JPS6111604B2 - - Google Patents

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JPS6111604B2
JPS6111604B2 JP10631182A JP10631182A JPS6111604B2 JP S6111604 B2 JPS6111604 B2 JP S6111604B2 JP 10631182 A JP10631182 A JP 10631182A JP 10631182 A JP10631182 A JP 10631182A JP S6111604 B2 JPS6111604 B2 JP S6111604B2
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instruction signal
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JP10631182A
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JPS584509A (ja
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Hanichiro Naito
Tsunero Yamaguchi
Masaru Takeuchi
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EREKONPATSUKU KK
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EREKONPATSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はそれぞれ複数の収納区画を有する複数
の棚体から複数の物品の出納を能率よく行なうよ
うにした物品収納装置に関する。
複類の種累の物品が棚体に収納されている場合
あるいは収納する場合、取扱い物品の種類が少な
い場合にはそれらの出納作業は比較的容易であ
る。しかしながら本来物品が整理され収納されて
いる順序と、日々行なわれる出納要求の順序とは
合致することはなく、従つて取扱い物品が多種に
わたる場合は該当物品が複数の棚体のどこに収納
されているかあるいは収納すべきであるかをそし
てそれら物品の出納作業を如何にして能率よく行
なうかを人為的に判断することは難しい。
そこで本発明は上述したような出納作業を能率
よく行なうことができる物品収納装置を提供する
ものである。
すなわち、本発明はそれぞれに複数の収納区画
を有する複数の棚体と、出納すべき物品の収納区
画を表わす信号を複数加えた場合、それら信号を
予じめ設定された一定の関係をもつ順序、例えば
入口から近い棚体および収納区画から順番をつけ
た場合の順序に整列させる整列回路と緊急に取出
すべき物品の順序を優先させる回路と、この整列
回路からの整列された順序に従つて順次物品の収
納位置を番号を発光表示する表示装置を有する物
品収納装置を提供するものである。
更に本発明はその棚装置の用途に応じ上記表示
装置に各収納区画内の更に区分された区画あるい
は物品番号、物品の取扱い部署あるいは送り先、
取出し個数等必要な情報を表示するようにした物
品収納装置を提供するものである。
本発明の物品収納装置を設けることにより、多
種類の物品の収納作業を行なう場合でも同じ棚体
に二度、三度と足を運ぶというような非能率的な
出納作業は改良され、表示装置の表示に従つて出
納作業を行なえば作業動線が短縮されると共に作
業内容も容易に把握され効率よく出納を行なうこ
とができ、作業時間の短縮に合わせて省力効果を
もたらすことができる。
以下本発明を図面に示す一実施例について説明
する。
第1〜3図は本実施例における棚体の配置を示
す図にして、倉庫等の側壁11,12間の床13
面上に配置された三本のガードレール14に沿つ
て移動する4つの可動棚装置15,16,17お
よび18と1つの固定棚19とからなる移動棚装
置を棚体として用いている。この移動棚装置は図
示するように棚と棚との間の出納作業用の通路は
1通路分だけにし、残りのスペースは移動可能な
棚を間隔をあけないで一杯に配置し、集束状態に
ある移動棚装置の収納作業を行なう場合はその棚
の側面に通路を形成するように移動棚装置を移動
させるもので、限られたスペースにより多くの棚
を配置できるため近来広く実用に供されているも
のである。従つてこのような移動棚装置の駆動機
構は周知であり、ここでは詳細に説明および図示
はしない。移動棚装置15〜18に示されている
参照番号20は通路形成を指示する通路スイツ
チ、21は走行ローラである、22は固定棚19
と移動棚装置15、各移動棚装置15〜18間あ
るいは移動棚装置18と側壁12間に通路が形成
された時通路の正面に位置するように側壁23に
設けられた表示装置にして、その詳細は後述す
る。
各移動棚装置15〜18は第1図に点線で示す
ように移動方向中央で仕切られており、各面は第
3図に示すように支柱24および棚板25により
4連7段の棚段が形成されている。固定棚19は
一面が側壁11に接しているので片面棚となつて
おり、その面には移動棚装置と同様に4連7段の
棚段が形成されている。そして各支柱24には表
示装置22をリセツトするための押ボタンスイツ
チ27がそれぞれ取付けられている。各移動棚装
置および固定棚の台枠28には後述する搬送装置
29のガイドプレート30が取付けられている。
尚側壁12の下部にも移動棚装置18との間に通
路が形成された場合のためにガイドプレート30
が取付けられている。
第4図は側壁23に取付けられた各表示装置2
2の詳細を示す図にして、各表示装置22は出納
すべき物品の収納位置すなわち番地を表示する第
1表示部31、取出しの場合には第1表示部31
に表示された番地の物品の取扱い部署又は送り先
をそして収納の場合には第1表示部31に表示さ
れた収納番地に納まるべき物品が後述する搬送装
置29に納まつている位置を表示する第2表示部
32、第1表示部31に表示された物品が緊急に
必要とするものである場合に点燈する緊急表示ラ
ンプ33そして表示された物品の収納が出納作業
の最後のものであることを表示する終了表示ラン
プ34を有している。
第1表示部31および第2表示部32はそれぞ
れ3つの数字表示管で構成されている。これら数
字表示管は表示放電管、モザイク表示管、光点形
表示器あるいはドツト又はストローク方式により
数字を表示するようにした陰極線管等従来より周
知の表示管でよい。
第1表示部31に表示される3つの番地番号は
列、連、段を表わし、列番号は固定棚19の右側
を第1列、移動棚装置15の左側を第2列そして
右側を第3列というように第1図の左側から連続
番号をつけた時の番号を、連番号は固定棚19の
棚面においては入口側からそして移動棚装置15
の左側の棚面においては奥から順々に番号を付け
るというように各通路に対して左側の連は入口側
からそして右側の連は奥から順に番号がつけら
れ、段番号は上の段から順にそれぞれ番号づけし
ている。従つて第4図の第1表示部31の
「535」は第5列第3連目の上から5段目を表わし
ている。第2表示部32の3桁の数字は取出した
物品を送るべき会社名あるいは社内の部署等を予
じめコード化したコード番号又は収納すべき物品
の搬送装置29の収納位置番号である。
第5〜7図は形成された通路内に入り収納作業
を行なうための搬送装置29の詳細を示す図にし
て、搬送装置29はその下部に設けられた走行ロ
ーラ35により移動可能になつており、通路内に
入る時は下部側面に設けられたガイドローラ36
が棚および側壁12に設けられたガイドプレート
30に当接して円滑に通路内を走行させることが
できる。この搬送装置29内は複数の仕切部材3
7により複数の仕切室が形成されている。これら
の仕切室は例えば第7図において上部の左から右
側にそして下部の左から右側に連続番号が付けら
れており、これら仕切室の番号が物品の収納時に
第2表示部32に表示される。搬送装置29の上
面中央にも表示装置22と同様な構成の表示装置
38およびリセツト用の押ボタンスイツチ27が
設けられている。各仕切室の下部には第8図に示
すように物品の収納時に第2表示部32に表示さ
れた搬送装置29の仕切室番号に該当する仕切室
の物品を上昇させるためのプランジヤ39および
このプランジヤが動作することにより上昇する押
出部材40が設けられている。
上述した表示装置22および38、プランジヤ
39を動作させる電気回路を第9図により説明す
る。
41は送信装置にして、出納すべき物品の位置
や行先等の指示信号をその出力に出す装置にし
て、例えばそれら指示信号がテープあるいはカー
ドに記録されている場合はテープあるいはカード
リーダであり、キーボード操作によりそれら指示
信号を送る場合はキーボード送信機であり、在庫
管理を計算機により行なつている場合は計算機が
この送信装置41に相当する。
送信装置41からの指示信号は順次次の信号記
憶回路42に送られここでその信号および後述す
る読取番号回路から加えられた読取順序を表わす
信号が記憶される。従つてこの信号記憶回路42
は指示信号をカウントするカウントとシフトレジ
スタや計算機に用いられている記憶装置により構
成されている。尚、加えられた信号の順序(以下
読取り番号と称す)は物品の収納時にのみ必要と
なるので、物品の取出し時には読取番号はスキツ
プされる。
43はスタート回路にして、送信装置41から
信号記憶回路42に加えられるべき指示信号の数
を予じめ任意にプリセツトしておき、信号記憶回
路42に加えられた信号の数をカウントし、指示
信号の記憶数がプリセツトした数と一致した場合
に比較回路44を動作させ比較を開始させるもの
である。従つてスタート回路43はプリセツトカ
ウンタで構成されている。これにより1バツチと
して処理すべき指示信号の数、即ち物品の数を任
意に設定できる。このスタート回路43はまた送
信装置41から最初の1つ目の指示信号が信号記
憶回路42に送られてきた時点より予じめ設定さ
れた時間に達するとたとえプリセツト値に対して
指示信号の記憶数が達しなくともスタートさせる
ためのタイマを有し、このタイマとプリセツトカ
ウンタの出力とは論理回路のオア回路を構成する
ようにしている。すなわち物品の出納要求がプリ
セツト値に達する以前になくなつてしまつた場
合、送信装置41より指示信号がでないため、予
じめ設定したプリセツト値とはいつまでも一致す
ることがないのでスタートはかからなくなつてし
まうのを防止している。
比較回路44は信号記憶回路42に記憶されて
いる複数個の指示信号の内各位置信号について比
較を行ない若い番号から順に次の整列信号記憶回
路45に送るための回路で、信号同志で減算を行
ないその中の最小値を選びだしそれを出力として
出すようにしても、あるいは米国テキサスインス
ツルメント社のSN7485の比較器を用いて構成し
てもよい。
整列信号記憶回路45は比較回路44からの信
号を順次記憶するためのもので上述した信号記憶
回路42と同様に構成されている。この整列信号
記憶回路45からの出力信号は表示装置22に送
られ、番地表示部31にその番地すなわち位置を
表示する。この信号はまた搬送装置29の表示装
置38にも送られて番地表示する。
整列信号記憶回路45からの出力信号の送り出
しは上述したリセツト用の押ボタンスイツチ27
を押すことによりリセツト回路46から発するリ
セツト信号により行なわれる。このリセツト信号
は又終了検知回路47にも加えられる。
終了検知回路47は周知のアツプダウンカウン
タにより構成され、比較回路44から整列信号記
憶回路45に指示信号を編成変えする時にその指
示信号をカウントしていき、これに対しリセツト
回路46のリセツト信号を減算信号とするもの
で、このカウンタのカウントが1になつた時指示
信号が最後の1つとなつたことを表わす信号を表
示装置22および38の終了表示ランプ34に送
り、ランプ34を点燈させる。
48は物品の取出あるいは収納を行なうかを指
示するスイツチ等の手動操作可能な切換手段で構
成された取出収納切換装置にして、取出側に切換
えることによりその信号は緊急取出回路49およ
び行先別優先取出回路50に加えられる。逆に収
納側に切換えることにより収納を表わす信号が読
取番号回路51そして各プランジヤを動作可能な
状態にするため各プランジヤ39に加えられる。
緊急取出回路49は緊急に取出しを必要とする
物品の取出しが送信装置41から指示された場合
に信号記憶回路42にはその指示信号を加えずこ
の回路が動作して直接整列信号記憶回路45に加
えるための回路で、計算機等における割込動作の
ための回路により構成されている。即ち計算機の
回路を利用する場合は、その割込端子による制御
が利用される。また前記割込のための回路とし
て、例えば送信装置41は緊急取出しを表示する
信号を指示信号に付加すると共に該信号が信号記
憶回路42へ印加されるのを阻止するスイツチ装
置を含むようにし、緊急取出回路49は緊急取出
し用に信号記憶回路42、比較回路45と同様な
動作をしてこれら緊急の指示信号を記憶整列させ
るもう一系列の信号記憶回路、比較回路とを含
み、またこれら緊急の指示信号の数をアツプカウ
ントするアツプダウンカウンタと、最初に入力さ
れた緊急の指示信号に応答して整列信号記憶回路
45の内容を読み出してその順序に記憶する退避
用記憶装置(読み書き可能メモリ)とを回路49
が含むようにする。これにより整列信号記憶回路
45の内容の読み出しと入れ換に、回路49の系
列の比較回路の出力を整列信号記憶回路45内に
読み込み、リセツト回路46からのリセツト信号
に応答して読み出すと共に前記アツプダウンカウ
ンタをダウンカウントし、緊急の指示信号が全て
回路45から出力された状態を示す該アツプダウ
ンカウンタに応答して退避用記憶装置の内容を再
度回路45に戻すように緊急取出回路49を構成
しても良い。
行先別優先取出回路50は信号記憶回路42に
記憶されている指示信号のうち特定の行先の信号
のみ優先させて表示させるためのものであり、こ
の特定の行先信号を比較回路44のゲート回路に
入れることにより可能である。すなわち行先別優
先取出回路50からの信号と信号記憶回路42に
記憶されている指示信号の行先信号の2つのアン
ドゲートを組みそれを一致したものだけを比較回
路44に送りここで番地信号を比較するようにす
ればよい。優先する行先指示はキーボードあるい
はスライドキーによる送信機により行なわれる。
読取番号回路51は取出収納切換装置48が収
納側に切換えたことにより送信装置41から信号
記憶回路に加えられた指示信号の数をカウント
し、そのカウント数を読取番号として信号記憶回
路42に加えるためのものでカウンタとデコーダ
により構成されている。収納時にはこの回路51
により信号記憶回路42に記憶される指示信号に
は読取順番が加えられる。
52は移動棚装置駆動回路にして、整列信号記
憶回路45からの指示信号のうち番地信号の列位
置信号をとり出し、その列に通路を形成するよう
に指示する回路であつて、通路スイツチ20を電
気的に操作する。このうち、カードリーダ等から
の物品の収納位置を示す信号により移動棚装置を
駆動する回路自体は従来より周知であり、例えば
米国特許第3615122号に述べられている。
次に本装置の動作について説明する。まず物品
の取出し動作について説明すると、取出すべき物
品の指示信号は送信装置41から信号記憶回路4
2に加えられる。そして送信装置41から加えら
れる指示信号の数が予めスタート回路にプリセツ
トされた設定数に達するかあるいは最初の1つ目
の指示信号が入力された時点からの時間経過がタ
イマの設定時間に達した時比較回路44は動作し
各指示信号のうちの番地信号の比較を開始する。
各棚段の番号は上述したように固定棚19の棚面
を第1例として右方向に列番をつけ、連番号は固
定棚19の入口側からそして第2列目となる移動
棚装置15の左側の棚面においては奥から順々に
番号をつけているので番地番号の若い順に信号記
憶回路42から取り出せば、取り出し作業は第1
図の左側からスタートし、通路の入口側から奥に
そして入口に戻ることによりその通路の作業は終
了できることになる。従つて列別、連別そして段
別に比較していけば番地の若い順に整列され、整
列された順に次の整列信号記憶回路45に加えら
れる。整列信号記憶回路45で記憶している指示
信号は信号記憶回路42で記憶されたと同一のも
のがその順序が入れ換えられて記憶されており、
まず第1番目に順序の若い指示信号が表示装置2
2,38および移動棚装置駈動回路52に加えら
れ、列番号によりその列の通路を開かせ、列、
連、段が表示装置22の番地表示部31に表示さ
れる。
搬送装置29の表示装置38にも番地表示され
るので、作業員は搬送装置29を形成された通路
に搬入していき表示装置22に表示されている棚
段の物品を取り出すそして表示装置22と38に
はその物品を必要としている部署あるいは送り先
等の行先信号も表示されるので作業員はその行先
等を見て搬送装置29の同一番号付けされた仕切
室に入る。最初に表示された番地の物品の取出し
が終了したら手近かの支柱24又は搬送装置29
の押ボタンスイツチ27を押す。これによりリセ
ツト回路46からリセツト信号が出て第1番目の
指示信号はクリアされ、次に若い番地の指示信号
が表示装置22と33に表示される。
この様にして次々にクリアされ整列信号記憶回
路45のなかの指示信号が1つになると、終了検
知回路47からそれが最後の指示信号であること
を知らせるため終了表示ランプ34を点燈する。
最後の指示信号に従つて取り出し作業が行なわ
れ、押ボタンスイツチ27を押しクリアされる
と、整列信号記憶回路45から記憶がない旨の信
号がスタート回路43に伝えられ、比較回路44
を再び動作できるようにしておく。
送信装置41からの指示信号に緊急に必要とす
る物品がある場合には、緊急取出回路49が動作
してその指示信号を優先的に整列信号記憶回路4
5に割り込ませその指示信号を記憶させる。従つ
てたとえその番地が後の方であつてもその指示信
号が緊急の場合にはその指示信号が最初に表示さ
れる。緊急取出しを指示する指示信号が多数加え
られる場合はその内で番号の若い順に整列させて
もよい。
このような緊急取出しは物品を主体においてい
るが、部署等行先が優先する場合には行先別優先
取出回路50によりその行先信号を比較回路44
に加え、その行先信号と同一の行先をもつ指示信
号のみが比較回路44で比較するようにすればあ
る特定の部署やあて先を優先的に整列信号記憶回
路45に加えられるので行先別に優先して取り出
しが可能である。
以上のように物品の取り出し時には取り出すべ
き多数の物品をその収納位置番地の若い順に次々
に指示して行くので、作業員は表示装置22,3
8に発光表示された所の棚段の物品を取り出して
行けばよくかつその順序も通路の入口から奥に進
むときに左側の棚列をそして奥から入口に戻りな
がら右側の棚列から物品を取り出せばよい。
次に取出収納切換装置48を収納側に切換え、
物品の収納作業について説明する。搬送装置29
の区画に収納すべき物品を納めながらその番地信
号をその順序に従つて送信装置に送り、信号記憶
回路42に記憶させる。そしてその順序は収納時
には必要ない表示装置22,38の第2表示部3
2に表示できるようにするため本実施例では3桁
で表わされる。又その番号に従つて搬送装置29
の収納区画に例えば001、002、………020という
ように番号付けしておく。
収納時には上述したように行先番号は必要な
く、従つて送信装置41から信号記憶回路42に
加えられる指示信号は番地信号だけである。一方
取出収納切換装置48を収納側に切換えることに
より読取番号回路51は動作しこの回路により指
示信号にはその読取順番を示す読取番号が加えら
れ、指示信号は信号記憶回路42において番地信
号と読取信号の2つから構成されることになる。
物品の取出し時と同様に信号記憶回路42に記憶
する指示信号の数をスタート回路43のプリセツ
トカウンタにセツトしておく。収納時も上述した
読出し時と全く同様な動作により番地番号の若い
順に整列され、番号の若い番地がまず表示装置2
2,38の第1表示部31に表示され該当棚段の
表示ランプ26が点燈する。そして第2表示部3
2には読取番号が表示され、その番号に相当する
搬送装置29の収納区画のプランジヤ39が動作
して押出部材40を押上げるので作業員はその物
品を該当棚段に納めればよい。最初の収納作業が
終了したら押ボタンスイツチ27を押しリセツト
すれば次に収納位置番号の若い番地番号が表示さ
れ該当プランジヤ39が動作する。
以上のように複数の物品を収納する場合でも作
業員は開かれた通路の指示された棚段に搬送装置
の指示された物品を納めるだけでよく、その作業
順路も取出し作業と全く同じに順序よく行なうこ
とができる。
上述実施例においては移動棚装置を棚体として
用いているが一般の棚でもよいことは勿論であ
り、この場合は移動棚装置駆動回路52は不要で
ある。移動棚装置の場合でも表示装置22,38
の指示に従い手動で通路スイツチ20を操作する
場合もこの駆動回路52は不要であり、逆に駆動
回路52を設けた場合は自動的に通路を形成する
ことができるので通路スイツチ20は設けなくて
もよい。
又上述実施例では表示装置22,38は番地を
表示する第1表示部31と行先又は搬送装置29
の収納区画を表わす第2表示部32の2つで構成
されているが、その他に第10図に示すように該
当棚段から何個物品を取出すかを表示するための
第3表示部91を設けるようにしてもよい。更に
同じ棚段に異なる物品を複数個づつ納めるため一
段が更に区分されている例えば小物棚や異なる個
個の物品が入つている例えば書架やカルテ収納棚
の場合には、棚段内の区分又は個々の物品の番号
を表示装置22,38の第1表示部31で指示さ
せてもよい。これら表示装置は各通路ごとおよび
搬送装置29に設けているがいずれか一方でもよ
く、又例えば個々の物品が一段を専有し棚板を指
示するだけで充分な場合すなわち上述実施例のよ
うな場合は表示装置の第1表示部31は削除して
もよい。第2表示部32には物品の取出し時には
行先等がそして収納時には搬送装置29の収納区
画の番号が表示されるようになつているが、搬送
装置29の収納区画の番号をそれら行先番号と同
じ番号をつけるようにしてもよい。
信号を整列させる回路は上述実施例のような構
成に限定されるものではなく、例えば電子計算機
における分類(sorting)技術を使用してもよ
く、特に電子計算機により在庫管理が行なわれて
いる場合は電子計算機により整列操作を行なつて
もよい。
以上のように本発明の物品収納装置は多数の物
品の出納を行なう時予じめ決められたスタート地
点から最も近い場所から順次指示することができ
るので出納作業を能率よく行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における棚体の配置
を示す平面図、第2図はその正面図、第3図は各
棚の棚段を示す正面図、第4図は表示装置を示す
図、第5図は通路内に位置した搬送装置を示す正
面図、第6図はその側面図、第7図はその上面
図、第8図は搬送装置の各区画に設けられたプラ
ンジヤを示す説明図、第9図は電気回路をブロツ
クで示すブロツク線図、第10図は表示装置の他
の実施例を示す図である。 15〜16……可動棚装置、19……固定棚、
22,38……表示装置、44……比較回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれの収納面に複数の収納区画を有し、
    かつ前記収納面に対し直交する方向に移動可能な
    複数の棚装置を作業通路となるべき空間を残して
    互いに密集した状態に配例し、物品取出し時には
    送信装置からの指示信号により、前記棚装置を移
    動させて物品を取出すべき前記棚装置の収納面側
    に前記作業通路を形成するようにした物品収納装
    置において、 前記指示信号により該当する前記収納区画を表
    わす番号を発光表示する表示装置と、 前記送信装置から順序不同に入力される複数の
    取出すべき物品の前記収納区画を表わす前記指示
    信号を予め設定された一定の関係をもつ順序に整
    列させるための回路と、 連続的に入力される前記指示信号が予め任意に
    設定された数に達する毎にあるいは最初に前記指
    示信号が入力された時点より予め任意に設定され
    た時間に達する毎に物品の取出し周期を区分し前
    記整列回路の動作を自動的にスタートさせる回路
    と、 前記送信装置から入力される指示信号のうち緊
    急に取出すべき物品の指示信号がある場合に、そ
    の指示信号を前記整列回路に割込ませその整列順
    序を優先させるための緊急取出回路と、 前記表示装置の表示を指示する前記指示信号を
    前記整列された順序で次の指示信号に切換える押
    しボタンスイツチとを有する物品収納装置。 2 特許請求の範囲第1項の装置にして 前記表示装置は前記指示信号により前記収納区
    画内の更に区分化された区画あるいは前記収納区
    画内の個々の物品番号をも更に表示し、 該表示も前記押しボタンスイツチにより切換え
    られた前記指示信号により切換わる物品収納装
    置。
JP10631182A 1982-06-21 1982-06-21 物品収納装置 Granted JPS584509A (ja)

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JPS6111604B2 true JPS6111604B2 (ja) 1986-04-03

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