JPS61218100A - X線管装置 - Google Patents

X線管装置

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JPS61218100A
JPS61218100A JP5770785A JP5770785A JPS61218100A JP S61218100 A JPS61218100 A JP S61218100A JP 5770785 A JP5770785 A JP 5770785A JP 5770785 A JP5770785 A JP 5770785A JP S61218100 A JPS61218100 A JP S61218100A
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electron beam
electron
bias voltage
ray tube
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勝弘 小野
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佐久間 立也
Hiroshi Takahashi
宏 高橋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、被検体の種類、大きさに応じて必要な任意
の大きさの焦点を得ることができ、焦点の大きさに応じ
た必要な任意の大きさの管電流を得ることができるXg
管装置及びそれを利用したX線撮影装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
一般にX線管装置は例えばX線診断として医療用に利用
されているが、胃の検診などの場合には従来第8図に示
すようなX線管が用いられている。このX線管はいわゆ
る回転陽極型といわれるもので、真空外囲器1内に陰極
構体−2と傘形陽極ターゲット3が管軸から偏心して対
向配設されている。そして陽極ターゲット3は、ステー
タ4により電磁誘導で回転駆動されるロータ5によシ回
転するようになっている。
従来一般のX#管の陰極構体互は第9図に示すように構
成され、集束電極102の集束溝106内に陰極フィラ
メント101が配設されている。この陰極フィラメント
101は熱電子を放出するためタングステンコイルから
なり、熱電子を上記集束電極102にょシ集束させる。
このためフィラメント101と集束電極102は同電位
とされる。尚、図中、点ff1AIσ3は集束電極10
2の近傍の等電位臼at−表わし、104は陰極フィラ
メント101のほぼ中央部から放出された電子の軌跡を
表わし、105は陰極フィラメント101の側面に近い
所から放出された電子の軌跡を表わしている。
ところで上記従来の陰極構体lにおいては、陰極フィラ
メント101をほぼ温度制限領域で使用するため、陰極
フィラメント101の近傍の電界を強くする目的で陰極
の一部を集束電極102の中に突出させている。このた
め陰極フィラメン)J 01の近傍の等電位面は、点線
103で示すように陰極フィラメント101の中央でふ
くらんだ形となり、陰極フィラメント101の略側壁か
ら放出された電子105は側方に向うこととなる。この
電子105と、陰極フィラメント10ノの略中央部から
放出されて前方に向う電子104とを同一方向に集束さ
せることができなく、図示したようにこれらの軌跡は軸
上で交差する。従って、およそ全ての電子をある程度集
束させ九位置では、図示したように双峰性の電子強度分
布107を示す。
とζろが上記のように、陰極フィラメント10ノから放
出された電子を集束電極102によりてす分小さく集束
できないので、陽極ターゲット3の位置で小さな焦点を
得るためには、小さな陰極を用いる必要がある。従って
、陰極温度金高めないと十分な高密度の電子を得ること
ができず、陰極フィラメント101の信頼性に問題があ
った。
又、陽極ターゲット3の位置での電子の進行方向が揃わ
ないため、微小焦点が得られず、また電子分布にシャー
プさがなく、所望した電子分布を得ることができない。
このために十分な高解像度を得ることと、陽極ターゲッ
ト3上での電子入射による温度上昇の最高値を低下させ
て、入射電子量を増大させることとを両立させることが
できない。これらは、陽極ターゲット3から発生するX
@によって投影画像を作る場合に、解像度の増大と7オ
トンノイズの減少の防害となシ、十分に鮮明な画像を得
ることができない。
この欠点を除去する方法としては、平板状の陰極フィラ
メントを使用することが考えられる。
この例として特開昭55−68056号公報に開示され
る提案がおる。
このような帯状平板からなる陰極フィラメントを有する
第10図の従来例について述べる。
同図中の符号201は帯状平板からな9口状に形成され
次陰極フィラメントで、フィラメント支柱(図示せず)
に取付けられており、通電により直熱され熱電子を放出
する。202は集束溝の深さHが浅い集束電極であシ、
上記陰極フィラメント201から出てきた電子を集束す
る。
203は集束電極202の近傍の等電位曲線である。2
0Bで示す陽極ターゲットは陰極フィラメント201及
び集束電極202に対して正の高電位に保たれ、その位
置は集束電極202の電子レンズの焦点距離fと等しく
しである。
ところがこの従来例では、以下に述べる欠点を有してい
る。
即ち、陰極フィラメント201の側面から出た電子20
5が中央から出た電子204とその軌道が大きく異なり
、陽極ターゲット20B上の電子分布207は、図示し
たごとく副焦点を持つことになる。この原因は、第10
図と同一箇所に同一符号を付した第12図に示す如く、
帯状平板からなる陰極フィラメント201の端部よシ出
た電子の軌跡は線209の如くになる。
なお点線2101riこの陰極フィラメント201の表
面にごく近い位置での等電位曲線を表わす。
210は図示したように陰極フィラメント201の端部
と集束電極202との間隙21ノで凹形分布となシ、局
部的な凹レンズを形成する。このために、陰極フィラメ
ント201の端部近傍から発した電子の軌跡209は1
等電位、自蔵210が一様な場合よシも集束電極202
の壁に近づく。−万、集束電極202内の等電位曲線2
03は集束電極202の壁に近い部分において、集束電
極202の中央部におけるよシも曲率が大きくなシ、軌
跡209は204よフも焦点距離が短かくなり収差を生
じる。このようにし【十分な集束度を得ることができな
い。
又、集束電極をフィラメントと同電位とした上で、より
一層集束効果を持たせるために集束電極202の深さH
を大きくしてfを小さくする場合には、陰極フィラメン
ト201の近傍の電界が弱くなり、空間電荷制限状態と
なって陽極電位によって電流値が変化する。又、陽極電
圧Vaが30 kV程度では、電流値が10mA以上と
れない場合がある。
なお、集束電極202又は少し前方に浅い集束溝をもつ
電極を置きこれに陰極フィラメント201に対して正の
バイアス電圧を印加する例もあるが、この場合には、陰
極フィラメントの長手方向(第10図と直角の方向)に
おける電子ビームの集束性が悪くなることが考え・られ
る。
もつとも、前記公開公報に示される技術は焦点形状の相
似的変化を得る目的での実現方策は何ら示され【いない
この例では、陰極フィラメントは特開昭55−6805
6号公報の第9図乃至第11図に示されたように、実質
的に細長い熱電子放出面を有しておシ、この例では特開
昭59−94348号公報に示されるよ5に、陰極フィ
ラメントの長手方向と短手方向に独立した別々のバイア
ス電圧を印加しないと、X線焦点の大きさを変えた場合
に、その形状を相似的に保つことができないと考えられ
る。
焦点形状を一定に保って異なる大きさの焦点を得る九め
の従来例として、特開昭59−94348号公報に記載
された例がある。これは焦点の長さ方向、幅方向に対応
する直交した2方向に独立して電圧を与えるもので、第
11図(a)、、(b)に示すような構造となっている
。この例では、希望する焦点サイズを得るためには、長
手方向と短手方向に別々の電圧を印加する必要があり、
XiI管の構造が複雑になるだけでなく、高電圧ケーブ
ルの芯線数を増す必要もあり、又、使用時に対応する電
圧を決めるのが困難である。而も、この例では既述のよ
うに、陰極の側面からの電子にニジシャープなエツジを
有する焦点が得られない。更に、電極のコーナ一部の電
界によシ、焦点のコーナ一部の形状がバイアス電圧と共
に変化する。
〔発明の目的〕
この発明の目的は、X線の照射方向から見たX線焦点の
形状が実質的に円形又は正方形、又は長手方向の長さが
短手1方向の長さの1.4倍以下の長方形又は楕円形又
はこれらに近い形を保ち乍ら、1つのバイアス電圧を予
め設定された焦点サイズに対応する値に可変、設定する
ことにより、大きな範囲例えば0.1−以下から1.5
−以上で、Xls焦点のサイズを曝射条件に合う任意の
大きさに変えられ、而もその焦点サイズに対応して管電
流をO〜10100O程度の大きな範囲に可変、設定で
きる万能焦点を有するX線管装置及びそれを用いたX線
撮影装置を提供することである。
〔発明の概要〕
この発明は、真空外囲器内に陽極ターグツト及び陰極構
体が相対向して設けられ、上記陰極構体が熱電子放出用
の陰極及びその前方に電子ビーム制限孔を有する電子ビ
ーム制限手段及びその前方に設けられた集束溝1有する
電子ビーム集束手段を有し、上記陰極に対して正のバイ
アス電圧を電子ビーム制限孔との間に印加してなる電子
凹レンズと上記集束溝が構成する電子凸レンズとの合成
された電子レンズの焦点の位置を、上記バイアス電圧を
高くすることによって上記陽極ターグツトの後方に移動
させて焦点サイズが大きくでき、且つ陰極加熱用電源の
電圧を高くすることに↓りて管電流が増大できることを
特徴とするX線管装置であシ、更に上記の正のバイアス
電圧と、上記の陰極加熱用電源の電圧を予め設定された
関係を保ち乍ら連動させ、少なくともそのどちらか一方
を希望する焦点サイズに対応する値に設定することによ
り、焦点サイズとそれに対応して許容される管電流の最
大値とを自動的に設定し得るようにしたことを特徴とす
るX線管装置である。
又、この発明は上記のX線管装置と、このX線管装置か
ら放射されたX線を検出するためのX線検出器と、この
X線検出器の出力に応じて上記X線管装置のバイアス電
圧と陰極加熱用電源の電圧を制御する制御回路とを具備
し、常に最適の焦点サイズ及び管電流で撮影できるよう
にしたX1m撮影装置である。
〔発明の実施例〕
この発明を例えば陽極電圧120 kV 、陽極電流が
10 mAから1000 mAまで変えられ、X線焦点
が50μm乃至1mの範囲を変えられるX線管に適用し
た場合を例に示す。これは第1図(a)。
Φ) l (e) l (d) 、 (@)に示すより
に構成され、X線管の図示しない真空外囲器内に陽極タ
ーグツト3及びこれに対向して陰極構体300が設けら
れている。この陰極構体は、直熱型陰極フ、イラメント
301がフィラメント支柱302.302に取付けられ
ている。この場合、陰極フィラメント301は第2図(
&)に示すように切欠きを有する帯状平板、例えば幅D
eが約10mmで、厚さが0.03−程度のタングステ
ン等の重金属の薄板からなシ、中央部が電子放射面30
1mとなるように平坦に形成され、その両側は略直角に
折曲げられて脚部となシ、さらにU字状に曲げられて折
返し部301b 、301bが形成され、各端部301
c、301aは外方へ略直角に折曲げられ上記電子放射
面301aに近い高さのところでフィラメント支柱30
2.302に電子ビーム溶接等によって取付けられ電気
的に接続されている。
上記フィラメント支柱302.302には、絶縁物30
2h、302mを介してフイラメント固定用ブロック3
02b 、302bが機械的に強固に取付けてあシ、上
記陰極フィラメントの端部301cが図示のように電子
ビーム溶接等によって取付けである。従って、陰極フィ
ラメント加熱時には、フィラメント支柱302゜302
と上記したように切欠かれた各部は電気的に直列に接続
され、陰極フィラメントのインピーダンスは高くな多、
従来管と同程度のフィラメント電流及びフィラメント電
圧で動作させることができる。更に、熱膨張等による変
形も少なくできる。
このような陰極フィラメント301を取囲むように、円
形カップ状の電子ビーム整形電極303が配設され、こ
の電子ビーム整形電極303に上記フィラメント支柱3
02.302が絶縁性支持体(図示せず)を介して固定
されている・電子ビーム整形電極303には、上記陰極
フィラメント30ノの電子放射面301aに対向して、
電子ビーム制限孔304が形成されている。この電子ビ
ーム制限孔304は、上記電子放射面301aの面積よ
シ小さい面積の例えば正方形又は円形又はこれに近い形
にして、電子放射面301gの約0.7 m (寸法d
、)前方に位置しておシ、電子放射面301*fllI
の開口面は電子放射面301hと実質的に平行となって
いる。このような電子ビーム制限孔304に活って、更
に集束溝305が電子ビーム整形電極303に連設され
ている。この集束溝305は上記電子ビーム制限孔30
4よシ径大な例えば長方形にして、電子ビーム制限孔3
04、電子放射面301mと共に同軸的に形成され深さ
d、が十分深い寸法に形成されている。そして集束溝3
05の底面は制限孔304にかけてテーノ臂状に形成さ
れている。このテーパ面の軸(、)方向に清う寸法は深
さd、に対して数分の1以下のわずかな寸法となるよう
に形成されている。
又、上記陰極フィラメント301のうち、電子放出面3
01 m以外の部分から出【来る熱電子による電子ビー
ム整形電極303の過熱を防止するために、陰極フィラ
メント301の周囲にシールド構体316,317,3
18が取付けられている。尚、これらのうち、一部分は
省略してもよい。これらのシールド構体316゜317
.318は、フィラメント支柱302の一方と同電位又
は近い電位に保たれ【おシ、他方のフィラメント支柱3
02とから絶縁されている。尚、シールド構体3 J 
6 、317 、318は、フィラメント支柱3020
片方に機械的に固定すると都合がよい。
又、第1図(6ンに示すように、上記陰極フィラメント
301はフィラメント支柱302と他の例えばMoから
なる金属片319とで挟み、この金属片319の上方か
ら電子ビーム溶接又はレーデビーム溶接を行なって製作
すると、陰極フィラメント301とフィラメント支柱3
02とが広い面積で接合され、電気抵抗及び熱抵抗が小
さくなり、局部的な加熱が防止される。
さて、陽極ターゲット3が、ターグツト面とX線を取り
出す方向のX線放射勢Xとの交わる角度をθとする(一
般的にθは7°〜20° である)。又、ターゲツト面
上の電子ビーム断面形状e0の短辺をl工、長辺をノア
とする。そしてX線放射軸方向からみた焦点形状Xll
が、当該分野で広く認められているように長辺と短辺と
の比が1.4以下に保たれるようにする場合を考える。
この比が1.0となれば焦点形状が正方形であシ、空間
解像度を良くすると云う点では最も好ましい状態である
。そのようになる丸めに、ターゲツト面上の電子ビーム
射突面形状が次の条件を満足するよりに設定される。
11 11klJ なお、上記のようにX線放射軸方向からみた焦点形状は
、短、長辺比が約1.4まで許容されるので、ビーム焦
点e6の長、短辺比は次の範囲にあれば十分である。
そし【所定ビーム電流において最小の焦点(例えば−辺
が50μn1)t−得るとき、短辺又は短径方向の電子
ビームのビームウェストすなわち電子ビームeの断面寸
法が最小となる位置が丁度ターゲツト面に一致するよう
に形成されている。なお、電子ビームeはビームウェス
トの下流では電子の相互反発で次第に広がり、断面寸法
が増大してゆく。なおビーム焦点形状の長手方向がX線
放射軸Xと一致する方向にする。
又−陰極フィラメント301に対して正のバイアス電圧
を上記電子ビーム制限孔304に印加し【、より大きな
焦点を得る場合には、ビームウェストの位置は上記ター
ゲット3の後方に位置するようになる。そして、よフ大
きなバイアス電圧に対して、よシ後方にビームウェスト
が移動し、l工+ lyが式(2)を保ち乍ら大きくな
る。
今、fyll工が式(2)内のある値kが保たれて、そ
れぞれの大きさが変化する場合を考える。このとき、k
を定数として ノア=に一1エ           ・・・(3)と
なる。
回転陽極WiX線管の入力限界について考える。
よく知られたように、回転周波数7(1/S)で回転し
ているターゲットに入力可能なパワーp(Hは次式で表
わされる。
ここで、ターゲット上でのビームの形状は長さがlyで
、ターゲットの回転方向の幅が!工の長方形であると考
えた。又、ΔTは焦点近傍でのターゲット表面の温度上
昇(”g) aρ、C1λはターゲツト材の密度、比熱
、熱伝導率であシ、Rは電子ビームがターゲットに入射
する位置と回転中心との距離である。式(3)を式(4
)に代入することにより ! P = KJ!”             ・−(5
)を得る。但し、Kは式(4)に含まれる定数。
従りて、上記のようにバイアス電圧V、を高くして、式
(3)を保ち乍ら焦点サイズ(〜l工)t−増した場合
に、式(5)で示されるように入カッ9ワ−が増大する
。管電圧が一定の場合には、管電流が増せることを意味
する。このために、例えば陰極加熱用電源の電圧を高め
ることによシ、陰極温度を高め、熱電子放出量を増大さ
せることが必要である。このとき、もしVBが低くなる
ことにより、焦点サイズ(〜!工)が大きくなるように
設計されておれば、電流が増大すること及びV、が低下
することにより、上記陰極301と上記電子ビーム制限
孔304とが空間電荷制限2極管となシ、陰極温度を上
昇させても管電流が増大できない。
しかるに、この発明を採用すれば、焦点サイズ(〜lx
 )が大きい場合にはV、が高いので、陰極温度を上昇
することにより容易に管電流を増すことができ、いつも
式(5)の入力限度一杯の状態で使用することができ、
極めて有効である。
この発明を採用すれば、第3図に示すX線撮影装置のよ
うに、被写体401の大きさ、材質に応じたX線検出器
402の出力を比較器403に入力し、必要なX線出力
が得られる↓りにバイアス電源404の電圧V、及び陰
極加熱用電源306の電圧を予め設定された関係で自動
的に決めることによシ、どんな被写体であっても常に最
適の条件に自動的に設定することができる。
次に、どのような構造にすれば、式(3)t−保ち乍ら
その大きさが変えられるかについて述べる。
今、第4図に示すように陰極フィラメント301と電子
ビーム制限孔304とで作られる凹レンズの長手方向及
び短手方向の焦点距離をそれぞれfyl *fzlとし
、集束溝306の長手方向及び短手方向の焦点距離をそ
れぞれノア、。
f□とする。Dy、Dxは電子ビーム制限孔304の長
手方向及び短手方向の長さであシ、dfはレンズ間の距
離である。
第4図からム々工を求め、これが、陰極フィラメント3
01と電子ビーム制限孔304との間に印加されるバイ
アス電圧V、に関係せず、一定であることが好ましい・
fyll工をV、で微分し、その値がvB a Zzl
 # fy□に関係せず常に近似的に0になる次めには
、fyx Jzx <fzm r fyx *fX、り
d、であることを考慮すると、これが成立する場合は、
電圧VBによる電界強度分布が、電子ビーム制限孔30
4と陰極フィラメント301の間で、長手方向yと短手
方向Xとで゛等しくなる場合である。換言すれば、上記
した構造でD工= D、の場合となる。
この場合、集束溝305の長手方向及び幅方向の長さを
それぞれS、 、 S工とすると、式(2)の関係を満
すSア、S工の範囲を計算機によ)実験的に求めると、 であることが判った。
第1図の実施例では集束溝305の深さ寸法d、は、製
作が容易となるようにX方向にもy方向にも等しい寸法
にしてあ夛、この電極303からターゲット焦点位置ま
での距離d、に対して’/3.5乃至”10.5の範囲
となるように構成する。
すなわち s 0.5≦□≦3.5 d雪 を満足するようにしている。しかしながら、式(7)が
成立する範囲でda’t”もっと大きくすることは、差
支えない。
そしてフィラメント301にフィラメント電源306か
ら加熱電力を与え直熱する。またフィラメントに対して
ビーム整形電極303に正の50〜100OVの範囲を
可変できるバイアス電源307からバイアス電位を与え
、さらに陽極ターゲット3に正の120 kV程度の陽
極電圧を電源308から与え【動作させる。これによっ
てバイアス電位が約2oov付近で電子ビームeの短手
方向のビームウェストがターゲツト面に合致する。
そしてターゲツト面上の電子ビーム焦点e。
の最小の大きさは、短辺lxが約50μm、長辺!アが
約180μmとなシ、ターゲット角度が16″の場合に
X@放射軸Xの方向からみた実効焦点X0は一辺が約5
0μm f) l’tぼ正方形となり、均等な電子密度
分布が得られた。
また、バイアス電位t−50Vから100OVの範囲で
変化することによシ焦点形状をほぼ相似的にして大きさ
を一辺が約50μmから約1mの寸法まで変化させるこ
とができた。
しかも陽極電圧を最大150kV、陽極電流を焦点の大
きさに応じてフィラメント電圧306を変えることによ
り最大1000 mAまでの範囲で使用するxMA管に
適用して、実効焦点を長。
短辺比が約1.4以下にとどめることができた。
バイアス電位と電子ビーム焦点の短辺!工、長辺lyの
関係は第5図に示すようになシ、X1m実効焦点X0の
辺の比はおよそ1.4以下にとどめることができる。
上記実施例の電子ビーム集束状態7に電子計算機による
シミュレーションの結果を第6図に示して説明する。即
ち、第6図は最小焦点時の第1図(b)に相当する断面
図である。そして、既述のよりに陰極フィラメント30
1は幅が略10■程度で、厚さが0.03−程度のタン
グステン薄板からできており、フィラメント支柱302
を通して通電され加熱される。陰極フィラメント301
の表面から放出された熱電子は、電子ビーム制限孔30
4と陰極フィラメント301の間に印加されたバイアス
電圧によってできる電界によって加速され、電子ビーム
制限孔304に到達する@ この際、陰極フィラメント301の表面と電子ビーム制
限孔304の表面が略平行となっているため、その間の
等電位曲線310は略平行となり、電子ビーム制限孔3
04の端部を通る電子軌道をあtp乱さない。又、陰極
フィラメント301の端部及び側面より83次電子31
2は電子ビーム制限孔304の壁に吸収され、集束溝3
05に入らない。
従って、陰極フィラメント301の中央部よシ出たフリ
ンジング効果を含まない電子ビームのみ陽極ターゲット
3に達することになる。電子ビーム制限孔304と陰極
フィラメント301の距離d8は、陰極フィラメント3
0ノの表面から出た電子がバイアス電圧によって温度制
限領域で動作するように決められている。従って、電子
ビーム制限孔304t−通過する電子の量は、陰極フィ
ラメント301の温度のみによって決ま9、陽極ターゲ
ット3上での電子密度分布の大きさは、バイアス電圧に
よって電流値と独立に可変できるようになっている。電
子ビーム制限孔304によって制限された電子312は
内壁313を加熱するが、内壁313は電子ビーム整形
電極303の放射方向にテーパ状に厚くなっており、十
分熱伝導を良くして局部過熱とならない。電子ビーム制
限孔304t−通過した電子は、距離dlt−通過する
間に、その間の凹レンズ作用によりて拡散させられるが
、その電子ビーム密度は極めて均一となっている。この
電子ビームは、十分深くて強い凸レンズ作用を有する集
束溝305によって強く集束され、短径、長径の両方の
寸法が式(2)を満たすエリになっている。
又、集束溝305はその内部の等電位曲線314が中央
部の電子軌跡315と端部の電子軌跡31ノで収差をほ
とんど生じない。
以上、第1図(b)に示す短手方向について述べたが、
第1図(&)に示す長手方向でも同様の動作が得られる
〔発明の効果〕
この発明によれば、次のよりな優れた効果が得られる・ ■ 焦点サイズが被写体の大きさや材質に応じて任意の
大きさに可変でき、大きな焦点に対しては十分大きな管
電流を得ることができる。
■ X@無焦点形状を常にほぼ一定に保ちながら、その
大きさをただ1つのバイアス電圧の制御によって制御で
きる。そして陽極電流を増大しても焦点形状が悪化しな
い。
■ 陰極フィラメント301の中央部からの電子のみを
加速するため、収差の少ないエツジがシャープな任意の
大きさの焦点を得ることができる。又、陰極フィラメン
ト301の側面から出た電子ビームが、電子ビーム制限
孔304にてカットされるため、副焦点を生じない。
ところで上記実施例によれば、陰極フィラメント301
の熱変形が少なく、熱電子放出面301*の温度が均一
であるため、安定した動作を行なう。即ち、第12図は
従来の帯状平板からなる陰極フィラメント201でオシ
、フィラメント支柱206に取付けられているが、通電
により陰極フィラメント201の温度が高くなると、そ
の熱膨張によシ破線201′で示すように、中央部(熱
電子放出面)が弯曲すると共に上方に太きくずれるため
、上記特性の安定性が得られない。しかし、この発明で
は第2図(C)に示すように、陰極フィラメント301
の脚部の熱膨張は折返し部301b、301bによって
殆ど打ち消され、破線で示すように熱電子放出面301
aの移動が少ない。又、熱電子放出面301aの膨張は
脚部の折返し部301b 。
301bで吸収されるため、弯曲することはない。更に
、脚部の強度が十分あり、自身の重量が少ないため、共
振周波数が高くなり外部振動によるゆれも少ない。この
ようにして、電子集束特性を常に良好に保つことができ
る。
〔発明の変形例〕
上記実施例では、電子ビーム制限孔304及び集束溝3
05はいずれも正方形に形成されていたが、第7図に示
すように、電子ビーム制限孔304t−円形に集束溝3
05を楕円形に形成してもよい。そして集束溝305の
短径sx、4径Syを前述の関係式の範囲を満足するよ
うに構成する。これにより上記実施例と同様の効果が得
られる。この場合、陽極ターグツト上での電子ビーム焦
点は長軸が短軸の1/*θになる楕円形となる。従って
、Xlf!A管のX線放射口から見fCX線焦点X0は
はぼ真円形となる。又、バイアス電圧を変えた場合は、
X線焦点は常に略円形を保ちながらその大きさを変える
ことになる。
上記した関係はバイアス電圧等の設定条件を変えた場合
にもほぼ円形に保たれる。
尚、上記実施例及び変形例において、陰極フィラメント
301の脚部の幅は、電子放出面301*よシも広くて
もよい。
又、電子ビーム制限孔304.307と集束溝305,
308とは必ずしも一体構造である必要はない。
又、陰極フィラメント301の電子放出面3011の幅
は、電子ビーム制限孔304#3070幅よりも狭くて
も、上記と同様の効果を持たせることができる。
又、管電流が変化し次場合に、それに対応してバイアス
電圧7&:変えることによって、管電流の変化にも拘ら
ず、所望の焦点の大きさを得ることができる。
又、この実施例では、電子ビーム制限孔304と集束溝
305を一体構造の電子ビーム整形電極303内に設げ
ているが、これらを機械的に分離しても良いことは勿論
であるし、これらの間に他のバイアス電圧を印加しても
良いことは勿論である。
又、陰極として、バリウム含浸カソード等の傍熱形のも
のを使用しても良いことは勿論である。
又、陰極フィラメント301の表面を曲面にしても、同
様の効果を持九せることはできる。
又、熱電子放出面301&t−正方形あるいは円形にし
ても良いことは勿論でおる。
又、陰極フィラメントは分割のない平板ででき【いても
良いことは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1図(&)〜(・)はこの発明の一実施例に係るX線
管装置の要部(##極構体)を示す断面図、平面図、斜
視図、断面図、第2図(aン、 (b)、 # (c)
はこの発明で用いる陰極フィラメント1示す組立平面図
、斜視図、断面図、第3図はこの発明の一実施例に係る
xI!撮影装置を示すブロック線図、第4図(a) 、
 (b)はこの発明のX線管装置における短手方向及び
長手方向の集束状態を示す説明図、第5図はこの発明の
X線管装置におけるバイアス電圧と陽極ターゲット上で
の電子ビーム焦点の辺と長さとの関係を示す特性曲線図
、第6図はこの発明のXg管装置における動作モードを
説明するために用いる断面図、第7図はこの発明の変形
例を示す平面図、第8図は従来のX線管装置を示す概略
構成図、第9図乃至第11図は従来のX線管装置におけ
る陰極構体の3例を示す断面図、第12図は第11図の
陰極構体における欠点を説明するために用いる断面図、
第13図は従来のX1w管装置の陰極フィラメントを示
す断面図である。 1・・・真空外囲器、互・・・陰極構体、3・・・陽極
ターゲット、300・・・陰極構体、301・・・陰極
フィラメント、3011・・・電子放射面、301b・
・・折返し部、302・・・フィラメント支柱、303
・・・電子ビーム整形電極、304・・・電子ビーム制
限孔、305・・・集束溝、306・・・陰極加熱用電
源、307・・・バイアス制御電源、401・・・被写
体、402・・・X線検出器、403・・・比較器、4
04・・・バイアス電源。 出願人代理人 弁理士  鈴 江 武 彦第1 図 (a) 第1図 (c) 第2図 (b) (c) 第3図 第4図 (a) (b) 第5図 /くイYズ1り二 −一 第7図 第8図 第9図 第10図 第11図 (a) (b)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空外囲器内に陽極及び陰極構体が相対向して設
    けられ、上記陰極構体は熱電子放出用の陰極及びその前
    方に設けられた電子ビーム制限孔を有する電子ビーム制
    限手段及びその前方に設けられた集束溝を有する電子ビ
    ーム集束手段を有し、上記陰極に対して正のバイアス電
    圧を電子ビーム制限孔との間に印加してなる電子凹レン
    ズと上記集束溝が構成する電子凸レンズとの合成された
    電子レンズの焦点の位置を、上記バイアス電圧を高くす
    ることによって上記陽極の表面より後方に移動させて焦
    点サイズが大きくできることを特徴とするX線管装置。
  2. (2)上記バイアス電圧を高くすると共に陰極温度を高
    くすることによって、焦点サイズが大きくできると共に
    管電流が増大できることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のX線管装置。
  3. (3)上記正のバイアス電圧と陰極加熱用電源の電圧を
    予め設定された関係を保ちながら連動させ、少なくとも
    そのどちらか一方を希望する焦点サイズに対応する値に
    設定することにより、焦点サイズとそれに対応して許容
    される管電流とを自動的に設定し得るようにした特許請
    求の範囲第1項及び第2項記載のX線管装置。
  4. (4)上記陰極が平板状フィラメントからなる特許請求
    の範囲第1項乃至第3項記載のX線管装置。
  5. (5)上記電子ビーム制限手段は実質的に正方形又は円
    形又はこれらに近い形状の電子ビーム制限孔を有し、上
    記集束溝は長方形又は楕円形又は実質的にこれに近い形
    状であり、その長軸又は長径が陽極ターゲットから照射
    されるX線錐の略中心線と上記陰極の中心を含む平面内
    に実質的に含まれるように組込まれた特許請求の範囲第
    1項乃至4項記載のX線管装置。
  6. (6)上記正のバイアス電圧を高くして焦点サイズを大
    きくした場合に、陰極温度を高くし、管電流を増大する
    ようにした特許請求の範囲第1項乃至5項記載のX線管
    装置。
  7. (7)真空外囲器内に陽極及び陰極構体が相対向して設
    けられ、上記陰極構体は熱電子放出用の陰極及びその前
    方に設けられた電子ビーム制限孔を有する電子ビーム制
    限手段及びその前方に設けられた集束溝を有する電子ビ
    ーム集束手段を有し、上記陰極に対して正のバイアス電
    圧を電子ビーム制限孔との間に印加してなる電子凹レン
    ズと上記集束溝が構成する電子凸レンズとの合成された
    電子レンズの焦点の位置を、上記バイアス電圧を高くす
    ることによって上記陽極の後方に移動させることによっ
    て焦点サイズが大きくでき、かつ陰極加熱用電源の電圧
    を高くすることによって管電流が増大できるX線管装置
    と、当該X線管装置から放射されたX線を検出するため
    のX線検出器と、当該X線検出器の出力に応じて上記X
    線管装置のバイアス電圧と陰極加熱用電源の電圧を制御
    する制御回路とを具備し、常に最適の焦点サイズ及び管
    電流で撮影できるようにしたことを特徴とするX線撮影
    装置。
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