JPS61243801A - 水不溶性のカルボキシアルキルセルロ−ス・アルカリ金属塩の製造方法 - Google Patents

水不溶性のカルボキシアルキルセルロ−ス・アルカリ金属塩の製造方法

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JPS61243801A
JPS61243801A JP8498185A JP8498185A JPS61243801A JP S61243801 A JPS61243801 A JP S61243801A JP 8498185 A JP8498185 A JP 8498185A JP 8498185 A JP8498185 A JP 8498185A JP S61243801 A JPS61243801 A JP S61243801A
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Eiji Asano
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、実質的に水不溶性で、すぐれた水吸収性と水
保持力を有し、水中で膨潤性を示めす本質的に酸性のカ
ルボキシアルキルセルロース・アルカリ金属塩の製造方
法に関する。
従来、カルボキシアルキルセルロース・アルカリ金Ji
iE塩を主体として、実質的に水不溶性である水吸収性
物質を製造する方法は種々提案されている0例えば、特
公昭54−935  号には、セルロースに対し、 1
5〜40  fi量倍の含水有機溶媒を使用するスラリ
ー法が提案されている。
この方法では、極めて大倍率の含水有機溶媒を使用する
為。
(1)製造設備の容量が大きくなり、装置の容積効率が
低く同一容量装置では生産性が劣る、(2)大量の有機
溶媒を使用するので、エネルギー・コストが大である。
(3)水/セルロース重量比大で、かつ稀薄な状態で反
応させるためにエーテル化剤の有効利用率が低い、 (0BO〜80  ℃で3〜24  時間の長時間の処
理を要する。
(5)この為製品が高価になる。
という欠点を有する。
また、架橋剤(エピクロルヒドリン、グリオキザール、
ジグリシジルエーテル、メチレンビスアクリルアマイド
、ジメチロール尿素等)によって水不溶性とする方法も
、多数提案されているが、これらの架橋剤は安全性、刺
激性に問題があるものが殆どであり、用途限定や、使用
にあたり安全、衛生上の配慮が必要となるため5法規上
の規制をうけることが屡々である。
また、架橋が進行しすぎると、水吸収性、水保持江ヲ喪
失してしまうため、架橋剤の使用量や反応条件c7)調
節に特別の配慮を必要とする。
さらに、過度の架橋を避ける為に架橋剤を少量使用する
ことが多いが、この事は必然的に生成物の不均質性をも
たらすという難点がある。
さらに架橋反応を完結しておかないと、製品貯蔵中に反
応が進行して製品品質が製造直後と変化していくという
品質管理上の問題がある為、反応時間が長くなり勝ちで
あるし、精製も充分に行なう必要がある。
また特公昭58−17201号には、エーテル化反応終
了生成物にカルボキシアルキル化剤および反応中の副生
物を、水溶性カルボキシアルキルセルロース重量に対し
23〜50  重量駕 残留させた状態で、一旦、約1
00  ℃で乾燥後120〜195℃に加熱処理する方
法が提案されているが、この方法では、エーテル化反応
終了後、濾過等による分離工程を必要とし、分離手段に
もよるが、残留量の一定管理や均一性の点に問題がある
ことから、工業的に一定品質の製品を得ることが困難で
ある。
また一旦乾燥後熱処理するという二段乾燥法と1/旭ラ
ベき方法であり、熱処理温度も高く工業的には工程が煩
雑であり、当然設備費も多額となる外、エネルギー消費
も大きいという欠点があるため、製品は高価とならざる
を得ない。
本発明者等は、上記欠点を改良するため鋭意研究を重ね
た結果、本発明を完成するに至ったものである。すなわ
ち、 セルロースを含水有機溶媒中で、アルカリ金属水酸化物
とカルボキシル基を有するエーテル化剤と反応せしめ、
すぐれた水吸収性と水保持力を有する全置換度が0.4
〜1.3で、うち逆滴定法による置換度が0.04〜0
.45 (但し全置換度の1/3を越えない)の範囲内
にある本質的に酸性のカルボキシアルキルセルロースΦ
アルカリ金属塩を製造するにあたり、 (1)含水有機溶媒の使用量を3〜7.5重量倍/セル
ロースとし、 (2)アルカリ金属水酸化物をエーテル化剤 1 モル
に対し、1.3〜1.8モル使用し、(3)木/セルロ
ース重量比を 0.6〜1.6として、(4)エーテル
化反応終了後、70〜85  ℃で30〜150分間加
熱すること を特徴とする水不溶性のカルボキシアルキルセルロース
・アルカリ金属塩の製造方法である。
本発明で使用するセルロースは、例えばリンターパルプ
、木材パルプ等通常カルボキシアルキルセルロースの製
造で使用されているものである。
含水有機溶媒は、低級アルコール例えば炭素数4個以下
のアルコール類、ケトン等の親水性有機溶媒、またはこ
れらとヘキサン、ペンゾール等の非親木性有機溶媒を混
合した多成分系溶媒に水をそれぞれ配合したものである
これらの溶媒の種類、組成、さらに溶媒と水との組成等
は溶媒法によるカルボキシアルキルセルロースの製造に
おいて多用されているものであるが本発明においては、
特許請求の範囲に示す内容のものを使用する。
かかる含水有機溶媒の使用量は、セルロースに対し3〜
7.5重量倍であり、3重量倍未満の場合、反応おける
攪拌が困難となり、反応が不均一となルタめ適当でない
、また7、5重量倍を越えた場合、攪拌は容易になるも
のの反応薬剤濃度が稀薄となって、反応効率が低下し大
型容量設備を必要トスる等、前述のように経済的に不利
であると共に長い反応時間を必要とする。
アルカリ金属水酸化物は、水酸化ナトリウム。
水M化カリウムで、特に水酸化ナトリウムが好ましい、
その使用量は、エーテル他剤1モルに対しテ1.3〜1
.8モルの範囲で、当量に対して不足量を使用する。
エーテル化剤は、ハロゲン化低級カルボン酸で特にモノ
クロル酢酸が好ましい。
かかるアルカリ金属水酸化物とエーテル化剤のモル比は
、エーテル他剤1モルに対して、1.3〜1゜8モルの
化学量論的当量以下を使用する。
これは、エーテル化反応小において、セルロース分子中
にカルボキシアルキルセルロース−アルカリ金属塩基と
遊離酸型のカルボキシアルキル基を同時に導入するため
であると共に、これにょうて、エーテル化反応後の部分
酸性化工程や、エーテル化剤の分離、溶剤の分離乾燥等
、特別の手段をとること無く、エーテル化反応と同時に
水不溶化を達成させるためである。
アルカリ金属水酸化物量は、アルカリセルロース形成の
ためには、ある程度の量と濃度が確保されなければなら
ず、目標エーテル化度が低い場合は上限にもかいモル比
を使用することが望ましい。
さらに1本発明では含水有機溶媒の水およびアルカリ金
属水酸化物の中和によって生じる水の総和とセルロース
の重量比が、水/セルロース重量比でO8B〜1.6の
範囲にあることが必要である。
水/セルロース重量比を 0.6〜1.6の範囲とする
のは、エーテル化反応および不溶化反応を短時間且効率
的にすすめる溶媒組成を維持するために必要なものであ
り、水分量がより少なくなるとセルロースを良好なアル
カリセルロースに導くことが困難となるため、m後のエ
ーテル化反応が不拘−且不円滑となり、生成物の性状(
吸水性等)が不満足なものとなる。
一方、水の量が好適範囲を越えると、溶媒組成がエーテ
ル化反応における好適組成範囲外となり。
副反応を助長するため、エーテル化薬剤有効利用率が低
下すると共に反応に長時間を必要とする欠点を生じる。
しかも特定量の水分の存在下70〜85℃で熱処理する
方が、より架橋反応を加速し、低温短時間で望ましい吸
水性を有する水不溶性化カルボキシアルキルセルロース
・アルカリ金属塩が得られる。
これは、触媒効果を有する物質が溶解状態にあることが
より効果的で、乾燥状態で熱処理する技術とは根本的に
異なる。
しかし、この反応は本質的には脱水反応と見られるから
過剰の水分存在は反応を阻害するので、本発明において
は、溶媒量と、水/セルロース重量比を好適範囲に選定
しなければならないものであり、本発明の条件において
のみ、水存在下でも十分な水不溶化効果が得られるもの
である。
本発明に従って、得られる水不溶性カルボキシアルキル
セルロース舎アルカリ金属塩は、全置換度が0.4〜1
.3で、かつ逆滴定法による置換度が0.04〜0.4
5 (但し全置換度の 173を越えない)のものであ
る。
全置換度を0.4〜1.3とするのは、通常ナトリウム
塩型の全置換度が0.4  を越えると相当程度の水溶
性を示すようになり、それ以上の全置換度ではさらに水
溶性が向上し、木に完全に溶解する。
一方1本発明の製造方法により1本質的に水不溶化を行
なっても尚、目的とする十分な水吸収性、水保持性を示
すためには、ある程度の親木性基(この場合、カルボキ
シメチル基のアルカリ塩)の量が必要となる。
この為、全置換度が0.4  未満の場合、水に本質的
に不溶とはなるものの、十分な水吸収性を保持するには
親木性基の量が不足となる。
一方、全置換度を 1.3  を越えた場合、水溶性が
大となるので、過酷な条件で処理しなければ、水不溶化
が達成できないし、コストも高騰するので経済的でなく
、不必要である。
さらにこれらの水不溶性力ルポキシアルキルセルロース
・アルカリ金属塩は、逆滴定法による2t4!!!!度
が全置換度の1/3を越えないものである。
これは、 1/3を越えると水吸収性、水保持性が低下
してしまうからである。また最低でも 101以上の比
率でないと望ましい水不溶性が得られず、好ましくは 
15〜30% の範囲である。
本発明でいう逆滴定法による置換度とは、下記の方法で
測定した値を指す。
試料1gを 300腸lフラスコに精秤し。
0.5 N KOH25mlを正確に加え十分良く混合
する。
一夜放置した後、純水100■1を加えて均一とした後
、5分間煮沸し、室温まで冷却後、0.I N  硫酸
で滴定する。
同時にブランク試験を行なう。
(B−T)Xf A=  □ S X (1−W/+00 ) 62XA 逆滴定法による置換度; □ 10000−58A (Bニブランクの滴定数■1) (T:試料の滴定数1  ) (f:o、IN硫酸の力価 ) (S:試料採取量g   ) (W:試料揮発分2   ) 分析は、精製品(食塩、グリコール酸ナトリウム合計量
が0.5 S  以下であるもの)について実施する。
本発明でいう逆滴定法に対し、たとえば次の通常の逆滴
定法による数値と比較すると異なる結果を得る。
通常の逆滴定法 試料1 g を 3001 フラスコに精秤し、純水t
oo ml と 0.5 N KO)! 25鳳1を正
確に加え十分良く混合する0時々撹拌しつつ、5分間放
置後、0.IN  硫酸で滴定し、アルカリ消費量より
算出する。
本発明   通常の でいう   逆滴定 逆滴定   法によ による   ゛る置換度 置換度 本発明による試料1  0.23     0.08/
/    試料2  0.25     0.121/
    試料3  0.31     0.07この結
果で明らかなように1本発明でいう逆滴定法では、通常
の逆滴定法より一般に大きい測定値を与えるが、これは
本発明による試料が、アルカリと長時間接触する事によ
りアルカリを消費する性質がある事を示す。
すなわち、カルボキシメチルセルロース中に形成されて
いるエステル結合や、ラクトン結合等はアルカリと接触
しても、全てが直ちにアルカリ加水分解されるものでは
なく、かなりの時間を要するためであると考えられる。
これらの結合は、単なるM離カルボキシル基とは異なり
、生成物の性状に大きな影響を持つものである。
本発明の生成物が優れた吸水性、水保持性を示めす為に
は、このような本発明に示めす適当量の架橋結合を含む
構造が必要なのであり、それを把握する為1本発明でい
う逆滴定法が必要である。
さらに、従来は、この種のカルボキシメチルセルロース
は、試料を灰化して生成する結合アルカリ分の測定によ
るナトリウム塩型の置換度と1通常の逆滴定法による遊
離酸型の置換度の合計を全置換度としていたから1本発
明で定義している全置換度とは内容的に異なるものであ
る。
全ffl検疫 =D 十 本発明でいう逆滴定法による
L検疫 D ハ、試料を灰化して、生成するアルカリを中和滴定
スる通常カルボキシメチルセルロース・アルカIJ 塩
ニついて実施される方法で測定した置換度である・ 以上の如く構成される本発明の製造方法には、次の特徴
がある・ (1)得られる水不溶性カルボキシアルキルセル。−ス
・アルカリ金属塩は、優れた水不溶性、水吸収性及び水
保持力を有する。従って、水吸収材、錠剤崩壊剤等に最
適である。
(2)反応に使用する含水有機溶奴量を先行技術ノ1/
10〜1/2の少量で反応するため、装置効率が著しく
改善される。
(3)エネルギー・コストも溶媒量に比例して大幅に低
減される。
(4)エーテル化剤の有効利用率が向上すると共に反応
時間が短縮される。
(5)エーテル化反応終了後、溶媒の分離や、洗n、、
m性化等の特別の工程を必要とせず、そのまま次工程に
進む。
(6)乾燥加熱でなく、湿潤状態のまま比較的低温度、
短時間で目的とした品質の製品が安定して製造できる。
(7)通常の低倍率溶媒法によるカルボキシアルキルセ
ルロース製造設備をそのまま使用でき、何ら特別の装置
を付加する必要が無い。
以下に実施例を示すが、部および%は、いずれも重量部
、重量%を指す。
実施例1 反応機に木材バルブ130  部、83zイソプロピル
アルコール710  部に水酸化ナトリウム73部を溶
解したものを添加し、30℃で60分間攪拌、混合し、
アルカリセルロースとする。
次いで、6oz モノクロル88−インプロピルアルコ
ール溶液142部を45℃以下に保持しつつ添加し、3
0分間攪拌、混合する。
25分を要して還流温度まで昇温し、この温度で45分
間攪拌、反応する。
次いで、60χ モノクロル酢酸−イソプロピルアルコ
ール溶液 23  部を加え、78  ℃で90分間反
応を続行する。
溶剤を分離後、含水メタノールで2 回洗浄した後無水
メタノールで置換し流動床乾燥した。
本反応における合本有機溶媒/セルロースは5゜86、
アルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は1.7
4.水/セルロースは1.15である。
得られた生成物の性状は次ぎのとうりであった。
全置換度;       O,SS 逆滴定法に よる置換度;      0.15 (全置換度に対し 17.4 %) pH・      5.5 SRV  ;      1720 WRY  :      4230 水溶性 、       20.3 比較例1 実施例1(7)r78℃テ90分間」を「78℃−c 
190分間」に代えて、その他は実施例1と同様に行な
った。
生成物の性状は、次ざのとうりであった。
全置換度;       0.89 逆滴定法に よる置換度、      0.30 (全置換度に対し33.7 m) pH・       5.0 SRV  ;       485 WHV  、      1040 水溶性 ;4.3 反応時間が過大であると、水溶性を失うと共に、吸水性
も大きく低下してしまう、 換言すれば、時間とエネル
ギーの節約効果が大きい。
実施例2 反応機に木材バルブ130  部、83zイソプロピル
アルコール540  部に水酸化ナトリウム53部を溶
解したものを添加し、30℃で60分間攪拌。
混合し、アルカリセルロースとする。
次いで、 so X  モノクロル酢酸−イソプロビル
アルコール溶液 109部を45℃以下に保持しつつ添
加し、30分間攪拌、混合する。
25分を要して還流温度まで昇温し、この温度で45分
間攪拌、反応する。
次いで、6oz モノクロル酢酸−イソプロビルアルコ
ール溶液 16.5部を加え、78  ℃で130分間
反応を続行する。
溶剤を分離後、含水メタノールで2 回洗浄した後無水
メタノールで置換し流動床乾燥した。
本反応における含水有機溶媒/セルロースは4゜50、
アルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は1.6
8、水/セルロースは0.88である。
生成物の性状は次ざのとうりであった。
全置換度;       0.71 逆滴定法に よる置換度:      O,Oa (全置換度に対し11.3 $) pH・       5.8 SRV  ;      1$00 WRV  ;      2950 水溶性 ;       12.9 実施例3 反応機に木材バルブ108  部、84zイソプロピル
アルコール590  部に水酸化ナトリウム82部を溶
解したものを添加し、30℃で50分間攪拌、混合し、
アルカリセルロースとする。
次いで、6oz モノクロル酢酸イソプロピルアルコー
ル溶液 189部を50℃以下に保持しつつ添加し、6
0分間攪拌、混合する。
25分を要して還流温度まで昇温し、この温度で55分
間攪拌、エーテル化反応する。
次いで、78  ℃で130分間反応を続行する。
溶剤を分離後、含水メタノールで2 回洗浄した後無水
メタノールで置換し流動床乾燥した。
本反応における含水有機溶媒/セルロースは8゜15、
アルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は1.7
、木/セルロースは0.87である。
生成物の性状は次ざのとうりであった。
全置換度:       0.f33 33部法に よる置換度:      0.23 (全置換度に対し24.7 $) pH・       5.8 SRV  、      1520 WRV  ;      2140 水溶性 ?       13.4 実施例4 高重合度セルロースバルブ87部を84z イソプロピ
ルアルコール458部に水酸化ナトリウム54部を溶解
した液中に攪拌しつつ添加し、25〜30”0で30分
間反応させる0次ぎに、6o$  モノクロル醇酸−イ
ンプロビルアルコール溶液 118部を 30分間で添
加し、78℃ 、50分間エーテル化後、さらに95分
間加熱反応した。
含水メタノールで2回洗浄した後、無水メタノールで置
換し流動床乾燥した。
本反応における含水有機溶媒/セルロースは5゜2、ア
ルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は1.80
、水/セルロースは1.0である。
生成物の性状は次ぎのとうりであった。
全置換度;       0.8B 逆滴定法に よる置換度;      0.15 (全置換度に対し17.4 %) 、H・       5.5 SRV  ;       8Ei3 WRV  ;      1400 水溶性 ;       14.8 本発明の方法により、比較例に比して、短時間に且低温
で簡単に、より性状の優れた生成物が得られている。し
かも、薬剤量も少なくてすみ、経済的にも優れているこ
とは明白である。
実施例5 反応機にリンターパルプ130  部、 83zイソプ
ロピルアルコール520  部に水酸化ナトリウム33
部を溶解したものを添加し、30℃で75分間攪拌、混
合し、アルカリセルロースとする。
次ぎに、 6ozモノクロル酢酸−イソプロビルアルコ
ール溶液53部を 45℃に保持しつつ添加し、40 
 分間攪拌、混合する。
20  分を要して78℃まで昇温し、この温度で45
分間攪拌、反応する。
次に、 8ozモノクロル酢酸−イソプロビルアルコー
ル溶液36部を加え、 78℃で110分間加熱を続行
する。
溶剤を分離後、含水メタノールで2 回洗浄した後無水
メタノールで置換し、流動床乾燥した。
本反応における含水有機溶媒/セルロースは4.29、
アルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は 1.
38 、水/セルロースは0.78である。
得られた生成物の性状は次ぎのとうりであった。
全置換度、      0.46 逆滴定法に よる置換度、     0.12 (全置換度に対し26z) pH・     5.7 SRV  ;     1480 WHV  ;     1920 水溶性 ;5.2 比較例2 反応機にリンターパルプ130  部、 85 Xイソ
プロピルアルコール3900部に水酸化ナトリウム73
部を溶解したものを添加し、30℃で60分間攪拌、混
合し、アルカリセルロースとする。
次いで、60$  モノクロル酢酸−イソプロビルアル
コール溶液 142部を45℃以下に保持しつつ添加し
、30分間攪拌、混合する。
25分を要して還流温度まで昇温し、この温度で45分
間攪拌1反応する。
次いで、6oz モノクロル醇酸−インプロビルアルコ
ール溶液23  部を加え、78℃で90分間尺6を続
行する。
溶剤を分離後、含水メタノールで2 回洗浄した後無水
メタノールで置換し流動床乾燥した。
本反応における含水有機溶媒/セルロースは3゜、5.
アルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は1.7
4、水/セルロースは4.75である。
生成物の性状は次ざのとうりであった。
全置換度;       O,Eil 逆滴定法に よる置換度;      0.03 (全置換度に対し4.9  $) pH・       5.8 SRV  ;        − WRV  ;        − 水溶性 ;      溶解 この様に、溶媒倍率が本発明より大である従来技術では
1本発明のような短時間では目的の性能を備えた製品は
得られない。
比較例3 反応機に木材パルプ130  部、85zイソプロピル
アルコ一ル3300部に水酸化ナトリウム73部を溶解
したものを添加し、30℃で60分間攪拌、混合し、ア
ルカリセルロースとする。
次いで、80 !  モノクロル酢酸−イソプロビルア
ルコール溶液 14部部を45℃以下に保持しつつ添加
し、30分間攪拌、混合する。
25分を要して還流温度まで昇温し、この温度で 13
5分間攪拌、反応する。
溶剤を分離後、含水メタノールで2 回洗浄した後無水
メタノールで置換し流動床乾燥した。
本反応における合本有機溶媒/セルロースは30.5、
アルカリ金属水酸化物/エーテル化剤(モル)は1.8
B、水/セルロースは4.75である。
生成物あ性状は次ぎのとラリであった。
全224!!!!度;       0.5B逆滴定法
に よる置換度;      0.04 (全置換度に対し8J り p)I          s、e SRV  ;        + WHV  ・       − 水溶性 ;      溶解 反応時間を240  分に延長した場合でも、水溶性は
以前として大であり、目的とする水不溶性には程遠いも
のであった。
比較例4 高重合度セルロースパルプ87部を 92zイソプロピ
ルアルコ一ル2600部に水酸化ナトリウム66.2部
を溶解した液中に攪拌しつつ添加し、 25〜30℃で
30分間反応させる。
次ぎに、8oz モノクロル詐酸−イソプロビルアルコ
ール溶液 IQ部を30分間で添加し、55℃で270
分間エーテル化反応を実施する0反応終了後ブフナー漏
斗で吸引濾過し、トレー上にひろげて、100℃で 1
5分間乾燥し、溶媒を除去する。
この時点での生成物は、完全に水溶性であった。
次いでIEiO℃、10分間加熱処理した。
含水メタノールで3回洗浄した後無水メタノールで置換
し流動床乾燥した。
本反応における合本有機溶媒/セルロースは27.5、
アルカリ金属水耐化物/エーテル化剤(モル)は1.4
47 、水/セルロースは2.45である。
生成物の性状は次ぎのとうりであった。
全置換度;       0.8B 逆滴定法に よる置換度:      0.21 (全置換度に対し24.4χ) PH・       5.6 SRV  、      407 WHV  、      812 水溶性 ;       12.1 エーテル化剤の有効利用率は、約40%と極めて低い、
tた、このように乾燥後、高温処理して初めて水不溶性
となる。
このような高温処理は、特別の装置を要すると共に工程
管理が困難である。
本発明において使用した分析試験法は、以下のとラリで
ある。
塩分測定法; 電位差滴定法による。
エーテル化度測定法; 灰化後アルカリ分を中和滴定。
水保持力;試料的0.2 g  を精秤し、100 m
lの水中に室温で16時間浸漬する。
次いで、水中より取出し、8o  メツシュのスクリー
ンバスケットに移して暫 く水切り後、そのまま遠沈管に入れ。
1500 Gの遠心力で2o分間遠心分敲し、速やかに
風袋既知の秤量瓶に移し密 栓、秤量する0次ぎに 105℃で恒量となるまで乾燥
し、残渣を秤量する・ 遠心分M後の湿 乾燥した試 った試料の重量−料の重量 水保持力=               X 100
乾燥した試料の重量 水溶性分;試料的 10 gを精秤し、正確に計量した
室温の水800■1中へ浸漬し、 10分間隔で1 分
間緩やかに攪拌する。
3 回目の攪拌後60分間静置する。
上澄液200m1を濾紙で濾過し、約 150m1の濾
液を集め精秤する。濃縮後105℃で4 時間乾燥し残
液を秤量する。
100×乾燥残渣重量(800+試料重量)水f8= 性分 試料×濾液(1−0,01X試料の揮発分)重量
 重量

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)セルロースを含水有機溶媒中で、アルカリ金属水
    酸化物とカルボキシル基を有するエーテル化剤と反応せ
    しめ、すぐれた水吸収性と水保持力を有する全置換度が
    0.4〜1.3で、うち逆滴定法による置換度が0.0
    4〜0.45(但し全置換度の1/3を越えない)の範
    囲内にある本質的に酸性のカルボキシアルキルセルロー
    ス・アルカリ金属塩を製造するにあたり、 (1)含水有機溶媒の使用量を3〜7.5重量倍/セル
    ロースとし、 (2)アルカリ金属水酸化物をエーテル化剤1モルに対
    し、1.3〜1.8モル使用し、 (3)水/セルロース重量比を0.8〜1.6として、
    (4)エーテル化反応終了後、70〜85℃で30〜1
    50分間加熱すること を特徴とする水不溶性のカルボキシアルキルセルロース
    ・アルカリ金属塩の製造方法。 (2)逆滴定法による置換度が全置換度の15〜30%
    の範囲にある特許請求の範囲第(1)項記載の方法。
JP8498185A 1985-04-19 1985-04-19 水不溶性のカルボキシアルキルセルロ−ス・アルカリ金属塩の製造方法 Granted JPS61243801A (ja)

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