JPS61235633A - 流れ方向制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発８Ａは、空調装置等から吹出す流れを任意の方向に
偏向させる流れ方向制御装置において、特に横長の吐出
口の左右方向へ流れを大きく偏向させるものに関する。

従来の技術 第９図と第１０図に示すように、アスペクト比Ｈ／Ｗ（
ＨとＷは第２図参照）が小さい場合の従来の流れ方向制
御装置は、複数枚の曲面状の回転羽根１を一列に並べた
ものであった。２は」二下方向へ流れを偏向させるため
の上下偏向羽根である。

（図では二点鎖線で示す）。３および４はそれぞれ左お
よび右側の壁である。そして曲面状の羽根１を回転する
ことによって左右へ流れを偏向させるものである。

発明が解決しようとする問題点 従来の流れ方向制御装置においては、曲面羽根が左側を
向いているため左方向には流れは良く偏向するが、右方
向に偏向させようとすると風蚤抵抗が増大し、大きく偏
向させることはできない。

また、左側に流れを偏向させる場合においても、［−下
偏向羽根等を配置するための壁３に流ｔ１が衝突し、有
効に流１１を大きく偏向させることは難しい。１゛Ｌ十
の２つの問題点かあった。

問題点を解決するための−「段 この問題点を解決するために不発１月は、通路の畏ｆ方
向の両端に設けられ外方に拡がる形状の左右一対の案内
壁と、Ｍ’ｌｔ妃そｔｌそｔの案内壁の近傍にｌＴｉ［
１首さ）１、流れに対向する部分か円弧形状ケし、かつ
前記流Ｊ１に対向する部分の下流側は凹＋？ｉｉと凸１
ｊ１ｉとて形［戊さハ、前記凹面はＨｊｒｊ記一対の案
内壁のそハそれに流れを沿わせる）５向にわん曲した翼
形てかつ回転自在な一対の羽根と、前記一対の羽根の間
に互いに間隔を有して一列に配置された、萌１尼一対の
羽根と同一あるいはほぼ相似形状の回転自在な複数枚の
羽根とを備えたものである。

作　　　用 上記の構成によって、羽根を近傍の案内壁のノｊ向に傾
けた場合に、それぞれの羽根の間を通過する流れはそれ
ぞれの羽根の凸面に付着して大幅に偏向すると共に、案
内壁近傍の流れは左右一対の羽根の凹面の作用によって
案［）］壁に付着し、全体の流れは案内壁の拡大方向に
大きく偏向することになる。この時、流れは曲面への付
着効果によって偏向するものであるため風聞の低下は殆
ど生ゼす、風量を殆ど変化させずに大きく流れを偏向、
Ｘせることか可能となる。丑だ、羽根（１流れに７・Ｊ
向する部分が円弧形状をした翼形であるため流れｌ−Ｊ
翼に沿ってスムーズに流れ、流路抵抗はより少なくなる
。捷た、それぞれの羽根Ｉ−１７７、いに反対Ｊｊ向全
向いているため、左右どちらの方向にも広角に流れを偏
向させるこさができる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第６図を用いて説明
する。第１図〜第３図において、５け矩形断面の吹出通
路で入口６と出ロアとを有している。８と９は、出ロア
の長手方向の両端に設けられ外方に拡がる形状の左右一
対の案内壁である。

この案内壁は、図においては曲面状であるが、直線状で
あっても効果は少なくなるが作動はほぼ同様に行なえる
。１０と１１は第３図に拡大図を示すように（この場合
、左右対称なので左側部分のみ図示している。）案内壁
８，９の近傍に配置さｆｌ、流ｔ１に対向する部分１０
ａ、１１ａが円弧形状をし、かつこの下流側は凹面１０
ｂ、１１ｂおよび凸面１０ｃ、ｌｌｃとて形成され、前
記凹面１０ｂ、１１ｂは一対の案内壁８，９のそｔぞれ
に流れを沿わせる方向にわん曲した形状の翼形てかつ回
転自在な一対の羽根である。１２．１３は前記一対の羽
根１０．１１とほぼ相似形状の回転自在な複数枚の羽根
である。前記羽根１２．１３は、それぞれの羽根の間を
通過する加れが、それぞれの羽根の凸側の曲面１２　ｃ
　、　１３　ｃに付着するのを促進するようにほぼ同一
軸上に配置され、かつ羽根どおしの間隔Ｈを羽根の弦の
長さｌよりも小となるように設定されている。なお風量
抵抗を考慮すると、羽根枚数はてきる限り少ないほうが
良いため、間隔Ｈ，５弦の長さｌとはほぼ等しいことが
望捷しい。

十記構成において、第４図に示すような羽根１０１１お
ｆび１２，１３の回転位置においては、流れは羽根の間
をその１捷直進し、吹出し後の左側の流れＦ　も右側の
流れＦＲも共に直進する。次に第５図に示すように、羽
根１０と１１および１２と１３をそれぞれ案内壁８と９
の方向に傾けた場合は、図においてａの流れは羽根１０
の凹面１０ｂの作用によって案内壁８に付着して流れる
。ｂの流れは羽根の間隔Ｈが羽根の弦の長さｌよりも小
さくなっているため、羽根１２の凹面１２ｂの作用によ
って凸面１０ｃに付着して流れる。同様にＣの流れは凸
面１２ｃに付着して流れる。これら羽根の凸面に付着し
た流れは、今度はａの流れと同様に案内壁８に付着し、
広角に偏向して流れ出る。第６図に示すように、羽根１
１および１３（ｉｌ−案内壁９から遠ざかる方向に傾け
た場合は、流れは案内壁に付着することなくやや左側に
向かって流れ出る。以」―のように羽根１０と１１およ
び１２と１３の回転に応じて流れを広角に左右に偏向さ
せたり正面に吹出させたりすることが可能となる。また
この偏向作用は流れの付着効果を利用すると共に、羽根
の形状は頭部１０ａ他が円弧形状をした翼形てあり、流
れの剥離を生ずことがなく、風邪を殆ど変化させずに広
角な偏向ができるという利点を有する。捷だ、羽根１０
．１２と羽根１１．１３は互いに反対力向を向いている
／こめ、左右力向に通常の２倍の幅に広角に流れを偏向
させることができる。

捷た、羽根１２と１３との枚数の比を変えることによっ
て左側の流れＦＬと右側の流れＦＲとの比を変えること
ができ、目的に応じて最適な吹出し制御を行なうことが
可能となる。

第７図と第８図には上記の実施例を壁掛は形ヒートポン
プエアコンに応用した場合を示す。図において、１４け
エアコン室内側本体、１５に一クロスフローファン、１
６は熱交換器、１７は」―下偏向用Ｉレーバ、１８と１
９は羽根１ｏ々１１および１２と１３のそれぞれを同時
に回転させるための連結さん、２ｏと２１は羽根１０と
１１および１２と１３を回転させるためのレバーである
。この構成においてクロスフローファン１５が回転する
と、流れは熱交換器１６を通って吸い適寸れ、本発明の
流れ方向制御装置によって左右に広角に偏向され、１７
の」−下偏向？レーバによって上下に偏向されて流れ出
る。そして、レバー２ｏと２１を操作して羽根１０と１
１および１２．：１３を回転させることにより、流れを
任意の方向に広角に偏向させることができ、空調装置の
設置位置に関わらす快適な空調を実現することができる
。

発明の効果 以上のように本発明の流れ方向制御装置によれば、左右
一対の案内壁と、前記一対の案内壁の近傍にそれぞれ配
置され、淀れに対向する部分が円弧形状をし、かつ前記
流れに対向する部分の下流側は凹面と凸面とで形成され
、前記凹面は前記一対の案内壁のそれぞれに流れを沿わ
せる方向にわん曲した形状の、翼形でかつ回転自在な一
対の羽根と、前記一対の羽根の間に互いに間隔を有して
一列に配置された、前記一対の羽根とほぼ同一あるい１
ｄ相似形状の回転自在な複数枚の羽根と全備えたもので
あるため、わん曲した羽根の凸面への流れの付着効果と
案内壁への流れの付着効果とを利用すると共に、羽根は
頭部が円弧形状をした翼形であり、流れの剥離を生する
ことがなく、風量を殆ど変化させずに流れを任意の位置
に広角に偏向させることが可能となる。１だそれぞれの
羽根は左右に反対方向を向いているため、通常の２倍の
幅に広角に流れを偏向させることができる。

この結果、空調装置等に応用した場合には、空調装置の
設置位置に関わらず広範囲な領域に空調流を送ることが
でき、多大々空調効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す流れ方向制御装置の平
面断面図、第２図は第１図の正面図、第３図は第１図の
部分拡大図、第４図〜第６図はそれぞれ同流れ方向制御
装置の平面断面図、第７図は同装置を壁掛は形ヒートポ
ンプに応用した場合の正面断面図、第８図は同側面断面
図、第９図は従来の流れ方向制御装置の平面断面図、第
１０図は＠９図の正面図である。 ５〜通路、６　・入口、７・　・出口、８．９・・案内
壁、１０，１１．１２．１３−　羽根。 第５図 × 第６図 Ｆ乙　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　ＬＲ第７図 第８図 ２０．２７

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）入口と出口を有する通路の出口の対向する両端に
   設けられ外方に広がる形状の左右一対の案内壁と、前記
   一対の案内壁の近傍にそれぞれ配置され、流れに対向す
   る部分が円弧形状をし、かつ前記流れに対向する部分の
   下流側は凹面と凸面とで形成され、前記凹面は前記一対
   の案内壁のそれぞれに流れを沿わせる方向にわん曲した
   形状の翼形でかつ回転自在な一対の羽根と、前記一対の
   羽根の間に互いに間隔を有して一列に配置された、前記
   一対の羽根とほぼ同一あるいは相似形状の回転自在な複
   数枚の羽根とを備えた流れ方向制御装置。
2. （２）左右一対の案内壁と複数枚の羽根との形状および
   配置を左右対称にした特許請求の範囲第１項記載の流れ
   方向制御装置。