JPS61224165A - 磁気テ−プ駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は磁気テープ駆動装置に関し、特に周期的テープ
速度変調を行ないながら平均テープ速度を一定とする磁
気テープ駆動装置に関する。

（従来の技術） 磁気テープ装置においては、一般に記録時と再生時との
テープ速度が同一であり、特にビデオテープ装置（ＶＴ
Ｒ）においては、記録時と再生時とのテープ速度及び位
相を同一にするために、コントロールトラック信号を用
いている事は周知である。また、ヘリカルスキャンＶＴ
Ｒにおけるスローモーシ百ン再生のような特殊再生を行
なう場合には、一定の速度でテープを走行させ、この再
生時と記録時とのテープ速度の違いによって生じるトラ
ッキングずれを補正するために、ピエゾ素子等を用いた
可動ヘッドを用いている事も周知である。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、デジタルデータレコーダのように信号の時間軸
圧縮伸長が可能な磁気テープ装置においては、トラック
密度とデータ線密度とのバランスを考え、記録再生を多
チャンネル化するのが一般的であシ、このように多チヤ
ンネル記録再生を行なう装置においては全てのチャンネ
ルに可動ヘッドを備える必要が生ずるため、駆動回路や
制御回路が膨大になるという欠点がある。

一方、デジタルデータレコーダのようにデジタル信号を
用いる装置においては、テープからのデータの読み出し
の順序が記録時と同一である必要はなく、メモリ素子等
を用いてデータの並び換えを行なうだけで、最終的に記
録時と同じデータ列を得る事は容易である。従って、デ
ジタルデータレコーダのスローモーシ璽ン再生の場合は
、記録済トラックの全領域を順序には無関係に再生すれ
ば良いのであるが、再生時のテープ速度によっては一度
トラックが外れるとそのトラックに戻ることが出来ずに
再生の不可能な部分が生じるという欠点があった。

本発明の目的は、このような従来の欠点を解決し、可動
ヘッドを用いずに任意のテープ速度で記録済トラック全
領域を再生する事の可能な磁気テープ駆動装置を提供す
ることにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明の磁気テープ駆動装置の構成は、テープ走行路に
外周面が接触するよう配置された偏心回転体と、この偏
心回転体の偏心軸の回転駆動用モータと、前記偏心軸の
回転位相を検出し回転位相信号を出力する回転位相検出
手段と、前記モータの回転速度を検出し回転速度信号を
出力する回転速度検出手段と、前記回転位相信号と前記
回転速度信号とを受け前記偏心軸の回転位相及び回転速
度を前記モータを駆動して制御するサーボ制御手段とを
含み、前記テープの走行速度を変調してトラックの外れ
をなくシ、トラック全領域を再生させる事を特徴とする
。

（実施例） 次に本発明を図面によシ詳細に説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成図である。図において
、ｌはサプライリールで、サプライリールモータ８によ
って駆動され、サプライリール制御手段１１によりてテ
ンシ冒ンアーム２の位Ｗを制御し、テープのテンシ璽ン
を適正に保つ。３は回転ドラムであシ、記録再生ヘッド
を回転させる。

７はティクアップリールであシ、ティクアップリールモ
ータ９によって駆動されティクアップリール制御手段１
４によってテープを適正に巻き取る。

テープはビ／チロ−２５及びキャプスタンモータ６によ
って走行されられ、またテープ速度はスピード制御手段
１３によってキャプスタンモーター６の回転速度を制御
する事によって決定される。

これらは従来装置の構成と概略同じ構成であるが、本実
施例では、偏心回転体４が偏心軸モータ１０によって駆
動される。一方、モータ１０の回転軸に取りつけられた
回転検出板１０１及びセンサ１０３によって回転パルス
を得て出力する。また、同様にモータ１０の回転軸に取
りつけられたボテンシ璽メータ１０２によって偏心軸４
０位相を検出して位相信号を出力する。これら位相信号
と回転パルスとを偏心軸回転サーボ手段１２が受け、こ
れら２つの信号によシテープスピードに応じた適正な定
速度回転になるように偏心軸モータ１０を制御する。

第２図は本実施例の動作原理を説明するための構成図で
ある。図のように１モータ１０によって定速回転される
偏心軸回転体４の固定ボス）２０側（左側）のテープス
ピードをＶとすると、固定ポスト側（右側）のテープス
ピードはＶ±ΔＶとなシ、テープがΔＶにより速度変調
を受けることになる。

この可変速度成分ΔＶはほぼ回転体４の回転数および位
相と偏心回転体の形状と偏心軸の位置と固定ボス）２０
．２１の位置関係によって決定される。このように偏心
回転体４０回転により平均テープ速度Ｖで走行するテー
プにΔＶの速度変調を与えられるので、テープトラック
が外れたとしても戻すことが出来るため、記録済トラッ
ク全領域の再生を行うことができる。

この実施例においては、偏心回転体４の形状として単純
な円を示し、この場合テープ速度は概略正弦波のように
変調を受けるが、第３図（ａ）　、（ｂ）に示す長円の
偏心体４１および半径の異なる円の組合せによる偏心体
４２のような特殊な形状の偏６回転体を用いる事によっ
て、別の波形変調を行なう事も可能であることは言うま
でもない。

（発明の効果） 本発明によれば、以上説明したように、可動ヘッドを用
いずに任意のテープ速度で記録済トラックの全領域を再
生することができる。

【図面の簡単な説明】

の特殊形状偏心軸の例を示す図である０図において。 ｌ・・・・・・サプライリール、２・・・・・・テンシ
冒ンアーム、３・・・・・・回転ドラム、４・・・・・
・偏心回転体、５・・・・・・ピンチｐ−２，６・・・
・・・キャプスタンモータ、７・・・・・・ティクアッ
プリール、８・・・・・・サプライリールモータ、９・
・・・・・ティクアップリールモータ％　１０・・・・
・・偏心軸モータ、１１・・・・・・サプライリール制
御手段、１２・・・・・・偏心軸回転サーボ手段、１３
・・・・・・スピード制御手段、１４・・・・・・ティ
クアップリール制御手段、２０．２１・・・・・・固定
ポスト、４１・・・・・・長円偏心体、４２・・・・・
・半径の異った円の組合せＫよる偏心体、１０１・・・
・・・回転検出板、１０２・・・・・・ポテンシ璽メー
タ、１０３・・・・・・センサ、である。 ￥１ア

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. テープ走行路に外周面が接触するよう配置された偏心回
   転体と、この偏心回転体の偏心軸の回転駆動用モータと
   、前記偏心軸の回転位相を検出し回転位相信号を出力す
   る回転位相検出手段と、前記モータの回転速度を検出し
   回転速度信号を出力する回転速度検出手段と、前記回転
   位相信号と前記回転速度信号とを受け前記偏心軸の回転
   位相及び回転速度を前記モータを駆動して制御するサー
   ボ制御手段とを含み、前記テープの走行速度を変調して
   トラックの外れをなくし、トラック全領域を再生させる
   事を特徴とする磁気テープ駆動装置。