JPS61228439A - 感光性組成物および感光性材料 - Google Patents

感光性組成物および感光性材料

Info

Publication number
JPS61228439A
JPS61228439A JP6866185A JP6866185A JPS61228439A JP S61228439 A JPS61228439 A JP S61228439A JP 6866185 A JP6866185 A JP 6866185A JP 6866185 A JP6866185 A JP 6866185A JP S61228439 A JPS61228439 A JP S61228439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
resol type
photosensitive
phenolic resin
weight
bonds
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6866185A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Hasegawa
哲 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP6866185A priority Critical patent/JPS61228439A/ja
Priority to US06/842,217 priority patent/US4732840A/en
Priority to EP86103928A priority patent/EP0196031A3/en
Publication of JPS61228439A publication Critical patent/JPS61228439A/ja
Priority to US07/108,278 priority patent/US4842983A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/022Quinonediazides
    • G03F7/023Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders
    • G03F7/0233Macromolecular quinonediazides; Macromolecular additives, e.g. binders characterised by the polymeric binders or the macromolecular additives other than the macromolecular quinonediazides
    • G03F7/0236Condensation products of carbonyl compounds and phenolic compounds, e.g. novolak resins

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感光性組成物およびこれを含む感光性材料に関
するものであり、更に詳細には平版印刷版、各種感光性
フィルムあるいはIC製造用のレジストに用いる感光性
組成物およびこれを含む感光性材料に関するものである
〔従来技術〕
0−ナフトキノンジアジド化合物とノボラック型フェノ
ール樹脂からなる感光性組成物は、平版印刷版の感光層
やフォトレジストとして非常に優れており、工業的に用
いられてきた。
しかし主体として用いられるノボラック型フェノール樹
脂の性質上、基板に対する密着性が悪いこと、皮膜がも
ろいこと、塗布性が劣ること、耐摩耗性が劣り、平版印
刷版に用いたときの耐刷力が十分でないこと等の改良す
べき点があり応用面での限界があった。
かかる問題を解決するため種々の高分子化合物が、バイ
ンダーとして検討されてきた。たとえば特公昭52−4
1050号公報に記載されているポリヒドロキシスチレ
ンまたはヒドロキシスチレン共重合体をバインダーとし
て使用したばあいには、確かに皮膜形成性が改良された
が、依然として耐摩耗性が劣るという欠点があった。ま
た、特開昭51−34711号公報にはアクリル酸誘導
体の構造単位を分子構造中に有する高分子化合物をバイ
ンダーとして用いることが提案されているが、かかる高
分子化合物は適正な現像条件の範囲が狭いという問題が
あった。
一方、感光性材料を露光、現像して得られる印刷版の耐
刷性を向上させるために、これをさらに加熱処理して画
像部を硬化する方法は、たとえば英国特許第1.151
.199号明細書や同第1.154.794号明細書に
開示されている。この加熱処理は180℃以上、通常は
220℃〜260℃で、5分間〜60分間程度行われる
。しかし、感光性化合物と、バインダーとしてのノボラ
ック型フェノール樹脂あるいはレゾール型フェノール樹
脂を含む感光性組成物を支持体上に塗設してなる感光性
材料にこのような高温の加熱処理を適用すると、画像部
の組成物が熱分解して、非画像部を汚染し、印刷物に汚
れを生じるという欠点がある。
非画像部の汚れは、画像部の硬化に比較的高温の加熱を
必要とするノボラック型フェノール樹脂を用いた感光性
材料のばあいに、より著しい。この非画像部の汚れを除
去するために活性な溶液を用いる方法も提案されている
が、画像部を侵してしまうおそれがある。このため、特
開昭51−34001号公報や特開昭52−6205号
公報に記載されているように、加熱処理前、水溶性有機
化合物や水溶性無機塩の層で被覆することにより非画像
部の汚れを防止し、あるいは付着した熱分解物を容易に
水洗除去する方法も提案されている。しかし加熱処理温
度が高いと、常用されているアルミニウム支持体等では
熱変形がおこり、使用不可能になるおそれがある。この
ような支持体の変形を防止するためには低温で加熱処理
することが望ましい。
そこで、感光性組成物中にある種の化合物を添加するこ
とにより加熱温度を200℃以下に低下させる方法も提
案されている。たとえば西ドイツ国特許公開公報第3.
039.926号には、2〜4個のヒドロキシメチル基
を有するフェノール誘導体を含有させた感光性組成物が
、また特開昭59−113435号公報には、環式酸ア
ミドを含有させた感光性組成物がそれぞれ開示されてい
る。しかしながらこれらの化合物を添加すると現像性が
損なわれるという欠点がある。
また、レゾール型フェノール樹脂を用いた感光性材料は
、経時的に現像性が低下するという欠点がある。
〔発明の目的〕
従って本発明の目的は適正な現像条件の範囲及び経時安
定性を実質的に損なうことなく、低い温度または短時間
で加熱硬化できるような感光性組成物を提供することで
ある。本発明の他の目的は基板に対する密着性が良く、
柔軟な皮膜すなわちもろくない皮膜を与え、経時安定性
の優れた感光性組成物を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の目的は、0−キノンジアジドのスルホニルハラ
イドと、下記のレゾール型フェノール樹脂との縮合生成
物を含む感光性組成物により達成される。
一峻式 〔式中、R1、R2及びR2は同一でも、異なっていて
もよく、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル基、ニ
トロ基、炭素数1〜20のアルキル基、アルコキシ基、
アシル基、フェニル基、置換フェニル基、である。〕 で表わされるフェノール類と、アルデヒド類および/ま
たはケトン類との反応によって得られる、フェノール核
に結合したジペンジリックエーテル結合(ジメチレンエ
ーテル結合)、メチレン結合、メチロール結合の合計に
占めるジペンジリツクエーテル結合の割合が15モル%
以上であるレゾール型フェノール樹脂。
本発明におけるレゾール型フェノール樹脂はフェノール
類とアルデヒド類および/またはケトン類を中性ないし
弱酸性の条件下で1〜10時間還流反応させ、続いて常
圧または減圧にして130 。
℃以下の温度で水分を除去することにより合成される。
本発明に用いることのできる一般式(I)で表わされる
フェノール類の例としては、フェノール、クレゾール、
エチルフェノール、クロルフェノール、m−二トロフェ
ノール、p−アセチルフェノール、p−プロピオニルフ
ェノール、p−ブチルフェノール、メトキシフェノール
、p−フェニルフェノール、p−トルイルフェノール、
4′−ジヒドロキシジフェニルメタン、4′−イソプロ
ピリデンジフェノール、シクロヘキシルフェノール、イ
ソプロピルフェノール、tert−ブチルフェノール、
n−ブチルフェノール、tert−アミルフェノール、
n−アミルフェノール、tert−オクチルフェノール
、ノニルフェノール、ドデシルフェノール、ヘキシルフ
ェノール、レゾルシン、メチルレゾルシン、エチルレゾ
ルシン、クロルレゾルシン、メトキシレゾルシン、フェ
ニルレゾルシン、シクロへキシルレゾルシン、インプロ
ピJレレゾルシン、tert−ブチルレゾルシン、n−
ブチルレゾルシン、tert−アミルレゾルシン、n−
アミルレゾルシン、tert−オクチルレゾルシン、ノ
ニルレゾルシン、ドデシルレゾルシン、ヘキシルレゾル
シン、カテコール、メチルカテコール、エチルカテコー
ル、クロルカテコール、メトキシカテコール、フェニル
カテコール、シクロへキシルカテコール、イソプロピル
カテコール、tart−ブチルカテコール、n−ブチル
カテコール、tert−アミルカテコール、n−アミル
カテコール、tert−オクチルカテコール、ノニルカ
テコール、ドデシルカテコール、ヘキシルカテコール、
ハイドロキノン、メチルハイドロキノン、エチルハイド
ロキノン、クロルハイドロキノン、メトキシハイドロキ
ノン、フェニルハイドロキノン、シクロへキシルハイド
ロキノン、イソプロピルハイドロキノン、tert−ブ
チルハイドロキノン、n−ブチルハイドロキノン、te
rt−アミルハイドロキノン、n−アミルハイドロキノ
ン、tert−オクチルハイドロキノン、ノニルハイド
ロキノン、ドデシルハイドロキノン、ヘキシルハイドロ
キノン、ピロガロール、メチルビロカ°ロール、クロル
ピロガロール、メトキシピロガロール、エチルピロガロ
ール、フェニルピロガロール、シクロヘキシルピロガロ
ール、イソプロピルピロガロール、tert−ブチルピ
ロガロール、n−ブチルピロガロール、tert−アミ
ルピロガロール、n−アミルピロガロール、tert−
オクチルピロガロール、ノニルピロガロール、ドデシル
ピロガロール、ヘキシルピロガロール等が挙げられる。
また、本発明に用いられるアルデヒド類、ケトン類の例
としては、ホルマリン、パラホルムアルデヒド、ポリオ
キシメチレン、ベンズアルデヒド、アセトン、メチルエ
チルケ゛トン、ジメチルケトン、ジエチルケトン、アセ
トフェノン、メチルベンズアルデヒド、エチルベンズア
ルデヒド、tert−ブチルベンズアルデヒド、メチル
アセトフェノン、ベンゾフェノン、メチルベンゾフェノ
ン、ジメチルベンゾフェノン等が挙げられる。好ましく
はホルマリン、パラホルムアルデヒド、ポリオキシメチ
レンである。
本発明に使用されるレゾール型フェノール樹脂は、これ
らのフェノール類と、アルデヒド類、ケトン類とを相互
に組合せて縮合させ、あるいはこれらの2種以上を混合
して共縮合させて得られるレゾール型フェノール樹脂で
ある。
反応系を中性ないし弱酸性とするための触媒としては、
ナフテン酸鉛、ナフテン酸マンガン、ナフテン酸亜鉛な
どのナフテン酸金属塩や酢酸鉛、酢酸亜鉛などの酢酸金
属塩、さらにはほう酸鉛、はう酸亜鉛、はう酸マグネシ
ウムなどのほう酸金属塩等が挙げられる。これらの触媒
は、通常触媒として使用される塩酸、硫酸などの無機酸
や安息香酸、サリチル酸、しゅう酸、マレイン酸、パラ
トルエンスルホン酸などの有機酸と併用することも可能
である。
’H−NMRスペルトル法により本発明のフェノール樹
脂の分子構造を分析すると、フェノール核に結合したア
ルデヒドの結合の形に大きな特徴が認められる。フェノ
ール核に結合したアルデヒドの結合の形としては主とし
てジベンジリックエーテル(ジメチレンエーテル)結合
、メチレン結合、メチロール基からなるが、当該樹脂は
これらの結合の形の合計に占めるジベンジリックエーテ
ル結合の割合が15モルパーセント以上のレゾール型フ
ェノール樹脂である。
次に本発明におけるレゾール型フェノール樹脂の代表的
な合成例と比較例を示す。
合成例1 かきまぜ機、還流冷却器および温度計を備えた反応装置
にフェノール1000重量部、80%パラホルムアルデ
ヒド480重量部を仕込んだ。ナフテン酸亜鉛を添加し
て反応系のpHを6.0に調整後、昇温して4.5時間
還流させた。続いて常圧下で脱水し、内温か115℃に
なるまで加熱した。
さらに30〜45Torrの減圧下、内温か123℃に
なるまで昇温しで水分を除去し、ジペンジリックエーテ
ル結合を有するレゾール型フェノール樹脂を得た。
合成例2 合成例1と同型の反応装置にフェノールア00重看部、
パラクレゾール300重量部および85%パラホルムア
ルデヒド580重量部を仕込んだ。
酢酸鉛を添加して反応系のpHを6.3に調整後、昇温
しで3時間還流させた。続いて常圧下で脱水し、内温か
118℃になるまで加熱した。さらに35〜55Tor
rの減圧下、内温か120℃になるまで昇温しで水分を
除去し、ジベンジリックエーテル結合を有するレゾール
型フェノール樹脂を得た。
合成例3 合成例1と同型の反応装置にフェノール750重量部、
60%メタクレゾール(パラクレゾールが40%含まれ
ている)250重量部、88%パラホルムアルデヒド3
00重量部、および37%ホルマリン790重量部を仕
込んだ。ナフテン酸マンガンを添加して反応系のPHを
6.5に調整後、昇温しで5時間還流させた。続いて常
圧下で脱水し、内温か115℃になるまで加熱した。さ
らに30〜45Torrの減圧下、内温が123℃にな
るまで昇温しで水分を除去し、ジベンジリツクエーテル
結合を有するレゾール型フェノール樹脂を得た。
合成例4 合成例1と同型の反応装置に60%メタクレゾール10
00重量部、80%パラホルムアルデヒド480重量部
を仕込んだ。ナフテン酸亜鉛を添加して反応系のpHを
6.0に調整後、昇温しで4.5時間還流させた。続い
て、常圧下で脱水し、内温が115℃になるまで加熱し
た。さらに30〜45Torrの減圧下、内温か123
℃になるまで昇温しで水分を除去し、ジペンジリックエ
ーテル結合を有するレゾール型フェノール樹脂を得た。
合成例5 合成例1と同型の反応装置に2−メチルレゾルシン30
0重量部、パラクレゾール700重量部および85%パ
ラホルムアルデヒド580重量部を仕込んだ。酢酸鉛を
添加して反応系のpHを6.3に調整後、昇温しで3時
間還流させた。続いて常圧下で脱水し、内温か118℃
になるまで加熱した。さらに35〜55Torrの減圧
下、内温が120℃になるまで昇温して水分を除去し、
ジベンジリックエーテル結合を有するレゾール型フェノ
ール樹脂を得た。
合成例6 合成例1と同型の反応装置にフェノール800重量部、
60%メタクレゾール200重量部、80%バラホルム
アルデヒド440重量部を仕込んだ。ナフテン酸亜鉛を
添加して反応系のplを6.0に調整後昇温しで4.5
時間還流させた。続いて、常圧下で脱水し、内温が12
3℃になるまで昇温して水分を除去し、ジベンジリック
エーテル結合を有するレゾール型フェノール樹脂を得た
比較例1 合成例1と同型の反応装置にフェノール1000重量部
と37%ホルマリン950重量部を仕込み、25%アン
モニア水45重量部を添加後、昇温して1時間還流させ
た。続いて80〜100Torrの減圧下で脱水し、内
温か78℃になるまで加熱した。さらに30〜45To
rrに減圧度を上げて内温か85℃になるまで脱水して
通常のレゾール型フェノール樹脂を碍た。
比較例2 合成例1と同型の反応装置にフェノール700重量部、
60%メタクレゾール300重景部、および37%ホル
マリン1240重量部を仕込んだ。
25%苛性ソーダ40重量部と25%アンモニア水30
重量部を添加後、昇温しで55分間還流させた。以下比
較例1の場合と同様にして通常のレゾール型フェノール
樹脂を得た。
比較例3 合成例1と同型の反応装置に60%メタクレゾール10
00重量部と37%ホルマリン560重量部を仕込んだ
。しゆう酸5重量部を添加後昇温しで90分間還流させ
た。続いて常圧下で脱水し、内温か150℃になるまで
加熱した。さらに30〜45Torrの減圧にして内温
か180℃になるまで昇温し、水分を除去してノボラッ
ク型クレゾール樹脂を得た。
これら合成例1.2.3.4.5.6および比較例1.
2.3で得られたフェノール樹脂について、JIS  
K6909の150℃熱板法により一ゲル化時間を測定
した。結果を表1に示す。
合成例1.2.3.4.5.6により得られたジベンジ
・リックエーテル結合を有するレゾール型フェノール樹
脂は、比較例1.2により得られた通常のレゾール型フ
ェノール樹脂に較べてゲル化時間が極めて長く、熱安定
性にすぐれていることがわかる。
さらにこれら合成例1.2.3.4.5.6および比較
例1.2.3で得られたフェノール樹脂について’H−
NMRスペクトル法によりフェノール核への結合の形を
分析した。分析結果を表2に示す。
合成例1.2.3.4.5.6によるフェノール樹脂は
、比較例1.2による樹脂に較べてジベンジリックエー
テル結合の含有率が極めて大きい。
ジベンジリックエーテル結合が15%に満たないと熱安
定性と経時安定性が劣り好ましくない。
本発明に使用される0−キノンジアジドのスルホニルク
ロライド化合物としては、例えば1.2−ペンゾキノン
−2−ジアジド−4−スルホニルクロライド、1.2−
ナフトキノン−2−ジアジド−4−スルホニルクロライ
ド、1.2−ナフトキノン−2−ジアジド−5−スルホ
ニルクロライドなどがある。
0−キノンジアジドのスルホニルクロライドの如きスル
ホニルハライドと前記の本発明によるレゾール型フェノ
ール樹脂との縮合生成物は次のようにして合成される。
すなわち、0−キノンジアジドの例えばスルホニルクロ
ライドと該レゾール型フェノール樹脂とをジオキサン、
メチルエチルケトン、テトラヒドロフラン、ジメチルホ
ルムアミド(D、MF)等のような溶剤に溶解し、室温
50℃に加熱攪拌下、炭酸ナトリウム等のアルカリを加
えることによって容易にエステル化が行われる。本発明
によるレゾール型フェノール樹脂に対する酸クロライド
の反応比率は重量比で1:0.1〜0.2:1の割合の
ものが使用可能であるが、最適の比率は1:0.3〜l
:1である。次に本発明における0−キノンジアジド化
合物とレゾール型フェノール樹脂との縮合生成物の代表
的な合成例を示す。
合成例7 合成例1のレゾール型フェノール樹脂17gをメチルエ
チルケトン/DMF (5/1)60〜lに溶解させ、
別途用意した1、2−ナフトキノン−2−ジアジド−5
−スルホニルクロライド17gのメチルエチルケトン/
DMF (5/1)90ml溶液に添加した。1時間室
温にて攪拌した後トリエチルアミンを6.4g滴下し、
更に水5mlヲ加え、トリエチルアミンにて反応系のp
Hを6.0〜6.5に調整した。この反応溶液を攪拌し
ながら、冷水1.21中に投入し、析出した黄色粉末を
濾取した。再沈にてfii製した後、乾燥した結果、粉
末26gが得られた。U■スペクトルにより算出した樹
脂の単位骨格当りのエステル化率は46%であった。
合成例8 合成例3のレゾール型フェノール樹脂20gをメチルエ
チルケトン/DMF (5/l)60mj2に溶解させ
、別途用意した1、2−ナフトキノン−2−ジアジド−
5−スルホニルクロライド20gのメチルエチルケトン
/DMF (5/1)90ml溶液に添加した。1時間
、室温にて攪拌した後、トリエチルアミンを7.5g滴
下し、更に水5mlを加え、トリエチルアミンにて反応
系のpHを6.0〜6.5に調整した。この反応溶液を
攪拌しながら、冷水1.21中に投入し、析出した黄色
粉末を濾取した。再沈にて精製した後、乾燥した結果、
粉末30gが得られた。U■スペクトルにより算出した
樹脂の単位骨格当りのエステル化率は49%であった。
比較例4 比較例2の通常のレゾール型フェノール樹脂17gをメ
チルエチルケトン/DMF (5/1)60m1に溶解
させ、別途用意した1、2−ナフトキノン−2−ジアジ
ド−5−スルホニルクロライド17gのメチルエチルケ
トン/ D M F (5/1)90m1溶液に添加し
た。1時間室温にて攪拌した後トリエチルアミンを6.
4g滴下し、更に水5ml1を加え、トリエチルアミン
にて反応系のpHを6.0〜6.5に調整した。この反
応溶液を攪拌しながら、冷水1.21中に投入し、析出
した黄色粉末を濾取した。再沈にて精製した後、乾燥し
た結果、粉末28gが得られた。U■スペクトルにより
算出した樹脂の単位骨格当りのエステル化率は47%で
あった。
比較例5 比較例3のノボラック型フェノール樹脂20gをメチル
エチルケトン/DMF (5/ 1 )60〜lに溶解
させ、別途用意した1、2−ナフトキノン−2−ジアジ
ド−5−スルホニルクロライド20gのメチルエチルケ
トン/DMF (5/1)90m1溶液に添加した。1
時間、室温にて攪拌した後、トリエチルアミンを7.5
g滴下し、更に水5mlを加え、トリエチルアミンにて
反応系のpHを6.0〜6.5に調整した。この反応溶
液を攪拌しながら、冷水1.21中に投入し、析出した
黄色粉末を濾取した。再沈にて精製した後、乾燥した結
果、粉末32gが得られた。U■スペクトルにより算出
した樹脂の単位骨格当りのエステル化率は51%であっ
た。
本発明における0−キノンジアジド化合物の感光性組成
物中に占める量は2〜60重量%であり、より好ましく
は5〜40%である。
本発明の感光性組成物中には感光性成分として本発明に
おける0−キノンジアジド化合物だけを用いても良いが
、公知のO−ナフトキノンジアジド化合物とともに用い
た方が好ましい。
公知の0−ナフトキノンジアジド化合物としては、特公
昭43−28403号公報に記載されている1、2−ナ
フトキノン−2−ジアジド−5−スルホニルクロライド
とピロガロール−アセトン樹脂とのエステルであるもの
が最も好ましい。その他の好適な公知のオルトキノンジ
アジド化合物としては、米国特許第3.046.120
号および同第3゜188、210号明細書中に記載され
ている1、2−ジアゾナフトキノンスルホン酸クロライ
ドとフェノール−ホルムアルデヒド樹脂とのエステルが
ある。
その池水発明に使用できる公知の0−ナフトキノンジア
ジド化合物としては、特開昭47−5303号、同町4
8−63802号、同町48−63803号、同町48
−96575号、同町49−38701号、同町48−
13354号、特公昭41−11222号、同昭45−
9610号、同町49−17481号などの各公報、米
国特許第2、797.213号、同第3.454.40
0号、同第3.544.323号、同第3.573.9
17号、同第3.674.495号、同第3゜785、
825号、英国特許第1.227.602号、同第1.
251゜345号、同第1.267、005号、同第1
.329.888号、同第1、330.932号、ドイ
ツ特許第854.890号などの各明細書中に記載され
ているものをあげることができる。
本発明の感光性組成物中に占める。−キノンジアジド化
合物の量は公知のものと、本発明におけるものとの合計
で10〜60重量%でより好ましくは20〜40重量%
である。
本発明の組成物中には、ノボラック型フェノールホルム
アルデヒド樹脂、ノボラック型フェノールホルムアルデ
ヒド樹脂、フェノール変性キシレン樹脂、ポリヒドロキ
シスチレン、ポリハロゲン化ヒドロキシスチレン等、公
知のアルカリ可溶性高分子化合物を含有させることがで
きる。また本発明にかかわるレゾール型フェノール樹脂
を含有させることができる。かかるアルカリ可溶性の高
分子化合物は全組成物の90重量%以下の添加量で用い
られる。
本発明の組成物中には、感度を高めるために環状酸無水
物、露光後直ちに可視像を得るための焼出し剤、画像着
色剤として染料やその他のフィラーなどを加えることが
できる。環状酸無水物としては米国特許第4.115.
128号明細書に記載されているように、無水フタル酸
、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フタル
酸、3,6−ニンドオキシーΔ4−テトラヒドロ無水フ
タル酸、テトラクロル無水フタル酸、無水マレイ酸、ク
ロル無水マレイン酸、α−フェニル無水マレイン酸、無
水コハク酸、ピロメリット酸等がある。これらの環状酸
無水物を全組成物中の1から15重量%含有させること
によって感度を最大3倍程度に高めることができる。
更に本発明の組成物中には、画像識別のための染料、た
とえばクリスタルバイオレット、メチルバイオレット、
マラカイトグリーン、ツクシン、パラブクシン、ビクト
リア・ブルーBH[保土谷化学工業■製〕、ビクトリア
・ピュアー・ブルー・BOHC保土谷化学工業■製〕、
オイルブルー#603〔オリエント化学工業側部〕、オ
イルピンク#312〔オリエント化学工業■製〕、オイ
ルレッド5B〔オリエント化学工業■製〕、オイルグリ
ーン#502[オリエント化学工業■製〕などを単独ま
たは混合して全感光性組成物に対して0.3〜15重量
%添加するのが好ましい。さらにこれらの染料と相互作
用をして色調を変えさせる光分解物を発生させる化合物
、たとえば特開昭50−36209号公報に記載の0−
ナフトキノンジアジド−4−スルホン酸ハロゲニド、特
開昭53−36223号公報に記載のトリハロメチル−
2−ピロンやトリハロメチルトリアジン、特開昭55−
62444号公報に記載の種々の0−ナフトキノンジア
ジド化合物、特開昭55−77742号公報に記載の2
−トリハロメチル−5−アリール−1,3,4−オキサ
ジアゾール化合物などを添加することが出来る。これら
の化合物は単独又は混合して使用することが出来、添加
量は0.3〜15重量%が好ましい。
その池水発明の組成物中には、充てん剤、塗布性を改良
するための例えばセルロースアルキルエーテル類、エチ
レンオキサイド系界面活性剤(たとえば3M社製FC−
430、FC−431)、また塗膜の物性を改良するた
めに、例えばフタル酸ジブチル、ブチルグリコレート、
リン酸トリクレジル、アジピン酸ジオクチル等の可塑剤
など種種の目的に応じて各種添加剤を加えることができ
る。充てん剤を加えることによって塗膜の物理的性質を
より一層向上させることができるばかりでなく、感光層
表面のマット化が可能となり、画像焼付は時の真空密着
性がよくなり、いわゆる焼ボケを防止することができる
。このような充てん剤としては、タルク粉末、ガラス粉
末、粘土、デンプン、小麦粉、とうもろこし粉、テフロ
ン粉末等がある。
またこれらの組成物中には、皮膜の耐摩耗性をさらに改
良するために公知の高分子化合物を加えることができる
。これらの高分子化合物としては、ポリビニルホルマー
ル樹脂、ポリビニルブチラール樹脂のようなポリビニル
アセタール樹脂、線状ポリウレタン樹脂、アニオン性ポ
リウレタン樹脂、エポキシ樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、
ナイロン、ポリエステル樹脂、ポリビニルエーテル、ア
クリル樹脂等を単独または混合して使用することができ
、添加量は2〜40重量%が好ましい。
(支持体) 本発明の感光性組成物を塗布して画像形成材料を製造す
るのに使用できる支持体とし−Cは、適当な表面処理を
施したアルミニウム、紙、プラスチックフィルム、及び
それらの積層体があげられる。
プラスチックフィルムの材質は例えば、ポリエチレン、
ポリプロピレン等のポリオレフィン、ポリ酢酸ビニル、
ポリ塩化ビニル等のビニル重合体、ポリエチレンテレフ
タレート、ポリエチレン−2゜6−ナフタレート等のポ
リエステル、セルローストリアセテート等のセルロース
アセテートがあげられる。積層体としては、紙の両側を
、表面処理を施したアルミニウムで被覆したもの、ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの両側もしくは片側を
、表面処理を施したアルミニウムで被覆したもの、ポリ
プロピレンフィルムの両側もしくは片側を、表面処理を
施したアルミニウムで被覆したもの等があげられる。
(画像形成材料) 本発明に係る感光性組成物を用いて画像形成材料を製造
するには、組成物を溶剤に溶解し、支持体に塗布し、乾
燥する。溶剤としては、エチレンジクロライド、シクロ
ヘキサノン、メチルエチルケトン、メチルセロソルブア
セテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルア
セテート、n−ブチルプロピオネート、3.3−ジメチ
ルブチルアセテート、2−エトキシテトラヒドロピラン
、エチレングリコール−モノ−t−ブチルエーテル、ト
ルエン、酢酸エチル、2−ヘプタノン、2.4−ペンタ
ンジオン、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ、アセ
トン、メタノール、ジメチルホルムアミド、ジメチルス
ルホキサイド、ジオキサン、テトラヒドロフラン、水な
どがありこれらの溶剤を単独あるいは混合して使用する
。そして固形分濃度は2〜50重量%が適当である。塗
布はグラビアコート、バーコード、リバースロールコー
ト、ホワイラー、スピナー、カーテン、エクストルージ
ョンビード、スライスビード等の塗布装置を用いて行な
うのが一般的である。また画像形成材料の表面物性コン
トロールのために、現像水可溶性又は浸透性の保護層や
マット層を設けてもよい。
上記のようにしてつくられた画像形成材料は、まず活性
光線により露光される。活性光線の光源としては例えば
、水銀灯、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ケ
ミカルランプ、カーボンアーク灯などがある。また高密
度エネルギービーム(レーザービーム又は電子線)によ
る走査露光も本発明に使用することができる。このよう
なレーザービームとしてはヘリウム・ネオンレーザ−、
アルゴンレーザー、クリプトンイオンレーザ−、ヘリウ
ム・カドミウムレーザーなどがある。
本発明の感光性組成物にだいする現像薬としては、ケイ
酸ナトリウム、ケイ酸カリウ、ム、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウ
ム、第ニリン酸ナトリウム、第三リン酸アンモニウム、
第ニリン酸アンモニウム、メタケイ酸ナトリウム、重炭
酸ナトリウム、アンモニア水などのような無機アルカリ
剤やモノエタノールアミン又はジェタノールアミンなど
のような有機アルカリ剤の水溶液が適当であり、それら
の濃度が0.1〜10重量%、好ましくは0.5〜5重
量%になるように添加される。
また、該アルカリ性水溶液には、必要に応じ界面活性剤
やアルコールなどのような有機溶媒を加えることができ
る。
(画像形成材料の加熱硬化処理) 現像した画像形成材料の耐刷性等をさらに向上させるた
めに加熱硬化処理を行う。この加熱処理は、たとえば特
公昭47−44045号公報に記載されているような各
種の公知の方法により行うことができる。本発明による
感光性組成物を用いた画像形成材料は、従来のものにく
らべて容易に加熱硬化し、耐刷性等を向上させることが
できる。
たとえば本発明による感光性組成物を用いた印刷版は、
従来より低い温度で、あるいは同一温度のばあいには従
来より短い時間加熱処理することにより、従来品と同等
またはそれ以上の耐刷性を有する印刷版となる。一般に
、本発明の画像形成材料は、140℃〜260℃、特に
150℃〜210℃の範囲の温度で、20秒〜20分間
、特に1〜7分間加熱処理することにより目的を達成す
ることができる。この温度範囲の上限値より高い温度で
も安定な支持体材料を用いたばあいには、この上限値よ
り高い温度で加熱処理を行うことができる。したがって
このばあいには、加熱時間をさらに短縮することができ
る。
ところで一般に加熱処理温度が高いばあいには非画像部
が汚れ易くなる。このため従来、この加熱処理前に、水
溶性化合物による前処理等が行われている。本発明の画
像形成材料を加熱処理するばあいにも、このような前処
理を行うことができ。
るが、通常はその必要がない。特に低い温度、たとえば
140℃〜210℃で加熱処理を行うばあい、非画像部
に汚染物が付着することはほとんどなく、仮りに付着し
たばあいにも簡単に除去できる。したがって、本発明の
画像形成材料については、加熱処理前のこのような処理
は通常省略することができる。
このようにして加熱処理された本発明の画像形成材料は
、各種有機溶剤、印刷インキ、プレートクリーナー、P
Iインキ等、製版工程や印刷工程に使用される各種薬品
類に不溶性となり、耐薬品性に優れている。
〔発明の効果〕
本発明によれば、適性な現像条件の範囲及び優れた経時
安定性を有し、現像後、低い温度で加熱硬化できる画像
形成材料が得られる。また本発明によれば印刷汚れがな
く、かつ耐刷力の大きい印刷版が得られる。
〔実施例〕
以下実施例を挙げて本発明を例証するが本発明の実施態
様はこれらに限定されない。
厚さ0.3mmの28材アルミニウム板を、80℃に保
持された第三リン酸ナトリウムの10%水溶液に30秒
間浸漬して脱脂し、バミススラリーをこのアルミニウム
板の上に流しながらナイロンブラッシでこすって砂目を
立て、続いて60℃のアルミン酸ナトリウムで10秒間
エツチングし、引き続き硫酸水素ナトリウム3%水溶液
で洗滌した。
このアルミニウム板を20%硫酸中で電流密度2A/d
m2 において2分間陽極酸化し、その後の工程で70
℃の2.5%珪酸ナトリウム水溶液で1分間処理し、水
洗乾燥した。続いて、下記感光液をホイラーにより塗布
し、100℃、2分間乾燥した。
合成例7記載の化合物        2.5g比較例
3記載のノボラック型     5.5gクレゾール樹
脂 メチルエチルケトン         75gシクロへ
キサノン          60g乾燥後膜重量は2
.5 g /m2であった。
これをサンプル[A)とする。比較のために上記感光液
に合成例7記載の化合物の代わりに比較例5記載の化合
物を同量用いて同様に塗布乾燥した。乾燥後膜重量は2
.5g/m″であった。これをサンプル[B]とする。
このようにして作られた感光性平版印刷版を真空焼枠中
で、透明ポジティブフィルムを通して、1mの距離から
富士フィルムPSライト(東芝メタルハライドランプM
U2000−2−OL型3kWの光源を有し、富士写真
フィルム側より販売されているもの)により、30秒間
露光を行った。
引続いてプレートを次の組成を有する現像液中に浸漬し
、現像を行った。
JISI号珪酸ソーダ      10gメタ珪酸ソー
ダ          5g純   水       
          180mJ!現像処理後、サンプ
ル[A)、(B)を加熱炉中で加熱した後、14°B6
のアラビアガム溶液を版面に塗布し、パフドライした。
こうして完成した印刷版を7日間保存後ハイデルベルグ
G、T、 0.型印刷機に取付けて・印刷した。サンプ
ル[A]と比較例サンプル〔B〕の加熱条件と耐刷枚数
を表3に示す。
表     3 本発明によるサンプル[A]は低温での加熱により耐刷
力が著しく増大し、さらに短時間での加熱によっても耐
刷力が著しく増大する。また加熱したサンプル[A]は
メチルエチルケトン、アセトン、アルコールのような有
機溶剤に不溶性となり耐薬品性が著しく増大した。
実施例2 実施例1で用いた支持体に下記感光液をホイラーにより
塗布し、100℃、2分間乾燥した。
合成例8記載の化合物      2.4gメチルエチ
ルケトン       75gシクロへキサノン   
      60g乾燥後膜重量は2.6g/m’であ
った。これをサンプル〔C〕とする。比較のために上記
感光液に合成例8記載の化合物の代わりに比較例4記載
の化合物を同量用いて同様に塗布乾燥した。乾燥後膜重
量は2.6g/m’であった。これをサンプル〔D〕と
する。
このようにして作られたサンプル〔C〕、〔D〕及び実
施例1のサンプル[A]、〔B〕を温度45℃、湿度7
5%の空気恒温槽中に10日間放置した。
このようにして作られた感光性平版印刷版を実施例1と
同様に露光し、現像、ガム引きを行なった。こうして完
成した印刷版をハイデルベルグG、T、O1型印刷機に
取付けて印刷した。本発明によるサンプル[A)、〔C
〕及び比較例サンプル〔B〕では空気恒温槽中に放置前
後とも汚れのない印刷物が得られたのに対し、比較例で
あるサンプル〔D〕では空気恒温槽中に放置前は汚れの
ない印刷物が得られたが、放置後は一部に汚れが生じた
。また本発明によるサンプル〔C〕を加゛熱炉中で、1
90℃3分間加熱した後、14℃B≦のアラビアガム溶
液を版面に塗布しパフドライした。こうして完成した印
刷版をハイデルベルグG。
T、0.型印刷機に取付けて印刷した。耐刷枚数は加熱
なしの9万枚に対して20万枚となり、著しい増大を示
した。すなわち本発明によるサンプル〔C〕は経時安定
性が優れ、かつ低温バーニングが可能である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)o−キノンジアジドのスルホニルハライドと、下
    記のレゾール型フェノール樹脂との縮合生成物を含有す
    ることを特徴とする感光性組成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2及びR_3は同一でも、異なっ
    ていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル
    基、ニトロ基、炭素数1〜20のアルキル基、アルコキ
    シ基、アシル基、フェニル基、置換フェニル基、である
    。〕 で表わされるフェノール類と、アルデヒド類および/ま
    たはケトン類との反応によって得られる、フェノール核
    に結合したジベンジリックエーテル結合、メチレン結合
    、メチロール結合の合計に占めるジベンジリックエーテ
    ル結合の割合が15モル%以上であるレゾール型フェノ
    ール樹脂。
  2. (2)o−キノンジアジドのスルホニルハライドと、下
    記のレゾール型フェノール樹脂との縮合生成物を含む感
    光性組成物を含むことを特徴とする感光性材料。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔式中、R_1、R_2及びR_3は同一でも、異なっ
    ていてもよく、水素原子、ハロゲン原子、ヒドロキシル
    基、ニトロ基、炭素数1〜20のアルキル基、アルコキ
    シ基、アシル基、フェニル基、置換フェニル基、である
    。〕 で表わされるフェノール類と、アルデヒド類および/ま
    たはケトン類との反応によって得られる、フェノール核
    に結合したジベンジリックエーテル結合、メチレン結合
    、メチロール結合の合計に占めるジベンジリックエーテ
    ル結合の割合が15モル%以上であるレゾール型フェノ
    ール樹脂。
JP6866185A 1985-03-22 1985-04-01 感光性組成物および感光性材料 Pending JPS61228439A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6866185A JPS61228439A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 感光性組成物および感光性材料
US06/842,217 US4732840A (en) 1985-03-22 1986-03-21 Planographic printing plate method using light sensitive material including phenolic resol with dibenzylic ether groups
EP86103928A EP0196031A3 (en) 1985-03-22 1986-03-21 Light-sensitive compositions and light-sensitive materials
US07/108,278 US4842983A (en) 1985-03-22 1987-10-14 Light-sensitive compositions and light-sensitive materials with phenolic resol having dibenzylic ether linkages

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6866185A JPS61228439A (ja) 1985-04-01 1985-04-01 感光性組成物および感光性材料

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61228439A true JPS61228439A (ja) 1986-10-11

Family

ID=13380111

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6866185A Pending JPS61228439A (ja) 1985-03-22 1985-04-01 感光性組成物および感光性材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61228439A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133094A (ja) * 2003-10-21 2005-05-26 Samsung Electronics Co Ltd レゾールを含有する樹脂溶液、これを使用して形成された硬化樹脂膜およびこれを使用して硬化樹脂膜を形成する方法
JPWO2014156713A1 (ja) * 2013-03-23 2017-02-16 旭有機材株式会社 ベンジリックエーテル型フェノール樹脂及びその樹脂組成物並びにそれらを用いて得られた結合剤及び炭化物

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271224A (en) * 1975-12-11 1977-06-14 Toshiba Corp Positive type light sensitive composition
JPS57172337A (en) * 1981-04-17 1982-10-23 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd Photosensitive resin composition
JPS61217034A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物および感光性材料

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5271224A (en) * 1975-12-11 1977-06-14 Toshiba Corp Positive type light sensitive composition
JPS57172337A (en) * 1981-04-17 1982-10-23 Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd Photosensitive resin composition
JPS61217034A (ja) * 1985-03-22 1986-09-26 Fuji Photo Film Co Ltd 感光性組成物および感光性材料

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005133094A (ja) * 2003-10-21 2005-05-26 Samsung Electronics Co Ltd レゾールを含有する樹脂溶液、これを使用して形成された硬化樹脂膜およびこれを使用して硬化樹脂膜を形成する方法
JPWO2014156713A1 (ja) * 2013-03-23 2017-02-16 旭有機材株式会社 ベンジリックエーテル型フェノール樹脂及びその樹脂組成物並びにそれらを用いて得られた結合剤及び炭化物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS58134631A (ja) 感光性組成物
JP2944296B2 (ja) 感光性平版印刷版の製造方法
EP0070201B1 (en) A photosensitive composite
JPS6389864A (ja) 感光性平版印刷版
JPS61228439A (ja) 感光性組成物および感光性材料
JPS61217034A (ja) 感光性組成物および感光性材料
JPS62163055A (ja) ポジ型感光性平版印刷版
JPS5988734A (ja) 感光性組成物
JP2704319B2 (ja) 感光性組成物
JP2956102B2 (ja) 平版印刷版用感光性組成物
US5143815A (en) Light-sensitive mixture based on 1,2-naphthoquinone-diazides, and reproduction material produced with this mixture
JPS6320326B2 (ja)
JPH0340381B2 (ja)
JPS61217035A (ja) 印刷版の製造方法
JPH0469661A (ja) 感光性組成物
JP2591643B2 (ja) 0−キノンジアジド化合物を含有する感光材料の現像液
JP2754304B2 (ja) 感光性平版印刷版
JPH11194489A (ja) 平版印刷版用感光性組成物
JPH04204453A (ja) 感光性組成物
JP3105712B2 (ja) ポジ型感光性組成物
JPH05131773A (ja) 感光性平版印刷版
JPH0695375A (ja) 感光性平版印刷版
JPH02189546A (ja) 平版印刷版の製造方法
JPS6320327B2 (ja)
JPS6375003A (ja) 砂目立てされた支持体を有する感光性平版印刷版の感光性組成物高分子化合物の製造方法