JPS61248910A - 二物体の取付構造 - Google Patents
二物体の取付構造Info
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- JPS61248910A JPS61248910A JP8945785A JP8945785A JPS61248910A JP S61248910 A JPS61248910 A JP S61248910A JP 8945785 A JP8945785 A JP 8945785A JP 8945785 A JP8945785 A JP 8945785A JP S61248910 A JPS61248910 A JP S61248910A
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- fixing pin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、固定ピン部が裏側に一体化されている合成
樹脂製部材を、その固定ピン部及び固定ピン部に組付け
られる合成樹脂製の留め具を介して、取付孔を備える板
状部材に取付けるのに適用する二物体の取付構造に関し
、特に、ガーニッシュ、モール、バンパ等の自動車用部
品(合成樹脂製部材)を車体板金(板状部材)に取付け
るのに好適なものである。
樹脂製部材を、その固定ピン部及び固定ピン部に組付け
られる合成樹脂製の留め具を介して、取付孔を備える板
状部材に取付けるのに適用する二物体の取付構造に関し
、特に、ガーニッシュ、モール、バンパ等の自動車用部
品(合成樹脂製部材)を車体板金(板状部材)に取付け
るのに好適なものである。
〈従来の技術〉
従来、例えばガーニッシュの車体板金への取付けは第6
−7図に示すような構造であった。
−7図に示すような構造であった。
ガーニッシュ1の裏側には係合段部5を備えた固定ピン
部2が所定数一体重に突設され、車体板金lOには矩形
の取付孔10aが固定ピン部2に対応して形成されてい
た。
部2が所定数一体重に突設され、車体板金lOには矩形
の取付孔10aが固定ピン部2に対応して形成されてい
た。
そして、ガーニッシュ1を車体板金10へ取付ける際に
は、第6図に示すような板ばね製の留め具6を使用して
いた。
は、第6図に示すような板ばね製の留め具6を使用して
いた。
この留め具6は、取付孔10a周縁に当接するフランジ
部7と、取付孔10a周縁をフランジ部7とで挾持する
膨出部9と、固定ピン部2の係合段部5に係止される係
合爪8とを備えていた。
部7と、取付孔10a周縁をフランジ部7とで挾持する
膨出部9と、固定ピン部2の係合段部5に係止される係
合爪8とを備えていた。
そして、ガーニッシュ1を車体板金10へ取付ける際に
は、留め具6を取付孔10aへ挿入させ固定ピン部2を
その係合段部5に係合爪8が係止されるように挿入させ
て取付けるか、若しくは、車体板金10への取付作業工
数低減を考慮し、予め留め具6をその係合爪8が係合段
部5に係止されるように組付けて固定ピン部2とともに
留め具6を取付孔10aへ挿入させて取付けていた。
は、留め具6を取付孔10aへ挿入させ固定ピン部2を
その係合段部5に係合爪8が係止されるように挿入させ
て取付けるか、若しくは、車体板金10への取付作業工
数低減を考慮し、予め留め具6をその係合爪8が係合段
部5に係止されるように組付けて固定ピン部2とともに
留め具6を取付孔10aへ挿入させて取付けていた。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、従来の取付構造では、留め具6が遊び状態で車
体板金取付孔10aに固定されるものであり、車体板金
10との間にガタッキが発生し易く、留め具6が金属製
であることとあいまって、走行中異音が発生し易く、ま
た、錆等の問題も生じ易かった。
体板金取付孔10aに固定されるものであり、車体板金
10との間にガタッキが発生し易く、留め具6が金属製
であることとあいまって、走行中異音が発生し易く、ま
た、錆等の問題も生じ易かった。
また、従来の取付構造では、車体板金10への取付後、
固定ピン部2及び留め具6を取外す場合、膨出部9が抜
き方向に対して抜は難く、係合爪8が金属製でかつ固定
ピン部2の抜き方向に対向する方向に向いており、固定
ピン部2若しくは留め具6が破損して外れることとなる
ため、再使用することが不可能であった。
固定ピン部2及び留め具6を取外す場合、膨出部9が抜
き方向に対して抜は難く、係合爪8が金属製でかつ固定
ピン部2の抜き方向に対向する方向に向いており、固定
ピン部2若しくは留め具6が破損して外れることとなる
ため、再使用することが不可能であった。
さらに、車体板金10への取付作業工数低減を考慮して
、予め留め具6を固定ピン部2に組付けて取付ける方法
では、留め具6が取付孔10a周縁に当接して傾き、そ
の状態で固定ピン部2とともに車体板金lOに取付けら
れる場合があり、そのような場合には留め具6の保持力
が低下する虞れがあった。
、予め留め具6を固定ピン部2に組付けて取付ける方法
では、留め具6が取付孔10a周縁に当接して傾き、そ
の状態で固定ピン部2とともに車体板金lOに取付けら
れる場合があり、そのような場合には留め具6の保持力
が低下する虞れがあった。
この発明は、上記の問題点を解決するもので、固定ピン
部が裏側に一体化されている合成樹脂製部材を、その固
定ピン部及び固定ピン部に配設される留め具を介して、
取付孔を備える板状部材に取付ける場合、ガタッキや錆
等を発生させることなく取付けることができるとともに
、取付後には再使用可能に取外すことができ、さらに、
取付時に留め具が傾斜して取付けられる虞れがなく、留
め具の保持力を低下させることのない二物体の取付構造
を提供することを目的とする。
部が裏側に一体化されている合成樹脂製部材を、その固
定ピン部及び固定ピン部に配設される留め具を介して、
取付孔を備える板状部材に取付ける場合、ガタッキや錆
等を発生させることなく取付けることができるとともに
、取付後には再使用可能に取外すことができ、さらに、
取付時に留め具が傾斜して取付けられる虞れがなく、留
め具の保持力を低下させることのない二物体の取付構造
を提供することを目的とする。
く問題点を解決するための手段〉
この発明に係る二物体の取付構造は、固定ピン部が裏側
に一体化される合成樹脂製部材を取付孔が設けられた板
状部材に対して取付ける際、固定ピン部に合成樹脂製の
留め具を組付は固定ピン部と留め具とを取付孔へ挿入さ
せ固定ピン部を押込ませて取付ける二物体の取付構造で
あって、固定ピン部に両側にガイド片を備えるピン本体
とピン本体側方に形成される係合段部とを設け、ガイド
片をピン本体より外形を大きくし、かつ、ガイド片の少
なくとも一方の先端に鉤部を設け、留め具にフランジ部
を形成するとともにフランジ部に組付時ピン本体が挿入
可能な挿通孔を形成し、挿通孔周縁下面に挿通孔を間に
して相対し、ピン本体組付時にはガイド片より小さくか
つピン本体押込時にはガイド片より大きく拡張する、板
状部材取付孔への取付時ピン本体とともに挿入される2
つの係止脚を設け、係止脚の少なくとも一方の先端付近
側方にピン本体引抜時ガイド片鉤部と係合する係合突起
を設け、さらに、フランジ部上面にピン本体押込時係合
段部と係合するスナップ止め用鉤部を形成することによ
って、既述の問題点を解決するものである。
に一体化される合成樹脂製部材を取付孔が設けられた板
状部材に対して取付ける際、固定ピン部に合成樹脂製の
留め具を組付は固定ピン部と留め具とを取付孔へ挿入さ
せ固定ピン部を押込ませて取付ける二物体の取付構造で
あって、固定ピン部に両側にガイド片を備えるピン本体
とピン本体側方に形成される係合段部とを設け、ガイド
片をピン本体より外形を大きくし、かつ、ガイド片の少
なくとも一方の先端に鉤部を設け、留め具にフランジ部
を形成するとともにフランジ部に組付時ピン本体が挿入
可能な挿通孔を形成し、挿通孔周縁下面に挿通孔を間に
して相対し、ピン本体組付時にはガイド片より小さくか
つピン本体押込時にはガイド片より大きく拡張する、板
状部材取付孔への取付時ピン本体とともに挿入される2
つの係止脚を設け、係止脚の少なくとも一方の先端付近
側方にピン本体引抜時ガイド片鉤部と係合する係合突起
を設け、さらに、フランジ部上面にピン本体押込時係合
段部と係合するスナップ止め用鉤部を形成することによ
って、既述の問題点を解決するものである。
〈発明の作用〉
この発明に係る二物体の取付構造では、合成樹脂製部材
を板状部材に取付ける態様は、以下の如くである。
を板状部材に取付ける態様は、以下の如くである。
まず、合成樹脂製部材に形成されている固定ピン部のピ
ン本体をそのガイド片とともに留め具ノ挿通孔へ挿入さ
せ、留め具を固定ピン部に組付ける。この時、ガイド片
の鉤部は留め具の係止脚における係合突起に対して、固
定ピン部から留め具が外れる方向に対して抜は不能に係
合される。
ン本体をそのガイド片とともに留め具ノ挿通孔へ挿入さ
せ、留め具を固定ピン部に組付ける。この時、ガイド片
の鉤部は留め具の係止脚における係合突起に対して、固
定ピン部から留め具が外れる方向に対して抜は不能に係
合される。
その後、留め具の係止脚を固定ピン部のピン本体ととも
に板状部材の取付孔へ挿入する。その際、ピン本体のガ
イド片は係止脚より大きいため、係止脚が取付孔周縁に
当接することがなく、留め具が固定ピン部に対して傾斜
することがない。
に板状部材の取付孔へ挿入する。その際、ピン本体のガ
イド片は係止脚より大きいため、係止脚が取付孔周縁に
当接することがなく、留め具が固定ピン部に対して傾斜
することがない。
そして、留め具のフランジ部下面が取付孔周縁に当接し
たならば、ピン本体を挿通孔に対して押込ませる。する
と、係止脚が拡張し、留め具が板状部材に対して抜は不
能に遊びなく固定され、さらに留め具のスナップ止め用
鉤部に対して固定ピン部の係合段部が係合するため、留
め具に対して固定ピン部の抜は方向の移動が阻止され、
結局、合成樹脂製部材を板状部材に対して確実に取付け
ることができる。
たならば、ピン本体を挿通孔に対して押込ませる。する
と、係止脚が拡張し、留め具が板状部材に対して抜は不
能に遊びなく固定され、さらに留め具のスナップ止め用
鉤部に対して固定ピン部の係合段部が係合するため、留
め具に対して固定ピン部の抜は方向の移動が阻止され、
結局、合成樹脂製部材を板状部材に対して確実に取付け
ることができる。
その後、合成樹脂製部材を板状部材から取外す場合には
、所定以上の抜き方向の外力を加えて固定ピン部を引抜
けばよい、すると、固定ピン部の係合段部と留め具のス
ナップ止め用鉤部との保合が解除され、続いて、拡張し
ていた係止脚が元の状態に戻り可能となり、さらに、ピ
ン本体におけるガイド片の鉤部に留め具係止脚の係合突
起が係合し、固定ピン部とともに留め具が板状部材の取
付孔から離脱可能となる。
、所定以上の抜き方向の外力を加えて固定ピン部を引抜
けばよい、すると、固定ピン部の係合段部と留め具のス
ナップ止め用鉤部との保合が解除され、続いて、拡張し
ていた係止脚が元の状態に戻り可能となり、さらに、ピ
ン本体におけるガイド片の鉤部に留め具係止脚の係合突
起が係合し、固定ピン部とともに留め具が板状部材の取
付孔から離脱可能となる。
〈発明の効果〉
したがって、この発明に係る二物体の取付構造では、留
め具が、遊びなく板状部材に固定され、合成樹脂製であ
ることもあいまって、ガタッキや錆等を発生させること
なく取付けることができるまた、固定ピン部はその係合
段部と留め具のスナップ止め用鉤部とのスナップ係合で
留め具に係合され、しかも合成樹脂製の相互の接触であ
り、係合段部の形状とスナップ止め用鉤部のばね力を適
宜設定することにより、固定ピン部の保合段部が留め具
スナップ化め用鉤部から破損することなく取外し可能と
なり、その後、固定ピン部のピン本体におけるガイド片
鉤部が留め具係止脚の係合突起と係合し、固定ピン部と
ともに固定ピン部に組付けられた状態で留め具を板状部
材の取□付孔から離脱させることができるため、再使用
も容易に可能となる。
め具が、遊びなく板状部材に固定され、合成樹脂製であ
ることもあいまって、ガタッキや錆等を発生させること
なく取付けることができるまた、固定ピン部はその係合
段部と留め具のスナップ止め用鉤部とのスナップ係合で
留め具に係合され、しかも合成樹脂製の相互の接触であ
り、係合段部の形状とスナップ止め用鉤部のばね力を適
宜設定することにより、固定ピン部の保合段部が留め具
スナップ化め用鉤部から破損することなく取外し可能と
なり、その後、固定ピン部のピン本体におけるガイド片
鉤部が留め具係止脚の係合突起と係合し、固定ピン部と
ともに固定ピン部に組付けられた状態で留め具を板状部
材の取□付孔から離脱させることができるため、再使用
も容易に可能となる。
さらに、固定ピン部のピン本体には非拡張時の留め具係
止脚より外形を大きくするガイド片が形成されており、
留め具係止脚とともにピン本体を板状部材の取付孔□へ
挿入する際、取付孔周縁にはガ箔ド片が当接するだけで
係止脚等が当接しないため、留め具が固爺ピン部に対し
て傾斜したり、留め具係止脚が取付孔周縁に押されて取
付孔周縁に留め具フランジ部が当接する前に、留め具ス
ナップ化め用鉤部が固定ピン部係合段部とスナップ係合
するようなことがなく、適正な位置で留め具が取付けら
れ、留め具の保持力が低下することがない。
止脚より外形を大きくするガイド片が形成されており、
留め具係止脚とともにピン本体を板状部材の取付孔□へ
挿入する際、取付孔周縁にはガ箔ド片が当接するだけで
係止脚等が当接しないため、留め具が固爺ピン部に対し
て傾斜したり、留め具係止脚が取付孔周縁に押されて取
付孔周縁に留め具フランジ部が当接する前に、留め具ス
ナップ化め用鉤部が固定ピン部係合段部とスナップ係合
するようなことがなく、適正な位置で留め具が取付けら
れ、留め具の保持力が低下することがない。
〈実施例〉
以下、この発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
実施例では1合成樹脂製部材としてABS −PA等か
ら形成されるガーニッシュ11を、板状部材である車体
板金lOへ取付ける構造を説明する(第1〜5図参照)
。
ら形成されるガーニッシュ11を、板状部材である車体
板金lOへ取付ける構造を説明する(第1〜5図参照)
。
ガーニッシュ11の裏側には所定位置に複数の固定ピン
部12がガーニッシュ11と一体的に形成されている。
部12がガーニッシュ11と一体的に形成されている。
固定ピン部12は、両側にガイド片14・14を備える
ピン本体13と、ピン本体13側方に形成される係合段
部15・15とを備えている。
ピン本体13と、ピン本体13側方に形成される係合段
部15・15とを備えている。
ガイド片14・14は、ともに、ピン本体13より外形
を大きくし、先端に先端部位を曲面若しくはテーバ面状
とする鉤部14aを備えている。
を大きくし、先端に先端部位を曲面若しくはテーバ面状
とする鉤部14aを備えている。
留め具16は、ABS @POM@FA等の合成樹脂材
料から形成され、フランジ部17を備えている。
料から形成され、フランジ部17を備えている。
フランジ部17には、中央に固定ピン部12におけるガ
イド片!4・!4を備えるピン本体13を挿入可能な略
矩形の挿通孔18が形成され、挿通孔18周縁下面には
、挿通孔18を間にして相対し、ピン本体13組付時に
はガイド片14より小さくかつピン本体13押込時には
ガイド片14より大きく拡張する2つの係止脚19・2
0が形成されている。
イド片!4・!4を備えるピン本体13を挿入可能な略
矩形の挿通孔18が形成され、挿通孔18周縁下面には
、挿通孔18を間にして相対し、ピン本体13組付時に
はガイド片14より小さくかつピン本体13押込時には
ガイド片14より大きく拡張する2つの係止脚19・2
0が形成されている。
係止脚19・20はその中間部位をそれぞれ厚肉として
おり、一方の係止脚19にはその先端付近側方に後述の
ピン本体13引抜時ピン本体13におけるガイド片14
・14先端の鉤部14aと係合可能な係合突起19a*
19aが形成されている。
おり、一方の係止脚19にはその先端付近側方に後述の
ピン本体13引抜時ピン本体13におけるガイド片14
・14先端の鉤部14aと係合可能な係合突起19a*
19aが形成されている。
また、フランジ部17上面には、挿通孔18周縁の所定
位置に、後述のピン本体13押込時、固定ピン部12の
係合段部15・15とそれぞれ撓んで係合可能なスナッ
プ止め用鉤部21−21が形成され、さらに、係止脚1
9−20上部位置に、ガイド壁22・22が形成されて
いる。
位置に、後述のピン本体13押込時、固定ピン部12の
係合段部15・15とそれぞれ撓んで係合可能なスナッ
プ止め用鉤部21−21が形成され、さらに、係止脚1
9−20上部位置に、ガイド壁22・22が形成されて
いる。
つぎに、この実施例の取付は態様を説明する。
まず、ガーニッシュ11の固定ピン部12におけるピン
本体13をガイド片14・14とともに留め具16の挿
通孔1.8へ挿入させ、ガイド片鉤部14aを留め具係
止脚19の係合突起19a下方に位置させて、留め具1
6を固定ピン部12に組付ける。この際、実施例の留め
具16にはガイド壁22@22が設けられ、このガイド
I!22・22がピン本体13と摺接されるため、留め
具16が傾斜することなく固定ピン部12に組付けられ
る。また、組付時には、ガイド片14の鉤部14aがそ
れぞれ先端を曲面若しくはテーパ面状としているため、
係止脚19を容易に外方へ撓ませ。
本体13をガイド片14・14とともに留め具16の挿
通孔1.8へ挿入させ、ガイド片鉤部14aを留め具係
止脚19の係合突起19a下方に位置させて、留め具1
6を固定ピン部12に組付ける。この際、実施例の留め
具16にはガイド壁22@22が設けられ、このガイド
I!22・22がピン本体13と摺接されるため、留め
具16が傾斜することなく固定ピン部12に組付けられ
る。また、組付時には、ガイド片14の鉤部14aがそ
れぞれ先端を曲面若しくはテーパ面状としているため、
係止脚19を容易に外方へ撓ませ。
鉤部14aを係止脚保合突起19a下方に配置させるこ
とができる。そして、その鉤部14aは係合突起19a
と係合可能となって、留め具16を固定ピン部12から
抜は不能に組付けることとなる。ちなみに、実施例では
鉤部14a先端を曲面若しくはテーパ面状にしたものを
示したが、勿論、このように形成せず、手など鴫係止脚
19aを撓ませて留め具16を組付けてもよい、その後
、留め具16の係止脚19・20を固定ピン部12のピ
ン本体13とともに車体板金lOの取付孔lOaへ挿入
する(第4図参照)、その際、ピン本体13のガイド片
14・14は係止脚19@20より大きいので、取付孔
10a周縁にはガイド片14・14が当接するだけで係
止脚19−20が出接しないため、留め具16が固定ピ
ン部12に対して傾斜したり、留め具係止脚19・20
が取付孔10a周縁に押されて取付孔10a周縁に留め
具フランジ部17が当接する前に後述のようなスナップ
係合することがなく、適正な位置で留め具16を取付け
ることができ、保持力を充分発揮可能となる。
とができる。そして、その鉤部14aは係合突起19a
と係合可能となって、留め具16を固定ピン部12から
抜は不能に組付けることとなる。ちなみに、実施例では
鉤部14a先端を曲面若しくはテーパ面状にしたものを
示したが、勿論、このように形成せず、手など鴫係止脚
19aを撓ませて留め具16を組付けてもよい、その後
、留め具16の係止脚19・20を固定ピン部12のピ
ン本体13とともに車体板金lOの取付孔lOaへ挿入
する(第4図参照)、その際、ピン本体13のガイド片
14・14は係止脚19@20より大きいので、取付孔
10a周縁にはガイド片14・14が当接するだけで係
止脚19−20が出接しないため、留め具16が固定ピ
ン部12に対して傾斜したり、留め具係止脚19・20
が取付孔10a周縁に押されて取付孔10a周縁に留め
具フランジ部17が当接する前に後述のようなスナップ
係合することがなく、適正な位置で留め具16を取付け
ることができ、保持力を充分発揮可能となる。
そして、留め具16のフランジ部17下面が取付孔10
a周縁に当接したならば、ピン本体13を留め具挿通孔
18に対して押込む(第5図参照)、すると、係止脚1
9・20が拡張し、留め具16が板状部材11に対して
抜は不能に遊びなく固定され、さらに、留め具16のス
ナップ止め用鉤部21・21に対して固定ピン部12の
係合段fi15・15が係合し、固定ピン部12の抜は
方向の移動が阻止され、結局、ガーニッシュ11を車体
板金10に対して、留め具16のガタッキや錆等を発生
させることなく、確実に取付けることができる。
a周縁に当接したならば、ピン本体13を留め具挿通孔
18に対して押込む(第5図参照)、すると、係止脚1
9・20が拡張し、留め具16が板状部材11に対して
抜は不能に遊びなく固定され、さらに、留め具16のス
ナップ止め用鉤部21・21に対して固定ピン部12の
係合段fi15・15が係合し、固定ピン部12の抜は
方向の移動が阻止され、結局、ガーニッシュ11を車体
板金10に対して、留め具16のガタッキや錆等を発生
させることなく、確実に取付けることができる。
その後、ガーニッシュ11を車体板金10から取外す場
合には、所定以上の抜き方向の外力を加えてガーニッシ
ュ11とともに固定ピン部12を引抜いて行なう、その
際には、固定ピン部12の係合段部15・15と留め具
16のスナップ止め用鉤部21・21との係合が解除さ
れ、続いて拡張していた係止脚19・20が縮小可能と
なり、さらに、ガイド片鉤部14a・14aが係止脚係
合突起19a@19aとそれぞれ係合するため、固定ピ
ン部12とともに固定ピン部12に組付けた状態で留め
具16を車体板金10の取付孔lOaから離脱さ鵠るこ
とができる。そのため、固定ピン部12や留め具16の
各部が破損されることがなく、再使用も容易に可能とな
る、ちなみに、留め具16が長期間使用されて、係止脚
19・20が永久変形して拡張した状態となっていたと
しても、固定ピン部12の鉤部14aが留め具16の係
合突起19aと係合可能なため、支障なく、固定ピン部
12及び留め具16を取付孔10aから取外すことがで
きる。
合には、所定以上の抜き方向の外力を加えてガーニッシ
ュ11とともに固定ピン部12を引抜いて行なう、その
際には、固定ピン部12の係合段部15・15と留め具
16のスナップ止め用鉤部21・21との係合が解除さ
れ、続いて拡張していた係止脚19・20が縮小可能と
なり、さらに、ガイド片鉤部14a・14aが係止脚係
合突起19a@19aとそれぞれ係合するため、固定ピ
ン部12とともに固定ピン部12に組付けた状態で留め
具16を車体板金10の取付孔lOaから離脱さ鵠るこ
とができる。そのため、固定ピン部12や留め具16の
各部が破損されることがなく、再使用も容易に可能とな
る、ちなみに、留め具16が長期間使用されて、係止脚
19・20が永久変形して拡張した状態となっていたと
しても、固定ピン部12の鉤部14aが留め具16の係
合突起19aと係合可能なため、支障なく、固定ピン部
12及び留め具16を取付孔10aから取外すことがで
きる。
なお、固定ピン部12における係合段部15と留め具1
6におけるスナップ止め用鉤部21との係合力は1両者
の係合面のスロープ状態や鉤片21の弾性力を適宜設定
することにより対処する。
6におけるスナップ止め用鉤部21との係合力は1両者
の係合面のスロープ状態や鉤片21の弾性力を適宜設定
することにより対処する。
また、実施例では、固定ピン部12の係合段部15、ガ
イド片14に設けた鉤部14aをそれぞれ2つずつ設け
、そして、それらに対応して留め具16のスナップ止め
用鉤部21.係合突起19aを2つずつ設けたものを示
したが、勿論、1つずつでも同様の効果を奏する。
イド片14に設けた鉤部14aをそれぞれ2つずつ設け
、そして、それらに対応して留め具16のスナップ止め
用鉤部21.係合突起19aを2つずつ設けたものを示
したが、勿論、1つずつでも同様の効果を奏する。
第1図はこの発明の一実施例を示す分解斜視図、第2a
*2b図はそれぞれ同実施例の固定ピン部を示す正面図
・側面図、第3a・3b・3C図はそれぞれ同実施例の
留め具を示す正面図・側面図・平面図、第4・5図はガ
ーニッシュを車体板金に取付ける態様を順に示す断面図
、第6図は従来の取付構造を示す断面図、第7図は従来
のガーニッシュの裏側を示す斜視図である。 10・・・(板状部材)車体板金、 10a・・・取付孔、 11・・・(合成樹脂製部材)ガーニッシュ。 12・・・固定ピン部、 13・・・ピン本体、 14・・・ガイド片、 14a・・・鉤部、 15・・・係合段部。 16・・・留め具、 17・・・フランジ部、 18・・・挿通孔、 ・ 19・20−・・係止脚、 19a・・・係合突起、 21・・・スナップ止め用鉤部。 第1図 第3b Ill Ill aa図第8c図 第6 図 第7図
*2b図はそれぞれ同実施例の固定ピン部を示す正面図
・側面図、第3a・3b・3C図はそれぞれ同実施例の
留め具を示す正面図・側面図・平面図、第4・5図はガ
ーニッシュを車体板金に取付ける態様を順に示す断面図
、第6図は従来の取付構造を示す断面図、第7図は従来
のガーニッシュの裏側を示す斜視図である。 10・・・(板状部材)車体板金、 10a・・・取付孔、 11・・・(合成樹脂製部材)ガーニッシュ。 12・・・固定ピン部、 13・・・ピン本体、 14・・・ガイド片、 14a・・・鉤部、 15・・・係合段部。 16・・・留め具、 17・・・フランジ部、 18・・・挿通孔、 ・ 19・20−・・係止脚、 19a・・・係合突起、 21・・・スナップ止め用鉤部。 第1図 第3b Ill Ill aa図第8c図 第6 図 第7図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 固定ピン部が裏側に一体化される合成樹脂製部材を取付
孔が設けられた板状部材に対して取付ける際、前記固定
ピンに合成樹脂製の留め具を組付け前記固定ピン部と留
め具とを前記取付孔へ挿入させ前記固定ピン部を押込ま
せて取付ける二物体の取付構造であって、 前記固定ピン部には両側にガイド片を備えるピン本体と
該ピン本体側方に形成される係合段部とが設けられ、前
記ガイド片は前記ピン本体より外形を大きくし、かつ、
前記ガイド片の少なくとも一方には先端に鉤部が設けら
れ、 前記留め具にはフランジ部が形成されるとともに該フラ
ンジ部に組付時前記ピン本体が挿入される挿通孔が形成
され、該挿通孔周縁下面には該挿通孔を間にして相対し
、前記ピン本体組付時には前記ガイド片より小さくかつ
前記ピン本体押込時には前記ガイド片より大きく拡張す
る、前記板状部材取付孔への取付時前記ピン本体ととも
に挿入される2つの係止脚が設けられ、該係止脚の少な
くとも一方の先端付近側方には前記ピン本体引抜時前記
ガイド片鉤部と係合する係合突起が設けられ、さらに、
前記フランジ部上面には前記ピン本体押込時前記係合段
部と係合するスナップ止め用鉤部が形成されることを特
徴とする二物体の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8945785A JPS61248910A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 二物体の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8945785A JPS61248910A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 二物体の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61248910A true JPS61248910A (ja) | 1986-11-06 |
JPH0124924B2 JPH0124924B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=13971228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8945785A Granted JPS61248910A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 二物体の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61248910A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271410U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-07 | ||
JP2017020655A (ja) * | 2013-10-30 | 2017-01-26 | 日本精工株式会社 | 部材連結構造 |
JP2019116942A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 大和化成工業株式会社 | クリップ |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP8945785A patent/JPS61248910A/ja active Granted
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6271410U (ja) * | 1985-10-23 | 1987-05-07 | ||
JPH021526Y2 (ja) * | 1985-10-23 | 1990-01-16 | ||
JP2017020655A (ja) * | 2013-10-30 | 2017-01-26 | 日本精工株式会社 | 部材連結構造 |
JP2019116942A (ja) * | 2017-12-27 | 2019-07-18 | 大和化成工業株式会社 | クリップ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0124924B2 (ja) | 1989-05-15 |
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