JPH0264951A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH0264951A
JPH0264951A JP63215615A JP21561588A JPH0264951A JP H0264951 A JPH0264951 A JP H0264951A JP 63215615 A JP63215615 A JP 63215615A JP 21561588 A JP21561588 A JP 21561588A JP H0264951 A JPH0264951 A JP H0264951A
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JP
Japan
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recording
speed
drum
signal
head
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JP63215615A
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Susumu Takashima
進 高島
Ryuichi Hirayama
隆一 平山
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、4ヘッドドラムを用いた磁気記録再生装置に
関する。
[従来の技術と解決すべき課題] 従来、磁気記録再生装置例えば回転ヘッド型のDAT 
(デジタル・オーディオ・テープレコーダ)においては
、一般に第9図(a)に示すように2ヘツド30φドラ
ムを使用し、ドラムの周面に磁気テープを90″のラッ
プ角で斜めに巻付けている。そして、ドラムを2,00
0rpmで回転駆動すると共にテープを8.15mm/
s e cで走行させている。この結果、第9図(b)
に示すようにドラムが1回転する30m5ecの間に2
つのヘッドがそれぞれ7.5m5ecずつテープに接す
ることになり、記録・再生信号は間欠信号となる。この
ときの記録周波数は4.7MHzである。また、ヘッド
とテープとの相対速度は、3.133m/seeで、非
常に速い速度となっている。
従って、上記従来のDATにより更に高速記録、高速再
生を行なおうとすると、信号処理の素子のスピードに問
題が出てくる。また、この高速処理時にはテープとヘッ
ドとの相対速度が更に速くなるため、帯域が大幅に広が
ってロータリトランス。
が飽和し、ヘッド損失が増加するなどの問題があった。
例えば第10図に示すように倍速時の記録・再生を考え
た場合、回転ドラムは4,000rpmで駆動され、3
0m5ec間にドラムが2回転して各ヘッドとテープの
接している時間が3.75m5ecとなり、このため9
.4MHzという通常の2倍の帯域が必要となり、ヘッ
ド、ロータリトランスでの高周波損失により記録・再生
系の特性劣化が大きくなる。これらの特性劣化、素子ス
ピードの問題は、記録・再生速度がより高速になる程大
きな問題となる。−方、長時間モードにおいては、長時
間記録、長時間再生を行なうとヘッドとテープの相対速
度が遅くなって再生出力の低下をもたらし、エラーレー
トの良い再生を実現することが困難になる等の問題があ
った。
本発明は上記実情に鑑みてなされたもので、高速の記録
再生が可能であり、しかも、長時間モードの記録再生を
確実に行ない得る磁気記録再生装置を提供することを目
的とする。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明は、4ヘ
ッドドラムを用いてテープとヘッドとの相対速度を減少
し、テープ上の記録フォーマットを確保しながら高速記
録再生を可能にしたことを特徴としている。又、再生時
は、記録時よりも高速でドラムを回転させることによっ
て出力低下を抑えると共に、ATFにオフセットバイア
スを与えてエンベロープの安定化を図っている。
上記のように4ヘッドドラムを用いることによりテープ
とヘッドとの相対速度を減少でき、これにより回路損失
を少なくして高速の記録再生を行なわせることが可能と
なる。また、標準モードの再生時においては、回転ドラ
ムの回転数を高くすることによって、高レベルの再生出
力を得ることができる。
[発明の実施例] 以下、本発明をDATに実施した場合の例について図面
を参照して詳細に説明する。第1図は全体の概略構成を
示すブロック図である。同図においてlは磁気テープで
、装着時には第2図に示すように回転ドラム2に斜めに
巻付けられる。すなわち、回転ドラム2の側部には、傾
斜ビン3a。
3bが設けられ、この傾斜ビン3 a、 3 bにより
磁気テープlが回転ドラム2の周面に例えば90@のラ
ップ角で斜めに巻付けられる。上記回転ドラム2の周面
には、4個の磁気ヘッドA、B。
A’ 、B’が90″の間隔で設けられる。この場合、
180’の間隔で相対向して設けられるヘッドA、A’
 にマイナスアジマスα(α:ヘッドギャップアジマス
角±20@) 、B、B’ にプラスアジマスαのアジ
マス角が与えられる。そして、再生モードにおいては、
上記磁気ヘッドA、B。
A’ 、B’により磁気テープlの記録信号が再生され
、再生アンプ5.再生イコライザ6、を介して信号処理
回路7へ送られる。記録モードにおいては、信号処理回
路7から出力される記録用信号が記録データイコライザ
8及び記録アンプ9を介して上記ヘッドA、B、A’ 
、B’へ送られてテープlに2糺される。
また、上記回転ドラム2の近傍には位相検出用PCヘッ
ド10が設けられ、このPGヘッドloノ出力信号がH
SW(ヘッド切換信号)整形回路11で波形整形され、
ヘッド切換信号H8Wとしてトラッキング制御回路12
及びドラムモータ制御駆動回路13へ送られる。このド
ラムモータ制御駆肋回路13には、更にドラムモータ1
4から回転数検出信号DFGが与えられる。上記ドラム
モータ制御駆動回路18は、ドラムモータ14からの回
転数検出信号DFG及びHSW整形回路11からのヘッ
ド切換信号HSWにより、ドラムモータ14を回転駆動
する。
この場合、ドラムモータ制御駆動回路13は、回転ドラ
ム2の回転数が標準モードの記録時には11000rp
、再生時には3,000rpmとなるようにドラムモー
タ14の回転数を制御する。
また、上記トラッキング制御回路12には、再生アンプ
5から出力される再生信号PBSが与えられる。トラッ
キング制御回路12は、再生アンプ5からの再生信号P
BS及びH3W整形回路11からのヘッド切換信号H3
Wによりトラッキング誤差信号TEを出力するもので、
その詳細については後述する。上記トラッキング制御回
路12から出力されるトラッキング誤差信号TEは、加
算器15を介してキャプスタンモータ駆動回路16に入
力され、この駆動回路18によりキャプスタンモータ1
7が定速駆動される。そして、このキャプスタンモータ
17によりキャプスタン18を介してテープ1が一定速
度例えば8.15mm/s e cで走行駆動される。
上記キャプスタンモータ17内にはキャプスタン18の
回転数を検出する回転数検出部が設けられており、この
回転数検出部から出力されるキャプスタン回転検出信号
CFGが速度比較回路19へ送られる。この速度比較回
路19は、上記キャプスタン回転検出信号CFGから求
めた実際のテープ速度とDAT規格のテープ速度とを比
較して誤差を検出し、その誤差信号を加算器15を介し
てキャプスタンモータ駆動回路16へ出力する。このキ
ャプスタンモータ駆動回路16は、速度比較回路19か
ら与えられる速度誤差信号及びトラッキング制御回路1
2から与えられるトラッキング誤差信号TEによりキャ
プスタンモータ17の回転速度を制御する。
次に上記トラッキング制御回路12の詳細について第3
図により説明する。再生アンプ5からトラッキング制御
回路12に送られてくる再生信号PBSは、増幅器21
により増幅されてパイロット信号抽出回路22に入力さ
れる。このパイロット信号抽出回路22は、再生信号か
らパイロット信号のエンベロープ波形を抽出し、その波
形信号aをサンプルホールド回路z3に人力すると共に
、加算器24を介して差動アンプ25の一端子に入力す
る。
また一方、H8W整形回路11から送られてくるヘッド
切換信号H3Wは、サンプルパルス形成回路26及びオ
フセット切換パルス形成回路27に入力される。サンプ
ルパルス形成回路2Gは、隣接トラックのパイロット信
号をサンプリングするためのサンプルホールドパルスb
、cを形成し、サンプルホールドパルスbをサンプルホ
ールド回路23へ出力し、サンプルホールドパルスCを
サンプルホールド回路28へ出力する。また、オフセッ
ト切換パルス形成回路27は、ヘッド切換信号H8Wの
1/2周期のオフセット切換パルスdを作成し、オフセ
ット信号発生回路29へ入力する。このオフセット信号
発生回路29は、磁気ヘッドA、B。
A’   B’を記録トラックに対して所定の関係を保
ってトレースするためのオフセット信号eを発生し、加
算024を介して差動アンプ25の一端子に入力する。
また、上記サンプルホールド回路23は、パイロット信
号形成回路2Bの出力信号aをサンプルパルス形成回路
2Bから与えられるサンプルホールドパルスbに同期し
てサンプルホールドし、差動アンプ25の子端子に入力
する。そして、この差動アンプ25の出力信号がサンプ
ルホールド回路28へ送られる。このサンプルホールド
回路28は、差動アンプ25の出力信号をサンプルパル
ス形成回路2BからのサンプルホールドパルスCに同期
してサンプルホールドし、トラッキング誤差信号TEと
して出力する。
次に上記実施例の動作を説明する。標準の記録モードが
指定されると、第4図(a)に示すように回転ドラム2
が1,000rpmで回転駆動され、テープlが8.1
5mm/s e cの速度で走行駆動される。従って、
このときのテープlと回転ドラム2との相対速度は、1
.565m/secとなる。この状態で信号処理回路7
から記録用信号が出力され、記録記録データイコライザ
a及び記録アンプ9を介してヘッドA、B、A’B′に
送られてテープlに順次記録される。
このときのエンベロープ波形は第4図(b)に示すよう
になり、回転ドラム2の1/2回転が30m5ecで、
その間にヘッドA、BあるいはA’   B’が15m
5ecずつテープ1に接し、2.35MHzの周波数で
記録動作を行なう。すなわち、4ヘッドドラムを用いる
ことにより、2ヘッドドラムの場合に比較して各記録信
号の周波数が1/2となり、かつ連続信号となる。一方
、テープ1には、第5図(a)及び第6図のトラックパ
ターンに示すように、ヘッドA、B、A’B′によりマ
イナスアジマスα、プラスアジマスαで記録されたトラ
ックLl、L2.・・・ R1゜R2,・・・が交互に
形成される。この場合、記録トラックLL、L2.・・
・ R1,R2,・・・には、データ記録エリアDAの
両端部にパイロット信号等を含むトラッキング用信号エ
リアATFIATF2が設けられる。上記のようにして
テープlには、DAT規格に一致したフォーマットの記
録トラックLl、L2.・・・ R1,R2,・・・が
形成され、一般のDATテープとの互換性が保たれる。
次に再生動作について説明する。再生モードが指定され
ると、第4図(b)、(C)に示すように回転ドラム2
が記録時の3倍の3.000rpmで回転駆動され、テ
ープlが記録時と同じ8.15mm/s e cの速度
で走行駆動される。上記のようにテープスピードが同じ
で、再生時における回転ドラム2の速度を記録時の3倍
に設定すると、1つのトラックに対して3つのヘッドが
走査することになるので、その3ヘツドの再生出力のう
ち1ヘツドの再生出力を使用する。
従って、第5図(b)、(C)に示すようにAヘッドで
記録したトラックLlをAヘッドで再生したとすると、
次のトラックR1はB、A’を飛ばしてB′のヘッドに
より再生する。従って、A。
B〜、A’ 、B’の順序で配列されているヘッドの再
生出力が、逆の順序、つまり、A、B’ 、A’Bの順
序で使用される。この結果、B、B’のヘッドで記録し
たデータがそれぞれB’   Bのヘッドで再生される
ことになるが、B、B’ヘッドのへラドギャップアジマ
ス角αは同じであるので、問題なく再生することができ
る。
また、再生時に回転ドラム2の回転速度を3000回転
に上昇することにより、ヘッドとテープとの相対速度が
速くなって大きな再生出力が得られる。しかし、記録時
と再生時の相対速度が異なると、記録されたトラックの
角度に対して再生時にヘッドがトレースする角度が少し
異なったものになり、再生エンベロープが不安定になる
このため本発明では、トラッキング制御回路12におい
て再生エンベロープの安定化を図っている。
上記のように回転ドラム2を記録時より速い速度で駆動
した場合、トレース角度が記録トラックLl、R1,・
・・の角度より小さくなるので、その関係を一定に保つ
ように、つまり、第6図中に破線TRで示す位置でトレ
ースされるようにトラッキング制御回路12により制御
する。すなわち、トラック始端部側では次トラツク方向
に、トラック終端部側では前トラック方向にトレース位
置が少しずれ、中央部では記録トラックとトレース位置
が一致するようにトラックキング制御する。このような
トラッキング制御を行なうことにより、記録トラックの
端部以外では確実にデータを再生でき、また、記録トラ
ックの端部においても、DATのエラー訂正能力から考
えて問題にならないレベルでデータを再生することがで
きる。
以下、上記トラッキング制御回路12の、制御動作につ
いて第7図のタイミングチャートを参照して説明する。
第3図に詳細を示すトラッキング制御回路12は、再生
アンプ5から再生信号PBSが送られてくると、増幅器
21により増幅してパイロット信号抽出回路22へ出力
する。このパイロット信号抽出回路22は、第7図のa
に示すように再生信号からパイロット信号を抽出し、サ
ンプルホールド回路23及び加算器24へ出力する。今
、第6図に示すようにヘッドBが磁気テープlの記録ト
ラックR2をトレースするものとすると、パイロット信
号抽出回路22は、ATFIのエリアからパイロット信
号が再生された時に、自己のトラックR2におけるパイ
ロット信号P R2、次トラツクL2のパイロット信号
P L 2 、前トラックL3のパイロット信号PL3
を順次抽出する。このときヘッドBは、記録トラックR
2に対してトレース位置が記録トランクL2側に少しず
れているので、パイロット信号抽出回路22により抽出
されるパイロット信号は、第7図に示すように自己のト
ラックR2に対する信号PFt2に次いで次トラツクL
2に対する信号PL2が大きく、前トラックL3に対す
る信号PL3が一番小さくなる。また、その後、ヘッド
BによりATF2のエリアからパイロット信号が再生さ
れる時には、ヘッドBが記録トラックR2に対してトレ
ース位置が記録トラックし3側に少しずれるので、トラ
ックL2に対するパイロット信号PL2が小さくなると
共に、前トラックL3に対するパイロット信号PL3が
大きくなる。
一方、H3W整形回路11からトラッキング制御回路1
2に送られてくるヘッド切換信号H3Wは、サンプルパ
ルス形成回路2B及びオフセット切換パルス形成回路2
7に入力される。サンプルパルス形成回路26は、第7
図に示すようにパイロット信号抽出回路22からパイロ
ット信号PL2が出力されるタイミングでサンプルホー
ルドパルスbを形成すると共に、パイロット信号PL3
が出力されるタイミングでサンプルホールドパルスCを
形成し、サンプルホールド回路23.28へそれぞれ出
力する。
サンプルホールド回路23は、パイロット信号抽出回路
22から出力されるパイロット信号PL2を上記サンプ
ルホールドパルスbに同期してサンプルホールドし、差
動アンプ25の子端子に入力する。
また、上記オフセット切換パルス形成回路27は、ヘッ
ド切換信号HSWが入力されると、その1/2周期のオ
フセット切換パルスdを形成し、オフセット信号発生回
路29に入力する。このオフセット信号発生回路29は
、オフセット切換パルスdに同期して信号レベルが反転
するオフセット信号eを発生する。このオフセット信号
eは、ヘッドBによるトレースが記録トラックLl、R
1,・・・の中央に達するまでは正のレベルに保持され
、その後は負のレベルに切換えられる。そして、上記オ
フセット信号eは、パイロット信号抽出回路22で抽出
されたパイロット信号と加算器24で加算され、差動ア
ンプ25の一端子に入力される。この差動アンプ25は
、子端子と一端子に入力される信号の差に応じた信号を
サンプルホールド回路28へ出力する。このサンプルホ
ールド回路28は、差動アンプ25の出力信号をサンプ
ルパルス形成回路2Bからのサンプルホールドパルスb
に同期してサンプルホールドする。このサンプルホール
ドパルスbは、パイロット信号PL3に同期して与えら
れるので、パイロット信号PL2とオフセットされたパ
イロット信号PL3との差の信号がサンプルホールド回
路28でサンプルホールドされ、トラッキング誤差信号
TEとして出力される。通常の場合であればパイロット
信号抽出回路22から出力されるパイロット信号PL2
.PL3がそのままレベル比較され、そのレベル差が零
となるようにトラッキング誤差信号TEが出力される。
しかし、この実施例では差動アンプ25の一端子に入力
されるパイロット信号がオフセット信号eにより一定値
オフセットされ、このオフセットされたパイロット信号
に基づいてトラッキング誤差信号TEが出力される。こ
のトラッキング誤差信号TEは、速度比較回路16の出
力信号と共に加算器15を介してキャプスタンモータ駆
動回路16へ送られ、これによりヘッドBが上記第6図
の破線TRに示す角度でトレースするようにキャブスク
ンモータ17が駆動制御される。この場合、ヘッドBに
よるトラックトレース角度は、オフセット信号発生回路
29から出力されるオフセット信号eのレベルにより決
定される。
上記のように磁気テープ1の記録トラックLL。
R1,・・・とヘッドA、B、A’ 、B’ のトレー
スの関係を第6図の破線TRで示す関係に保持すること
により、記録時と再生時のヘッドとテープの相対速度が
異なっていても、再生動作を確実に行なわせることがで
きる。
以上は標準モードにおける記録再生動作について説明し
たが、高速記録再生する場合には、回転ドラム2の回転
速度及びテープlのスピードを次のように設定する。
倍速時 回転ドラム回転速度:2,00Orpmテープスピード
  : 8. 1582ms/5ee3倍速時 回転ドラム回転速度:3,00Orpmテープスピード
  : 8. 15 X 3mm/5ee4倍速時 回転ドラム回転速度:4,00Orpmテープスピード
  : 8. 15 X 4 ass/see回転ドラ
ム2の回転速度とテープlのスピードを上記のように設
定することにより、一般のDATテープとの互換性を保
つことができる。なお、回転ドラム2を高速回転させた
場合には、テープlに形成される記録トラックの角度が
少し大きくなるので、予め静止時のドラムリード角を小
さく例えば6′″21′ (従来のドラムリード角は6
” 22’ )に設定することによって、より確実な動
作を行なわせることができる。また、標準モードの再生
時においては、ヘッドA、B、A’B′の再生出力を一
定間隔で選択して用いたが、高速再生時においては、全
ヘッドの再生出力を使用して再生処理を行なう。このよ
うに4ヘッドドラムを用いて再生処理を行なうこにより
、従来の2ヘッドドラムの場合に比して1/2の周波数
帯域で再生動作を行なわせることができる。例えば倍速
の場合には、第8図に示すように回転ドラム2が2,0
00rpmで回転駆動されるので、回転ドラム2の1回
転が30m5 e cとなり、この間に4つのヘッドA
、B、A’ 、B’が7.5m5ecずつテープlに接
して再生動作を行なう。この結果、再生周波数は4.7
MHzとなり、従来の9.4MHzに比較して1/2の
周波数となる。また、その他、3倍速、4倍速の場合で
も、上記倍速時と同様に従来の1/2の周波数で再生処
理が可能であり、高速ダビングを行なう場合に大きな効
果を発揮することができる。
[発明の第2実施例] この実施例は、長時間モードの記録再生を行なう場合に
ついて示したものである。長時間モードでは、テープl
のスピード及び回転ドラム2の回転速度を上記標準モー
ド時の1/2に設定する。
すなわち、テープlのスピードを4.075mm/ s
 e c 、回転ドラム2の回転速度を記録時に500
rpm、再生時に1,500rpmに設定する。上記の
ようにテープlのスピードを標準モードの1/2に設定
することにより、標準モード時の2倍の記録時間が得ら
れる。また、回転ドラム2の回転速度は、記録時と再生
時との比が上記標準モードの場合と同じ3倍となってい
るので、上記標準モード時と同様の再生処理が行なわれ
る。また、再生時には回転ドラム2が1,500r p
mの速い速度で回転駆動されるので、長時間モードであ
っても充分な再生出力を得ることができる。
上記再生出力のレベルを更に大きくしたい場合には、再
生時における回転ドラム2の回転速度を記録時の5倍の
2,500rpmに設定してもよい。この場合には、A
、B、A’ 、B’ 4ヘツドから順次出力される再生
信号に対し、5ヘツド毎の信号を選択して再生処理する
。これにより再生時の回転ドラム2の回転速度が記録時
より速くても、再生処理が確実に行なわれ、正しい再生
出力を得ることができる。
[発明の効果] 以上詳記したように本発明によれば、4ヘッドドラムを
使用し、標準記録時におけるドラム回転速度を従来の1
/2としてテープとヘッドとの相対速度を減少している
ので、記録再生時に必要な周波数帯域が従来の1/2と
なり、このためヘッド及びロータリトランスの飽和、高
周波損失等の特性劣化の少ない高速記録再生を行なうこ
とができる。また、記録再生時に必要な周波数帯域が従
来の1/2となることから、信号処理回路の素子スピー
ドを遅くでき、LSIのコストを下げることができる。
また、再生時には、ドラム回転速度を高くしているので
、充分な再生出力を得ることができ、SZN比、エラー
レート等の特性を改善することができる。更に再生時に
は、ATFにオフセットバイアスを与えることによって
エンベロープを安定にしているので、高速再生動作を確
実に行なわせることができる。
更に本発明は、長時間モード時には、テープ及び回転ド
ラムの速度を標準モード時より小さく設定すると共に、
標準モード時と同様の関係を保つように設定しているの
で、長時間モード時においても標準モード時と全く同じ
効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本発明の実施例を示すもので、第
1図は全体の概略構成を示すブロック図、第2図はドラ
ムに対するテープのラップ角を示す図、第3図はトラッ
キング制御回路の詳細を示すブロック図、第4図(a)
、(b)は標準モード記録時におけるドラム及びテープ
の駆動速度とエンベロープ波形を示す図、第5図(a)
〜(c)は記録及び再生時のヘッドと記録トラックとの
関係を示す図、第6図は再生時における記録トラックに
対するヘッドトレース状態を説明するための図、第7図
はトラッキング制御回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャート、第8図は倍速モード時のエンベロープ波
形を示す図、第9図(a)、(b)は従来装置の標準モ
ード記録時におけるドラム及びテープの駆動速度とエン
ベロープ波形を示す図、第10図は従来装置の倍速モー
ド時におけるエンベロープ波形を示す図である。 ■・・・磁気テープ、2・・・回転ドラム、3 a、 
3 b・・・傾斜ピン、5・・・再生アンプ、6・・・
再生データイコライザ、7・・・信号処理回路、8・・
・記録データイコライザ、9・・・記録アンプ、IO・
・・PGヘッド、11・・・H3W整形回路、12・・
・トラッキング制御回路、13・・・ドラムモータ制御
駆動回路、14・・・ドラムモータ、15・・・加算器
、1B・・・キャプスタンモータ駆動回路、17・・・
キャプスタンモータ、18・・・キャプスタン、21・
・・増幅器、22・・・パイロット信号抽出回路、23
゜28・・・サンプルホールド回路、24・・・加算器
、25・・・差動アンプ、2B・・・サンプルパルス形
成回路、27・・・オフセット切換パルス形成回路、2
8・・・サンプルホールド回路、29・・・オフセット
信号発生回路。 第 図 第 図 第 図 Tapernotion8.フ5rrm/sec第 図 SW 倍速時のエソベローブ、IIt@ 第8図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)180°対向部に同じアジマス角の磁気ヘッドが
    配置された4ヘッドドラムと、このドラムを動作モード
    に応じて可変速で回転駆動するドラム駆動手段と、再生
    時にテープ上の記録トラックとヘッドの位置を一定の関
    係に保持するようにテープ速度を制御するトラッキング
    制御手段と、上記ヘッドに対する記録再生信号を処理す
    る信号処理回路とを具備したことを特徴とする磁気記録
    再生装置。
  2. (2)上記ドラム駆動手段は、標準モードの記録時はド
    ラムをほぼ1,000rpmの 速度で回転駆動し、再生時はドラムをほぼ 3,000rpmの速度で回転駆動することを特徴とす
    る請求項(1)記載の磁気記録再生装置。
  3. (3)上記トラッキング制御手段は、トラッキング制御
    信号にオフセットバイアスを与えて記録トラック角に対
    する磁気ヘッドのトレース角を一定の関係に保持するこ
    とを特徴とする請求項(1)記載の磁気記録再生装置。
  4. (4)上記ドラム駆動手段は、長時間モードの記録時は
    ドラムをほぼ500rpmの速度で回転駆動し、再生時
    はドラムをほぼ1,500rpmあるいはほぼ2,50
    0rpmの速度で回転駆動することを特徴とする請求項
    (1)記載の磁気記録再生装置。
JP63215615A 1988-08-30 1988-08-30 磁気記録再生装置 Pending JPH0264951A (ja)

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JP (1) JPH0264951A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03286451A (ja) * 1990-03-31 1991-12-17 Sharp Corp 記録再生装置

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JPH03286451A (ja) * 1990-03-31 1991-12-17 Sharp Corp 記録再生装置

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