JPS61233067A - 自己融着性絶縁電線 - Google Patents
自己融着性絶縁電線Info
- Publication number
- JPS61233067A JPS61233067A JP60074785A JP7478585A JPS61233067A JP S61233067 A JPS61233067 A JP S61233067A JP 60074785 A JP60074785 A JP 60074785A JP 7478585 A JP7478585 A JP 7478585A JP S61233067 A JPS61233067 A JP S61233067A
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- Japan
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- insulated wire
- paint
- resin
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- Pending
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- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は巻線用絶縁電線特に自己融着性皮膜を有する
絶縁電線に関する。
絶縁電線に関する。
電気機器、通信機器等に使用されるコイル成形体は絶縁
電線を所定の形状に巻線した後、ワニス含浸処理を行な
い、電線相耳間を接着固化したものが用いられてきたが
、ワニス含浸処理が安全衛生上好ましくないことと、作
業能率上の問題から、最近では加熱のみで電線相互を融
着できる自己融着性絶縁電線が開発され多く用いられて
いる。
電線を所定の形状に巻線した後、ワニス含浸処理を行な
い、電線相耳間を接着固化したものが用いられてきたが
、ワニス含浸処理が安全衛生上好ましくないことと、作
業能率上の問題から、最近では加熱のみで電線相互を融
着できる自己融着性絶縁電線が開発され多く用いられて
いる。
このような絶縁電線に用いられる皮膜材料としてはポリ
ビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、共
重合ポリアミド樹脂、フェノキシ樹脂等直鎖状高分子化
合物おるいはこれにフェノール樹脂、エポキシ樹脂、安
定化イソシャネートなどの硬化剤を配合して熱硬化型と
したものが知られているが、前者のみを溶剤に溶かした
塗料を塗布焼付けた自己融着性絶縁電線は一般のエナメ
ル線に比べて１ｉｌＩ！摩耗性の低下変分は比較的小さ
いが、巻線工程の巻線のスピードアップに伴ない、巻線
機のノズル、プーリー笠により傷の発生が増大する傾向
にろり、これＫよって生ずるレヤーショート等に対する
対策が問題となっている。また後者の皮膜材料を塗布焼
付けた絶縁電線の場合は、塗料を通常Ｂステージ（生硬
化）の状態に留めて融着性を持たせるものであるために
、前者の直鎖状高分子化合物のみからなる塗料を使用し
た自己融着性絶縁電線に比べ、耐摩耗性は更に一段と低
く、巻線機による傷の発生、これによって生ずるレヤー
ショート等に対する対策の必要性は一層重要である。
ビニルブチラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、共
重合ポリアミド樹脂、フェノキシ樹脂等直鎖状高分子化
合物おるいはこれにフェノール樹脂、エポキシ樹脂、安
定化イソシャネートなどの硬化剤を配合して熱硬化型と
したものが知られているが、前者のみを溶剤に溶かした
塗料を塗布焼付けた自己融着性絶縁電線は一般のエナメ
ル線に比べて１ｉｌＩ！摩耗性の低下変分は比較的小さ
いが、巻線工程の巻線のスピードアップに伴ない、巻線
機のノズル、プーリー笠により傷の発生が増大する傾向
にろり、これＫよって生ずるレヤーショート等に対する
対策が問題となっている。また後者の皮膜材料を塗布焼
付けた絶縁電線の場合は、塗料を通常Ｂステージ（生硬
化）の状態に留めて融着性を持たせるものであるために
、前者の直鎖状高分子化合物のみからなる塗料を使用し
た自己融着性絶縁電線に比べ、耐摩耗性は更に一段と低
く、巻線機による傷の発生、これによって生ずるレヤー
ショート等に対する対策の必要性は一層重要である。
これらの問題点を解決するには自己融着性絶縁電線の耐
摩耗性を向上し、摩擦係数を小さくする必要があるので
、従来は自己融着性絶縁電線の表面に、自己融着性に決
定的な悪影響を及ばさない程度の潤滑油を塗布する等の
方法が取られていた。
摩耗性を向上し、摩擦係数を小さくする必要があるので
、従来は自己融着性絶縁電線の表面に、自己融着性に決
定的な悪影響を及ばさない程度の潤滑油を塗布する等の
方法が取られていた。
しかし、この方法によっても近年の巻線加工の速度上昇
に伴なう苛酷な取扱いには耐えられず、巻線加工により
絶縁皮膜に加工傷の発生等が避けられないのが現状であ
る。
に伴なう苛酷な取扱いには耐えられず、巻線加工により
絶縁皮膜に加工傷の発生等が避けられないのが現状であ
る。
この発明は、耐摩耗性の曖れた自己融着性絶縁電線を提
供するもので、導体上に直接もしくは他の絶縁塗膜を介
して直鎖状高分子化合物を主体とする自己融着性絶縁層
を設けた絶縁電線に於て、前記自己融着性絶縁層が樹脂
線量に対し、平均粒径１０μ以下のフッ化カーボン粉末
を１０重量％以下０．１重量％以上添加した塗料の塗布
焼付層から構成した自己融着性絶縁電線である。
供するもので、導体上に直接もしくは他の絶縁塗膜を介
して直鎖状高分子化合物を主体とする自己融着性絶縁層
を設けた絶縁電線に於て、前記自己融着性絶縁層が樹脂
線量に対し、平均粒径１０μ以下のフッ化カーボン粉末
を１０重量％以下０．１重量％以上添加した塗料の塗布
焼付層から構成した自己融着性絶縁電線である。
この発明に於て、直鎖状高分子化合物を主体とする、自
己融着性絶縁層が平均粒径ｌＯμ以下のフッ化カーボン
粉末を添加することによって耐摩耗性を向上しているが
、平均粒径が１０μを越えたフッ化カーボン粉末では如
何なる配合量によっても電線の外観が悪くなり絶縁電線
として採用されない。
己融着性絶縁層が平均粒径ｌＯμ以下のフッ化カーボン
粉末を添加することによって耐摩耗性を向上しているが
、平均粒径が１０μを越えたフッ化カーボン粉末では如
何なる配合量によっても電線の外観が悪くなり絶縁電線
として採用されない。
またフッ化カーボン粉末の添加量が直鎖状高分子化合物
を主体とする樹脂分に対し１０重量％を越えた場合には
高温度における接着力が低下すると共に、耐熱寿命特性
が悪くなり、また０、１重量％より少ない場合には耐摩
耗性の向上が殆んど見られない。
を主体とする樹脂分に対し１０重量％を越えた場合には
高温度における接着力が低下すると共に、耐熱寿命特性
が悪くなり、また０、１重量％より少ない場合には耐摩
耗性の向上が殆んど見られない。
この発明では直鎖状高分子化合物を主体とする樹脂分に
対しｌＯμ以下のフッ化カーボン粉末をｌθ〜０．１重
ｔＳ添加することにより外観もよく、耐摩耗性に優れ、
高温接着力、耐熱寿命特性の低下の度合が少ない自己融
着性絶縁電線を得たものであるが更に好しくは５μ以下
の７ツ化カーボン粉末は塗膜中に微細に分散され外観も
よく、その添加量も１．０重を一以上４重量％とするこ
とにより高温接着力が良好で、耐熱寿命特性の低下の度
合も極め【小さく、かつ耐摩耗性の充分な向上が見られ
るものである。 。
対しｌＯμ以下のフッ化カーボン粉末をｌθ〜０．１重
ｔＳ添加することにより外観もよく、耐摩耗性に優れ、
高温接着力、耐熱寿命特性の低下の度合が少ない自己融
着性絶縁電線を得たものであるが更に好しくは５μ以下
の７ツ化カーボン粉末は塗膜中に微細に分散され外観も
よく、その添加量も１．０重を一以上４重量％とするこ
とにより高温接着力が良好で、耐熱寿命特性の低下の度
合も極め【小さく、かつ耐摩耗性の充分な向上が見られ
るものである。 。
この発明の実施に際して７ツ化カーボン粉末を直接直鎖
状高分子を主体とする塗料中に添加しても極めて分散し
にくいので、所定量のフッ化カーボン粉末を５０重量−
以下の高添加量とした接着性塗料をボールミル等を使用
してよく分散させ製造しておき、これにフッ化カーボン
粉末を添加してない塗料を混合することにより容易にこ
の発明で使用される配合の絶縁塗料が得られる。又、別
の手段としては所定量のフッ化カーボン粉末をキシレン
、ナフサ等の溶剤に分散させておき接着性塗料と混合す
ることによっても充分に分散された絶縁塗料が得られる
。
状高分子を主体とする塗料中に添加しても極めて分散し
にくいので、所定量のフッ化カーボン粉末を５０重量−
以下の高添加量とした接着性塗料をボールミル等を使用
してよく分散させ製造しておき、これにフッ化カーボン
粉末を添加してない塗料を混合することにより容易にこ
の発明で使用される配合の絶縁塗料が得られる。又、別
の手段としては所定量のフッ化カーボン粉末をキシレン
、ナフサ等の溶剤に分散させておき接着性塗料と混合す
ることによっても充分に分散された絶縁塗料が得られる
。
又、この発明で用いられている直鎖状高分子化金物を主
体とする塗料としてはフェノキシ樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、共重合ポリア
ミド樹脂等の直鎖状高分子化合物を単独もしくは２種以
上組合せたもの、或は絶縁電線の加熱融着の際に、それ
自身互に化学結合を引き起し熱的に安定な接着皮膜とす
る為に、エポキシ樹脂、安定化インシャネート樹脂、尿
素ホルムアルデヒド縮合物、メラミン・ホルムアルデヒ
ド縮合物、アセトグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物
、アニリン・ホルムアルデヒド縮合物、ベンゾグアナミ
ン・ホルムアルデヒド縮合物、これらをアルコール変性
したアミン樹脂、フェノール・クレゾール・キシレノ−
／Ｉ／等との縮合物、Ｐ−ビニルフェノール等のフェノ
ール樹脂等を単独あるいは２徳以上組合せたものに配合
し、可溶溶剤に溶解してなるもの等がめる。
体とする塗料としてはフェノキシ樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂、ポリビニルホルマール樹脂、共重合ポリア
ミド樹脂等の直鎖状高分子化合物を単独もしくは２種以
上組合せたもの、或は絶縁電線の加熱融着の際に、それ
自身互に化学結合を引き起し熱的に安定な接着皮膜とす
る為に、エポキシ樹脂、安定化インシャネート樹脂、尿
素ホルムアルデヒド縮合物、メラミン・ホルムアルデヒ
ド縮合物、アセトグアナミン・ホルムアルデヒド縮合物
、アニリン・ホルムアルデヒド縮合物、ベンゾグアナミ
ン・ホルムアルデヒド縮合物、これらをアルコール変性
したアミン樹脂、フェノール・クレゾール・キシレノ−
／Ｉ／等との縮合物、Ｐ−ビニルフェノール等のフェノ
ール樹脂等を単独あるいは２徳以上組合せたものに配合
し、可溶溶剤に溶解してなるもの等がめる。
また、ここで使用されるフッ化カーボンはカーボン（炭
素）をフッ素化して得られた平均粒径１０μｍ以下の微
粉末であって、高い滑滑性を示し、耐酸性、耐アルカリ
性、耐溶剤性に浸れたものである。
素）をフッ素化して得られた平均粒径１０μｍ以下の微
粉末であって、高い滑滑性を示し、耐酸性、耐アルカリ
性、耐溶剤性に浸れたものである。
実施例１ 直径０．５譚の銅線上に皮膜厚０．０２０１
１１のポリエステルイミドの塗布焼付皮膜を介してフェ
ノキシ樹脂２２重量部、アルコール変性メラミン・ホル
ムアルデヒド縮合物の５０重量％溶液１６重量部をシク
ロヘキサノン６２′重量部で溶解した中に、樹脂分に対
して０．５重量％平均粒径ｌμの７ツ化カーボン粉末（
ダイキンフッ化カーボン；ダイキン工業株式会社製）を
分散させてなる接着塗料を皮膜厚が９．０１５．となる
ように塗布焼付けしてこの発明の自己融着性絶縁電線を
得た。
１１のポリエステルイミドの塗布焼付皮膜を介してフェ
ノキシ樹脂２２重量部、アルコール変性メラミン・ホル
ムアルデヒド縮合物の５０重量％溶液１６重量部をシク
ロヘキサノン６２′重量部で溶解した中に、樹脂分に対
して０．５重量％平均粒径ｌμの７ツ化カーボン粉末（
ダイキンフッ化カーボン；ダイキン工業株式会社製）を
分散させてなる接着塗料を皮膜厚が９．０１５．となる
ように塗布焼付けしてこの発明の自己融着性絶縁電線を
得た。
実施例２ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
フッ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対し１．０重量
％とした以外はすべて実施例１と同様にした接着塗料を
皮膜厚がＱ、Ｏ１５，となるように塗布焼付けてこの発
明の自己離着性絶縁電線を得た。
フッ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対し１．０重量
％とした以外はすべて実施例１と同様にした接着塗料を
皮膜厚がＱ、Ｏ１５，となるように塗布焼付けてこの発
明の自己離着性絶縁電線を得た。
実施例３ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
フッ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対して２．０重
量％とした以外はすべて実施例１と同様にした接着塗料
を皮膜厚が０．０１５．となるように塗布焼付けてこの
発明の自己融着性絶縁電線を得た。
フッ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対して２．０重
量％とした以外はすべて実施例１と同様にした接着塗料
を皮膜厚が０．０１５．となるように塗布焼付けてこの
発明の自己融着性絶縁電線を得た。
実施例４ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
フッ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対して４．ｏｚ
量チとした以外はすべて実施例１と同じでおる接着塗料
を皮膜厚がＱ、０１５．どなるように塗布焼付けてこの
発明の自己融着性絶縁電線を得た。
フッ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対して４．ｏｚ
量チとした以外はすべて実施例１と同じでおる接着塗料
を皮膜厚がＱ、０１５．どなるように塗布焼付けてこの
発明の自己融着性絶縁電線を得た。
実施例５ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
７ツ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対して１０，０
重量％とした以外はすべて実施例１と同じである接着塗
料を皮膜厚がＱ、０１５．となるように塗布焼付けてこ
の発明の自己融着性絶縁電線を得た。
７ツ化カーボン粉末の含有率が樹脂分に対して１０，０
重量％とした以外はすべて実施例１と同じである接着塗
料を皮膜厚がＱ、０１５．となるように塗布焼付けてこ
の発明の自己融着性絶縁電線を得た。
実施例６ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
フェノキシ樹脂３０重量部をシクロヘキノン６０重量部
で溶解した中に、樹脂分に対して２０重量％の平均粒径
ｌμの７ツ化カーボン粉末を分散させてなる接着塗料を
皮膜厚が９．０１５ｍとなるように塗布焼付けてこの発
明の自己融着性絶縁電線を得た。
フェノキシ樹脂３０重量部をシクロヘキノン６０重量部
で溶解した中に、樹脂分に対して２０重量％の平均粒径
ｌμの７ツ化カーボン粉末を分散させてなる接着塗料を
皮膜厚が９．０１５ｍとなるように塗布焼付けてこの発
明の自己融着性絶縁電線を得た。
実施例７ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
ポリビニルアセタール樹脂７１．４重量部、フェノキシ
樹脂２８．６重量部、アルコール変性メラミン・ホルム
アルデヒド縮合物の５０重量％溶液２１．４重量部、フ
ル７ラール７１．７重量部で溶解した中に、樹脂分に対
して２．０重量％の平均粒径１μのフッ化カーボン粉末
を分散させてなる接着塗料を皮膜厚がＱ、Ｏ１５，どな
るように塗布焼付けてこの発明の自己融着性絶縁電線を
得た。
ポリビニルアセタール樹脂７１．４重量部、フェノキシ
樹脂２８．６重量部、アルコール変性メラミン・ホルム
アルデヒド縮合物の５０重量％溶液２１．４重量部、フ
ル７ラール７１．７重量部で溶解した中に、樹脂分に対
して２．０重量％の平均粒径１μのフッ化カーボン粉末
を分散させてなる接着塗料を皮膜厚がＱ、Ｏ１５，どな
るように塗布焼付けてこの発明の自己融着性絶縁電線を
得た。
比較例１ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
フッ化カーボン粉末を含まない以外は実施例１と同じ接
着塗料を皮膜厚が０．０１５ｍとなるように塗布焼付け
て自己融着性絶縁電線とした。
フッ化カーボン粉末を含まない以外は実施例１と同じ接
着塗料を皮膜厚が０．０１５ｍとなるように塗布焼付け
て自己融着性絶縁電線とした。
比較例２５！施例１と同じポリエステルイミド線の上に
フッ化カーボン粉末を含まない以外は実施例６と同じ接
着塗料を皮膜厚がＱ、０１５．となるように塗布焼付け
て自己融着性絶縁電線とした。
フッ化カーボン粉末を含まない以外は実施例６と同じ接
着塗料を皮膜厚がＱ、０１５．となるように塗布焼付け
て自己融着性絶縁電線とした。
比較例３ 実施例１と同じポリエステルイミド線の上に
７ツ化カーボン粉末を含まない以外は実施例７と同じ接
着剤を皮膜厚がＱ、０１５．となるように塗布焼付けて
自己融着性絶縁電線とした。
７ツ化カーボン粉末を含まない以外は実施例７と同じ接
着剤を皮膜厚がＱ、０１５．となるように塗布焼付けて
自己融着性絶縁電線とした。
比較例４ 直径０．５Ｈの銅線に市販のポリエステルイ
ミド塗料を皮膜厚が０．０２０ｍとなるように塗布焼付
けて絶縁電線とした。
ミド塗料を皮膜厚が０．０２０ｍとなるように塗布焼付
けて絶縁電線とした。
これらの各実施例及び比較例の絶縁電線について比較試
験を行なった結果は次表のとおりである。
験を行なった結果は次表のとおりである。
この表から判るようにこの発明の自己融着性絶縁電線は
、比較例同様の接着力を発揮し、しかも摩耗性が極めて
よく、２４０℃の即き高温での寿命時間も１０００時間
位保持されるなど優れた性能を有するものでおる。
、比較例同様の接着力を発揮し、しかも摩耗性が極めて
よく、２４０℃の即き高温での寿命時間も１０００時間
位保持されるなど優れた性能を有するものでおる。
なおこの発明は上記実施例に限定されるものではなく、
所定の種類での樹脂材料の変更、所定の範囲での配会量
の選択など当然に行ない得るものである。
所定の種類での樹脂材料の変更、所定の範囲での配会量
の選択など当然に行ない得るものである。
以上説明したように、この発明の自己融着性絶縁電線は
、自己融着性絶縁層に７ツ化カーボン粉末を添加したも
のであるので、十分な自己融着性を維持するとともに耐
摩耗性が大きく向上し、巻線加工の高速化などによって
も絶縁皮膜に損傷を生ずることがなく、優秀な特性を有
するものとなる。
、自己融着性絶縁層に７ツ化カーボン粉末を添加したも
のであるので、十分な自己融着性を維持するとともに耐
摩耗性が大きく向上し、巻線加工の高速化などによって
も絶縁皮膜に損傷を生ずることがなく、優秀な特性を有
するものとなる。
Claims (1)
- 導体上に直接もしくは他の絶縁塗膜を介して、直鎖状
高分子化合物を主体とする自己融着性絶縁層を設けた絶
縁電線に於て、前記自己融着性絶縁層が樹脂分に対し平
均粒子径１０μ以下のフッ化カーボン粉末を１０重量％
以下０．１重量％以上添加した塗料の塗布焼付層からな
ることを特徴とする自己融着性絶縁電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60074785A JPS61233067A (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 自己融着性絶縁電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60074785A JPS61233067A (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 自己融着性絶縁電線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61233067A true JPS61233067A (ja) | 1986-10-17 |
Family
ID=13557288
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60074785A Pending JPS61233067A (ja) | 1985-04-09 | 1985-04-09 | 自己融着性絶縁電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61233067A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01182375A (ja) * | 1988-01-16 | 1989-07-20 | Toshiba Chem Corp | 電線用絶縁塗料 |
| NL1010664C2 (nl) * | 1998-11-27 | 2000-05-30 | Belden Wire & Cable Bv | Elektrische geleider. |
| EP1249469A1 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-16 | Xerox Corporation | Conductive carbon filled polyvinyl buyral adhesive |
-
1985
- 1985-04-09 JP JP60074785A patent/JPS61233067A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01182375A (ja) * | 1988-01-16 | 1989-07-20 | Toshiba Chem Corp | 電線用絶縁塗料 |
| NL1010664C2 (nl) * | 1998-11-27 | 2000-05-30 | Belden Wire & Cable Bv | Elektrische geleider. |
| WO2000033327A1 (en) * | 1998-11-27 | 2000-06-08 | Belden Wire & Cable B.V. | Electrical conductor |
| EP1249469A1 (en) * | 2001-04-11 | 2002-10-16 | Xerox Corporation | Conductive carbon filled polyvinyl buyral adhesive |
| US7105594B2 (en) | 2001-04-11 | 2006-09-12 | Xerox Corporation | Conductive carbon filled polyvinyl butyral adhesive |
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