JPS61260068A - 1−(2−ピリミジル)ピペラジン類の製造法 - Google Patents

1−(2−ピリミジル)ピペラジン類の製造法

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JPS61260068A
JPS61260068A JP10187685A JP10187685A JPS61260068A JP S61260068 A JPS61260068 A JP S61260068A JP 10187685 A JP10187685 A JP 10187685A JP 10187685 A JP10187685 A JP 10187685A JP S61260068 A JPS61260068 A JP S61260068A
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amidino
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pyrimidyl
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Mitsuharu Yamaji
山路 満春
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Koei Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は1−(2−ピリミジル)ピペラジン類の製造法
に関する。、1− (2−ピリミジル)ピペラジン類は
、医薬品合成用の中間体として極めて重要な化合物であ
る。
1−(2−ピリミジル)ピペラジン類の製速決としては
、従来より2−クロルピリミジンとピペラジンを反応さ
せて、1−(2−ピリミジル)ピペラジンを得る方法(
Journalof Organic Chemist
ry 181484)が知られているが、原料の2−ク
ロルピリミジンが高価なため、工業的製造法として満足
し得るものではない。
本発明は斯かる現状に鑑み、1−(2−ピリミジル)ピ
ペラジン類の製造法を開発すべく、鋭意研究を重ねた結
果、ついに本発明を完成するに至ったものである。
即ち、本発明は鉱酸存在下、一般式(1)(式中、R1
、R2は水素原子又は低級アルキル基を表わす) で示される1−アミジノ−4−ホルミルピペラジン類又
はその鉱酸塩と、一般式(2)(式中、R3−R6は夫
々低級アルキル基を表わす) で示される1、1,8.8−テトラアルコキシプロパン
類を反応させて、一般式(4)(式中、R1、R11は
前記と同じ) で示される1−(2−ピリミジル)−4−ホルミルピペ
ラジンを生成し、次いでアルカリで加水分解することに
よる一般式(3)(式中、R’ 、 R”は前記と同じ
)で示される1−(2−ピリミジル)ピペラジン類の製
造法に係る。
本発明における出発原料であるl−アミジノ−4−ホル
ミルピペラジン類とは、一般式(1)で示される化合物
であり、具体的には1−アミジノ−4−ホルミルピペラ
ジン、1−アミジノ−2−メチル−4−ホルミルピペラ
ジン、1−アミジノ−3−メチル−4−ホルミルピペラ
ジン、1−アミジノ−2,5−ジメチル−4−ホルミル
ピペラジン、l−アミジノ−2,6−シメチルー4−ホ
ルミルピペ  jラジン、l−アミジノ−2−エチル−
4−ホルミルピペラジン、l−アミジノ−3−エチル−
4−ホルミルピペラジン等が挙げられる。
又、1−アミジノ−4−ホルミルピペラジン類の鉱酸塩
としては、塩酸塩、臭化水素酸  1塩、硫酸塩、硝酸
塩、燐酸塩、炭酸塩等が挙  jげられる。
本発明で用いられる1、1.3.3−テトラアルコキシ
プロパン類としては、一般式(りで示される化合物であ
るが、具体的には1゜1.3.3−テトラメトキシプロ
パン、1゜1.3.3−テトラエトキシプロパン、1−
メトキシ−1,3,3−トリエトキシプロパン、1−ブ
トキシ−1,3,3−トリエトキシプロパン%1−エト
キシ−1,3,3−トリメトキシプロパンなどが挙げら
れる。
本発明における反応の方法としては、まず反応容器に一
般式(1)で示す1−アミジノ−4−ホルミルピペラジ
ン類又はその鉱酸塩と鉱唆、さらに必要なら適量の溶剤
を仕込み、そ=へ攪拌下で一般式(2)で示す1,1,
3.3−テトラアルコキシプロパン類を加えると、一般
式(4)で示す化合物が生成される。
本発明において、反応温度は特に限定され2いが、好ま
しくは0〜30℃の範囲である。
更応温度が0℃より低いと上記反応の速度が1しく低下
し、又、反応温度が30℃より高【なると高沸点化合物
が副生じて、目的物の収率が減少し、工業的には不利と
なる。
′又、反応時間は特に限定されないが、反応温度により
任意に変えられる。例えば、20℃で反応を行なう場合
は2〜5時間の範囲で充分である。
本発明における一般式(2)の化合物の使用量としては
、用いられる一般式(1)の化合物に対して0.5倍モ
ル以とであれば充分であるが、好ましくは当モルから2
倍モルの範囲である。
本発明における鉱酸の使用量は、特に限定されず一般式
(1)の化合物に対して、当モル以上であれば充分であ
るが、好ましくは当モルから5倍モルの範囲である。
本発明における鉱酸の濃度は特に限定されないが、用い
られる鉱酸によって任意に調製比きる。例えば、塩酸を
用いる場合には、市販の濃塩酸を用いても充分の成果が
得られるが、さらに塩化水素ガスを用いて濃度を高める
と、より高い成果が得られる。
本反応に用いる溶媒は水で充分であるが、必要ならば不
活性溶媒を用いても何ら反応に影響するものではない。
斯かる溶媒としては、具体的にはクロロホルム、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等を例示できる。又、溶媒の使
用量は特に限定されないが、好ましくは用いられる一般
式(1)の化合物の0.5〜5倍重量の範囲である。
本反彎で生成される一般式(4)で示される1−(2−
ピリミジル)−4−ホルミルピペラジン類は、例えば反
応液に苛性ソーダ等を加えて加熱するだけで、一般式(
3)で示される1−(2−ピリミジル)ピペラジン類に
変わる。     □次いで、これを不活性溶媒で抽出
し、油分を蒸留することにより、一般式(3)の化合物
は反応液から容易に分離精製される。
本発明の方法によれば、1−(2−ピリ主ジル)ピペラ
ジン類を、原料の1.1,3゜3−テトラアルコキシプ
ロパンに対して耳転化率で得ることが出き、しかも反応
が極めて高選択的に起こるために副生成物が少な(、目
的物の分離精製が極めて容易であり、高純度の1−(2
−ピリミジル)ピペラジン類が得られるという利点があ
り、工業的にも極めて有利である。
以下に実施例を掲げて本発明を具体的に説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。
111ユ 温度計、攪拌器、滴下ロート、還流冷却器の備わった1
00−の四ツロフラスコ中、l−アミジノ−4−ホルミ
ルピペラジンの1H2SO4塩101(0,0488モ
ル)と3696HC1液20−を仕込んだ。次いで、内
温2゜〜25℃を維持しながら、滴下ロートより1゜1
.3.3−テトラメトキシプロパン81(0,0488
モル)を2時間で滴下した。その后、同温で4時間攪拌
して、内容物を一夜装置した。
反応液にベンゼン50−と4896液1221、水22
1を加え、内温7o℃で1時間攪拌した。分液ロートで
油分を分けて、蒸留してベンゼンを回収后、留出温度9
9〜102℃/1.0■HfでG、C,純度98.5%
の1−(2−ピリミジル)ピペラジン5.6gを得た。
(収率70%) 実施例2 温度計、攪拌器、滴下ロート、還流冷却器。
HCtガス吹込み口の備わった五ツロフラスコに、1−
アミジノ−4−ホルミルピペラジンの百H2SO4塩2
0.5IC0,1モル)と水80fを仕込んだ。次いで
、攪拌下でHCtガスを吹き込み、内容物をHCLで飽
和させた。HCtガスの流入を中止したのち、内温を2
0〜25℃にし、滴下ロー°トより1.1.3.3−テ
トラエトキシプロパン22N(0,1モル)を反応液を
バス温80℃で蒸発乾固しく減圧下)、゛残渣にベンゼ
ン100−と4896液曹40m、水50−を仕込み、
内温70℃で2時間の攪拌を行なった。油分を分けて、
実施例と同様にして、蒸留し、 G、C,純度98.8
5%の1−(2−ピリミジル)ピペラジン18.3F(
0,081モル)を得た。(収率81%)実施例3 実施例1と同型の反応容器300dに、1−アミジノ−
4−ホルミルピペラジン15.6f(0,0761モル
)と50 *Hg5Oa 1001を仕込んだのち、1
.1,3.3−テトラエトキシプロパン221 (0,
1モル)を内温20℃で4時間掛けて滴下した。あとは
実施例1と同様の操作で、G、C,純度98%の1−(
2−ピリミジル)ピペラジン9.8fを得た。
(収率60%) 実施例4 50%リン酸を用いた他は、実施例3と同様に操作した
所、G、C,純度98%の1−(2−ビリミジル)ピペ
ラジン8.5fを得た。
(収率52%) 実施例5 1−アミジノ−4−ホルミルピペラジンの舎HgSO4
塩の代りに、1−アミジノ−2,5−ジメチル−4−ホ
ルミルピペラジンの1HgSO4塩101 (0,04
88% ル) ヲ使用した他は、実施例1と同様に操作
し、G、C,純度98.5%の1−(2−ピリミジル)
−〜、5−ジメチルピペラジン131を得た。、(収率
68%)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鉱酸存在下、一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R^1、R^2は水素原子又は低級アルキル基
    を表わす) で示される1−アミジノ−4−ホルミルピ ペラジン類又はその鉱酸塩と、一般式(2)▲数式、化
    学式、表等があります▼(2) (式中、R^3〜R^6は夫々低級アルキル基を表わす
    ) で示される1,1,3,3−テトラアルコキシプロパン
    類を反応させ、次いでアルカリで 加水分解することを特徴とする一般式(3)▲数式、化
    学式、表等があります▼(3) (式中、R^1、R^2は前記と同じ) で示される1−(2−ピリミジル)ピペラ ジン類の製造法。
  2. (2)1−アミジノ−4−ホルミルピペラジン類または
    その鉱酸塩と1,1,3,3−テ トラアルコキシプロパン類との反応温度は 0℃〜30℃である特許請求の範囲第1項 記載の1−(2−ピリミジル)ピペラジン 類の製造法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5432178A (en) * 1992-09-18 1995-07-11 Ono Pharmaceutical Co., Ltd. Amidinophenol derivatives

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56125384A (en) * 1980-02-04 1981-10-01 American Home Prod 2-(1-piperazinyl)cycloheptimidazole derivative

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