JPS61244163A - 極性反転誤検出防止方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 データ通信回線における極性反転の誤検出防止方式であ
って、所定ダイヤルパルスの送出終了直後から回線監視
を行うのに対応して、所定ダイヤルパルスの送出直後数
秒間回線監視を遅延させるように構成し、交換機側での
ダイヤルパルス受信直後の回線の瞬時開放状態等による
極性反転の誤検出の防止を可能とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、交換機を介してデータ端末装置間のデータの
送受信を行うシステムに係り、特に前記交換機に対する
所定ダイヤルパルスの送出直後数秒間回線監視を遅延さ
せる極性反転誤検出防止方式に関する。

データ通信システムの伝送路としては、従来から専用線
及び電話交換回線が使われて来たが、最近の多様なデー
タ通信の需要に適合するには限度かり、データ通信に最
適なデータ交換網が構築され使用されるようになって来
た。これらの１つとして、回線交換方式がある。この回
線交換方式でのデータ通信システム構成は第３図に示す
ように構成されている。

かかるデータ通信システムでのデータ転送前の装置間の
信号の遺り取り等の回線監視を誤検出することなく正確
にしかも効率的に行う方式の実用化が待たれている。

〔従来の技術と発明が解決しようとする問題点〕第３図
はデータ通信システムを説明するシステム図を示す。

第３図に示すデータ通信システムで例えば、データ端末
装置（以下ＤＴＥと称する）　（１−０）からＤＴＥ（
ｌ−１）へ所定データを転送する場合、網制御装置（以
下ＮＣυと称する）（３−０）からＤＴＥ（１４）に指
定されている番号を電話交換機４に対して送出する。

ＤＴＥ（１−１）に指定された番号を受けた電話交換機
４ではＤＴＥ（１−１）を呼出し、ＤＴＥ（１−１）が
応答したことをＮＣＵ（３−０）が検出するとＤＴＥ　
（１−０）から電話交換機４を介してＤＴＥ（１−１）
にデータ転送を行う。

尚、モデム（２−０）　、　（２−１）は電話交換機４
及びその回線ａ、ｂで転送するデータがアナログ値であ
る場合、ディジタル値／アナログ値への変換、アナログ
値／ディジタル値への変換及びデータ転送速度の設定等
を行う。

又、ＤＴＥ（１−１）に指定された番号のダイヤルパル
ス送出後、ＤＴＥ　（１−１）からの応答信号は回線ａ
の極性を反転することで行い、この極性反転の監視はＮ
ＣＵ　（３−０）内の回線ａとのインタフェース部分に
フォトカブラ（図示してない）を設置し、例えばフォト
カブラ（図示してない）の点滅により行っている。

一方、電話交換機４では接続されているＤＴＥ（１−１
）の応答をＤＴＥ　（１−０）と接続している回線ａの
極性を反転することで行っている。しかし、電話交換機
４の形式（例えば、Ａ型、Ｈ型のステップバイステップ
方式やクロスバ方式等）によっては、ダイヤルパルス受
信直後数秒の間に回線ａの極性を瞬時ゼロ電位にする瞬
間がある。

従来のフォトカプラ監視方式では、この極性の瞬時のゼ
ロ電位への変位を検出して、ＤＴＥ（１−１）からの応
答信号と誤認識してＤＴＥ　（１−１）が準備不充分に
もかかわらずＤＴＥ（１−１）に対してデータを転送し
て仕舞うと言う問題点があった。

〔問題点を解決するための手段〕

第１図は本発明に係る網制御装置の原理ブロック図を示
す。

第１図は第３図で説明したＤＴＥＩ　（ｉ）　、モデム
２（ｉ）。

ＮＣＵ３　（ｉ）で構成するデータ端末を示す。

又、ＮＣＵ３　（ｉ）は回線ａを通じて接続されている
交換機４との信号及びデータの送受信制御やモデム２（
ｉ）との信号の遺り取りを行う制御部３１と、前記制御
部３１の制御のちとに交換機４側に対して送出するダイ
ヤルパルスを発生するダイヤルパルス発生部３２と、 対交換機４とのインタフェースをなし、制御部３１の指
示により回線ａの極性反転等の監視を行う回線接続部３
３と、 から構成されている。

〔作用〕

ＤＴＥＩ　（ｉ）より他のＤＴＥＩ（ｉ）等に対するデ
ータ転送のための操作を行うと制御部３１はダイヤルパ
ルス発生部３２に所定ダイヤルパルスの発生を指示し、
その出力状況を監視する。

所定ダイヤルパルスが回線接続部３３を経由して送出さ
れ、その終了を制御部３１が確認すると制御部３１は所
定時装置いて回線接続部３３に凹線ａの監視を指示する
ことにより、ダイヤルパルス送出終了直後に発生する可
能性がある回線ａの瞬時極性変位を極性反転と回線接続
部３３が誤検出することが防止可能となる。

〔実施例〕

以下本発明の要旨を第２図に示す実施例により具体的に
説明する。

第２図は本発明に係る一実施例を説明するブロック図を
示す。尚、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

次に、本実施例の動作を説明する。

制御部３１内に設けられた遅延部３１ｉは制御部３１が
ダイヤルパルス発生部３２のダイヤルパルス送出を確認
すると、遅延部３１１を通じて回線接続部３３に対して
応答監視、即ち回線ａの極性反転監視を指示する。

遅延部３１１は回ｆＩａの極性反転監視指示が入力する
と数秒間（例えば、２秒間）遅延して出力するように機
能する。尚、平均的にダイヤルパルス送出後応答により
回線ａの極性反転が行われるまでは十数秒以上あるもの
とする。

回線接続部３３での回＆ｉ　ａの極性反転監視はフォト
カプラで行っており、通常フォトカプラはオフ状態にあ
り、ＤＴＥＩ（ｉ）と交換機４が接続状Ｂ（但し、ダイ
ヤルパルス送出前の状態）では、フォトカプラはオン状
態となる。

上記状態で回線ａの極性反転があるとフォトカプラはオ
フ状態となり、これを対向している他のＤＴＥＩ（ｉ）
等の応答として検出する。本実施例は回ｖＡａの極性反
転でフォトカプラがオフ状態を検出する状態監視開始を
誤検出の可能性の大きい区間であるダイヤルパルス送出
直後数秒間を無監視状態とし、誤検出の防止を図った。

〔発明の効果〕

以上のような本発明によれば、ダイヤルパルス送出終了
直後に発生する可能性がある回線の瞬時極性変位を極性
反転と誤検出することを防止することが出来ると言う効
果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る網制御装置の原理ブロック図、 第２図は本発明に係る一実施例を説明するブロック図、 第３図はデータ通信システムを説明するシステム図、 をそれぞれ示す。 第２図、第３図において、 １（ｉ）はＤＴＥ　、　　　　　　　２（ｉ）はモデム
、３（ｉ）はＮＣＵ　、　　　　　　　４は交換機、３
１は制御部、　　　　　３１１は遅延部、３２はダイヤ
ルパルス発生部、 ３３は回線接続部、 をそれぞれ示す。 亭２１２Ｔ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 複数のデータ端末装置（１−ｉ）が対応するモデム（２
   −ｉ）及び網制御装置（３−ｉ）を経て交換機に接続さ
   れており、前記データ端末装置（１−ｉ）相互間のデー
   タの送受信を前記交換機を経由して行うシステムにおい
   て、 前記網制御装置（３−ｉ）内に、ダイヤルパルス送出後
   の応答監視開始動作を遅延させる制御部（３１）と、 前記制御部（３１）の制御のもとに前記交換機に対する
   ダイヤルパルスを発生し出力するダイヤルパルス発生部
   （３２）と、 前記交換機と接続される回線（ａ）の監視を前記制御部
   （３１）の制御のもとに行う回線接続部（３３）とを設
   け、 前記ダイヤルパルス発生部（３２）からダイヤルパルス
   の送出した後の所定期間前記制御部（３１）の制御によ
   り前記回線接続部（３３）の回線監視を遅延させること
   を特徴とする極性反転誤検出防止方式。