原子の比が
10’ないし4X105となる割合で混合する。混合は
良好な均質化が可能ないかなる装置、たとえばバッチ式
重合反応器又は連続法の第1反応器として作用する撹拌
容器内で行なわれる。 また、混合は好適な温度、ただし30℃以下で実施され
る。バッチ式重合反応の場合、この温度は反応の第2段
階に適するよう上界され(T≧30℃)、これに伴って
、固状重合体相及び液状中fit体相への分離が起こる
。反応の熱は、ブタジェンを一定圧力下で蒸発及び再循
環させることにより除去される。 他の具体例では、触媒混合物流及び液状ブタジェン流を
、前記比が達成される1で別々に第1 ti重合反応器
供給すること乙できる。 第1段階では、温度が30℃未満に維持される間に、ブ
タジエンの5ないし20%が重合化して粘稠な液状物が
生成され、つづいて、30℃以上で作動されかつ反応塊
状物がピストンにより又は実質的にピストンによって流
動される延長された重合反応器(第2反応器)の一部に
導入される。 この目的のためには、たとえば重合反応中の塊状物が単
一スクリュー又は二スクリュー形自浄撹拌機によって移
動されろ押出機が好適である。 一般に、この第2段階における重合反応は、30℃以上
の入口温度及び130℃以下の出口温度の間で行なわれ
、好ましくは50℃ないし60℃程度の人口温度及び8
0℃ないし100℃程度の出口温度の間で行なイつれる
。 重合反応のいずれの段階においてら、温度制御はブタジ
ェン単m体を一定圧力で部分薇発させることにより行な
われ、このブタジェンm電体は、凝縮後、精製する必要
なく重合段階に再循環される。 重合反応を行なう際の圧力は、ブタジェンか液相に存在
しうる程度である。上記温度範囲については、圧力値は
、第1段階に関しては3.5バール(絶対圧)以下、第
2段階に関しては3.5ないし18バール(絶対圧)と
することが便利である。 上記の一般条件下で操作し、滞留時間10ないし120
分とする場合には、反応器の他端において、重合体含量
約25重量%ないし約70重量%をもつ混合物が排出さ
れる。また、好適条件では、2つの段階についての滞留
時間は合計で20ないし60分程度である。経済性の面
から、ブタジェンの相当する重合体への変化については
比較的高い変化率で操作することが便利であり、重合棒
金160ないし70重量%をらつ混合物が反応器からυ
ト出される。 本発明のl 44体例によれば、重合反応器を出る混合
物を混合装置に供給し、ここで重合停止剤(短時間停止
り剤)及び重合体の熱酸化劣化に対する安定化剤を、好
ましくはブタジェン溶液の形で供給する。また、好まし
くは水又は樹脂酸の如き有機酸、又は高級脂肪族アルコ
ール(たとえば、分子中に炭素原子8ないし18個を含
有する)、又はこれらの組合せを、触媒成分全体の少な
くと65ないし10倍量(モル)で供給することにより
、触媒を不活性化する。 なお、酸以外に、短時間停止剤に溶解する塩基化剤、た
とえばアンモニア、アミン、エポキシド及びアルカリ金
属の有機塩(アルコラート及びカルボキシラード)を添
加することが好ましい。さらに、好適には、重合体の保
存のための通常の抗酸化剤(たとえば、立体障害フェノ
ール及び亜リン酸塩)に加えて、第2アミン及びエポキ
シドの如きラジカル捕獲剤が炭化水素溶液に添加される
。 これら2種の溶液は便宜的にエマルジョン化されこのよ
うに処理した塊状物を、つづいて、近接ずろ過熱スクリ
ュー装置(溶媒除去押出機)に供給し、ここで100℃
ないし180 ℃の範囲の温度及び大気圧又はこれに近
い圧力下で操作することにより、揮発性物質を蒸発除去
する。この処理により、未変化のブタジェン、−触媒混
合物と導入された低沸点溶媒及び触媒系の脱活性化に必
要な爪上りら過剰に導入された水が除去される。得られ
たブタジェン及び低沸点溶媒については、分離及び再循
環のための通常の処理を行なう。 本発明の方法に従って操作することにより、代表的には
、揮発性物質含量が約1重量%以下の乾燥安定状態のポ
リブタジェンが得られる。この重合体は、一般に97%
以上の1.4−シスユニット含量及び30ないし80以
上のムーニーIf(ML I + 4゜100℃)をも
つ。 本発明の方法を利用することにより、非常に高い1.4
−シスユニット含量をもつが、ゲルを含有しない直線上
ポリブタジェンが得られる。この重合体については、触
媒残留物を分離するための洗浄が必要とならない。 さらに、本発明の方法は、簡単かっ便4’11であり、
エネルギー消費ら低く、しかし経済性についての問題点
がない。 上述の方法は、ブタジエンと、たとえばイソプレン、ピ
ペリレンの如き他のノオレフィンとの共重合にらa刊に
111用され、必須的に1.4−ノス構造を存する共重
合体が得られろ。 次に、本発明を説明するため実施例について述べるが、
これらは本発明を限定するものではない。 実施例I 触媒溶液の調製 テフロンコーティングした金属板(12x 55mm)
を、壁強化ガラス瓶(容積100m12)に導入し、そ
の後、以下の物質を順次導入した。 ナフテン酸(酸化数200)   19.8  gNd
*05  (95%)      4.04  g塩化
第3ブチル      イ、25  m12パラフイン
浦        45.0  m(1瓶をネオブレン
製密閉佇孔王冠で閉止し、80℃に恒温制御した水浴中
に移した。磁石の作用により、金属板を回転させた。5
分後、37%IIC&水溶液(C,Erba製)0.0
8 mQを、ゴムノールを介して挿入したミクロンリン
ジにより、反応混合物に添加した。約80分後、懸濁液
の色は灰色から栗色に変化した。80℃において計3時
間反応を行った。得られた濃厚溶液を室温で3時間放置
した後滴定したところ、Nd含mが0.343モル/a
であることを示した。 乾燥N、雰囲気下で導入された(イソ−C411,)2
Affl+の0.97モルパラフィン油溶液820−を
収容するガラスフラスコに、機械的に撹拌しながら、上
記溶液を約5分間で導入した。 このようにして得られた溶液を、使用曲、室温に24時
間維持した。元素分析では以下の結果を示した。 Nd          O,027(g原子/a)A
 Q         0.892 CI2        0.040 重合反応(比較例) 重合反応器は、水・ド方向に配置された容積的2.8g
の鋼製シリンダでなり、高粘度塊状物を撹拌しうる機械
的撹拌機を具備する。反応器の上部には、反応によって
生成する蒸気を外部冷却器及び計測ポンプに運ぶ装置が
設置されている。反応器は、さらに、電気抵抗内蔵加熱
ジャケットを具備ずろ。 反応系の充填を、反応器を減圧しくo、i  トル)、
ブタジエンを収容する瓶と接続し、ここからブタジェン
1000gを供給4−ることにより行なった。60℃に
維持した後、上述の触媒溶液19.4ml!をオートク
レーブに導入した。 温度を一定に維持し、ブタジェン再循環装置を使用して
、発生ずる蒸気を一78℃の浴中に浸漬されたコイル(
4X6mm)に連続的に導入し、レベルインジケータを
有するシリンダ状タンクで集め、反応器に再循環しなが
ら、反応中、圧力を6.7気圧に一定に維持した(同時
に、反応塊の温度も一定に維持した)。 タンク内の液の温度は、冷却剤が循環する浸漬コイルの
ため、約−15℃であった。 大気中に放散される反応器の熱は、反応塊よりも約2℃
高い温度に維持される加熱ジャケットにより、一部補償
される。撹拌機の速度は40rpmである。 触媒に蒸留脱気した水0.5 &を添加することにより
、反応を38分で停止した。オートクレーブを60℃で
脱気し、減圧することにより、未変化のブタジェンを除
去した。 反応器内の各種部位(シャフト、壁等、合計7ケ所)か
ら重合体を採取し、各々を乾燥し、別々に分析した。 ムーニー粘度(++4,100℃: ML)は以下のと
おりであった。 MLmax (測定された最高値)82MLmin (
測定された最低値)64ML   (全重合体の値) 
    76.3導入ブタジエンに関する変化率は48
%であった。 実施例2 ブタジェンの重合反応を、実施例1と同じ装置において
、同じ反応体を使用し、ただし、初期温度を60℃では
なく、20℃として実施した。 触媒を添加することにより開始させた反応を、前記と同
様にして(凝縮された蒸気の再循環等・実施例1参照)
、20℃で10分間続けた。ついで、反応器の項部に設
けた蒸気排出弁を閉じ、ジャケットの温度を62℃にセ
ットした。約10分以上で、内部温度は60℃に達し、
この温度で、反応によって生成する蒸気の外部循環を再
開した。 開始後33分の時点で11,0を添加すること(実施例
1参照)により、反応を停止した。撹r1!機にかかる
力は、3倍以上(電流計の読みにより計測)となった。 前記と同様に採取した重合体は、以下のムーニー粘度を
示した。 Ml、max          35.5MLmin
          34 紅          35 変化率は567%であった。 実施例3 実施例2の方法に従って操作すると共に、同じ装置及び
反応体を使用し、ただし第2段階における温度を60℃
ではなく、50℃にセットシてブタジエンを重合させた
。なお、20℃における第■段階を17分間で行なった
。 反応全体の時間は、触媒の添加から58分である。 生成した重合体は以下の値を示した。 MLmax         25 MLmin         24 ML           2L5 ブタジエンの変化率は40.2%であった。 実施例4 実施例2及び3に記載の重合反応を、第2段階の温度を
70℃として実施した。 開始後40.5分で反応を停止し、得られた乾燥重合体
を常法に従って分析した。 以下の値を示した。 MLmax         40.5MLi1n  
       39 庇           39.5 変化率は61%であった。 (ばか1名)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 不活性炭化水素ビヒクル中で、 a)ネオジムの酸化物、アルコラート、フェネート及び
    カルボキシレート、又はこれら と他の希土類元素との混合物の中から選ば れる少なくとも1のネオジム化合物、 b)アルコール又はフェノールに由来する水酸基又はカ
    ルボキシル基を含有する少なく とも1の有機化合物(水が付加されてもよ い)、 c)第2又は第3アルキルハロゲン化物、有機酸のハロ
    ゲン化物、金属又は有機金属ハ ロゲン化物及びハロゲンでなる群から選ば れる少なくとも1のハロゲン化合物、及び d)少なくとも1の有機アルミニウム化合物又は相当す
    る水素化物誘導体 を、水酸基(水のものを含む)及び/又はカルボキシル
    基/ネオジム原子の比が2/1ないし80/1となる前
    記化合物a)及び化合物b)の量で接触させて、アルミ
    ニウム/ネオジムの原子比が20/1ないし80/1で
    あり、かつハロゲン/ネオジムの原子比が0.2/1な
    いし3/1である触媒混合物を調製し、 該触媒混合物及び液状ブタジエンを、ネオ ジムのg原子当たりブタジエン10^4ないし4×10
    ^5g分子の割合で、好ましくは予混合した後、撹拌さ
    れた重合反応器に断続的に、又は直列に配置された2つ
    の反応器(第1反応器は均一系である)に連続的に、又
    はピストンにより流動される(栓流)混合物について重
    合が行なわれる延長された反応器の一方の端に供給し、
    重合反応の液相からのブタジエンの一部蒸発により温度
    を制御しながら、重合体含量が約25重量%ないし約7
    0重量%である混合物が得られるまで重合させ、得られ
    た該混合物を前記重合反応器の他端から取出し、 前記反応器から排出された混合物から1,4−シス−ポ
    リブタジエン等を分離、回収すること、 からなる溶媒又は希釈剤の不存在下、又は実質的に不存
    在下におけるブタジエン単量体の触媒重合反応又は共重
    合反応を介して1,4−シス−ポリブタジエン又はブタ
    ジエンと他のジオレフィンとの共重合体を製造する方法
    において、前記重合反応を2段階において、第1段階で
    は温度30℃未満、第2段階では温度30℃以上で行う
    ことを特徴とする、ブタジエン重合体又は共重合体の製
    法。 2 特許請求の範囲第1項記載の製法において、重合反
    応の第1段階を、好ましくは0℃<T<30℃の温度で
    行う、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 3 特許請求の範囲第1項記載の製法において、重合反
    応の第2段階を、好ましくは50℃<T<90℃の温度
    で行う、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 4 特許請求の範囲第1項記載の製法において、ブタジ
    エンの変化率が5ないし20%に達したところで第1段
    階を中止する、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 5 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記触
    媒用の炭化水素ビヒクルが、ブタン、ペンタン、ヘキサ
    ン、シクロヘキサン及びヘプタン、又はこれらの混合物
    、オイル−エキステンドポリブタジエンの処方に適する
    パラフィン油又は炭化水素油の中から選ばれるものであ
    る、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 6 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記ネ
    オジム又はジジム化合物が酸化ネオジム(Nd_2O_
    3)、ネオジムトリブチレート、トリナフテン酸ネオジ
    ム、トリ(2−エチルヘキサノエート)ネオジム、及び
    相当するジジム化合物の中から選ばれるものである、ブ
    タジエン重合体又は共重合体の製法。 7 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記水
    酸基又はカルボキシル基含有有機化合物がブチルアルコ
    ール、2−エチルヘキシル酸及びナフテン酸の中から選
    ばれるものである、ブタジエン重合体又は共重合体の製
    法。 8 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記ハ
    ロゲン化合物が塩酸、塩化ジエチルアルミニウム、塩化
    第3ブチル、塩化ベンジル及び塩化ベンゾイルの中から
    選ばれるものである、ブタジエン重合体又は共重合体の
    製法。 9 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記ア
    ルミニウム有機金属化合物及び相当する水素化物誘導体
    が、アルミニウムトリアルキル及び水素化アルキルアル
    ミニウムの中から選ばれるものである、ブタジエン重合
    体又は共重合体の製法。 10 特許請求の範囲第8項記載の製法において、前記
    アルミニウム化合物が、トリエチルアルミニウム、トリ
    イソブチルアルミニウム及びモノ水素化ジイソブチルア
    ルミニウムの中から選ばれるものである、ブタジエン重
    合体又は共重合体の製法。 11 特許請求の範囲第1項記載の製法において、アル
    ミニウム有機金属化合物又は相当する水素化誘導体のア
    ルミニウム:水のモル数の比が1:1ないし5:1とな
    る量で触媒に水を添加する、ブタジエン重合体又は共重
    合体の製法。 12 特許請求の範囲第11項記載の製法において、前
    記比が2:1程度である、ブタジエン重合体又は共重合
    体の製法。 13 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記
    水酸基(水のものを含む)及び/又はカルボキシル基/
    ネオジム原子の比が3/1ないし30/1程度であり、
    前記アルミニウム原子/ネオジム原子の比が25/1な
    いし50/1程度であり、ハロゲン/ネオジム原子の比
    が1/1ないし2/1程度である、ブタジエン重合体又
    は共重合体の製法。 14 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記
    重合反応を、第1段階では圧力3.5バール未満で、第
    2段階では圧力3.5ないし18バール(絶対圧)で行
    う、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 15 特許請求の範囲第1項記載の製法において、両重
    合段階の全滞留時間が10ないし120分である、ブタ
    ジエン重合体又は共重合体の製法。 16 特許請求の範囲第15項記載の製法において、滞
    留時間が20ないし60分程度である、ブタジエン重合
    体又は共重合体の製法。 17 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記
    重合反応を、第1段階に関しては撹拌下に維持した均一
    系反応器を使用し、第2段階に関しては単一又は二スク
    リュー押出機形の自浄性装置を使用して連続して行う、
    ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 18 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記
    重合反応が、異なる2種の圧力下で2段階の操作が行な
    われる撹拌下に維持した1つの反応器を使用して断続的
    に行なわれる、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 19 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記
    重合反応中に蒸発されたブタジエン単量体を凝縮し、重
    合反応に直接再循環する、ブタジエン重合体又は共重合
    体の製法。 20 特許請求の範囲第1項記載の製法において、前記
    重合反応器と直列に接続された混合装置で、前記連続重
    合反応からの混合物に、重合停止剤及び熱酸化劣化に対
    する安定化剤を添加する、ブタジエン重合体又は共重合
    体の製法。 21 特許請求の範囲第20項記載の製法において、重
    合停止剤が水、有機酸及びC_8−C_1_8脂肪族ア
    ルコールから選ばれるものである、ブタジエン重合体又
    は共重合体の製法。 22 特許請求の範囲第21項記載の製法において、ア
    ンモニア、アミン、エポキシド及びアルカリ金属の有機
    塩(アルコラート及びカルボキシラード)から選ばれる
    塩基性化剤を水又はアルコールに添加する、ブタジエン
    重合体又は共重合体の製法。 23 特許請求の範囲第22項記載の製法において、抗
    酸化剤又は第2アミン及びエポキシドの如きラジカル捕
    獲剤を前記重合停止剤と併用する、ブタジエン重合体又
    は共重合体の製法。 24 特許請求の範囲第20項ないし第23項のいずれ
    か1項に記載の製法において、前記重合停止剤及び前記
    ラジカル捕獲剤をブタジエンの存在下エマルジョンとし
    て供給する、ブタジエン重合体又は共重合体の製法。 25 特許請求の範囲第1項記載の製法において、特許
    請求の範囲第20項記載の混合装置と直列に接続された
    過熱スクリュー装置において温度100℃ないし180
    ℃、大気圧下で操作することにより、反応混合物及び添
    加剤から低沸点物質を除去する、ブタジエン重合体又は
    共重合体の製法。
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