JPH028817Y2 - - Google Patents

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JPH028817Y2
JPH028817Y2 JP1983177841U JP17784183U JPH028817Y2 JP H028817 Y2 JPH028817 Y2 JP H028817Y2 JP 1983177841 U JP1983177841 U JP 1983177841U JP 17784183 U JP17784183 U JP 17784183U JP H028817 Y2 JPH028817 Y2 JP H028817Y2
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JP
Japan
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sealing surface
wall
door
weather strip
elastic contact
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JP1983177841U
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JPS6085216U (ja
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  • Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車の開閉部におけるドアの周縁
とボデー開口側シール面との間をシールするウエ
ザーストリツプの改良に関する。
第6図は、従来のウエザーストリツプ21で、
自動車の開閉部におけるドア22の周縁22aに
固着する基部21a、およびこれに突設したボデ
ー23開口側シール面と弾接する中空シール部2
1bからなる。図示のように、ドア22に装着さ
れたウエザーストリツプ21は、該ドア22の閉
止によりボデー23開口側シール面と弾接してシ
ールする。この種の断面においては、一点鎖線図
示の通り、大きな空間部24ができて高速走行時
に風切音を発生するばかりか、一接点シール、及
びドアのしまり性などに問題がある。この考案
は、上述の欠点を解消するためになされたもの
で、その目的とするところは、風切音を少くし、
シール性およびドアのしまり性を向上せしめたウ
エザーストリツプを提供することにある。
この考案は、自動車の開閉部のドアの周縁に止
着される基部に内側壁部及び凹部を有する外側壁
部を夫々立設し、該凹部の上側壁部端と前記内側
壁部上端との間に傾斜部を接続しかつその両接続
部、前記凹部と外側壁部のなす屈曲部の各内側に
夫々折曲部を設けて中空シール部を形成してな
り、前記ドアの閉止により該中空シール部の内側
壁部を垂直シール面に、そして傾斜部を水平シー
ル面に夫々弾接すると同時に内側壁部及び傾斜部
を凹部を介して外側壁部に弾支せしめかつ凹部に
て中空シール部内を復元可能に二分するように構
成したことを特徴としている。
以下、この考案の実施例を第1乃至5図の例示
図によつて詳述する。
第1,2図はこの考案の断面図、第3図は自動
車の側面図でこの考案の装着個所を示し、第4図
は第3図A,A線断面図でドア開時を示し、第5
図はドア閉止時の断面図である。
図中1は自動車、2は基部、3は内側壁部、4
は凹部、5は外側壁部、6は傾斜部、7は中空シ
ール部、10は折曲部、11はウエザーストリツ
プである。
第1,2図において、ウエザーストリツプ11
はゴムなどの可撓性材料からなり、押出成形によ
り一体に形成されたもので、自動車1の開閉部に
おけるドア1aの周縁(図はドアフレームの上
側)1bと該開閉部のボデー1c開口側のシール
面、即ち垂直及び水平シール面1d、1eを有す
るシール面との間をシールするものである。該ウ
エザーストリツプ11は、前記ドア1aの周縁1
bに止着される基部2に該基部2の車内側に傾斜
状に張出して前記垂直シール面1dと弾接する内
側壁部3を斜設するとともに、該基部2の車外側
に上部に断面横向V字形を呈する凹部4を有する
外側壁部5を立設し、該凹部4の上側壁部4aの
外端と前記内側壁部3の上端との間に前記水平シ
ール面1eとその外端部が弾接する下傾状の傾斜
部6を接続し、かつその両接続部8、前記凹部4
と外側壁部5のなす屈曲部9の内側に夫々折曲部
10を設けて中空シール部7を形成したものであ
る。この考案は、第2図のように、外側の接続部
8に水平シール面1eと弾接する上向突起8aを
突設することがある。中空シール部7は、厚さ、
軟、硬の度合などに部分的に変化をもたせてシー
ル性能を高めることができる。図中1fは窓ガラ
スである。
第4図の取付状態図においては、基部2がドア
1aの周縁1bに固着される。第4,5図におい
て、ドア1aの閉時には、該ドア1aが完全閉止
するまでの間は傾斜部6の外端部が水平シール面
1eの外側寄りを抵抗することなく摺接し、そし
て、ドア1aの閉止により該中空シール部7の内
側壁部3の上端部が垂直シール面1dに、そし
て、傾斜部6の外端部が水平シール面1eに夫々
弾接してシールする。即ち、中空シール部7はそ
の拡縮可能な折曲部10、凹部4が縮小等し全体
として第5図のように復元可能に縮小すると同時
に、傾斜部6の外端部が凹部4を介して外側壁部
5に弾支され、かつ内側壁部3が凹部4の屈曲部
端4bと弾接し主に凹部4の下側壁部(下側の屈
曲部端4b−折曲部10間の壁部を指す)を介し
外側壁部5に弾支されて中空シール部7内が復元
可能に二分される。
この考案は、前述の通り、ドア1aの閉止時に
は傾斜部6の外端部が水平シール面1eを抵抗す
ることなく摺接し、そして、ドア1aの閉止によ
り内側壁部3の上端部が垂直シール面1dに、そ
して、傾斜部6の外端部が水平シール面1eに
夫々弾接してシールすると同時に内側壁部3及び
傾斜部6が凹部4を介して外側壁部5に弾支され
る構成であるので、顕著なシール性能を発揮する
とともに、自動車1のドア1aのしまり性が従来
のものと比較してきわめて良好である。この考案
は、ドア1aの閉止によつて、一点鎖線図示のよ
うに空間部12が従来のものより小さく、その分
だけ高速走行時での風切音が軽減する。
この考案は以上のように、従来の欠点である風
切音、シール性、ドアのしまり性の問題点が解消
できてその効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1,2図はこの考案の断面図、第3図は自動
車の側面図でこの考案の装着個所を示し、第4図
は第3図A,A線拡大断面図でドア開時、第5図
はドア閉止時の断面図、第6図は従来の説明図で
ある。 2……基部、3……内側壁部、5……外側壁
部、6……傾斜部、7……中空シール部、10…
…折曲部、11……ウエザーストリツプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 自動車の開閉部のドア周縁とボデー開口側のシ
    ール面との間をシールするための可撓性材料から
    なるウエザーストリツプであつて、前記ドアの周
    縁に止着される基部に前記シール面の垂直シール
    面と弾接する内側壁部及び上部に断面横向V字形
    の凹部を有する外側壁部を夫々立設し、該凹部の
    上側壁部端と前記内側壁部上端との間に前記シー
    ル面の水平シール面と弾接する傾斜部を接続しか
    つその両接続部、前記凹部と外側壁部のなす屈曲
    部の各内側に夫々折曲部を設けて中空シール部を
    形成し、前記ドアの閉止により該中空シール部の
    内側壁部の上端部を垂直シール面に、そして傾斜
    部の外端部を水平シール面に夫々弾接すると同時
    に内側壁部及び傾斜部を凹部を介して外側壁部に
    弾支せしめかつ凹部にて中空シール部内を復元可
    能に二分するように構成したウエザーストリツ
    プ。
JP1983177841U 1983-11-16 1983-11-16 ウエザ−ストリツプ Granted JPS6085216U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1983177841U JPS6085216U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 ウエザ−ストリツプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1983177841U JPS6085216U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 ウエザ−ストリツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6085216U JPS6085216U (ja) 1985-06-12
JPH028817Y2 true JPH028817Y2 (ja) 1990-03-02

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ID=30386268

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JP1983177841U Granted JPS6085216U (ja) 1983-11-16 1983-11-16 ウエザ−ストリツプ

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JP (1) JPS6085216U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5965823U (ja) * 1982-10-26 1984-05-02 西川ゴム工業株式会社 自動車のドア用ウエザ−ストリツプ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6085216U (ja) 1985-06-12

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