JPS61221984A

JPS61221984A - 有価証券およびその作成装置

Info

Publication number: JPS61221984A
Application number: JP6197285A
Authority: JP
Inventors: 郁子鈴木; 三又　善信
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-03-28
Filing date: 1985-03-28
Publication date: 1986-10-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明は口座番号が記録された記録媒体を用いて印刷１
発行される有価証券およびその作成装置に関する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

たとえば定期券自動発行機で発行される定期券の印刷フ
ォーマットは従来第５図に示すような形式のものが一般
に用いられている。

しかしながら、このような印刷フォーマットの定期券（
ｐ）では金額券（記録媒体）例えばクレジットカードの
保持者がそのカードを利用して定期券（ｐ）を購入した
ような場合、その定期券の所持者と上記クレジットカー
ドの保持者とが同一人物であるという証拠は定期券に何
ら記録されていない。

そのため、クレジットカード保持者以外の人が定期券（
ｐ）を払戻したりすることも可能であるという欠点があ
った。　　　　　　′ 〔発明の目的〕本発明は上記事情にもとづいてなされたもので、口座番
号が記録された記録媒体の保持者と、有価証券の所持者
とが同一人物であるか否かを照合することができる有価
証券およびその作成装置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

本発明は上記目的を達成するために支払口座が記載され
たクレジットカード等の記録媒体で有価証券を購入する
場合、上記記録媒体に記録されている口座番号を有価証
券に印刷して発行することにより、有価証券の払戻し時
に上記記°録媒体上の口座と有価証券上の口座とを比較
して払戻しの可否の確認が行なえるようにしたことを特
徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下１本発明を第１図乃至第３図に示す一実施例にもと
づいて説明する。第１図は口座番号が記録された金額券
、例えばクレジットカード、およびこのクレジットカー
ドで購入した定期券を挿入する共通の挿入口を備えた定
期券自動発売機の接客面を示す図、第２図はその構成を
示すブロック図、第３図は同発行機で印刷発行された定
期券の印刷フォーマットである。第１図において、接客
面（１）の上部には案内表示部（２Ａ）および（２Ｂ）
が設けられ、装置の状態により「発売中」または「発売
中止」および「払戻し中」または「払戻し中止」を点灯
表示し、購入者にアラピールするようになっている。ま
た、上記案内表示部（２Ａ）　、　（２Ｂ）の近傍には
口座番号が記録された金額券、例えばクレジットカード
（Ｋ）および継続または払戻しのだめの定期券（以下、
旧券という）（Ｐ）を挿入するカード挿入口（３）、通
用期間、たとえば１箇月、３箇月、６箇月のいずれか１
つを選定する通用箇月釦（４）。

購入料金を表示する購入金額表示部（５）、新たな定期
券（以下、新券という）（Ｐ’）を発行させるための発
行釦（６）、および旧券（ｐ）を払戻すだめの払戻し釦
（７）がそれぞれ配設されており、さらに装置の下部に
は発行された新券（Ｐ′）、または払戻し処理を完了し
た上記クレジットカード（Ｋ）の取出口（８）が設けら
れている。

なお、（９）は現金で新券（Ｐ′）を購入する場合の紙
幣投入口で、この紙幣投入口（９）に投入された紙幣の
合計金額は投入金額表示部（１０）に表示されるととも
に釣銭を必要とする場合には釣銭金額表示部（１１）に
表示するようになっている。そして、釣銭は上記取出口
（８）に新券（Ｐ′）またはクレジットカード（Ｋ）と
ともに排出されるとともにこの取出口（８）の近傍に位
置して釣札を排出する釣札用取出口（１２）が設けられ
ている。

また、（１３）は係員を呼び出すための呼出し用押釦、
　（１４）は購入者の都合により定期券の購入を取消し
たい場合の取消し用押釦であり、さらに１図中にはマイ
ク（１５）およびスピーカー（１６）が設けられ、上記
呼出し用押釦（１３）の押下により係員と購入者との応
答が行なえるようにしである。

゛　第２図において、（２１）はクレジットカード（Ｋ
）また旧券（ｐ）を挿入する挿入口（３）のシャッタで
、装置が待機中シャッタ（２１）は開放状態となってい
る。また、（２２）は上記挿入口（３）に挿入されたク
レジットカード（Ｋ）または旧券（Ｐ）に磁気記録され
ている情報を機械読取りする読取り部、　（２３）は装
置全体を制御する制御部、（２４）は運賃表、駅情報、
文字パターン等が記憶されているメモリ、（２５）は発
行日付スイッチ、その他害種表示を行なうための係員操
作部、（２６）は上記制御部（２３）を介してデータの
記録、集計を行なうフロッピーディスク部、（２７）は
印刷部（２８）を制御する印刷制御部、（２９）は工、
ンコード情報を記録するためのエンコード部である。

第３図はたとえばクレジットカード（Ｋ）を用いて本装
置により印刷発行された定期券、すなわち新券（Ｐ′）
の印刷フォーマットを示したもので、この新券（Ｐ′）
には第３図に示すように券面の第１６列目に磁気記録層
からなる口座番号１！（３０）が設けられており、この
口座番号ＩＩ（３０）にはクレジットカード（Ｋ）に磁
気記録されている口座番号が新券（Ｐ′）の購入時に記
録して発行するように構成されている。

つぎに、上記定期券を本装置により払戻しを行なう場合
の作用を、第４図に示すフローチャートを参照しながら
説明する。いま、案内表示部（２Ａ）。

（２Ｂ）が消灯し、カード挿入口（３）のシャッタ（２
１）は開放状態になっているものとする。この状態にお
いて、まず払戻し釦（７）を押下した後、カード挿入口
（３）に払戻しのだめの定期券（ｐ）を挿入することに
より定期券（ｐ）は装置内に取込まれて読取り部（２２
）に送られ、上記定期券（ｐ）に磁気記録されている購
入情報中、発着経路情報、運賃情報、発行日付、種別、
氏名、学年１年令のほか口座番号（３０）の読取りが行
なわれる。

ついで、設定時間以内に所持しているクレジットカード
（Ｋ）を上記カード挿入口（３）に挿入すると、上述同
様にクレジットカード（Ｋ）は装置内に取込まれて読取
り部（２２）に送られ、クレジットカード（Ｋ）に磁気
記録されている口座番号、預金残高等の読取りが行なわ
れる。そして、上記定期券（ｐ）およびクレジットカー
ド（Ｋ）の読取りデータがそれぞれ制御部（２３）に入
力すると、制御部（２３）は両者の口座番号を比較し、
一致しているか否かを判断する。そこで、一致している
場合には制御部（２３）において払戻しのための料金計
算が行なわれた後、印刷部（２７）およびエンコード部
（２８）によりクレジットカード（Ｋ）に払戻し料金を
記録し、口座番号および払戻し料金のデータがフロッピ
ーディスク（２６）に書込まれて払戻し処理を完了する
。

このようにして、払戻し処理が完了すると、本装置は定
期券（ｐ）を券収納箱（２２ａ）に回収するとともにク
レジットカード（Ｋ）を取出口（８）へ排出して返却す
る。

しかし、制御部（２３）は入力した定期券（ｐ）の口座
番号とクレジットカード（Ｋ）の口座番号とが一致して
いないと判断した場合には案内表示部（２Ｂ）に「払戻
し中止」を点灯表示するとともに印刷部（２８）および
エンコード部（２９）による払戻し処理を行なうことな
く、フロッピーディスク（２６）に定期券（ｐ）および
クレジットカード（Ｋ）の記録データおよび日時を送り
込んで記録した後、定期券（ｐ）およびクレジットカー
ド（Ｋ）を取出口（８）に排出して返却するものである
。

なお、上記実施例では定期券（ｐ）およびクレジットカ
ード（Ｋ）を共通のカード挿入口（３）から挿入し、単
一の読取り部（２２）にて読取らせるように構成したが
、定期券（ｐ）の挿入口および読取り部と。

クレジットカード（Ｋ）の挿入口および読取り部をそれ
ぞれ別体に設置するようにしてもよい。この場合は定期
券およびクレジットカードの大きさが異なっても確実に
位置決めされて読取ることができ、かつ定期券およびク
レジットカードをそれぞれの挿入口に挿入し得るため制
御部において敏速に判断できるという利点がある。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明によれば有価証券の所持者と
、この有価証券を購入した記録媒体の保持者との同一性
が照合されるため、他人の有価証券の払戻しが行なわれ
る虞れを未然に防止することができるという優れた効果
を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す装置の正面図、第２図
はその構成を示すブロック図、第３図は同側装置で作成
される有価証券の一例を示す印刷フォーマット、第４図
は有価証券の払戻し時におけるフローチャート図、第５
図は従来の有価証券の一例を示す印刷フォーマットであ
る。Ｋ・・・クレジットカード（記録媒体）ｐ・・・定期券
（有価証券）２９・・・エンコード部（記録手段）３０・・・口座番号欄

Claims

【特許請求の範囲】

（１）口座番号が記録された記録媒体を用いて有価証券
を購入するものにおいて、上記有価証券の券面上に上記記録媒体の口座番号を記録
したことを特徴とする有価証券。
（２）有価証券に記録される口座番号は有価証券の余白
部に記録することを特徴とする特許請求の範囲第１項記
載の有価証券。
（３）口座番号が記録された記録媒体を用いて有価証券
を購入するものにおいて、上記有価証券に上記記録媒体の口座番号を記録する記録
手段を備えたことを特徴とする有価証券作成装置。