JPS61222656A - 碍子用キヤツプ金具の成形方法 - Google Patents

碍子用キヤツプ金具の成形方法

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JPS61222656A
JPS61222656A JP60062282A JP6228285A JPS61222656A JP S61222656 A JPS61222656 A JP S61222656A JP 60062282 A JP60062282 A JP 60062282A JP 6228285 A JP6228285 A JP 6228285A JP S61222656 A JPS61222656 A JP S61222656A
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Hiroto Matsuo
松尾 宏人
Yoshitaka Nishiwaki
西脇 好孝
Itsuo Yamamori
山森 五夫
Norio Tanaka
田中 則雄
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は碍子用ピン金具を係着するソケット部と、碍子
抱持用スカート部とを備えた碍子用キャップ金具の成形
方法に関するものである。
(従来の技術) 一般に、・碍子用キャップ金具は殆ど鋳造(マリアプル
又はダクタイル)により製造されており、ごく一部に鍛
造型がある。この理由は鍛造型の碍子キャップ金具が鋳
造製に比べて基本的に品質の信頼性に優れているが、キ
ャップ金具の構造、特にソケット部が鍛造に通していな
いため、機械加工のコストが高くなり、経済上の観点か
ら鋳造性のキャップ金具に対抗できないからである。
従来、碍子帽体(キャップ金具)の鍛造成形方法として
例えば特開昭49−61696号公報に示すものがあっ
た。これは帽体の本体頂部の内外径を整形塑性する第1
工程と、この第1工程によって得たる整形品の頂面にポ
ンチ打抜型を以て、吊垂器具嵌め込み用透孔を造る第2
工程と、上記第1工程の裾を内ロール型と外ロール型と
によって本体下部を整形塑性する第3工程と、第1工程
によって得たる係合縁を介して本体内に仕切壁を嵌合し
その周縁を本体に溶着結合する第4工程とよりなってい
た。
(発明が解決しようとする問題点) ところが、上記従来の碍子帽体の製造方法は、前記係合
縁に仕切壁を製品ごとに溶着する第4工程が必要で作業
能率が低く、製品のコストダウンを図ることができず、
溶接部の検査工程も必要となり、さらに溶接部の信頼性
にも問題があった。
又、前記従来の碍子帽体の製造方法は、整形品の頂面に
ポンチ打抜型を以て、ビン金具などの吊垂器具嵌め込み
用透孔を造る第2工程により、強度を必要とする碍子吊
具を係合する係合凹部を形成する壁部の鍛流線が切断さ
れて、強度が低下するとともに、材料が無駄になり製品
のコストが高くなるという問題があった。
(問題点を解決するための手段) 第一発明は前記従来の問題点を解決するため、素材を上
型と下型により外端部を開放した筒状のスカート部と同
じく外端部を開放し、かつその一側部を開口した筒状の
係合壁部とに鍛造するとともに、前記スカート部と係合
壁部との境界部に仕切壁を一体に成形する第一工程と、
さらに前記係合壁部を上下方向から押圧して同係合壁部
の先端部を内方へ湾曲させて係合凹部を形成する第二工
程と、前記スカート部の下端部を内方へ湾曲して抜け止
め防止突条を形成する第三工程とよりなる方法を採って
いる。
又、第二発明は前記従来の問題点を解決するとともに、
係合凹部を正確に成形するため、素材を上型と下型によ
り外端部を開放した筒状のスカート部と同じく外端部を
開放し、かつその一側部を開口した筒状の係合壁部とに
鍛造し、同係合壁部の中間部外周に肉厚の急激に変化す
る湾曲用環状段部を形成するとともに、前記スカート部
と係合壁部との境界部に仕切壁を一体に成形する第一工
程と、さらに前記係合壁部を上下方向から押圧して同係
合壁部の先端部を前記湾曲用環状段部を中心に内方へ湾
曲させて係合凹部を形成する第二工程と、前記スカート
部の下端部を内方へ湾曲して抜け止め防止突条を形成す
る第三工程とよりなる方法を採っている。
(作用) 第一発明は前記手段を採ったことにより、仕切壁が一体
になり、係合壁部を鍛流線と直交する方向に切断するこ
となく湾曲して係合凹部が形成され、このため、製品の
強度が高まり、又、溶接作業も不要となり、生産性が向
上する。
又、第二発明は前記第一発明の作用に加えて、係合壁部
が湾曲用環状段部を中心にして、鍛造成形時に内方へ正
確に湾曲成形され係合凹部の形状が正確となる。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第17図
に基づいて説明する。
まず、長尺丸棒を所定長さに切断して第1図に示すよう
に円柱状の素材lを形成する。
次に、同素材1を図示しない上下の鍛造金型により上下
方向から押圧して第2図に示すように下面中央に突部2
aを有する平板状の素材2を鍛造形成する。
その後、第3図〜第5図に示すように上型3、下型4、
中子5及び押し出し用のノックピン6よりなる鍛造金型
により、前記素材2を同金型のキャビティ形状に鍛造し
て後述するキャップ金臭18の原形7を形成する。この
原形7の成形時において、同原形7の下端には第4図に
示すように一例に開口部7aを有する馬蹄形状の係合壁
部7bが形成され、上部には筒状のスカート部7Cが形
成され、係合壁部7bとスカート部7cとの境界部には
仕切壁7dが一体に形成される。
次に、第6図〜第8図に示すように前記原形7を、上型
8、下型9、中子10及びノックピン11よりなる鍛造
金型によりそのキャビティ形状に鍛造して前記係合壁部
7bを高くするとともに、スカート部7Cの裾部全周に
外側方へ膨出する断面り字状の環状段差部7eを形成し
、前記仕切壁7dを薄肉にする。又、前記係合壁部7b
の中間部外周には肉厚が急激に変化する湾曲用環状段部
7fを形成する。
その後、第9図〜第11図に示すように取付部材12に
固定した上型13、下型14、同下型14の下部に嵌入
した下型15及び中子16よりなる鍛造金型により、前
記原形7の係合壁部7bの下半部を前記湾曲用環状段部
7fを中心に内方へ湾曲させ、同壁部7bの内部に係合
四部7gを形成する。前記下型15には第12図に示す
ように逆円錐台状の成形面15aが形成され、同成形面
15aの中心部から側部にかけて凹部15bが切欠形成
され、同凹部15bには開口部7aの成形用中子16が
上下方向の摺動可能に嵌入される。
そして、鍛造時に前記成形面15aにより係合壁部7b
を湾曲用環状段部7fを中心に内方へ湾曲させるのであ
る。
次に、第13図〜第16図に示すように、前記下型15
及び中子16に代えて、成形面15aを曲面とした下型
15A、及び曲面状の成形面16aを形成した中子16
Aを使用して、前記原形7の係合壁部7bの外表面に丸
みをもたせる。なお、離型後前記係合壁部7bの一部に
は第15図に示すようにピン貫通用の孔7hがドリルに
より穿設される。
最後に、第17図に示すような下型12′、13゛を使
用し、少なくともスカート部7cの裾部外側に当接する
内腔を備えた上型17により前記環状段差部7eの上面
Sを押圧して、同環状段差部7eをその基部Eを中心に
内方へ湾曲する。こうして、スカート部7cの裾部内周
面に上下二段の抜け止め防止突条71を形成する。
なお、前記係合凹部7gは鍛造成形のため寸法精度が高
くはないので、必要に応じてフライスにより表面の仕上
げ加工を行なってもよいが、この場合鍛流線と平行に切
削されるので、強度上はとんど問題はない。
以上述べた工程によりキャップ金具18の製造を完了す
る。こうして得られたキャップ金具18は、第18図に
示すように例えば懸垂碍子19の頭部19aにセメント
20により嵌合固定される。
そして、キャップ金具18の上部の係合凹部7gには別
の懸垂碍子19の下部に固着したピン金具21が係合さ
れる。
なお、本発明は次のような実施例で具体化することもで
きる。
(1)第19図に示すように前述した素材1を押圧して
、上面に凹部2bを有する厚肉の素材2Aを形成する。
これを第20図に示すように上型22、下型23、中子
24及びノックピン25よりなる鍛造金型によりそのキ
ャピテイ形状に成形して原形7Aを形成する。
次に、第21図に示すように、上型26、下型27、中
子28及びノックピン29よりなる鍛造金型により、前
記原形7Aの係合壁部7bとスカート部7cを高くする
。この後の鍛造工程は前述した工程とほぼ同様であるが
、この別例は素材2Aを極端に偏平にしないので、鍛流
線に無理がなく強度に優れている。
(2)前記実施例では、上下二段の抜け止め防止突条7
1を形成したが、第3図に示す鍛造段階のスカート部7
cの裾を単に湾曲させて、一つの突条71のみとするこ
と。
(3)前記実施例では湾曲用環状段部7fを形成したが
、この成形工程を省略した実施例が第一発明の実施例と
なる。
発明の効果 以上詳述したように、第一発明はキャップ金具の仕切壁
を一体に成形して生産性を高め、かつ強度を向上し、係
合壁部の上面の鍛流線を切断するのをなくして、信頼性
を向上することができ、さらに材料の無駄をなくして製
品のコストを低減することができる効果がある。
又、第二発明は前記第一発明の効果に加えて、係合壁部
に形成した湾曲用環状段部を中心にして同係合壁部を正
確に湾曲して係合凹部の成形精度を高め、製品の品質を
向上することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は素材の正面図、第3図はキャップ金
具原形の鍛造工程を示す断面図、第4図は同原形のみの
底面図、第5図は同原形の部分断面図、第6図はキャッ
プ金臭原形の鍛造工程を示す断面図、第7図は同原形の
みの底面図、第8図は同原形の部分断面図、第9図はキ
ャップ金具原形の鍛造工程を示す断面図、第10図は同
原形のみの底面図、第11図は同原形の部分断面図、第
12図は下型と中子の分解斜視図、第13図はキャップ
金具原形の鍛造工程を示す断面図、第14図は同原形の
みの底面図、第15図は同原形の部分断面図、第16図
は下型と中子の分解斜視図、第17図は抜け止め防止突
条の鍛造工程を示す断面図、第18図はキャップ金具の
使用状態を示す断面図、第19図は本発明の別の実施例
を示す素材の断面図、第20図はキャップ金具原形の鍛
造工程を示す断面図、第21図は同じく原形の鍛造工程
を示す断面図である。 7.7A・・・原形、7a・・・開口部、7b・・・係
合壁部、7c・・・スカート部、7d・・・仕切壁、7
e・・・環状段差部、7r・・・湾曲用環状段部、7g
・・・係合凹部、71・・・抜け止め防止突条、18・
・・キャップ金具。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 素材を上型と下型により外端部を開放した筒状のス
    カート部と同じく外端部を開放し、かつその一側部を開
    口した筒状の係合壁部とに鍛造するとともに、前記スカ
    ート部と係合壁部との境界部に仕切壁を一体に成形する
    第一工程と、さらに前記係合壁部を上下方向から押圧し
    て同係合壁部の先端部を内方へ湾曲させて係合凹部を形
    成する第二工程と、前記スカート部の下端部を内方へ湾
    曲して抜け止め防止突条を形成する第三工程とよりなる
    ことを特徴とする碍子用キャップ金具の成形方法。 2 素材を上型と下型により外端部を開放した筒状のス
    カート部と同じく外端部を開放し、かつその一側を開口
    した筒状の係合壁部とに鍛造し、同係合壁部の中間部外
    周に肉厚の急激に変化する湾曲用環状段部を形成すると
    ともに、前記スカート部と係合壁部との境界部に仕切壁
    を一体に成形する第一工程と、さらに前記係合壁部を上
    下方向から押圧して同係合壁部の先端部を前記湾曲用環
    状段部を中心に内方へ湾曲させて係合凹部を形成する第
    二工程と、前記スカート部の下端部を内方へ湾曲して抜
    け止め防止突条を形成する第三工程とよりなることを特
    徴とする碍子用キャップ金臭の成形方法。
JP60062282A 1985-03-27 1985-03-27 碍子用キヤツプ金具の成形方法 Granted JPS61222656A (ja)

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FR8604247A FR2579492B1 (fr) 1985-03-27 1986-03-25 Procede pour forger un capuchon metallique d'un isolateur du type a rotule
BR8601346A BR8601346A (pt) 1985-03-27 1986-03-26 Processo para forjar uma tampa de metal de um isolador do tipo esfera-soquete
ES553501A ES8800498A1 (es) 1985-03-27 1986-03-26 Metodo de forjar un obturador metalico de un aislador del tipo de rotula
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IT19884/86A IT1191713B (it) 1985-03-27 1986-03-27 Metodo per forgiare una cappa in metallo di isolatore del tipo a sede sferica

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