JPS61254585A - 三環式誘導体 - Google Patents

三環式誘導体

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JPS61254585A
JPS61254585A JP61097812A JP9781286A JPS61254585A JP S61254585 A JPS61254585 A JP S61254585A JP 61097812 A JP61097812 A JP 61097812A JP 9781286 A JP9781286 A JP 9781286A JP S61254585 A JPS61254585 A JP S61254585A
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JP
Japan
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compound
formula
carbon atoms
alkyl
items
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Application number
JP61097812A
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English (en)
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アンドリュー・デリック・グリブル
ロバート・ジョン・アイフ
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GSK PLC
Original Assignee
GlaxoSmithKline PLC
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Filing date
Publication date
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    • C07D417/02Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings
    • C07D417/12Heterocyclic compounds containing two or more hetero rings, at least one ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for by group C07D415/00 containing two hetero rings linked by a chain containing hetero atoms as chain links
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • C07D513/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and sulfur atoms as the only ring hetero atoms, not provided for in groups C07D463/00, C07D477/00 or C07D499/00 - C07D507/00 in which the condensed system contains two hetero rings
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明は、ある種の三環式誘導体、その製造法5それを
含有する組成物およびそのヒスタミンH1−拮抗剤とし
ての用途に関する。
発明の背鼠 哺乳動4i1こ内生する生理学的に活性な化合物である
ヒスタミンは、受容体と称するある種の部位と相互作用
することによってその活性を発揮する。
1つの型の受容体は、ヒスタミンHニー受容体として知
られており(アッシュおよびシルト、プリティシュ・ジ
ャーナル・オブ・ファーマコロジー(Brit、J、 
Pharmac、 ) 、 1966 + 27 。
427)、これらの受容体におけるヒスタミンの活性は
、通常「抗ヒスタミン剤」(ヒスタミンH0−拮抗剤)
と称する薬剤、一般的な例としてはメピラミンにより抑
制される。
発明の開示 本発明は、式(1): 〔式中、x1ハ酸素、硫黄、−NR2−(R2は水素、
炭事数1〜6のアルキルまたは炭素数1〜6のアルカノ
イル)、−CHR3−1−CH2CHR3−−0−CH
R3−または−5−CHR3−(R3は水素または炭素
数1〜6のアルキル);x3およびx4 は。
同一または異なって、それぞれの環が、所望により、炭
素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルーコキシま
たはハロゲンで置換されていてもよい縮合ベンゾまたは
ピリド環;bは2〜5;rは1または2;およびR1は
水素、炭素数1〜6のアルキルまたは−CH2R5(R
5は、所望により、同一または異なって、炭素数1〜6
のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、ハロゲンまた
はヒドロキシである1または2個の置換基を有していて
もよいピリジルを意味する)、またはカルボキシ、カル
ボキサミド、スルホンアミドもしくはヒドロキシアルキ
ル基(アルキルの炭素数1〜6)を有し、所望により、
炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、
ヒドロキシまたはハロゲン置換基を有していてもよいフ
ェニルまたはピリジル、または、所望により、炭素数1
〜6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシもしくは/
Xロゲン置換基を有していてもよいN−オキソ−ピリジ
ルを意味する〕 で示される化合物を提供するものである。
xlにおいて、R2およびR3の炭素数1〜6のアルキ
ルの例としては、メチル、エチル、n−プロピル、  
1so−プロピル、n−ブチルおよびt−ブチルが挙げ
られる。好ましく、は、炭素数1〜6のアルキル基はメ
チルである。
R2の炭素数1〜6のアルカノイル基の例としでは、ア
セチル、n−プロパノイル、n−ブタノイルおよびn−
ペンタノイルが挙げられる。好ましくは、炭素数1〜6
のアルカノイル基はアセチルである。      1.
好ましくは、R2およびR3は水素である。
好マシ<ハ、X  ct硫黄*たは−cn2−cuR3
−(R3は水素を意味する)である。最も好ましくは、
xlは硫黄である。
x3およびX において、炭素数1〜6のアルキル置換
基の例としては、メチル、エチル、n−プロピル、1s
o−プロピル、n−ブチルおよびt−ブチルが挙げられ
る。
炭素数1〜6のアルコキシ置換基の例としては、メトキ
シ、エトキシ、n−プロポ牛シおよびn−ブトキシが挙
げられる。
ハロゲン置換基の例としては、フルオロ、クロロ・およ
びブロモが挙げられる。
x3またはx4がピリドである場合、該窒素原子に関し
てピリド[2,3]−、ピリド(3,4]−、ピリド[
4,3]−またはピリド(3,2]−となることができ
る。
好ましくは、x3はピリド、特に、該窒素原子に関して
ピリド(2,3]−またはベンゾである。
好ましくは、X’ 書#ベンゾである。
好ましくは、x3およびX4が合わせて2つの置換基を
有する場合、1つの置換基がそれぞれの環に存在する。
好ましくは、x3およびx4は不飽和である。
例えば、bは2または3とすることができる。
好ましくは、bは2である。
R1の炭素数1〜6のアルキル基の例としては、メチル
、エチルおよびn−プロピルが挙げられる。
好ましくは、R1は水素または基−CH2R5である。
本発明の範囲内に包含されるもう1つの群の化合物は 
R5が、所望により、同一または異なって、炭素数1〜
6のアルキル、炭素数1〜6のアルコキシ、ハロゲンま
たはヒドロキシである1または2個の置換基を有するピ
リジルである化合物である。代表的な例はピリジン−4
−イルである。
本発明の範囲内に包含されるもう1つの群の化合物は、
R5がカルボキシ、カルボキサミド、スルホンアミドま
たはヒドロキシアルキル基(アルキルの炭素数1〜6)
および、所望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数
1〜6のアルコキシ、ヒドロキシまたはハロゲン置換基
を有するフェニルまたはピリジルである化合物である。
ヒドロキシアルキル基(アルキルの炭素数1〜6)の例
としては、ヒドロキシメチルおよびヒドロキシエチルが
挙げられる。
R5が置換フェニル基である場合の代表的な基の例とし
ては、2−メチル−4−カルボキシフェニル、2−メト
キシ−4−カルボキシフェニル。
2−クロロ−4−カルボキシフェニル、3−メチル−4
−カルボキサミドフェニル、3−メトキシ−4−Jルポ
キサミドフェニル、3−クロロ−4−、カルボキサミド
フェニル、3−フルオロ−4−カルボキサミドフェニル
、2−メチル−4−スルホンアミドフェニル、2−メト
キシ−4−スルホンアミドフェニル、2−クロロ−4−
スルホンアミドフェニル%4−カルボキシフェニル、4
−カルボキサミドフェニルおよび4−スルホンアミドフ
ェニルが挙げられる。
R5が置換ピリジル基である場合、好ましくは。
それは6−置換ピリジン−4−イル基である。
R5が置換ピリジル基である場合の代表的な基の例とし
ては、2−メチル−6−カルポキシピリジンー3−イル
、2−メトキシ−6−カルポキシピリジンー3−イル、
2−クロロ−6−カルポキシピリジンー3−イル、5−
メチル−6−カルポキサミドピリジンー3−イル、5−
メトキシ−6−カルポキサミドピリジンー3−イル、5
−クロロ−6−カルポキサミドピリジンー3−イル、5
−フルオロ−6−カルポキサミドピリジンー3−イル、
2−°メチル−6−スルホンアミドピリジン−3−イル
、2−メトキシ−6−スルホンアミドピリジン−3−イ
ル、2−クロロ−6−スルホンアミドピリジン−3−イ
ル、6−カルポキシピリジンー3−イル、6−カルポキ
サミドピリジンー3−イルおよび6−スルホンアミドピ
リジン−3−イルが挙げられる。
本発明の範囲内に包含されるもう1つの群の化合物は、
R5が、所望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数
1〜6のアルコキシまたはハロゲ1、、・ ン置換基を有するN−オキソ−ピリジルである化合物で
ある。
好ましくは、基−CH2−はピリジル基の4−位に結合
している。
この群の化合物のR5の代表的な基の例としては、6−
メチル−N−オキソ−ピリジン−4−イル、6−メトキ
シ−N−オキソ−ピリジン−4−イル、6−クロロ−N
−オキソ−ピリジン−4−イルおよび、特に、N−オキ
ソ−ピリジン−4−イルが挙げられる。
好ましくは、R5はピリジン−4−イルまたはN−オキ
ソ−ピリジン−4−イルである。
好ましくは、rは1である。
式(1)の化合物は、医薬上許容される酸付加塩形成酸
とともに医薬上許容される塩を形成する。
これらの酸の例としては、塩酸、硫酸、臭化水素酸、リ
ン酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸。
乳酸、2−ヒドロキシェタンスルホン酸、メタンスルホ
ン酸、トルエン−4−スルホン酸、エタンジスルホン酸
、エタンスルホン酸およびカンファースルホン酸が挙げ
られる。
本発明の範囲内に包含される代表的化合物としては、 3−[3−(ピリド[3,2−b〕[1,4]ベンゾチ
アジン−10イル)プロピルアミノ〕−4−アミノ−1
,2,5−チアジアゾール−1−オキシド3−[3−(
ピリド[:3.2−b ) [: 1.4 ]]ベンゾ
チアジンー10−イルプロピルアミノ〕−4−(ピリジ
ン−4−イルメチルアミノ)−1,2,5−チアジアゾ
ール−1−オキシド 3−(3−(N、−フェノチアジニル)プロピルアミノ
コ−4−アミノ−1,2,5−チアジアゾール−1−オ
キシド 3−(3−(N−フェノチアジニル)プロピルアミノ]
 −4= (ピリジン−4−イルメチルアミノ)−1,
2,5−チアジアゾール−1−オキシド3−〔3−(1
0,11−ジヒドロ−5H−ジベンズ(b、flアゼピ
ン−5−イル)プロピルアミノコ−4−アミノ−1,2
,5−チアジアゾール−1−オキシド およびその医薬上許容される塩が挙げられる。
式(1)の化合物は、 C)I2(CH2)b−NH2 〔式中、b、xl、I3およびI4は前記と同意義であ
る〕 で示される化合物と式(6): 〔式中、rは1または2、およびI8はアミンで置換可
能な基、およびI9はアミンで置換可能な基または式−
NHRI (式中、R1は前記と同意義である)で示さ
れる基を意味する〕 で示される化合物を反応させ、I9がアミンで置換可能
な基である場合、式(7): %式%(7) で示されるアミンと反応させ、ついで、所望により、得
られた式(1)の化合物を塩に変換することによって製
造できる。
アミンで置換可能な脱離基の例としては I8およびI
9がQS−1QSO−1<2 s 02− t タハQ
〇−(式中、Qは炭素数1〜6のアルキル、アリールま
たはアラルキルを意味する)、ハロゲン、特に、塩素お
よび臭素、およびニトロアミノである基が挙げられる。
好ましくは、基x8およびI9は(10−(式中、Qは
メチルを意味する)である。
反応が実施される条件は、試薬の性質に依存する。例え
ば、反応は一般的に低温から適度な温度、例えば、0°
C〜室温にて実施される。溶媒の選択は、試薬の溶解性
に影響される。好ましくは、溶媒は、ピリジン、ピコリ
ンまたはピコリン混合物、炭素数1〜6のアルカノール
、好ましくは、エタノールマタは1−プロパツール、1
,2−エタンジオール、高沸点アルコキシアリールエー
テル、例えば、アニソールまたは非プロトン性極性溶媒
例えば、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド
、ジメチルスルホキシド、ヘキサメチルホスホンアミド
またはスルホランである。
式(1)の化合物の医薬上許容される塩は、標準的方法
、例えば、式(1)の化合物の溶液を酸の溶液と反応さ
せることによって製造できる。
式(5)の化合物は、式(8): 〔式中、xl、I3およびI4は前記と同意義である〕
で示される化合物と式(9): %式%(9) 〔式中、YはハロゲンおよびR6は保護したアミノ基お
よびbは前記と同意義である〕 で示される化合物を強塩基の存在下に反応させ、ついで
、いずれの保護基をも除去することによって製造できる
強塩基の例としては、アルカリ金属水素化物(特に、水
素化ナトリウム)、アルカリ金属アミド(特に、ナトリ
ウムアミド)およびアルカリ金属アルキル化物、例えば
、ブチルリチウムが挙げられる。
反応は不干渉溶媒、すなわち、試薬および生成物に対し
て実質的に不活性な溶媒の存在下で行なわれる。いずれ
かの特定の溶媒の選択は塩基の性質に依存する。例えば
、アルカリ金属水素化物に関しては、好ましくは、溶媒
はジメチルスルホキシドである。アルカリ金属アミドに
関しては、溶媒は液体アンモニアである。アルカリ金属
アルキル化物に関しては、好ましくは、溶媒はエーテル
、例えば、ジメチルエーテルまたはテトラヒドロフラン
である。
反応は、塩基および溶媒により、適当な温度から低温に
て実施できる。例えば、塩基がジメチルスルホキシド中
のアルカリ金属水素化物である場合、反応は室温にて実
施できる。塩基がアンモニア中のアルカリ金属アミドで
ある場合、反応は液体アンモニアの沸点以下で行なわれ
る。塩基がアルカリ金属アルキル化物である場合、反応
は室温から一78℃および、好ましくは、不活性雰囲気
中にて行なうことができる。
R6の保護したアミ7基の例としては、フタルイミドが
挙げられ、塩基がアルカリ金属アミドである場合、酸付
加塩1例えば、塩酸塩とすることができる。式(9)に
おいて、Yは塩素、臭素またはヨウ素とすることができ
る。
保護したアミノ基は、標準的方法1例えば、フタルイミ
ドである場合、ヒドラジンとの反応によってアミノに変
換できる。
式(7)から(9)の化合物は、公知であるかまたは公
知の方法と同様にして製造できる。
式(6)の化合物は公知であるかまたは英国特許第15
6” 3090号および英国特許出願公開第20679
87号に記載されている公知方法と同様にして製造でき
る。
式(1)の化合物のヒスタミンH0−拮抗剤活性は。
モルモット回腸テストにおいてin vitroで示す
ことができる。このテストにおいては、モルモット回腸
の摘出部を500■の張力下、固定子とトランスジュー
サーの間で101nI!の組織浴中に固定し、30℃の
温度で一定の通気を行ないながらマグネシウム不含タイ
ロード(Tyrode )溶液中に浸漬する。トランス
ジューサーからの出力を増幅する。増幅した出力を順次
フラット・ベッド・レコーダーに供給する。所定量のヒ
スタミンを組織浴に加え、収縮力が最大に達するまでヒ
スタミン濃度を段階的に増大させる。組織浴を洗浄し、
試験化合物を含有する新しいマグネシウム不含タイロー
ド溶液で充す。溶液と組織を8分間接触させ。
最大収縮が記録されるまで、再び所定量のヒスタミンを
加える。試験化合物の濃度を増加させながら検定を繰り
返し、最大収縮の50%を与えるヒスタミンの用量を記
録する。拮抗剤の非存在下および存在下における最大応
答の50%を生じるのに要するヒスタミンの濃度を比較
することによって用量比(DR)を算出した。LogD
 (試験化合物の濃度)に対してLOgDR−1をプロ
ットし、t、o g (DR−1)縦座標軸との交点を
活性の尺度(PA2値)としてとる、実施例の化合物は
7以上のp A 2  値を有する。
ヒスタミンH1−拮抗剤としての式(1)の化合物の活
性は、ヒスタミン誘発による気管支収縮の抑制によって
in vivo  で示すことができる。雌雄どちらか
のモルモットをナトリウムペンドパルビトン90η/K
Iiの腹腔内注射によって麻酔する。
気管にカニユーレを挿入する。該動物は、肺を膨張させ
るのに丁度適した一定量の空気で人工的に呼吸させる。
肺を膨張させるのに要した圧力を、低圧トランスジュー
サーを用いて呼吸システムからモニターする。ヒスタミ
ンの静脈内注射は用量依存圧力増大を生じさせ、ヒスタ
ミンの気管支収・縮作用に応じて肺を膨張させる。ヒス
タミンに対する応答は、ヒスタミンH0−受容体拮抗剤
を用いて拮抗することができる。
ヒスタミンについての用量一応答曲線を20.40.8
0.160および320 n mols/K11lで作
成する。ついで、拮抗剤を静脈内注射によって投与し、
5分後、必要に応じてヒスタミンの用量を増加させて、
新たなヒスタミン用量一応答曲線を作成する。該拮抗剤
の効果は、ヒスタミン用量一応答曲線の右方への移行に
より定量化でき、用量比として表現される。一連の用量
の拮抗剤を各動物に与え、拮抗剤の各用量についての用
量比を算出することができる。
本発明の化合物をヒスタミンH1−拮抗剤として用いる
ために、該化合物は、標準的製剤方法で医薬組成物に処
方することができる。
本発明は、また、式(1)の化合物またはその医薬上許
容される塩および医薬上許容される担体からなることを
特徴とする医薬組成物を包含する。
式(1)の化合物およびその医薬上許容される塩は、局
所的にまたは全身的に投与することができる。
経皮投与用の局所処方には、ローションおよびクリーム
が包含される。気道への投与用の局所処方には、噴霧器
で投与するかまたはエアゾールとして投与する溶液また
は吸入可能な微粉末が包含される。吸入可能な粉末の活
性成分は、小さな粒゛径、すなわち、50ミクロン以下
、好ましくは、10ミクロン以下の粒径を有する。活性
成分は、50ミクaン以下の粒径を有する固体担体、例
えば、乳糖と共存させる。
経眼投与用の局所処方は、溶液および軟膏を包含する。
経眼投与用の溶液は、活性化合物および滅菌水性担体1
例えば等張緩衝液、特に、ホウ酸。
塩化ナトリウムまたはホウ酸ナトリウムの緩衝溶液から
なることを特徴とする。該緩衝液は、好都合には、溶液
のpHを生理的pH範囲に維持したリン酸塩緩衝液とす
ることができる。このような緩衝液の例としてはソレン
セン緩衝液が挙げられる。軟膏については、担体はワセ
リンとすることができる。
全身的投与は、経直腸的、経口的または非経口的投与に
より行なうことができる。代表的な生薬処方は、活性化
合物と結合剤および/または滑沢剤1例えば、ゼラチン
またはカカオバターまたは他の低融点植物ワックスまた
は油脂からなる。代表的な非経口組成物は、滅菌水性担
体または非経口的に許容される油中の活性成分の溶液ま
たは懸濁液からなる。
経口投与で活性な式(1)の化合物は、シロップ、錠剤
、カプセルおよびロゼンジとして処方することができる
。シロップ処方は、一般に、フレーバーまたは着色剤を
含有する液体担体1例えば、エタノール、グリセリンま
たは水中の該化合物の懸濁液または溶液からなる。該組
成物がカプセル形である場合、所望により結合剤を含有
する顆粒形の固体をゼラチン殻で被包する。該組成物が
錠剤形である場合、固体処方の調製に通常用いられるい
ずれ(もの適当な医薬担体を使用できる。このような担
体の例としては、ステアリン酸マグネシウム、 澱粉、
 乳糖、クルコース、シュークロースおよびセルロース
が挙げられる。好ましくは、該組成物は、患者自身が単
一用量を投与できる投与単位形、例えば、錠剤、カプセ
ルまたは計量噴霧エアゾールとする。
適当であれば、少量の気管支拡張剤および抗喘息剤1例
えば、交感神経興奮性アミン、特に、インプレナリン、
イソエタリン、サルブタモール、フェニルエフリンおよ
びエフェドリン;キサンチン誘導体、特に、テオフィリ
ンおよびアミノフィリン;およびコルチコステロイド、
特に、プレドニゾロンおよび副腎興奮剤、特に、ACT
Hを含有することができる。通常行なわれるように、該
組成物には、関係する治療における使用のための能書を
添付でき、本発明の場合は、例えば、喘息。
花粉症、鼻炎またはアレルギー性湿疹の治療用のヒスタ
ミンH0−拮抗剤とすることができる。
経口投与用の各単位用量は、好ましくは、5〜200■
の式(1)の化合物または遊離塩基に換算したその医薬
上許容される塩を含有する。
本発明の医薬組成物は1通常、鼻炎、花粉症、気管支喘
息またはアレルギー性湿疹の治療のためにヒトに投与さ
れる。成人患者には、1回につき、経口投与の場合、1
5■〜400F!、好ましくは15η〜200ηの用量
、静脈内、皮下または筋肉内投与の場合、11119〜
50■、好ましくは、1■〜ioqの用量の式(1)の
化合物または遊離塩基に換算したその医薬上許容される
塩を投与し、該組成物は1日に1〜4回投与される。
実施例 つぎに実施例を挙げて本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1 石油エーテルで洗浄した50%水素化ナトリウム1.4
5yにジメチルスルホキシド(DMSO)20meを加
え、水素の発生が止まるまで混合物を70℃に加熱する
。冷却後、DMSO20−中の10H−ピリド(3,2
−b〕[1,4]ベンゾチアジン5.51yの溶液を加
える。5分後、25°〜35℃の間の温度に維持しつつ
、DMSO2Ofnl中の3−ブロモプロピルフタルイ
ミド8.11yの溶液を滴下する。2時間後、混合物を
水200mt’で希釈し、クロロホルム80rId!で
3回抽出し、抽出液を水100rnI!で1回洗浄し、
炭酸カリウムで乾燥する。真空下で濃縮して油状物を得
、クロマトグラフィー(シリカゲル、CHCl 3 )
  に付してフタルイミド中間体4.73y(44%)
を得る。
これをエタノール約100mt’中にヒドラジンヒトラ
ード2.43rrf!と共に2〜3時間還流する。冷却
後、沈澱固体を戸別しp液を留去し、2N塩酸50mh
ことる。固体を戸別し、P液をpH14の塩基性にする
。クロロホルムで抽出し、濃縮して油状物の3−(ピリ
ド(a、2−bl(1,4)ベンゾチアジン−10−イ
ル)プロピルアミノ2.6y(83%)を得、さらに精
製することなく使用する。
(n+ o〜5℃にて、メタノール2Ome中の3−〔
ピリドl”3.2−b)[1,4]ベンゾチアジン−1
0−イル〕プロピルアミノ185yをメタノール35m
e中の3,4−ジメトキシ−1,2,5−チアリアゾー
ル−1−オキシド0.95yの溶液に滴下する。0〜1
0℃にて2時間後、アンモニアで飽和したメタノールの
溶液10mを加え、混合物を室温Cごて一夜放置する。
溶媒を留去し、残渣をジメチルホルムアミド/エタノー
ルから再結晶後クロマトグラフィー(シリカゲル、クロ
ロホルム/メタノール10:1)に付し、アセトンから
結晶化後3−〔3−(ピリド(3,2−bl[1,4)
ベンゾチアジン−10−イル)プロピルアミノコ−4−
アミノ−1,2,5−チアジアゾール−1−オキシド0
.3y(14%)を得る。融点225°〜227℃。
元素分析、C□6H□5N60S2・0.1CHC13
として、実測値代):C,50,43; H,4,35
i N、21.76;S、16.42 理論値(%) :C,50,30i H,4,22; 
N、 21.86;S、16.68 実施例2 0〜5℃Gこて、メタノール2Ome中の3−(ピリド
[3,2−bl(1,4〕ベンゾチアジン−10−イル
)フロビルアミン1.62yをメタ/−ル40rue中
の3,4−ジメトキシ−1,2,5−チアジアゾール−
1−オキシド1.02yの溶液に滴下する。室温にて2
時間後、メタノール10me中の4−アミノメチルピリ
ジン1.02yを加え、室温にて3日間放置する。さら
に4−アミノメチルピリジン1.02yおよびクロロホ
ルム30meを加え、これを4日間放置する。溶媒を留
去し、残渣を中圧下にてクロマトグラフィー(シリカゲ
ル、クロロホルム/メタノール19:1)に付し、エタ
ノールから結晶化後3−[3−t(ピリド(3,2−b
l(1,4〕ベンゾチアジン−10−イル)プロピルア
ミノ]−4−(ピリド−4−イルメチルアミノ)−1,
2,5−チアジアゾール−1−オキシド1.49y(5
1%)を得る。融点189〜190℃。
元素分析、C22H2□N70S2・o、IC2H50
Hとして、実測値(%):C,57,12;H,4,7
2; N、20.95理論値(%) :C,56,95
; H,4,65; N、20.94実施例3 (i)実施例1中の方法において、l0H−ピリド(3
,2−bl[1,4]ベンゾチアジンの代わりにフェノ
チアジン16.94pを用い、その他の試薬を対応する
モル比で用いて、油状物の3−(N−フェノチアジニル
)プロピルアミノ4.899(22%)を得、さらに精
製することなく使用する。
(i+10〜5℃にて、メタノール10rne中の3−
(N−フェノチアジニル)プロピルアミノ1.38yを
メタノール30me中の3,4−ジメトキシ−1,2゜
5−チアジアゾール−1−オキシド0.879の溶液に
滴下する。室温にて2時間後、0〜5℃にてアンモニア
を攪拌溶液に1時間ゆっくり吹き込み、ついで室温にて
一夜放置する。溶媒を留去し、残渣をクロマトグラフィ
ー(シリカゲル、クロロホルム/メタノール24:1)
に付し、エタノールから結晶化後3−(3−(N−フェ
ノチアジニル)プロピルアミノコ−4−アミノ−1,2
,5−チアジアゾール−1−オキシド0.79y(40
%)を得る。融点214〜216℃。
元素分析、C17H□7N50S2として。
実測値(%) :C,54,96; H,4,61; 
N、18.85;S、17.26 理論値(%’) :C,54,82; H,4,70;
 N、18.50;S、16.99 実施例4 0〜5℃にて、メタノール10m1’中の3−(N−フ
ェノチアジニル)プロピルアミノ1.1yをメタノール
30me中の3.4−ジメトキシ−1,2,5−チアジ
アゾール−1−オキシド0.72の溶液に滴下する。室
温にて2時間後、0〜5℃6ごてメタノール5−中の4
−アミノメチルピリジン0.7yの溶液を加え、該溶液
を室温Cごて20時間放置する。
溶媒を留去し、残渣をクロマトグラフィー(シリカケル
、クロロホルム/メタノール97:3)に付し、エタノ
ールから結晶化後3− [3−(N−フェノチアジニル
)プロピルアミノ)−4−(ピリド−4−イルメチルア
ミノ)−1,2,5−チアジアゾール−1−オキシド0
.55y(28%)を得る。融点178〜180℃。
元素分析、C23H22N60S2 として。
実測値(%) :C,59,71; H,4,79; 
N、18.17;S、13.86 理論値(%):C,59,88;H,4,89;N、1
7.99;S、13.72 実施例5 (1)キシレン・120me中のナトリウムアミド1.
992および10.11−ジヒドロ−5H−ジベンズ〔
b、flアゼピン10yの混合物を還流下に3時間加熱
する。35℃にてキシレン30rne中の3−ブロモプ
ロピルフタルイミド13.67yの溶液ヲ加え、該混合
物を還流下に20時間加熱する。濾過、濃縮して油状物
21.7yを得、エタノール300m/中上ドラジンヒ
ドラ−トロ、 95 meと共に還流下に3時間加熱す
る。反応混合物を濾過し、涙液を留去して残渣を得、酢
酸エチル400meにとり、生じた混合物を濾過する。
p液を2N塩酸200−で4回抽出し、pHを14に調
整し、ついで、エーテルで抽出する。濃縮して、油状物
の3−(10,11−ジヒドロ−5H−ジベンズ〔b、
f〕アゼピン−5−イル)プロピルアミノ2.25y(
18%)を得、さらに情製することなく使用する。
(11)実施例31Dの方法において、3−(N−フェ
ノチアジニル)プロピルアミノの代わりに3−(10,
11−ジヒドロ−5H−ジベンズ(b、flアゼピン−
5−イル)プロピルアミノ1.22を用い、他の試薬を
対応するモル比で用いて3−〔3−(10,11−ジヒ
ドロ−5H−ジベンズ[b。
f〕アゼピン−5−イル)プロピルアミノ〕−4−アミ
ノ−1,2,5−チアジアゾール−1−オキシド0.3
6y(21%)を得る。融点227〜2301・   
     1、 元素分析・019H21N5°S として・実測値(%
’) :C,61,73; H,5,71; N、18
.99;S、8.47 理論値(%’) :C,62,10; H,5,76;
 N、19.06;S、8.72 実施例6 重量% ポリビニルピロリドン      4.0成分A(要す
れば、二塩基性リン酸カルシウム二水和物の代わりにラ
クトースまたは微結晶性セルロースを用いてもよい)を
混合し、ポリビニルピロリドンの濃厚溶液を添加し、造
粒し、乾燥し、乾燥顆粒を篩にかけ;成分Bを乾燥顆粒
に添加し、混合物を5■、25w9または50■の遊離
塩基を含有する錠剤に打錠することによって前記成分を
含有する経口投与用医薬組成物を調製する。
実施例7 注射投与用医薬組成物は、滅菌水中の3−〔3−(ピリ
ド[3,2−b)[1,4]ベンゾチアジン−10−イ
ル)プロピルアミノ]−4−(ピリド−4−イルメチル
アミノ)−1,2,5−チアジアゾール−1−オキシド
塩酸塩の溶液を形成し、1〜5%w / w溶液にする
ことにより調製する。濾過して溶液を透明にし、バイア
ル瓶に充填して、シールし、滅菌する。好適には、バイ
アル瓶は該溶液2−を含有する。
特肝出願人 スミス・クライン・アンド・フレンチ・ツ
ボラドリース・リミテッド

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼(1) 〔式中、X^1は酸素、硫黄、−NR^2−(R^2は
    水素、炭素数1〜6のアルキルまたは炭素数1〜6のア
    ルカノイル)、−CHR^3−、−CH_2CHR^3
    −、−O−CHR^3−または−S−CHR^3−(R
    ^3は水素または炭素数1〜6のアルキル);X^3お
    よびX^4は、同一または異なって、それぞれの環が、
    所望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6の
    アルコキシまたはハロゲンで置換されていてもよい縮合
    ベンゾまたはピリド環;bは2〜5;rは1または2;
    およびR^1は水素、炭素数1〜6のアルキルまたは−
    CH_2R^5(R^5は、所望により、同一または異
    なって、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6のアル
    コキシ、ハロゲンまたはヒドロキシである、1または2
    個の置換基を有していてもよいピリジルを意味する)、
    またはカルボキシ、カルボキサミド、スルホンアミドも
    しくはヒドロキシアルキル基(アルキルの炭素数1〜6
    )を有し、所望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素
    数1〜6のアルコキシ、ヒドロキシまたはハロゲン置換
    基を有していてもよいフェニルまたはピリジル、または
    、所望により、炭素数1〜6のアルキル、炭素数1〜6
    のアルコキシもしくはハロゲン置換基を有していてもよ
    いN−オキソ−ピリジルを意味する〕 で示される化合物およびその医薬上許容される塩。
  2. (2)X^1が硫黄または−CH_2−CHR^3−(
    R^3は水素を意味する)である前記第(1)項の化合
    物。
  3. (3)X^1が硫黄である前記第(2)項の化合物。
  4. (4)X^3およびX^4が不飽和である前記第(1)
    項〜第(3)項のいずれか1つの化合物。
  5. (5)X^3が該窒素原子に関してピリド〔2,3〕−
    である前記第(1)項〜第(4)項のいずれか1つの化
    合物。
  6. (6)X^4がベンゾである前記第(1)項〜第(4)
    項のいずれか1つの化合物。
  7. (7)bが2である前記第(1)項〜第(6)項のいず
    れか1つの化合物。
  8. (8)R^1が水素または−CH_2R^5である前記
    第(1)項〜第(7)項のいずれか1つの化合物。
  9. (9)R^5がピリジン−4−イルまたはN−オキソ−
    ピリジン−4−イルである前記第(1)項〜第(8)項
    のいずれか1つの化合物。
  10. (10)rが1である前記第(9)項の化合物。
  11. (11)3−〔3−(ピリド〔3,2−b〕〔1,4〕
    ベンゾチアジン−10−イル)プロピルアミノ〕−4−
    アミノ−1,2,5−チアジアゾール−1−オキシドで
    ある前記第(1)項の化合物またはその医薬上許容され
    る酸付加塩。
  12. (12)3−〔3−(ピリド〔3,2−b〕〔1,4〕
    ベンゾチアジン−10−イル)プロピルアミノ〕−4−
    (ピリジン−4−イルメチルアミノ)−1,2,5−チ
    アジアゾール−1−オキシドである前記第(1)項の化
    合物またはその医薬上許容される酸付加塩。
  13. (13)3−〔3−(N−フェノチアジニル)プロピル
    アミノ〕−4−アミノ−1,2,5−チアジアゾール−
    1−オキシドである前記第(1)項の化合物またはその
    医薬上許容される酸付加塩。
  14. (14)3−〔3−(N−フェノチアジニル)プロピル
    アミノ〕−4−(ピリジン−4−イルメチルアミノ)−
    1,2,5−チアジアゾール−1−オキシドである前記
    第(1)項の化合物またはその医薬上許容される酸付加
    塩。
  15. (15)3−〔3−(10,11,−ジヒドロ−5H−
    ジベンズ〔b,f〕アゼピン−5−イル)プロピルアミ
    ノ〕−4−アミノ−1,2,5−チアジアゾール−1−
    オキシドである前記第(1)項の化合物またはその医薬
    上許容される酸付加塩。
  16. (16)式(5): ▲数式、化学式、表等があります▼(5) 〔式中、b、X^1、X^3およびX^4は前記と同意
    義である〕 で示される化合物と式(6): ▲数式、化学式、表等があります▼(6) 〔式中、rは1または2、およびX^8はアミンで置換
    可能な基、およびX^9はアミンで置換可能な基または
    式−NHR^1(R^1は前記と同意義である)で示さ
    れる基を意味する〕 で示される化合物を反応させ、X^9がアミンで置換可
    能な基である場合、式(7): R^1NH_2(7) で示されるアミンと反応させ、ついで、所望により、得
    られた式(1)の化合物を塩に変換することを特徴とす
    る前記第(1)項〜第(15)項のいずれか1つの化合
    物の製造法。
  17. (17)前記第(1)項〜第(15)項のいずれか1つ
    の化合物および医薬上許容される担体からなることを特
    徴とする医薬組成物。
  18. (18)ヒスタミンH_1−拮抗剤として用いる前記第
    (1)項〜第(15)項のいずれか1つの化合物。
  19. (19)式(5): ▲数式、化学式、表等があります▼(5) 〔式中、b、X^1、X^3およびX^4は前記と同意
    義である〕 で示される化合物。
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