JPH08212393A - 券売機 - Google Patents

券売機

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JPH08212393A
JPH08212393A JP4132495A JP4132495A JPH08212393A JP H08212393 A JPH08212393 A JP H08212393A JP 4132495 A JP4132495 A JP 4132495A JP 4132495 A JP4132495 A JP 4132495A JP H08212393 A JPH08212393 A JP H08212393A
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JP
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ticket
card
tickets
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button switch
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JP4132495A
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English (en)
Inventor
Minoru Nakayama
中山  実
Masayuki Aoyanagi
正行 青柳
Kazuo Suzuki
一夫 鈴木
Shigeru Yoshino
繁 吉野
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Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示内容の可変可能な多数の押釦スイッチ
に、乗車券類の販売に必要な情報を表示させることによ
り、利用客への券購入時の案内操作性及び視認性の向上
を図る。 【構成】 利用客により圧下操作される多数の押釦スイ
ッチ(9) の夫々に表示内容の可変可能な液晶表示素子(9
a)を組み込み、乗車券類の販売時に、販売対象となる乗
車券類の種類と共に普通券の料金、回数券の料金、又は
カードの料金などの券購入案内情報を押釦スイッチ(9)
の液晶表示素子(9a)に表示し、又、券購入案内情報の定
期券の押釦スイッチ(9) が圧下されたとき上記券購入案
内情報に代えて定期券に記録すべき定期券情報を入力す
るための仮名や数字などの入力案内情報を押釦スイッチ
(9) の液晶表示素子(9a)に表示する構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、利用客により操作され
て鉄道などの交通機関に用いられる普通券、回数券、定
期券又はカード(プリペイドカード)などの乗車券類を
発行する券売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、鉄道路線駅に設置され利用客によ
り操作されて鉄道用の普通券、回数券、定期券又はプリ
ペイドカードなどの乗車券類を発行する券売機にあって
は、利用客の券購入時の案内操作性及び視認性を確保す
るため、タッチパネル付ディスプレイを採用したものが
多く実用に供されている。この種の券売機は、一般に、
利用客が普通券、回数券又はプリペイドカードを購入す
る際に圧下する券種釦、料金釦及び枚数釦などの多数の
選択釦より成る券購入案内画面、或いは利用客が定期券
を購入する際に定期券に記録すべき定期券情報を入力す
る仮名表示釦及び数字表示釦などの多数の選択釦より成
る入力案内画面をタッチパネル付ディスプレイに表示さ
せるよう構成されている。しかしながら、タッチパネル
付ディスプレイを用いた券売機においては、券購入案内
画面や入力案内画面に表示される上記選択釦が平面画像
であって見難い上、券購入案内画面が入力案内画面に切
り替わったとき、或いは入力案内画面が券購入案内画面
に切り替わったときに、夫々の画面の選択釦の位置が変
わってしまうことから、利用客が所望の釦を容易に発見
することができないという難点があり、又、タッチパネ
ル付ディスプレイのタッチ面がフラットであることか
ら、利用客が所望の選択釦と異なる他の選択釦を誤って
圧下してしまうという操作上の問題もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記券売機
の問題点に鑑みて為されたものであって、販売対象とな
る乗車券類の種類や料金などの券購入案内情報、又は定
期券に記録すべき定期券情報を入力するための入力案内
情報などを、多数の押釦スイッチを利用して表示させる
ことにより、利用客への券購入時の案内操作性及び視認
性の向上を図った券売機を提供することを目的とするも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、利用客により圧下操作される多数の押釦ス
イッチの夫々に表示内容の可変可能な液晶表示素子を組
み込み、乗車券類の販売時に、乗車券類の種類と共に普
通券の料金、回数券の料金、又はカードの料金などの券
購入案内情報を押釦スイッチの液晶表示素子に表示し
て、普通券、回数券、又はカードの料金を表示している
押釦スイッチが圧下されることによりその圧下された押
釦スイッチに対応する券やカードの発行を可能とし、上
記券購入案内情報の定期券の押釦スイッチが圧下された
ときその券購入案内情報に代えて定期券に記録すべき定
期券情報を入力するための仮名や数字などの入力案内情
報を押釦スイッチの液晶表示素子に表示して、これらの
押釦スイッチが圧下されることにより定期券情報の入力
操作及び定期券の発行を可能とするという手段を採用し
た。
【0005】
【実施例】以下、本発明に係る券売機を添付図面に示す
実施例に基づいて、更に詳しく説明する。図1は本発明
に係る券売機の正面図、図2は図1に示す券売機の構成
ブロック図である。本発明の券売機は、鉄道路線駅に設
置され利用客により後述する押釦スイッチが圧下される
ことによって、普通券、回数券、一日券、カード(プリ
ペイドカード)又は定期券(継続定期券)などの乗車券
類を発行し、又、利用客がクレジットカードやキャッシ
ュカードなどを用いて定期券を購入した場合に当該定期
券の領収書(以下、レシートと云う)を発行するような
っている。
【0006】図1において符号(1) は券売機の筐体であ
って、この筐体(1) の前面、即ち、接客部には、鉄道径
路図などを表示するプラズマディスプレイ(2) 、係員呼
出し用の呼出し釦(3) 、乗車券類の購入を取り消す取消
し釦(4) 、英語音声案内用の英語案内釦(5) 、乗車券類
の販売案内や定期券購入時の入力情報内容などを表示す
る操作案内用ディスプレイ(6) 、クレジットカードやキ
ャッシュカードのカード挿入・返却口(7) 、レシート発
行口(8) 、表示内容の可変可能な液晶表示素子(9a)が個
々に組み込まれ接客部の右側と左側にグループ分けされ
て縦横に配置された多数の押釦スイッチ(9) 、硬貨投入
口(10)、紙幣挿入口(11)、硬貨投入口(10)又は紙幣挿入
口(11)に投入された貨幣の合計金額を表示する投入金額
表示器(12)、定期券やプリペイドカードのカード発行口
(13)、釣札返却口(14)、普通券や回数券の発券口(15)、
釣銭放出口(16)などが設けられている。前記押釦スイッ
チ(9) の液晶表示素子(9a)は、ドット数が横36ドッ
ト、縦24ドットとなって、後述する制御ユニット(30)
からの制御信号により漢字、仮名文字、数字又はマーク
などを表示するようになっている。なお、上記カード発
行口(13)は、普通券の購入時に利用客が所持しているプ
リペイドカード(以下、既購入カードと称呼する)を挿
入したり、定期券の購入時に利用客が所持している旧定
期券を挿入したりする挿入口としても用いられる。
【0007】図2において符号(20)は券売機の電源スイ
ッチを操作したり、前述の乗車券類又はレシートに記録
される発行日付などを確認したりする係員操作部、符号
(21)は記憶手段である磁気ディスク格納用ユニットであ
る。この磁気ディスク格納用ユニット(21)には、プラズ
マディスプレイ(2) に表示される鉄道経路図の表示デー
タ、操作案内用ディスプレイ(6) に表示される乗車券類
の販売案内や定期券購入時の入力情報内容を表示する表
示データ、英語案内用の音声データの他に、販売対象と
なる乗車券類の種類や料金、自社線及び他社線の駅名な
どの券購入案内情報、及び定期券に記録すべき定期券情
報を入力するための仮名や数字などの入力案内情報など
乗車券類の販売に必要な表示データが前述した多数の押
釦スイッチ(9) と個々に対応して記憶されている。符号
(22)はカード挿入・返却口(7) に挿入されたクレジット
カードやキャッシュカードに磁気記録されているカード
情報(カード発行会社名、口座番号など)を磁気ヘッド
より成る読取ヘッド(図示せず)により読み取ってカー
ド挿入・返却口(7) に返却するカードリーダ、符号(23)
は定期券がクレジットカードやキャッシュカードを用い
て購入されたとき当該定期券のレシートを作成してレシ
ート発行口(8) より発行するレシート発行機、符号(24)
は硬貨投入口(10)に投入された硬貨を検銭処理して硬貨
金庫(図示せず)に収納すると共に釣銭箱(図示せず)
から釣銭を釣銭放出口(16)に放出する硬貨処理ユニッ
ト、符号(25)は紙幣挿入口(11)に挿入された紙幣を鑑別
処理して紙幣金庫(図示せず)に収納すると共に当該紙
幣金庫から釣札を釣札返却口(14)に返却する紙幣処理ユ
ニット、符号(26)はカード発行口(13)に挿入された既購
入カードを後述の如く処理して返却したり、旧定期券を
後述の如く処理して新たな定期券(継続定期券)をカー
ド発行口(13)より発行したり、一日券やプリペイドカー
ドを後述の如く処理してカード発行口(13)より発行した
りするカード処理ユニットである。カード処理ユニット
(26)は、その内部に磁気ヘッドより成る読取ヘッド及び
書込ヘッドの他にサーマルプリンタ及び印字ヘッドを有
し(何れも図示せず)、カード発行口(13)に既購入カー
ドが挿入されると、既購入カードに磁気記録されている
カード情報(発行駅名、残額など)を読取ヘッドで読み
取り、普通券や回数券の購入後に、既購入カードに履歴
情報(使用日付、差引残額など)を書込ヘッドで磁気記
録すると共に印字ヘッドで印刷して、その既購入カード
をカード返却口(13)より返却する。又、カード発行口(1
3)に旧定期券が挿入されると、旧定期券に磁気記録され
ている定期券情報を読取ヘッドで読み取った後に当該旧
定期券を回収し、新たに発行する定期券に当該定期券の
定期券情報をサーマルプリンタにより印刷すると共に書
込ヘッドにより磁気記録して、その定期券をカード発行
口(13)より発行する。又、一日券やプリペイドカードの
発行時には、その一日券やプリペイドカードに所定の情
報(発行日付、金額など)を印字ヘッドにより印刷する
と共に書込ヘッドで磁気記録して、その一日券やプリペ
イドカードをカード発行口(13)より発行するようになっ
ている。符号(27)は普通券や回数券を作成して発券口(1
5)より発行する発券ユニット、符号(28)はカードリーダ
(22)が読み取ったクレジットカードやキャッシュカード
のカード情報をクレジットカード又はキャッシュカード
の発行元の端末装置(A) に伝送回線(29)を介し送信し
て、そのクレジットカードやキャッシュカードが使用可
能か否かの問い合わせを行う通信制御装置、符号(30)は
券売機全体を制御する制御ユニットである。
【0008】本発明の券売機は、乗車券類の販売時(待
機状態)において、図3に示すように、操作案内用ディ
スプレイ(6)に定期券の購入が可能である旨の案内文を
表示し、接客部の右側で第1グループを構成する多数の
押釦スイッチ(9) のうち、最上段の押釦スイッチ(9) の
液晶表示素子(9a)に販売対象となる乗車券類の種類を表
示し、第2段目の押釦スイッチ(9) の液晶表示素子(9a)
に自社線に連絡している複数の他社線名を表示し、更
に、接客部の左側で第2グループを構成する多数の押釦
スイッチ(9) には普通券の枚数、おとな、こども、領収
書、身障者マークなどを表示している。
【0009】そして、上述の待機状態(S1)において、図
4に示すように、硬貨投入口(10)又は紙幣挿入口(11)に
貨幣が投入されるか、或いはカード発行口(13)に既購入
カードが挿入されると(S2)、投入金額表示器(12)が硬貨
処理ユニット(24)又は紙幣処理ユニット(25)より得た投
入金額の合計金額を表示すると共に、その投入金額又は
カード処理ユニット(26)が読み取った既購入カードの残
額の範囲内で発行可能な普通券の料金を接客部の右側で
第1グループを構成する第3段目の押釦スイッチ(9) の
液晶表示素子(9a)が表示し(S3)(図3参照)、次いで普
通券の料金を表示している押釦スイッチ(9) が圧下され
ると(S4)、制御ユニット(30)が投入金額又は既購入カー
ドの残額が普通券の料金以上かどうかの判定を行い(S
5)、投入金額又は既購入カードの残額が普通券の料金以
上であれば、発券ユニット(27)がその押釦スイッチ(9)
に対応する料金の普通券を作成して発券口(15)より発行
し(S6)、硬貨処理ユニット(24)又は紙幣処理ユニット(2
5)が必要に応じて釣銭又は釣札を釣銭放出口(16)や釣札
返却口(14)から返却すると共に、カード処理ユニット(2
6)が既購入カードに履歴情報を記録してカード発行口(1
3)より返却する(S7)。しかし、投入金額が普通券の料金
未満であれば、操作案内用ディスプレイ(6) が不足金額
と共に当該不足金額を投入する旨の案内表示を行い(S
8)、硬貨投入口(10)又は紙幣挿入口(11)に不足金額が投
入されることにより上記(S3)の前の状態に戻り(S9)、投
入金額が普通券の料金以上となったとき(S5)、発券ユニ
ット(27)が(S4)で圧下された押釦スイッチ(9) に対応す
る料金の普通券を発券口(15)より発行する(S6)。
【0010】又、上述の待機状態(S1)において、図5に
示すように、回数券の押釦スイッチ(9) が圧下操作され
ると(S2)、上述した第1グループの第3段目の押釦スイ
ッチ(9) の液晶表示素子(9a)が回数券の料金を表示する
(S3)。そして、硬貨投入口(10)又は紙幣挿入口(11)に貨
幣が投入されると(S4)、投入金額表示器(12)が硬貨処理
ユニット(24)又は紙幣処理ユニット(25)より得た投入金
額の合計金額を表示し(S5)、次いで回数券の料金を表示
している押釦スイッチ(9) が圧下操作されると(S6)、制
御ユニット(30)が投入金額が回数券の料金以上かどうか
の判定を行い(S7)、投入金額が回数券の料金以上であれ
ば、発券ユニット(27)がその押釦スイッチ(9) に対応す
る料金の回数券を所定枚数(11枚)作成して発券口(1
5)より発行し(S8)、硬貨処理ユニット(24)又は紙幣処理
ユニット(25)が必要に応じて釣銭又は釣札を釣銭放出口
(16)や釣札返却口(14)から返却する(S9)。しかし、投入
金額が回数券の料金未満であれば、操作案内用ディスプ
レイ(6) が不足金額と共に当該不足金額を投入する旨の
案内表示を行い(S10) 、硬貨投入口(10)又は紙幣挿入口
(11)に不足金額が投入されることにより上記(S5)の前の
状態に戻り(S11) 、投入金額が回数券の料金以上となっ
たとき(S7)、発券ユニット(27)が(S6)で圧下された押釦
スイッチ(9) に対応する料金の回数券を発券口(15)より
発行する(S8)。
【0011】又、上述の待機状態(S1)おいて、図6に示
すように、一日券又はカードの押釦スイッチ(9) が圧下
操作されると(S2)、上述した第1グループの第3段目の
押釦スイッチ(9) の液晶表示素子(9a)が一日券又はカー
ドの料金を表示する(S3)。そして、硬貨投入口(10)又は
紙幣挿入口(11)に貨幣が投入されると(S4)、投入金額表
示器(12)が硬貨処理ユニット(24)又は紙幣処理ユニット
(25)より得た投入金額の合計金額を表示し(S5)、次いで
一日券又はカードの料金を表示している押釦スイッチ
(9) が圧下操作されると(S6)、制御ユニット(30)が投入
金額が一日券又はカードの料金以上かどうかの判定を行
い(S7)、投入金額が一日券又はカードの料金以上であれ
ば、カード処理ユニット(26)がその押釦スイッチ(9) に
対応する料金の一日券又はプリペイドカードを作成して
カード発行口(13)より発行し(S8)、硬貨処理ユニット(2
4)又は紙幣処理ユニット(25)が必要に応じて釣銭又は釣
札を釣銭放出口(16)や釣札返却口(14)から返却する(S
9)。しかし、投入金額が一日券又はカードの料金未満で
あれば、操作案内用ディスプレイ(6) が不足金額と共に
当該不足金額を投入する旨の案内表示を行い(S10) 、硬
貨投入口(10)又は紙幣挿入口(11)に不足金額が投入され
ることにより上記(S5)の前の状態に戻り(S11) 、投入金
額が一日券又はカードの料金以上となったとき(S7)、カ
ード処理ユニット(26)が(S6)で圧下された押釦スイッチ
(9) に対応する一日券又はプリペイドカードを作成して
カード発行口(13)より発行する(S8)。
【0012】そして、上述の待機状態(S1)において、図
7に示すように、カード発行口(13)に通用期限内の旧定
期券が挿入されて定期券の押釦スイッチ(9) が圧下操作
されると(S2)、カード処理ユニット(26)が旧定期券の定
期券情報(発行日、発行駅、料金などの購入情報、及び
発駅、経由駅、着駅、開始日、有効期間、通用期限年月
日、氏名、年齢、性別、電話番号などの購入客情報)を
読み取ると共に、制御ユニット(30)がその定期券情報を
記憶し(S3)、操作案内用ディスプレイ(6) が上記定期券
情報の氏名、性別、年齢、電話番号などの入力確認画面
を表示すると共に、全ての押釦スイッチ(9) の液晶表示
素子(9a)が上記券購入案内情報に代えて定期券に記録す
べき定期券情報を入力するための仮名や数字などの入力
案内情報を表示する(S4)。この入力案内情報は、図8に
示すように、接客部の右側の第1グループを構成する夫
々の押釦スイッチ(9) の液晶表示素子(9a)に表示された
五十音表及び拗音などの仮名文字や濁音符及び半濁音符
などの符号と、接客部の左側の第2グループを構成する
夫々の押釦スイッチ(9) の液晶表示素子(9a)に表示され
た0から1までの数文字や挿入、削除、空白、確認、入
力操作用のマークとからなっている。そして、夫々の押
釦スイッチ(9) が入力案内情報を表示した状態におい
て、図7に示すように、利用客により押釦スイッチ(9)
が圧下されて氏名、性別、年齢、電話番号などが入力さ
れた後に(S5)、確認の押釦スイッチ(9)が圧下されると
(S6)、操作案内用ディスプレイ(6) が開始日、有効期間
などの入力確認表示画面を表示し(S7)、次いで利用客に
より押釦スイッチ(9) が圧下されて開始日、有効期間な
どが入力された後に(S8)、確認の押釦スイッチ(9) が圧
下操作されると(S9)、操作案内用ディスプレイ(6) が定
期券の料金を表示する(S10) 。この状態(S10) で硬貨投
入口(10)又は紙幣挿入口(11)に貨幣が投入されると(S1
1) 、投入金額表示器(12)が硬貨処理ユニット(24)又は
紙幣処理ユニット(25)より得た投入金額の合計金額を表
示し(S12) 、制御ユニット(30)が投入金額が定期券の料
金以上かどうかの判定を行い(S13) 、投入金額が定期券
の料金以上であれば、カード処理ユニット(26)が旧定期
券を回収した後に旧定期券の発駅、経由駅、着駅及び上
記押釦スイッチ(9) により入力された入力情報より成る
定期券情報を新たな定期券に印刷すると共に磁気記録し
てその定期券をカード発行口(13)より発行し(S14) 、硬
貨処理ユニット(24)又は紙幣処理ユニット(25)が必要に
応じて釣銭又は釣札を釣銭放出口(16)や釣札返却口(14)
から返却する(S15) 。しかし、投入金額が定期券の料金
未満であれば、操作案内用ディスプレイ(6) が不足金額
と共に当該不足金額を投入する旨の案内表示を行い(S1
6) 、硬貨投入口(10)又は紙幣挿入口(11)に不足金額が
投入されることにより上記(S12) の前の状態に戻り(S1
7) 、投入金額が定期券の料金以上となったとき(S13)
、カード処理ユニット(26)が旧定期券を回収して新た
な定期券をカード発行口(13)より発行する(S14) 。又、
操作案内用ディスプレイ(6) が定期券の料金を表示した
状態(S10) で貨幣の代わりにクレジットカードやキャッ
シュカードがカード挿入・返却口(7)に挿入されると(S1
8) 、カードリーダ(22)がクレジットカードやキャッシ
ュカードのカード情報を読み取って通信制御装置(28)に
よりカード発行元の端末装置(A) に送信し、そのクレジ
ットカードやキャッシュカードが使用可能か否かの問い
合わせを行う(S19) 。そして、クレジットカードやキャ
ッシュカードが使用可能であれば、カード処理ユニット
(26)が旧定期券を回収した後に新たな定期券をカード発
行口(13)より発行し(S20) 、次いで利用客により領収書
の押釦スイッチ(9) が圧下されることによって(S21) 、
レシート発行機(23)が定期券の購入明細を印刷したレシ
ートをレシート発行口(8) から発行する(S22) 。しか
し、クレジットカードやキャッシュカードが使用不能で
あれば、カード処理ユニット(26)が旧定期券をカード発
行口(13)より返却すると共に、カードリーダ(22)がその
クレジットカードやキャッシュカードをカード挿入・返
却口(7) から返却する(S23) 。
【0013】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の券売機
は、利用客により圧下操作される多数の押釦スイッチの
夫々に表示内容の可変可能な液晶表示素子を組み込み、
乗車券類の販売時に、乗車券類の種類と共に普通券の料
金、回数券の料金、又はカードの料金などの券購入案内
情報を押釦スイッチの液晶表示素子に表示して、普通
券、回数券、又はカードの料金を表示している押釦スイ
ッチが圧下されることによりその圧下された押釦スイッ
チに対応する券やカードの発行を可能とし、又、券購入
案内情報の定期券の押釦スイッチが圧下されたとき上記
券購入案内情報に代えて定期券に記録すべき定期券情報
を入力するための仮名や数字などの入力案内情報を押釦
スイッチの液晶表示素子に表示して、これらの押釦スイ
ッチが圧下されることにより定期券情報の入力操作及び
定期券の発行を可能としたものであるので、券購入案内
情報又は定期券の入力案内情報が定位置に在る押釦スイ
ッチに表示されることとなり、したがって、従来の券売
機のように表示画面が切り替わる毎に選択釦の位置が変
わるものに比し、利用客への券購入時の案内操作性及び
視認性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る券売機の正面図である。
【図2】図1に示す券売機の構成ブロック図である。
【図3】本発明の券売機の押釦スイッチが表示する乗車
券類の券購入案内情報の表示例を示す説明図である。
【図4】本発明の券売機による普通券の発券処理を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の券売機による回数券の発券処理を示す
フローチャートである。
【図6】本発明の券売機による一日券又はプリペイドカ
ードの発券処理を示すフローチャートである。
【図7】本発明の券売機による定期券の発券処理を示す
フローチャートである。
【図8】本発明の券売機の押釦スイッチが表示する定期
券の入力案内情報の表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
(9) 押釦スイッチ (9a) 液晶表示素子 (21) 記憶手段(磁気ディスク格納用ユニット)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉野 繁 栃木県宇都宮市平出工業団地11番地 日本 信号株式会社宇都宮事業所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 利用客により操作されて鉄道などの交通
    機関に用いられる普通券、回数券、カード又は定期券な
    どの乗車券類を発行する券売機であって、表示内容の可
    変可能な液晶表示素子(9a)が個々に組み込まれて利用客
    により圧下操作される多数の押釦スイッチ(9) と、これ
    ら押釦スイッチ(9) と個々に対応して前記乗車券類の種
    類や料金などの券購入案内情報、及び定期券に記録すべ
    き定期券情報を入力するための仮名や数字などの入力案
    内情報など上述の乗車券類の販売に必要な表示データが
    記憶されている記憶手段(21)とを有し、前記乗車券類の
    販売時に、券購入案内情報の乗車券類の種類と共に普通
    券の料金、回数券の料金、又はカードの料金を対応する
    押釦スイッチ(9) の液晶表示素子(9a)に表示して、これ
    らの押釦スイッチ(9) が圧下されることによりその圧下
    された押釦スイッチ(9) に対応する券やカードの発行を
    可能とし、上記券購入案内情報の定期券の押釦スイッチ
    (9) が圧下されたときその券購入案内情報に代えて入力
    案内情報を対応する押釦スイッチ(9) の液晶表示素子(9
    a)に表示して、これらの押釦スイッチ(9) が圧下される
    ことにより定期券情報の入力操作及び定期券の発行を可
    能としたことを特徴とする券売機。
JP4132495A 1995-02-06 1995-02-06 券売機 Pending JPH08212393A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7653955B2 (en) 2000-06-13 2010-02-02 Lg Electronics Inc. Washing machine and method for guiding use of the same

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