JPS6122159Y2 - - Google Patents

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JPS6122159Y2
JPS6122159Y2 JP1980078341U JP7834180U JPS6122159Y2 JP S6122159 Y2 JPS6122159 Y2 JP S6122159Y2 JP 1980078341 U JP1980078341 U JP 1980078341U JP 7834180 U JP7834180 U JP 7834180U JP S6122159 Y2 JPS6122159 Y2 JP S6122159Y2
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JP
Japan
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shutter
vertical groove
locking
handle
height direction
Prior art date
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Expired
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JP1980078341U
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English (en)
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JPS572987U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は雨戸の室内側面略中央部であり、雨
戸の高さ方向に縦溝を設け、この縦溝長手方向の
任意位置に該縦溝に直交して手掛け部を設けた手
掛け具を着脱自在に取り付けた雨戸に関するもの
であり、手掛け具の高さを自在に調節することが
でき戸袋への収納及び引き出しを容易に行なうこ
とができる雨戸を提供することを目的とするもの
である。
雨戸を戸袋に収納する際、第6図、第7図に示
すように、雨戸を押し込むと、雨戸は戸滑りブロ
ツク13によつてある程度誘導されるが、その後
は操作者自ら戸袋の奥まつたところに押し込まな
ければならない。その際、操作者は押し込み易い
位置であるところの、雨戸のできるだけ自分に近
い部分を押す場合が多い。
すると、必然的に雨戸は戸袋の見込み幅方向に
摺動しながらも、その雨戸の反対側の下端部また
は戸車を中心として回転するので、戸袋前面に設
けてある鏡板12に対して傾いて収納されること
になる(第6図参照)。
ところで、前記の傾いて収納された雨戸は、そ
れ以後に収納されるべき雨戸に影響を与え、最後
にはすべての雨戸を戸袋に収納できなくなつて、
第9図のように雨戸が戸袋からはみ出してしまう
ことになる。実際このようなことは間々発生して
おり、雨戸の枚数が多くなるほど顕著に起こつて
いた。例えば雨戸を戸袋内に正常な状態に収納す
るには、雨戸を引き出し今一度収納しなおさなけ
ればならず大変な労力を必要としまた煩雑であ
る。
さらに表側パネル板と裏側パネル板との間に断
熱材を備えてなる断熱雨戸においては、内部に断
熱材を介在させているので普通の雨戸に比べ重量
が重いことと相俟つて6枚建て、8枚建ての戸袋
のように、戸袋の見込幅が大きくなると、雨戸を
収納する際、相当の労力と注意とを要し、非常に
面倒となる。しかも、雨戸の開閉は家庭の主婦な
どの女性が行なう場合が多いのでなおさらのこと
である。
従来では、雨戸に切抜き穴を設け、この切抜き
穴に手掛け具を装着して使用するものがあるが
(実開昭54−67535号公報)、これだと予め位置が
決まつているので、雨戸の使用する場所(テラス
タイプ、窓タイプ等)によつて手掛け具の高さの
位置が大きく異なる場合、その位置が高すぎた
り、低すぎたりして使用しづらく非常に不便であ
り、また一度取付けた手掛け具の高さ調整はでき
ず、作業者に応じて取付け位置を変えて作業者を
良好にするということが不可能であつた。
かくしてこの考案はこの前記の問題点を解消す
るために案出されたものであり、以下図面に示す
実施例に基いて説明する。
パネル体Bの周囲には、上框14、下框15及
び一対の竪框16,16が枠組み取り付けられて
雨戸Aを構成している。このパネル体Bは、室外
側の表側パネル板1と裏側パネル板2とを断熱材
3を介在して接合したものである。前記裏側パネ
ル板2は幅方向略中央部に雨戸Aの高さ方向全長
に亘つて縦溝4を形成し、また幅方向両側端近傍
にも縦溝17,17を形成した形状となり、前記
縦溝4は側壁4b,4bと底壁4aとにより室内
側に開口した横断面略コ字形状をしている。なお
縦溝4は、雨戸の高さ方向全長に亘つて形成した
ものでも、一部分だけに形成したものでもよい。
いずれにしても縦溝4の長さは限定されない。縦
溝4の両側壁4b,4bの高さ方向には係止部1
0…が等間隔に複数個形成してあり、左右の側壁
4b,4bの係止部10,10は各々相対向して
いる。この係止部10…に後述する手掛け具7の
8,8を嵌入して手掛け部7A,7Aが縦溝と直
交すべく手掛け具7を取り付けられるように構成
されており、手掛け具7は縦溝4の長手方向に調
節可能となつている。
第3図に示す手掛け具7は、縦壁7aから水平
壁7bを延設し、下側の水平壁7bの先端部より
上方に上向き壁7dを、上側の水平壁7bの先端
部より下方に下向き壁7cを設けて構成しており
手掛け部7A,7Aはそれぞれ上下の水平壁7
b,7bと上下向き壁7d,7dにより形成して
いる。また縦壁7aの中央より若干下部に、中央
にスプリング20を備え、このスプリング20に
より両側に進退可能に付勢された係合部8,8を
有する操作杆9を設けている。つまみ21,21
は案内溝22,22を通して係合部8,8に一体
的に形成されている。
この手掛け具7の高さ位置を調節する場合は、
つまみ21,21を中央に引き寄せて、係合部
8,8を相対向する係止部10,10から抜き出
して縦溝4の適当な高さ位置まで摺動させた後、
係合部8,8を係止部10,10に係合させれば
よく容易に手掛け具7の取付け位置を変更するこ
とができる。
縦溝4の下端部には落し錠19が取り付けてあ
り、縦溝17,17の下端部には戸車18,18
が取り付けてある。縦溝4および17,17は雨
戸に強度をもたせると共に、雨戸を戸袋より引き
出した後、雨戸を送る際の引き手として使用で
き、また、手掛け具のみならず、戸車18,18
や落し錠19等の部分を取り付けるスペースとも
なる。
第4図に示す手掛け具7は、手掛け部7Aの両
側にロツド11,11を設け、その先端部を互い
に反対の方向に直角に折曲して係合部8,8を形
成したもので、ロツド部11,11を弾性変形さ
せて中央に引き寄せ係合部8,8を前記縦溝4の
係止部10,10に嵌入して手掛け部7Aを縦溝
に直交して取り付ければよい。
その他手掛け具5の形状については何ら限定さ
れないが手で押し上げ可能な手掛け部7Aを少な
くとも一個所、縦溝4両側壁4b,4bの相対す
る係止部10,10に係合する係合部8,8を形
成しておくことが必要である。
かくしてこの考案は以上の構成より成る。そし
てこの考案による雨戸であれば、以下に示す効果
を奏する。
(1) 雨戸Aの室内側面の幅方向略中央部であり、
雨戸の高さ方向に縦溝4を設け、この縦溝4の
任意位置に該縦溝4に直交して手掛け部を設け
た手掛け具を取り付けているので、雨戸を戸袋
に収納する場合、手掛け部に手を掛けて雨戸を
持ち上げるようにして押し込めば、雨戸の左右
のバランスがとれているので、無駄な力を要せ
ず、またそれ程注意を要さないのであり、従つ
て戸袋の奥まつた位置にも戸袋の前面と平行に
整然と且つ容易に収納できるので非常に便利で
ある。また、雨戸を引き出す場合も、戸袋内で
の引つかかり等を最小限にでき、スムーズに行
なうことができる。
(2) 縦溝の両側壁の高さ方向に適宜間隔離して複
数の係止部を左右に相対向して設け、該係止部
に、左右に突出する係合部を係合して雨戸に着
脱自在に手掛け具を取付けたため、雨戸を出し
入れする人の身長や使用場所(たとえばテラス
タイプであれば雨戸の下端が床面より下に位置
することになり、また窓タイプであれば、雨戸
の下端が床面より上に位置することになるな
ど)等を考慮して縦溝の使いやすい位置に手掛
け具を調節して取付けることができきわめて便
利である。
(3) 雨戸の幅方向中央部に縦溝を設け、この縦溝
に手掛け具を取付けてあるので、建物によつて
戸袋が右側に設置されている場合でも、左側に
設置されている場合でも、同一の雨戸を使用で
きる利点がある。
(4) この考案による雨戸において、手掛け具を、
取付位置を変えて複数設けた場合には、例えば
大人と子供の双方が操作できることにもなる。
本考案は以上のようであり、雨戸の幅方向略中
央部であり、雨戸の高さ方向に縦溝を設け、この
縦溝の任意位置に該縦溝に直交して手掛け部を設
けた手掛け具を取り付けているので、雨戸の挿作
がし易く、雨戸の戸袋への収納及び引き出しを容
易に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による雨戸を示す斜視図、第
2図は第1図のH部拡大斜視図、第3図は手掛け
具の斜視図、第4図は手掛けの変形例を示す斜視
図、第5図はこの考案による一枚のパネル板から
なる雨戸の横断面図、第6図、第7図は従来の雨
戸の収納状態を示す概略図である。 A……雨戸、B……パネル体、1……表側パネ
ル板、2……裏側パネル板、3……断熱材、4…
…縦溝、7……手掛け具、8……係合部、9……
操作杆、10……係止部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 雨戸Aの室内側面の幅方向略中央部に、高さ方
    向に連続する底壁4aと左右両側壁4b,4bか
    ら成る断面略コ字状の縦溝4を設け、該縦溝4の
    両側壁4b,4bの高さ方向に適宜間隔離して複
    数の係止部10,10…を左右に相対向して設
    け、該係止枠10,10と各々係合可能に左右に
    突出する係合部8,8を有するとともに、前記縦
    溝4に直交する手掛け部7Aを有する手掛け具7
    を、前記縦溝4高さ方向任意位置の係止部10,
    10に係合部8,8を係合して着脱自在に取付け
    てなることを特徴とする雨戸。
JP1980078341U 1980-06-05 1980-06-05 Expired JPS6122159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980078341U JPS6122159Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980078341U JPS6122159Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS572987U JPS572987U (ja) 1982-01-08
JPS6122159Y2 true JPS6122159Y2 (ja) 1986-07-02

Family

ID=29440858

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980078341U Expired JPS6122159Y2 (ja) 1980-06-05 1980-06-05

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4523373B2 (ja) * 2004-09-30 2010-08-11 大和ハウス工業株式会社 建具の戸板における取っ手の取付け構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915818A (ja) * 1972-04-17 1974-02-12
JPS5082833A (ja) * 1974-05-17 1975-07-04

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JPS5467535U (ja) * 1977-10-15 1979-05-14

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JPS4915818A (ja) * 1972-04-17 1974-02-12
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JPS572987U (ja) 1982-01-08

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