JP2648981B2 - 感光性平版印刷版 - Google Patents

感光性平版印刷版

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JP2648981B2
JP2648981B2 JP26584590A JP26584590A JP2648981B2 JP 2648981 B2 JP2648981 B2 JP 2648981B2 JP 26584590 A JP26584590 A JP 26584590A JP 26584590 A JP26584590 A JP 26584590A JP 2648981 B2 JP2648981 B2 JP 2648981B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ポジ型感光性平版印刷版に関するものであ
り、さらに詳しくは陽極酸化皮膜を有するアルミニウム
板上に、改良された親水性層を設けてなるポジ型感光性
平版印刷版に関するものである。
〔従来技術〕
従来、平版印刷版は、アルミニウム板上に感光性組成
物を薄層上に塗設した感光性平版印刷版を画像露光後、
現像して得られる。上記のアルミニウム板は通常ブラシ
グレイン法やボールグレイン法のごとき機械的な方法や
電解グレイン法のごとき電気化学的方法あるいは両者を
組合せた方法などの粗面化処理に付され、その表面が梨
地状にされたのち、酸またはアルカリ等の水溶液により
エッチングされ、さらに陽極酸化処理を経たのち所望に
より親水化処理が施されて平版印刷版用支持体とされ、
この支持体上に感光層が設けられて感光性平版印刷版
(いわゆるPS版)とされる。このPS版は、通常、像露
光、現像、修正、ガル引き工程を施して平版印刷版とさ
れ、これを印刷機に取り付けて印刷する。
しかしながら上記の平版印刷版において、ポジ作用の
PS版を像露光、現像して得られた平版印刷版の非画像部
には感光層中に含まれる物質が不可逆的に吸着し、非画
像部を汚染するため、いわゆる残色が生じて修正工程で
画像部と非画像部の識別が困難であったり、修正跡が明
瞭に残り不均一な版面となり、その程度がひどくなると
汚れとなるため印刷版として使用できなくなるという問
題があった。
これを改善するため、従来は、陽極酸化処理したアル
ミニウム支持体表面を米国特許第3,181,461号明細書に
記載されているようなアルカリ金属珪酸塩中に浸漬する
方法、米国特許第3,860,426号明細書に記載されている
ような、水溶性金属塩を含む親水性セルロースを下塗り
する方法、又は英国特許第2,098,627号公報に記載され
ているようなアリールスルホン酸ナトリウムを下塗りす
る方法、そのほか、米国特許第3,511,661号明細書に開
示されているポリアクリルアミド、特公昭46−35685号
公報に開示されているポリビニルホスホン酸、特開昭60
−149491号公報に開示されているアミノ酸およびその塩
類(Na塩、K塩等のアルカリ金属塩、アンモニウム塩、
塩酸塩、蓚酸塩、酢酸塩、りん酸塩等)、特開昭60−23
2998号公報に開示されている水酸基を有するアミン類お
よびその塩類(塩酸塩、蓚酸塩、りん酸塩等)、特開昭
63−165183号公報に開示されているアミノ基及びホスホ
ン基を有する化合物又はその塩を下塗りする方法などが
提案されている。しかしながらこれらの方法では、非画
像部の残色の低減が不十分であったり、上述した“汚
れ”の発生を完全におさえることができなかったり、感
光性組成物と支持体との密着が不十分になるために、耐
刷性が大幅に低下するなどの問題があり、満足できるも
のではなかった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、画像露光し、現像処理した時、非画
像部の色残り(いわゆる残色)が少なく、汚れが生じに
くい平版印刷版を与えるような感光性平版印刷版を提供
することである。さらに他の目的は画像部が支持体に強
固に密着して、耐刷性の優れた平版印刷版を与えるよう
な感光性平版印刷版を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明者らは、上記の目的を達成すべく、鋭意検討し
た結果本発明をなすに至ったものであって、本発明は、
粗面化処理し、しかる後に陽極酸化を施し、その陽極酸
化皮膜層が1.0g/m2以上であるアルミニウム板上に、一
分子中に少なくとも1つの で表わされる基を有する化合物を含む親水性層を設け、
さらにその上にポジ型感光性組成物層を設けたことを特
徴とする、感光性平版印刷版である。
以下、本発明について順を追って詳しく説明する。
本発明において用いられるアルミニウム板は、純アル
ミニウムや、アルミニウムを主成分とし、微量の異原子
を含むアルミニウム合金等の板状体である。この異原子
には、珪素、鉄、マンガン、銅、マグネシウム、クロ
ム、亜鉛、ビスマス、ニッケル、チタンなどがある。合
金中の異原子の含有量は高々10重量%以下である。本発
明に好適なアルミニウムは純アルミニウムであるが、完
全に純粋なアルミニウムは、精練技術上製造が困難であ
るので、できるだけ異原子の含有量の低いものがよい。
又、上述した程度の含有率のアルミニウム合金であれ
ば、本発明に適用しうる素材ということができる。この
ように本発明に適用されるアルミニウム板は、その組成
が特定されるものではなく従来公知、公用の素材のもの
を適宜利用することができる。本発明に用いられるアル
ミニウム板の厚さは、およそ0.1mm〜0.5mm程度である。
アルミニウム板を粗面化処理するに先立ち、所望によ
り、表面の圧延油を除去するための、例えば界面活性剤
又はアルカリ性水溶液による脱脂処理が行なわれる。
なお本発明の感光性平版印刷版は、片面のみ使用でき
るものであっても、両面とも同様な処理によって使用で
きるものであってもよい。両面でも同様なため、以下
は、片面の場合について説明する。
粗面化処理方法としては、機械的に表面を粗面化する
方法、電気化学的に表面を溶解する方法及び化学的に表
面を選択溶解させる方法がある。機械的に表面を粗面化
する方法としては、ボール研磨法、ブラシ研磨法、ブラ
スト研磨法、バフ研磨法等と称せられる公知の方法を用
いることができる。また電気化学的な粗面化法としては
塩酸又は硝酸電解液中で交流又は直流により行なう方法
がある。また、特開昭54−63902号公報に開示されてい
るように両者を組合せた方法も利用することができる。
このように粗面化されたアルミニウム板は、必要に応
じてアルカリエッチング処理及び中和処理される。
アルミニウム板の陽極酸化処理に用いられる電解質と
しては多孔質酸化皮膜を形成するものならばいかなるも
のでも使用することができ、一般には硫酸、燐酸、蓚
酸、クロム酸あるいはそれらの混酸が用いられ、それら
の電解質の濃度は電解質の種類によって適宜決められ
る。
陽極酸化の処理条件は用いる電解質により種々変わる
ので一概に特定し得ないが、一般的には電解質の濃度が
1〜80重量%溶液、液温は5〜70℃、電流密度5〜60A/
dm2、電圧1〜100V、電解時間10秒〜50分の範囲にあれ
ば適当である。
陽極酸化皮膜の量は1.0g/m2以上が好適であるが、よ
り好ましくは2.0〜6.0g/m2の範囲である。陽極酸化皮膜
が1.0gより少ないと耐刷性が不十分であったり、平版印
刷版の非画像部に傷がつき易くなって、印刷時に、傷の
部分にインキが付着するいわゆる「傷汚れ」が生じ易く
なる。
上述の如き処理を施したアルミニウム板の陽極酸化皮
膜上に、後述する種々の方法で、下記の親水性化合物を
含む親水性層を設ける。
本発明に用いられる親水性化合物は、一分子中に少な
くとも1つの で表わされる基を有する化合物であり、これらの化合物
の2種類以上を混合して用いてもよい。
を有する化合物の好ましい例は、一般式(I)で示され
る化合物である。
一般式(I)において、n1は1から2,000までの整
数、m1は1から5までの整数、R1は水素原子またはメチ
ル基を示し、R2、R3は、水素原子、メチル基またはヒド
ロキシメチル基を示し、R2、R3は、同じものであって
も、異なっていてもよい。
特に、好ましい一般式(I)の化合物の例は、R1
R2、R3が、水素原子で、n1が2〜300、m1が1の場合で
ある。
を有する化合物のその他の例として、具体的には、エチ
ルホスフォリックアシッド、ホスフォエノールピルベー
ト、フェニルホスフォリックアシッド、P−ニトロフェ
ニルホスフォリックアシッド、P−メチルフェニルホス
フォリックアシッド、DL−O−ホスフォセリン、α−グ
リセロホスフォリックアシッドなどを挙げることができ
る。
を有する化合物の例としては一般式(II)のものが挙げ
られる。
一般式(II)においてn2は、1から2,000までの整
数、m2、m3は、1から5までの整数、R4、R5は、水素原
子またはメチル基を示し、R6、R7、R8、R9は水素原子、
メチル基又はヒドロキシメチル基を示し、R4、R5および
R6、R7、R8、R9はそれぞれ、同じであっても異なってい
てもよい。
特に好ましい一般式(II)の化合物の例は、R4、R5
R6、R7、R8、R9が水素原子であり、n2が2から300まで
の整数、m2、m3が1の場合である。
を有する化合物のその他の例として、ジイソプロピルホ
スフェイト、ジフェニルホスフェイトなどを挙げること
ができる。
本発明における親水性層は、次のような方法で設ける
ことができる。すなわち、水又はメタノール、エタノー
ルなどの有機溶剤もしくはそれらの混合溶剤に上記の親
水性化合物を溶解させた溶液を塗布、乾燥して親水性層
を設ける方法と、水又はメタノール、エタノールなどを
有機溶剤もしくはそれらの混合溶剤に、上記の親水性化
合物を溶解させた溶液に、上述の陽極酸化を施したアル
ミニウム板を浸漬して親水性化合物を吸着させ、しかる
後、水などによって、洗浄、乾燥して親水性層を設ける
方法である。前者の方法では、上記のような親水性化合
物を0.005〜10重量%の濃度で溶解した塗布液を種々の
方法で塗布できる。例えばバーコーター塗布、回転塗
布、スプレー塗布、カーテン塗布等のいずれの方法を用
いてもよい。また、本発明の親水性化合物を溶解した溶
液に浸漬後、水などによって洗浄する方法では、溶液の
濃度は0.01〜20重量%、好ましくは0.05〜5重量%であ
り、浸漬温度は20℃〜90℃、好ましくは25℃〜50℃であ
り、浸漬時間は、0.1秒〜20分、好ましくは2秒〜1分
である。
親水性層の乾燥後の被覆量は、2mg/m2〜200mg/m2が適
当であり、好ましくは5mg/m2〜100mg/m2、さらに好まし
くは10mg/m2〜60mg/m2である。
上記の被覆量が2mg/m2より少なくなるにつれて非画像
部の汚れ防止等に効果が少なくなって行き、他方200mg/
m2より多くなるにつれて感光層と支持体との密着性が劣
化し、耐刷力の低い平版印刷版しか得られなくなる。
本発明の親水性層を設ける際に使用する溶液は、アン
モニア、トリエチルアミン、水酸化カリウム等の塩基性
物質や、塩酸、リン酸等の酸性物質によりpHを調節し、
pH1〜12の範囲で使用することもできる。また、感光性
平版印刷版の調子再現性改良のため、黄色染料を添加す
ることもできる。
また本発明の親水性層には公知の親水性化合物、例え
ばカルボキシメチルセルロース、デキストリン、アラビ
アゴム、ホスホン酸類、グリシンやβ−アラニンなどの
アミノ酸類、トリエタノールアミンの塩酸塩等のヒドロ
キシ基を有するアミンの塩酸塩等を混合させることがで
きる。本発明の親水性層は、上記本発明の親水性化合物
を少なくとも30重量%含むことが望ましい。
このような親水性層を設ける前又は後に、陽極酸化さ
れたアルミニウム板を米国特許第3,181,461号に記載さ
れているように、アルカリ金属シリケート(例えば珪酸
ソーダ)の水溶液で処理することができる。
このようにして得られた親水性化合物で被覆されたア
ルミニウム支持体上に、公知のポジ型感光性組成物より
なる感光層を設けて、感光性平版印刷版を得る。
上記の感光層の組成物としては、露光前に比べて露光
後の方が現像液に対する溶解性又は膨潤性が増加するも
のであればいずれも使用できる。以下、その代表的なも
のについて説明する。
ポジ型感光性組成物の感光性化合物としては、o−キ
ノンジアジド化合物が挙げられ、その代表としてo−ナ
フトキノンジアジド化合物が挙げられる。
o−ナフトキノンジアジド化合物としては、特公昭43
−28403号公報に記載されている1,2−ジアゾナフトキノ
ンスルホン酸クロライドとピロガロール−アセトン樹脂
とのエステルであるものが好ましい。その他の好適なオ
ルトキノンジアジド化合物としては、米国特許第3,046,
120号および同第3,188,210号明細書中に記載されている
1,2−ジアゾナフトキノン−5−スルホン酸クロリドと
フェノール−ホルムアルデヒド樹脂とのエステルがあ
り、特開平2−96163号公報、特開平2−96165号公報、
特開平2−96761号公報に記載されている1,2−ジアゾナ
フトキノン−4−スルホン酸クロリドとフェノール−ホ
ルムアルデヒド樹脂とのエステルがある。その他の有用
なo−ナフトキノンジアジド化合物としては、数多くの
特許に報告され、知られているものが挙げられる。たと
えば、特開昭47−5303号、同48−63802号、同48−63803
号、同48−96575号、同49−38701号、同48−13354号、
特公昭37−18015号、同41−11222号、同45−9610号、同
49−17481号公報、米国特許第2,797,213号、同第3,454,
400号、同第3,544,323号、同第3,573,917号、同第3,67
4,495号、同第3,785,825号、英国特許第1,227,602号、
同第1,251,345号、同第1,267,005号、同第1,329,888
号、同第1,330,932号、ドイツ特許第854,890号などの各
明細書中に記載されているものをあげることができる。
本発明において特に好ましいo−ナフトキノンジアジ
ド化合物は、分子量1,000以下のポリヒドロキシ化合物
と1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸クロリドとの反
応により得られる化合物である。このような化合物の具
体例は、特開昭51−139402号、同58−150948号、同58−
203434号、同59−165053号、同60−121445号、同60−13
4235号、同60−163043号、同61−118744号、同62−1064
5号、同62−10646号、同62−153950号、同62−178562
号、同64−76047号、米国特許第3,102,809号、同第3,12
6,281号、同第3,130,047号、同第3,148,983号、同第3,1
84,310号、同第3,188,210号、同第4,639,406号などの各
公報または明細書に記載されているものを挙げることが
できる。
これらのo−ナフトキノンジアジド化合物を合成する
際は、ポリヒドロキシ化合物のヒドロキシル基に対して
1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸クロリドを0.2〜1.
2当量反応させる事が好ましく、0.3〜1.0当量反応させ
る事がさらに好ましい。1,2−ジアゾナフトキノンスル
ホン酸クロリドとしては、1,2−ジアゾナフトキノン−
5−スルホン酸クロリドまたは、1,2−ジアゾナフトキ
ノン−4−スルホン酸クロリドを用いることができる。
また得られるo−ナフトキノンジアジド化合物は、1,
2−ジアゾナフトキノンスルホン酸エステル基の位置及
び導入量の種々異なるものの混合物となるが、ヒドロキ
シル基がすべて1,2−ジアゾナフトキノンスルホン酸エ
ステルで転換された化合物がこの混合物中に占める割合
(完全にエステル化された化合物の含有率)は5モル%
以上である事が好ましく、さらに好ましくは20〜99モル
%である。
またo−ナフトキノンジアジド化合物を用いずにポジ
型に作用する感光性化合物として、例えば特公昭56−26
96号に記載されているオルトニトロカルビノールエステ
ル基を有するポリマー化合物も本発明に使用することが
できる。
更に光分解により酸を発生する化合物と、酸により解
離する−C−O−C基又は−C−O−Si基を有する化合
物との組合せ系も本発明に使用することができる。
例えば光分解により酸を発生する化合物とアセタール
又はO,N−アセタール化合物との組合せ(特開昭48−890
03号)、オルトエステル又はアミドアセタール化合物と
の組合せ(特開昭51−120714号)、主鎖にアセタール又
はケタール基を有するポリマーとの組合せ(特開昭53−
133429号)、エノールエーテル化合物との組合せ(特開
昭55−12995号)、N−アシルイミノ炭素化合物との組
合せ(特開昭55−126236号)、主鎖にオルトエステル基
を有するポリマーとの組合せ(特開昭56−17345号)、
シリルエステル化合物との組合せ(特開昭60−10247
号)及びシリルエーテル化合物との組合せ(特開昭60−
37549号、特開昭60−121446号)などが挙げられる。
本発明の感光性組成物中に占めるこれらのポジ型に作
用する感光性化合物(上記のような組合せを含む)の量
は10〜50重量%が適当であり、より好ましくは15〜40重
量%である。
o−キノンジアジド化合物は単独でも感光層を構成す
るが、アルカリ水に可溶な樹脂を結合剤(バインダー)
としてこの種の樹脂と共に使用することが好ましい。こ
のようなアルカリ水に可溶性の樹脂としては、この性質
を有するノボラック樹脂があり、たとえばフェノールホ
ルムアルデヒド樹脂、m−クレゾールホルムアルデヒド
樹脂、p−クレゾールホルムアルデビト樹脂、m−/p−
混合クレゾールホルムアルデヒド樹脂、フェノール/ク
レゾール(m−、p−、又はm−/p−混合のいずれでも
よい)混合ホルムアルデヒド樹脂などのクレゾールホル
ムアルデヒド樹脂、フェノール変性キシレン樹脂、ポリ
ヒドロキシスチレン、ポリハロゲン化ヒドロキシスチレ
ン、特開昭51−34711号公報に開示されているようなフ
ェノール性水酸基を含有するアクリル系樹脂、特願昭63
−270087号明細書に記載のスルホンアミド基を有するア
クリル系樹脂や、ウレタン系の樹脂、等種々のアルカリ
可溶性の高分子化合物を含有させることができる。これ
らのアルカリ可溶性高分子化合物は、重量平均分子量が
500〜20,000で数平均分子量が200〜60,000のものが好ま
しい。
かかるアルカリ可溶性の高分子化合物は全組成物の70
重量%以下の添加量で用いられる。
更に、米国特許第4,123,279号明細書に記載されてい
るように、t−ブチルフェノールホルムアルデヒド樹
脂、オクチルフェノールホルムアルデヒド樹脂のよう
な、炭素数3〜8のアルキル基を置換基として有するフ
ェノールとホルムアルデヒドとの縮合物を併用すること
は画像の感脂性を向上させる上で好ましい。
本発明における感光性組成物中には、感度を高めるた
めに環状酸無水物、露光後直ちに可視像を得るための焼
出し剤、画像着色剤としての染料やその他のフィラーな
どを加えることができる。環状酸無水物としては米国特
許第4,115,128号明書に記載されているように無水フタ
ル酸、テトラヒドロ無水フタル酸、ヘキサヒドロ無水フ
タル酸、3,6−エンドオキシ−Δ−テトラヒドロ無水
フタル酸、テトラクロル無水フタル酸、無水マレイン
酸、クロル無水マレイン酸、α−フェニル無水マレイン
酸、無水コハク酸、無水ピロメリット酸等がある。これ
らの環状酸無水物を全組成物の重量に対して1から15重
量%含有させることによって感度を最大3倍程度に高め
ることができる。露光後直ちに可視像を得るための焼出
し剤としては露光によって酸を放出する感光性化合物と
塩を形成し得る有機染料の組合せを代表としてあげるこ
とができる。具体的には特開昭50−36209号公報、特開
昭53−8128号公報に記載されているo−ナフトキノンジ
アジド−4−スルホン酸ハロゲニドと塩形成性有機染料
の組合せや特開昭53−36223号、同54−74728号、同60−
3626号、同61−143748号、同61−151644号、同63−5844
0号公報に記載されているトリハロメチル化合物と塩形
成性有機染料の組合せをあげることができる。画像の着
色剤として前記の塩形成性有機染料以外の他の染料も用
いることができる。塩形成性有機染料を含めて好適な染
料として油溶性染料および塩基染料をあげることができ
る。具体的には、オイルイエロー#101、オイルイエロ
ー#130、オイルピンク#312、オイルグリーンBG、オイ
ルブルーBOS、オイルブルー#603、オイルブラックBY、
オイルブラックBS、オイルブラックT−505(以上、オ
リエント化学工業株式会社製)、ビクトリアピュアブル
ー、クリスタルバイオレット(CI42555)、メチルバイ
オレット(CI42535)、ローダミンB(CI45170B)、マ
ラカイトグリーン(CI42000)、メチレンブルー(CI520
15)などをあげることができる。また、特開昭62−2932
47号公報に記載されている染料は特に好ましい。
本発明における感光性組成物は、上記各成分を溶解す
る溶媒に溶かして支持体上に塗布する。ここで使用する
溶媒としては、エチレンジクロライド、シクロヘキサノ
ン、メチルエチルケトン、エチレングリコールモノメチ
ルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、
2−メトキシエチルアセテート、1−メトキシ−2−プ
ロパノール、1−メトキシ−2−プロピルアセテート、
トルエン、酢酸エチル、乳酸メチル、乳酸エチル、ジメ
チルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホ
ルムアミド、水、N−メチルピロリドン、テトラヒドロ
フルフリルアルコール、アセトン、ジアセトンアルコー
ル、メタノール、エタノール、イソプロパノール、ジエ
チレングリコールジメチルエーテルなどがあり、これら
の溶媒を単独あるいは混合して使用する。そして、上記
成分中の濃度(固形分)は、2〜50重量%である。ま
た、塗布量は用途により異なるが、例えば感光性平版印
刷版についていえば一般的に固形分として0.5〜3.0g/m2
が好ましい。塗布量が薄くなるにつれ感光性は大になる
が、感光膜の物性は低下する。
本発明における感光性組成物中には、塗布性を良化す
るための界面活性剤、例えば特開昭62−170950号公報に
記載されているようなフッ素系界面活性剤を添加するこ
とができる。好ましい添加量は、全感光性組成物の0.01
〜1重量%、さらに好ましくは0.05〜0.5重量%であ
る。
上記のようにして設けられた感光層の表面は、真空焼
枠を用いた密着露光の際の真空引きの時間を短縮し、か
つ焼きボケを防ぐ為、マット化することが好ましい。具
体的には、特開昭50−125805号、特公昭57−6582号、同
61−28986号の各公報に記載されているようなマット層
を設ける方法、特公昭62−62337号公報に記載されてい
るような固体粉末を熱融着させる方法などがあげられ
る。
本発明の感光性組成物に対する現像液としては、珪酸
ナトリウム、珪酸カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化
カリウム、水酸化リチウム、第三リン酸ナトリウム、第
二リン酸ナトリウム、第三リン酸アンモニウム、第二リ
ン酸アンモニウム、メタ珪酸ナトリウム、重炭酸ナトリ
ウム、アンモニア水などのような無機アルカリ剤の水溶
液が適当であり、それらの濃度が0.1〜10重量%、好ま
しくは0.5〜5重量%になるように添加される。
また、該アルカリ性水溶液には、必要に応じ特開昭50
−51324号、同59−84241号の各公報に記載されているよ
うな界面活性剤のほか、アルコールなどの有機溶媒、特
開昭58−190952号公報に記載されているキレート剤、特
公平1−30139号公報に記載されているような金属塩を
加えることもできる。
露光に使用される光源としてはカーボンアーク灯、水
銀灯、キセノンランプ、タングステンランプ、メタルハ
ライドランプなどがある。
本発明の感光性組成物を用いた感光性平版印刷版は、
特開昭54−8002号、同55−115045号、特開昭59−58431
号の各公報に記載されている方法で製版処理してもよい
ことは言うまでもない。
また、本発明の感光性組成物を用いた感光性平版印刷
版を画像露光し、現像し、水洗又はリンスしたのちに、
不必要な画像部の消去を行なう場合には、特公平2−13
293号公報に記載されているような消去液を用いること
が好ましい。更に製版工程の最終工程で所望により塗布
される不感脂化ガムとしては、特公昭62−16834号、同6
2−25118号、同63−52600号、特開昭62−7595号、同62
−11693号、同62−83194号の各公報に記載されているも
のが好ましい。
更にまた、本発明の感光性組成物を用いた感光性平版
印刷版を画像露光し、現像し、水洗又はリンスし、所望
により消去作業をし、水洗したのちにバーニングする場
合には、バーニング前に特公昭61−2518号、同55−2806
2号、特開昭62−31859号、同61−159655号の各公報に記
載されているうよな整面液で処理することが好ましい。
〔発明の効果〕
本発明により得られる感光性平版印刷版は、従来のも
のに比べ現像後の非画像部の残色が少なく、従って検版
性に優れ、また得られた平版印刷版は非画像部が印刷時
汚れにくく、高い耐刷力を有するという顕著な性能を有
する。従来より、残色が少なく、印刷時汚れにくい感光
性平版印刷版は、得られた平版印刷版の耐刷力が低く、
逆に耐刷力が高いものは残色が多く、汚れ易いという性
質をもっており、これらを同時に満足させることはきわ
めて困難であるとされていた。
しかしながら本発明による感光性平版印刷版は、残色
が少なく、印刷時汚れにくいという性質を有すると同時
に、得られた平版印刷版は高い耐刷力を有するという従
来得られなかった優れた性質を有している。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例を用いて、より具体的に説明す
る。なお、実施例中の「%」は、特に指定のない限り
「重量%」を示すものとする。
合成例1. ポリ−2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート
の合成 攪拌棒および還流冷却管を備えた300ml三ツ口フラス
コに2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート
(共栄社油脂化学工業(株)製P−A,構造式III)20g
(0.102mol)およびエチレングリコールモノメチルエー
テル180gを入れ、窒素気流下、70℃に加熱した。これに
2,2′−アゾビス(2,4−ジメチルバレロニトリル)0.50
gを添加し5時間反応させた後、室温にもどし、濾紙に
て濾過することにより目的物のエチレングリコールモノ
メチルエーテル溶液(固型分濃度20%)を得た。これを
減圧下、加熱してエチレングリコールモノメチルエーテ
ルを留去し、目的物を得た。
GPC(ゲルパーミエーションクロマトグラフィー)に
より、得られた生成物は未反応のものも含み、重合度が
1から20のものの混合物であることがわかった。
合成例2. m−クレゾール100g、37%ホルマリン水溶液、45.0g
及びシュウ酸0.05gを3つ口フラスコに仕込み、攪拌し
ながら100℃まで昇温し、7時間反応させた。
次いでゆっくりと200℃まで昇温して水を除き、次い
で1〜2mmHgまで減圧して未反応モノマーを除去した。
得られたノボラック樹脂の重量平均分子量及び数平均分
子量をゲルパーミエーションクロマトグラフィー(ポリ
スチレン標準)を用いて測定したところそれぞれ2,000
及び1,300であった。
上記のm−クレゾール−ホルムアルデヒドノボラック
樹脂120g及び1,2−ジアゾナフトキノン−4−スルホニ
ルクロリド133.6gをテトラヒドロフラン800mlに溶解し
た。反応溶液の温度を30℃以下に保ちながら、トリエチ
ルアミン50.5gを滴下した。滴下終了後、さらに室温で
2時間攪拌した後、反応溶液を蒸留水10中に攪拌投下
した。析出した固体をろ過により集め、減圧下乾燥して
目的のナフトキノンジアジド化合物190gを得た。
実施例1〜3、比較例1〜4 厚さ0.30mmのアルミニウム板をナイロンブラシと400
メッシュのパミストンの水懸濁液を用いその表面を砂目
立てした後、よく水で洗浄した。10%水酸化ナトリウム
に70℃で60秒間浸漬してエッチングした後、流水で水洗
後20%HNO3で中和洗浄、水洗した。これをVA=12.7Vの
条件下で正弦波の交番波形電流を用いて1%硝酸水溶液
中で160クーロン/dm2の陽極時電気量で電解粗面化処理
を行った。その表面粗さを測定したところ、0.6μ(Ra
表示)であった。ひきつづいて30%のH2SO4水溶液中に
浸漬し55℃で2分間デスマットした後、20%H2SO4水溶
液中、電流密度2A/dm2において厚さが2.7g/m2になるよ
うに陽極酸化し、基板(I)を調製した。
このように処理された基板(I)の表面に下記組成の
下塗り液(A)を塗布し80℃、30秒間乾燥した。
乾燥後の被覆量は30mg/m2であった。
下塗り液(A) 合成例1の化合物 0.15g 純 水 50 g メタノール 50 g このようにして基板(II)を作製した。
同様に下塗り液(A)で、合成例1の化合物の代りに
2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェートまたは
p−メチルフェニルホスフォリックアシッドを用いた下
塗り液(B)、(C)を基板(I)に塗布し、それぞれ
基板(III)、(IV)を作成した。
さらに比較のため、カルボキシメチルセルロース(分
子量25,000)又はポリビニルホスホン酸(分子量1,00
0)をそれぞれ水に溶解し、乾燥後の被覆量が30mg/m2
なるように基板(I)上に設けて、それぞれ基板
(V)、基板(VI)を作成した。
また比較のため、基板(I)の作製条件において陽極
酸化工程のみ変更して、陽極酸化被膜が0.5g/m2になる
ようにした基板(VII)を作成した。
このようにして作成した基板(I)〜(VII)に下記
感光液〔A〕を塗布し、乾燥後の塗布重量が2.5g/m2
なるように感光層を設け、それぞれ対応する感光性平版
印刷版(I)〜(VII)を得た。
このようにして作られた感光性平版印刷版を、真空焼
枠中で、透明ポジテイブフィルムを通して1mの距離から
3kwのメタルハライドランプにより、50秒間露光を行な
ったのち、SiO2/Na2Oのモル比が1.74の珪酸ナトリウム
の5.26%水溶液(pH=12.7)で現像した。
このように現像した後、十分水洗し、ガム引きしたの
ち、常法の手順で印刷した。このときの非画像部の汚れ
と耐刷力、および版上の非画像部の残色の結果を第1表
に示した。
第1表の結果から、本発明による感光性平版印刷版は
比較例に比べて、非画像部の残色、印刷時の汚れ、およ
び耐刷力のいずれにおいても満足すべきものであること
がわかる。
実施例4〜6、比較例5〜8 実施例1〜3、比較例1〜4の感光液〔A〕におい
て、1,2−ジアゾナフトキノン−5−スルホニルクロリ
ドとピロガロール−アセトン樹脂とのエステル化物の代
わりに、1,2−ジアゾナフトキノン−4−スルホニルク
ロリドとm−クレゾール−ホルムアルデヒド樹脂(重量
平均分子量2,000、数平均分子量1300)とのエステル化
物(エステル化率45%)〔合成例2.の化合物〕を用い
て、実施例1〜3、比較例1〜4とまったく同様の実験
を行なった。第2表に示した結果から、本発明による感
光性平版印刷版は、比較例に比べて優れたものであるこ
とがわかる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粗面化処理し、しかる後に陽極酸化を施
    し、該陽極酸化皮膜層が、1.0g/m2以上であるアルミニ
    ウム板上に、一分子中に少なくとも1つの で表わされる基を有する化合物を含む親水性層を設け、
    さらにその上にポジ型感光性組成物層を設けたことを特
    徴とする、感光性平版印刷版。
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