JPS6118772A - 光学活性アルコ−ル誘導体の製造法 - Google Patents
光学活性アルコ−ル誘導体の製造法Info
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- JPS6118772A JPS6118772A JP14096384A JP14096384A JPS6118772A JP S6118772 A JPS6118772 A JP S6118772A JP 14096384 A JP14096384 A JP 14096384A JP 14096384 A JP14096384 A JP 14096384A JP S6118772 A JPS6118772 A JP S6118772A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はケトン化合物の新規な不斉還元方法に関する。
さらに詳しくは一般式(1)〔式中、R1はハロゲン原
子で置換されていてもよい炭素数3〜8のシクロアルキ
ル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数
5〜8のシクロアルケニル基を表わす。
子で置換されていてもよい炭素数3〜8のシクロアルキ
ル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数
5〜8のシクロアルケニル基を表わす。
R2はイミダゾール−1−イル基または1,2゜4−ト
リアゾール−1−イル基を表わす。R3はt−ブチル基
を表わすか、または、ベンゼン環がハロゲン原子で置換
されていてもよい1.1−ジメチル−2−フェニルエチ
ル基を表わす。〕 で示されるケトン化合物を一般式(1)〔式中、R4は
アリール基、アルキル基、シクロアルキル基またはアラ
ルキル基を表わす。
リアゾール−1−イル基を表わす。R3はt−ブチル基
を表わすか、または、ベンゼン環がハロゲン原子で置換
されていてもよい1.1−ジメチル−2−フェニルエチ
ル基を表わす。〕 で示されるケトン化合物を一般式(1)〔式中、R4は
アリール基、アルキル基、シクロアルキル基またはアラ
ルキル基を表わす。
R5はアリール基、アルキル基、アラルキル基またはア
ルコキシカルボニル基を表わす。R6は水素原子、アル
キル基またはアラルキル基を表わす。*は不斉炭素を意
味する。〕で示される光学活性アミノアルコールまたは
その酸との塩と水素化ホウ素化合物を反応させることに
より得・られる不斉修飾水素化ホウ素系化合物で酸類の
存在下または非存在下に不斉還元することを特徴とする
一般式(1) 〔式中、R1= R2# Lおよび*は前記と同じ意味
を表わす。〕 で示される光学活性アルコール誘導体の製造法に関する
ものである。
ルコキシカルボニル基を表わす。R6は水素原子、アル
キル基またはアラルキル基を表わす。*は不斉炭素を意
味する。〕で示される光学活性アミノアルコールまたは
その酸との塩と水素化ホウ素化合物を反応させることに
より得・られる不斉修飾水素化ホウ素系化合物で酸類の
存在下または非存在下に不斉還元することを特徴とする
一般式(1) 〔式中、R1= R2# Lおよび*は前記と同じ意味
を表わす。〕 で示される光学活性アルコール誘導体の製造法に関する
ものである。
上記一般式(I)で示されるアルコール誘導体、即ちア
ゾール系α、β−不飽和アルコール誘導体は、例えば1
−シクロへキシル−2−(1゜2.4−)リアゾール−
1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−オ
ールに代表されるように、殺菌剤または植物生長調節剤
の有効成分として有用であることが知られている(特開
昭55−111477号公報)、そしてその活性におい
ては、後述の参考試験例に示すように光学異性体の間で
顕著な差違があり、(−)−(E)体がその(+)一体
、ラセミ体、または2体のラセミ体に比し、優れた植物
生長調節作用を有する。
ゾール系α、β−不飽和アルコール誘導体は、例えば1
−シクロへキシル−2−(1゜2.4−)リアゾール−
1−イル)−4,4−ジメチル−1−ペンテン−8−オ
ールに代表されるように、殺菌剤または植物生長調節剤
の有効成分として有用であることが知られている(特開
昭55−111477号公報)、そしてその活性におい
ては、後述の参考試験例に示すように光学異性体の間で
顕著な差違があり、(−)−(E)体がその(+)一体
、ラセミ体、または2体のラセミ体に比し、優れた植物
生長調節作用を有する。
このようなことから、その使用目的により(−)体また
は(+)体の何れか一方の光学異性体を、工業的にも効
率よく製造する方法の關発が望まれている。
は(+)体の何れか一方の光学異性体を、工業的にも効
率よく製造する方法の關発が望まれている。
従来、一般にケトン化合物のカルボニル基を還元してア
ルコール化合物に導くための還元剤としては、水素但ア
ルξニウムリチウムや水素化ホウ素ナトリウムに代表さ
れる種々の試薬が知られているが、これらの試薬を用い
た場合にはその還元生成物は光学不活性即ちラセミ体で
あり、また、用いるケトン化合物に不飽和結合を含む場
合、殊に本発明方法の原料物質のようなα、β−共役不
飽和rトンの還元に用いた場合には、カルボニル基に加
え二重結合部位の還元も起こり易く、さらには、二重結
合に関する立体配置の異性化の可能性も生じてくる。
ルコール化合物に導くための還元剤としては、水素但ア
ルξニウムリチウムや水素化ホウ素ナトリウムに代表さ
れる種々の試薬が知られているが、これらの試薬を用い
た場合にはその還元生成物は光学不活性即ちラセミ体で
あり、また、用いるケトン化合物に不飽和結合を含む場
合、殊に本発明方法の原料物質のようなα、β−共役不
飽和rトンの還元に用いた場合には、カルボニル基に加
え二重結合部位の還元も起こり易く、さらには、二重結
合に関する立体配置の異性化の可能性も生じてくる。
これまでに不斉還元による光学活性アルコール誘導体の
製法としては、光学活性化合物で修飾された水素化リチ
ウムアルミニウムにようケトン化合物を不斉還元する方
法があり、そのような方法としては光学活性なN−メチ
ルエフェドリンを用いる方法(I、 J acquet
ら、’retra−hedron Letters、
1974 、2065 ;J、 P。
製法としては、光学活性化合物で修飾された水素化リチ
ウムアルミニウムにようケトン化合物を不斉還元する方
法があり、そのような方法としては光学活性なN−メチ
ルエフェドリンを用いる方法(I、 J acquet
ら、’retra−hedron Letters、
1974 、2065 ;J、 P。
V igneronら、Tetrahedron 、
82 、989(1976) ; J、 P、 Vig
neronら、T etrahedronLetter
s、 1979 2688 ; idem、 1bid
、 。
82 、989(1976) ; J、 P、 Vig
neronら、T etrahedronLetter
s、 1979 2688 ; idem、 1bid
、 。
1980.1785;特開昭57−99575号;特開
昭57−106669号)、光学活性なプロリン誘導体
を用いる方法(M、Asamiら、Heterocyc
les、 12.499 (1979) )または光学
活性なビナフチル誘導体を用いる方法(R。
昭57−106669号)、光学活性なプロリン誘導体
を用いる方法(M、Asamiら、Heterocyc
les、 12.499 (1979) )または光学
活性なビナフチル誘導体を用いる方法(R。
Noyoriら、J、 Am、 Chem、 Soc、
、 101゜8129(1979);R,Noyor
i ら、I bid、 。
、 101゜8129(1979);R,Noyor
i ら、I bid、 。
101.5848(1979))がある。
しかしながらこれらの方法は、例えば(1)水素化アル
ミニウムリチウムを用いることがら、水分との接触によ
る発火などの危険性があることや、(2)より光学純度
の高いアルコール化合物を得るためには、N−置換アニ
リンのような添加物を多量必要とすることなどの点で工
業的には必ずしも充分な方法とは言い難い。
ミニウムリチウムを用いることがら、水分との接触によ
る発火などの危険性があることや、(2)より光学純度
の高いアルコール化合物を得るためには、N−置換アニ
リンのような添加物を多量必要とすることなどの点で工
業的には必ずしも充分な方法とは言い難い。
また、不斉還元において不斉修飾水素化ポウ素還元剤を
用いる光学活性アルコールの製造法としては以下の方法
が報告されている。
用いる光学活性アルコールの製造法としては以下の方法
が報告されている。
■ S、 Co1onaら、J、 Chem、 Soc
、、PerkinTrans I、 871 (197
8)に記載されている水素H+つ素ナトリウムと光学活
性なエフェドリンのオニウム塩を用いる方法。
、、PerkinTrans I、 871 (197
8)に記載されている水素H+つ素ナトリウムと光学活
性なエフェドリンのオニウム塩を用いる方法。
■ R,F、 Borchら、J、Org、Chem、
、87゜2847 (1972)に記載されている光学
活性アミンボラン錯体を用いる方法。
、87゜2847 (1972)に記載されている光学
活性アミンボラン錯体を用いる方法。
■ M、 F、 Grundonら、Tetrahed
ron Let−ters、295(1976)に記載
されているα−アミノ酸エステルボラン錯体を用いる方
法。
ron Let−ters、295(1976)に記載
されているα−アミノ酸エステルボラン錯体を用いる方
法。
■ A、Hiraoら、J、Chem、Soc、Cbe
m。
m。
Comm、、815(1981);S、Itsunoら
、1bid、、 469(198B):S、 Itsu
no ラ、J。
、1bid、、 469(198B):S、 Itsu
no ラ、J。
Chem、 Sac、 Perkin Trans I
、 l 57 B(198B )に記載されている光
学活性アミノアルコールとボランを用いて芳香族ケトン
を不斉還元する方法。
、 l 57 B(198B )に記載されている光
学活性アミノアルコールとボランを用いて芳香族ケトン
を不斉還元する方法。
しかし、■、■および■は光学収率が低く実用的な方法
とは言い難い。また■は高い光学収率を達成するために
、ホウ素換算でアミノアルコールの2倍モルのボランを
使用するという欠点があり、工業的に実施するには必ず
しも充分とは言い難い。
とは言い難い。また■は高い光学収率を達成するために
、ホウ素換算でアミノアルコールの2倍モルのボランを
使用するという欠点があり、工業的に実施するには必ず
しも充分とは言い難い。
このような状況の下に、本発明者らは前記一般式(1)
で示されるrトン化合物を不斉還元して一般式(1)で
示される光学活性アルコール誘導体を得る方法につき鋭
意検討を重:hだ結果、前記一般式(It)で示される
光学活性アミノアルコールまたはその酸との塩と水素化
ホウ素化合物を反応させることにより得らOる不斉修飾
水素化ホウ素化合物を用いることにより、カルボニル基
のみが選択的に還元され、目的の光学活性アルコール誘
導体が安全にしかも効率よ(得られることを見出した。
で示されるrトン化合物を不斉還元して一般式(1)で
示される光学活性アルコール誘導体を得る方法につき鋭
意検討を重:hだ結果、前記一般式(It)で示される
光学活性アミノアルコールまたはその酸との塩と水素化
ホウ素化合物を反応させることにより得らOる不斉修飾
水素化ホウ素化合物を用いることにより、カルボニル基
のみが選択的に還元され、目的の光学活性アルコール誘
導体が安全にしかも効率よ(得られることを見出した。
以下に本発明につき説明する。
本発明において前記一般式(1)で示される光学活性ア
ミノアルコールにおいて、置換基R4の具体例としては
炭素数1〜1oのアルキル基、炭素数5〜IOのシクロ
アルキル基、炭素数7〜16のアラルキル基、または、
ハロゲン原子、アルキル基、シアノ基、アルコキシル基
もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよ
いフェニル基、またはハロゲン原子、アルキル基、シア
ノ基、アルコキシル基もしくはアルコキシカルボニル基
で置換されていてもよいナフチル基が挙げられ、R6の
具体例としては、炭素数6〜16のアリール基、炭素数
1〜10のアルキル基、炭素数7〜16のアラルキル基
、アルキル部位の炭素数が1−10であるアルキルオキ
シカルボニル基が挙げられ、R6の具体例としては水素
原子、炭素数1〜6のアルキル学活性アミノアルコール
として、光学活性なノルエフェドリン、ノルプソイドエ
フェドリン、スレオニンエステル、1,2−ジフェニル
−2−アミノ−1−エタノール、1−(2,5−ジメチ
ルフェニル)−2−アミノ−1−プロパツール、L−(
2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1−プロ
パツールまたはl−α−ナフチル−2−アミノ−1−プ
ロパツールを挙げることができる。これらは例えば、M
、J。
ミノアルコールにおいて、置換基R4の具体例としては
炭素数1〜1oのアルキル基、炭素数5〜IOのシクロ
アルキル基、炭素数7〜16のアラルキル基、または、
ハロゲン原子、アルキル基、シアノ基、アルコキシル基
もしくはアルコキシカルボニル基で置換されていてもよ
いフェニル基、またはハロゲン原子、アルキル基、シア
ノ基、アルコキシル基もしくはアルコキシカルボニル基
で置換されていてもよいナフチル基が挙げられ、R6の
具体例としては、炭素数6〜16のアリール基、炭素数
1〜10のアルキル基、炭素数7〜16のアラルキル基
、アルキル部位の炭素数が1−10であるアルキルオキ
シカルボニル基が挙げられ、R6の具体例としては水素
原子、炭素数1〜6のアルキル学活性アミノアルコール
として、光学活性なノルエフェドリン、ノルプソイドエ
フェドリン、スレオニンエステル、1,2−ジフェニル
−2−アミノ−1−エタノール、1−(2,5−ジメチ
ルフェニル)−2−アミノ−1−プロパツール、L−(
2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1−プロ
パツールまたはl−α−ナフチル−2−アミノ−1−プ
ロパツールを挙げることができる。これらは例えば、M
、J。
Ka 1m、 J、 Org、 Chem、、 25e
1929〜87(L 960 ) ;W、 H,Ha
rtungら、J、Am。
1929〜87(L 960 ) ;W、 H,Ha
rtungら、J、Am。
Chem、Soc、52.8817〜22(1980)
;W−H,Hartungら、J、 Am、 Chem
、 Soc、 51゜2262〜6 (1929) ;
M、 C,Kloetzelら、J。
;W−H,Hartungら、J、 Am、 Chem
、 Soc、 51゜2262〜6 (1929) ;
M、 C,Kloetzelら、J。
Org、Chem、11,890〜4(1946)など
に記載の方法により製造される。
に記載の方法により製造される。
本発明においてハロゲン原子とは、フッ素原合物は、水
素化ホウ素化合物が水素化ホウ素金属である場合、溶媒
中、一般式(1)で示される光学活性アミノアルコール
の酸との塩と水素化ホウ素金属を反応させることにより
得られ、また水素化ホウ素化合物がボランである場合、
溶媒中、一般式(1)で示される光学活性アミノアルコ
ールをボランと直接反応させることにより得られる。
素化ホウ素化合物が水素化ホウ素金属である場合、溶媒
中、一般式(1)で示される光学活性アミノアルコール
の酸との塩と水素化ホウ素金属を反応させることにより
得られ、また水素化ホウ素化合物がボランである場合、
溶媒中、一般式(1)で示される光学活性アミノアルコ
ールをボランと直接反応させることにより得られる。
上述の光学活性アミノアルコールの塩の原料である酸と
しては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸、酢
酸等のカルボン酸またはp−トルエンスルホン酸等の有
機スルホン酸などが挙げられる。また、該塩は塩そのも
のとして用いるか、製造に際し、予め系内で光学活性ア
ミノアルコールと酸より生成させてもよい。
しては、例えば塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等の鉱酸、酢
酸等のカルボン酸またはp−トルエンスルホン酸等の有
機スルホン酸などが挙げられる。また、該塩は塩そのも
のとして用いるか、製造に際し、予め系内で光学活性ア
ミノアルコールと酸より生成させてもよい。
上述の水素化ホウ素金属としては、例えば水素化ホウ累
ナトリウム、水素化ホウ累カリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化ホウ素亜鉛等が挙げられるが、通常入手の
容易な水素化ホウ素ナトリウムを用いることにより本発
明の目的を充分に達成することができる。
ナトリウム、水素化ホウ累カリウム、水素化ホウ素リチ
ウム、水素化ホウ素亜鉛等が挙げられるが、通常入手の
容易な水素化ホウ素ナトリウムを用いることにより本発
明の目的を充分に達成することができる。
また、ボランとしては、例えばジボラン、ボラン−テト
ラヒドロフラン錯体などが挙げられる。
ラヒドロフラン錯体などが挙げられる。
水素化ホウ累化合物と光学活性アミノアルコールのモル
比はホウ素換算で水素上ホウ素化合物が水素化ホウ素金
属である場合、0.7=1〜2:1、好ましくは0.7
;1〜1.3:1、より好ましくはl:1であり、ボラ
ンである場合は、0.7:l〜1.8:1、好ましくは
1:1である。
比はホウ素換算で水素上ホウ素化合物が水素化ホウ素金
属である場合、0.7=1〜2:1、好ましくは0.7
;1〜1.3:1、より好ましくはl:1であり、ボラ
ンである場合は、0.7:l〜1.8:1、好ましくは
1:1である。
用いられる溶媒は、反応に関与しないものであれば特に
限定されるものではないが、例えばベンゼン、トルエン
、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素、塩化
メチレン、1.2−ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素等のハロゲン化炭化水素あるいはこれらの混合
溶媒である。また、水素化ホウ素金属を用いる場合には
そnを溶解するために、通常例えばジメチルスルホキシ
ド、ジグライム、ジメチルホルムアミドまたはl、3−
ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを併用することも
できる。また反応温度は通常−78〜1oO℃の範囲で
あり、好ましくは一40〜100℃の範囲である。
限定されるものではないが、例えばベンゼン、トルエン
、キシレン、クロロベンゼン等の芳香族炭化水素、塩化
メチレン、1.2−ジクロロメタン、クロロホルム、四
塩化炭素等のハロゲン化炭化水素あるいはこれらの混合
溶媒である。また、水素化ホウ素金属を用いる場合には
そnを溶解するために、通常例えばジメチルスルホキシ
ド、ジグライム、ジメチルホルムアミドまたはl、3−
ジメチル−2−イミダゾリジノンなどを併用することも
できる。また反応温度は通常−78〜1oO℃の範囲で
あり、好ましくは一40〜100℃の範囲である。
なお、反応は通常窒素やアルゴンなどの不活性ガスの雰
囲気下で行なわれる。
囲気下で行なわれる。
このようにして得られる還元剤は反応液より単離して用
いてもよいが、通常は単離することなくその溶液のまま
次の還元反応に使用する。
いてもよいが、通常は単離することなくその溶液のまま
次の還元反応に使用する。
このようにして得られた還元剤を用いて前記一般式(1
)で示されるテトン化合物から前記一般式(I[[)で
示される光学活性アルコール誘導体を還元反応において
用いる還元剤の量は一般式(I)で丞されるケトン化合
物1モルに対し、ホウ素換算で0.5モル以上であり、
通常1〜5モルの範囲であり、1〜2モルの範囲でも充
分に目的を達することができる。
)で示されるテトン化合物から前記一般式(I[[)で
示される光学活性アルコール誘導体を還元反応において
用いる還元剤の量は一般式(I)で丞されるケトン化合
物1モルに対し、ホウ素換算で0.5モル以上であり、
通常1〜5モルの範囲であり、1〜2モルの範囲でも充
分に目的を達することができる。
また、上述の還元反応のだ媒は不活性溶媒であれば特に
限定されるものではないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレン、クロルベンゼンなどの芳香族炭化水素
、塩化メチレン、1.2−ジクロロエタン、クロロホル
ム、四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム
のようなエーテル類などの有機溶媒またはこれらの2種
以上の混合溶媒が用いられ、また還元剤の製造において
用いた溶媒をそのままあるいは上記溶媒と混合し°C用
いることもできる。還元反応は通常前述のような不活性
ガスの雰囲気下で行なわれる。還元反応の温度は通常−
30〜100℃の範囲であるが、工業的には一10〜5
0℃の範囲でわなオ)れる。
限定されるものではないが、好適には、ベンゼン、トル
エン、キシレン、クロルベンゼンなどの芳香族炭化水素
、塩化メチレン、1.2−ジクロロエタン、クロロホル
ム、四塩化炭素などのハロゲン化炭化水素、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジグライム
のようなエーテル類などの有機溶媒またはこれらの2種
以上の混合溶媒が用いられ、また還元剤の製造において
用いた溶媒をそのままあるいは上記溶媒と混合し°C用
いることもできる。還元反応は通常前述のような不活性
ガスの雰囲気下で行なわれる。還元反応の温度は通常−
30〜100℃の範囲であるが、工業的には一10〜5
0℃の範囲でわなオ)れる。
なお、上記還元反応において、該反応を酸類の存在下に
行なうこともでき、殊に還元剤の原料とし゛C水素化J
1つ累ナトリウムを用いる場合、前記一般式(I)で示
される″r1〜ン化合物のE体およびZ体間の異性化が
抑制され、目的とする光学活性アルコール認導体の収率
を高めることができる。
行なうこともでき、殊に還元剤の原料とし゛C水素化J
1つ累ナトリウムを用いる場合、前記一般式(I)で示
される″r1〜ン化合物のE体およびZ体間の異性化が
抑制され、目的とする光学活性アルコール認導体の収率
を高めることができる。
一ヒ述の酸類としては、例えば四塩化チタン、三フッ化
ホウ素エーテラート、塩化アルミニウムなどのルイス酸
、酢酸、クロル酢酸、プロピオン酸などのカルボン酸ま
たは塩酸、硫酊l、リン酸などの鉱酸が挙げられる。こ
のような酸類とテトン化合物のモル比は通常0.01:
L〜1:lの範囲であり、好ましくは0.01 : L
□”0.5:1の範囲である。
ホウ素エーテラート、塩化アルミニウムなどのルイス酸
、酢酸、クロル酢酸、プロピオン酸などのカルボン酸ま
たは塩酸、硫酊l、リン酸などの鉱酸が挙げられる。こ
のような酸類とテトン化合物のモル比は通常0.01:
L〜1:lの範囲であり、好ましくは0.01 : L
□”0.5:1の範囲である。
このようにして還元反応を行な′った後、通常反応液に
例えば塩酸および硫酸のような鉱酸の水溶液を加え、有
機層と水層に分液し、有機層を水洗、乾燥した後、有機
溶媒を留去することにより容易に目的とする前記一般式
(lit)で示さnる光学活性アルコール誘導体が高収
率で得られる。
例えば塩酸および硫酸のような鉱酸の水溶液を加え、有
機層と水層に分液し、有機層を水洗、乾燥した後、有機
溶媒を留去することにより容易に目的とする前記一般式
(lit)で示さnる光学活性アルコール誘導体が高収
率で得られる。
光学収率は生成物の旋光度を測定することにより、ある
いは光学活性充填剤を用いた高速液体クロマトグラフィ
ーで直接ヱナンチオマー比を測定することにより求めら
れる。
いは光学活性充填剤を用いた高速液体クロマトグラフィ
ーで直接ヱナンチオマー比を測定することにより求めら
れる。
なお、使用した光学活性アミノアルコールは上記反応後
の水層にアルカリ水溶液を加え、有機溶媒で抽出するこ
とにより立体配置を保持したまま容易に回収され、再使
用することができる。
の水層にアルカリ水溶液を加え、有機溶媒で抽出するこ
とにより立体配置を保持したまま容易に回収され、再使
用することができる。
次に実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明は
これらに限定されるものではない。
これらに限定されるものではない。
実施例1
窒素雰囲気下、(−)−ノルエフェドリン塩酸塩0.5
07y(2,7ミリモル)を1.2−ジクロロエタン7
、5 mlに懸濁させ一80℃に冷却し、水素化ホウ素
ナトリウムo、 t 02 t9(2,’lミリモル)
のジメチルホルムアミド1、5 wl溶液を加え−30
0より2時間を要して常温とした。次に、この懸濁液に
(E)−1−シクロへキシル−4,4−ジメチル−2−
(L、2.4−1−リアシー゛ルー1−イル)−1−ペ
ンテン−3−オン(E/Z=99.910.1 )0.
471 (1,8ミリモル)の1,2−ジクロロエタン
6 tel溶液を常温で加え24時間攪拌した。次いで
2N塩酸6 tnlを加えて分解した。有機層を水洗後
減圧濃縮し、残留物をクロロホルム溶媒でシリカゲル8
1を用いたカラムクロマトグラフィーにより精製したの
ち減圧濃縮すると(−)−(E)−1−シクロへキシル
−4,4−ジメチル−2−(1,2゜4−トリアゾール
−1−イル)−1−ペンテン−8−オール0.4711
の粗結晶が得られ、ガスクロマトグラフィーで分析する
と反応率は99.5%であった。生成物の組成はE体ア
ルコール94.9%、2体アルコール5.1%であった
。E体アルコールのエカンチオマー比は(−)一体79
.7%、(+)一体20.8%であった。
07y(2,7ミリモル)を1.2−ジクロロエタン7
、5 mlに懸濁させ一80℃に冷却し、水素化ホウ素
ナトリウムo、 t 02 t9(2,’lミリモル)
のジメチルホルムアミド1、5 wl溶液を加え−30
0より2時間を要して常温とした。次に、この懸濁液に
(E)−1−シクロへキシル−4,4−ジメチル−2−
(L、2.4−1−リアシー゛ルー1−イル)−1−ペ
ンテン−3−オン(E/Z=99.910.1 )0.
471 (1,8ミリモル)の1,2−ジクロロエタン
6 tel溶液を常温で加え24時間攪拌した。次いで
2N塩酸6 tnlを加えて分解した。有機層を水洗後
減圧濃縮し、残留物をクロロホルム溶媒でシリカゲル8
1を用いたカラムクロマトグラフィーにより精製したの
ち減圧濃縮すると(−)−(E)−1−シクロへキシル
−4,4−ジメチル−2−(1,2゜4−トリアゾール
−1−イル)−1−ペンテン−8−オール0.4711
の粗結晶が得られ、ガスクロマトグラフィーで分析する
と反応率は99.5%であった。生成物の組成はE体ア
ルコール94.9%、2体アルコール5.1%であった
。E体アルコールのエカンチオマー比は(−)一体79
.7%、(+)一体20.8%であった。
実施例2〜4
実施例1において(−)−ノルエフェドリン塩酸塩に代
えて(−”)−1−α−ナフチル−2−アミノ−1−プ
ロパツール塩酸!、(+)−1−(2,5−ジメチルフ
ェニル)−2−アミノ−1−プロパツール塩酸塩または
(十)−1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−ア
ミノ−1−プロパツール塩酸塩を用いた以外は実施例1
に準じて行なった。結果を表−1に示す。
えて(−”)−1−α−ナフチル−2−アミノ−1−プ
ロパツール塩酸!、(+)−1−(2,5−ジメチルフ
ェニル)−2−アミノ−1−プロパツール塩酸塩または
(十)−1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−ア
ミノ−1−プロパツール塩酸塩を用いた以外は実施例1
に準じて行なった。結果を表−1に示す。
実施例5
実m例1において(E) −1−シクロへキシル−4,
4−ジメチル−2−(L、 2.4−トリアゾール−1
−イル)−1−ペンテン−3−オンに代えて(2)−1
−シクロへキシル−4,4−ジメチル−2−(L、2.
4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オ
ン(E/Z=0.1/99.9 )を用いた以外は実施
例1に準じて行ない、(−)−(Z) −1−シクロへ
キシル−4,4−ジメチル−2−(1,2,4−1リア
ゾール−1−イル)=1−ペンテン−8−オールを得た
。反応率は100%であり、生成物の組成は7体アルコ
ール98.0%、E体アルコール2.0%であり、比施
光度は〔α)o−10,8° (c=i、o。
4−ジメチル−2−(L、 2.4−トリアゾール−1
−イル)−1−ペンテン−3−オンに代えて(2)−1
−シクロへキシル−4,4−ジメチル−2−(L、2.
4−トリアゾール−1−イル)−1−ペンテン−3−オ
ン(E/Z=0.1/99.9 )を用いた以外は実施
例1に準じて行ない、(−)−(Z) −1−シクロへ
キシル−4,4−ジメチル−2−(1,2,4−1リア
ゾール−1−イル)=1−ペンテン−8−オールを得た
。反応率は100%であり、生成物の組成は7体アルコ
ール98.0%、E体アルコール2.0%であり、比施
光度は〔α)o−10,8° (c=i、o。
CHCe3)であった。
実施例6
実m例5において(−)−ノルエフェドリン塩酸塩に代
えて(+)−ノルエフェドリン塩酸塩を用いた以外は実
施例5と同様に行ない、(+) −(Z)−1−シクロ
ヘキシル−4,4−ジメチル−2−(L、2.4−4リ
アゾール−1−イル)−1−ペンテン−8−オールを得
た。反応率は100%であり、生成物は7体アルコール
99.0%、E体アルコール1.0%であり、比施光度
は〔α)D +10.1°(c=1.0 、 CHCe
B ’)テあツタ。
えて(+)−ノルエフェドリン塩酸塩を用いた以外は実
施例5と同様に行ない、(+) −(Z)−1−シクロ
ヘキシル−4,4−ジメチル−2−(L、2.4−4リ
アゾール−1−イル)−1−ペンテン−8−オールを得
た。反応率は100%であり、生成物は7体アルコール
99.0%、E体アルコール1.0%であり、比施光度
は〔α)D +10.1°(c=1.0 、 CHCe
B ’)テあツタ。
実施例7
窒素雰囲気下(−)−ノルエフェドリン塩酸塩0.88
8f(1,8ミリモル)を、酢酸15.4μ(?(0,
27ミリモル)を加えた1、2−ジクロロエタン5簿l
に懸濁させ一80℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム
0.0749F(1,98ミリモル)のジメチルホルム
アミドl ml溶液を加え一30℃より2時間を要して
常温とした。次にこの懸濁液に(E) −1−シクロヘ
キシル−4,4−ジメチル−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−1−ペンテン−8−オン(E/Z
=99.910.1 ) 0.81y(1゜2ミリモル
)および酢酸10.3μe(0,18ミリモル)の1,
2−ジクロロエタン溶液を常温で加え24時間攪拌した
。以下実施例1に準じて行ない、(−> −(E) −
1−シクロへキシル−4,4−ジメチル−2−(1,2
,4−1リアゾール−1−イル)−1−ペンテン−8−
オールを得た。反応率ハ100%であり、生成物の組成
は9体アルコール97.4%、2体アルコール2.6%
であり、E体アルコールのエカンチオマー比は<−>一
体77,7%、(+)一体22.8%であっtこ。
8f(1,8ミリモル)を、酢酸15.4μ(?(0,
27ミリモル)を加えた1、2−ジクロロエタン5簿l
に懸濁させ一80℃に冷却し、水素化ホウ素ナトリウム
0.0749F(1,98ミリモル)のジメチルホルム
アミドl ml溶液を加え一30℃より2時間を要して
常温とした。次にこの懸濁液に(E) −1−シクロヘ
キシル−4,4−ジメチル−2−(1,2,4−トリア
ゾール−1−イル)−1−ペンテン−8−オン(E/Z
=99.910.1 ) 0.81y(1゜2ミリモル
)および酢酸10.3μe(0,18ミリモル)の1,
2−ジクロロエタン溶液を常温で加え24時間攪拌した
。以下実施例1に準じて行ない、(−> −(E) −
1−シクロへキシル−4,4−ジメチル−2−(1,2
,4−1リアゾール−1−イル)−1−ペンテン−8−
オールを得た。反応率ハ100%であり、生成物の組成
は9体アルコール97.4%、2体アルコール2.6%
であり、E体アルコールのエカンチオマー比は<−>一
体77,7%、(+)一体22.8%であっtこ。
参考試験例 イネの生長抑制効果
イネ(品種:日本晴)種子を30℃暗所2日間浸漬催芽
処理した後、均一なものを選び所定濃度の検液2 ml
を含むバイアル瓶(直径27月×高さ110M)中に8
粒ずつ播種した。30C112000ルックス連続照明
条件下で10日間栽培後、地上部の草丈を測定した。結
果を表2に示す。
処理した後、均一なものを選び所定濃度の検液2 ml
を含むバイアル瓶(直径27月×高さ110M)中に8
粒ずつ播種した。30C112000ルックス連続照明
条件下で10日間栽培後、地上部の草丈を測定した。結
果を表2に示す。
表 2
手続補正書(自発)
昭和59年8月17目へ
y、;
特許庁長官 志 賀 学 殿
1、事件の表示
昭和59年 特許願第140968号
2、発明の名称
光学活性アルコ−/1/銹導体のgta造法3、 補正
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称 (
209)住友化学工業株式会社代表者 土
方 武4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地5、補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1) 明細書第10頁下より第8行目〜最下行に「
1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1
−プロパノ−/l/または1−α−ナフチ/l/−2−
アミノ−1−プロパノ−p」とあるを rl −(2,5−ジメトキシフェニ/L/)−2−ア
ミノ−1−プロパツール、1−(2,5−ジエトキシフ
ェニ)v)−2−アミノ−1−プロパツール、1−(2
,4−ジメトキシフェニ)v ) −2−アミノ−1−
プロパツール、1(2゜5−ジプロボキシフェニ/l/
) −2−アミノ−1−プロパノチルフェニ/L/)
−2−アミノ−1−プロパツール、1−(2゜4−ジメ
チルフェニ/L’)−2−アミノ−1−プロパツール、
1−(2,4、6−)リメチルフェニ/L/ ) −2
−アミノ−1−プロパツールjたは1−α−ナフチ/L
/−2−アミノー1−プロパツール」と訂正する。
をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地名 称 (
209)住友化学工業株式会社代表者 土
方 武4、代理人 住 所 大阪市東区北浜5丁目15番地5、補正の対
象 明細書の発明の詳細な説明の欄 6、補正の内容 (1) 明細書第10頁下より第8行目〜最下行に「
1−(2,5−ジメトキシフェニル)−2−アミノ−1
−プロパノ−/l/または1−α−ナフチ/l/−2−
アミノ−1−プロパノ−p」とあるを rl −(2,5−ジメトキシフェニ/L/)−2−ア
ミノ−1−プロパツール、1−(2,5−ジエトキシフ
ェニ)v)−2−アミノ−1−プロパツール、1−(2
,4−ジメトキシフェニ)v ) −2−アミノ−1−
プロパツール、1(2゜5−ジプロボキシフェニ/l/
) −2−アミノ−1−プロパノチルフェニ/L/)
−2−アミノ−1−プロパツール、1−(2゜4−ジメ
チルフェニ/L’)−2−アミノ−1−プロパツール、
1−(2,4、6−)リメチルフェニ/L/ ) −2
−アミノ−1−プロパツールjたは1−α−ナフチ/L
/−2−アミノー1−プロパツール」と訂正する。
(2)同第12頁下よシ第7行目〜第6行目に[ボラン
−テトラヒドロフラン錯体」とあるヲ「ホランーテ1−
ラヒドロフラン錯体、ボラン−ヌルフィト錯体」と訂正
するO 以 上
−テトラヒドロフラン錯体」とあるヲ「ホランーテ1−
ラヒドロフラン錯体、ボラン−ヌルフィト錯体」と訂正
するO 以 上
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1はハロゲン原子で置換されていてもよい
炭素数3〜8のシクロアルキル基またはハロゲン原子で
置換されていてもよい炭素数5〜8のシクロアルケニル
基を表わす。R_2はイミダゾール−1−イル基または
1,2,4−トリアゾール−1−イル基を表わす。R_
3はt−ブチル基を表わすか、またはベンゼン環がハロ
ゲン原子で置換されていてもよい1,1−ジメチル−2
−フエニルエチル基を表わす。〕 で示されるケトン化合物を、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_4はアリール基、アルキル基、シクロアル
キル基またはアラルキル基を表わす。 R_5はアリール基、アルキル基、アラルキル基または
アルコキシカルボニル基を表わす。R_6は水素原子、
アルキル基またはアラルキル基を表わす。*は不斉炭素
を意味する。〕 で示される光学活性アミノアルコールまたはその酸との
塩と水素化ホウ素化合物を反応させることにより得られ
る不斉修飾水素化ホウ素系化合物で酸類の存在下または
非存在下に不斉還元することを特徴とする一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1、R_2、R_3および*は前記と同じ
意味を表わす。〕 で示される光学活性アルコール誘導体の製造法。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14096384A JPS6118772A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 光学活性アルコ−ル誘導体の製造法 |
EP19850303017 EP0170350B1 (en) | 1984-07-06 | 1985-04-29 | An asymmetrically modified boron hydride type compound, a production method thereof, and a method for producing an optically active alcohol derivative by the use thereof |
DE8585303017T DE3571622D1 (en) | 1984-07-06 | 1985-04-29 | An asymmetrically modified boron hydride type compound, a production method thereof, and a method for producing an optically active alcohol derivative by the use thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14096384A JPS6118772A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 光学活性アルコ−ル誘導体の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6118772A true JPS6118772A (ja) | 1986-01-27 |
JPH0528230B2 JPH0528230B2 (ja) | 1993-04-23 |
Family
ID=15280888
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14096384A Granted JPS6118772A (ja) | 1984-07-06 | 1984-07-06 | 光学活性アルコ−ル誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6118772A (ja) |
-
1984
- 1984-07-06 JP JP14096384A patent/JPS6118772A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0528230B2 (ja) | 1993-04-23 |
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