JPS6122092A - 水素化ホウ素系還元剤およびその製法 - Google Patents
水素化ホウ素系還元剤およびその製法Info
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- JPS6122092A JPS6122092A JP14187284A JP14187284A JPS6122092A JP S6122092 A JPS6122092 A JP S6122092A JP 14187284 A JP14187284 A JP 14187284A JP 14187284 A JP14187284 A JP 14187284A JP S6122092 A JPS6122092 A JP S6122092A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は不斉修飾水素化ホウ素系化合物およびその製造
法に関する。さらに詳しくは一般式(I) R1 〔式中、R1は炭素数1・−8めアルキル基、炭素数6
〜lOのアリール基または炭素数7〜11のアラルキル
基を表わす。R2は水素原子、膚、素数1〜6のアルキ
ル基または炭素数7〜16のアラルキル基を表わす。
法に関する。さらに詳しくは一般式(I) R1 〔式中、R1は炭素数1・−8めアルキル基、炭素数6
〜lOのアリール基または炭素数7〜11のアラルキル
基を表わす。R2は水素原子、膚、素数1〜6のアルキ
ル基または炭素数7〜16のアラルキル基を表わす。
R3は水素原子、炭素数1−10のアルキル基、炭素“
数7〜16のアラルキル基、または、炭素数1〜6のア
ルキル基あるいは炭素数1〜6のアルがキシル基で置換
されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を表わす
。*印は不斉炭素を意味する。〕で示される光学活性ア
ミノアルコールと鉱酸、カルボン酸または有機スルホン
酸との塩と、化合物と称す。)およびその製造法に関す
るものである。
数7〜16のアラルキル基、または、炭素数1〜6のア
ルキル基あるいは炭素数1〜6のアルがキシル基で置換
されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を表わす
。*印は不斉炭素を意味する。〕で示される光学活性ア
ミノアルコールと鉱酸、カルボン酸または有機スルホン
酸との塩と、化合物と称す。)およびその製造法に関す
るものである。
本発明化合物はケトン化合物から光学活性アルコール誘
導体を製造するのに利用される。
導体を製造するのに利用される。
例えば、農薬の殺菌剤および植物生長調節剤の有効成分
として卓効を示す下記一般式用H s 〔式中、R4はアルキル基、シクロアルキル基またはシ
クロアルケニル基を表わすか、または、ハロゲン原子、
アルキル基、ハロアルキル基、シアノ基、アルコキシル
基、フェノキシ基またはフェニル基で置換されていても
よいフェニル基を表わす。R5はイミダゾール−1−イ
ル基またはl、2゜4−トリアゾール−1−イル基を表
わす。
として卓効を示す下記一般式用H s 〔式中、R4はアルキル基、シクロアルキル基またはシ
クロアルケニル基を表わすか、または、ハロゲン原子、
アルキル基、ハロアルキル基、シアノ基、アルコキシル
基、フェノキシ基またはフェニル基で置換されていても
よいフェニル基を表わす。R5はイミダゾール−1−イ
ル基またはl、2゜4−トリアゾール−1−イル基を表
わす。
R6はt−ブチル基を表わすか、または、ベンゼン環が
ハロゲン原子で置換されていでもよい1.1−ジメチル
−2−フェニルエチル基を表わす。*は不斉炭素を意味
する。〕 で示される光学活性α、β−不飽和アルコール誘導体を
製造するのに利用される。
ハロゲン原子で置換されていでもよい1.1−ジメチル
−2−フェニルエチル基を表わす。*は不斉炭素を意味
する。〕 で示される光学活性α、β−不飽和アルコール誘導体を
製造するのに利用される。
従来、不斉還元において不斉修飾水素化ホウ素還元剤を
用いる光学活性アルコールの製造法としては以下の方法
が報告されている。
用いる光学活性アルコールの製造法としては以下の方法
が報告されている。
■ S、Co1ona ら、J、Chem、 Soc
、PerkinTrans I、 871(1981)
に記載されている水素化ホウ素ナトリウムと光学活
性なエフェドリンのオニウム塩を用いる方法。
、PerkinTrans I、 871(1981)
に記載されている水素化ホウ素ナトリウムと光学活
性なエフェドリンのオニウム塩を用いる方法。
■ R,F、 Borchら、J、 Org、 Che
m、、 87 。
m、、 87 。
2847(1972)に記載されている光学活性アミン
ボラン錯体を用いる方法。
ボラン錯体を用いる方法。
■ M、 F、 Grundonら、Tetrahed
ronLetters、 295 (1976)に記
載されているα−アミノ酸エステルボラン錯体を用いる
方法。
ronLetters、 295 (1976)に記
載されているα−アミノ酸エステルボラン錯体を用いる
方法。
■ A、 Hira□ ら、J、Chem、 Soc
、Chem。
、Chem。
Comm、、815(1981):S、Itsunoら
、1bid、 4e9(1983):S、 Itsu
noら、J、 Chem、 Soc、、 Perkin
Trans I 、 167 B(198B)に記載
されている光学活性アミノアルコールとボランを用いて
芳香族ケトンを不斉還元する方法。
、1bid、 4e9(1983):S、 Itsu
noら、J、 Chem、 Soc、、 Perkin
Trans I 、 167 B(198B)に記載
されている光学活性アミノアルコールとボランを用いて
芳香族ケトンを不斉還元する方法。
しかし、■、■および■は光学収率が、低(実用的な方
法とは言い難い。また、■は高い光学収率を達成するた
めにホウ素換算でアミノアルコールの2倍モルのボラン
を使用するという欠点があり、工業的に実施するには必
ずしも充分とは言い難い。
法とは言い難い。また、■は高い光学収率を達成するた
めにホウ素換算でアミノアルコールの2倍モルのボラン
を使用するという欠点があり、工業的に実施するには必
ずしも充分とは言い難い。
このような状況の下に、本発明者らはケトン化合物を不
斉還元して光学活性アルコール誘導体を得るための不斉
修飾水素化ホウ素系化合物およびその製造法につき鋭意
検討を重ねた結果、前記一般式(Ilで示される光学活
性アミノアルコールと鉱酸、カルボン酸または有機スル
ホン酸との塩と、水素化ホウ素金属とを反応させること
により得られる水素化ホウ素系化合物を見出した。
斉還元して光学活性アルコール誘導体を得るための不斉
修飾水素化ホウ素系化合物およびその製造法につき鋭意
検討を重ねた結果、前記一般式(Ilで示される光学活
性アミノアルコールと鉱酸、カルボン酸または有機スル
ホン酸との塩と、水素化ホウ素金属とを反応させること
により得られる水素化ホウ素系化合物を見出した。
以下に本発明につき説明する。
本発明で使用される前記一般式σ)で示される光学活性
アミノアルコ−tVは、例えば市販の光学活性なアラニ
ン、C−フェニルグリシン、フェニルアラニン、バリン
、ロイシン、イソロイシン等のアミノ酸の誘導体に一般
式%式%([) 〔式中、R/llは炭素数1〜lOのアルキル基、炭素
数7〜16のアラルキル基、または、炭素数1〜6のア
ルキル基あるいは炭素数1〜6のアルコキシル基で置換
さ九ていてもよい炭素数6〜18のアリール基を表わし
、Yはハロゲン原子を表わす。〕で示されるグリニヤー
ル試薬を反応させるか、または上記のアミノ酸の誘導体
を還元することにより製造できル(A、 Mckenz
ie ら、J。
アミノアルコ−tVは、例えば市販の光学活性なアラニ
ン、C−フェニルグリシン、フェニルアラニン、バリン
、ロイシン、イソロイシン等のアミノ酸の誘導体に一般
式%式%([) 〔式中、R/llは炭素数1〜lOのアルキル基、炭素
数7〜16のアラルキル基、または、炭素数1〜6のア
ルキル基あるいは炭素数1〜6のアルコキシル基で置換
さ九ていてもよい炭素数6〜18のアリール基を表わし
、Yはハロゲン原子を表わす。〕で示されるグリニヤー
ル試薬を反応させるか、または上記のアミノ酸の誘導体
を還元することにより製造できル(A、 Mckenz
ie ら、J。
Chem、Soc、、128.79(192B): A
。
。
Mckenzie ら、Chem、 Ber、、・6
2 、288(1920) : A、 Mckenzi
eら、J、 Chem、 Soc、。
2 、288(1920) : A、 Mckenzi
eら、J、 Chem、 Soc、。
779 (1926) : S、Hayashi ら、
Chem、Pharm。
Chem、Pharm。
Bull、、17.145(1969))。
一般式(I)において、R1は上述のアでノ酸の誘導体
に由来する置換基であり、その具体例としてはメチル基
、イソプロピル基、イソブチル基、5eC−ブチル基、
フェニル基またはベンジル基が挙げられ、R3の具体例
としは水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基
またはイソプロピル基が挙げられる。
に由来する置換基であり、その具体例としてはメチル基
、イソプロピル基、イソブチル基、5eC−ブチル基、
フェニル基またはベンジル基が挙げられ、R3の具体例
としは水素原子、メチル基、エチル基、n−プロピル基
またはイソプロピル基が挙げられる。
またR3の具体例としてはフェニル基、〇−トリル基、
m−トリル基、I)−)リル基、2゜5−キシリル基、
0−メトキシフェニル基、m−メトキシフェニル基、p
−メトキシフェニル基、〇−エトキシフェニル基、ベン
ジル基またはメチル基が挙げられる。
m−トリル基、I)−)リル基、2゜5−キシリル基、
0−メトキシフェニル基、m−メトキシフェニル基、p
−メトキシフェニル基、〇−エトキシフェニル基、ベン
ジル基またはメチル基が挙げられる。
次に、本発明化合物の製造方法について述べる。
本発明化合物は、溶媒中、一般式(Ilで示される光学
活性アミノアルコールと鉱酸、カルボン酸または有機ス
ルホン酸との塩と水素化ホウ素金属を反応させることに
より得られる。
活性アミノアルコールと鉱酸、カルボン酸または有機ス
ルホン酸との塩と水素化ホウ素金属を反応させることに
より得られる。
上述の鉱酸としては、例えば塩酸、硫酸、硝酸またはリ
ン酸が挙げられ、カルボン酸としては、例えば酢酸が挙
げられ、有機スルホン酸としては、例えばp−トルjン
スルホン酸が挙げられる。また、該塩は塩そのものとし
て用いるか、本発明化合物の製造に際し、予め系内で光
学活性アミノアルコールと酸より生成させてもよい。
ン酸が挙げられ、カルボン酸としては、例えば酢酸が挙
げられ、有機スルホン酸としては、例えばp−トルjン
スルホン酸が挙げられる。また、該塩は塩そのものとし
て用いるか、本発明化合物の製造に際し、予め系内で光
学活性アミノアルコールと酸より生成させてもよい。
上述の水素化ホウ素金属としては、例えば水素化ホウ素
ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化ホウ素亜鉛等があげられるが、入手の容易
な水素化ホウ素ナトリウムを用いることにより本発明の
目的を充分に達成することができる。
ナトリウム、水素化ホウ素カリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化ホウ素亜鉛等があげられるが、入手の容易
な水素化ホウ素ナトリウムを用いることにより本発明の
目的を充分に達成することができる。
本発明化合物の製造において、水素化ホウ素金属と光学
活性アミノアルコールのモル比。
活性アミノアルコールのモル比。
はホウ素換算で、通常0.7:1〜2:1、好ましくは
0.7:1〜1.8:1、より好ましくはl:1である
。
0.7:1〜1.8:1、より好ましくはl:1である
。
本発明化合物の製造に用いられる溶媒は、反応に関与し
ないものであれば特に限定されるものではないが、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の
芳香族炭化水素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
あるいはこれらの混合溶媒である。また、水素化ホウ素
金属を溶解するために、通常例えばジメチルスルホキシ
ド、ジグライム、ジメチルホルムアミドまたは1.8−
ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを併用する。反応
温度は通常−78〜100℃の範囲であり、好ましくは
一40〜100℃の範匠である。
ないものであれば特に限定されるものではないが、例え
ばベンゼン、トルエン、キシレン、クロロベンゼン等の
芳香族炭化水素、塩化メチレン、1,2−ジクロロエタ
ン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化炭化水素
あるいはこれらの混合溶媒である。また、水素化ホウ素
金属を溶解するために、通常例えばジメチルスルホキシ
ド、ジグライム、ジメチルホルムアミドまたは1.8−
ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを併用する。反応
温度は通常−78〜100℃の範囲であり、好ましくは
一40〜100℃の範匠である。
なお、反応は通常窒素やアルゴンなどの不活性がスの雰
囲気下で行なわれる。
囲気下で行なわれる。
このようにして得られる本発明化合物は反応液より単離
して用いてもよいが、通常は単離することなくその溶液
のまま還元反応に使用できる。
して用いてもよいが、通常は単離することなくその溶液
のまま還元反応に使用できる。
次に、実施例および参考実施例により本発明をさらに詳
細に説明する。
細に説明する。
実施例1
(31−2−アミノ−1,1−ジフェニル−4−メチル
ペンタン−1−オール塩酸塩806キ(l mmol
)を重水素化クロロボルム8.5 mlに懸濁させ一
20℃に冷却した。
ペンタン−1−オール塩酸塩806キ(l mmol
)を重水素化クロロボルム8.5 mlに懸濁させ一
20℃に冷却した。
ここに水素化ホウ素ナトリウムasaw(1ynmo
l )のジメチルホルムアミド溶液(1,0ml )を
加えた後、2時間を要して室温とした。
l )のジメチルホルムアミド溶液(1,0ml )を
加えた後、2時間を要して室温とした。
”B NMR(CDC18/DMF 、 200 Nt
Hz 、基準はBF、・E t、0 )は次のとおりで
あった。
Hz 、基準はBF、・E t、0 )は次のとおりで
あった。
δ(ppm): −20,0、−12,4、−2,6。
+4.9
参考実施例
窒素雰囲気下、(Sl−2−アミノ−1,1−ジフェニ
ル−4−メチルペンタン−!−オール塩酸塩0.551
F(1,8ミリモル)を1,2−ジクロロエタン5dに
懸濁させ一20℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム0
.0681F(18ミリモル)のジメチルホルムアミド
1 ml溶液を加え一20’Cより2時間を要して室温
とし、不斉修飾水素化ホウ素系化合物を調製した。次に
、この懸濁液に(E)−1−(4−クロロフェニル)−
2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−4,4
−ジメチル−1−ペンテン−3−オン0.848f(1
,2ミリモル)のト、2−ジクロロエタン4ゴ溶液を室
温で加え48時間攪拌した。次いで2N塩酸6 zlを
加え2時間攪拌した。中間層を濾去した後、有機層を水
洗し、減圧濃縮した。
ル−4−メチルペンタン−!−オール塩酸塩0.551
F(1,8ミリモル)を1,2−ジクロロエタン5dに
懸濁させ一20℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム0
.0681F(18ミリモル)のジメチルホルムアミド
1 ml溶液を加え一20’Cより2時間を要して室温
とし、不斉修飾水素化ホウ素系化合物を調製した。次に
、この懸濁液に(E)−1−(4−クロロフェニル)−
2−(1,2,4−トリアゾール−1−イル)−4,4
−ジメチル−1−ペンテン−3−オン0.848f(1
,2ミリモル)のト、2−ジクロロエタン4ゴ溶液を室
温で加え48時間攪拌した。次いで2N塩酸6 zlを
加え2時間攪拌した。中間層を濾去した後、有機層を水
洗し、減圧濃縮した。
残留物をクロロホルムを展開液としてシリカゲル2fの
カラムで精製すると0.85Fの(ト)−@、)−1−
(4−りpロフヱニル)−2−(1,2,4−)リアゾ
ール−1−イノL/)−114−ジメチル−1−ペンテ
ン−8−オールの結晶が得られ、ガスクロマトグラフィ
ーで分析すると反応率は96.8%であった。生成物の
組成は8体78.9%、2体2“0.8%であった。飽
和アルコール休(原料ケトンのα・、β−不飽和ケトン
のカルボニル基と二重結合のいずれもが水素化還元され
た生成物を意味する。)0.8%であった。光学活性カ
ラムによる高速液体クロマトグラフ4−で生成アルコ−
98体のエナンチオマー比を分析すると…体86.1%
、←)体18.9%であった。
カラムで精製すると0.85Fの(ト)−@、)−1−
(4−りpロフヱニル)−2−(1,2,4−)リアゾ
ール−1−イノL/)−114−ジメチル−1−ペンテ
ン−8−オールの結晶が得られ、ガスクロマトグラフィ
ーで分析すると反応率は96.8%であった。生成物の
組成は8体78.9%、2体2“0.8%であった。飽
和アルコール休(原料ケトンのα・、β−不飽和ケトン
のカルボニル基と二重結合のいずれもが水素化還元され
た生成物を意味する。)0.8%であった。光学活性カ
ラムによる高速液体クロマトグラフ4−で生成アルコ−
98体のエナンチオマー比を分析すると…体86.1%
、←)体18.9%であった。
光学収率72.2%
Claims (4)
- (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6
〜10のアリール基または炭素数7〜11のアラルキル
基を表わす。R_2は水素原子、炭素数1〜6のアルキ
ル基または炭素数7〜16のアラルキル基を表わす。 R_3は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素
数7〜16のアラルキル基、または、炭素数1〜6のア
ルキル基あるいは炭素数1〜6のアルコキシル基で置換
されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を表わす
。*印は不斉炭素を意味する。〕 で示される光学活性アミノアルコールと鉱酸、カルボン
酸または有機スルホン酸との塩と水素化ホウ素金属とを
反応させることにより得られる水素化ホウ素系化合物。 - (2)水素化ホウ素金属が水素化ホウ素ナトリウムであ
る特許請求の範囲第1項に記載の化合物。 - (3)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1は炭素数1〜8のアルキル基、炭素数6
〜10のアリール基または炭素数7〜11のアラルキル
基を表わす。R_2は水素原子、炭素数1〜6のアルキ
ル基または炭素数7〜16のアラルキル基を表わす。 R_3は水素原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素
数7〜16のアラルキル基、または、炭素数1〜6のア
ルキル基あるいは炭素数1〜6のアルコキシル基で置換
されていてもよい炭素数6〜18のアリール基を表わす
。*印は不斉炭素を意味する。〕 で示される光学活性アミノアルコールと鉱酸、カルボン
酸または有機スルホン酸との塩と水素化ホウ素金属とを
反応させることを特徴とする水素化ホウ素系化合物の製
造法。 - (4)水素化ホウ素金属が水素化ホウ素ナトリウムであ
る特許請求の範囲第3項に記載の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14187284A JPS6122092A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 水素化ホウ素系還元剤およびその製法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14187284A JPS6122092A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 水素化ホウ素系還元剤およびその製法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6122092A true JPS6122092A (ja) | 1986-01-30 |
JPH0550556B2 JPH0550556B2 (ja) | 1993-07-29 |
Family
ID=15302120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14187284A Granted JPS6122092A (ja) | 1984-07-09 | 1984-07-09 | 水素化ホウ素系還元剤およびその製法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6122092A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100436412C (zh) * | 2004-07-06 | 2008-11-26 | 厦门大学 | 硼氢化物-酸还原体系还原氨基酮衍生物制备相应氨基醇的方法 |
-
1984
- 1984-07-09 JP JP14187284A patent/JPS6122092A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100436412C (zh) * | 2004-07-06 | 2008-11-26 | 厦门大学 | 硼氢化物-酸还原体系还原氨基酮衍生物制备相应氨基醇的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0550556B2 (ja) | 1993-07-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |