JPS61237763A - 既存鉄筋コンクリ−ト構造体と後打ち鉄筋コンクリ−ト構造体との鉄筋連結方法 - Google Patents
既存鉄筋コンクリ−ト構造体と後打ち鉄筋コンクリ−ト構造体との鉄筋連結方法Info
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- JPS61237763A JPS61237763A JP7992885A JP7992885A JPS61237763A JP S61237763 A JPS61237763 A JP S61237763A JP 7992885 A JP7992885 A JP 7992885A JP 7992885 A JP7992885 A JP 7992885A JP S61237763 A JPS61237763 A JP S61237763A
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Landscapes
- Bulkheads Adapted To Foundation Construction (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、既存鉄筋コンクリート構造体について、これ
を耐震的に補修したり補強しようとする場合、当該構造
体に後打ちコンクリート構造体を一体的に打設するに際
し、既存鉄筋コンクリート構造体に固着されたアンカー
鉄筋と、後打ちコンクリート構造体の鉄筋とを溶接等の
手段によって、コンクリートの打設前に連結するための
方法に関する。
を耐震的に補修したり補強しようとする場合、当該構造
体に後打ちコンクリート構造体を一体的に打設するに際
し、既存鉄筋コンクリート構造体に固着されたアンカー
鉄筋と、後打ちコンクリート構造体の鉄筋とを溶接等の
手段によって、コンクリートの打設前に連結するための
方法に関する。
従来、この種の鉄筋連結方法は、前記の如(既存鉄筋コ
ンクリート構造体、例えば地下連続壁等に、後打ちとし
ての柱、梁、床版等を一体に打ち継いていく場合に用い
られているが、当該従来法としては以下の如きものが採
択されている。
ンクリート構造体、例えば地下連続壁等に、後打ちとし
ての柱、梁、床版等を一体に打ち継いていく場合に用い
られているが、当該従来法としては以下の如きものが採
択されている。
すなわち、第1の方法としては、既存鉄筋コンクリート
構造体の隣接地に掘削空間を削設し、当該空間を利用す
ることにより、上記構造体にハンマードリルやボーリン
グマシンを用いて、横向きにアンカーホールな所要数だ
け削孔し、当該ホールに挿入したアンカー鉄筋を、同ホ
ールに充填したコンクリートによって固着するようにし
、当該鉄筋の同ホールから延出した部分に、後打ち鉄筋
コンクリート構造体の鉄筋を溶接等の手段により連結す
るようにしている。
構造体の隣接地に掘削空間を削設し、当該空間を利用す
ることにより、上記構造体にハンマードリルやボーリン
グマシンを用いて、横向きにアンカーホールな所要数だ
け削孔し、当該ホールに挿入したアンカー鉄筋を、同ホ
ールに充填したコンクリートによって固着するようにし
、当該鉄筋の同ホールから延出した部分に、後打ち鉄筋
コンクリート構造体の鉄筋を溶接等の手段により連結す
るようにしている。
ところが、当該方法によるときは、上記のようにハンマ
ードリルやボーリングマシンによってアンカーホールを
削孔するため、当該削孔中に削孔機の先端が、既存鉄筋
コンクリート構造体の鉄筋に触接することがあり、この
ようなときは、当該鉄筋にその機能を損う+iどの損傷
を与える虞れがある。7 また当該削孔装置も大規模となるので作業しに<\、水
平方向や斜め方向への深い削孔な行うこと自体も難事で
あるだけでなく、当該削孔内壁面は比較的平滑に削成さ
れてしまうため、アンカーホールに充填したセメントと
の接着強度も充分でな(、このため、アンカー鉄筋によ
る新旧構造体の一体化が、強度の点で満足すべきものと
ならない難点がある。
ードリルやボーリングマシンによってアンカーホールを
削孔するため、当該削孔中に削孔機の先端が、既存鉄筋
コンクリート構造体の鉄筋に触接することがあり、この
ようなときは、当該鉄筋にその機能を損う+iどの損傷
を与える虞れがある。7 また当該削孔装置も大規模となるので作業しに<\、水
平方向や斜め方向への深い削孔な行うこと自体も難事で
あるだけでなく、当該削孔内壁面は比較的平滑に削成さ
れてしまうため、アンカーホールに充填したセメントと
の接着強度も充分でな(、このため、アンカー鉄筋によ
る新旧構造体の一体化が、強度の点で満足すべきものと
ならない難点がある。
そこで、これとは別に第2の方法として、第3図に示さ
れる如きことを既に実施されているCすなわち、地下連
続壁などの既設鉄筋コンクリート構造体Aを打設する際
、その鉄筋籠Bにアンカー鉄筋C,C’ ・拳・・・
を組み込んでおき、同図(blの如く当該構造体Aに隣
接する箇所の土砂を掘削して掘削空間りを得、当該空間
りを利用して、既設コンクリート構造体Aの所定側壁面
を削り取ることで取出口Eを開口した後、曲成されてい
るアンカー鉄筋c、c’−・・0を曲げ戻して、同図t
dlのように取出口Eから掘削空間り側へ延出し、この
延出部を図示しない打ち継く゛べき後打ち梁等の後打ち
鉄筋コンクリート構造体の鉄筋と溶接により連結するよ
うにしたものである。
れる如きことを既に実施されているCすなわち、地下連
続壁などの既設鉄筋コンクリート構造体Aを打設する際
、その鉄筋籠Bにアンカー鉄筋C,C’ ・拳・・・
を組み込んでおき、同図(blの如く当該構造体Aに隣
接する箇所の土砂を掘削して掘削空間りを得、当該空間
りを利用して、既設コンクリート構造体Aの所定側壁面
を削り取ることで取出口Eを開口した後、曲成されてい
るアンカー鉄筋c、c’−・・0を曲げ戻して、同図t
dlのように取出口Eから掘削空間り側へ延出し、この
延出部を図示しない打ち継く゛べき後打ち梁等の後打ち
鉄筋コンクリート構造体の鉄筋と溶接により連結するよ
うにしたものである。
ところが、上記第2の方法によるときは、前記の如く既
存鉄筋コンクリート構造体Aの鉄筋liBにアンカー鉄
筋C,C’1lll・・・を組み込んでおかねばならな
いので、同構造体Aの鉄筋配置が密になってしまい、そ
のコンクリート打設作業に際して、コンクリートの回り
込みが悪4なって、地下連続壁等自体の品質が劣下して
しまったり、精度の高い施工ができなくなってしまい、
また前記の取出口を削成したり、さらにはアンカー鉄筋
C,C’ ・・・・・を曲げ戻すのに可成りの労力と
手間をかけなければならない。
存鉄筋コンクリート構造体Aの鉄筋liBにアンカー鉄
筋C,C’1lll・・・を組み込んでおかねばならな
いので、同構造体Aの鉄筋配置が密になってしまい、そ
のコンクリート打設作業に際して、コンクリートの回り
込みが悪4なって、地下連続壁等自体の品質が劣下して
しまったり、精度の高い施工ができなくなってしまい、
また前記の取出口を削成したり、さらにはアンカー鉄筋
C,C’ ・・・・・を曲げ戻すのに可成りの労力と
手間をかけなければならない。
本願は、上記従来法の難事に鑑み、その第1発明では、
アンカーホールな削孔するように従来の如きドリルやマ
シンを用いることなく、ビットから超高圧水を噴当する
ようにし、このことにより削孔時に既存鉄筋コンクリー
ト構造体の鉄筋に損傷を与えないようにして、当該構造
体の品質劣化をさけると共に、どんな横孔でも容易に、
しかも可成りの速さで削孔可能となし、その作業能率を
改善しようとしている。
アンカーホールな削孔するように従来の如きドリルやマ
シンを用いることなく、ビットから超高圧水を噴当する
ようにし、このことにより削孔時に既存鉄筋コンクリー
ト構造体の鉄筋に損傷を与えないようにして、当該構造
体の品質劣化をさけると共に、どんな横孔でも容易に、
しかも可成りの速さで削孔可能となし、その作業能率を
改善しようとしている。
さらに、また上記ウォータジェットにより削孔すること
で、その削孔内壁を、可成りの凹凸面となし、これによ
りアンカーホールに充填する合成樹脂製接着剤との固定
状態を強固にしようとしている。
で、その削孔内壁を、可成りの凹凸面となし、これによ
りアンカーホールに充填する合成樹脂製接着剤との固定
状態を強固にしようとしている。
さらに同発明では、上記の如(アンカーホールに、コン
クリートを充填してアンカー鉄筋を固着するのではなし
に、合成樹脂製接着剤を用いることで、コンクリートと
同等以上の引き抜き耐力を得ると共に、強度発現の速い
同接着剤によってアンカー鉄筋施工後の養生時間を短か
(して、後続作業を速やかに行い得るようにし、これに
より工期を短縮しようとしている。
クリートを充填してアンカー鉄筋を固着するのではなし
に、合成樹脂製接着剤を用いることで、コンクリートと
同等以上の引き抜き耐力を得ると共に、強度発現の速い
同接着剤によってアンカー鉄筋施工後の養生時間を短か
(して、後続作業を速やかに行い得るようにし、これに
より工期を短縮しようとしている。
そして本願第2発明では、上記の第1発明に加えて、ア
ンカーホールを単なる直進孔とするのではなしに、軸心
から外周側へ拡径した抜止溝部を具備させるようウォー
タジェットにより削成してやることで、アンカー鉄筋の
定着剤である前6配合成樹脂製接着剤を、上記の抜止溝
部にまで充填するようになし、これによって当該定着剤
とアンカーホールのコンクリート面との間における機械
的抵抗力を大となし、より一層アンカー鉄筋の引抜き耐
力を大きくしようとしている。
ンカーホールを単なる直進孔とするのではなしに、軸心
から外周側へ拡径した抜止溝部を具備させるようウォー
タジェットにより削成してやることで、アンカー鉄筋の
定着剤である前6配合成樹脂製接着剤を、上記の抜止溝
部にまで充填するようになし、これによって当該定着剤
とアンカーホールのコンクリート面との間における機械
的抵抗力を大となし、より一層アンカー鉄筋の引抜き耐
力を大きくしようとしている。
本願では、上記目的を達成するため、その第1発明では
既存鉄筋コンクリート構造体に隣接する後打ち鉄筋コン
クリ−ト構造体の打設箇所を掘削し、この掘削空間を用
いて、既存鉄筋コンクリート構造体の側壁面に超高圧水
噴射用のビットから超高圧水を噴当することで、横向き
に所要数だけアンカーホールな削孔し、このアンカーホ
ールに適時挿入されて外部に延出されているアンカー鉄
筋を、適時同ホールに供与したエポキシ樹脂等による合
成樹脂製接着剤により固着し、このアンカー鉄筋の延出
部に、前記後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋を、溶
接手段等により連結するようにしたことを特徴とする既
存鉄筋コンクリート構造体と後打ち鉄筋コンクリ−構造
体との□鉄筋連結方法を提供している。
既存鉄筋コンクリート構造体に隣接する後打ち鉄筋コン
クリ−ト構造体の打設箇所を掘削し、この掘削空間を用
いて、既存鉄筋コンクリート構造体の側壁面に超高圧水
噴射用のビットから超高圧水を噴当することで、横向き
に所要数だけアンカーホールな削孔し、このアンカーホ
ールに適時挿入されて外部に延出されているアンカー鉄
筋を、適時同ホールに供与したエポキシ樹脂等による合
成樹脂製接着剤により固着し、このアンカー鉄筋の延出
部に、前記後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋を、溶
接手段等により連結するようにしたことを特徴とする既
存鉄筋コンクリート構造体と後打ち鉄筋コンクリ−構造
体との□鉄筋連結方法を提供している。
そして、第2発明では、さらに上記のアンカーホールに
ついて、その削成状態につき検討を加えることで、既存
鉄筋コンクリート構造体に隣接する後打ち鉄筋コンクリ
ート構造体の打設箇所を掘削し、この掘削空間を用いて
、既存鉄筋コンクリート構造体の側壁面に超高圧水噴射
用のビットから超高圧水を噴当することで、軸心長孔部
と、その所要箇所から外周側に拡径した抜止溝部とから
なるアンカーホールを、横向きに所要数だけ削孔し、同
ホールに適時挿入されて外部に延出されているアンカー
鉄筋を、適時同ホールに供与したエポキシ樹脂等による
合成樹脂製接着剤により固着し、このアンカー鉄筋の延
出部に、前記後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋を、
溶接手段等により連結するようにしたことを特徴とする
既存鉄筋コンクリート構造体と後打ち鉄筋コンクリート
構造体との鉄筋連結方法を提供している。
ついて、その削成状態につき検討を加えることで、既存
鉄筋コンクリート構造体に隣接する後打ち鉄筋コンクリ
ート構造体の打設箇所を掘削し、この掘削空間を用いて
、既存鉄筋コンクリート構造体の側壁面に超高圧水噴射
用のビットから超高圧水を噴当することで、軸心長孔部
と、その所要箇所から外周側に拡径した抜止溝部とから
なるアンカーホールを、横向きに所要数だけ削孔し、同
ホールに適時挿入されて外部に延出されているアンカー
鉄筋を、適時同ホールに供与したエポキシ樹脂等による
合成樹脂製接着剤により固着し、このアンカー鉄筋の延
出部に、前記後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋を、
溶接手段等により連結するようにしたことを特徴とする
既存鉄筋コンクリート構造体と後打ち鉄筋コンクリート
構造体との鉄筋連結方法を提供している。
本発明を図面によって詳記すれば、第1図に示す通り、
先ず既存鉄筋コンクリート構造体1に隣接地である図示
しない後打ち鉄筋コンクリート構造体の打設箇所2を、
掘削することで、同図tb)の如く掘削空間3を形成す
る。
先ず既存鉄筋コンクリート構造体1に隣接地である図示
しない後打ち鉄筋コンクリート構造体の打設箇所2を、
掘削することで、同図tb)の如く掘削空間3を形成す
る。
次に上記掘削空間3を利用することにより、第2図のl
alに示すような超高圧水噴射用のビット4を用いて、
既存鉄筋コンクリート構造体1の側壁面1′に、当該ビ
ット4からの超高圧水WJを噴当させることで、真横と
か斜め方向に向けて所要数のアンカーホール6.5・・
・・串を削孔するのである。
alに示すような超高圧水噴射用のビット4を用いて、
既存鉄筋コンクリート構造体1の側壁面1′に、当該ビ
ット4からの超高圧水WJを噴当させることで、真横と
か斜め方向に向けて所要数のアンカーホール6.5・・
・・串を削孔するのである。
ここで上記第2図のla)に示したビット4は、その先
細りとした噴射頭部4′にあって、軸心方向と、軸線と
斜交する方向ヘウオータジェット、すなわち超高圧水W
Jを噴出すると共に、矢印R1のように回転させるよう
にしてあり、当該回転をさせながら、図中左方へ餌進さ
せるようにしており、これによって形成されていくアン
カーホール6の内壁面6′はウォータジェットによって
、可成りの凹凸粗面に形成されることとなる。
細りとした噴射頭部4′にあって、軸心方向と、軸線と
斜交する方向ヘウオータジェット、すなわち超高圧水W
Jを噴出すると共に、矢印R1のように回転させるよう
にしてあり、当該回転をさせながら、図中左方へ餌進さ
せるようにしており、これによって形成されていくアン
カーホール6の内壁面6′はウォータジェットによって
、可成りの凹凸粗面に形成されることとなる。
ここで本願第2発明では、上記第1%i明のように、そ
のアンカーホール6を単なる直進状のものとするのでは
な炙、同図tblのように直進状の軸心長孔部6aにあ
って、その外周における内壁面6′に外周側へ拡径させ
て形成した抜止溝部6bを設けるようにしている。
のアンカーホール6を単なる直進状のものとするのでは
な炙、同図tblのように直進状の軸心長孔部6aにあ
って、その外周における内壁面6′に外周側へ拡径させ
て形成した抜止溝部6bを設けるようにしている。
このため、図示例では軸心長孔部5aに、同図(blの
如きビット4を進入させ、その噴射頭部4′の外側面か
ら超高圧水WJ’を噴出させると共に、矢印R2のよう
に回転させることで、抜止溝部5bを図示例では環状に
周設させるようにしており、このような抜止溝部6bは
、もちろん所望複数箇所に穿設してもよい。
如きビット4を進入させ、その噴射頭部4′の外側面か
ら超高圧水WJ’を噴出させると共に、矢印R2のよう
に回転させることで、抜止溝部5bを図示例では環状に
周設させるようにしており、このような抜止溝部6bは
、もちろん所望複数箇所に穿設してもよい。
このようにしてアンカーホール6が削成されたならば、
これに所望手順によりアンカー鉄筋6.6・・・・拳の
挿入と、エポキシ樹脂等による合成樹脂製接着剤7の充
填とを行うのであり、もちろん挿入と充填作業は同時で
あっても、第1図の(dlに示す如鳴充填を先行しても
、また挿入を先行させてもよい。
これに所望手順によりアンカー鉄筋6.6・・・・拳の
挿入と、エポキシ樹脂等による合成樹脂製接着剤7の充
填とを行うのであり、もちろん挿入と充填作業は同時で
あっても、第1図の(dlに示す如鳴充填を先行しても
、また挿入を先行させてもよい。
上記充填後、所要の養生時間が経過すれば、合成樹脂゛
製接着剤7は、凹凸のあるアンカーホール5の内壁面5
′、そして第2発明では抜止溝部6bの内壁面と、アン
カー鉄筋6.6・・・・・とに接着され、アンカー鉄筋
6.6・・健・・はアンカーホール6から所望長だけ延
出しだ状態で定着されることとなる。
製接着剤7は、凹凸のあるアンカーホール5の内壁面5
′、そして第2発明では抜止溝部6bの内壁面と、アン
カー鉄筋6.6・・・・・とに接着され、アンカー鉄筋
6.6・・健・・はアンカーホール6から所望長だけ延
出しだ状態で定着されることとなる。
従って、この延出されたアンカー鉄筋6.6・・・・・
の延出部に、後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋を溶
接等の手段によって連結することとなり、次いでコンク
リートの打設が常法に従って行われる。
の延出部に、後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋を溶
接等の手段によって連結することとなり、次いでコンク
リートの打設が常法に従って行われる。
〔2明の効果〕
本発明は、上記のように構成されるものであって、ウォ
ータジェットによりアンカーホールを削成するようにし
たから、同ホール内壁面が凹凸粗面となり1.アンカー
鉄筋の引き抜き耐力が大きくなるだけでな鳴、その削成
スピードも圧縮強tJ1 t 90 Kg/C−のコン
クリートに、直径35mのアンカーホールな削孔するの
に、25〜35α/−程度となって、その作業時間を短
縮でき、しかも重大なことは、ウニタージェットによる
ときは鉄筋の損傷率が1.5.3.0%程度となるので
、鉄筋機能を損う如き従来の難点を解消することができ
ることである。
ータジェットによりアンカーホールを削成するようにし
たから、同ホール内壁面が凹凸粗面となり1.アンカー
鉄筋の引き抜き耐力が大きくなるだけでな鳴、その削成
スピードも圧縮強tJ1 t 90 Kg/C−のコン
クリートに、直径35mのアンカーホールな削孔するの
に、25〜35α/−程度となって、その作業時間を短
縮でき、しかも重大なことは、ウニタージェットによる
ときは鉄筋の損傷率が1.5.3.0%程度となるので
、鉄筋機能を損う如き従来の難点を解消することができ
ることである。
また本考案では、コンクリートを使用せずに合成樹脂製
接着剤によるから、その養生時間を短か(でき、この点
からもコンクリートと同等以上の強度を保有させ得ると
同時に、工期の短縮が実現できることとなる。
接着剤によるから、その養生時間を短か(でき、この点
からもコンクリートと同等以上の強度を保有させ得ると
同時に、工期の短縮が実現できることとなる。
また第2発明では、第1発明に加えてアンカーホールの
抜止溝部にも、充填硬化された合成樹脂製接着剤が存す
る二ととなるので、鉄筋の当該接着剤と構造体を形成す
るコンクリートの間の機械的抵抗が、より一層太き(な
り、アンカー鉄筋の引き抜き耐力を、従来に比し大巾に
向上させることが期待できる。
抜止溝部にも、充填硬化された合成樹脂製接着剤が存す
る二ととなるので、鉄筋の当該接着剤と構造体を形成す
るコンクリートの間の機械的抵抗が、より一層太き(な
り、アンカー鉄筋の引き抜き耐力を、従来に比し大巾に
向上させることが期待できる。
第1図のtar〜(elは本発明に係る既存鉄筋コンク
リート構造体と後打ち鉄筋コンクリート構造体との鉄筋
連結方法を示した既存鉄筋コンクリート構造体の縦断正
面による工程説明図、第2図のta+ tb+は夫々本
願第1発明、第2発明の実施に用いられる超高圧水噴射
用のビットを示す使用状態の部分正面図、第3図の(a
l〜tdlは従来の同上鉄筋連結方法を示した既存鉄筋
コンクリート構造体の縦断正面による工程説明図である
。 1・・・・・既存鉄筋コンクリート構造物1′・拳・・
側壁面 2・・・−・後打ち鉄筋コンクリート構造体の打設箇所 3・・・O・掘削空間 4・・・・・超高圧水噴射用のビット 6・・・φ・アンカーホール 6a0・軸心長孔部 5b・・・抜止溝部 6・・0・アンカー鉄筋 7命・・−〇合成樹脂製接着剤 WJ・・・・・超高圧水 代理人 弁理士 斎 藤 義 雄 第1図 第3図
リート構造体と後打ち鉄筋コンクリート構造体との鉄筋
連結方法を示した既存鉄筋コンクリート構造体の縦断正
面による工程説明図、第2図のta+ tb+は夫々本
願第1発明、第2発明の実施に用いられる超高圧水噴射
用のビットを示す使用状態の部分正面図、第3図の(a
l〜tdlは従来の同上鉄筋連結方法を示した既存鉄筋
コンクリート構造体の縦断正面による工程説明図である
。 1・・・・・既存鉄筋コンクリート構造物1′・拳・・
側壁面 2・・・−・後打ち鉄筋コンクリート構造体の打設箇所 3・・・O・掘削空間 4・・・・・超高圧水噴射用のビット 6・・・φ・アンカーホール 6a0・軸心長孔部 5b・・・抜止溝部 6・・0・アンカー鉄筋 7命・・−〇合成樹脂製接着剤 WJ・・・・・超高圧水 代理人 弁理士 斎 藤 義 雄 第1図 第3図
Claims (2)
- (1)既存鉄筋コンクリート構造体に隣接する後打ち鉄
筋コンクリート構造体の打設箇所を掘削し、この掘削空
間を用いて、既存鉄筋コンクリート構造体の側壁面に超
高圧水噴射用のビットから超高圧水を噴当することで、
横向きに所要数だけアンカーホールを削孔し、このアン
カーホールに適時挿入されて外部に延出されているアン
カー鉄筋を、適時同ホールに供与したエポキシ樹脂等に
よる合成樹脂製接着剤により固着し、このアンカー鉄筋
の延出部に、前記後打ち鉄筋コンクリート構造体の鉄筋
を、溶接手段等により連結するようにしたことを特徴と
する既存鉄筋コンクリート構造体と後打ち鉄筋コンクリ
ート構造体との鉄筋連結方法。 - (2)既存鉄筋コンクリート構造体に隣接する後打ち鉄
筋コンクリート構造体の打設箇所を掘削し、この掘削空
間を用いて、既存鉄筋コンクリート構造体の側壁面に超
高圧水噴射用のビットから超高圧水を噴当することで、
軸心長孔部と、その所要箇所から外周側に拡径した抜止
溝部とからなるアンカーホールを、横向きに所要数だけ
削孔し、同ホールに適時挿入されて外部に延出されてい
るアンカー鉄筋を、適時同ホールに供与したエポキシ樹
脂等による合成樹脂製接着剤により固着し、このアンカ
ー鉄筋の延出部に、前記後打ち鉄筋コンクリート構造体
の鉄筋を、溶接手段等により連結するようにしたことを
特徴とする既存鉄筋コンクリート構造体と後打ち鉄筋コ
ンクリート構造体との鉄筋連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7992885A JPS61237763A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 既存鉄筋コンクリ−ト構造体と後打ち鉄筋コンクリ−ト構造体との鉄筋連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7992885A JPS61237763A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 既存鉄筋コンクリ−ト構造体と後打ち鉄筋コンクリ−ト構造体との鉄筋連結方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61237763A true JPS61237763A (ja) | 1986-10-23 |
JPH0426026B2 JPH0426026B2 (ja) | 1992-05-06 |
Family
ID=13703968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7992885A Granted JPS61237763A (ja) | 1985-04-15 | 1985-04-15 | 既存鉄筋コンクリ−ト構造体と後打ち鉄筋コンクリ−ト構造体との鉄筋連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61237763A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6490366A (en) * | 1987-10-01 | 1989-04-06 | Ohbayashi Corp | Method for suppressing crack of einforced concrete |
JP4824024B2 (ja) * | 2004-06-09 | 2011-11-24 | ビーコ・インストゥルメンツ・インコーポレイテッド | 耐熱性金属材料の放射率を増大させる方法、増大された放射率を有する放射加熱要素、ウエハキャリア用の耐熱性金属材料を作製する方法、及び熱吸収面用の材料を作製する方法 |
-
1985
- 1985-04-15 JP JP7992885A patent/JPS61237763A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6490366A (en) * | 1987-10-01 | 1989-04-06 | Ohbayashi Corp | Method for suppressing crack of einforced concrete |
JP4824024B2 (ja) * | 2004-06-09 | 2011-11-24 | ビーコ・インストゥルメンツ・インコーポレイテッド | 耐熱性金属材料の放射率を増大させる方法、増大された放射率を有する放射加熱要素、ウエハキャリア用の耐熱性金属材料を作製する方法、及び熱吸収面用の材料を作製する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0426026B2 (ja) | 1992-05-06 |
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