JPS61226324A - 車両用ドアウエザ−ストリツプ - Google Patents
車両用ドアウエザ−ストリツプInfo
- Publication number
- JPS61226324A JPS61226324A JP60067116A JP6711685A JPS61226324A JP S61226324 A JPS61226324 A JP S61226324A JP 60067116 A JP60067116 A JP 60067116A JP 6711685 A JP6711685 A JP 6711685A JP S61226324 A JPS61226324 A JP S61226324A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- thickness
- weather strip
- thick
- door
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
M業上の利用分野
本発明は自動車のドアと車体パネル間にあって、ドア開
閉時の気密性を保持するドアウェザ−ストリップに関す
るものである。
閉時の気密性を保持するドアウェザ−ストリップに関す
るものである。
従来の技術
一般の自動車にあっては、車体開口縁に当接させる中空
リップを持つウェザ−ストリップをドア周縁部に取り付
けて、気密性を保持しているが、上記ウェザ−ストリッ
プの一例として第4図に示す構造が通常用いられている
。即ちウェザ−ストリップ1は取付基部2と中空状のシ
ールリップ3及び薄片状のリップ4を主体としており、
装着時、特に第3図の■−v線に沿う断面図として示し
た第5図の如く、取付基部2をドアサツシュ5へ僚合固
定し、中空状のシールリップ3の一端を車体パネル6へ
当接させている。
リップを持つウェザ−ストリップをドア周縁部に取り付
けて、気密性を保持しているが、上記ウェザ−ストリッ
プの一例として第4図に示す構造が通常用いられている
。即ちウェザ−ストリップ1は取付基部2と中空状のシ
ールリップ3及び薄片状のリップ4を主体としており、
装着時、特に第3図の■−v線に沿う断面図として示し
た第5図の如く、取付基部2をドアサツシュ5へ僚合固
定し、中空状のシールリップ3の一端を車体パネル6へ
当接させている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながらこのような従来のドアウェザ−ストリップ
の固定構造にあっては、前記中空状のシールリップ3を
構成するゴム材の肉厚が全体に亘って略均−になってい
るので、第5図に示した状態、即ちドアを閉じた際に、
/−ルリツプ3の上壁3aが上方に盛り上がり、該上壁
3aと車体パネル6との中間部に雨水7かたまりやすい
欠点があった。従って車体パネル6の発錆とシールリッ
プ3の劣化を促進することになり、更に水分がウェザ−
ストリップ1の接合部や、車体パネル6の継ぎ部等を介
して車室内に侵入する等の問題点を有している。
の固定構造にあっては、前記中空状のシールリップ3を
構成するゴム材の肉厚が全体に亘って略均−になってい
るので、第5図に示した状態、即ちドアを閉じた際に、
/−ルリツプ3の上壁3aが上方に盛り上がり、該上壁
3aと車体パネル6との中間部に雨水7かたまりやすい
欠点があった。従って車体パネル6の発錆とシールリッ
プ3の劣化を促進することになり、更に水分がウェザ−
ストリップ1の接合部や、車体パネル6の継ぎ部等を介
して車室内に侵入する等の問題点を有している。
そこで本発明は上記した如き従来のウェザ−ストリップ
の構造上に起因する各種欠点を改良して。
の構造上に起因する各種欠点を改良して。
ドアを閉じた際に雨水等の貯留することがないウェザ−
ストリップの提供を目的とするものである。
ストリップの提供を目的とするものである。
問題点を解決するための手段
本発明は上記目的を達成するために、前記した構成ヲ持
つウェザ−ストリップにおいて、車体パネルと当接する
前記中空リップのコーナー部近傍に厚肉部を設け、該厚
肉部と取付基部間のリップ上壁に薄肉部を設けるととも
に、前記厚肉部と薄肉部との中間にあるリップ上壁の肉
厚中心が、前記厚肉部の肉厚中心部と薄肉部の肉厚中心
部とを直線で結ぶ位置よりも下側に設定したことを特徴
とする車両用ドアウエザーストリップヲ提供するもので
ある。
つウェザ−ストリップにおいて、車体パネルと当接する
前記中空リップのコーナー部近傍に厚肉部を設け、該厚
肉部と取付基部間のリップ上壁に薄肉部を設けるととも
に、前記厚肉部と薄肉部との中間にあるリップ上壁の肉
厚中心が、前記厚肉部の肉厚中心部と薄肉部の肉厚中心
部とを直線で結ぶ位置よりも下側に設定したことを特徴
とする車両用ドアウエザーストリップヲ提供するもので
ある。
作用
上記の構成としたことによって、ドアを閉じた際に、中
空のシールリップ上壁が盛り上がるように変形すること
を防止し、このような変形に起因する雨水等の貯溜を防
止することができる。
空のシールリップ上壁が盛り上がるように変形すること
を防止し、このような変形に起因する雨水等の貯溜を防
止することができる。
実施例
以下図面に基づいて本発明に係るドアウェザ−ストリッ
プの構成を説明する。即ち第1図に示す断面構造におい
て、ウエザース) lツブ11は取付基部12と中空リ
ップ13と、薄片状のリップ14を主要な構成要素とし
ている。この中空リップ13は、後述する車体パネルと
当接するコーナー部Aが形成されていて、このコーナー
部Aにおける肉厚′1′1を大きくした厚肉部13 a
を形成する。
プの構成を説明する。即ち第1図に示す断面構造におい
て、ウエザース) lツブ11は取付基部12と中空リ
ップ13と、薄片状のリップ14を主要な構成要素とし
ている。この中空リップ13は、後述する車体パネルと
当接するコーナー部Aが形成されていて、このコーナー
部Aにおける肉厚′1′1を大きくした厚肉部13 a
を形成する。
更に上記厚肉部13 a <!:%取付基部12間にあ
るリップ上壁中間部に薄肉部13 bを形成する。
るリップ上壁中間部に薄肉部13 bを形成する。
該薄肉部13 bの肉厚TIは前記肉厚T、よりも小さ
くなっている。又厚肉部13 aと薄肉部13 bとの
中間にあるリップ上壁の肉厚中心@Oは、厚肉部+38
の肉厚中心部Pと、薄肉部13 bの肉厚中心部Qを直
線で結んだラインRよりも下側にあるように設定しであ
る。
くなっている。又厚肉部13 aと薄肉部13 bとの
中間にあるリップ上壁の肉厚中心@Oは、厚肉部+38
の肉厚中心部Pと、薄肉部13 bの肉厚中心部Qを直
線で結んだラインRよりも下側にあるように設定しであ
る。
尚ウェザ−ストリップ11を装着した際に、前記肉厚中
心部Pが肉厚中心部Qよりも水平ラインの上方にあるよ
うに留意する必要がある。
心部Pが肉厚中心部Qよりも水平ラインの上方にあるよ
うに留意する必要がある。
上記した車両用ウェザ−ストリップ11の作用は以下の
通りである。即ち第2図に示した如く、取付基部12を
ドアサツシュ15へ嵌合固定し、ドアを閉じて中空リッ
プ13を車体パネル16へ強く当接すせる。すると中空
リップ13のコーナーMAが車体パネル16へ当接しな
がら、中空リップ■3の変形をもたらすが、この時薄肉
部J3 bが図示の如く折曲変形し、当接時の衝撃を吸
収するとともに、厚肉部13 aと薄肉部13 bとの
中間にあるリップ上壁は、上方に盛り上がることなく、
むしろ中心部がリップ中空側へへこむ方向に変形する。
通りである。即ち第2図に示した如く、取付基部12を
ドアサツシュ15へ嵌合固定し、ドアを閉じて中空リッ
プ13を車体パネル16へ強く当接すせる。すると中空
リップ13のコーナーMAが車体パネル16へ当接しな
がら、中空リップ■3の変形をもたらすが、この時薄肉
部J3 bが図示の如く折曲変形し、当接時の衝撃を吸
収するとともに、厚肉部13 aと薄肉部13 bとの
中間にあるリップ上壁は、上方に盛り上がることなく、
むしろ中心部がリップ中空側へへこむ方向に変形する。
何故ならば、予じめ肉厚中心部0が、肉厚中心部PとQ
を結ぶラインRよりも下側となっているので、リップ上
壁にかかる変形応力によって、肉厚中心部0が更に下方
側へ移動する作用を受ける。従ってリップ上壁はほぼ変
形のない状態か、又は下側に湾曲変形することになり、
上方から雨水等が落下しても矢印Cの如く側溝へ流れ、
車両の前後方向から市外へ排出させることができる。よ
ってドアを閉じた状態時でも、中空リップの変形に起因
する雨水等の貯溜がないウェザ−ストリップを得るも9
である。
を結ぶラインRよりも下側となっているので、リップ上
壁にかかる変形応力によって、肉厚中心部0が更に下方
側へ移動する作用を受ける。従ってリップ上壁はほぼ変
形のない状態か、又は下側に湾曲変形することになり、
上方から雨水等が落下しても矢印Cの如く側溝へ流れ、
車両の前後方向から市外へ排出させることができる。よ
ってドアを閉じた状態時でも、中空リップの変形に起因
する雨水等の貯溜がないウェザ−ストリップを得るも9
である。
発明の詳細
な説明した本発明装置を用いることにより。
以下に記す作用効果が得られる。即ちドア閉時に少なく
とも車体開口縁部の上辺部に密接する中空リップのコー
ナー近傍の厚肉部がまず車体パネルと接し、その当接力
を受けて薄肉部が曲折変形する。このような中空リップ
の変形時にあっても、リップ上壁は、その中心が上方に
盛り上がることなく、むしろへこみながら変形するので
、リップ上壁と車体パネル間に雨水等が貯溜する惧れが
ない。従って水分の貯溜に伴って発生しやすい車体パネ
ルの発錆、ゴムの劣化、及び車室内への水分の侵入を防
止することができる。従って本発明に係るウェザ−スト
リップは、ドアウェザ−ストリップの主として車体開口
縁の上辺部に密接する部分のシール面にある中空リップ
に適用して有効である。
とも車体開口縁部の上辺部に密接する中空リップのコー
ナー近傍の厚肉部がまず車体パネルと接し、その当接力
を受けて薄肉部が曲折変形する。このような中空リップ
の変形時にあっても、リップ上壁は、その中心が上方に
盛り上がることなく、むしろへこみながら変形するので
、リップ上壁と車体パネル間に雨水等が貯溜する惧れが
ない。従って水分の貯溜に伴って発生しやすい車体パネ
ルの発錆、ゴムの劣化、及び車室内への水分の侵入を防
止することができる。従って本発明に係るウェザ−スト
リップは、ドアウェザ−ストリップの主として車体開口
縁の上辺部に密接する部分のシール面にある中空リップ
に適用して有効である。
第1図は本発明に係る車両用ドアウェザ−ストリップの
形状を説明する断面図、第2図は同じくドア閉時の状態
を示す断面図、第3図は車両の側面図、第4図は従来の
ドアウェザ−ストリップの形状を示す断面図、第5図は
同じくドア閉時の状態を示す断面図である。 11・・・ウェザ−ストリップ、12・・・取付基部、
13・・・中空リップ、】4・・・リップ、13 a・
・・厚肉部、13 b・・・薄肉部、15・・・ドアサ
ツシュ、 16・・・車体パネル。 第1図 第4図
形状を説明する断面図、第2図は同じくドア閉時の状態
を示す断面図、第3図は車両の側面図、第4図は従来の
ドアウェザ−ストリップの形状を示す断面図、第5図は
同じくドア閉時の状態を示す断面図である。 11・・・ウェザ−ストリップ、12・・・取付基部、
13・・・中空リップ、】4・・・リップ、13 a・
・・厚肉部、13 b・・・薄肉部、15・・・ドアサ
ツシュ、 16・・・車体パネル。 第1図 第4図
Claims (1)
- (1)ドア本体からドアサッシュの外周に亘って装着さ
れて、ドア閉時に車体開口縁部に密接する中空リップを
備えたドアウェザーストリップにおいて、前記中空リッ
プの少なくとも車体開口縁部の上辺部に密接する部分の
シール面上端コーナー部近傍に厚肉部を設け、一方前記
中空リップのリップ上壁の中間部に薄肉部を設けるとと
もに、前記リップ上壁の厚肉部と薄肉部との間の肉厚中
心部を、前記厚肉部の肉厚中心部と、薄肉部の肉厚中心
部とを直線で結ぶ位置よりも下側に設定したことを特徴
とする車両用ドアウェザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60067116A JPH0662066B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 車両用ドアウエザ−ストリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60067116A JPH0662066B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 車両用ドアウエザ−ストリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61226324A true JPS61226324A (ja) | 1986-10-08 |
JPH0662066B2 JPH0662066B2 (ja) | 1994-08-17 |
Family
ID=13335603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60067116A Expired - Lifetime JPH0662066B2 (ja) | 1985-03-29 | 1985-03-29 | 車両用ドアウエザ−ストリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0662066B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011084126A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Tokai Kogyo Co Ltd | 開閉ドア用シール材とそのシール材を用いたシール材組立体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59186731A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-23 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車用ドア周縁部シール装置 |
-
1985
- 1985-03-29 JP JP60067116A patent/JPH0662066B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59186731A (ja) * | 1983-04-08 | 1984-10-23 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 自動車用ドア周縁部シール装置 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011084126A (ja) * | 2009-10-14 | 2011-04-28 | Tokai Kogyo Co Ltd | 開閉ドア用シール材とそのシール材を用いたシール材組立体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0662066B2 (ja) | 1994-08-17 |
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