JPS61243810A - メタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体 - Google Patents
メタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体Info
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- JPS61243810A JPS61243810A JP60085344A JP8534485A JPS61243810A JP S61243810 A JPS61243810 A JP S61243810A JP 60085344 A JP60085344 A JP 60085344A JP 8534485 A JP8534485 A JP 8534485A JP S61243810 A JPS61243810 A JP S61243810A
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- fluoroalkyl methacrylate
- methacrylimide
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- methacrylate
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- Optical Fibers, Optical Fiber Cores, And Optical Fiber Bundles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は新規なメタクリルイミド含有メタクリル酸フル
オロアルキル重合体に関する。
オロアルキル重合体に関する。
含フツ素重合体は、耐熱、耐食材料、高性能誘電材料以
外にも、特徴的な表面特性、光学特性、放射線感応性、
選択透過性、電気特性、更に医療材料としての特性など
に基き、各方面で機能的に応用され、需要が伸びてきて
いる。
外にも、特徴的な表面特性、光学特性、放射線感応性、
選択透過性、電気特性、更に医療材料としての特性など
に基き、各方面で機能的に応用され、需要が伸びてきて
いる。
しかし現状では高価であプ、汎用樹脂と比較して製造法
、成形加工法などが十分に確立されているとは言えない
。
、成形加工法などが十分に確立されているとは言えない
。
含フツ素重合体のなかで、メタクリル酸フルオロアルキ
ル重合体樹脂は、透明、低屈折で、撥水・撥油という表
面特性を有し、更に重合体の特徴的な溶解性に基〈放射
線感応性、並びに吸湿性、寸法安定性に優れた特殊な樹
脂として位置づけられている。
ル重合体樹脂は、透明、低屈折で、撥水・撥油という表
面特性を有し、更に重合体の特徴的な溶解性に基〈放射
線感応性、並びに吸湿性、寸法安定性に優れた特殊な樹
脂として位置づけられている。
この様な特性の1つとして低屈折率であることを利用し
て、?リスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカー
ゲネート樹脂等の芯材に対する鞘材として光伝送体を桐
成するのに利用されている。
て、?リスチレン、ポリメタクリル酸メチル、ポリカー
ゲネート樹脂等の芯材に対する鞘材として光伝送体を桐
成するのに利用されている。
またこの他、メタクリル酸フルオロアルキル重合体は樹
脂成形材料として利用されている。
脂成形材料として利用されている。
しかしながら、メタクリル酸フルオロアルキル重合体は
、対応するメタクリル酸アルキル重合体と比較して耐熱
分解性に劣シ、高温成形加工時に加熱分解して揮発分を
発生させる。従って成形品中にジェツテイング性シルバ
ー等の欠陥が発生し、熱可塑性に優れた樹脂とは言い難
い。また、対応するメタクリル酸アルキル重合体と比較
した場合、ラジカル重合能を有する二重結合電子密度が
疎になシ、ラジカル解重合し易い分子構造となっている
。従って製造時に付与された特性が成形加工時に熱賦形
を重ねるに従って劣化し、重合度が低下し、解重合によ
シ生成する単量体による可塑化効果によ)%性が大幅に
低下する。
、対応するメタクリル酸アルキル重合体と比較して耐熱
分解性に劣シ、高温成形加工時に加熱分解して揮発分を
発生させる。従って成形品中にジェツテイング性シルバ
ー等の欠陥が発生し、熱可塑性に優れた樹脂とは言い難
い。また、対応するメタクリル酸アルキル重合体と比較
した場合、ラジカル重合能を有する二重結合電子密度が
疎になシ、ラジカル解重合し易い分子構造となっている
。従って製造時に付与された特性が成形加工時に熱賦形
を重ねるに従って劣化し、重合度が低下し、解重合によ
シ生成する単量体による可塑化効果によ)%性が大幅に
低下する。
また、耐熱性について言えば、/ IJメタクリル酸2
.2.2−)リフルオロエチルが最も耐熱性に優れてい
るが、それでもガラス転移温度が83℃であ)、ポリメ
タクリル酸2ez*2−zニー2’−2’−へキサフル
オロイソグロビルでも95℃と低(、yl?lノリクリ
ル酸メチルの100℃と比べて劣っている。
.2.2−)リフルオロエチルが最も耐熱性に優れてい
るが、それでもガラス転移温度が83℃であ)、ポリメ
タクリル酸2ez*2−zニー2’−2’−へキサフル
オロイソグロビルでも95℃と低(、yl?lノリクリ
ル酸メチルの100℃と比べて劣っている。
一方、含フツ素重合体は、ポリ四フッ化エチレンに代表
される様に、撥水、撥油性という分子構造に由来する表
面特性を有し、水に濡れない、油に濡れないという表面
特性は、現在工業材料として広く利用されている含フツ
素重合体の優れた特徴でもある。また、メタクリル酸フ
ルオロアルキル重合体は吸収、散乱が非常に少なく透明
であるという優れた性質を有している。
される様に、撥水、撥油性という分子構造に由来する表
面特性を有し、水に濡れない、油に濡れないという表面
特性は、現在工業材料として広く利用されている含フツ
素重合体の優れた特徴でもある。また、メタクリル酸フ
ルオロアルキル重合体は吸収、散乱が非常に少なく透明
であるという優れた性質を有している。
〔発明の解決すべき4問題点〕
本発明は、含フツ素重合体、とシわけメタクリル酸フル
オロアルキル重合体の前述した優れた特性を維持しなが
ら、耐熱性、耐熱分解性を改良し得る新規な重合体を提
供すべくなされたものである。
オロアルキル重合体の前述した優れた特性を維持しなが
ら、耐熱性、耐熱分解性を改良し得る新規な重合体を提
供すべくなされたものである。
即ち、上記問題点を解決するための手段として見出され
た本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロ
アルキル重合体は、 (A) 一般式〔I〕 (式中、Rは水素原子、あるいは炭素数1〜2θの脂肪
族、芳香族又は脂環族の炭化水素基を表わす。) で示されるメタクリルイミド構造単位2〜98重量−1 (B) メタクリル酸フルオロアルキル単量体から形
成され得る構造単位98〜2重量−1及び、C)ω)の
メタクリル酸フルオロアルキル単量体と共重合し得る単
量体から形成され得る構造単位0〜50重量饅、 から成ることを特徴とするものである。
た本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロ
アルキル重合体は、 (A) 一般式〔I〕 (式中、Rは水素原子、あるいは炭素数1〜2θの脂肪
族、芳香族又は脂環族の炭化水素基を表わす。) で示されるメタクリルイミド構造単位2〜98重量−1 (B) メタクリル酸フルオロアルキル単量体から形
成され得る構造単位98〜2重量−1及び、C)ω)の
メタクリル酸フルオロアルキル単量体と共重合し得る単
量体から形成され得る構造単位0〜50重量饅、 から成ることを特徴とするものである。
前記Qのメタクリルイミド構造単位において、一般式(
1)のRは、水素原子であるか、あるいは炭素数1〜2
0の飽和乃至は不飽和(結合を有する)炭化水素基、芳
香族膨化水素基及び脂環族炭化水素基(これらの炭化水
素基は、)10グン原子、あるいは炭化水素基を除く有
機基等の置換基を有していてもよい)から選ばれる基を
表わす。代表的具体例としては、水素原子、メチル基、
エチル基・n−プルピル基、イソプロピル基、れ−エチ
ル基、イソブチル基、t・rt−ブチル基、フェニル基
、置換フェニル基、シクロヘキシル基、カルニル基等が
挙げられる。とシわけ、耐熱性、成形加工性などの点か
ら、水素原子、メチル基及びシクロヘキシル基が好まし
い。
1)のRは、水素原子であるか、あるいは炭素数1〜2
0の飽和乃至は不飽和(結合を有する)炭化水素基、芳
香族膨化水素基及び脂環族炭化水素基(これらの炭化水
素基は、)10グン原子、あるいは炭化水素基を除く有
機基等の置換基を有していてもよい)から選ばれる基を
表わす。代表的具体例としては、水素原子、メチル基、
エチル基・n−プルピル基、イソプロピル基、れ−エチ
ル基、イソブチル基、t・rt−ブチル基、フェニル基
、置換フェニル基、シクロヘキシル基、カルニル基等が
挙げられる。とシわけ、耐熱性、成形加工性などの点か
ら、水素原子、メチル基及びシクロヘキシル基が好まし
い。
本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロア
ルキル重合体は、前記(4)のメタクリルイミド構造単
位の1種のみを含んでいても、あるいは2種以上を含ん
でいてもよい。
ルキル重合体は、前記(4)のメタクリルイミド構造単
位の1種のみを含んでいても、あるいは2種以上を含ん
でいてもよい。
前記側)のメタクリル酸フルオロアルキル単量体から形
成され得る構造単位としては、下記一般式(IF)及び
一般式(111〕で示される構造単位を挙げることがで
きる。
成され得る構造単位としては、下記一般式(IF)及び
一般式(111〕で示される構造単位を挙げることがで
きる。
一般式(n)
Hs
−CH2−C−
・
0−(CH2)x(CF2)、Z。
(式中、Xは1又は2、yは0又は1〜10の整数、z
、は水素原子又はフッ素原子を表わす。)一般式(II
I) CH。
、は水素原子又はフッ素原子を表わす。)一般式(II
I) CH。
C=0
飄
(式中、As m及び難はそれぞれ0又は1〜10の整
数、z2.2.及びz4はそれぞれ水素原子又はフッ素
原子を表わす。但しs las m及びnが同時に0と
なシ且つz2.2.及びz4が同時に水素原子を表わす
仁とは危い。) 本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロア
ルキル重合体は、前記の)の構造単位の1種のみを含ん
でいても、あるいは2種以上を含んでいてもよい。
数、z2.2.及びz4はそれぞれ水素原子又はフッ素
原子を表わす。但しs las m及びnが同時に0と
なシ且つz2.2.及びz4が同時に水素原子を表わす
仁とは危い。) 本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロア
ルキル重合体は、前記の)の構造単位の1種のみを含ん
でいても、あるいは2種以上を含んでいてもよい。
これらの構造単位を形成し得るメタクリル酸フルオロア
ルキル単量体の代表的具体例としては、2.2.2−
)リフルオロエチルメタクリレート、2゜2.3.3−
テトラフルオロプロピルメタクリレート、2.2,3.
3.3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート、2,
2,3.3.4.4−へキサフルオロブチルメタクリレ
ート、2.2.3.3.4.4.4−へブタフルオロブ
チルメタクリレート、2.2,3.3.4.4.5.5
.6.6.7.7゜8.8,9.9.9−へブタデカフ
ルオロノナンメタクリレート、2 、2 、2 、2’
、 2’、τ−へキサフルオロイソグロビルメタクリレ
ート、2.2,2.2’、2’−ペンタフルオロイソグ
ロビルメタクリレートなどが挙げられる。
ルキル単量体の代表的具体例としては、2.2.2−
)リフルオロエチルメタクリレート、2゜2.3.3−
テトラフルオロプロピルメタクリレート、2.2,3.
3.3−ペンタフルオロプロピルメタクリレート、2,
2,3.3.4.4−へキサフルオロブチルメタクリレ
ート、2.2.3.3.4.4.4−へブタフルオロブ
チルメタクリレート、2.2,3.3.4.4.5.5
.6.6.7.7゜8.8,9.9.9−へブタデカフ
ルオロノナンメタクリレート、2 、2 、2 、2’
、 2’、τ−へキサフルオロイソグロビルメタクリレ
ート、2.2,2.2’、2’−ペンタフルオロイソグ
ロビルメタクリレートなどが挙げられる。
前記(C)の(B)のメタクリル酸フルオロアルキル単
量体と共重合し得るビニル単量体から形成され得る構造
単位は、耐熱性だけを望むとすれば存在しない方が望ま
しいが、成形性調整剤の働きをするため、樹脂特性との
関連において必要に応じて添加される。
量体と共重合し得るビニル単量体から形成され得る構造
単位は、耐熱性だけを望むとすれば存在しない方が望ま
しいが、成形性調整剤の働きをするため、樹脂特性との
関連において必要に応じて添加される。
ビニル単量体としては、アクリル酸、メタクリル酸、ア
クリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン及
び置換スチレンが好ましい。
クリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン及
び置換スチレンが好ましい。
このうち、アクリル酸エステルとしては、アクリル酸メ
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t
art−ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル
酸ノルボルニル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アク
リル酸ベンジルなどを用いることができる。
チル、アクリル酸エチル、アクリル酸プロピル、アクリ
ル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル酸t
art−ブチル、アクリル酸シクロヘキシル、アクリル
酸ノルボルニル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アク
リル酸ベンジルなどを用いることができる。
メタクリル酸エステルとしては、メタクリル酸メチル、
メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル
酸tart−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メ
タクリル酸ノルゲルニル、メタクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ベンジルなどを用いることができる
。
メタクリル酸エチル、メタクリル酸プロピル、メタクリ
ル酸n−ブチル、メタクリル酸イソブチル、メタクリル
酸tart−ブチル、メタクリル酸シクロヘキシル、メ
タクリル酸ノルゲルニル、メタクリル酸2−エチルヘキ
シル、メタクリル酸ベンジルなどを用いることができる
。
これらビニル単量体のうち、とりわけ、メタクリル酸、
メタクリル酸メチル及びスチレンが好ましい。
メタクリル酸メチル及びスチレンが好ましい。
また、本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フル
オロアルキル重合体は、これらビニル単量体から形成さ
れ得る構造単位の1種のみを含んでいても、あるいは2
種以上を含んでいてもよい。
オロアルキル重合体は、これらビニル単量体から形成さ
れ得る構造単位の1種のみを含んでいても、あるいは2
種以上を含んでいてもよい。
本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロア
ルキル単量体において、■)の構造単位は、含フツ素重
合体の優れた特性を発現させるための必須の成分である
。従って、耐熱性及び耐熱分解性と、これらの優れた特
性とのバランスをとる上で、囚のメタクリルイミド構造
単位と0)の構造単位との配合量並びに分子構造の選定
が必要となる。
ルキル単量体において、■)の構造単位は、含フツ素重
合体の優れた特性を発現させるための必須の成分である
。従って、耐熱性及び耐熱分解性と、これらの優れた特
性とのバランスをとる上で、囚のメタクリルイミド構造
単位と0)の構造単位との配合量並びに分子構造の選定
が必要となる。
本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロア
ルキル重合体の後述の測定方法によシ測定される固有粘
度は、0.01〜3.0 dllIの範囲であることが
好ましい6固有粘度が0.01未満では機械的強度が劣
シ、ま九3.0を超えると、賦形加工が困難となる。
ルキル重合体の後述の測定方法によシ測定される固有粘
度は、0.01〜3.0 dllIの範囲であることが
好ましい6固有粘度が0.01未満では機械的強度が劣
シ、ま九3.0を超えると、賦形加工が困難となる。
本発明のメタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロア
ルキル重合体を製造する方法としては、前記囚のメタク
リルイミド構造単位を形成し得る単量体、前記の)の構
造単位を形成し得るメタクリル酸フルオロアルキル単量
体及び必要に応じて前記(C)の構造単位を形成し得る
ビニル単量体を共重合させる方法も採)得るが、前記中
)の構造単位を形成し得るメタクリル酸フルオロアルキ
ル単量体及び必要に応じて前記働の構造単位を形成し得
るビニル単量体を重合(単独重合あるいは共重合)させ
て得られるメタクリル酸フルオロアルキル含有重合体を
一般式:R−NH2(但し、Rは前述の意味を有する。
ルキル重合体を製造する方法としては、前記囚のメタク
リルイミド構造単位を形成し得る単量体、前記の)の構
造単位を形成し得るメタクリル酸フルオロアルキル単量
体及び必要に応じて前記(C)の構造単位を形成し得る
ビニル単量体を共重合させる方法も採)得るが、前記中
)の構造単位を形成し得るメタクリル酸フルオロアルキ
ル単量体及び必要に応じて前記働の構造単位を形成し得
るビニル単量体を重合(単独重合あるいは共重合)させ
て得られるメタクリル酸フルオロアルキル含有重合体を
一般式:R−NH2(但し、Rは前述の意味を有する。
)で示されるアンモニア又は第1級アミン(以下、イき
ド化剤という)の1種又は2種以上と、溶媒存在下、1
00〜350℃で且つ不活性ガス存在下で反応させて重
合体側鎖間に縮合反応を起させ(以下、縮合反応工程と
いう)、次いで反応生成物から溶媒を主とする揮発性物
質を分離除去して(以下、分離工程という)、製造する
方法も採シ得る。
ド化剤という)の1種又は2種以上と、溶媒存在下、1
00〜350℃で且つ不活性ガス存在下で反応させて重
合体側鎖間に縮合反応を起させ(以下、縮合反応工程と
いう)、次いで反応生成物から溶媒を主とする揮発性物
質を分離除去して(以下、分離工程という)、製造する
方法も採シ得る。
この製造法において用いる前記メタクリル酸フルオロア
ルキル含有重合体の後述の測定方法によシ測定される固
有粘度は0.01〜基、odt/Jであることが好まし
い。また、前記メタクリル酸フルオロアルキル含有重合
体としては、前記の)の構造単位を形成し得るメタクリ
ル酸フルオロアルキル単量体の1種又は2種以上のみを
用いた重合体であることか好ましい。
ルキル含有重合体の後述の測定方法によシ測定される固
有粘度は0.01〜基、odt/Jであることが好まし
い。また、前記メタクリル酸フルオロアルキル含有重合
体としては、前記の)の構造単位を形成し得るメタクリ
ル酸フルオロアルキル単量体の1種又は2種以上のみを
用いた重合体であることか好ましい。
縮合反応工程においては、好ましくは、メタクリル酸フ
ルオロアルキル含有重合体を溶媒に溶解させ、この溶液
中でイミド化剤と反応させる。この際に使用される溶媒
は高分子側鎖間縮合反応であるイミド化反応を阻害せず
に、また部分イミド化反応の場合、メタクリル酸フルオ
aアルキルまたはメタクリル酸エステルセグメント部に
変化を与えないものであることが必要である。使用する
溶媒としては、本発明の目的を阻害しないものであれば
特に限定されないが好ましくは、溶解性ノ臂うメーター
δ値(Polymer Handbook e 5ec
ondEd、 、 J、 Brandrap+ E、H
,Immergut、 JohnWiley& 5on
s+ New York、 1975 )が14〜19
.5(eat/m’)“であり、室温においてメタクリ
ル酸フルオロアルキル含有重合体を溶解させ難い溶媒(
以下貧溶媒という)と溶解性パラメーターδ値が8.5
〜13.9 (cal/cm3)″で室温においてメタ
クリル酸フルオロアルキル含有重合体を溶解させうる溶
媒(以下良溶媒という)との混合溶媒が好ましい。
ルオロアルキル含有重合体を溶媒に溶解させ、この溶液
中でイミド化剤と反応させる。この際に使用される溶媒
は高分子側鎖間縮合反応であるイミド化反応を阻害せず
に、また部分イミド化反応の場合、メタクリル酸フルオ
aアルキルまたはメタクリル酸エステルセグメント部に
変化を与えないものであることが必要である。使用する
溶媒としては、本発明の目的を阻害しないものであれば
特に限定されないが好ましくは、溶解性ノ臂うメーター
δ値(Polymer Handbook e 5ec
ondEd、 、 J、 Brandrap+ E、H
,Immergut、 JohnWiley& 5on
s+ New York、 1975 )が14〜19
.5(eat/m’)“であり、室温においてメタクリ
ル酸フルオロアルキル含有重合体を溶解させ難い溶媒(
以下貧溶媒という)と溶解性パラメーターδ値が8.5
〜13.9 (cal/cm3)″で室温においてメタ
クリル酸フルオロアルキル含有重合体を溶解させうる溶
媒(以下良溶媒という)との混合溶媒が好ましい。
本発明に用いられる貧溶媒としては、メタノール、エチ
レングリコール、グリセロールカ挙ケラれるが、メタノ
ールが特に好ましい。
レングリコール、グリセロールカ挙ケラれるが、メタノ
ールが特に好ましい。
また本発明に用いられる良溶媒としては、エチルアルコ
ール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等の
アルコール類、するいはベンゼンtトルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素化合物、メチルエチルケトン、グラ
イム、ジグライム、ジオキサン、テトラヒドロフランな
どのケトン−エーテル系化合物、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルフオキシド、ジメチルアセドア之ドなど
が挙げられるがこれらのなかでベンゼン、トルエン及び
ジオキサンから選ばれるものが好ましい。
ール、イソプロピルアルコール、ブチルアルコール等の
アルコール類、するいはベンゼンtトルエン、キシレン
等の芳香族炭化水素化合物、メチルエチルケトン、グラ
イム、ジグライム、ジオキサン、テトラヒドロフランな
どのケトン−エーテル系化合物、ジメチルホルムアミド
、ジメチルスルフオキシド、ジメチルアセドア之ドなど
が挙げられるがこれらのなかでベンゼン、トルエン及び
ジオキサンから選ばれるものが好ましい。
本発明に用いる前記の溶媒はメタクリル酸フルオロアル
キル含有重合体間にイミド化剤を容易に拡散させて均一
なイミド化反応を迅速に行なわせると共に、反応の発熱
・除熱制御効果、イミド化剤の溶解効果及び溶解重合体
の粘度調整効果をも九らすために、所望の光学材料とし
ての透明かつ低屈折率で耐熱性に優れたメタクリルイミ
ド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体の製造が可
能とまる。本発明の方法において使用される溶媒の量と
しては、少量の方が生産面から好ましいかあマル少量で
あると前記の溶媒の効果が低下するので原料であるメタ
クリル酸フルオロアルキル含有重合体100重量部に対
して、10〜1000重量部の範囲が好ましい。
キル含有重合体間にイミド化剤を容易に拡散させて均一
なイミド化反応を迅速に行なわせると共に、反応の発熱
・除熱制御効果、イミド化剤の溶解効果及び溶解重合体
の粘度調整効果をも九らすために、所望の光学材料とし
ての透明かつ低屈折率で耐熱性に優れたメタクリルイミ
ド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体の製造が可
能とまる。本発明の方法において使用される溶媒の量と
しては、少量の方が生産面から好ましいかあマル少量で
あると前記の溶媒の効果が低下するので原料であるメタ
クリル酸フルオロアルキル含有重合体100重量部に対
して、10〜1000重量部の範囲が好ましい。
本発明の方法において、貧溶媒及び良溶媒の混合溶媒を
用いる場合、量的な割合は制限しない。
用いる場合、量的な割合は制限しない。
本発明の方法で使用される前記一般式:R−NH2で示
されるイミド化剤の具体例としては、メチルアミン、エ
チルアミン、プロピルアミン等の第1級アミン類、1.
3−ジメチル尿素、1,3−ジエチル尿素、1.3−ジ
プロピル尿素の如く加熱によシ第1級アミンを発生する
化合物・アンモニア、尿素等が挙げられる。
されるイミド化剤の具体例としては、メチルアミン、エ
チルアミン、プロピルアミン等の第1級アミン類、1.
3−ジメチル尿素、1,3−ジエチル尿素、1.3−ジ
プロピル尿素の如く加熱によシ第1級アミンを発生する
化合物・アンモニア、尿素等が挙げられる。
また芳香族アミンとしては;アニリン、トルイジン、ト
リフロロアニリンなどが挙げられる。
リフロロアニリンなどが挙げられる。
更に脂環族アミンとしてはシクロヘキシルアミン、ボル
ニルアミンなどが挙げられる。
ニルアミンなどが挙げられる。
これらの化合物の使用量はイミド化する量によって一概
に限定出来ないが原料であるメタクリル酸フルオロアル
キル含有重合体100重量部に対して1〜250重量部
である。1重量部以下では明白な耐熱性の向上が期待出
来ない。250重量部を超える場合には経済性から好ま
しくない。
に限定出来ないが原料であるメタクリル酸フルオロアル
キル含有重合体100重量部に対して1〜250重量部
である。1重量部以下では明白な耐熱性の向上が期待出
来ない。250重量部を超える場合には経済性から好ま
しくない。
また低屈折率を目的とする上では、囚のメタクリルイミ
ド構造単位の重合体中に占める割合が大であることは好
ましくない。従って囚のメタクリルイミド構造単位との
)の構造単位との割合が重要と々る。
ド構造単位の重合体中に占める割合が大であることは好
ましくない。従って囚のメタクリルイミド構造単位との
)の構造単位との割合が重要と々る。
反応器中での原料であるメタクリル酸フルオロアルキル
含有重合体とイミド化剤との反応は、100〜350℃
、好ましく社150℃〜300℃である。
含有重合体とイミド化剤との反応は、100〜350℃
、好ましく社150℃〜300℃である。
反応温度が100℃未満で社イミド化反応が遅延し、ま
た350℃を超えると、原料樹脂の分解反応が併発する
。
た350℃を超えると、原料樹脂の分解反応が併発する
。
反応時間は特に限定しないが、生産性の面から短い方が
よく、30分〜5時間位の範囲である。
よく、30分〜5時間位の範囲である。
反応においては多量の水分が存在すると、メタクリル酸
フルオロアルキルセグメントであるエステル部がイミド
化縮合反応過程で副反応として水による加水分解が起り
、その結果、メタクリル酸が生成し本発明の目的とする
所望のイミド化量を有するメタクリルイミド含有重合体
が得られ難くなる。したがってこの反応においては実質
的に水分を含有しない条件下、 すなわち水分量が1重量%以下、好ましくは無水の条件
下であることが好ましい。
フルオロアルキルセグメントであるエステル部がイミド
化縮合反応過程で副反応として水による加水分解が起り
、その結果、メタクリル酸が生成し本発明の目的とする
所望のイミド化量を有するメタクリルイミド含有重合体
が得られ難くなる。したがってこの反応においては実質
的に水分を含有しない条件下、 すなわち水分量が1重量%以下、好ましくは無水の条件
下であることが好ましい。
また、反応系の雰囲気としては、得られる重合体の帯色
性の点から窒素、ヘリウム、及びアルゴンガス等の酸素
含有量の少ない不活性ガス下で行なうのがよい。本発明
における原料樹脂のイミド化量は任意に決めることが出
来るが、耐熱性、低屈折率性の面から、囚のメタクリル
イミド構造単位10〜90重量%、の)の構造単位10
〜90重量−1C)の構造単位0〜50重置−からなる
重合体がよシ好ましい。
性の点から窒素、ヘリウム、及びアルゴンガス等の酸素
含有量の少ない不活性ガス下で行なうのがよい。本発明
における原料樹脂のイミド化量は任意に決めることが出
来るが、耐熱性、低屈折率性の面から、囚のメタクリル
イミド構造単位10〜90重量%、の)の構造単位10
〜90重量−1C)の構造単位0〜50重置−からなる
重合体がよシ好ましい。
本発明において、縮合反応工程を実施するに用いられる
反応装置は、本発明の目的を阻害し表いものであれば、
特に限定されないが、プラグフロータイブ反応装置、ス
クリュー押出タイプ反応装置、塔状反応装置、管型反応
装置、ダクト状反応装置、種型反応装置等があげられる
が、イミド化を均一に行ない、かつ、均一なメタクリル
イミド含有重合体を得るためには、供給口および取り出
し口を設けてなる攪拌装置を備えた種型反応装置で反応
器内全体に混合機能をもつものが好ましい。
反応装置は、本発明の目的を阻害し表いものであれば、
特に限定されないが、プラグフロータイブ反応装置、ス
クリュー押出タイプ反応装置、塔状反応装置、管型反応
装置、ダクト状反応装置、種型反応装置等があげられる
が、イミド化を均一に行ない、かつ、均一なメタクリル
イミド含有重合体を得るためには、供給口および取り出
し口を設けてなる攪拌装置を備えた種型反応装置で反応
器内全体に混合機能をもつものが好ましい。
揮発性物質の分離工程では、メタクリル酸フルオロアル
キル含有重合体とイミド化剤との反応で高分子間縮合反
応生成物を含有する反応生成物から揮発性物質の大部分
を分離除去する。
キル含有重合体とイミド化剤との反応で高分子間縮合反
応生成物を含有する反応生成物から揮発性物質の大部分
を分離除去する。
最終重合体の残存揮発性物質の含有蓋は1重量−以下、
好ましくは0.1重麓−以下とする。
好ましくは0.1重麓−以下とする。
揮発性物質の除去は、一般のペント押出機、デゲラタイ
デー等を使用して行なうか、あるいは、他の方法、例え
ば反応生成物を溶媒で希釈し、多量の非可溶性媒体中で
沈澱、濾過させて乾燥する方法を用いて行なうことがで
きる。
デー等を使用して行なうか、あるいは、他の方法、例え
ば反応生成物を溶媒で希釈し、多量の非可溶性媒体中で
沈澱、濾過させて乾燥する方法を用いて行なうことがで
きる。
以上の方法によシ得られたメタクリルイミ°ド含有メタ
クリル酸フルオロアルキル重合体は、帯色性のすくない
透明性、低屈折率、耐熱性に優れたものであるが、その
後の成形加工を繰シ返す間に帯色してくることがある。
クリル酸フルオロアルキル重合体は、帯色性のすくない
透明性、低屈折率、耐熱性に優れたものであるが、その
後の成形加工を繰シ返す間に帯色してくることがある。
そのために、本発明においては得られる重合体に抗酸化
剤を添加することもできる。
剤を添加することもできる。
添加できるヒンダードフェノール系抗酸化剤としては2
.6−シーt@rt−ブチル−p−クレゾールなどが挙
げられる。
.6−シーt@rt−ブチル−p−クレゾールなどが挙
げられる。
また、ホスファイト系抗酸化剤としてはテトラキス(2
,4−ジーtart−ブチルフェノール) 4.4’ビ
フエニレンホスフオナイトなどが挙げられる。
,4−ジーtart−ブチルフェノール) 4.4’ビ
フエニレンホスフオナイトなどが挙げられる。
チオ・エーテル系抗酸化剤としてはジラウリルチオジプ
ロピオネートなどが挙げられる。
ロピオネートなどが挙げられる。
抗酸化剤の使用社はメタクリルイミド含有メタクリル酸
フルオロアルキル重合体100重量部に対して0.01
〜5重量部である。
フルオロアルキル重合体100重量部に対して0.01
〜5重量部である。
更に性能上の要求から、可塑剤、滑剤、紫外線吸収剤、
着色剤、顔料等の他の添加剤も添加して使用できる。
着色剤、顔料等の他の添加剤も添加して使用できる。
本発明においてメタクリル酸フルオロアルキル含有重合
体の製造は、連続もしくは回分式の何れでも実施できる
。
体の製造は、連続もしくは回分式の何れでも実施できる
。
本発明における原料樹脂であるメタクリル酸フルオロア
ルキル含有重合体の重合に際し、重合触媒としては、通
常のラジカル重合開始剤を使用することができ、具体例
としては、例えばジーtart−ブチルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、メチルエチルケトンイルオキシ
ド等の有機過酸化物やメチル2.2′−アゾビスイソブ
チレート、2.2′−アゾビスイソブチロニトリル等の
アゾ化合物が挙げられる。
ルキル含有重合体の重合に際し、重合触媒としては、通
常のラジカル重合開始剤を使用することができ、具体例
としては、例えばジーtart−ブチルペルオキシド、
ジクミルペルオキシド、メチルエチルケトンイルオキシ
ド等の有機過酸化物やメチル2.2′−アゾビスイソブ
チレート、2.2′−アゾビスイソブチロニトリル等の
アゾ化合物が挙げられる。
重合に際し連鎖移動剤としては、通常重合度調整剤とし
て使用するアルキルメルカプタンが使用される。
て使用するアルキルメルカプタンが使用される。
重合方法としては、乳化重合、懸濁重合、塊状重合及び
溶液重合が挙げられるが、高純度の重合体を得るために
は、塊状重合が好ましい。
溶液重合が挙げられるが、高純度の重合体を得るために
は、塊状重合が好ましい。
以下実施例によシ本発明を更に詳しく説明する。
実施例において使用される部およびチはすべて重量部お
よび重量%である。
よび重量%である。
これら実施例において、重合体の特性測定法は、次の方
法によった。
法によった。
(1)赤外線吸収スペクトルは赤外線分光光度計(日立
製作新製、285型)を用いKBγディスク法によって
測定した。
製作新製、285型)を用いKBγディスク法によって
測定した。
(2) 重合体の固有粘度は、プロービシ、ツブ(D
eeraax−Blshoff )粘度計によって試料
ポリマー濃度0.5重量−のジメチルホルムアミド溶液
の流動時間(t8)とジメチルホルアミドの流動時間(
1,)とを温度25℃±0.1℃で測定し、t s/l
。
eeraax−Blshoff )粘度計によって試料
ポリマー濃度0.5重量−のジメチルホルムアミド溶液
の流動時間(t8)とジメチルホルアミドの流動時間(
1,)とを温度25℃±0.1℃で測定し、t s/l
。
値からポリマーの相対粘度η、。tを求め、しかる後に
次式よシ算出した値である。
次式よシ算出した値である。
固有粘度=(tnηret)/C(dt/I )(式中
、Cは溶媒100ゴあたシのポリマーのグラム数を表わ
す。) (3)熱変形温度は米国材料試験標準A8TM D64
8に基づいて測定した。
、Cは溶媒100ゴあたシのポリマーのグラム数を表わ
す。) (3)熱変形温度は米国材料試験標準A8TM D64
8に基づいて測定した。
(4) 重合体のメルトインデックスは米国材料試験
標準ASTM D 1238 (230℃、荷重3.8
kgでの10分間のグラム数) (5) 重合体のイミド化量(チ)の測定は元素分析
値(測定機CHNコーダー(!IIIT−3)、柳本製
作所製)での窒素含量及びプロトンNMRJNM−FX
−100(JEOL)スペクトロメーター100 MH
zによシ測定した。
標準ASTM D 1238 (230℃、荷重3.8
kgでの10分間のグラム数) (5) 重合体のイミド化量(チ)の測定は元素分析
値(測定機CHNコーダー(!IIIT−3)、柳本製
作所製)での窒素含量及びプロトンNMRJNM−FX
−100(JEOL)スペクトロメーター100 MH
zによシ測定した。
(6)熱分解性評価
得られた重合体を、270℃空気雰囲気下120分加熱
して加熱減量値<S>を得て熱分解評価結果とした。
して加熱減量値<S>を得て熱分解評価結果とした。
(7)透明性の評価
厚さ3■板に成形加工し、ASTM D 1003に従
い全透値で透明性を評価した。
い全透値で透明性を評価した。
実施例1
メタクリル酸2.2.3.3.3−ペンタフルオロプロ
ピル80部、メタクリル酸メチル20部、メタクリル酸
1部、重合開始剤2.2′−アゾビスイソブチロニトリ
ル0.05部、n−ドデシルメルカプタン0.1部を混
合溶解した後、2Jの塊状重合用オートクレーブ中に仕
込み、脱気窒素置換を繰シ返して密封した。50℃反応
温度で10時間反応しさらに70℃で5時間加熱重合し
たのち重合発熱によるピークが完結して重合を終了し透
明重合体を得た。重合転化率99チであった。得られた
重合体をクラッシャーによシ粉砕してJIS Z 88
01規格16メツシユノJ?ス32メツシュオン分に分
別り、り。
ピル80部、メタクリル酸メチル20部、メタクリル酸
1部、重合開始剤2.2′−アゾビスイソブチロニトリ
ル0.05部、n−ドデシルメルカプタン0.1部を混
合溶解した後、2Jの塊状重合用オートクレーブ中に仕
込み、脱気窒素置換を繰シ返して密封した。50℃反応
温度で10時間反応しさらに70℃で5時間加熱重合し
たのち重合発熱によるピークが完結して重合を終了し透
明重合体を得た。重合転化率99チであった。得られた
重合体をクラッシャーによシ粉砕してJIS Z 88
01規格16メツシユノJ?ス32メツシュオン分に分
別り、り。
得られた重合体の屈折率1.415、固有粘度0.75
dt/Iであった。
dt/Iであった。
得られた十分乾燥した重合体100部を硫酸で洗浄して
水洗し塩化カルシウムで乾燥した後、蒸留精製したトル
エン90部及び脱水乾燥後蒸留精製したメタノール10
部の割合からなる原料を攪拌機付オートクレーブに仕込
んで十分窒素置換した後、攪拌回転数9 Q rpmで
溶解攪拌した。
水洗し塩化カルシウムで乾燥した後、蒸留精製したトル
エン90部及び脱水乾燥後蒸留精製したメタノール10
部の割合からなる原料を攪拌機付オートクレーブに仕込
んで十分窒素置換した後、攪拌回転数9 Q rpmで
溶解攪拌した。
その後乾燥したメチルアミン4.6部を添加したのち反
応槽内を230℃で2時間加熱攪拌反応した。内圧45
kg/m2Gとなシ、反応槽下部・fルプを開放して
生成重合体を得た。生成重合体を100℃加熱真空乾燥
することにより白色粉末重合体を得た。
応槽内を230℃で2時間加熱攪拌反応した。内圧45
kg/m2Gとなシ、反応槽下部・fルプを開放して
生成重合体を得た。生成重合体を100℃加熱真空乾燥
することにより白色粉末重合体を得た。
このようにして得られた重合体の赤外吸収スペクトルを
測定したところ1663cm および7503−1に
N−メチルメタクリルイミド重合体特有の吸収がみられ
た。(第1図参照)また核磁気共鳴スペクトルでは、メ
タクリルイミド環構造を示すシグナルが確認され、シグ
ナル強度からイミド化率は22優であった。(第2図参
照)(溶媒Dベンセフ5重量%、測定温度70℃、内部
基準テトラメチルシラン)元素分析値から2.15%の
窒素含有率、15.91のフッ素含有率であった。
測定したところ1663cm および7503−1に
N−メチルメタクリルイミド重合体特有の吸収がみられ
た。(第1図参照)また核磁気共鳴スペクトルでは、メ
タクリルイミド環構造を示すシグナルが確認され、シグ
ナル強度からイミド化率は22優であった。(第2図参
照)(溶媒Dベンセフ5重量%、測定温度70℃、内部
基準テトラメチルシラン)元素分析値から2.15%の
窒素含有率、15.91のフッ素含有率であった。
イミド化率22饅のメタクリルイミド含有メタクリル酸
2.2.3.3.3−ペンタフルオロプロビルメチルメ
タクリレート共重合体であった。屈折率(、、)は1.
476であった。
2.2.3.3.3−ペンタフルオロプロビルメチルメ
タクリレート共重合体であった。屈折率(、、)は1.
476であった。
またこの重合体について物性を評価したところ次の値を
示した。
示した。
固有粘度 0.81 di/J/
メルトインデックス 8.0 1710分熱変
形温度 120 ℃ この重合体を270℃、120分空気雰囲気下で加熱試
験すると加熱減量値は0.52%であった。
形温度 120 ℃ この重合体を270℃、120分空気雰囲気下で加熱試
験すると加熱減量値は0.52%であった。
厚さ3mの成形試片を作成したのち透明性を評価したと
ころ、ASTM D 1003 K従って評価すると食
道93%であシ良好な透明性を示した。
ころ、ASTM D 1003 K従って評価すると食
道93%であシ良好な透明性を示した。
実施例2
メタクリル酸2.2.3.3.3−ペンタフルオロプロ
ピル100部、重合開始剤2.τ−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.05部、n−ドデシルメルカプタン0.1
部を混合溶解したのち、21の塊状重合用オートクレー
ブ中に仕込み脱気窒素置換を繰シ返して密封した。50
℃反応温度で10時間反応しさらに70℃で5時間加熱
重合したのち重合発熱によるピークが完結して重合を終
了し透明重合体を得た。
ピル100部、重合開始剤2.τ−アゾビスイソブチロ
ニトリル0.05部、n−ドデシルメルカプタン0.1
部を混合溶解したのち、21の塊状重合用オートクレー
ブ中に仕込み脱気窒素置換を繰シ返して密封した。50
℃反応温度で10時間反応しさらに70℃で5時間加熱
重合したのち重合発熱によるピークが完結して重合を終
了し透明重合体を得た。
重合転化率が99俤であった。得られた重合体をクラッ
シャーによシ粉砕してJIS Z 8801規格16メ
ツシユパス、32メツシュオン分に分別した。
シャーによシ粉砕してJIS Z 8801規格16メ
ツシユパス、32メツシュオン分に分別した。
得られた重合体の屈折率1.405、固有粘度0.51
であった。
であった。
このようにして得られた十分乾燥した重合体100部を
硫酸で洗浄して水洗し、塩化カルシウム上で乾燥した後
1留精製したトルエン9”0部及び脱水乾燥したのち蒸
留精製したメタノール10部の割合からなる原料を攪拌
機付オートクレーブに仕込んで十分窒素置換したのち攪
拌回転数9゜rpmで溶解攪拌した。その後、乾燥した
メチルアミン3.6部を添加したのち反応槽内を230
℃で2時間加熱反応した。内圧45 kg7cm2Gと
な)、反応槽下部を開放して生成重合体を得た。生成重
合体を100℃加熱真空乾燥することによシ白色粉末状
重合体を得た。
硫酸で洗浄して水洗し、塩化カルシウム上で乾燥した後
1留精製したトルエン9”0部及び脱水乾燥したのち蒸
留精製したメタノール10部の割合からなる原料を攪拌
機付オートクレーブに仕込んで十分窒素置換したのち攪
拌回転数9゜rpmで溶解攪拌した。その後、乾燥した
メチルアミン3.6部を添加したのち反応槽内を230
℃で2時間加熱反応した。内圧45 kg7cm2Gと
な)、反応槽下部を開放して生成重合体を得た。生成重
合体を100℃加熱真空乾燥することによシ白色粉末状
重合体を得た。
このようにして得られた重合体の赤外吸収ス(クトルを
測定したところ1663cIn−’および750倒−1
にメチルメタクリルイミド重合体特有の吸収がみられた
。
測定したところ1663cIn−’および750倒−1
にメチルメタクリルイミド重合体特有の吸収がみられた
。
また核磁気共鳴スペクトルでは、メタクリルイミド環構
造を示すシグナルが確認され、シグナル強度からイミド
化率は51チであった。
造を示すシグナルが確認され、シグナル強度からイミド
化率は51チであった。
元素分析値から3.7−の窒素含有率、24.31のフ
ッ素含有率であった。イミド化率51チのメタクリルイ
ミド含有メタクリル酸2.2.3.3.3− ペンタフ
ルオロプロビル重合体であった。屈折率(no ) 1
.443であった。
ッ素含有率であった。イミド化率51チのメタクリルイ
ミド含有メタクリル酸2.2.3.3.3− ペンタフ
ルオロプロビル重合体であった。屈折率(no ) 1
.443であった。
またこの重合体について物性を評価したところ次の値を
得た。
得た。
固有粘度 0.5041/1
メルトインデツクス 8.5 11710分熱変
形温度 120℃ この重合体を270℃、120分空気雰囲気下で加熱試
験すると、加熱減量値は0.72%であった。
形温度 120℃ この重合体を270℃、120分空気雰囲気下で加熱試
験すると、加熱減量値は0.72%であった。
厚さ3■の成形試片を作成したのち透明性を評価したと
ころASTM D 1003に従って評価すると、食道
で93チであシ、良好な透明性を示した。
ころASTM D 1003に従って評価すると、食道
で93チであシ、良好な透明性を示した。
実施例3〜15
実施例1.2と同様の処方でメタクリルイミド含有メタ
クリル酸フルオロアルキル重合体を製造評価した。結果
をまとめて表−1に示した。
クリル酸フルオロアルキル重合体を製造評価した。結果
をまとめて表−1に示した。
比較例1〜3
表−1に記した単量体を使用した。
比較例1
実施例2で使用した原料重合体を評価したところ熱変形
温度70℃、270℃、2時間加熱減量は93チと極め
て熱分解しやすい原料重合体であった・ 比較例2 実施例3で使用した原料重合体を評価した。結果は表−
1のとおシである。
温度70℃、270℃、2時間加熱減量は93チと極め
て熱分解しやすい原料重合体であった・ 比較例2 実施例3で使用した原料重合体を評価した。結果は表−
1のとおシである。
比較例3
実施例4で使用した原料重合体を評価した。結果は表−
1のとおりである。
1のとおりである。
なお、表−1で示したメタクリル酸フルオロアルキル含
有重合体組成中の略号は、次単蓋体を意味する。
有重合体組成中の略号は、次単蓋体を意味する。
5FM メタクリル酸2.2.3,3.3−インタフ
ルオロゾロビル、 脇 メタクリル酸メチル、 ぬμ メタクリル酸、 St スチレン、 3FM メタクリル酸2.2.2− )リフルオロエ
チル、6FM メタクリル酸2.2.2.2’、2’
、2’−へキサフルオロイソゾロビル、 17FM メタクリル酸2.2.3.3,4.4.5
.5.6.6.7.7゜8.8.9.9.9−へゲタデ
カフルオロノナン、tI仏 メタクリル酸tert−ブ
チル。
ルオロゾロビル、 脇 メタクリル酸メチル、 ぬμ メタクリル酸、 St スチレン、 3FM メタクリル酸2.2.2− )リフルオロエ
チル、6FM メタクリル酸2.2.2.2’、2’
、2’−へキサフルオロイソゾロビル、 17FM メタクリル酸2.2.3.3,4.4.5
.5.6.6.7.7゜8.8.9.9.9−へゲタデ
カフルオロノナン、tI仏 メタクリル酸tert−ブ
チル。
本発明によれば、従来のメタクリル酸フルオロアルキル
重合体をはじめとする含フツ素重合体の優良な特性を維
持発揮すると共に、耐熱性、耐熱分解性に優れたメタク
リルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体を
提供することができる。
重合体をはじめとする含フツ素重合体の優良な特性を維
持発揮すると共に、耐熱性、耐熱分解性に優れたメタク
リルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体を
提供することができる。
第1図は、「実施例」で合成した本発明のメタクリルイ
ミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体の赤外線
吸収スペクトル曲線図である。 第2図は、この重合体の核磁気共鳴スペクトル曲線図で
ある。
ミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体の赤外線
吸収スペクトル曲線図である。 第2図は、この重合体の核磁気共鳴スペクトル曲線図で
ある。
Claims (4)
- (1)(A)一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、Rは水素原子、あるいは炭素数1〜20の脂肪
族、芳香族又は脂環族の炭化水素基を表わす。)で示さ
れるメタクリルイミド構造単位2〜98重量%、 (B)メタクリル酸フルオロアルキル単量体から形成さ
れ得る構造単位98〜2重量%、及び、 (C)(B)のメタクリル酸フルオロアルキル単量体と
共合し得るビニル単量体から形成され得る構造単位0〜
50重量%、 から成ることを特徴とするメタクリルイミド含有メタク
リル酸フルオロアルキル重合体。 - (2)一般式〔 I 〕のRが、水素原子、メチル基、エ
チル基、n−プルピル基、イソプロピル基、n−ブチル
基、イソブチル基、tert−ブチル基、フェニル基、
置換フェニル基、シクロヘキシル基又はボルニル基であ
る特許請求の範囲第(1)項記載のメタクリルイミド含
有メタクリル酸フルオロアルキル重合体。 - (3)(B)のメタクリル酸フルオロアルキル単量体か
ら形成され得る構造単位が、下記一般式 〔II〕又は一般式〔III〕で示されるものである特許請
求の範囲第(1)項又は第(2)項記載のメタクリルイ
ミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体。 〔記〕 一般式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、xは1又は2、yは0又は1〜10の整数、Z
_1は水素原子又はフッ素原子を表わす。) 一般式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、l、m及びnはそれぞれ0又は1〜100整数
、Z_2、Z_3及びZ_4はそれぞれ水素原子又はフ
ッ素原子を表わす。但し、 l、m及びnが同時に0となり且つZ_2、Z_3及び
Z_4が同時に水素原子を表わすことはない。) - (4)(C)の単量体が、アクリル酸、メタクリル酸、
アクリル酸エステル、メタクリル酸エステル、スチレン
及び置換スチレンから選ばれる1種又は2種以上の単量
体である特許請求の範囲第(1)項乃至第(3)項のう
ちの1に記載のメタクリルイミド含有メタクリル酸フル
オロアルキル重合体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085344A JPS61243810A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | メタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60085344A JPS61243810A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | メタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61243810A true JPS61243810A (ja) | 1986-10-30 |
JPH0246604B2 JPH0246604B2 (ja) | 1990-10-16 |
Family
ID=13856040
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60085344A Granted JPS61243810A (ja) | 1985-04-23 | 1985-04-23 | メタクリルイミド含有メタクリル酸フルオロアルキル重合体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61243810A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6289705A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-04-24 | ロ−ム・アンド・ハ−ス・カンパニ− | イミドポリマ− |
JP2003149463A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-05-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | プラスチック光学部材の製造方法 |
-
1985
- 1985-04-23 JP JP60085344A patent/JPS61243810A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6289705A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-04-24 | ロ−ム・アンド・ハ−ス・カンパニ− | イミドポリマ− |
JPH0541643B2 (ja) * | 1985-08-27 | 1993-06-24 | Rohm & Haas | |
JP2003149463A (ja) * | 2001-08-31 | 2003-05-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | プラスチック光学部材の製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0246604B2 (ja) | 1990-10-16 |
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