JPH05131773A - 感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性平版印刷版

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JPH05131773A
JPH05131773A JP29570291A JP29570291A JPH05131773A JP H05131773 A JPH05131773 A JP H05131773A JP 29570291 A JP29570291 A JP 29570291A JP 29570291 A JP29570291 A JP 29570291A JP H05131773 A JPH05131773 A JP H05131773A
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JP
Japan
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photosensitive layer
compound
photosensitive
plate
acid
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Application number
JP29570291A
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English (en)
Inventor
Shuichi Takamiya
周一 高宮
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 アルミニウム板を砂目立てし、陽極酸化した
後、蒸気によって、感光層を塗布する側(表面)の陽極
酸化皮膜の封孔率を40%〜95%にし、感光層を塗布
しない側(裏面)の陽極酸化皮膜の封孔率を80%以上
にして、表面に感光層を塗設した感光性平版印刷版。 【効果】 本発明の感光性印刷版は、アルカリ現像液に
対するアルミニウムの溶解量が少なく、現像液中のカ
ス、ヘドロの発生が抑制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は陽極酸化したアルミニウ
ム支持体の表面、裏面を封孔処理して、pH12.5以上の
アルカリ現像液に対する陽極酸化アルミニウムの溶解を
抑制させる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム上に感光性組成物を薄層上
に塗設した感光性平版印刷版(いわゆるPS版)は、ア
ルミニウム板を通常ブラシグレイン法やボールグレイン
法のような機械的な方法や、電解グレイン法のような電
気化学的な方法あるいは両者を組み合わせた方法等の粗
面化処理に付し、その表面を梨地状にした後、酸又はア
ルカリ等の水溶液によりエッチングし、さらに陽極酸化
処理を施した後、所望により親水化処理を施し、その上
に感光層を設けることにより製造される。このPS版は
通常、像露光、現像、修正、ガム引き工程を施して平版
印刷版とされ、これを印刷機に取り付けて印刷する。
【0003】上記のようなPS版の製造においてアルミ
ニウム版の陽極酸化を行うとき、感光層が設けられない
側の面(裏面)に電流が流れないようにするが、一部は
流れて裏面側も陽極酸化されてしまう。また、陽極酸化
処理槽の設備面及びアルミニウム板表面のこすれキズ対
策の点からある程度裏面に陽極酸化処理されることも必
要とされており、上記のようなPS版に含まれるアルミ
ニウム板は表裏両面に陽極酸化皮膜を有する。
【0004】この陽極酸化皮膜は、pH12.5未満の現像
液には溶解しないが、pH12.5以上の強アルカリの現像
液には溶解する。そのため、表面・裏面の陽極酸化皮膜
量が多くなればなる程アルカリ現像液に溶解する量も増
加し、それが液中に蓄積されカス、ヘドロとなり現像液
中に残り、自動現像機の洗浄性を悪くしたり、電導度等
を測定するセンサーに蓄積する等の問題が生じる。ケイ
酸アルカリ溶液で処理する場合、SiO2/M2O のモル比が
低い程、この傾向が強くなる。
【0005】尚、アルミニウム板は感光層の側からも溶
解されるが、裏面側から先に溶解されるので、現像時間
が短い場合には、裏面が溶解される量が多くなる。一
方、特願平2-306415号に示されているように、現像後の
感光層側の残色を減らすために蒸気処理をして、陽極酸
化皮膜を封孔する方法が知られている。封孔率が高すぎ
ると、ガム等の不感脂化処理が不十分な場合、非画像部
の親水性が低下し、印刷インキが汚れ易いという問題が
あり、封孔率として40%〜95%になるように蒸気処
理を行うことが上記出願に示されている。そして前記し
たPS版現像におけるアルカリ現像液中での陽極酸化皮
膜の溶解に関し、感光層側の陽極酸化皮膜の溶解が同様
の蒸気封孔で減少することが見出されたが、さらに今
回、裏面側に十分な蒸気を与え、裏面側の封孔率を80
%以上にすることで裏面側の陽極酸化皮膜の溶解も減少
し、上記のようなPS版をpH12.5以上のアルカリ現像
処理しても、カス、ヘドロが大幅に減少することが見出
された。
【0006】
【発明の解決すべき課題】従って本発明の目的は、アル
ミニウム支持体の特に裏側の陽極酸化皮膜が封孔されて
おり、これにより該陽極酸化皮膜のアルカリ現像液中へ
の溶解を抑制し、現像液中のカス、ヘドロを減少させる
ことができる平版印刷版を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべく鋭意検討した結果、アルミニウム板を砂
目立てし、陽極酸化した後、蒸気によって、感光層を塗
布する側(表面)の陽極酸化皮膜の封孔率を40%〜9
5%にし、感光層を塗布しない側(裏面)の陽極酸化皮
膜の封孔率を80%以上にして、表面に感光層を塗設し
た感光性平版印刷版により上記の目的を達成できること
を見い出し、本発明を完成するに至ったものである。
【0008】以下、本発明について順を追って詳しく説
明する。 (アルミニウム板)本発明において用いられるアルミニ
ウム板は純アルミニウムまたはアルミニウムを主成分と
し微量の異原子を含むアルミニウム合金等の板状体であ
る。この異原子には、ケイ素、鉄、マンガン、銅、マグ
ネシウム、クロム、亜鉛、ビスマス、ニッケル、チタン
等がある。合金組成としては、10重量%以下の異原子
含有率のものである。本発明に好適なアルミニウムは、
純アルミニウムであるが、完全に純粋なアルミニウム
は、製練技術上製造が困難であるので、できるだけ異原
子を含まないものがよい。また、上述した程度の異原子
含有率のアルミニウム合金であれば、本発明に使用しう
る素材ということができる。このように本発明に使用さ
れるアルミニウム板は、その組成が特に限定されるもの
ではなく、従来公知、公用の素材のものを適宜利用する
ことができる。本発明に用いられるアルミニウム板の厚
さは、約0.1mm〜0.5mm程度である。
【0009】アルミニウム板は先ず、表面の圧延油を除
去するための、例えば界面活性剤又はアルカリ性水溶液
で処理する脱脂処理が所望により行われる。 (砂目立て処理)アルミニウム板の感光層が設けられる
側の表面は砂目立てされる。この砂目立ては感光層が設
けられない裏面には行われないのが普通である。この砂
目立ての方法には、機械的に表面を粗面化する方法、電
気化学的に表面を粗面化する方法及び化学的に表面を選
択溶解させる方法がある。機械的に表面に粗面化する方
法としては、ボール研摩法、ブラシ研摩法、ブラスト研
摩法、バフ研摩法等の公知の方法を用いることができ
る。また、電気化学的な粗面化法としては塩酸又は硝酸
電解液中で交流により電解を行って粗面化する方法があ
る。また、特開昭54-63902号公報に開示されているよう
に両者を組合せた方法も利用することができる。
【0010】このようにして粗面化されたアルミニウム
板は、必要に応じてアルカリエッチング処理及び中和処
理される。 (陽極酸化処理)アルミニウム板の陽極酸化処理に用い
られる電解質としては多孔質酸化皮膜を形成しえるもの
であればいかなるものでも使用することができるが、一
般には硫酸、リン酸、蓚酸、クロム酸あるいはそれらの
混酸が用いられ、それらの電解質の濃度は電解質の種類
によって適宜決められる。
【0011】陽極酸化の処理条件は、用いる電解質によ
り種々変わるので一概に特定し得ないが、一般的には電
解質の濃度が1〜80重量%、液温が5〜70℃、電流
密度が5〜60A/dm2 、電圧が1〜100V、電解時
間が10秒〜50分の範囲にあれば適当である。陽極酸
化皮膜の量は0.1〜10g/m2とすることができるが、
裏面側の陽極酸化皮膜量が0.5g/m2を越える場合は、
封孔処理によりアルミニウムの溶解は抑制されるが、カ
ス、ヘドロの減少は充分ではない。
【0012】従って特開昭57-47894号に記載されている
ような手段で裏面側の陽極酸化皮膜量を0.1g/m2〜0.
5g/m2に減らすことが好ましい。特開昭57-47894号に
は、金属板の電解処理が行われる領域における電極とは
反対側の表面に電気絶縁板を近接配置して電解処理を行
い、裏面の酸化皮膜量を1.5g/m2から0.5g/m2に減
らすことが記載されている。 (封孔処理)封孔処理とは、多孔質陽極酸化皮膜の穴を
金属酸化物又は水酸化物でふさいでしまう処理である。
簡便な封孔方法としては、蒸気または熱水により封孔す
る方法があり、熱水を使用すると熱水中の微量の不純物
によって封孔の割合が変動する恐れがあるが、蒸気によ
る封孔は、蒸気槽内の温度管理さえ行えば安定に封孔で
きるという長所がある。従って、本発明では多孔質酸化
皮膜を蒸気で封孔する。
【0013】蒸気によって封孔する場合には、加圧又は
常圧の水蒸気が用いられる。常圧の蒸気を用いた場合の
処理条件は、相対湿度が70%以上蒸気温度95℃以上
で2秒から2分間程度の処理時間が適当である。本発明
でアルミニウム板の裏面側の封孔を十分行う方法とし
て、湯沸し方式で蒸気を発生させてその上にアルミニ
ウム板を走らせる方法、蒸気ノズルを上側に向けて蒸
気をアルミニウム板の裏面側から吹きかける方法等があ
る。
【0014】ここで、封孔の目安として、封孔率を用い
ることにする。封孔率とは、酸化皮膜の表面積の減少の
割合を表わし、下記の式で定義される。 上記表面積は、簡易BET方式であるQUANTASORB(カン
タソーブ、湯浅アイオニクス〔株〕製)を使って測定し
た値である。
【0015】このようにして得られた平版印刷版用支持
体の表側には、従来より知られている親水性下塗り層、
感光層を設けて感光性平版印刷版を得ることができ、こ
れを製版処理して得た平版印刷版は優れた性能を有して
いる。 (親水性下塗り層)本発明に使用される親水性下塗り層
の好ましいものは、特開昭60-149491 号公報に開示され
ている、少なくとも1個のアミノ基と、カルボキシル基
及びその塩の基並びにスルホ基及びその塩の基からなる
群から選ばれた少なくとも1個の基とを有する化合物か
らなる親水層、特開昭60-232998 号公報に開示されてい
る、少なくとも1個のアミノ基と少なくとも1個の水酸
基を有する化合物及びその塩から選ばれた化合物からな
る親水層、特開昭62-19494号公報に開示されているリン
酸塩を含む親水層、特開昭59-101651 号公報に開示され
ているスルホ基を有するモノマー単位の少なくとも1種
を繰り返し単位として分子中に含む高分子化合物からな
る親水層等が含まれる。 (感光層)本発明に使用される感光層の組成物として
は、露光の前後で現像液に対する溶解性又は膨潤性が変
化するものであればいずれも使用できる。以下その代表
的なものについて説明する。 (A) o−キノンジアジド化合物からなる感光層 ポジ型感光性組成物の感光性化合物としては、o−キノ
ンジアジド化合物が挙げられ、その代表としてo−ナフ
トキノンジアジド化合物が挙げられる。
【0016】o−ナフトキノンジアジド化合物として
は、特公昭43-28403号公報に記載されている1,2−ジ
アゾナフトキノンスルホン酸クロライドとピロガロール
−アセトン樹脂とのエステルであるものが好ましい。そ
の他の好適なo−キノンジアジド化合物としては、米国
特許第3,046,120 号及び同第3,188,210 号明細書中に記
載されている1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸ク
ロライドとフェノール−ホルムアルデヒド樹脂とのエス
テルがある。その他の有用なo−ナフトキノンジアジド
化合物としては、数多くの特許に報告され、知られてい
るものが挙げられる。たとえば、特開昭47-5303 号、同
48-63802号、同48-63803号、同48-96575号、同49-38701
号、同48-13354号、特公昭37-18015号、同41-11222号、
同45-9610号、同49-17481号公報、米国特許第2,797,213
号、同第3,454,400 号、同第3,544,323 号、同第3,57
3,917 号、同第3,674,495 号、同第3,785,825 号、英国
特許第1,227,602 号、同第1,251,345 号、同第1,267,00
5 号、同第1,329,888 号、同第1,330,932 号、ドイツ特
許第854,890 号等の各明細書中に記載されているものを
挙げることができる。
【0017】本発明において特に好ましいo−ナフトキ
ノンジアジド化合物は、分子量1,000以下のポリヒド
ロキシ化合物と1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸
クロライドとの反応により得られる化合物である。この
ような化合物の具体例は、特開昭51-139402 号、同58-1
50948 号、同58-203434 号、同59-165053 号、同60-121
445 号、同60-134235 号、同60-163043 号、同61-11874
4 号、同62-10645号、同62-10646号、同62-153950 号、
同62-178562 号、同64-76047号、米国特許第3,102,809
号、同第3,126,281 号、同第3,130,047 号、同第3,148,
983 号、同第3,184,310 号、同第3,188,210 号、同第4,
639,406 号等の各公報又は明細書に記載されているもの
を挙げることができる。
【0018】これらのo−ナフトキノンジアジド化合物
を合成する際は、ポリヒドロキシ化合物のヒドロキシル
基に対して1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸クロ
リドを0.2〜1.2当量反応させることが好ましく、0.3
〜1.0当量反応させることがさらに好ましい。1,2−
ジアゾナフトキノンスルホン酸クロリドとしては、1,
2−ジアゾナフトキノン−5−スルホン酸クロリドが好
ましいが、1,2−ジアゾナフトキノン−4−スルホン
酸クロリドも用いることができる。
【0019】また得られるo−ナフトキノンジアジド化
合物は、1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸エステ
ル基の位置及び導入量の種々異なるものの混合物となる
が、ヒドロキシル基がすべて1,2−ジアゾナフトキノ
ンスルホン酸エステルに転換された化合物がこの混合物
中に占める割合(完全にエステル化された化合物の含有
率)は5モル%以上である事が好ましく、さらに好まし
くは20〜99モル%である。
【0020】またo−ナフトキノンジアジド化合物を用
いずにポジ型に作用する感光性化合物として、例えば特
公昭56-2696 号に記載されているo−ニトロカルビノー
ルエステル基を有するポリマー化合物も本発明に使用す
ることができる。更に光分解により酸を発生する化合物
と、酸により解離する−C−O−C−基又は−C−O−
Si基を有する化合物との組合せ系も本発明に使用するこ
とができる。
【0021】例えば光分解により酸を発生する化合物と
アセタール又はO,N−アセタール化合物との組合せ
(特開昭48-89003号)、オルトエステル又はアミドアセ
タール化合物との組合せ(特開昭51-120714 号)、主鎖
にアセタール又はケタール基を有するポリマーとの組合
せ(特開昭53-133429 号)、エノールエーテル化合物と
の組合せ(特開昭55-12995号)、N−アシルイミノ炭素
化合物との組合せ(特開昭55-126236 号)、主鎖にオル
トエステル基を有するポリマーとの組合せ(特開昭56-1
7345号)、シリルエステル化合物との組合せ(特開昭60
-10247号)及びシリルエーテル化合物との組合せ(特開
昭60-37549号、特開昭60-121446 号)等が挙げられる。
【0022】本発明の感光性組成物中に占めるこれらの
ポジ型に作用する感光性化合物(上記のような組合せを
含む)の量は10〜50重量%が適当であり、より好ま
しくは15〜40重量%である。o−キノンジアジド化
合物は単独でも感光層を構成し得るが、結合剤(バイン
ダー)としてのアルカリ水に可溶な樹脂と共に使用する
ことが好ましい。このようなアルカリ水に可溶性の樹脂
としては、この性質を有するノボラック樹脂があり、た
とえばフェノールホルムアルデヒド樹脂、m−クレゾー
ルホルムアルデヒド樹脂、p−クレゾールホルムアルデ
ヒド樹脂、m−/p−混合グレゾールホルムアルデヒド
樹脂、フェノール/クレゾール(m−、p−、又はm−
/p−混合のいずれでもよい)混合ホルムアルデヒド樹
脂等のクレゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノール変
性キシレン樹脂、ポリヒドロキシスチレン、ポリハロゲ
ン化ヒドロキシスチレン、特開昭51-34711号公報に開示
されているようなフェノール性水酸基を含有するアクリ
ル系樹脂、特開平2-866 号公報に記載のスルホンアミド
基を有するアクリル系樹脂や、ウレタン系の樹脂等種々
のアルカリ可溶性の高分子化合物を含有させることがで
きる。これらのアルカリ可溶性高分子化合物は、重量平
均分子量が500〜20,000で数平均分子量が200
〜60,000のものが好ましい。
【0023】このようなアルカリ可溶性の高分子化合物
は全組成物の70重量%以下の添加量で用いられる。更
に、米国特許第4,123,279 号明細書に記載されているよ
うに、t−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹脂、オ
クチルフェノールホルムアルデヒド樹脂のような、炭素
数3〜8のアルキル基を置換基として有するフェノール
とホルムアルデヒドとの縮合物を併用することは画像の
感脂性を向上させる上で好ましい。
【0024】本発明における感光性組成物中には、感度
を高めるために環状酸無水物、露光後直ちに可視像を得
るための焼出し剤、画像着色剤としての染料やその他の
フィラー等を加えることができる。環状酸無水物として
は米国特許第4,115,128 号明細書に記載されているよう
に無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒ
ドロ無水フタル酸、3,6−エンドオキシ−Δ4 −テト
ラヒドロ無水フタル酸、テトラクロル無水フタル酸、無
水マレイン酸、クロル無水マレイン酸、α−フェニル無
水マレイン酸、無水コハク酸、無水ピロメリット酸等が
ある。これらの環状酸無水物を全組成物の重量に対して
1から15重量%含有させることによって感度を最大3
倍程度に高めることができる。露光後直ちに可視像を得
るための焼出し剤としては露光によって酸を放出する感
光性化合物と塩を形成し得る有機染料の組合せを代表と
して挙げることができる。具体的には特開昭50-36209号
公報、特開昭53-8128 号公報に記載されているo−ナフ
トキノンジアジド−4−スルホン酸ハロゲニドと塩形成
性有機染料の組合せや特開昭53-36223号、同54-74728
号、同60-3626 号、同61-143748 号、同61-151644 号、
同63-58440号公報に記載されているトリハロメチル化合
物と塩形成性有機染料の組合せを挙げることができる。
画像の着色剤として前記の塩形成性有機染料以外に他の
染料も用いることができる。塩形成性有機染料を含めて
好適な染料として油溶性染料及び塩基染料を挙げること
ができる。具体的には、オイルイエロー#101、オイ
ルイエロー#130、オイルピンク#312、オイルグ
リーンBG、オイルブルーBOS、オイルブルー#60
3、オイルブラックBY、オイルブラックBS、オイル
ブラックT−505(以上、オリエント化学工業株式会
社製)、ビクトリアピュアブルー、クリスタルバイオレ
ット(CI42555)、メチルバイオレット(CI4
2535)、ローダミンB(CI45170B)、マラ
カイトグリーン(CI42000)、メチレンブルー
(CI52015)等を挙げることができる。また、特
開昭62-293247 号公報に記載されている染料は特に好ま
しい。
【0025】本発明における感光性組成物は、上記各成
分を溶解する溶媒に溶かして支持体上に塗布する。ここ
で使用する溶媒としては、エチレンジクロライド、シク
ロヘキサノン、メチルエチルケトン、エチレングリコー
ルモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチル
エーテル、2−メトキシエチルアセテート、1−メトキ
シ−2−プロパノール、1−メトキシ−2−プロピルア
セテート、トルエン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エ
チル、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、
ジメチルホルムアミド、水、N−メチルピロリドン、テ
トラヒドロフルフリルアルコール、アセトン、ジアセト
ンアルコール、メタノール、エタノール、イソプロパノ
ール、ジエチレングリコール、ジメチルエーテル等があ
り、これらの溶媒を単独あるいは混合して使用する。そ
して、上記成分の溶液中の濃度(固形分)は、2〜50
重量%である。また、塗布量は用途により異なるが、例
えば感光性平版印刷版についていえば一般的に固形分と
して0.5〜3.0g/m2が好ましい。塗布量が薄くなるに
つれ感光性は大になるが、感光膜の物性は低下する。
【0026】本発明における感光性組成物中には、塗布
性を良化するための界面活性剤、例えば特開昭62-17095
0 号公報に記載されているようなフッ素系界面活性剤を
添加することができる。好ましい添加量は、全感光性組
成物の0.01〜1重量%、さらに好ましくは0.05〜0.
5重量%である。 (B) ジアゾ樹脂とバインダーとからなる感光層 ネガ作用型感光性ジアゾ化合物としては米国特許第2,06
3,631 号及び同第2,667,415 号の各明細書に開示されて
いるジアゾニウム塩とアルドールやアセタールのような
反応性カルボニル基を含有する有機縮合剤との反応生成
物であるジフェニルアミン−p−ジアゾニウム塩とホル
ムアルデヒドとの縮合生成物(所謂感光性ジアゾ樹脂)
が好適に用いられる。この他の有用な縮合ジアゾ化合物
は特公昭49-48001号、同49-45322号、同49-45323号の各
公報等に開示されている。これらの型の感光性ジアゾ化
合物は通常水溶性無機塩の形で得られ、従って水溶液か
ら塗布することができる。また、これらの水溶性ジアゾ
化合物を特公昭47-1167 号公報に開示された方法により
1個又はそれ以上のフェノール性水酸基、スルホン酸基
又はその両者を有する芳香族又は脂肪族化合物と反応さ
せ、その反応生成物である実質的に水不溶性の感光性ジ
アゾ樹脂を使用することもできる。
【0027】また、特開昭56-121031 号公報に記載され
ているようにヘキサフルオロリン酸塩又は、テトラフル
オロホウ酸塩との反応生成物として使用することもでき
る。フェノール性水酸基を有する反応物の例としては、
ヒドロキシベンゾフェノン、4,4−ビス(4′−ヒド
ロキシフェニル)ペンタン酸、レゾルシノール、又はジ
レゾルシノールのようなジフェノール酸であって、これ
らは更に置換基を有していてもよい。ヒドロキシベンゾ
フェノンには2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2
−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2′
−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフェノン
又は2,2′,4,4′−テトラヒドロキシベンゾフェ
ノンが含まれる。好ましいスルホン酸としては、例えば
ベンゼン、トルエン、キシレン、ナフタリン、フェノー
ル、ナフトール及びベンソフェノン等のスルホン酸のよ
うな芳香族スルホン酸、又はそれ等の可溶性塩類、例え
ば、アンモニウム及びアルカリ金属塩が例示できる。ス
ルホン酸基含有化合物は、一般に低級アルキル、ニトロ
基、ハロ基、及び/又はもう一つのスルホン酸基で置換
されていてもよい。このような化合物の好ましいものと
しては、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、ナ
フタリンスルホン酸、2,5−シメチルベンゼンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸ナトリウム、ナフタリン−2
−スルホン酸、1−ナフトール−2(又は4)−スルホ
ン酸、2,4−ジニトロ−1−ナフトール−7−スルホ
ン酸、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン−
5−スルホン酸、m−(p′−アニリノフェニルアゾ)
ベンゼンスルホン酸ナトリウム、アリザリンスルホン
酸、o−トルイジン−m−スルホン酸及びエタンスルホ
ン酸等が挙げられる。アルコールのスルホン酸エステル
とその塩類もまた有用である。このような化合物は通常
アニオン性界面活性剤として容易に入手できる。その例
としてはラウリルサルフェート、アルキルアリールサル
フェート、p−ノニルフェニルサルフェート、2−フェ
ニルエチルサルフェート、イソオクチルフェノキシジエ
トキシエチルサルフェート等のアンモニウム塩又はアル
カリ金属塩が挙げられる。
【0028】これ等の実質的に水不溶性の感光性ジアゾ
樹脂は水溶性の感光性ジアゾ樹脂と前記の芳香族又は脂
肪族化合物の水溶液を好ましくはほぼ等量となる量で混
合することによって沈殿として単離される。また、英国
特許第1,312,925 号明細書に記載されているジアゾ樹脂
も好ましい。
【0029】また特願平2-53101 号明細書に記載されて
いるリンの酸素酸基を含有するジアゾ樹脂、また特願平
2-128379号明細書に記載されているカルボキシル基含有
アルデヒト又はそのアセタール化合物で縮合したジアゾ
樹脂、また特願平3-23031 号や同3-171379号明細書に記
載されているフェノキシ酢酸等のカルボキシ基含有芳香
族化合物との共縮合ジアゾ樹脂も好ましい。
【0030】ジアゾ樹脂の含有量は、感光層中に5〜5
0重量%含まれているのが適当である。ジアゾ樹脂の量
が少なくなれば感光性は当然大になるが、経時安定性が
低下する。最適のジアゾ樹脂の量は約8〜20重量%で
ある。一方、バインダーとしては、種々の高分子化合物
が使用され得るが、本発明においては、ヒドロキシ、ア
ミノ、カルボン酸、アミド、スルホンアミド、活性メチ
レン、チオアルコール、エポキシ等の基を含むものが望
ましい。このような好ましいバインダーには、英国特許
第1,350,521 号明細書に記されているシェラック、英国
特許第1,460,978 号及び米国特許第4,123,276 号の各明
細書に記されているようなヒドロキシエチルアクリレー
ト単位又はヒドロキシエチルメタクリレート単位を主な
る繰り返し単位として含むポリマー、米国特許第3,751,
257 号明細書に記されているポリアミド樹脂、英国特許
第1,074,392 号明細書に記されているフェノール樹脂及
び例えばポリビニルフォルマール樹脂、ポリビニルブチ
ラール樹脂のようなポリビニルアセタール樹脂、米国特
許第3,660,097 号明細書に記されている線状ポリウレタ
ン樹脂、ポリビニルアルコールのフタレート化樹脂、ビ
スフェノールAとエピクロルヒドリンから縮合されたエ
ポキシ樹脂、ポリアミノスチレンやポリアルキルアミノ
(メタ)アクリレートのようなアミノ基を含むポリマ
ー、酢酸セルロース、セルロースアルキルエーテル、セ
ルロースアセテートフタレート等のセルロース誘導体等
が包含される。
【0031】ジアゾ樹脂とバインダーからなる組成物に
は、更に、英国特許第1,041,463 号明細書に記されてい
るようなpH指示薬、米国特許第3,236,646 号明細書に記
載されているリン酸、染料等の添加剤を加えることがで
きる。 (C) アジド化合物とバインダー(高分子化合物)からな
る感光層 例えば英国特許第1,235,281 号、同第1,495,861 号の各
明細書及び特開昭51-32331号、同51-36128号公報等に記
されているアジド化合物と水溶性又はアルカリ可溶性高
分子化合物からなる組成物の他、特開昭50-5102 号、同
50-84302号、同50-84303号、同53-12984号の各公報等に
記されているアジド基を含むポリマーとバインダーとし
ての高分子化合物からなる組成物が含まれる。 (D) その他の感光性樹脂層 例えば、特開昭52-96696号公報に開示されているポリエ
ステル化合物、英国特許第1,112,277 号、同第1,313,39
0 号、同第1,341,004 号、同第1,377,747 号等の各明細
書に記載のポリビニルシンナメート系樹脂、米国特許第
4,072,528号及び同第4,072,527 号の各明細書等に記さ
れている光重合型フォトポリマー組成物が含まれる。 (E) 電子写真感光層 電子写真感光層は、主として光導電性化合物とバインダ
ーからなるが、感度向上、所望の感光波長域を得る等の
目的のために、必要に応じて公知の顔料、染料、化学増
感剤、その他の添加剤等を使用することができる。感光
層は単層あるいは電荷発生と電荷輸送の機能を分離した
複数の層から構成することができる。平版印刷版は、公
知の電子写真プロセスにより感光層上にトナー画像を形
成し、これをレジスト層として、非画像部の感光層を除
去することにより得ることができる。このような感光層
は、例えば、特公昭37-17162号、同38-6961 号、特開昭
56-107246 号、同60-254142 号、特公昭59-36259号、同
59-25217号、特開昭56-146145 号、同62-194257 号、同
57-147656 号、同58-100862 号、同57-161863号をはじ
め多数の刊行物に記載されており、これらはいずれも好
適に使用することができる。
【0032】感光層の膜厚は、0.1〜30μm 、より好
ましくは、0.5〜10μm で使用することができる。支
持体上に設けられる感光層の量(固形分)は約0.1〜約
7g/m2、好ましくは0.5〜4g/m2の範囲である。平
版印刷版は画像露光された後、常法により現像を含む処
理によって樹脂画像が形成される。例えば、感光層(A)
を有するポジ型感光性平版印刷版の場合には画像露光
後、米国特許第4,259,434 号及び特開平3-90388 号明細
書に記載されているようなアルカリ水溶液で現像するこ
とにより露光部分の感光層が除去されて、平版印刷版が
得られる。
【0033】またジアゾ樹脂とバインダーからなる感光
層(B) を有するネガ型感光性平版印刷版の場合には画像
露光後、例えば米国特許第4,186,006 号明細書に記載さ
れているような現像液で現像することにより、未露光部
分の感光層が除去されて平版印刷版が得られる。また、
特願平3-171379号又は同2-404539号明細書に記載のネガ
型感光性平版印刷版の場合には、同明細書に記載されて
いるようにアルカリ金属ケイ酸塩の水溶液で現像するこ
とができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の感光性平版印刷版は、アルカリ
現像液に対するアルミニウムの溶解量が少なく、カス、
ヘドロの発生が抑制される。
【0035】
【実施例】以下本発明を実施例により具体的に説明す
る。なお実施例中の%は、特に指定のない限り重量%と
する。 (実施例1)JIS 1050アルミニウムシートをパ
ミス水懸濁液を研磨剤として回転ナイロンブラシで表面
を砂目立てした。このときの表面粗さ(中心線平均粗
さ)は0.5μであった。水洗後、10%苛性ソーダ水溶
液を70℃に温めた溶液中に浸漬して、アルミニウムの
溶解量が6g/m2になるようにエッチングした。水洗
後、30%硝酸水溶液に1分間浸漬して中和し、十分水
洗した。その後に0.7%硝酸水溶液中で、陽極時電圧1
3ボルト、陰極時電圧6ボルトの矩形波交番波形電圧を
用いて20秒間電解粗面化を行い、20%硫酸の50℃
溶液中に浸漬して表面を洗浄した後、水洗した。さらに
20%硫酸水溶液中で直流を用いて多孔性陽極酸化皮膜
形成処理を行った。
【0036】電流密度5A/dm2 で電解を行い、電解時
間を調節して、表側の陽極酸化皮膜重量が2.5g/m2
裏側の陽極酸化皮膜重量が0.5g/m2の基板(I)を作
った。この基板(I)を、湯沸し方式で蒸気を発生させ
て蒸気温度100℃、相対湿度70%の条件で30秒処
理した基板(簡易BET方式のカンタソーブで表面積を
測定し求めた封孔率は表側85%、裏側95%であっ
た)の表側にβ−アラニン1g、水5g、及びメタノー
ル94gからなる溶液(A) を乾燥重量が20mg/m2とな
るように塗布し、80℃で30秒間乾燥した。
【0037】このようにして作成した基板に下記組成物
を乾燥後の塗布重量が2.5g/m2となるように塗布、乾
燥して感光層を設けた。感光性組成物 ナフトキノン−1,2−ジアジド−5−スルホニルクロライド とピロガロール−アセトン樹脂とのエステル化合物 (米国特許第3,635,709 号明細書実施例1記載のもの) 0.75g クレゾールノボラック樹脂 2.00g オイルブルー#603(オリエント化学製) 0.04g エチレンジクロライド 16g 2−メトキシエチルアセテート 12g このようにして作られた感光性平版印刷版を、真空焼枠
中で、透明ポジティブフィルムを通して1mの距離から
3kwのメタルハライドランプにより50秒間露光を行っ
た後、SiO2/Na2Oのモル比が0.83のケイ酸ナトリウム
の3.5%水溶液(pH=12.9)で現像した。
【0038】このように現像した後、十分水洗し、ガム
引きした後、常法の手順で印刷した。現像液1リットル
に対してプレート10m2を処理した後、このときのアル
カリ現像液に対する酸化皮膜の溶解の程度を現像液中に
残るカスの状態で判定し、その結果を表1に示した。
【0039】(実施例2)基板(I)の表側、裏側に1
00℃の蒸気を直接吹きかけて、30秒間処理したこと
を除いて、実施例1と同一の操作を繰り返した。この基
板の表面積をカンタソーブで測定して求めた封孔率は表
側85%、裏側95%であった。現像液1リットルに対
してプレート10m2を処理した後、現像液中に残るカス
の状態を判定し、その結果を表1に示した。
【0040】(比較例1)基板(I)に封孔処理を施さ
ないで、実施例1と同一の操作を繰り返した。現像液1
リットルに対してプレート10m2を処理した後、現像液
中に残るカスの状態を判定し、その結果を表1に示し
た。 (比較例2)基板(I)の表側、裏側に90℃の蒸気を
直接吹きかけて、10秒間処理したことを除いて、実施
例1と同一の操作を繰り返した。この基板の表面積をカ
ンタソーブで測定して求めた封孔率は表側60%、裏側
60%であった。
【0041】現像液1リットルに対してプレート10m2
を処理した後、現像液中に残るカスの状態を判定し、そ
の結果を表1に示した。 表1 現像液中のカスの状態 ─────────────────────────────────── 例 封孔処理 封孔率 現像液中のカス 表側 裏側 ─────────────────────────────────── 実施例1 湯沸し方式 85% 95% A 100℃ 30秒 実施例2 蒸気吹きかけ方式 85% 95% A 100℃ 30秒 比較例1 なし 0% 0% C 比較例2 蒸気吹きかけ方式 60% 60% B 90℃ 10秒 ─────────────────────────────────── *現像液中のカスの状態 A:カスは発生しない B:カスは少し発生する C:カスは多量に発生する

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウム板を砂目立てし、陽極酸化
    した後、蒸気によって、感光層を塗布する側(表面)の
    陽極酸化皮膜の封孔率を40%〜95%にし、感光層を
    塗布しない側(裏面)の陽極酸化皮膜の封孔率を80%
    以上にして、表面に感光層を塗設した感光性平版印刷
    版。
JP29570291A 1991-11-12 1991-11-12 感光性平版印刷版 Pending JPH05131773A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4880682A (en) * 1988-03-22 1989-11-14 Exxon Chemical Patents Inc. Low gloss film and process of manufacture (FP 1323)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4880682A (en) * 1988-03-22 1989-11-14 Exxon Chemical Patents Inc. Low gloss film and process of manufacture (FP 1323)

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