JPS6121546B2 - - Google Patents

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JPS6121546B2
JPS6121546B2 JP9389680A JP9389680A JPS6121546B2 JP S6121546 B2 JPS6121546 B2 JP S6121546B2 JP 9389680 A JP9389680 A JP 9389680A JP 9389680 A JP9389680 A JP 9389680A JP S6121546 B2 JPS6121546 B2 JP S6121546B2
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JP
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measuring
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JP9389680A
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Yasuo Midorikawa
Hideo Motonaga
Masahiro Naito
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SHINOTESUTO KENKYUSHO KK
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SHINOTESUTO KENKYUSHO KK
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  • Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明はコリンエステラーゼ活性測定のための
新規基質及びその基質を用いるコリンエステラー
ゼの活性測定方法に関する。 コリンエステラーゼ(以下Ch―Eと記す)は
コリンエステルをコリンと有機酸とに加水分解す
る酵素の総称である。 生体内には、性質の異なる2つのCh―Eが存
する。その1つは真性Ch―Eと呼ばれる赤血
球、神経系、筋肉等に含まれており、アセチルコ
リン又はアセチル―β―メチルコリンを特異的に
分解する。他の1つはプソイドCh―Eとよばれ
血清、肝臓、膵臓に含まれており、ベンゾイルコ
リンを特異的に分解し、ブチルコリンのような比
較的炭素鎖の長い脂肪酸のコリンエステルを好ん
で分解する。 それらのCh―Eの中で病気の診断に利用され
ているのはプソノイドCh―Eであつて、就中、
血清Ch―Eの活性測定は極めて重要である。即
ち、血清Ch―Eは肝臓で生成され、血中に供給
されるが、肝疾患とくに肝実質障害により、その
活性が低下するから、その活性の測定は肝機能検
査の1つとして重要な位置をしめている。また、
有機リン濃薬による中毒や抗Ch―E剤使用時な
どにおける診断、治療上にも不可欠なものであ
る。 Ch―E活性定のための方法は既にいくつか知
られているが、その何れもコリン誘導体をCh―
Eの基質として用いている。しかし、それらには
いずれも一長一短があり、新しい合成基質と新し
い測定方法の開発が望まれていた。 従来の測定法とは、凡その通りである。 (1) アセチルコリンを基質として用いる△PH法
[高橋・紫田、医学と生物学:20,96
(1951)]:アセチルコリンはCh―Eによつて
酢酸とコリンに分解され、生成した酢酸により
PHが変化する。そこで、反応時間に対応するPH
の変化量(△PH)をフエノールレツドなどのPH
指示薬を用いて測定し、Ch―Eの活性を求め
る。 しかし、この方法は指示数の蛋白誤差がお
こる、反応の進行に従い、赤→橙→黄色と色
調が変化し、極大波長が移動を起す、反応の
進行とともに反応液中のPHが変化するので、一
定の酵素反応のための至適PHが保てない、測
定に長時間(60分)を要し、かつ操作が煩雑で
ある、基質アセチルコリンが不安定である、
などの欠点を有している。 (2) 基質のチオコリン誘導体(アセチルチオコリ
ンなど)をCh―Eによつて分解せしめ、生成
したチオコリンをジチオビスニトロ安息香酸
(DTNB)と反応させると黄色化合物になる。
これを比色測定する方法[Garry,P.J.Clin.
Chem,11(2):91(1965)] この方法は黄色に呈するため、ピリルビンの
影響を強くうける。また、グルタチオンなどの
SH基を含有する薬剤を投与した被検者の血清
の場合は、誤つた高値を示すため検体盲検を必
要とする、という致命的な欠陥がある。 (3) ベンゾイルコリンを基質として用いるコリン
オキシダーゼ法[五味邦英,臨床病理特集 第
29号:145(1977)]: ベンゾイルコリンをCh―Eによつてコリン
と安息香酸に分解し、生成したコリンをコリン
オキシダーゼで分解させ、過酸化水素とベタイ
ンにする。生成した過酸化水素はパーオキシダ
ーゼの存在下で4―アミノアンチピリンとフエ
ノールとの酸化的縮合反応をおこし、赤色のキ
ノン色素を生成するから、このキノン色素を生
成するので、これを比色することによりCh―
E活性を測定する。 この方法は測定時間が20分ですみ、操作も2
工程であるため、上記(1)と(2)の方法に比べて、
簡易、迅速に精度よく測定ができる。しかし、
使用する基質ベンゾイルコリンは安定性が悪
く、正確な測定が困難である。更に、血清中の
共存物質であるビリルビン、アスコルビン酸及
びグルタチオン等の還元性物質の影響を受けて
誤差を生ずるという欠点を有している。 この問題は、基質としてオルソメチルベンゾイ
ルコリン(オルソトルオイルコリン)を用いる方
法(日本特開昭54―136895号)にも共通してい
る。その上、これらの基質液は試薬調製後短時間
に使用しなければならない。 本発明者等は、従来のCh―E活性測定法を改
良すべく鋭意研究した結果、優れた性質を有する
新規な基質を見出すとともに、該基質を用いる新
基なCh―E活性の測定法を見出し、本発明を完
成した。 本発明でCh―E活性測定用基質として用いら
れる、本発明のp―ヒドロキシベンゾイルコリン
類は、一般式 (式中Rは水素又はメトキシ基を、Xはハロゲ
ン原子を表す。)で示される。 本発明の化合物は水に対する溶解性が良好な
上、溶解後の安定性が、従来知られていた基質に
比して次表に示す如く極めて優れている。
【表】 なお、D―ヒドロキシ―3―メトキシベンゾイ
ルコリンも、ほぼ同様の安定性を示す。 本発明の化合物を用いた基質液は、表1に示す
通り従来の基質液と比べると安定(冷暗所保存で
2週間以上)で、そのため操作が容易であつて、
かつ正確なCh―E活性の測定を可能にする。 本発明の化合物は、常法によつて製造すること
が出きる。即ち、例えば、p―アセトキシ安息香
酸クロライド又はその誘導体を有機溶媒に溶解、
N―N―ジメチルエタノールアミンを加えて反応
させ、反応完了後、冷却下ハロゲン化メチルを加
えて反応させる。その後、析出した結晶を分離
し、これをN,N―ジメチルホルムアミドとヒド
ラジンヒドラートに溶解させて目的物を得ること
ができる。ハロゲン化物として、ヨード、クロー
ルなどの塩が用いられる。 本発明のもう1つの目的は、上記の化合物を基
質とするCh―E活性測定方法を提供するにあ
る。 従来のCh―E活性の測定法は、前述の通りの
欠点を有している。例えば、コリンオキシダーゼ
法、ジオチオビスニトロ安息香酸(DTNB)法な
どは、血清中のアスコルビン酸、ダルタチオン、
ビリルビンなどの夾雑物による影響によつて誤つ
た測定値を招くという大きな欠点がある。という
のも、コリンオキシダーゼ法においては基質に
CH―Eが作用した場合に生成するコリンをコリ
ンオキシダーゼによつて分解し感酸化水素とし、
この過酸化水素を定量的に着色物質に導き比色測
定するため、血清中の還元物質による影響が不可
避的である。また、ジチオビスニトロ安息香酸
(DTNB)法は、基質とCh―Eとの作用により生
成するチオコリンのSH基とDTNBとを反応さ
せ、生成する5―チオ―2―ニトロ安息香酸
(TNB)を比色するものであるが、その際、TNB
は412nmに極大吸収があるため、460nm付近に極
大吸収を有るビリルビンの影響を強くうける。し
かし、グルタチオン、システインなどのSH剤を
投与した血清の場合は類似反応のために、誤つて
高いCh―Eの活性値を示す。 本発明の血清Ch―E活性測定方法においては
アスコルビン酸、グルタチオン、ビリルビンなど
の雑物による影響を受けることがなく、それ故
に、その結果は正確であり、かつ操作が極めて簡
単である。 本発明のコリンエステラーゼ活性の測定法は、
P―ヒドロキシベンゾイルコリン又はその誘導体
を基質として用い、Ch―Eの酵素作用によつて
生成するP―ヒドロキシ安息香酸又はその誘導体
を、酸化剤の存在下、4―アミノアンチピリンと
酸化縮合して着色化合物に導き、比色定量するこ
とにより血清中のCh―E活性を測定する光学的
方法である。 本発明の基質は、しかし、Ch―Eの酵素作用
により生成した酸による溶液のPH変化を測定する
方法、或いは生成するコリンにコリンオキシダー
ゼを作用せしめる発色法を用いる方法にも適用出
来る。 本発明の測定方法で用いる基質のCh―E反応
の至適PHは7.5〜9.5の間であり、特にPH8.5が望ま
しい。また、発色時の至適PHは8〜10.3の間にあ
り、特にPH9.2が望ましい。 PHを保つための緩衝剤としては、Ch―E酵素
反応系ではバルビタール酸塩、グリシルグリシ
ン、ホウ酸塩、トリスヒドロキシメチルアミノメ
タン、ピロリン酸塩などが用いられるが、特にバ
ルビタール酸塩が望ましい。また発色反応系にお
いてはホウ酸塩、2―アミノ―2―メチル―1―
プロパノール、ロイシン、グリシン、トリエタノ
ールアミンなどが用いられるが、特にホウ酸塩が
望ましい。しかし、酵素反応系、発色反応系のPH
が7.5〜10.3の間において緩衝能を維持できるも
のであれば、上記以外のものも使用出来る。 酸化剤としては過ヨウ素酸塩、フエリシアン化
カリウム、過硫酸カリウム、過酸化水素、次亜塩
素酸、クロラミンTなどが用いられるが、これら
の限定されない。 本発明の基質からCh―Eの酵素作用により生
成する基質由来のP―ヒドロキシ安息香酸又はそ
の誘導体とカツプラーたる4―アミノアンチピリ
ンとが、酸化縮合されて生成する着色化合物は、
その極大吸収波長(λ max)が505〜510nmの
間にある。この場合、該物質の酸化縮合がPH8〜
10.3の間で進行する場合、血清の種類を問わず、
その極大吸収波長が短波長側へ経時的に移動す
る。しかし乍ら、それは、60分間で10〜15nm程
度であつて、Ch―Eの活性測定に大きな支障を
もたらすものではない(この点、第4〜b図参
照)。 ところで、この極大吸収波長の移動は発色液中
に、疎水性着換基を有するベンゼンスルホン酸誘
導体、安息香酸誘導体又は安息香酸エステル誘導
体を1mM以上の濃度で添加することにより防止
出来ることが判つた。(第4―a図)。それは恐ら
く、試料中のアルブミンがそれら化合物と結合す
るため、アルブミンによる障害が排除できるため
と思われる。それら誘導体としては、殊に、p―
クロルベンゼンスルホン酸、p―クロル安息香
酸、p―ヒドロキシ安息香酸メチルエステル、p
―トルエンスルホン酸、p―メチル安息香酸など
が用いられるが、これらに限定されない。 本発明のCh―E活性測定法によつて得られる
効果は次の如くである。 基質に用いる新基化合物は溶解後に非常に安
定であつて、経時的な変化を起すことがなく、
再現性よく測定できる。 コリンオキシダーゼ法のように過酸化水素を
色素系に導いて測定しないから、ビリルビン、
アスコルビン酸及びグルタチオンなどの還元性
物質の影響を受けることがない。 試薬にコリンオキシダーゼやパーオキシダー
ゼのような酵素を使用しないから安価である。 検体ごとに血清ブランクをたてる必要がない
ので、簡易かつ迅速に測定でき、大量分析処理
が可能である。 以上説明したように、本発明の新しいCh―E
活性測定方法によると、従来の方法の欠点を克服
し、正確にしかも簡単にCh―Eの活性値を測定
でき、また、従来の方法との相関も極めて良好で
ある。 以下、実施例を挙げて詳細に説明するが、本発
明はこれらに限定されるものではない。 実施例 1 P―ヒドロキシルベンゾイルコリン・ヨード塩
の製造 P―アセトキシ安息香酸クロライド13.9g
(0.07モル)をベンゼンに溶解し、N,N―ジメ
チルエタノールアミン25.5ml(0.28モル)を加え
てかきまぜながら室温で24時間反応させる。反応
終了後0℃に冷却しヨウ化メチル4.4ml(0.03モ
ル)を滴下しながらかきまぜ反応させる。析出し
た結晶をロ過し次いでN,N―ジメチルホルムア
ミド100mlに溶解させ、続いてヒドラジンヒドラ
ー3g(0.06モル)を加える。減圧下でN,N―
ジメチルホルムアミドを留去すると結晶状のp―
ヒドロキシベンゾイルコリン・ヨード塩4.0g
(16.3%)が得られる。 融 点: 233〜236℃ 元素分析値: C12H18INO3 (分子量
36.2) C H N 実 測 値:41.22 5.30 3.20 計 算 値:41.04 5.18 3.99 実施例 2 4―ヒドロキシ―3―メトキシベンゾイルコリ
ン・ヨード塩の製造 4―アセトキシ―3―メトキシ安息香酸クロラ
イド16.0g(0.07モル)をベンゼンに溶解し、
N,N―ジメチルエタノールアミン25.5ml(0.28
モル)を加えてかきまぜながら室温で24時間反応
させる。反応終了後、0℃に冷却しヨウ化メチル
4.4ml(0.03モル)を滴下しながら反応させる。
析出した結晶をロ過し次いでN,N―ジメチルホ
ルムアミド100mlに溶解、続いてヒドラジンとヒ
ドラート3g(0.06モル)を加える。減圧下で
N,N―ジメチルホルムアミドを留去すると、4
―ヒドロキシ―3―メトキシベンゾイルコリン・
ヨード塩の結晶4.6dl(16%)が得られる。 融 点: 215.5〜217℃ 元素分析値: C13CH20INO4 (分子量
381.2) C H N 実 施 値: 40.91 5.30 2.63 計 算 値: 40.96 5.30 3.68 実施例 3 (1) 試薬の調製 イ 基質緩衝液 p―ヒドロキシベンゾイルコリン・ヨード塩
1.5mM、塩化ナトリウム0.3M、4―アミノア
ンチピリン10mMを含有するPH8.5,50mMバル
ビタール酸ナトリウム緩衝液を調整する ロ 発色液 ネオスチグミン5mM、過ヨウ素酸カリウム
15mMp―クロルベンゼンスルホン酸2mMを含
有するPH9.2,0.1Mホウ酸カリウム緩衝液を調
製する。 ハ 標準液(200IU/l) p―ヒドロキシ安息香酸の2mM水溶液。 (2) 測定操作法 基質緩衝液1.0mlに各段階に希釈された試料
(血清)0.05mlを加えよく混合し、37℃の恒温槽
で10分間インキユベートする。次いで、発色液
2mlを加え発色させ、試薬ブランク(試料と同様
に操作して造る)を対照として試料溶液の吸光度
を505nmで測定する。濃度既知のp―ヒドロキシ
安息香酸標準液を同様の操作で発色させ、その吸
光度を下記の比例計算によりCh―Eの活性値を
求める。その結果を表2に示す。 [計算式] Ch―E活性値=(A試料―Aブランク/A標準液―Aブ
ランク)×200 (注):式中Aは吸光度を示す
【表】
【表】 実施例 4 (1) 試薬の調整 イ 基質緩衝液 p―ヒドロキシベンゾイルコリン・ヨード塩
1.5mM、塩化ナトリウム0.3Mを含有するPH
8.5,50mMバルビタール酸ナトリウム緩衝液
を調製する。 ロ 停止液 蒸留水に4―アミノアンチピリン30mMとネ
オスチグミン15mMを溶解する。 ハ 発色液 過ヨウ素酸カリウム15mM、p―クロルベン
ゼンスルホン酸2mMを含有するPH9.2,0.1Mホ
ウ酸カリウム緩衝液を調製する。 ニ 標準液(200IU/1) p―ヒドロキシ安息香酸の2mM水溶液。 (2) 測定操作法 基質緩衝液1.0mlに試料(血清)0.05mlを加え
よく混合し、37゜Cの恒温槽で10分間インキユベ
ートする。次いで、停止液0.5mlを入れる。その
後、発色液2mlを加え発色させ、試薬ブランク
(試料と同様に操作して造る)を対照として試料
溶液の吸光度を505nmで測定する。濃度既知のp
―ヒドロキシ安息香酸標準液を同様の操作で発色
させ、その吸光度を前記の比例計算式によりCh
―Eの活性値を求める。その結果を表3に示すと
ともに、添付第1図に、このように測定した結果
と紫田・高橋法で測定した結果とを示す。また、
血清中にアスコルビン酸を含む検体を測定した結
果と、血清中にビリルビン(デイド社)を含む検
体を測定した結果とを第2図及び第3図に示す。
【表】
【表】 実施例 5 イ 基質緩衝液 4―ヒドロキシ―3―メトキシベンゾイルコ
リン・ヨード社塩1.5ml、塩化ナトリウム
0.3M、4―アミノアンチピリン10mMを含有す
るPH8.5,50mMバルビタール酸ナトリウム緩
衝液を調製する。 ロ 発色液 実施例3のロ.と同様に調製する。 ハ 標準液(200IU/1) 3―メトキシ―4―ヒドロキシ安息香酸の
2mM水溶液。 (2) 測定操作法 実施例3の(2)と同様に測定操作し、その結果
を表4に示す。
【表】 実施例 6 (1) 試薬の調製 イ 基質緩衝液 4―ヒドロキシ―3―メトキシベンゾイルコ
リン・ヨード塩1.5mM、塩化ナトリウム0.3M
を含有するPH8.5,50mMバルビタール酸ナト
リウム緩衝液を調製する ロ 停止液 実施例4のロ.と同様に調製する。 ハ 発色液 実施例4のハ.と同様に調製する。 ニ 標準液(200IU/1) 実施例5のハ.と同様に調製する。 (2) 測定操作法 実施例4の(2)と同様に測定操作し、その結果
を表5に示す。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は、アセチルコリンを用いた△PH法と本
発明の測定法との活性値による相関図、第2図は
血清アスコルビン酸の影響を示し、第3図は血清
ビリルビンの影響を示し、第4―a図はP―クロ
ルベンゼンスルホン酸を添加した場合、第4―b
図は無添加の場合の極大吸収波長(λ max)の
移動を示し、第5図はP―ヒドロキシベンゾイル
コリン・ヨード塩の、第6図は4―ヒドロキシ―
3―メトキシベンゾイルコリン・ヨード塩の赤外
吸収スペクトルを表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、Rは水素又はメトキシ基を、またXは
    ハロゲン原子を意味する)で示されるコリン誘導
    体。 2 一般式 (式中、Rは水素又はメトキシ基を、また、X
    はハロゲン原子を意味する)で示されるコリン誘
    導体を基質として用い、酵素作用により生成した
    p―ヒドロキシ安息香酸又はその誘導体を、場合
    により、極大吸収波長の移動防止剤としての疎水
    性置換基を有するベンゼンスルホン酸誘導体、安
    息香酸誘導体又は安香酸エステル誘導体の存在
    下、比色法により測定することを特徴とするコリ
    ンエステラーゼ活性の測定方法。 3 一般式 (式中、Rは水素又はメトキシ基を、また、X
    はハロゲン原子を意味する)で示されるコリン誘
    導体を基質として用い、酵素作用により生成した
    p―ヒドロキシ安息香酸、またはその誘導体、極
    大吸収波長の移動防止剤としてのp―クロルベン
    ゼンスルホン酸、p―クロル安息香酸、p―ヒド
    ロキシ安息香酸メチルエステル、p―トルエンス
    ルホン酸、p―メチル安息香酸の存在下、比色法
    により測定することを特徴とする特許請求の範囲
    2によるコリンエステラーゼ活性の測定法。
JP9389680A 1980-07-11 1980-07-11 Novel substance for measuring cholineesterase activity and method thereof Granted JPS5721352A (en)

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