JPS6123010A

JPS6123010A - 移動式の収納棚装置

Info

Publication number: JPS6123010A
Application number: JP59141430A
Authority: JP
Inventors: Jinichi Yoshie; 吉江　仁一; Hiroshi Aoki; 寛青木
Original assignee: Nippon Filing Co Ltd
Current assignee: Nippon Filing Co Ltd
Priority date: 1984-07-10
Filing date: 1984-07-10
Publication date: 1986-01-31
Also published as: JPH0220522B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕この発明は、例えば病院におけるカルテファイルの管理
、その他各種多量の物品の棚収納管理を効果的に実行さ
せる移動式の収納棚装置に関する。

〔従来の技術〕

例えば、病院にあっては各患者それぞれに対応してカル
テファイルが存在するもので、そのカルテファイルは患
者番号あるいは氏名等によ゛りて分類され、棚等に収納
管理されている。このようなカルテファイルは、現在入
院あるいは通院している患者分のみならず、過去に診療
を受けた患者分までも長期間保存されるものでらシ、大
きな総合病院にあっては現在診療中のものだけでも非常
に大きな量となるものである・そして、患者が診察を受
ける毎にその゛カルテファイルが引き出され、また収納
する作業が繰シ返されるもので、特に大きな総合病院に
あっては、カルテファイルの収納管理、さらに取）出し
および返却収納作業の簡易性が重要視される。

このため、例えば患者番号等に基づいて多数の収納棚の
収納位置、具体的には患者番号等に対応して段を特定し
、さらにその段の棚位置および棚内の収納列を特定して
、その患者のカルテファイルを収納するように管理して
いる。そして１．ノ者が受付に診察券を提示した時に、
その診察券から患者番号等を読み取シ、その患者番号等
から段、連および列のロケーション情報をコンビ、−夕
の記憶ファイルから読み出し、そのロケーション情報で
特定される場所から所定のカルテファイルを取〕出すよ
うにするものである。

しかし、このようなカルテファイルを管理するためには
、カルテファイルを所定の段の所定の棚および所定の列
位置に確実に収納設定することが絶対必要条件であり、
特にカルテファイルの返却収納作業を煩雑にしている。

すなわち、カルテファイル毎にロケーション情報を確認
し、そのロケーションで指定された棚位置に移動して返
却作業をする必要のあるものであシ、そのロケーション
もランダムな状態で存在するため高能率な返却作業を行
なわせることが困難でおる。そして、必然的に返却収納
位置の誤シも発生する可能性の大きいものであシ、この
ような誤シの発生した場合には次にそのカルテファイル
をさがしだすために、非常に大きな労力を必要とするよ
うになる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

この発明は、上記のような点に鑑みなされたもので、特
に取扱者が棚それぞれの位置に関係なく特定される場所
中作業を行うことができるようにすると共に、特に収納
物品の返却に際しては、ロケーションに注意することな
く棚の窒いている所に任意性をもって行う状態であシな
がら、その管理、取シ出しおよび返却作業が円滑に実行
できる移動式の収納棚装置を提供しようとするものであ
る・〔問題を解決するための手段〕すなわち、この発明に係る移動式の収納棚装置にあって
は、段番号、連番号および列番号からなゐロケーション
情報によシ収納設定された物品を検索し取扱者に対して
提供すると共に、収納物品の返却においては、その特定
される取扱場所で返却収納位置にこだわる仁となく、任
意性をもって行うことができる各種多量な物品の管理、
取シ出しおよび返却作業等が実行できるようにするもの
である。

〔発明の実施例〕

以下、図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。

この実施例は、例えば総合病院等で多量なカルテファイ
ルの管理に使用される場合を例にして示しているもので
、第１図および第２図に示すように、この移動式の収納
棚装置は複数段、例えば５設工〜Ｖに設定される。その
各設工〜Ｖそれぞれに対応して支持レール１１〜１５が
設定されるもので、この支持レール１１〜１５は間隔を
おいて設定した第１および第２のスプロケット機構１６
および１７の外側を取り囲むようにして設定されている
。そして、このスプロケット機構１６および１７に対し
ては、上記各段Ｉ〜■の支持レール１１〜１５の位置に
対応してスプロケットホイール１６ｔｈ〜１６ｅおよび
１７ａ〜１７・が設けられているもので、このスプロケ
ットホイール１６ｈ〜１６ｅおよび１７ａ〜１７ｅに対
しては、各段Ｉ−Ｖそれぞれの支持レール１１〜１５に
涜う状態でチェノ１８＆〜１１Ｊｅが張設されている。

上記′のように構成される各段Ｉ−Ｖの支持レール１１
〜１５の上には、それぞれ複数の棚台１１　ａ　、　１
　ｌ　ｂ　−、１２ｍ　、　１２　ｂ　・−、・・。

１５ｍ、１６ｂ・・・がレールに沿って、矢印１０で示
すように移動可能な状態で載置されている。

この棚台１１＊、ｌｌｂ・・・、１２．．１２ｂ−・・
。

・・・、１５ｍ、１５ｂ−・・は、それぞれカルテファ
イル等を収納するファイル収納容器１９ａ＃１９ｂ・・
・、２０ｍ、２０ｂ　　、　・・・、２３＆。

２３ｂ・・・を載置設定するもあて、これら収納容器　
１　９　　＆　　、　　ノ　　９　　ｂ　　”・　　＃
　　　Ｚ　　　Ｏ＆　　　ｇ　　　２　　０　　ｂ　　
”・　　ｓ　　””　　■ ２３ｈ、２３ｂ・・・は、それぞれファイル取シ出Ｌｆ
’Ｆ［面が、支持レール１１〜１５に沿う移動方向に向
けて設定されるようになっている。また、これら収納容
器Ｊ　９　ａ　、　１９　ｂ　・・−、２０ａ。

２０ｂ・・・、・・・、２３ａ、２３ｂ・・・は、その
棚台１１ｔｈ、１ｌｂ−−・、１２ｍ、１２ｂ・＝、　
・・・。

１５ｍ、１５ｂ・・・上で閉路状に形成された支持レー
ル１１〜１５の外側方向に、それぞれ引き出し可能な状
態で乗せられている。

上記棚台ｌノｍ、ｌｌｂ・・・、１２龜、１２ｂ・・・
、・・・、１５ｍ、１５ｂ・・・は第３図に示すように
設定される。この図は、例えば棚台１１＆の部分を取シ
出して示したもので、この棚台１１ａの後部はスプロケ
ット機構１６および１７に対応するチェノ１８ａに固定
され、その下面に設けられた走行輪３２によらて支持レ
ール１ノ上を移動可能な状態に設定されている。また、
上記棚台１１ａの下面に社、この棚台１１＆に載置する
ファイル収納容器１９１Ｌに対応する連番号を記載した
、位置コード板ＪＪ５Ｌが一体に取シ付けられている。

第２図の各設工〜Ｖのスプロケットホイール１６ａ〜１
６ｍは、こ０各段のホイール１６ｈ〜１６ｅそれぞれに
対して設けられた回転棚駆動モータ２４に対してチェ７
を介して結ばれ、この各スプロケットホイール１６＆〜
１６．は独立的に矢印１０の方向に駆動制御されるよう
になっている。

上記の支持レール１１〜１５に沿って移動されるように
なる棚の特定される位置に対応して、適宜選定された棚
台からファイル収納容器を外側方向へ引き出す。取力出
し返却ステーション２６が設定される。第１図に示すこ
のステーション２６は、各段Ｉ−Ｖにそれぞれ対応して
取シ出し部分が設けられるものである。すなわち、この
ステーション２６０作業面には、各段Ｉ〜Ｖにそれぞれ
対応する状態で取手２７ａ〜２７ｅの付いた点検蓋２８
１〜２８ｅが設けられ、またこの各点検蓋２Ｂ、〜２８
ｅそれぞれのレール方向の側部に開口する状態で、ファ
イル出納口２９ｈ〜２９ｅが設定される。その出納口２
９ａ〜２９ｍのレール側には、バーコードスキャナ３０
．〜３０ｅを備え、上部には指示釦を兼ねた表示ランプ
３１ｈ〜３１．が設ケラしている。

第４図は、上記ステーション２６の１つの段、例えば段
Ｉの部分を取シ出して示すもので、この内部には、棚台
がこのステージ□ン部に一致した状態で１この棚台から
延長するような状態になるように支持部３９ｈが設けら
れる・この支持部３９ｍは、リフト部４０ｍで支えられ
、１ｆｃ支持部３９．上には、引＼出し押戻し装置４Ｊ
ａが設けられている。この引出し押戻し装置４１＆は第
５図に示すように減速器４３ｍを介してフック駆動モー
タ４４ｍでチェ７４６ａを駆動し、スプロケットホイー
ル４５ａを駆動制御している。そして、このチェ７４６
ｔｈにはフック４７ｍが固定されているもので、そのフ
ック４７ａはつめ部を有し、ガイドレール４８ａ上を移
動可能な状態に設定されるものである。

ここで、上記フック４７＆に対応してファイル収納容器
１９ｈの側面には取手４９が設けられ、この取手４９に
対して、７．り４７ｍのつめ部が係止されるものである
。すなわち、収納容器１９ａが対応するレール上を移動
する通常の状態にあっては、フック４７ａはこの収納容
器１９ｇの移動通過面に対応して設定され、収納容器１
９＊がこのステージ０フ２６位置に到来した時に、上記
取手４９がフ、り４７ｍのつめ部に係止されるようにな
っている。そして、この状態でモータ４４ａが駆動され
ることにょシ、この引出し押戻し装置４１ｈは、ファイ
ル収納容器１９ａを棚台ｌｌａがらステーション２６の
内部（つまル第４図の支持部３９ａ上）へ引出し、ある
いはステーション２６の内部から棚台１１＆へ押戻すよ
うになるものである。

第４図の上記支持レール１１の、上記ステーション２６
内に設定される引出し押戻し装置４１＆に対応する位置
には、回転棚位置検出器３８ｇが設けられる。この検出
器３８ａは、前記位置コード板３３ａ、３３ｂ・・・、
がら、この段の収納容器１９ｇ、１９ｂ・・・、の順位
を示す連番号を読み取るものである。すなわち、その読
み取った連番号をもとに上記ファイル収納容器１９　＠
　ｓ　１９　ｂ・・・を選択し、この選択された収納容
器がステーション部に到来したことを検知するものであ
る。そのファイル収納容器１９ｈには、カルテファイル
５４ｈ、５４ｂ…を収納設定するための列を仕切る収納
区画が設けられている。

つまシ、チェノ１８ａ〜１８ｅに固定され、それぞれの
支持レール１１〜１５上を回転移動するそれぞれの棚台
１１ａ、ｌｌｂ・・・、１２　ａ。

１２ｂ・・・、・・・、１５ｔｒ、１５ｂ・・・は、位
置コード板３３　ａ　、　３３　ｂ　・・−、３４ｍ　
、　３４　ｂ　”’　ａ　”’ｍＪ　７　ａ　＊　３７
　ｂの連番号をもとに回転棚位置検出器３８（各段に設
けられる位置検出器の総称）によって選択されるもので
、この選択された棚台は、上記引出し押戻し装置４１（
各段に設けられる引出し押戻し装置の総称）の引出し位
置で正確に停止するように制御される。そして、この選
択された棚台からファイル収納容器を引出すものである
。その動作過程は、ファイル収納容器の取手４９に上記
引出し押戻し装置４１のフック４７のつめ部を係止させ
る。それは、上記装置４１の下部に設けられるリフト部
４０の昇降運動を利用するもので、取手４９と係止させ
たフック４７を動かすことによシ、ファイル収納容器を
支持部３９上へ引出す。

また、第５図のようにファイル収納容器を引出す量は、
ファイル５４ｍ、５４ｂ・・・の指定された収納区画位
置が、特定される作業面に設けられる前記取出し返却ス
テーション２６のファイル出納口２９（各段に設けられ
る出納口の総称）に一致して停止するように制御するも
ので−ある。この引出し量は、取シ出そうとするファイ
ルの位置をコンピュータの情報ファイルから読み出し、
そのファイル収納位置によって設定されるもので、その
移動量は、例えばフック駆動モータ４４（各段に設けら
れるモータの総称）に設けた位置確認エンコーダ４２（
各段に設けられるエンコーダの総称）によって実行すれ
ばよい。

ファイル出納口２９には、それぞれファイル取出し戻し
ガイド５５が設けられている。このガイド５６をはさん
で、バーコードスキャナ３０ａおよびファイル在庫検出
器５６が設定される。

また、各段１〜■の上記出納口の裏側には、第６図に示
すようにブツシュパー装置５８が設けられている。この
装置５８は、上記ファイル取出し戻しガイド５５上に、
収納設定されていたカルテファイルを押し出し、取扱者
が取出し易いようにする装置である。

第７図（Ａ）は、上記ブツシュパー装置５８の構成の例
を示しておシ、ゾ、シュパー駆動部６０に股、けたモー
タ６ノによってブツシュパー５９を直線的に駆動させる
。

このブツシュパー５９は同図のψ）に示すようにソレノ
イド６２を使って動作させ、カルテファイルを押し出す
ように構成してもよい。

どちらの構造のブツシュパー装置５Ｂも、ｆッシュバ−
５９で収納設定されているカルテファイル５４ｍ、５４
ｂ・・・の背表紙部分を押し、ファイル取出し戻しガイ
ド５５上へ送シ出す仕組みになっている。

この上記装置５８によって押し出されたカルテファイル
には、例えばその表紙部分にバーコードラベル５２が設
けられている。上記バーコードラベル５７け、カルテフ
ァイルに対応する患者番号等で成る識別データが、テー
プあるいは印刷等により形成されているものである。こ
のバーコードラベル５７は、第５図および第７図（４）
に示すように、上記ガイド５５上でバーコードスキャナ
３０によって読取られるように設定されている。

そして、ファイル在庫検出器５６からは、ファイル取出
し戻しガイド５５上にカルテファイルが存在するか否か
の判別信号が出力され、前述の表示ランプ３ノへ点滅の
指示を送る。

このような収納棚装置において、カルテファイルの取出
し作業を実行するに際しては、例えば各患者に対応する
診察券に磁気的に記憶させた患者番号等に相当する識別
データを、受付けに設置された読み取シ器で読み取る。

そして、この識別データをもとにカルテファイルの収納
位置を記憶した情報ファイルから、その収納位置を示す
段、連および列番号から成るロケーション情報を得る。

このロケーション情報をもとに、該当する段（例えばＩ
−Ｖの１つ）、連（棚台の順位）を該当する段の回転棚
位置検出器３８（各段に設けられる検出器の総称）で、
該当する連の棚台を検案する。

このように、取出し返却ステーション２６の取出し位置
まで該当する棚台が移動した時に、その棚台をステーシ
ョン２６に対応して停止させる。その後、上記情報の列
（ファイル収納区画）に該当するファイル収納容器の所
定のカルテファイルを収納した区画位置が、ファイル出
納口２９で停止するように引出し押戻し装置４ノ（各段
に設けられる引出し押戻し装置の総称）でファイル収納
容器を引出し、上記識別データに相当する患者のカルテ
ファイルを、ブツシュバー装置５８でファイル取出し戻
しガイド５５上へ押し出す。

この時、取扱者に対し該当するカルテファイルが取出せ
る状態にあることを表示ランプ３１ｈ〜３１ｅを点灯さ
せて知らせる。そして、取扱者がカルテファイルを取出
す時に、バーコードスキャナ３０ｈ〜３０ｅでカルテフ
ァイルの表紙部分に設けられる識別データを、バーコー
ドラベル５７から読み取る。

これは、入力された患者の識別データと対応させ、カル
テファイルがその患者のものであることを確認するため
である。

また、上記ファイルが取出されると、ファイル在庫検出
器５６からの信号によって、コンピュータの記憶ファイ
ルから取出されたカルテファイルのロケーション情報を
抹消し新しく更新する。カルテファイルを取出した後、
取扱者は表示ランデＪＪａ〜３１・を操作して作業終了
を知らせる。この作業終了に対応してファイル収納容器
を棚台へ、再び上記引出し押戻し装置４ノによって返却
するものである。　−また、上記場合とは逆にカルテフ
ァイルを返却する場合には、任意の突いている収納区画
をを上記同様にステーション２６部分に導キ、該当する
収納容器を引き出す。この収納容器の突いている収納区
画は、ファイル出納口２９に一致して停止されるように
する。そして、取扱者はカルテファイルを、ファイル取
出し戻しガイド５５上を通しファイル収納容器内へ返却
するものである。

この時に１バーコードスキヤナ３０ａ〜３０ｅによって
返却されるカルテファイルの表紙部分に設けられるバー
コードラベル５７かう、ソのカルテファイルの識別デー
タを読み取る。この識別データは新たなロケーション情
報と共に、コンピュータの情報ファイルに記憶設定され
るものである。

このようにして、カルテファイルの取出しおよび返却動
作毎に、コンピュータの情報ファイルのロケーション情
報を新しく記憶設定し、次回のカルテファイル取出しお
よび返却動作にそなえるものでおる。

また、各設工〜Ｖはそれぞれ独立に動作可能に設定され
る。

〔制御回路およびその動作〕第８図には、上記移動式の収納棚装置の制御システムの
系統図を示しである。

主制御装置７０に対しては、受付端末装置７１ｈ、７１
ｂ・・・、格納部制御装置７２、プリンタ７７および磁
気ディスク７９等が結ばれる。

格納部制御装置７２は、棚台１１ａ、ｌｌｂ・・・・１
２　ａ　ｍ　１２　ｂ　”・、　”’　、　１５　ａ　
、　ｌ　５　ｂ　”−＊バーコードスキャナ３０ｈ〜３
０ｅおよび取出し返却ステーシラン部の引取し押戻し装
置４１ｈ〜４１ｅ等を制御するものである。

例えば、受付端末装置７１ｈよシ受付情報（患者番号等
から成る識別データ）が入力されると、主制御装置２０
では受付情報に基きコンビ、−夕の情報ファイルである
磁気ディスク７９から、カルテファイルのロケーション
情報を検索する。

読み出されたその情報は、格納部制御装置７２へ送られ
る・この制御装置７２では、受付情報に対応するロケー
ションの連および段番号に基づき、棚台を選択すると共
に、その棚台を取出戻し装置４１＆〜４１ｅを動作させ
棚台からファイル収納容器を上記ステーション部の内部
へ引出す。

その引出されるｔは、カルテファイル収納区画位置がフ
ァイル出納口に停止するように、上記引出し押戻し装置
４１ａ〜４１ｅの駆動部に設定される位漬確認エンコー
ダ４２＆〜４２ｅによって制御される。まえ、同時にパ
ーコードスキャｆ３０＠〜３０ｅ１プ、シュパー装置お
よび表示ランプ等へ動作信号を出力する。

カルテファイルの取出しに際し、Δ−コードスキャナ３
０ｈ〜３００等で読み取られた識別データは、主制御装
置７０で受付情報と比較される。上記ファイルが入力さ
れた患者のものに相違なければ、磁気ディスク７９から
上記ロケーション情報を抹消し、コンピュータの情報フ
ァイルを更新設定するものである。

主制御装置７０では、プリンタ２７に出力指令を送シ、
取）出されたファイルに対応する患者の氏名および日付
は等を記載した送付票を印刷出力させるものである。

また、返却動作指令が操作卓７６よシ入力された場合、
主制御装置７０は空いている収納区画を有する棚台のロ
ケーション情報を、上記磁気ディスク７９よル検索する
。その情報に基づいて棚台を選択および移動させると共
に、ファイル収納容器の空いている収納区画を上記ステ
ーション部のファイル出納口で停止させる。

取扱者がその収納区画へカルテファイルを返却すると同
時に、バーコードスキャナ３０１Ｌ〜３０ｅによって返
却ファイルのバーコードラベル５２から、識別データを
読み取る。そのデータは、収納区画を示す段、連および
列のロケーション情報と対応させて、主制御装置２ｏに
よって磁気ディヘスク７９に書込まれ、コンピュータの
情報ファイルを更新設定するものである。

第９図、第１０図および第１１図は、それぞれ通常取出
し、予約取出しおよび返却モードにおける上記主側装置
７０の構成を示すものである。

第９図の通常取出しモードの場合、患者番号等からなる
受付情報は、バッファ回路８０を介し演算制御回路８ノ
に送られ、ファイル検索回路８２を制御する。この検索
回路８２は、ファイル読出し回路８３を駆動させ、情報
ファイル８ノを介Ｌ７パツフアレジスタ８４に設定され
ると共に、入出力回路８７を介し格納部制御装置７２へ
動作指令（取出し）を出力する。

この指令によってバッファレジスタ８４からは、データ
入出力回路８５を介し格納部制御装置７２へ上記ロケー
ション情報を提供する。そして、上記情報の段および連
番号によって棚台を選択し、取出し返却ステーション部
へ移動させる。さらに、棚台からファイル収納容器を上
記ステーション内部へ引出すと共に、列番号に　゛よっ
てファイル収納区画を上記ステーションのファイル出納
口で停止させ、表示ランプを点灯させる。

カルテファイルを取出した後は表示ランプを操作して、
演算制御回路８７へ動作完了を出力する。その完了信号
によってファイル収納器は棚台へ返却され、また演算制
御回路８７け、プリンタ制御回路８８へ取出したカルテ
ファイルに添付する送付票の印刷出力命令を出力する。

さらに、取・シ出されたファイルの識別データを読み取
シ、データ入出力回路８５を介しバッファレジスタ８４
において、受付情報と対応させて記憶する。

取出されたカルテファイルが入力された患者のものと相
違なければ、受付情報に対応するロケーション情報は、
ファイル書込み回路８９によって情報ファイル７９から
抹消され新しく設定しなおされる。

第１０図の予約取出しモードにおける主制御装置の構成
は、操作卓から操作情報が操作卓制御回路８６を介し、
演算制御回路８１へ入力する。この操作情報は、特定さ
れる時間範囲あるいは特定数の取シ出し情報を集中記憶
するものでもよい。その集中記憶した操作情報によって
、ファイル検索回路８２を制御しファイル読出し回路８
３を駆動させ、コンピュータの情報ファイル７９から複
数のロケーション情報を読出す。

その複数のロケーション情報は、同一ファイル収納容器
毎にまとめ上げられ、演算制御回路８１を介しバッファ
レジスタ８４に記憶される。

演算制御回路８１からは入出力回路８７を介し、格納部
制御装置７２へ動作指令（取出し）を出力する。この取
出し指令によってバッファレジスタ８４からは、その収
納容器毎のロケーション情報を、データ入力回路８５を
介して格納部制御装置７２へ出力する。そのロケーショ
ン情報の段、連および列番号に該当する収納区画位置を
順次取出し返却ステーションのファイル出納口へ停止す
るように制御する。

つまり、この動作モード指令は、上記複数のロケーショ
ン情報に対応する棚台およびファイル収納容器毎から、
受付情報に該当するカルテファイルを順次取シ出すもの
である。そして、取出されそカルテファイルに該当する
識別データは、・ぐッファレジスタ８４で操作情報と比
較される。

上記識別データと操作情報この間に誤ちがなければ、上
記掃作情報に対応するロケーション情報を抹消すべくフ
ァイル書込み回路８９を動作させ、情報ファイルを新し
く記憶設定していく。また、通常取出しモード動作同様
、プリンタ制御回路８８を動作させカルテファイルに添
付する送付系を出力させるものでおる。

返却モードを示す第１１図の場合は、返却を希望スるカ
ルテファイルの冊数が操作卓よ多入力される。この返却
冊数は、操作情報として操作卓制御回路８６を介して、
演算制御回路８１に送られる。そして、ファイル検索回
路８２を介してファイル読出し回路８３ｆｔ制御する。

この読出し回路８３は情報ファイル７９よシ受付情報の
返却冊数に対応する空収納区画を有するファイル収納容
器のロケーション情報を読出す。そして、このロケーシ
ョン情報は演算制御回路８ノを介し、バッファレジスタ
８４に記憶される。

才た演算制御回路８ノからは、入出力回路８７を介し格
納部制御回路７２へ動作指令（返却）を出力する。この
指令によってバッファレジスタ８４からは、データ入出
力回路８５を介し空収納区画を示すロケーション情報を
、格納部制御装置７２に対して出力する。上記ロケーシ
ョン情報の段および連番号に対応する棚台を、そして列
番号に対応するファイル収納容器の空収納区画を、順次
取出し返却ステーションのファイル出納口に停止させて
いく。

返却収納されるカルテファイルは、返却時にバーコード
スキャナ３０によって、そのファイルの識別データが読
取られる。その識別データは、収納区画の列番号とそれ
ぞれ対応させて、新しいロケーション情報を構成する。

そのロケーション情報と識別データは、データ入出力回
路８５を介してバッファレジスタ８４に設定される。そ
の後、上記情報とデータは、ファイル書込み回路８９に
よって磁気ディスクに書込まれ、情報ファイルとして更
新設定される。この新しくなった情報ファイルは、次回
のカルテファイル取出しあるいは返却動作にそなえ、カ
ルテファイルのロケーション情報が検索されるように順
次記憶設定していくものである。

また、それぞれどの動作モード設定の場合においても、
各設工〜Ｖとも同時に動作可能に設定される。

第１２図は、上記の主制御装置７０に結合される格納部
制御装置７２の構成を示したものである。

この格納部制御装置７２は、入出力回路９０を介して主
制御装置７０と結ばれ、この入出力回路９０には演算制
御部９１等が結ばれている。

例えば、主制御装置７０は、入出力回路９０を介し演算
制御部９１へ、動作指令（取出し）とロケーション情報
を出力する。この情報の段および連番号は動作データ記
憶部９２へ送られ、段および列番号は表示データバッフ
ァ部９３へ送られ、それぞれ記憶される。さらに、上記
段および連番号と取出し指令は回転棚制御部９４へ送ら
れ、入出力回路９５を介し棚台１１ａ。

１１　ｂ　…、　ｌ　２　ａ　＃　１２　ｂ　・、−、
１５ａ　。

１５ｂ・・・を制御する。そして、上記段および連番号
で指定された棚台を、取出し返却ステージ目ン部へ移動
させる。

棚台をステーション部へ移動させ終ると、動作完了信号
が回転棚制御部９４から演算制御部９ノへ送られる。す
ると、演算制御部９１からは、取出し指令と共に段およ
び列番号を取出・返却ステーション制御部９６へ出力す
る。段番号で指定された段の引出し押戻し装置４１ａ〜
４１ｅ等を動作させ、さらに列番号によって位置確認エ
ンコーダ４２を制御して、棚台からファイル収納容器を
引き出し、カルテファイル収納区画をステーションのフ
ァイル出納口で停止させる。そしてブツシュパー装置５
８を動作させ、カルテファイルをファイル取出し戻しガ
イド上へ押し出す、この後、取出・返却ステージ冒ン制
御部９６は、演算制御部９１に対し動作完了信号を出力
する。

この動作完了によって演算制御部９１は、表示データバ
ッファ部９３へ表示指令および段番号を送シ、取扱者に
対しカルテファイルが取シ出せる状態にあることを表示
ランプ３１を点灯させて指示する。この指示によって取
扱者は、カルテファイルを取シ出す。

その後、表示ランプ３１を操作して、取シ出し完了を演
算制御部９ノへ送る。この完了信号に対し演算制御部９
ノは取出・返却ステーション制御部９６へ返却指令およ
び段番号を出力する。その段番号の引出し押戻し装置４
１を動作させ、ファイル収納容器を棚台へ返却する。同
時に、実行中データ部１０１へ段および連番号を出力す
る。

さらに１取出・返却ステーション制御部９６は、位置確
認エンコーダ４２からの入力に基づドスキャナ３０によ
って読み取られた識別データも入出力回路９９およびデ
コーダ１００を介し、登録データ部１０２へ記憶される
。また、実行中データ部１０１からも、段および連番号
が登録データ部１０２へ出力される。すると、取出・返
却ステーション制御部９６から演算制御部９ノへ動作完
了が出力され、登録データ部１０２ヘデータ出力命令が
出される。

この命令に対し登録データ部１０２は、上記段、連およ
び列番号をロケーション情報として上記識別データと対
応させて入出力回路９０ｆ介し主制御装置２０へ出力す
る。主制御装置７０では、上記ロケーション情報と識別
データを磁気ディスクから抹消し、コンピュータの情報
ファイルを更新設定するものである。

カルテファイルの返却に際しては、情報ファイルよシを
収納区画を示すロケーション情報を読み出し、上記情報
の段、連および列番号に対応するファイル収納容器の空
収納区画を上記同様、ファイル出納口で停止するように
制御する。

この時、取出・返却ステーション制御部９６は位置確認
エンコーダ４２からの入力に基づき、入出力回路９９を
介しバーコードスキャナ３０に読み取シ指令を与える。

また、登録データ部１０２に対し、登録タイミング信号
および列番号を出力する。そして、取扱者が空収納区画
へカルテファイルを返却する時に、バーコードスキャナ
３０によってカルテファイルの識別データが読み取られ
る。このデータは、デコーダ１００を介し実行中データ
部１０１からの段、連番号および上記列番号と共に、登
録データ部１０２に記憶される。

そして、上記取出・返却ステーション制御部９６から演
算制御部９１へ動作完了が出力されると、登録データ部
１０２ヘデータ出力命令が送られる。この命令に対し登
録データ部１０２は、ロケーション情報と識別データを
入出力回路９θを介し、主制御装置７０へ出力する。主
制御装置７０では、上記ロケーション情報と識別データ
を磁気ディスクへ記憶し、コンピュータの情報ファイル
を更新設定する。

このようにして、次回のカルテファイル取多田しおよび
返却動作にそなえて常に情報ファイルを更新し、記憶膜
゛定していくものである。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば従来の収納棚装置に比
べ収納能力が大幅に向上し、各段Ｉ〜■が独立回転式な
ので検索−取シ出し時間の短縮が可能となる。また、特
に収納物品の返却に際して、その収納区画に注意するこ
となく、ファイル収納容器の全収納区画へ任意性を持っ
て自由に返却することが可能となる。そして、その返却
作業において収納物品の収納場所を示すロケーション情
報が、毎回新たに記憶設定されていく。

したがって、その収納物品の取出し検索作業が高能率化
され、返却作業が容易に行えるようになる。

すなわち、この収納棚装置においては収納物品の管理が
高能率化され、精度の高いものとすることができるもの
である。

尚、この収納棚装置で収納管理される物品は、実施例の
よりにカルテファイルに限らず、適宜使用し得るもので
あシ、各種部品を分類収納する倉庫システム等において
も同様に使用し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の収納棚装置を示す見取図、
第２図は同じぐ平面図、第３図および第４図は回転移動
する棚台および棚台に収納されているファイル収納容器
と引出し押戻し装置この係わシを示す図、第５図は上記
押戻し装置とファイル収納容器この構成を示す図、第６
図は取出し返却ステーションのファイル出納口の裏面に
設定されるブツシュバー装置を示す図、第７図（４）お
よびω）はゾ、シュパーの構成を示す主制御装置の構成
を示す図、第１２図は上記制御装置に結ばれる格納部制
御装置の構成を示す図である。１１〜１５−・・支持レール、１１　ａ　、　１　ｌ　
ｂ　−。１２ａ、ノ２ｂ・・・ｐ”・ｇ１５Ｉｌ＃Ｊ５ｂ”・ｎ
”’棚台、１６．１１・・・スプロケット機構、１８・
・・チェノ、１９　ａ　ｅ　１９　ｂ　”−＃　２０　
ａ　ｓ　２０　ｂ　”’　＃・・・、２３ａｍ２３ｂ・
・・、・・・ファイル収納容器、２６・・・取出し返却
ステーション、２９・・・ファイル出納口、３０・・・
ノ々−コードスキャナ、Ｓｌａｍ３．９−ｂ−−、，９
４ａ　、　３４　ｂ　−”　、　”−，３７ｈ７３７ｇ
ｂ・・・。・−・２位置コード板、３８・・・一回転棚位置検出器
、４１・・・引出し押戻し装置。

Claims

【特許請求の範囲】

複数の段に対応してそれぞれ設定される支持レールと、
この支持レールそれぞれに対応して設定されこの支持レ
ールに沿って移動制御されるようにした連順位が設定さ
れる複数の収納容器と、上記支持レールの特定される位
置に対応して設けられた取出し返却ステーションと、ロ
ケーション情報に基づき上記段および連を指定してその
指定された収納容器を上記ステーション部に導く移導制
御手段と、この手段で導かれた収納容器を上記ステーシ
ョン部に引き出す手段とを具備したことを特徴とする移
動式の収納棚装置。