JPS61243640A - 映像管 - Google Patents

映像管

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JPS61243640A
JPS61243640A JP8441085A JP8441085A JPS61243640A JP S61243640 A JPS61243640 A JP S61243640A JP 8441085 A JP8441085 A JP 8441085A JP 8441085 A JP8441085 A JP 8441085A JP S61243640 A JPS61243640 A JP S61243640A
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fluorescent
red
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Takeo Ito
武夫 伊藤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は蛍光面を電子ビームで励起する映像管に関す
るものである。
〔発明の技術的背景およびその問題点〕カラー受像管の
蛍光面にカラーフィルター粒子を加えて外光反射を低減
し、画像のコントラストを向上させる技術は、米国特許
第3308326@明細書などに開示されている。カラ
ー受像管の蛍光面はカラー画像を作り出す赤、緑、青3
色の発光蛍光体をドツト状またはストライプ状に配置し
たもので、各色蛍光体にそれぞれ発光色と同系色のカラ
ーフィルタ粒子を混入して、発光効率をあまり低減させ
ることなく外光反射を大幅に抑えて、総合的な蛍光面の
性能を高めている。
従来のカラーフィルター付き蛍光面は、特公昭57−3
3660号公報に記載されているように、蛍光面を構成
する蛍光体粒子の表面を小径のフィルター粒子で局部的
に覆う構造である。すなわち、第4図に示すように、蛍
光体粒子(41)の表面に粒子径の1/10〜1/10
0のカラーフィルター粒子(42)を局部的に付着させ
る。しかし、このフィルター粒子は蛍光体粒子に入射す
る電子ビーム(40)に対してバリヤとなるため、エネ
ルギー損失が大きいこと、またカラー映像管のように3
色の蛍光体を用いる場合、蛍光体粒子からI]R落した
フィルター粒子が他色蛍光体に混入して輝度の低下、輝
度ムラを発生するなど改善の余地が多い。
〔発明の目的〕
この発明は上記の不都合を解消するもので、フィルター
粒子による励起エネルギーの損失を最小にし、しかも蛍
光体粒子からのl]R落を防止して、画像のコントラス
ト、輝度の向上、さらに輝度ムラの防止を【j、かるこ
とができる映像管を1%るものである。
〔発明の概要〕
この発明は蛍光面と、この蛍光面を電子で励起発光させ
る電子銃を備えた映像管において、蛍光面を構成する蛍
光体粒子内にフィルター粒子を内包させたことを特徴と
する。フィルター粒子は包含する蛍光体粒子の発光色と
同系色例えば赤色発光蛍光体の場合゛は赤色の体色を有
するか、または黒色を呈するものを使用し、これにより
フィルター粒子の光吸収が蛍光体の発光に対してよりも
外光反射に対して大きく作用するように維持される。
蛍光体粒子の粒径は発光特性および塗布、付着の点から
3JJm乃至20芦がよく、これに対し、フィルター粒
子の平均粒径は蛍光体粒子の1/10乃至1/200す
なわち0.01μm乃至りmの範囲が蛍光体粒子内への
封じ込めに適切で、含有量もフィルター材にもよるが5
重量%以下がよい。
〔発明の実施例〕
以下図面を参照してこの発明の詳細な説明する。
第2図はカラー映像管を示しており、パネル(11)、
ファンネル(12)、およびネック(13)からなるガ
ラス外囲器(14)のパネル(11)内面に、蛍光面(
15)が塗布形成される。この蛍光面に近接して、多数
の孔を有するシャドウマスク(16)が固定され、一方
、ネック(12)内に蛍光面(15)およびシャドウマ
スク(16)に対向して電子銃(17)が設置される。
第3図に示すように蛍光面(15)は光吸収ストライプ
層(18)と、これら間に形成された赤色発光蛍光体層
(20)、緑色発光蛍光体層(21)および青色発光蛍
光体層(22)のス1〜ライブを交互に配列している。
この蛍光面(15)に電子銃(17)から発射された電
子ビ2ムがシャドウマスク(16)を介して選択的に射
突すると、蛍光体が励起されて所定の発光色で発光する
赤色発光蛍光体層(20)は、ユーロピウム例活酸硫化
イツ1〜リウム(Y202 S:Fu)の蛍光体粒子か
らなり、この粒子中にベンガラ (Fe203)からな
る赤色フィルター粒子が内包される。
すなわち、第1図に示すように蛍光体粒子(23)は平
均粒径が5乃120μmの微小結晶でなり、この結晶体
内部にフィルター粒子(24)が封じ込められている。
フィルター粒子の粒径は厳格に規定する必要はないか、
実用的には蛍光体粒子の1/10〜1/200の範囲が
よく、蛍光体表面に付着させる従来構造に比べ選択の範
囲は広く、さらに微小な粒径のものを用いることができ
る。
第4図および第5図は従来のフィルター被覆量= 5− 光体と、この実施例との比較を示しており、第4図の従
来構造において、電子ビーム(40)が蛍光体粒子(4
1)に浸透する深ざtlはフィルター(42)の存在に
より小さいのに比べ、第5図のこの実施例ではフィルタ
ー(52)が内部にあるため、電子ビーム(50)は蛍
光体粒子(51)内に深<(12)浸透し、励起効率を
高めることができる。また、外光吸収能力の点でも、第
5図の構造は、ベンガラなどのフィルター粒子(52)
の屈折率がY2O2S:FUなどの蛍光体の屈折率に近
い値であるところから、蛍光体粒子内でのフィルターの
光反射がなく蛍光体粒子内に入った外光を捕捉して吸収
する。
この実施例のフィルター内包蛍光体層(20)は次のよ
うにつくることができる。
■ 酸化イッットリウム(Y2O2)、酸化ユーロピウ
ム〈Fu203)の各蓚酸塩の同時共沈物にベンガラ顔
料(Fe2Q3)を前者に対し0.2重量%添加、混合
し、還元雰囲気下で約900 ’C乃至1200’Cで
1時間焼成した。
さらに硫化水素中で1100℃、1時間焼成した。
= 6− 所定の粒子の分級、表面処理を施し、ベンガラ粒子を含
有したY2O2S:Fu蛍光体粒子からなる蛍光体を得
た。第3図に示すようにこの蛍光体をスラリー法によっ
て、光吸収ス1〜ライブ(18)間の所定のパネル面に
塗布し、赤色発光蛍光体層(20)を得た。この層(2
0)は従来のフィルター被覆構造に比べ、赤単色輝度で
約7%向上、蛍光体層の外光反射率は36%から32%
に改善された。しかも、ベンガラ粒子が仙色蛍光体に混
入しないため、成品化の後、緑、青、輝度も約2%向上
させ得た。
■ ベンガラ顔料0.2重量%に代えて、赤色体色、赤
色発光の硫化カルシウム(Ca、S)蛍光体粒子10重
量%を使用し、実施例■と同様の製法にてY2O5S:
Eu蛍光体をV造し、パネルに塗布して評価したところ
、従来フィルター被覆構造に比へ、約10%の赤単色輝
度向上と、外光反射率36%から31%への改善がはか
られた。
■ ベンガラ顔料に代え、硫化セレン化カドミウムを含
むカラス粉末1型但%を使用し、実施例■と同様に評価
したところ、従来フィルター被覆構造に比べ、約5%の
赤単色輝度向上と、外光反射率が36%から30%へ改
善された。
赤発光蛍光体の場合は以上の他、Y202 S :Eu
、Y203 :Eu、Zn3 (PO4)2  :Mn
 などを母体に、セレン化カドミウム、ペンカラ、クロ
ムバーミリオン、酸化クロム着色蛍光体、着色ガラスな
どのフィルター粒子を1種または2種以上絹み合せて用
いることができる。
■ 硫酸銅(CuS04)、硝酸アルミニウム(AI(
NO3)3)と、硫黄(S)および塩化アンモニウム(
N H4Cl ) ’:;どのフラックスを加えた硫化
亜鉛(ZnS)に、クロムバーミリオン粉粒を前者に対
し1重量%添加、混合し、還元雰囲気下、約900’C
乃至1000’Cで1時間焼成した後、分級、表面処理
を施し、緑フイルタ粒子を内包するZnS:Cu蛍光体
粒子を製造した。この蛍光体をスラリー法によってパネ
ルに塗布し、評価したところフィルター粒子を被覆した
従来構造の蛍光体層に対して緑単色輝度で約10%向上
し、外光反射率も34%から31%に改善された。
なお、緑発光蛍光体の場合は、上記実施例を含め、Zn
S : Cu、ZnS :Δu−Cu、Zn5i04 
:Mn、Y202 S:Tb、InBO3:Tbなどを
母体に酸化ニッケル、コバルトグリーン、酸化クロム、
酸化バナジウム、緑色セラミック粉などを組合せること
ができる。
■ 硫酸銀(AgNO3>と塩化アンモニウムのフラッ
クスを加えた硫化亜鉛(ZnS)にアルミン酸コバルト
(A I2 o3− ncOo) に対し1.5重量%
添加、混合し、還元雰囲気下で約900 ’C乃至10
00 ’Cで1時間焼成した後、分級、表面処理を施し
、青色フィルタ含有ZnS:Aq蛍蛍光粉粒らなる蛍光
体を製造した。この蛍光体を光粘着法により、パネル上
のフ7It〜レジスト膜の粘着部分に被着させて蛍光体
層とし、評価したところ、従来フィルター被覆構造に対
し、前車色輝度で約8%向上、外光反射率も36− 〇
 − %から32%に改善された。この蛍光体によれば従来構
造で見られた青色フィルター粒子の分離がなく、これに
よる顔料ムラは認められなかった。青色蛍光体の場合は
、ZnS:AΩを母体にアルミン酸コバルト、群青など
の青色フィルター粒子を組合せることができる。
〔発明の効果〕
以上述べたようにこの発明の蛍光面はフィルター粒子を
内包した蛍光体粒子によって形成するものであり、輝度
向上、外光反!、14率の改善による]ントラストの向
上をはかることができる。しかも、従来のフィルター被
覆構造と異なり、蛍光体からフィルター粒子が分離する
ために生じる製造工程の繁雑さから免れ得、また分離を
防止するための多量の表面処理剤の投入も必要としない
。フィルターを内包する蛍光体の製造も、常法の蛍光体
製造工程でフィルター粒子を添加すればよく、蛍光体の
製造を大幅に変更しないですむ。フィルターの粒子は黒
色の酸化マンガンや黒鉛を用いても効果を上げることが
でき、また、この発明のフィルター内包蛍光体とフィル
ター被覆蛍光体を併用して蛍光面を形成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の詳細な説明する蛍光体粒子の断面図
、第2図はこの発明の1実施例を説明する断面図、第3
図は第2図を一部拡大して示す断面図、第4図は従来技
術を説明する概略図、第5図はこの発明の実施例の作用
を説明する概略図である。 (15)・・・・・・蛍光面、(17)・・・・・・電
子銃、(20)・・・・・・赤色発光蛍光体層、(21
)・・・・・・緑色発光蛍光体層、(22)・・・・・
・青色発光蛍光体層、(23)・・・・・・蛍光体粒子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1.  (1) 蛍光面と、この蛍光面を励起発光させる電子
    銃とを備える映像管において、前記蛍光面は所定の粒径
    を有する蛍光体粒子の層でなり、これら蛍光体粒子の少
    なくとも一部が蛍光体粒子の発光色と同系色または黒色
    のフィルター粒子を内包していることを特徴とする映像
    管。
  2.  (2) 蛍光体粒子の平均粒径が3μm乃至20μm
    であり、フィルター粒子の平均粒径が0.01μm乃至
    1μmであつて前記蛍光体粒子に5重量%以下内包され
    てなることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の映
    像管。
  3.  (3) フィルター粒子が着色蛍光体であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の映像管。
JP8441085A 1985-04-22 1985-04-22 映像管 Expired - Fee Related JPH0719538B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6362136A (ja) * 1986-09-03 1988-03-18 Toshiba Corp カラ−受像管
WO2009075034A1 (ja) * 2007-12-13 2009-06-18 Hitachi, Ltd. 蛍光体、これを用いた表示装置、プラズマディスプレイパネル、およびその製造方法

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JPS6362136A (ja) * 1986-09-03 1988-03-18 Toshiba Corp カラ−受像管
WO2009075034A1 (ja) * 2007-12-13 2009-06-18 Hitachi, Ltd. 蛍光体、これを用いた表示装置、プラズマディスプレイパネル、およびその製造方法

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