JPS61227761A - ピ−タン包装体 - Google Patents

ピ−タン包装体

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JPS61227761A
JPS61227761A JP60067828A JP6782885A JPS61227761A JP S61227761 A JPS61227761 A JP S61227761A JP 60067828 A JP60067828 A JP 60067828A JP 6782885 A JP6782885 A JP 6782885A JP S61227761 A JPS61227761 A JP S61227761A
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JP
Japan
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pitan
petan
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packaged
air
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JPH0757170B2 (ja
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Ban Tan Boo
ボー、バン、タン
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NAGOYA SHIYOKURAN KAKO KK
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NAGOYA SHIYOKURAN KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は保存中のピータンの変色あるいは褪色を従来よ
り一段と防止しつる新規なピータン包装体に関するもの
である。
〔従来の技術〕
!lJ造直後の脱殼したピータンは通常卵白部が暗褐色
で卵黄部が濃緑色のものであるが、このものを空気に触
れた状態で保存するとほんの数日間で卵白部が明るいア
メ色乃至淡黄色になり、また卵黄部は緑色の色調が抜け
て白色になってしまう。
一般的に食料製品は外部から内法がみられる包装形態で
あることが好ましいとされており、かつ即食卓に供しう
るので手間がかからない等の観点からピータンは脱殼さ
れた状態で製品化することが望まれているが、上記した
ような保存方法ではピータンの商品価値は著しく損われ
てしまう。
このような変色あるいは褪色現象の発生を少しでも抑え
、あるいは防止する目的で、従来より脱殻したピータン
を容器に収容後密封するに際して容器中の空気を窒素で
置換することが行なわれている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが上記したような改良方法に従って作られたピー
タン包装体であっても、その中のピータンは、たとえ数
日間はその色調変化はほとんど認められないものの、そ
のまま室温で2〜3週間も保存すると色の変色あるいは
褪色現象がかなり顕著に認められるようなる。
このような現状にあって本発明は、保存中にピータン、
とりわけ脱殼したピータンが、従来より一段と変色ある
いは褪色し難いピータン包装体を提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明者は上記の目的に即して鋭意研究を重iた結果、
ピータンを容器に収容後密封するに際して同容器中に脱
酸素剤を共存させておくならば、脱殼したピータンであ
ってもその包装形態でもって室温で4週間を超すほど保
存しても内部のピータンはほぼ製造直後のピータン特有
の色調を維持していることを見い出し、本発明を完成す
るに至った。
本発明は、ピータンが脱酸素剤と共に容器に密封収容さ
れていることを特徴とするピータン包装体を提供するも
のである。
本発明の対象食品であるピータンは、鳥卵をアルカリ処
理し、卵白部が暗褐色でゼラチン様に凝固され、かつ卵
黄部が濃緑色に固化されているようにしたものである。
一般的には殻付きで製造乃至入手することが多いが、本
発明においては殻付きのものであってもあるいは脱殻し
たものであってもよい。直ちに食卓に供しうるなどの観
点から脱殼したものの方が好ましい。尚、鳥卵としては
、例えばウズラの卵、鶏卵、アヒルの卵などを代表例と
して挙げることができる。また、脱殼したものは卵の原
形通りのものであっても、適切な切断あるいは変形によ
り任意の形状または大きさとしたものであってもよい。
本発明においてピータンと共に容器に密封収容されるI
B2酸素剤は、従来知られているいかなる脱酸素剤であ
ってもよく、例えば、亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫
酸塩、亜二チオン酸塩、シュウ酸塩、アスコルビン酸、
ピロガロール、グルコース、銅アミン錯体、鉄粉、亜鉛
末あるいはアルミニウム末等の還元性物質のいずれか一
種または二種以上を主剤とする任意の組成のものを挙げ
ることができる。これら脱酸素剤は通常、通気性包材、
例えば有孔プラスチックフィルム、和紙などで適宜に包
装されている。
ピータンに対する脱酸素剤の割合は特に限定的ではない
が、一般的には、用いる容器の大きさ、希望する保存期
間等により多少変わりうるので一類には定め難いが、ビ
ータン100重ffi部に対して0.5〜3重量部程度
でよい。あまり少ないと脱酸素剤の存在による保存中の
ピータンの変色あるいは褪色防止効果が得がたく、また
あまり多すぎても上記の防止効果は上記の範囲内程度で
充分に得られるところから結果的に不経済となる。
ピータンとl152iS!素剤とを収容する容器は、そ
の材質に関しては特に限定的ではなく、例えばガラス製
のもの、金Jlljのものあるいはプラスチック製のも
のであってもよい。金属の材質としてはアルミニウム、
ブリキ等を挙げることができるが、食料製品は一般的に
は外部から内容物がみられ、かつ取り扱いが便利である
商品形態の方が商品価値があると言われているところか
ら、一般的にはプラスチック製のものが好ましい。プラ
スチックの材質としてはポリエチレン、ポリプロピレン
、ポリスチレン等でもよいが、塩化ビニリデン、ポリエ
ステル、ナイロン、ポリビニルアルコール等のように非
通気性のものの方がより好ましい。また、材質の厚みに
関しても特に限定的ではなく任意であるが、例えば非通
気性のプラスチック材質の場合では通常0.06〜0.
1履程度でよい。
更にまた、容器の形状、大きさ等に関しても任意である
本発明によれば、ピータンと共に脱酸素剤を収容した容
器は密封されてピータン包装体をなしている。この密封
の態様は用いる容器に依り変わりうる。例えば、ガラス
製のビンの場合は通常キャップ締でよく、また金属製の
缶の場合には巻締でよく、更にプラスチック製あるいは
金属箔(例えばプラスチックで内面が塗布されたアルミ
ニアム箔)製のパウチ類はヒートシールなとでよい。
上記したような本発明のピータン包装体は一般的には、
常法に準じて製造したピータンを通気性包材で所定量包
装した脱酸素剤と共に予定した非通気性の容器に収容し
たのち密封することにより111Jされる。具体的には
、例えば、常法に準じて製造したウズラの卵のピータン
(脱殼した原形通りのもの)30個(約270g)を0
.08am厚の塩化ビニリデン製のフタ付トレイ(40
0ad!容)に収容したのち、このトレイに有孔プラス
チックフィルムを包材とした亜硫酸塩主剤の脱酸素剤2
.5g入りの袋を更に収容し、次いでトレイ在ヒートシ
ールして密封すればよい。
〔作 用〕
本発明のピータン包装体にあってはピータンが保存中に
変色あるいは褪色し難いが、これは多分、ピータンの変
色あるいは褪色には酸素が何らかの影響を与えており、
容器中に存在する酸素を脱酸素剤がほとんど吸収してし
まうので褪色あるいは変色が起こりにくくなるためでは
ないかと推定される。
〔試験例および実施例〕
以下、本発明を試験例および実施例でもって更に詳しく
説明する。
常法に準じてIl造したウズラの卵のピータン(脱殼し
た原形通りのもの)10個(約909)を0.08履厚
の塩化ビニリデン製のパウチ(150ad!容)に収容
したのち、更に有孔プラスチックフィルムを包材とした
亜硫酸水素塩主剤の脱酸素剤1.Og入りの袋を収容し
、次いでこのものをヒートシールして密封した。
こうして得られた本発明のピータン包装体に対して、対
照として、上記の製法において12III素剤を収容す
ることなしにそれに代えてパウチ中の空気を窒素で置換
したのちヒートシールして密封し、従来のピータン包装
体を調製した。
両製品について、室温で約1ケ月間保存した際のピータ
ンの色調変化を経時的に観察した。その結果は下記の表
の通りであった。
表 備考:両製品について外観の観察と同時に切断によりピ
ータン内部の色調変化を調べたところ、本発明品は4遍
間経過したものでも卵黄部は濃緑色を維持しているのに
対し、従来品は時間の経過と共に卵黄部の緑色の色調は
抜け、4週間目には白色になっていた。
実施例1 常法に準じて製造したアヒルの卵のピータン(脱殻した
原形通りもの)20個(約180g)を0.07JIl
ll厚のポリエステル製のフタ付トレイ(250ae容
)に収容したのち、このトレイに和紙を包材としたチオ
硫酸塩主剤のl112N素剤1.83入りの袋を更に収
容し、次いでトレイをヒートシールして密封し、ピータ
ン包装体とした。
見立■1 常法に準じて製造した鶏卵のピータン(脱殼した原形通
りもの)10個(約6007)を0.091MJWの塩
化ビニリデン製のフタ付トレイ(900tnl!容)に
収容したのち、更に有孔プラスチックフィルムを包材と
した亜ニチオン酸塩主剤の脱酸素剤6g入りの袋を収容
し、次いでこのものをヒートシールして密封し、ピータ
ン包装体とした。
上記実施例1および2で得られたピータン包装体を室温
で1ケ月間保存したものの各ピータンの外観は、はぼ製
造直後の暗褐色の色調を維持したものであり、また切断
により露呈した卵黄部は製造直後の濃緑色をほぼ呈して
いた。
〔発明の効果〕
上記の試験例および実施例の結果から明らかなように、
本発明の包装体は保存中のピータンを従来より一段と変
色あるいは褪色し難くするものである。このような効果
はピータンが脱殼されたものである場合に特に著しい。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ピータンが脱酸素剤と共に容器に密封収容されてい
    ることを特徴とするピータン包装体。 2、脱酸素剤の主剤が亜硫酸塩、亜硫酸水素塩、チオ硫
    酸塩、亜ニチオン酸塩、シユウ酸塩、アスコルビン酸、
    ピロガロール、グルコース、銅アミン錯体、鉄粉、亜鉛
    末あるいはアルミニウム末の一種または二種以上である
    、特許請求の範囲第1項に記載のピータン包装体。 3、脱酸素剤が通気性包材で包装されている、特許請求
    の範囲第1項または第2項に記載のピータン包装体。 4、容器が非通気性のものである、特許請求の範囲1項
    に記載のピータン包装体。 5、容器が非通気性のプラスチックから作られたもので
    ある、特許請求の範囲第1項に記載のピータン包装体。 6、ピータンは脱殼されたものである、特許請求の範囲
    第1項に記載のピータン包装体。 7、ピータンがウズラの卵、鶏卵またはアヒルの卵のピ
    ータンである、特許請求の範囲1項または第6項に記載
    のピータン包装体。
JP60067828A 1985-03-30 1985-03-30 ピータン包装体 Expired - Lifetime JPH0757170B2 (ja)

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JPS61227761A true JPS61227761A (ja) 1986-10-09
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54157866A (en) * 1978-05-31 1979-12-13 Toyo Ink Mfg Co Preserving of fish eggs
JPS5561783A (en) * 1978-11-02 1980-05-09 Nagoya Shiyokuran Kako Kk Production of boiled egg in pack

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54157866A (en) * 1978-05-31 1979-12-13 Toyo Ink Mfg Co Preserving of fish eggs
JPS5561783A (en) * 1978-11-02 1980-05-09 Nagoya Shiyokuran Kako Kk Production of boiled egg in pack

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