JPS60197643A - 新規コリン誘導体 - Google Patents
新規コリン誘導体Info
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- JPS60197643A JPS60197643A JP5406684A JP5406684A JPS60197643A JP S60197643 A JPS60197643 A JP S60197643A JP 5406684 A JP5406684 A JP 5406684A JP 5406684 A JP5406684 A JP 5406684A JP S60197643 A JPS60197643 A JP S60197643A
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- dihydroxybenzoylcholine
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/34—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase
- C12Q1/44—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving esterase
- C12Q1/46—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions involving hydrolase involving esterase involving cholinesterase
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q2334/00—O-linked chromogens for determinations of hydrolase enzymes, e.g. glycosidases, phosphatases, esterases
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- Measuring Or Testing Involving Enzymes Or Micro-Organisms (AREA)
- Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は一般式(1)
(式中又はハロダン原子を表わす)で表わされる新規コ
リン誘導体3,4−ジヒドロキシベンゾイルコリンハラ
イドに関する。
リン誘導体3,4−ジヒドロキシベンゾイルコリンハラ
イドに関する。
実施例1に示すごとく、これらの化合物は6゜4−ジヒ
Vロキシ安息香酸を出発原料として合成された。まず、
3,4−ジヒVロキシ基をカルボベンゾキシクロライr
を用いて、カルボベンゾキシ保護し、次いで塩化チオニ
ルまたは五酸化リン等を用いる化学合成KQける一般的
な方法で酸クロライドに誘導し、N、N−ジメチルアミ
ノエタノールと脱塩酸縮合し、次いで水素還元によって
保護基を脱離し、N、N−ジメチルアミノエチル3.4
−ジヒドロキシベンゾエートを得た。この化合物をハロ
ダン化メチルで四級化反応を行い、本発明の新規な一般
式(1)で表わされる6、4一ジヒrロキシペンゾイル
コリンハライドヲ合成した。
Vロキシ安息香酸を出発原料として合成された。まず、
3,4−ジヒVロキシ基をカルボベンゾキシクロライr
を用いて、カルボベンゾキシ保護し、次いで塩化チオニ
ルまたは五酸化リン等を用いる化学合成KQける一般的
な方法で酸クロライドに誘導し、N、N−ジメチルアミ
ノエタノールと脱塩酸縮合し、次いで水素還元によって
保護基を脱離し、N、N−ジメチルアミノエチル3.4
−ジヒドロキシベンゾエートを得た。この化合物をハロ
ダン化メチルで四級化反応を行い、本発明の新規な一般
式(1)で表わされる6、4一ジヒrロキシペンゾイル
コリンハライドヲ合成した。
本発明の化合物はコリンエステラーゼ(酵素コード番号
3.1.1.8 ) (以下Ch−Eと記述する)の酵
素活性を測定するための合成基質として非常に有用であ
る。以下それについて詳細に説明する。
3.1.1.8 ) (以下Ch−Eと記述する)の酵
素活性を測定するための合成基質として非常に有用であ
る。以下それについて詳細に説明する。
従来、合成基質を使用する血液中のCh−Eの酵素活性
の測定法は種々報告され、また日常の臨床検査に実用化
されているものもある。しかし、それらの測定法には一
長一短があり、また種々の問題もあって測定値の不正確
さの原因になっている。
の測定法は種々報告され、また日常の臨床検査に実用化
されているものもある。しかし、それらの測定法には一
長一短があり、また種々の問題もあって測定値の不正確
さの原因になっている。
それらの測定法の例をあげると、ガス分析法、−メータ
ー法、−指示薬比色法、チオコリン発色法、酵素法、U
V法等がある。
ー法、−指示薬比色法、チオコリン発色法、酵素法、U
V法等がある。
ガス分析法(R,Ammon : Pfluger s
Arch、 Gas。
Arch、 Gas。
Physiol 、 233 、487 (1935)
)は合成基質としてアセチルコリンを用い、Ch−、
Bの酵素作用で生成した酢酸により炭酸水素す) IJ
ウムから発生する炭酸ガスを定量する方法であるが、操
作が煩雑で多数検体の処理ができないなどの欠点がある
。
)は合成基質としてアセチルコリンを用い、Ch−、
Bの酵素作用で生成した酢酸により炭酸水素す) IJ
ウムから発生する炭酸ガスを定量する方法であるが、操
作が煩雑で多数検体の処理ができないなどの欠点がある
。
一メーター法CH,O,Michel : J、 La
b、 & C11n。
b、 & C11n。
Med、、 34 、1564 (1949) )もガ
ス分析法と同様にCh −Qの酵素活性によって生じた
酢酸による−の変化な一メーターで測定する方法である
が、−メーターの精度、多数検体の処理が出来ないなど
の問題がある。
ス分析法と同様にCh −Qの酵素活性によって生じた
酢酸による−の変化な一メーターで測定する方法である
が、−メーターの精度、多数検体の処理が出来ないなど
の問題がある。
一指示薬比色法は−メーター法とは異なり、Ch −g
により生じた酢酸によるーの変化を指示薬の分子吸光度
を測定する方法で、指示薬としてはフェノールレツV〔
高橋浩、紫田進:医学と生物学;20.96(1951
))、ブロムチモールゾル−(H,()、Biggs
et al、 : Amer、 J、 C11n。
により生じた酢酸によるーの変化を指示薬の分子吸光度
を測定する方法で、指示薬としてはフェノールレツV〔
高橋浩、紫田進:医学と生物学;20.96(1951
))、ブロムチモールゾル−(H,()、Biggs
et al、 : Amer、 J、 C11n。
Path、、30.181(195B))、m−一トロ
フェノール〔佐々木匡秀:臨床病理、12゜555 (
1964)、 )などが使われている。この方法は操作
も簡便で多数検体の処理もできるが、反応時間が長く、
反応中にも−が変化し、低値と高値で再現性があまりよ
くないなどの欠点が指摘されている。
フェノール〔佐々木匡秀:臨床病理、12゜555 (
1964)、 )などが使われている。この方法は操作
も簡便で多数検体の処理もできるが、反応時間が長く、
反応中にも−が変化し、低値と高値で再現性があまりよ
くないなどの欠点が指摘されている。
上述したアセチルコリンを基質として用いる方法では、
アセチルコリンは非酵素的加水分解をうけやすく、また
基質特異性もあまりないので、基質そのものKも問題が
ある。
アセチルコリンは非酵素的加水分解をうけやすく、また
基質特異性もあまりないので、基質そのものKも問題が
ある。
チオコリン法(P、Garry : J、C11n、C
hem。
hem。
11(2)、91(1965))は基質としてアセチル
チオコリン、プロピルチオコリン、ブチルチオコリン等
が使用されている。これらの基質はCh −Eの酵素作
用でチオコリンを生成し、それが5,5′−ジチオビス
−2−二トロ安息香酸(DTN、B)と反応して黄色を
生じる。この黄色の吸光度を比色計で測會する方法であ
る。この方法は反応性に優れ、感度が高く、また操作も
簡単で多数検体の処理もできるとともに初速変法もでき
るなど優れた点もあるが、呈色が黄色であるため試料(
例えば血清、血漿)中のヒリルビンの影響を強く受け、
またグルタチオンのような8H基を存する化合物の影響
もまぬがれないし、さらに基質そのものが不安定である
ことも問題になっているなどいくつかの問題点がある。
チオコリン、プロピルチオコリン、ブチルチオコリン等
が使用されている。これらの基質はCh −Eの酵素作
用でチオコリンを生成し、それが5,5′−ジチオビス
−2−二トロ安息香酸(DTN、B)と反応して黄色を
生じる。この黄色の吸光度を比色計で測會する方法であ
る。この方法は反応性に優れ、感度が高く、また操作も
簡単で多数検体の処理もできるとともに初速変法もでき
るなど優れた点もあるが、呈色が黄色であるため試料(
例えば血清、血漿)中のヒリルビンの影響を強く受け、
またグルタチオンのような8H基を存する化合物の影響
もまぬがれないし、さらに基質そのものが不安定である
ことも問題になっているなどいくつかの問題点がある。
酵素法はベンゾイルコリン〔岡部紘明、他:臨床病理、
25,751(1977))またはオルソトルオイルコ
リン〔特開昭54−1385331などを基質として用
い、Ch−11riの酵素作用で生成したコリンなコリ
ンオキシダーゼによりベタインに変化させ、その時生成
する過酸化水素をペルオキシダーゼの存在下で4−アミ
ノアンチピリンとフェノールなどとの酸化的縮合反応で
発色する方法である。この方法は呈色が赤色になるので
、廿籠を伽シ1、ギ畠凄 面將)山のビ11ルーン?F
l/ハ干渉を受けず、多数検体の処理もできるが、発
色系の試薬として使用するフェノールや4−アミノアン
チピリンがCh −Eに対して拮抗阻害効果があるので
、それらの使用量が非常に限定され、十分な発色が難し
い。一般に過酸化水素を経由する □定量法は、試料(
例えば血清または血漿)中のピリルtンやアスコルビン
酸などの還元物質による影響はまぬがれないし、リン脂
質の分解などで生じるコリンの影響も受ける。ベンゾイ
ルコリンを基質とした場合は、非酵素的加水分解性も問
題になっているなど種々の問題がある。
25,751(1977))またはオルソトルオイルコ
リン〔特開昭54−1385331などを基質として用
い、Ch−11riの酵素作用で生成したコリンなコリ
ンオキシダーゼによりベタインに変化させ、その時生成
する過酸化水素をペルオキシダーゼの存在下で4−アミ
ノアンチピリンとフェノールなどとの酸化的縮合反応で
発色する方法である。この方法は呈色が赤色になるので
、廿籠を伽シ1、ギ畠凄 面將)山のビ11ルーン?F
l/ハ干渉を受けず、多数検体の処理もできるが、発
色系の試薬として使用するフェノールや4−アミノアン
チピリンがCh −Eに対して拮抗阻害効果があるので
、それらの使用量が非常に限定され、十分な発色が難し
い。一般に過酸化水素を経由する □定量法は、試料(
例えば血清または血漿)中のピリルtンやアスコルビン
酸などの還元物質による影響はまぬがれないし、リン脂
質の分解などで生じるコリンの影響も受ける。ベンゾイ
ルコリンを基質とした場合は、非酵素的加水分解性も問
題になっているなど種々の問題がある。
UV法には2種類あり、一つはW、 Kalovrのベ
ンゾイルコリン(W、 Kalovr and K、
Genet : Canad。
ンゾイルコリン(W、 Kalovr and K、
Genet : Canad。
J、 Biochem、 & Physiol、、 3
5 、 り 59 (1957))を基質とする方法で
あり、もう一つはヒドロキシベンゾイルコリンを基質と
する方法である。前者はCh −Eの酵素活性によって
基質が加水分解し、その基質が減少していく様子を測定
波長、240nmで追跡していく方法である。この方法
の測定原理は直接基質の減少を測定しているので単純明
解であるが、測定波長が短いため血清または血漿成分の
干渉を受けやすいし、基質のベンゾイルコリンが基質阻
害を起すため、反応液の基質濃度が限定され、直線性の
範囲が狭い、またベンゾイルコリンの非酵素的加水分解
性があるので、Ch−Eの至適−で反応を行っていない
などの問題がある。
5 、 り 59 (1957))を基質とする方法で
あり、もう一つはヒドロキシベンゾイルコリンを基質と
する方法である。前者はCh −Eの酵素活性によって
基質が加水分解し、その基質が減少していく様子を測定
波長、240nmで追跡していく方法である。この方法
の測定原理は直接基質の減少を測定しているので単純明
解であるが、測定波長が短いため血清または血漿成分の
干渉を受けやすいし、基質のベンゾイルコリンが基質阻
害を起すため、反応液の基質濃度が限定され、直線性の
範囲が狭い、またベンゾイルコリンの非酵素的加水分解
性があるので、Ch−Eの至適−で反応を行っていない
などの問題がある。
後者(%開昭57−、i 1019 B 、特開昭58
−152500)は基質としてp−ヒドロキシベンゾイ
ルコリンを使用亡1. Ch −Eの酵素作用によって
生成するp−ヒドロキシ安息香酸な補酵素NAD P)
(の存在下でp−ヒドロキシ安息香酸水酸化酵素の作用
により補酵素NADPHが酸化されNADP に変化す
る際の吸光度の減少を波長34゜nmで測定追跡する方
法である。この方法は至適−で反応を行っているし、過
酸化水素−発色系における欠点、即ちビリルビンやアス
コルビン酸すどの還元物質による影響やリン物質の分解
で生じるコリンの干渉を除くことができ、チオコリン法
の欠点もなく更に多数検体処理が可能な自動分析装置に
適した優れたCh −E活性の測定法である。
−152500)は基質としてp−ヒドロキシベンゾイ
ルコリンを使用亡1. Ch −Eの酵素作用によって
生成するp−ヒドロキシ安息香酸な補酵素NAD P)
(の存在下でp−ヒドロキシ安息香酸水酸化酵素の作用
により補酵素NADPHが酸化されNADP に変化す
る際の吸光度の減少を波長34゜nmで測定追跡する方
法である。この方法は至適−で反応を行っているし、過
酸化水素−発色系における欠点、即ちビリルビンやアス
コルビン酸すどの還元物質による影響やリン物質の分解
で生じるコリンの干渉を除くことができ、チオコリン法
の欠点もなく更に多数検体処理が可能な自動分析装置に
適した優れたCh −E活性の測定法である。
しかしながら、使用する補酵素NADPHは高価で不安
定な試薬であり、一定の品質に維持及び管理スルノがむ
ずかしい。また酵素としてp−ヒP 。
定な試薬であり、一定の品質に維持及び管理スルノがむ
ずかしい。また酵素としてp−ヒP 。
キシ安息香酸水酸化酵素やプロトカテキン酸−6゜4−
ジオキシデナーゼなどを使用し、測定原理としては前者
に比較して大分複雑であり、測定値の誤差要因が多い。
ジオキシデナーゼなどを使用し、測定原理としては前者
に比較して大分複雑であり、測定値の誤差要因が多い。
以上Ch −Eの酵素活性の測定法について述べたごと
く、従来の測定法または使用する合成基質には問題が多
い。我々は従来法の欠点を解決すべく鋭意研究し、新規
な3.4−ジヒドロキシベンゾイルコリンハライドがa
h −Eの活性を測定するのに非常に有用な基質である
ことを見い出し、血中のCh −E活性を簡便且つ正確
に一測定する方法を発明するに至った。以下この基質の
信用性について述べる、 第1図FC5,A−ジヒドロキシベンゾイルコリンアイ
オダイV(以下D’HBCIと記す)と6.4−ヒトミ
キシ安息香酸のUVスペクトルを示した。
く、従来の測定法または使用する合成基質には問題が多
い。我々は従来法の欠点を解決すべく鋭意研究し、新規
な3.4−ジヒドロキシベンゾイルコリンハライドがa
h −Eの活性を測定するのに非常に有用な基質である
ことを見い出し、血中のCh −E活性を簡便且つ正確
に一測定する方法を発明するに至った。以下この基質の
信用性について述べる、 第1図FC5,A−ジヒドロキシベンゾイルコリンアイ
オダイV(以下D’HBCIと記す)と6.4−ヒトミ
キシ安息香酸のUVスペクトルを示した。
DHBCIがCh−Fiの作用で加水分解するとコリア
と5.11−ジヒpロキシ安息香酸を生成する。
と5.11−ジヒpロキシ安息香酸を生成する。
前者コリンは波長が340 nm以上ではUV吸収は見
らレナい。後者3.4−ジヒPロキシ安息香酸は波長が
34 (3,nm以下ではUV吸収はほとんどない。
らレナい。後者3.4−ジヒPロキシ安息香酸は波長が
34 (3,nm以下ではUV吸収はほとんどない。
したがって、本発明の新規化合物であるDHBCIをC
h −Eの酵素活性測定用の基質として使用し、測定波
長640〜360 nmで反応を追跡すれば、基質DH
BCIの減少を正確に追うことができる。
h −Eの酵素活性測定用の基質として使用し、測定波
長640〜360 nmで反応を追跡すれば、基質DH
BCIの減少を正確に追うことができる。
前述のW、 Kalovrの方法では測定波長2 ’4
0 nmであるので初期吸収において血液成分の干渉を
大分受けるが、測定波長が640〜360 nmでは非
常に小さいので、測定条件の設定が容易である。
0 nmであるので初期吸収において血液成分の干渉を
大分受けるが、測定波長が640〜360 nmでは非
常に小さいので、測定条件の設定が容易である。
この基質DHBCIは非酵素的加水分解に非常に安定で
あり、1/15 Mリン酸緩衝液(pH8,20)中6
7℃の条件では90分ではほとんど加水分解は起きなか
った。この結果は測定中の非酵素的加水分解は無視でき
ることを示している。Km値はベンゾイルコリンとあま
り変らず、50mM)リス−マレイン酸緩衝液(p)1
8,20)では2.6 X 10−’Mであった。基質
D)IPCIのb値は十分小さいので、反応系では十分
な基質濃度で反応ができ、経時的直線範囲が広くなり、
血液中のCh’ −Eの活性は十分測定可能である。
あり、1/15 Mリン酸緩衝液(pH8,20)中6
7℃の条件では90分ではほとんど加水分解は起きなか
った。この結果は測定中の非酵素的加水分解は無視でき
ることを示している。Km値はベンゾイルコリンとあま
り変らず、50mM)リス−マレイン酸緩衝液(p)1
8,20)では2.6 X 10−’Mであった。基質
D)IPCIのb値は十分小さいので、反応系では十分
な基質濃度で反応ができ、経時的直線範囲が広くなり、
血液中のCh’ −Eの活性は十分測定可能である。
以下に更に本発明の新規化合物が有用であることを参考
例により説明する。
例により説明する。
参考例1
タイムコースな第2図に示した。測定法は50mM)リ
ス−マレイン酸緩衝液(pi−18,20)で基質濃度
0.25 mM K調製し、その2.0−を取り67℃
になるまで予備加温(5分間程度)シ、これに血清20
0μ刀を加えて、直ちに37℃で64゜nmにおける吸
光度の減少を測定した。血清はコンセーラl(白水製薬
社製)を使用した。ch−E活性値は下記の式により計
算される。
ス−マレイン酸緩衝液(pi−18,20)で基質濃度
0.25 mM K調製し、その2.0−を取り67℃
になるまで予備加温(5分間程度)シ、これに血清20
0μ刀を加えて、直ちに37℃で64゜nmにおける吸
光度の減少を測定した。血清はコンセーラl(白水製薬
社製)を使用した。ch−E活性値は下記の式により計
算される。
*△O,D、は測定波長3110 nmにおける1分間
当りの吸光度の変化量 **波長540 nm Kおける分子吸光度は2960
である。
当りの吸光度の変化量 **波長540 nm Kおける分子吸光度は2960
である。
上式より使用した血清は216(IU/4)単位であっ
た。第1図に示したごと<、ah−gの単位216(I
U/−6)では6分間経時的に直線であった。これは自
動分析装置が使用可能なことを示している。
た。第1図に示したごと<、ah−gの単位216(I
U/−6)では6分間経時的に直線であった。これは自
動分析装置が使用可能なことを示している。
参考例2
第3図に血清の希釈率と酵素活性の関係を示した。測定
条件は下記のごとくである。
条件は下記のごとくである。
イ)基質 : DHBCI
口)緩衝液=50mMトリスーマレイン酸(pH8,2
0) ハン血清 : (1)コyセ−ラi : 100 tt
lJ(2)コンセーラ1 200μ! 血清希釈は生理食塩水で行った。基質濃度は緩衝液で0
.25 mM K調製した。測定は基質液に血清および
希釈血清な(11、(3)は100 pi3、(21ハ
200紹を用いて、参考例1と同様な方法で行った。
0) ハン血清 : (1)コyセ−ラi : 100 tt
lJ(2)コンセーラ1 200μ! 血清希釈は生理食塩水で行った。基質濃度は緩衝液で0
.25 mM K調製した。測定は基質液に血清および
希釈血清な(11、(3)は100 pi3、(21ハ
200紹を用いて、参考例1と同様な方法で行った。
第3図に示したごとく、3種共に、血清の希釈率と酵素
活性は非常に良く直線的な比例関係があった。
活性は非常に良く直線的な比例関係があった。
参考例1および2の結果から、DHBcIは単純な反応
機構と簡単な操作により、血液中のCh −E活性が低
単位から高単位まで幅広く測定できることが明らかにな
り、本発明の3.4−ジヒVロキシペンゾイルコリンが
血液中のCh −E活性測定用の基質として非常に有用
であることが示された。
機構と簡単な操作により、血液中のCh −E活性が低
単位から高単位まで幅広く測定できることが明らかにな
り、本発明の3.4−ジヒVロキシペンゾイルコリンが
血液中のCh −E活性測定用の基質として非常に有用
であることが示された。
実施例1に本発明の新規な6.4−ジヒドロキンベンゾ
イルコリンアイオダイドの合成を記した。
イルコリンアイオダイドの合成を記した。
必要ならアイオダイドは合成化学の一般的な方法で他の
ハロダンに交換できる。
ハロダンに交換できる。
実施例1
3.4−ジヒドロキ7安息香酸10,9を2.76N
NaOH71ynl K溶解し、0〜5℃に氷冷し、は
げしく攪拌しなからカルボベンゾキシクロライド221
R1を滴下した。−を9〜1oに保つように2.73
N NaOHも同時に滴下した。約1時間で−は一定に
なり、次いで室温で3時間攪拌下反応させ、冷5 NU
ヴで−2に調製し、酢酸エチル200m、100mjで
2回順次抽出し、2回の酢酸エチル相を合せ、食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥後、溶媒を減圧
留去し、油状物25gを得た。これをシリカゲルクロマ
トで精製し、0、O′−ジカルポペンゾキシー3,4−
ジヒVロキシ−安息香酸9.2gを得た。この4gを防
湿下エーテル50−に懸濁し、5塩化リン粉末2gを加
え、室温で攪拌下5時間反応させた。反応終了後溶媒を
減圧留去し、油状物4.5gを得た。これをベンゼン2
0m1に溶解した液を、ジメチルアミノエタノール2ゴ
をベンゼン30Tnlに溶解した液に5〜10℃の冷却
下で滴下した。滴下後室温で一晩攪拌反応を行った後、
ベンゼン50TLlを加え、水、次いで飽和食塩水で洗
浄を行い、ベンゼン相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥
し、溶媒を減圧留去し、A、99の油状物を得た。これ
をエタノール260Tnlに溶解し、パラジウム−黒2
gを加え、接触還元を5時間行い、反応後触媒を濾別し
てエタノールを減圧留去し、油状物6gを得た。これを
アセトン9Q+++jに溶解し、ヨウ化メチル2gの酢
酸エチル溶液を加え室温で一晩放置すると結晶が析出し
た。この結晶を濾取し、アセトンで良く洗浄後、五酸化
リン上で一晩減圧乾燥し、本発明の新規化合物3.4−
ジヒドロキンベンゾイルコリンアイオダイド2.59を
得た。
NaOH71ynl K溶解し、0〜5℃に氷冷し、は
げしく攪拌しなからカルボベンゾキシクロライド221
R1を滴下した。−を9〜1oに保つように2.73
N NaOHも同時に滴下した。約1時間で−は一定に
なり、次いで室温で3時間攪拌下反応させ、冷5 NU
ヴで−2に調製し、酢酸エチル200m、100mjで
2回順次抽出し、2回の酢酸エチル相を合せ、食塩水で
洗浄後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥後、溶媒を減圧
留去し、油状物25gを得た。これをシリカゲルクロマ
トで精製し、0、O′−ジカルポペンゾキシー3,4−
ジヒVロキシ−安息香酸9.2gを得た。この4gを防
湿下エーテル50−に懸濁し、5塩化リン粉末2gを加
え、室温で攪拌下5時間反応させた。反応終了後溶媒を
減圧留去し、油状物4.5gを得た。これをベンゼン2
0m1に溶解した液を、ジメチルアミノエタノール2ゴ
をベンゼン30Tnlに溶解した液に5〜10℃の冷却
下で滴下した。滴下後室温で一晩攪拌反応を行った後、
ベンゼン50TLlを加え、水、次いで飽和食塩水で洗
浄を行い、ベンゼン相を無水硫酸マグネシウム上で乾燥
し、溶媒を減圧留去し、A、99の油状物を得た。これ
をエタノール260Tnlに溶解し、パラジウム−黒2
gを加え、接触還元を5時間行い、反応後触媒を濾別し
てエタノールを減圧留去し、油状物6gを得た。これを
アセトン9Q+++jに溶解し、ヨウ化メチル2gの酢
酸エチル溶液を加え室温で一晩放置すると結晶が析出し
た。この結晶を濾取し、アセトンで良く洗浄後、五酸化
リン上で一晩減圧乾燥し、本発明の新規化合物3.4−
ジヒドロキンベンゾイルコリンアイオダイド2.59を
得た。
融点 205〜209℃
この結晶はシリカゲル薄層クロットグラフィ−(n−ブ
タノール:酢酸:水=4ニー1:2)で単一のスポット
(R,−0,31)を与えた。
タノール:酢酸:水=4ニー1:2)で単一のスポット
(R,−0,31)を与えた。
元素分析値: Cl2H1BN104I (M、W、
367 、166)として 実測値開C: 39.34 H: 5.07 N :
3.90計算値開c : 39.25 H: A、94
N : 3.81赤外スペクトルは第4図に示した。
367 、166)として 実測値開C: 39.34 H: 5.07 N :
3.90計算値開c : 39.25 H: A、94
N : 3.81赤外スペクトルは第4図に示した。
第1図はl/II、Mリン酸緩衝液中(pi−18,2
0)における(al 3 、4−ジヒVロキシペンゾイ
ルコリンアイオダイrと(bl 3 、4−ジヒドロキ
7安息香酸のUVスペクトルを示す。第2図および第6
図はジヒドロキシベンゾイルコリンアイオダイドを基質
とした場合の血清中のCh −E活性によるタイムコー
スと血清の希釈率とCh−E活性の関係を示す。第4図
は3.4−ジヒドロキシベンゾイルコリンアイオダイド
のIRスペクトルを示ス。 代理人 浅 村 皓
0)における(al 3 、4−ジヒVロキシペンゾイ
ルコリンアイオダイrと(bl 3 、4−ジヒドロキ
7安息香酸のUVスペクトルを示す。第2図および第6
図はジヒドロキシベンゾイルコリンアイオダイドを基質
とした場合の血清中のCh −E活性によるタイムコー
スと血清の希釈率とCh−E活性の関係を示す。第4図
は3.4−ジヒドロキシベンゾイルコリンアイオダイド
のIRスペクトルを示ス。 代理人 浅 村 皓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 一般式(1) (式中Xはハロダン原子を表わす)で表わされる6、4
−ジヒドロキシベンゾイルコリンハライド
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5406684A JPS60197643A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 新規コリン誘導体 |
EP85301793A EP0155825A3 (en) | 1984-03-21 | 1985-03-14 | Novel choline derivatives |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5406684A JPS60197643A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 新規コリン誘導体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60197643A true JPS60197643A (ja) | 1985-10-07 |
JPS6131096B2 JPS6131096B2 (ja) | 1986-07-17 |
Family
ID=12960241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5406684A Granted JPS60197643A (ja) | 1984-03-21 | 1984-03-21 | 新規コリン誘導体 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0155825A3 (ja) |
JP (1) | JPS60197643A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60238000A (ja) * | 1984-05-10 | 1985-11-26 | Nitto Boseki Co Ltd | 新規なコリンエステラ−ゼ活性測定法 |
CA2095495C (en) * | 1992-06-01 | 2002-06-04 | Stephen Carl Hasselberg | Assay for serum cholinesterase |
IT1271737B (it) * | 1993-12-29 | 1997-06-09 | Aktsionernoe Obschestvo Zakryt | N,n-dimetilamminoetil-beta-(4-idrossi-3,5-di-terzbutilfenil)- propionati |
US5516616A (en) * | 1994-12-21 | 1996-05-14 | Eastman Kodak Company | Quaternary ammonium salts as charge-control agents for toners and developers |
CA2826972C (en) | 2011-02-10 | 2020-01-07 | The Cleveland Clinic Foundation | Treatment and prevention of cardiovascular disease and thrombosis |
BR112014031086A2 (pt) | 2012-06-11 | 2017-06-27 | Cleveland Clinic Found | tratamento e prevenção de doenças cardiovasculares e trombose |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2096989B (en) * | 1978-04-17 | 1983-04-20 | Kyowa Hakko Kogyo Kk | Choline derivatives and a process for their preparation |
JPS5721352A (en) * | 1980-07-11 | 1982-02-04 | Shinotesuto Kenkyusho:Kk | Novel substance for measuring cholineesterase activity and method thereof |
-
1984
- 1984-03-21 JP JP5406684A patent/JPS60197643A/ja active Granted
-
1985
- 1985-03-14 EP EP85301793A patent/EP0155825A3/en not_active Withdrawn
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0155825A3 (en) | 1986-09-17 |
JPS6131096B2 (ja) | 1986-07-17 |
EP0155825A2 (en) | 1985-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |