JPS6379168A - 磁気カ−ドリ−ダの制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 本発明は、例えば現金の代わりにカード（磁気カード等
）の磁気ストライプに予め現金と引換えに金額情報を記
録しておき、このカードで商品を販売する毎に、その金
額情報から販売商品の金額を差し引く、いわゆる前払い
方式の磁気カード、カードに利用者の識別データ（ＩＤ
コード等）を予め記録しておき、このカードを利用する
毎に、当該ＩＤコードと販売金額とを自動販売機側の売
上管理装置に集計記録し、月末等に販売商品金額を一括
して給料差し引き等で精算する、いわゆる後払い式カー
ドを用いて商品販売を行うカード式自動販売機における
磁気カードリーダの制御′Ｂ装置に関する。

〔従来技術とその問題点〕

以下、各図の説明において同一の符号は同一または相当
部分を示す。

第６図および第７図は前払いカード式自動販売機の正面
図および前払いカード式自動販売機の制御ブロック図を
示し、以下に説明する。

第６図において、１は前払いカード式自動販売機を示し
、カード挿入口１３、金額表示器８、商品を選択する押
釦Ｐ、商品を取り出す商品取出口９を備えている。そし
て、利用者はまず周知の図外の前払い入金機のカード挿
入−口にカードを挿入し、次に紙幣挿入口に紙幣を挿入
することにより、この紙幣金額骨のみを磁気カードに事
前に入金する。その後、前払いカード式自動販売機１０
カード挿入口１３に磁気カード３を挿入して、押釦Ｐを
押し商品を購入して、購入した商品の金額骨のみ磁気カ
ード３内の先の入金額より減算し、新たに残額を書き込
んだ磁気カード３を利用者に返却する。これによりカー
ド利用者は、小銭の所持が不要となる。

次に第７図により、前払いカード式自動販売機１の機能
を補足説明する。前払いカード式自動販売機１０カード
挿入口１３を介してその内部の磁気カードリーダ２に前
払い方式の磁気カード３を挿入すると、磁気カードリー
ダ２は磁気カード３内の残額を読み込み、演算制御部４
に送る。これにより制御部４は予め押釦Ｐ（Ｐｉ〜Ｐ３
）に設定された商品販売価格とカード３内の残額とを比
較し、押１０Ｐ別の販売可否を示すベンド信号■１〜Ｖ
３を販売制御部５に送出するとともに、金額表示器８に
金額を表示する。次にカード利用者が販売可能な押釦Ｐ
を押すと、制御部５は対応する商品搬出装置６（Ｓ１〜
Ｓ３）を駆動し、商品を搬出すると同時に制御部４に対
して販売金額情報（セレクト信号）と販売開始（ＲＢＳ
ＥＴ）信号を送る。これにより、制御部４はカード３内
の残額より当該販売金額を減算した新たな残額を磁気カ
ードリーダ２を介してカード３内に書き込んでカード３
を返却し、販売動作を終了する。なお、カード返却釦９
は、例えば連続販売モードで販売中、販売動作終了を命
じカード３を強制的に返却させるための釦である。

また、後払いカード式自動販売機について、その一般的
な構成を図示しないで簡単にその動作を説明すると、個
人識別コード（ＩＤコード）等が記憶されている磁気カ
ードを自動販売機に挿入すると、カードが有効かをチェ
ックし、有効ならば商品の選択が可能となり、商品を選
択すると、ＩＤコードと販売金額情報を一旦記憶してカ
ードを返却する。カード返却後、自動販売機からＩＤコ
ード別の販売金額情報が売上管理装置に送信され、この
金額情報をＩＤコード別に累計するなどの売上管理を行
い、累計データをプリンタで出力し、給料差し引き等の
後日精算を可能にしたものである。

以上のように磁気カードにより商品の販売が行われ、該
カードが挿入されるカード式自動販売機に前面に取り付
けられている磁気カードリーダ３の構造を以下に示す。

磁気カードリーダとしては、２種類の構造が考えられ、
第８図および第９図に示すようにカードを完全に磁気カ
ードリーダ内に取り込む構造と、第１０図および第１１
図に示すようにカードを手で持っている構造とがあり、
以下に説明する。

第８図および第９図は磁気カードリーダ２の正面図（但
し、カードは平面図）および側部断面図を示し、図にお
いて、まず、当該カード３には磁気的にデータを記憶す
る媒体としての磁気ストライプ３Ａが設けられており、
該磁気ストライプ３Ａは通常、このカードの外形（長方
形）の長辺方向（便宜上Ｘ方向と呼ぶ、なお、Ｘ方向と
直交する方向をＸ方向と呼ぶ）に走るようにカード表面
に付設され、その記憶データはこのＸ方向（のいずれか
一方向）に順次に記憶される。この磁気カード３をＸ方
向（カード３の長辺方向）にカード挿入口１３に挿入す
ると、大口センサ１４がオンするのでこの信号によりカ
ード駆動モータ１４を駆動する。このモータ１４により
カード駆動部ベルト１５が動き、カード３をカードリー
ダ２内に引き込み、磁気ヘッド１６によりカード３上の
磁気ストライプ３Ａをの磁気データを読み込みが終了す
る位置に配置され、前記検出によりエンドセンサ１７が
オンするとカード駆動ベルト１５を停止させる。

また、第１０図および第１１図は磁気カードリーダ２の
平面図（断面部分あり）および側部断面図を示し、図に
おいて、カード挿入口１３へ磁気カード３のＸ方向（カ
ード３の短辺方向）を手動で挿入していくと、カード支
え１８が奥に移動していき、カード３が最後まで挿入さ
れるとカード支え１８がエンドセンサ１７をオンさせる
ので、その時点でカードロツタ機構１９を駆動し、カー
ド３を固定する。この固定状態で、ヘッド駆動モータ２
０の回転により、回転するヘッド駆動ネジ２１を介して
ｙ方向（カード３の長辺方向、換言すればカードの挿入
方向Ｘと直角方向）に駆動され、カード３上の磁気スト
ライプ３Ａ面を走査するようになっている。

しかしながら、第６図の前払いカード式自動版売ａ１に
第８図および第９図の磁気カードリーダ２を採用した場
合、カード３に穴を開け、この穴に糸等をつなげる不正
カードを用いて、このカードをカードリーダ２に挿入し
、カードから販売金額情報を取り入れ、商品販売後、残
金精算を行うまでに、糸付きカードの糸を引いて、故意
にカードを引き抜くと、元の残金のままということにな
り、商品が只取りされる可能性があった。

また、第６図の前払いカード式自動販売機１に第１０図
および第１１図の磁気カードリーダ２を採用した場合、
この磁気カードリーダ２では、手動により操作するため
、磁気カードリーダ２にカード３を挿入した際、磁気ス
トライプ３Ａを正確に読み書きできるようにするため、
カードロツタ機構１９によりカード３は固定されている
が、このカード３前述と同様の動作中に手により故意に
引き抜くと、元の残金のままということになり、前述と
同様に商品が只取りされる可能性があった。

さらに、カードの磁気ストライプを読み取って複製され
た偽造カードによる不正行為のの対策もち急がれていた
。

〔発明の目的〕

本発明は前述の欠点に鑑みてなされたものであり、磁気
カードの故意による不正操作を確実に防止できる磁気カ
ードリーダの制御装置を提供することを目的とする。

〔発明の要点〕

本発明は、カード表面の所定位置に磁気記憶媒体を備え
た磁気カードを、挿入口から挿入し、該カードの磁気記
憶媒体に磁気ヘッドを走査しつつ情報の読み書きを行う
磁気カードリーダ装置において、前記磁気カードの磁気
記憶媒体に該カードの真偽を判別するためのデータエリ
アを設けＭｍ磁気カード前記磁気カードリーダに挿入し
た際、磁気記憶媒体のデータエリアの値によりカードの
真偽を判別するカード真偽判別手段と、該判別手段でカ
ードを真と判別したとき偽カードコードを前記エリアに
書き込む偽コード書込手段と、正常の読み書き終了後、
カードに書き込まれた前記偽カードコードを消去する偽
コード消去手段とを備えることをによって、磁気カード
の挿入中の故意によるカード引き抜き等のカード不正行
為を確実に防止しようとするものである。

（発明の実施例〕 第１図ないし第４図は本発明の実施例を示すもので、以
下に説明する。

第２図は、一般に使用されているＪＩＳｎ型の磁気カー
ド３を示し、該カード３の表面には磁気ストライプ３Ａ
が設けられる。

第３図は磁気ストライプ３Ａ内のデータフォーマットを
表示したもので、図において、Ｄｌは６９文字（キャラ
クタ番号２〜７０）の本体データ、Ｄ２　（１文字、キ
ャラクタ番号１）は本体データＤ１の開始部を示すデー
タとしての５ＴＸＳＤ３（１文字、キャラクタ番号７１
）は本体データＤ１の終了部を示すデータとしてのＥＴ
Ｘ、Ｄ４　（１文字、キャラクタ番号７２）は本体デー
タＤ１の読み取りミスのチェック用データとしてのＬＲ
Ｃであり、前記本体データＤ１には金額情報データとし
ての金額コードＤ１１、個人識別データとしてのＩＤコ
ードＤ１２等が設けられている。そして、本発明により
先の本体データＤ１部内にカード３の真偽チェック用デ
ータとしての真偽チェックコードＤ１３を設ける。

この構成において、制御回路は第　図に説明したもの同
様であるため、特に説明はしないが、第１図のフローチ
ャートを用いて以下に動作を説明し、図において、真偽
チェックコードＤ１３内にカード３が「真」のときはコ
ード無として何も書き込まれておらず、カード３が「偽
」のときはチェックコードが書き込まれている場合を例
にして説明する。

ステップＳ１では磁気カードリーダ２に磁気カード３の
挿入有りかを判別し、挿入有りならば（分岐Ｙ）、ステ
ップＳ２へ進む。ステップＳ２では該カード３の磁気ス
トライプ３Ａの本体データＤ１の金額コードＤｌｌに書
き込まれている入金額を読み込み、ステップｓ３へ進む
。ステップＳ３では同じく本体データＤ１のチェックコ
ードＤ１３内のコードの有無を判別し、有れば（分岐Ｙ
）、前回の販売時に該カードの不正な引き抜きがあった
としてステップ３１１へ進み、ステップＳ１１ではカー
ド３を返却する。ステップＳ３で、コードが無ければ（
分岐Ｎ）、ステップＳ４へ進む。ステップＳ４では前記
チェックコードＤ１３内に偽コードを書き込んで、ステ
ップＳ５へ進む。

ステップＳ５では金額表示器８にステップＳ２で読み込
んだ入金額を表示して、ステップＳ６へ進む。ステップ
Ｓ６では押釦Ｐがオンか判断し、オンで無ければ（分岐
Ｎ）、ステップＳ８へ進み、ステップＳ８ではカード返
却釦９がオンかを判断し、返却釦９もオンで無ければ（
分岐Ｎ）、ステップＳ６へ戻り、このループを繰り返す
。ここで押釦Ｐの入力が有れば（分岐Ｙ）、ステップＳ
７へ進み、ステップＳ７では商品搬出装置６から所望の
商品を搬出して、ステップＳ８へ進む。ステップＳ８で
は先と同様にカード返却釦９がオンかを判断し、オンで
無ければ（分岐Ｎ）、ステップＳ６へ戻り、再度、押釦
Ｐの入力を待ち、ステップＳ８で返却釦９がオンならば
（分岐Ｙ）、ステップＳ９へ進み、ステップＳ９では金
額表示器８の金額表示を消灯して、ステップＳＩＯへ進
む。

ステップＳ１０では磁気カード３の磁気ストライプ３Ａ
の本体データＤ１の金額コードＤｌｌに残金情報を書き
込むとともに、チェックコードＤ１３内に書き込まれて
いる偽コードを無として消去し、ステップＳｌｌへ進む
。ステップ３１１ではカード３を返却して販売を終了す
る。このように構成すれば、偽コードが書き込まれて（
ステップＳ４）から、ステップＳ７で商品販売後、ステ
ップＳＩＯにて残金計算を行うまでに故意に挿入中のカ
ードを糸等を付けたり、また、手により無理に引き抜く
と、チェックコードＤ１３内に偽コードは書き込まれた
ままとなり、次回そのカード３を使用しても、前述のス
テップＳ３にて偽コード有りと判別されるため、使用で
きないようになる。

また、磁気カード３の磁気ストライプ３Ａの本体データ
Ｄ１の真偽チェックコードＤ１３内に予め、正規の真コ
ードを書き込んでおき、カード挿入時には偽コードを代
わり書き込むか無になるようにしてもよく、その場合の
フローチャートを第４図に示し、ステップ５１０１〜５
１１１までの動作を行うようになっており、第１図のフ
ローチャートとの変更部分はステップＳ３でチェックコ
ードの有無を判別するか、ステップ５１０３でチェック
コードの真偽を判別するかの部分だけなので、特に説明
は省略する。

次に第５図には本発明の他の実施例を示し、第２図およ
び第３図を参照して説明すると、磁気カード３の磁気ス
トライプ３Ａ内の通常のデータフォーマットは第３図に
示したように、Ｄｌは６９文字（キャラクタ番号２〜７
０）の本体データ、Ｄ２（１文字、キャラクタ番号１）
は本体データＤ１の開始部を示すデータとしてのＳＴＸ
、、Ｄ３（１文字、キャラクタ番号７１）は本体データ
Ｄ１の終了部を示すデータとしてのＥＴＸ、Ｄ４　（１
文字、キャラクタ番号７２）は本体データＤ１の読み取
りミスのチェック用データとしてのＬＲＣであり、７２
のキャラクタにより構成されている。しかし、通常、磁
気ストライプ３Ａはこの両側に５０ｍｍ以上の規定外エ
リアＤ５が設けられており、第５図ではこの規定外エリ
アＤ５内にカード３の真偽チェック用データとしての真
偽チェックコードＤ５１を設ける。このようにすると、
本体データＤ１の情報エリアを使用しないので、通常の
使用する読み書きの情報量が減ることがなく有効であり
、磁気ストライプ３Ａ内の通常のデータフォーマット外
の規定外エリアＤ５を使用することにより、偽造カード
の防止にも対応でき、また、その結果、後払いカード式
自動販売機にも採用できる。そして、この場合のフロー
チャートは第１図および第４図と同様なので、動作説明
は省略する。

〔発明の効果〕

本発明によれば、磁気カードの磁気ストライブ内にカー
ドの真偽チェックコードエリアを設けたことにより、挿
入中のカードを故意に引き抜いた場合、カードを不正カ
ードとして使用不可とし、また、カードの偽造も防止で
き、カードによる悪戯を確実に防止できるという効果が
得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第４図は本発明の一実施例の動作を説明す
るためのフローチャート図、第２図は本発明に採用され
る磁気カードの平面図、第３図および第５図は第２図に
おける磁気カードのデータフォーマントの説明図、第６
図は本発明が採用される一例としての前払いカード式自
動販売機の正面図、第７図は第６図におけるブロック回
路図、第８図は本発明が採用される一例としての磁気カ
ードリーダの正面図、第９図は第８図における磁気カー
ドリーダの側部断面図、第１０図は本発明が採用される
他側としての磁気カードリーダの平面図、第１１は第１
０図における磁気カードリーダの側部断面図である。 ２・・・磁気カードリーダ、３・・・磁気カード、３Ａ
・・・磁気ストライブ、Ｄｌ・・・本体データ、Ｄｌ３
゜Ｄ５１・・・真偽チェックコードエリア、Ｄ５・・・
規定外エリア。 第１図 第２図 第３図 第５図 第４図 第６図 第７図 第８図　　　　　　第９図 弔１０図 第１１図 手続補正書彷幻 昭和６２代１１月　４日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）カード表面の所定位置に磁気記憶媒体を磁気ヘッド
   を備えた磁気カードを、挿入口から挿入し、該カードの
   磁気記憶媒体に磁気ヘッドを走査しつつ情報の読み書き
   を行う磁気カードリーダ装置において、前記磁気カード
   の磁気記憶媒体に該カードの真偽を判別するためのデー
   タエリアを設け、該磁気カードを前記磁気カードリーダ
   に挿入した際、磁気記憶媒体のデータエリアの値により
   カードの真偽を判別するカード真偽判別手段と、該判別
   手段でカードを真と判別したとき偽カードコードを前記
   エリアに書き込む偽コード書込手段と、正常の読み書き
   終了後、カードに書き込まれた前記偽カードコードを消
   去する偽コード消去手段とを備えたことを特徴とする磁
   気カードリーダの制御装置。