JPS61226751A - ハロゲン化銀写真感光材料用処理液及びその処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料用処理液及びその処理方法

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JPS61226751A
JPS61226751A JP60067844A JP6784485A JPS61226751A JP S61226751 A JPS61226751 A JP S61226751A JP 60067844 A JP60067844 A JP 60067844A JP 6784485 A JP6784485 A JP 6784485A JP S61226751 A JPS61226751 A JP S61226751A
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    • G03C7/00Multicolour photographic processes or agents therefor; Regeneration of such processing agents; Photosensitive materials for multicolour processes
    • G03C7/30Colour processes using colour-coupling substances; Materials therefor; Preparing or processing such materials
    • G03C7/42Bleach-fixing or agents therefor ; Desilvering processes
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F9/00Compounds containing elements of Groups 5 or 15 of the Periodic System
    • C07F9/02Phosphorus compounds
    • C07F9/547Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom
    • C07F9/6524Heterocyclic compounds, e.g. containing phosphorus as a ring hetero atom having four or more nitrogen atoms as the only ring hetero atoms

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は写真感光材料用処理液及びその処理方法、特に
ハロゲン化銀写真感光材料の処理において、画像銀を漂
白するために使用する処理液及びその処理方法に関する
ものである。
[従来技術] 漂白能を有する写真感光材料用処理液としては、漂白液
、漂白定着液および減力液等が知られている。
この中でハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理におけ
るこの種の処理液には、画像銀を漂白するための酸化剤
として、赤血塩、重クロム酸塩等の無機の酸化剤が広く
用いられている。
しかしながら、これらの無機の酸化剤を含有する漂白能
を有する処理液には、い(つかの重大な欠点が指摘され
ている。例えば、赤血塩及び重クロム酸塩は画像銀の漂
白刃という点では比較的すぐれているが、光により分解
して人体に有害なシアンイオンや六価のクロムイオンを
生成する虞れがあり、公害防止上好ましくない性質を有
している。また、これらの酸化剤はその酸化力が極めて
強いために、チオ硫l塩等のハロゲン化銀溶化剤を酸化
するために同一の処理液中に共存させることが困難で、
漂白定着浴にこれらの酸化剤を用いることはほとんど不
可能であり、このため処理の迅速化および簡素化という
目的の達成を難しくしている。さらに、これらの無曙の
酸化剤を含む処理液は、処理後の廃液を捨てることなく
再生することが困難であるという欠点を有している。
これに対し、最近、公害上の問題もなく、処理の迅速化
、簡素化および廃液の再生使用可能等の要請にかなうも
のとして、アミノポリカルボン酸金属錯塩等の有機金属
キレート化合物を酸化剤として使用した処理液が広く使
われている。
酸化剤として使用するアミノポリカルボン酸金属錯塩と
しては、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ヒ
トOキシアルキルエチレンジアミン、ジエチレントリア
ミン五酢酸などの鉄、銅、コバルト錯塩が知られている
。しかしながら、これらのアミノポリカルボン酸金属錯
塩を使用した処理液は、酸化力が緩慢なために、現像工
程で形成された画像銀(金属銀)の漂白速度(酸化速度
)が遅く、迅速処理という目的に適うものではない。
ちなみにこの中では、エチレンジアミン四酢酸の鉄塩(
以下EDTA鉄錯塩という)を用いた処理液が、漂白刃
の点では、他のアミノポリカルボン耐金属II塩よりも
優れていると考えられており、一部で実用化されている
ものの、従来使用されてきた赤血塩系の漂白液より漂白
刃は劣っている。このため、漂白促進剤を併用する努力
がなされているが、いまだに充分な結果が得られていな
い。また、EDTA鉄錯塩以外のアミノポリカルボン酸
金属錯塩は漂白刃が弱く、漂白能を有する処理液にこれ
らを適用するには、処理液中の該アミノポリカルボン酸
金属錯塩の11度を高くする必要があり、経済上及び溶
解度に限界があり、実用的な使用はほとんど不可能と考
えられていた。さらに、従来のアミノポリカルボン酸金
属錯塩を使用した漂白定着液においては、発色現像液等
、還元剤を含む工程の直後に漂白定着処理を行なうと、
感光材料によって還元剤が漂白定着浴中に持ち込まれ、
あるいは漂白定着液中の還元剤によってアミノポリカル
ボン酸金属錯塩が還元され、このアミノポリカルボン酸
金属錯塩の還元体が発色色素、特にシアン色素を還元し
ロイコ化する結果、色素画像が赤味をおび、あるいはア
ミノポリカルボン酸金属錯塩による漂白刃の低下によっ
て処理画像面に汚染あるいはスティン等を生じ、充分な
色再現性が得られないという欠点があった。
さらに、従来のアミノポリカルボン鍍金Rt/&塩を用
いた漂白定着液においては、長期深存によって保恒剤と
して使用されている亜硫酸イオンが醸化されて消失する
ことにより、定着剤として用いられているチオTa酸−
イオンが酸化されてイオウや硫化銀が発生するという欠
点があった。ざらに、処理時間の短縮のため発色現像工
程後、直ちに漂白もしくは漂白定着処理を行なう場合に
は、感光材料によって発色現像液が漂白浴や漂白定着浴
に持ち込まれ、漂白剤によって発色現象主薬が酸化され
タールを発生しやすいという欠点があった。
[発明の目的] 従って本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは漂白刃が強く、かつ処理によっ
て得られる写真画像特性の優れた処理液を提供すること
にある。
また、本発明の別の目的は、ハロゲン化銀写真感光材料
の処理において、処理後の感光材料に、充分顕色した、
色にこりのない、かつスティン等の発生しない色素画像
を与えることのできる処理液を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、保存安定性にすぐれ、か
つタールの発生がない処理液を提供することにある。
さらに、本発明の別の目的は、人体に無害で公害上の問
題の少ない、かつ再生使用が可能な処理液を提供するこ
とにある。
本発明によればEDTA鉄錯塩等の従来用いられてきた
アミノポリカルボン酸金属錯塩以外の無公害で安全な酸
化剤を用いながら、漂白刃は赤血塩やEDTA鉄錯塩以
上という画期的な性能を有する処理液が得られ、これを
使用すると前記の如き欠点のない、優れた色画像を得る
ことが出来る。
本発明の上記目的は、大環状ポリアミン誘導体金属錯塩
から選ばれる少なくとも1種を含有するハロゲン化銀写
真感光材料用処理液及びその処理方法を用いることによ
って達成される。
[発明の具体的構成コ 本発明において用いられる大環状ポリアミン誘導体金属
錯塩を構成する大環状ポリアミンは、少なくとも3個以
上の窒素原子が、少なくとも2個以上の炭素原子を介し
て連結されて環を形成している化合物であり、前記少な
くとも3個以上の窒素原子は前記炭素原子以外の池の原
子、例えば酸素原子を介して連結されてもよい。ここに
おいて、大環状ポリアミンとは、前記環を形成する窒素
原子数が少なくとも3個であって、環を形成する原子の
総和が少なくとも91のものをいう。また、前記炭素原
子は置換基を有していてもよい。好ましい置換基として
は、アルキル基、ヒドロキシ基、アミノ基等を挙げるこ
とができる。
前記アルキル基は、好ましくは炭素原子数6以下のアル
キル基、例えばメチル、エチル、プロピル等の各基であ
り、また、このアルキル基は、さらに置換基、例えばヒ
ドロキシ基、アミノ基等を有していてもよく、具体的に
は、ヒドロキシメチル基、ヒドロキシエチル基等のヒド
ロキシアルキル基、好ましくは炭素原子数6以下のヒド
ロキシアルキル基、アミノメチル基、アミノエチル基等
のアミノアルキル基、好ましくは炭素原子数6以下のア
ミノアルキル基を挙げることができる。さらに、前記ア
ミノ基は置換基を有していてもよく、置換基としてはメ
チル、エチル、プロピル等の好ましくは炭素原子数6個
以下のアルキル基を挙げることができる。
少なくとも3つの窒素原子を連結して本発明の大環状ポ
リアミン誘導体金属錯塩を形成する連結基としては、次
のものを挙げることができる。
(a )   CH20H2− (b )  −CHCH2− 直 CH3 (C)  −CH2CH2CH2− (d )  −CH2−CH−CH2−Hz (e )   CHCH20H2− CH3 Co  )   −CH20HCH2−島 (h )   −CH20H2CH,CH,2−(i 
 )    CH2CH20CH2CH2一本発明の大
環状ポリアミン金属錯塩を構成する上記結合基は、同一
分子中ですべて同じであっても異なっていても良いし、
また2種以上であっても良い。
以下余白 ち好ましい化合物は下記一般式CI)〜(XVI)  
で示される化合物である。
(V)           (■、)(IX)   
             (X)例えば、前記一般式
(I)の化合物は、3つの窒素原子を前記連結基(a)
によって連結された化合物を示している。
前記一般式の化合物(I)〜(XVI)のそれぞれにお
いて示されるXは、水素原子、カルボキシメチル基、フ
ォスホノメチル基を表わす。具体的には、すべてがカル
ボキシメチル基の場合、少なくとも1個がカルボキシメ
チル基で、他が水素原子の場合、すべてが7オスホノメ
チル基の場合、少なくとも1個がフォスホノメチル基で
、他はカルボキシメチル基の場合、少なくとも1個がカ
ルボキシメチル基で、他の少なくとも1個が7オスホノ
メチル基で、残りが水素原子、又は少なくとも1個が7
オスホノメチル基で、他は水素原子の場合を挙げること
ができる。
本発明において、一般式(I)〜(XVI)で示される
化合物は、好ましくはXがすべてカルボキシメチル基又
はフォスホノメチル基の場合である。
以下余白 前記一般式(1)〜(XVI)で示される化合物のうち
、tnに好ましいのd以下に示す化合物であるっ(A−
2) (A−3) (A−4) (A−5) C’&C00H (A−10) hりりしM2 L;    1.; Hz シ(J U
 n(B−2) (B−3) (B−5) (B−6) C)bPO3i4z (B−7) (B−8) (B−9) CHz P Os 10 (B−10) これらの化合物は、例えば日本化学会誌1975年11
82頁:テトロへドロン(Tetrahedron) 
、 37巻。
767頁、 1981年等に記載されたような一般的な
合成法で合成されるが、例えば(A−1)の化合物は以
下のように合成される。
合成例[(A−1>の化合物] ジエチレン1−リアジンと3倍モルの水酸化ナトリウム
を含む水溶液中に、3倍モルのp−トルエンスルホン酸
塩化物をエーテルに溶解させた溶液を徐々に添加する。
混合液を1時間室温で撹拌した後、生成する白色沈殿を
濾過、水洗してからメタノールで再結晶し、無色針状結
晶のN、N’ 。
N n−トリ(1)−トルエンスルホン酸)ジエチレン
トリアミンを得る。次いで、ジメチルホルムアミドに無
水炭酸カリウムを加え、これを120℃に保ってゆっく
り撹拌しながら、N、N’ 、N“−トリ(p−トルエ
ンスルホン酸)ジエチレントリアミン及び等モルの1.
3−ジブロモプロパンをジメチルホルムアミドに溶解さ
せた溶液をヘルシュバーグ(Hershberg)の滴
下装置を使って10秒間に1滴の速度で30〜40時間
かけて添加する。この混合物を115〜120’Cで7
時間更に撹拌した後、室温に冷却し濾過する。この濾液
を1/10に濃縮して水を加えて沈殿させ、この沈殿物
を熱ベンゼンで抽出する。抽出したベンゼンを無水@酸
ナトリウムで乾燥させたのち除去すると粘性をもった黄
褐色のオイルが得られる。これをエタノールに溶解させ
放置し、得られた結晶をエタノール−ベンゼンから再結
晶することにより無色針状結晶の1.4.7−トリアザ
シクロノナンーN、N’ 、N“−トリ(p−トルエン
スルホン酸)を得る。これを70%硫酸で48時間還流
して加水分解した後、水で希釈、エタノールを添加して
結晶を得る。この結晶を強アルカリ水溶液に溶解し、シ
クロヘキサンで抽出し、溶媒を蒸発させ、残りを減圧蒸
留して結晶を得る。これを水−エタノールから再結晶し
、1.4.7−ドリアザシクロノナン三塩酸塩を得る。
これを水に溶解し、3倍モルのりロロ酢酸を加えたのち
、水酸化リチウムで中和し、徐々に温度を上げながら、
pHを9に保つように水酸化リチウム溶液を滴下する。
完全にアルカリを消費しなくなるまで加熱を続けた後、
塩酸でpHを2にし、大部分の水分を蒸発させてから、
エタノールを加えて結晶を得る。これを水−エタノール
から再結晶して1.4.7−トリアザシクロノナンーN
、N’、N″−三酢酸(A−1)を得る。この化合物を
元素分析と赤外吸収スペクトルにより確認した。
カルボキシメチル基を有する他の大環状ボリア ゛ミン
誘導体も、同様の方法でそれぞれ対応する直鎖状のポリ
アミンから合成することができる。
また、フォスホンメチル基を有する大環状ポリアミン誘
導体は、クロロ酢酸に変えてクロロメチレンフォスホン
酸を使用することによりカルボキシメチル基を有する大
環状ポリアミン誘導体とほぼ同様に合成することができ
る。
本発明に係る前記一般式で示される化合物と金属錯塩を
構成する中心原子としての金属原子としては、好ましく
は鉄を使用するが、銅、コバルト等も使用できる。
本発明に従って処理液を調整する際に用いる本発明の大
環状ポリアミン誘導体金属錯塩の量は、この錯塩の種類
、処理液の種類によって異なるが、一般的には処理液1
e当り3g乃至350gの範囲で使用する。
本発明において用いられる漂白能を有する処理液とは、
具体的に漂白液、漂白定着液及び減力液をいう。
本発明の大環状ポリアミン誘導体金属錯塩の金属とは、
大環状ポリアミン誘導体と配位結合できる金属であって
、例えば鉄、コバルト、銅等であり、本発明において特
に好ましい大環状ポリアミン誘導体台am塩は第2金属
塩で、例えば第2鉄塩である。
本発明に用いられるハロゲン化銀カラー感光材料は、通
常、スペクトルの三原色領域の各々に感光性を有する色
素画像形成構成単位を有し、各構成単位はスペクトルの
ある一定領域に対して感光性を有する単層乳剤層又は多
層乳剤M(この場合、夫々の乳剤層の感光度が異なって
いる方が好ましい)からなることができ、又、例えばフ
ィルタ一層、中間保護層、下塗り層などの層を有するこ
とができる。画像形成構成単位の層を含めて感光材料の
層は、当業界で知られているように種々の順序で塗設す
ることができる。
典型的なカラー感光材料は、少くとも1種のシアン色素
形成カプラーを有する少くとも1つの赤感性ハロゲン化
銀乳剤層からなるシアン色素画像形成構成単位、少なく
とも1種のマゼンタ色素形成カプラーを有する少くとも
1つの緑感性ハロゲン化銀乳剤層からなるマゼンタ色素
画像形成構成単位、少くとも1種の黄色色素形成カプラ
ーを有する少くとも1つの青感性ハロゲン化銀乳剤層か
らなる黄色色素画像形成構成単位を非感光性層とともに
支持体上に塗設されたものからなる。
このカラー感光材料は、黄色発色カプラーとして、当業
界で用いられる開鎖ケトメチレン系カプラーを用いるこ
とができる。用い得る黄色発色カプラーの具体例は、米
国特許2,875.057号、同3.265,506号
、同 3,408,194号、同 3,551,155
号、同3,582,322号、同3,725,072号
、同3,891,445号、西独特許1,547,86
8号、西独特許出願<OLS )  2,213,46
1号、同 2,219,917号、同 2,261,3
61号、同2,414,006号、同2,263,87
5号などに記載されたものである。
マゼンタ発色カプラーの具体例は、米国特許2.600
,788号、同 2,983408号、同 3,062
,653号、同3,127,269号、同3,311,
476号、同3,419,391号、同3,519,4
29号、同、3,558,319号、同3,582.3
22号、同 3,615,506号、同 3,834,
908号、同3.891,445号、西独特許1,81
0,464号、西独特許出願(01S )  2,40
8,665号、同2,417,945号、同2,418
,959号、同2,424,467号、特公昭40−6
031@などに記載のものである。
シアン発色カプラーとしては、フェノール系化合物、デ
フ1〜−ル系化合物などを用いることができる。その具
体例は、米国特許2,369,929号、同2.434
,272号、同 2,474,293号、同 2,52
1,908号、同2,895,326号、同3,034
,892号、同3,311,476号、同3,458,
315号、同3,476.563号、同3,583.9
71号、同3,591.383号、同3,767.41
1号、西独特許出願(OL S )  2,414,8
30号、同2,454,329号、特開昭48−598
38号等に記載されたものである。
カラード・カプラーとしては、例えば米国特許3.47
6.560号、同 2,521,908M、同 3,0
34,892号、特公昭44−2016号、同38−2
2335号、同42−11304号、同44−3246
1号、西独特許出願(OL S )  2,418,9
59号等に記載のものを使用できる。
また、写真特性を向上するために、所謂コンビーテング
・カプラーと呼ばれる無呈色色素を形成するカプラーを
含むこともできる。
さらに、現像抑制剤放出化合物(以下DIR化合物とい
う)も用いることができ、DIR化合物の具体例として
は、例えば米国特許第3,148,062号、同第3,
227,554号、英国特許第2,010,818号、
特開昭52−69624号、同55−135835号、
同57−44831号等に記載されているような化合物
を用いることができる。
カプラー及びDIR化合物をハロゲン化銀乳剤層に導入
するには当業界で用いられる任意の方法、例えば、米国
特許2,322,027号に記載の方法などが用いられ
る。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料において、ハ
ロゲン化銀乳剤に用いら、れるハロゲン化銀としては、
臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀、塩沃臭化銀等の
通常ハロゲン化銀写真乳剤に使用される任意のものが包
含される。
上記のハロゲン化銀乳剤は、化学増感剤、例えば貴金属
増感剤、硫黄増感剤、セレン増感剤及び還元増感剤で化
学増感することができる。
更にハロゲン化銀乳剤は必要に応じて、シアニン、メロ
シアニン、hルボシアニン等のシアニン色素類の単独も
しくは組合せ使用、またはそれらとスチリル染料等との
組合せ使用によって分光増感の強色増感をすることがで
きる。
その選択は増感すべき波長域、感度等ハロゲン化銀カラ
ー写真感光材料の目的、用途に応じて任意に定めること
が可能である。
上記のハロゲン化銀乳剤には、更に安定剤、硬膜剤及び
界面活性剤等の写真分野において通常用いられる添加剤
を加えることができる。
本発明の漂白能を有する処理液は、カラーベーパー、カ
ラーリバーサル、カラーネガ、カラープリントフィルム
等のハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理に対して特
に有効であるが、白黒用ハロゲン化銀写真感光材料の減
力液としても有効に適用することができる。例えば、製
版用ハロゲン化銀写真感光材料の減力液としては、・フ
ァーマー減力液、過硫酸塩減力液、過マンガン酸塩減力
液、エチレンジアミン四酢酸減力液等が用いられていた
が、ファーマー減力液、過マンガン酸塩減力液はそれぞ
れシアン、マンガンなど有害物質を含んでおり、過硫酸
塩減力液は経時による酸化能力の劣化が早い。エチレン
ジアミン四酢酸減力液は、この様な欠点はないが酸化力
が緩慢である。この欠点はエチレンジアミン四酢酸鉄塩
の代りにグリコールエーテルジアミン四酢酸、エチルエ
ーテルジアミン四酢酸、ジエチレングリコールエーテル
ジエチルエーテルジアミン四酢酸の金属錯塩を減力剤と
して用いることによって解決できる。
本発明の大環状ポリアミン誘導体金属錯塩を添加してな
る漂白能を有する処理液による処理は、現像処理後に画
像銀を酸化漂白する処理工程を含むものであれば処理工
程中のどの時期に行なってもよい。ハロゲン化銀カラー
写真感光材料の処理においては、処理工程に前硬躾中和
浴を含むものであっても、また現像処理後に停止浴ある
いは停止定着浴がある場合であっても、あるいは現像工
程から直接漂白あるいは漂白定着工程に入るものであっ
てもさしつかえない。
本発明において用いられる処理工程は、例えば以下に例
示する、それぞれが一連の連続した処理工程である。
(1)発色現像処理→漂白定着処理→水洗→安定(2)
発色現像処理→漂白処理→水洗→定着処理→水洗→安定 (3)発色現像処理→漂白処理→定@処理→水洗→安定 (4)黒白現像処理→反転露光→発色現像処理→漂白定
着処理→水洗→安定 (5)黒白現像処理→停止→カブリ剤を含む発色現像処
理→漂白処理→定着処理→水洗→安定 本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料の処理方法の
処理温度は、感光材料、処理処方によって好ましい範囲
に設定される。一般的には20〜ao’cであるが、本
発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、特に30°
C以上の処理に適している。
発色現像液に用いられる発色現像主薬としては、種々の
カラー写真プロセスにおいて、広範に使用されている公
知のものが包含される。特に有用な光色現像主薬は、芳
香族第1級アミン系発色現像主薬であり、その中でも特
に有用な化合物としては、N、N−ジエチル−p−フェ
ニレンジアミン塩酸塩、N−メチル−p−フェニレンジ
アミン塩酸塩、N、N−ジメチル−p−フェニレンジア
ミン塩M塩、2−アミノ−5−(N−エチル−N−ドデ
シルアミノ)−トルエン、N−エチル°−N−β−メタ
ンスルホンアミドエチル−3−メチル−4−アミノアニ
リン硫酸塩、N−エチル−N−β−ヒドロキシルエチル
アミノアニリン硫酸塩、4−アミノ−3−メチル−N、
N−ジエチルアニリン塩酸塩、N−エチル−N−β−ヒ
ドロキシルエチル−3−メチル−4−アミノアニリン硫
酸塩、4−アミノ−N−(β−メトキシエチル)−N−
エチル−3−メチルアニリン−p−トルエンスルホネー
トなどを挙げることができる。
これらの発色現像主薬は、予めハロゲン化銀カラー写真
感光材料中に、発色現像主薬そのものとして、あるいは
、そのプレカーサーとして含有していてもよい。
これらの芳香族第1級アミン系発色現像主薬は、発色現
像処理する際に十分な発色が得られる量を添加しておく
必要がある。この量はハロゲン化銀カラー写真感光材料
の種類等によって大分具なるが、おおむね感光性ハロゲ
ン化銀1モル当り0.1モルから5モルの間、好ましく
は0.5モルから3モルの範囲で用いられる。これらの
発色現像主薬は、単独でまたは組合わせて用いることも
できる。
本発明に用いられる発色現像液中には、上記芳香族第1
級アミン系発色現像主薬の他に、水酸化ナトリウム、水
酸化カリウム、炭酸カリウム、リン酸三ナトリウム等の
アルカリ剤、硼酸、酢酸等のpH1lIj剤、チオエー
テル類、1−アリール−3−ピラゾリドン類、N−メチ
ル−p−アミノフェノール類、ポリアルキレングリコー
ル等の公知の現像促進剤、ベンジルアルコール、エタノ
ール、ブタノール、エチレングリコール、ジエチレング
リコール、アセトン、N、N−ジメチルホルムアミド等
各種の有機溶剤、臭化カリウム、ニトロペンツイミダゾ
ール等の現像抑制剤、亜硫酸塩、ヒドロキシルアミン、
グルコース、アルカノール、アミン類等の保恒剤、ポリ
リン酸化合物、ニトリロトリ酢酸等の硬水軟化剤が必要
に応じて含まれる。
本発明に用いられる発色現像液のEIH値は通常7.0
以上であり、好ましくは、約9.5〜13.0である。
本発明に用いられる発色現像処理の温度は30〜60℃
、時間は30秒〜10分が好ましい。
本発明の処理液において、漂白処理に本発明の大環状ポ
リアミン誘導体金属錯塩を含有する漂白液を用いる場合
には、一般には、次いで定着液を用いて定着処理が行な
われる。また、本発明の前記錯塩を含有する漂白定着液
を用いる場合には、漂白処理と定着処理とが同−液で同
時に行なわれる。前記漂白液もしくは漂白定着液に用い
られる漂白剤としては、本発明の大環状ポリアミン誘導
体金属錯塩の他に、例えば、アミノポリカルボン酸金属
錯塩、脂肪族ポリカルボン酸金属錯塩、過硫酸塩などが
を用いてもよい。
前記アミノポリカルボン酸金属錯塩を形成するアミノポ
リカルボン酸としては、次のごときものを挙げることが
できる。
エチレンジアミンテトラ酢酸、 ジエチレントリアミンペンタ酢酸、 エチレンジアミン−N−(β−ヒドロキシエチル)−N
、N’ 、N’ −トリ酢酸、プロピレンジアミンテト
ラ酢酸、 ニトリロトリ酢酸、 シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸、 イミノジ酢酸、 メチルイミノジ酢酸、 エチルイミノジ酢酸、 ヒドロキシルチルイミノジ酢酸、 ヒドロキシルメチルイミノジ酢酸、 プロピルイミノジ酢酸、 ブチルイミノジ酢酸、 ジヒドロキシエチルグリシン、 エチルエーテルジアミンテトラ酢酸、 グリコールエーテルジアミンテトラ酢酸、エチレンジア
ミンテトラプロピオン酸、フェニレンジアミンテトラ酢
酸、 エチレンジアミンテトラ酢酸ジナトリウム塩、エチレン
ジアミンテトラ酢酸テトラ(トリメチルアンモニウム)
塩、 エチレンジアミンテトラ酢酸テトラナトリウム塩、 ジエチレントリアミンペンタ酢酸ペンタナトリラム塩、 エチレンジアミン−N−(β−ヒドロキシエチル)−N
、N’ 、N’ −トリ酢酸ナトリウム塩、ブOピレン
ジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩、ニトリロトリ酢酸ナ
トリウム塩、 シクロヘキサンジアミンテトラ酢酸ナトリウム塩、 上記アミノポリカルボン酸と錯塩を形成する金属とは、
例えば鉄、コバルト、銅等であり、特に好ましいアミノ
ポリカルボン酸の金属錯塩は第2金属塩で、例えば第二
鉄塩である。
これらのアミノポリカルボン酸金属錯塩の使用量は、処
理液11当り0.01〜0.4モルの範囲が好ましい。
本発明の漂白液もしくは漂白定着液には、更に金属原子
と錯塩を形成していない大環状ポリアミン誘導体又は前
記例示のポリカルボン酸等のキレート剤を含有していて
もよい。これらのキレート剤の使用量は処理液1 当り
0.1gから1001;lの範囲が好ましい。
本発明において処理液が漂白液の場合は、前記の如き本
発明の大環状ポリアミン誘導体金jI錯塩を含有すると
ともに、種々の添加剤を含むことができる。添加剤とし
ては、とくにアルカリハライドまたはアンモニウムハラ
イド、たとえば臭化カリウム、臭化ナトリウム、塩化ナ
トリウム、臭化アンモニウム等の再ハロゲン化剤を含有
させることが望ましい。また硼酸塩、蓚酸塩、酢酸塩、
炭酸塩、燐I!塩等のpHl1li剤、トリエタノール
アミン等の可溶化剤、アミノポリカルボン酸もしくはそ
の塩、アルキルアミン類、ポリエチレンオキサイド類等
の通常漂白液に添加することが知られているものを適宜
添加することができる。
本発明において処理液が漂白窓Wviの場合は、本発明
の大環状ポリアミン誘導体金属n塩とともにチオ硫酸塩
、チオシアン酸塩、チオ尿素類等のハロゲン化銀定着剤
を用いることができる。また、臭化カリウムの如きハロ
ゲン化合物を少量添加した組成からなる漂白定着液、あ
るいは逆に臭化カリウムの如きハロゲン化合物を多量に
添加した組成からなる漂白定着液も用いることができる
前記のハロゲン化合物としては臭化カリウムの他に塩化
水素酸、臭化水素酸、臭化リチウム、臭化ナトリウム、
臭化アンモニウム、沃化カリウム、沃化アンモニウム等
を使用することができる。
漂白定着液に含ませるハロゲン化銀定着剤としては通常
の定着処理に用いられるようなハロゲン化銀と反応して
水溶性の錯塩を形成する化合物、たとえばチオ硫酸カリ
ウム、チオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニウムの如
きチオ硫酸塩、チオシアン酸カリウム、チオシアン酸ナ
トリウム、チオシアン酸アンモニウムの如きチオシアン
酸塩、あるいはチオ尿素、チオエーテル、高濃度の臭化
物、ヨウ化物等がその代表的なものである。
なお漂白定着液には漂白液の場合と同様に硼酸、硼砂、
水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、
炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウム、酢
酸、酢酸ナトリウム、水酸化アンモニウム等の各種の塩
からなる1))−1緩衝剤を単独であるいは2種以上組
合せて含有せしめることができる。さらにまた、各種の
蛍光増白剤や消泡剤あるいは界面活性剤を含有せしめる
こともできる。
また、ヒドロキシルアミン、ヒドラジン、亜硫酸塩、異
性重亜硫酸塩、アルデヒドやケトン化合物の重亜硫酸付
加物等の保恒剤、アミノポリカルボン酸等の有機キレー
ト剤あるいはニトロアルコール硝酸塩等の一種の安定剤
、アルカノールアミン等の可溶化剤、有機アミン等のス
ティン防止剤、メタノール、N、N−ジメチルフォルム
アミド、N、N−ジメチルスルフオキシド等の有機溶媒
を適宜含有せしめる。
また、自動現像処理を行なう場合、通常、漂白液または
漂白定着液には、自動補充システムにより、補充液が補
充される。即ち、ハロゲン化銀カラー写真感光材料の処
理量に応じて消費される漂白液または漂白定着液中の成
分を補い、また、発色現像処理や水洗処理などからの持
ち込み液による希釈を補い、あるいは漂白液または漂白
定着液から処理ハロゲン化銀写真感光材料によって持ち
出される成分を補うために、必要な成分が補充される。
従って、補充液は、通常、漂白液または漂白定着液より
も濃縮化されており、かかる濃縮化の程度は、補充する
成分の量、あるいは漂白液または漂白定着液の量に応じ
て適宜選択される。
本発明の処理液が用いられる漂白工程、漂白定着工程の
処理時間は、20秒〜10分、更には30秒〜7分であ
ることが好ましい。また、処理温度は通常20〜50℃
で良い。
次に本発明の効果をより具体的に示すために実施例を挙
げて説明するが、本発明の実mi様はこれらの実施例に
よって何ら限定されるものではない。
以下余白 [実施例] 実施例1 当業界で高感度ハロゲン化銀カラー写真感光材料に対し
て採用される層構成に倣い、各種の補助層を介在させな
がら、支持体の方からハレーション防止層、赤感光性ハ
ロゲン化銀乳剤層、緑感光性ハロゲン化銀乳剤層及び青
感光性ハロゲン化銀乳剤層とし、該青感光性ハロゲン化
銀乳剤層の最外側に単分散高感度ハロゲン化銀乳剤層を
配した。
層1・・・硝酸銀を還元剤としてハイドロキノンを用い
還元して波長域400〜700nmの光に高い吸収性を
示す黒色コロイド銀0.80をゼラチン3Qにて分散液
を作りハレーション防止層を塗設した。
層2・・・1.5gの低感度赤感光性沃臭化銀乳剤(A
gl:8モル%)、1.6gのゼラチン並びに0.80
Qの1−ヒドロキシ−4−(β−メトキシエチルアミノ
カルボニルメトキシ)−N−[δ−(2,4−ジ−t−
アミルフェノキシ)ブチル]−2−ナフトアミド[以下
、シアンカプラー(C−1)と称す]、o、o2agの
1−ヒドロキシ−4−[4−(1−ヒドロキシ−8−ア
セトアミド−3,6−ジスルホ−2−ナフチルアゾ)フ
ェノキシ]−N−[δ−(2,4−ジ−t−アミルフェ
ノキシ)ブチル]−2−ナフトアミド・ジナトリウム[
以下、カラードシアンカプラー(CC−1)と称す]を
溶解した0、4Qのトリクレジルフォスフェート(以下
、TCPと称す)を含有している低感度赤感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層。
層3・・・1.1gの高感度赤感光性沃臭化銀乳剤(A
glニアモル%)、1.29のゼラチン並びに0.23
Qのシアンカプラー(C−1)、0.020111のカ
ラードシアンカプラー(CG−1)を溶解した0、 1
50のTCPを含有している高感度赤感光性ハロゲン化
銀乳剤層。
層4・・・0.07Qの2.5−ジ−t−オクチルハイ
ドロキノン[以下、汚染防止剤(HQ−1)と称す]を
溶解した0、04Qのジ−n−ブチルフタレート(以下
、DBPと称す)及び1.2gのゼラチンを含有してい
る中間層。
15・・・1.60の低感度緑感光性沃臭化銀乳剤(A
gf:15モル%)、1.7gのゼラチン並びにo、3
ggの1− (2,4,6−トリクロロフエニル)−3
−[3−(2,4−ジーで一アミルフェノキシアセトア
ミド)ベンゼンアミド]−5−ピラゾロン[以下、マゼ
ンタカプラー(M−1)と称す]、0.209の4.4
−メチレンビス−11−(2,4,6−トリクロロフエ
ニル) −3−[3−(2,4−ジーで一アミルフェノ
キシアセトアミド)ベンゼンアミド]−5−ピラゾロン
[以下、マゼンタカプラー(M−2>と称す]、0.0
66gの1− (2,4,6−トリクロロフエニル)−
4−(1−ナフチルアゾ”)−3−(2−クロロ−5−
オクタデセニルスクシンイミドアニリノ)−5−ピラゾ
ロンr以下、カラードマゼンタカプラー(CM−1)と
称す]の3種のカプラーを溶解した0、3gのTCPを
含有している低感度緑感光性ハロゲン化銀乳剤層。
層6・・・1.5Qの高感度緑感光性沃臭化銀乳剤(I
I:11モル%)、1.9gのゼラチン並びに0.09
3(Jのマゼンタカプラー(M−1>、0.094Qの
マゼンタカプラー(M−2)、0.0499のカラード
マゼンタカプラー(CM−1>を溶解した0、120の
TCPを含有している高感度緑感光性ハロゲン化銀乳剤
層。
層7・・・0.20の黄色コロイド銀、0.20の汚染
防止剤(HQ−1)を溶解した0、11QのDBP及び
2.1Qのゼラチンを含有するイエローフィルタ一層。
層8・・・0.95aの低感度青感光性沃臭化銀乳剤(
1126モル%)、1.99のゼラチン並びに1.84
17のα−[4−(1−ベンジル−2−フェニル−3,
5−ジオキソ−1,2,4−トリアジリジニル)]−]
α−ピバロイルー2−クロロー5[γ−(2,4−ジ−
t−アミルフェノキシ)ブタンアミド]アセトアニリド
[以下、イエローカプラー(Y−1)と称す]を溶解し
た0、93gのDBPを含有する低感度青感光性ハロゲ
ン化銀乳剤層。
層9・・・1.2gの高感度単分散青感光性沃臭化銀乳
剤(AaTニアモル%)、2.0Qのゼラチン並びに0
.461;lのイエローカプラー(Y−1)を溶解した
0、230のDBPを含有する高感度青感光性ハロゲン
化銀乳剤層。
層10・・・ゼラチンからなる第2保護層。
111・・・2.3gのゼラチンを含有する第1保護層
作成した試料の写真構成層の乾燥膜厚は25μ−であっ
た。また、各試料は下記の処理工程に従って処理した。
処理工程  処理濃度  処理時間 発色現像  37.8℃   3分15秒漂白定着  
37.8℃   1分、3分水洗    31.8℃ 
  2分 安定    37.8℃   30秒 また、各処理液は下記処方により調製した処理液を用い
た。
[発色現像液] 炭酸カリウム            30g亜流亜流
上リウム         2.0gヒドロキシアミン
硫酸塩      2.0g1−ヒドロキシエチリンデ
ンー 1.1−ジホスホン!!!        1.01;
1央化カリウム           1.2g塩化マ
グネシウム         0.8g水酸化しナトリ
ウム        3.4gN−エチル−N−β−ヒ
ドロキシ エチル−3−メチル−4−アミノ アミニリン硫酸塩         4.6g水を加え
て1Cとし、水酸化すトリウムにてp)−110,1に
調整した。
[漂白定着液〕 漂白剤C表1に従って添加した) キレート剤(表1に従って添加した) 亜流酸アンモニウム(50%溶液>   io、ogチ
オ硫酸アンモニウム(70%溶液)  2oo、oa水
を加えて10とし、水酸化アンモニウムにて1) H7
,5に調整した。
[安定液] ホルマリン(35%水溶液)       r、oIl
lt水を加えて1/に仕上げる。
以下仝白 j111表 第1表(蛙乏) 第1表 第1表 第1表の結果から明らかなように、本発明の大環状ポリ
アミン誘導体今風錯塩を含有する漂白定着液は、比較の
漂白定着液に比べ短時間で画像銀を漂白定着することが
でき、すぐれた漂白定着力を有することがわかる。また
、本発明の漂白定着液で処理した試料はスティンもなく
、復色不良も発生していなかった。
実施例2 実施例1の試料を用いたタングテン光源にフィルターを
介して4900にの色温度にて段隔露光を行い、以下の
(a )、(b )、(C)及び(d )の処理を行な
い、実施例1と同様に感光材料の残存銀を調べた。
(a )処理 [処理工程]  [温度]    EF!5間]発色現
像    38℃  3分15秒漂  白     3
8℃  30秒、1分40秒水   洗       
38℃    2分定  着    38℃  4分2
0秒水   洗       38℃    4分安 
  定       38℃    1分乾   燥 
      50℃    −各処理工程に用いた処理
液の組成は次の通りである。
発色現像液 漂白液 定着液 安定液 水を加えて1eとする。
以下余白 第  2 表 第2表 第2表 第2表から明らかなように、本発明の漂白液は比較のそ
れに比べすぐれた漂白刃を有することがわかる。
実施例3 本発明の処理液の保存性及びタール発生を見るため、発
色現像液を含有した以下の様な漂白定着液を調整した。
漂白定着液 漂白剤   (第3表に従って添加した)キレート剤 
(第3表に従って添加した)発色現像液       
      300i+!チオ硫酸アンモニウム60%
水溶液  120IQ亜硫酸アンモニウム40%水溶液
   22IIIL氷酢酸又は水酸化アンモニウムでp
 H7,0に調整した。
なお、漂白定着液に使用した発色現像液は以下の処方の
ものを用いた。
(発色現像液) ベンジルアルコール         1s +mL4
−アミノー3−メチルーN− エチル−N(β−メタンスルホン アミドエチル)アミノ−アニリン 硫酸塩 エチレングリコール−15IIl 亜硫酸カリウム          2.OQ臭化カリ
ウム           0.7(J塩化ナナトリウ
ム         0.2g炭酸カリウム     
      30.Q(JヒトCキシルアミン硫酸塩 
     3.0gポリリン酸(TPPS)     
   2.こΩ発色現像主薬(N−エチル−N−β −メタンスルホンアミドエチル−3 −メチル−4−アミノアニリン硫酸塩)  6.Of;
1蛍光増白剤(4,4’ −ジアミノヌチルベンスルホ
ンl!誘導体       1.0g水酸化カリウム 
         2.0g水を加えて全量を11とし
、p)jlo、’Oに調整する。
調整した処理液を細口5COml’ガラスピンに口元ま
で満たし38℃にて43!!!間保存した。
4週間後に亜硫酸塩をヨウ素滴定にて定量した。
更に4週間放置し、タール生成の程度を観察し第3表に
示した。
以下余白 13  表       (続き) 第3表より明らかなように、比較の漂白定着液は、該液
中の亜硫酸塩の減少速度が速く、保存安定性が悪く、硫
化銀やイオウが発生しやすい。また、タールも発生しや
すい。こ゛れに対して本発明の漂白定着液は、亜硫酸塩
の減少が少なく、保存安定性にすぐれていると共にター
ルの発生も認められないすぐれた処理液であることが判
る。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)大環状ポリアミン誘導体金属錯塩から選ばれる少
    なくとも1種を含有する漂白能を有するハロゲン化銀写
    真感光材料用処理液。
  2. (2)露光済ハロゲン化銀写真感光材料を現像処理した
    後、大環状ポリアミン誘導体金属錯塩から選ばれる少な
    くとも1種を含有する漂白能を有する処理液で処理する
    ことを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
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