JPS61211206A - 出庫装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、品物が搬入側から搬出側に自走するように搬
出側に向かって下降傾斜したコンベヤから成る収納部を
上下方向及び水平方向に多段多列に配設した収納棚の上
記各収納部から品物を取出して搬出する出庫装置に関す
るものである。

〔従来の技術〕

この種の出１装置を備えたものとして、たとえば、特公
昭３７−１８９２１号公報に示されたものがある。

この出庫装置では、品物（被移送物）を収納棚（収納棚
枠）の各収納部（機枠）から出ＩＩする場合、昇ｎｆｓ
枠に架設したチェーン（無ζ；条帯）を上下方向に回行
し、このチェーンに取付けたボーク状受台の一端係合部
で収納棚の作動杆の一端を上方に押動することにより、
収納棚の停止杆を下方に移動させて品物を昇降機枠上に
設けた移送台上に自走移乗させて取出すとともに、収納
棚の係止杆を上方に移動させて後続の品物の自走を由め
、ついで、ボーク状受台の上昇によりボーク状受台と収
納棚の作動杆の係合を解いて停止杆及び係止杆を復帰さ
せ、ついで、ボーク状受台で移送台上の品物をすくい上
げ、ボーク状受台を昇降機枠上部のスプロケット（上幅
）まで上昇させた後、ボーク状受台を昇降機枠下部のス
プロケット（下輪）に向かって下降させ、昇降機枠の下
部において、ボーク状受台上の品物を搬出コンベヤ上に
搬出している。

〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、上述した従来の出汁装置では、収納部か
ら移送台上に品物を取出づ際に、収納棚の停止杆を下方
に移動させて品物を発進させ、品物を昇降機枠上に設け
Ｉ；移送台Ｖに自走移乗させているので、品物が発進し
て自走しないと取出しができず、このため、収納棚の各
収納部の傾斜角度を大ぎくしで品物を確実に発進させる
必要があるが、このようにすると、収納部の上下方向の
段数が少なくなるので、収納効率を悪化さけることにな
り、（シて、移送台上に取出した品物を搬出づる際に、
ボーク状受台で移送台上の品物を寸くい上げ、ボーク状
受台を讐降機枠上部のスプロケットまで上昇させた後、
ホτり状受台を昇降機枠下部のスプロケットに向かって
下降さＶ１昇降殿枠の上部において、ボーク状受台上の
品物を搬出コンベヤ上に搬出しているので、品物を取出
してから搬出するまでに時間がかかり、その上、ボーク
状受台を取付けたチェーン及びその駆動源等の下降搬送
手段〈Ｉ−レーエレベーター）の負荷も大きくなってい
た。

本発明は、この様な点に鑑みなされたもので、収納棚の
各収納部の傾斜角度を小さくして品物の収納効率を高め
、品物を各収納部から取出してから下方で搬出するまで
の時間を短縮し、品物の下降搬送手段の負荷を小さくす
ることを目的とするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、品物たとえば１〜レー５等が搬入側から搬出
側２に自走するように搬出側２に向かって下降傾斜した
コンベＡ７３から成る収納部４を上下方向及び水平方向
に多段多列に配設した収納棚１の上記各収納部４から品
物を取出して搬出する出庫装置に関するもので、上記収
納Ｊ：Ｍ１の搬出側２の下部に沿って走行する走行台車
１０と、この走行台車１０上に立設された支柱１５と、
この支柱１５を背降する昇降体たとえば昇降枠１６等と
、この昇降体に設けられ上記収納棚１に向かって進退し
進出時に昇降体の上昇により上記各収納部４の品物をす
くい上げて取出すす（い上げ休２５ど、上記走行台車１
Ｇ上に立設されたフレーム４０と、このフレーム４０に
上下方向に架設されて同行しＨいに下降１ｔｌｌを対向
した複数たとえば４本の無端状のチェーン４１と、この
各チェーン４１に取付けられ下降時に品物を支持する複
像の支持体たとえば１ヘレー受４５笠と、−Ｌｌ　ｉｉ
ｌすくい上げ体２５の上方に位置して上記昇降体に設（
〕られすくい上げ体２５上の品物を上記支持体　　　′
上に移載するプッシャ３０と、上記各チェーン４１の下
降側の間に位置して上記走行台車１０上に設けられ［記
支持体上の品物を受取って走行台車１ｏ上がら搬出する
搬出コンベＶ５０とを具備したことを特徴とするもので
ある。

〔作用〕

本発明の出庫装置は、収納部１のトレー５等の品物をす
くい上げ休２５ですくい上げて強制的に取出し、このず
くい上げ体２５上の品物をプツシｌ７３０でトレー受４
５等の支持体上に移載し、この支持体を各チェーン４１
の回行により下降して品物を搬出コンベヤ５０上に移載
し、この搬出コンベヤ５ｏで品物を走行台車１０から搬
出するものである。

〔実施例〕

本発明の出庫装置の実施例を図面を参照して説明する。

第１図ないし第３図において、１は収納棚で、この収納
棚１は、図示しない搬入側から搬出側２に向かって下降
傾斜したローラコンベヤ３から成る収納部４を上下方向
多段にかつ水平方向多列に配設したもので、各収納部４
のコンベヤ３上には、上面を開口しかつ上部外周に縁部
５ａを備えた品物としてのトレー５が搬入側から順次に
収納され、このトレー５がコンベヤ３の傾斜により搬出
側２に自走してストッパで６で順次に停止されるように
なっている。なお、上記搬出側２の端部において、上記
各収納部４のコンベヤ３のローラ３ａは両側部のみに設
けられ、この両側部のローラ３ａ間に間隙が形成されて
いる。

１０は走行台車で、この走行台車１０は、上記収納１１
１の搬出側２に沿って床面に設けられた一対のレール１
１上に支持さ机、その上部に設けられたモータ１２によ
って一部の車輪１３が回動して収納棚１の搬出側２の下
部に沿って両方向に走行するようになっている。

そして、上記走行台車１０上の上記収納棚１に近接した
角隅部に支柱１５が垂直に立設され、この支柱１５の一
側部に昇降体としての昇降枠１６が収納棚１に沿って設
けられている。この昇降枠１Ｇは、複数の］口１７を有
し、この複数のコロ１７を支柱１５の両側部に川直に朋
付りられた一対のレール１８に係合することにより支柱
１５に上下動自在に支持され、支柱１５の上端部に設け
られたモータ１９、複数のスプロケット２０及び吊りチ
ェーン２１等から成る駆動機構により支柱１５に沿って
昇降するようになっている。なお、２２（第２図に図示
）は一端に昇降枠１６を取付けた吊りチェーン２１の他
端に取付けたバランスウェイトである。

そして、上記昇降枠１Ｇにすくい上げ休２５が設けられ
ている。この１くい上げ休２５は、板状に形成され、そ
の下部と昇降枠１６との間に設けられたガイド機構２６
（第２図に図示）により上記収納棚１に向かって進退自
在に支持され、昇降枠１Ｇに設けられたモータ２７等か
ら成る駆動ａｍより収納棚１に向かって進退するように
なっている。なお、このすくい上げ休２５は、上記各収
納部４のコンベヤ３の搬出側２の端部の両側部のローラ
３ａ間の間隙より狭い幅に形成されているとともに、コ
ンベＶ３と同方向かつ同角度に傾斜している。

さらに、上記すくい上げ休２５の上方に位置して、上記
昇降枠１Ｇにプッシャ３０が設けられている。このプツ
シｔ７３０は、断面り字形の鋼材から成り、昇降枠１６
に一対の側枠３１を平行状に上記収納棚１に向りて取付
け、この各側枠３１の両端部にスプロケット３２を軸支
し、各側枠３１の両端部のスプロケット３２間に無端状
のチェーン３３を架設し、この各チェーン３３間に上記
断面り字形の鋼材を取付けたもので、両側の各チェーン
３３をＲ降枠１６に設けたモータ３４等から成る駆動機
構で駆動することにより、第１図に対応した第４図Ｅに
おいて矢印方向に移動するようになっている。なお、こ
のプツシｔν３０は、上記すくい上げ休２５及び上記収
納棚１の各収納部４のコンベヤ３と同方向かつ同角度の
傾斜方向に移動するようになっている。

まだ、上記走行台車１０上に、上記収納棚１との間に上
記支柱１５及び昇降枠１６を挟むようにして、フレーム
４０Ｓ垂直に立設され、このフレーム４０に４木の無０
＝状のチェーン４１が架設されている。この各チェーン
４１は、それぞれフレーム４０の上部及び下部に軸支さ
れたスブロケツｌ−４２，４３を介して上下方向に向け
て平行状に架設され、フレーム４０の上部に設けられた
モータ４４（第１図に図示）等から成る駆動機構により
、−側部の一対のチェーン４１と他側部の一対のチェー
ン４１が、互いに対向した内側部が同期して下降するよ
うに、互いに反対の方向に周速で回行するようになって
おり、この−側部の一対のチェーン４１間及び他側部の
一対のチェーン４１間にそれぞれ複数の支持体としての
トレー受４５がチェーン４１の長さ方向に所定の間隔を
おいて水平に取付けられ、各チェーン４１の回行により
両側の各トレー受４５が、互いに対向した状態で下降す
るとともに、非対向の状態で上昇するようになっている
。なお、両側の各トレー受４５が互いに対向した状態で
下降する際の、このトレー受４５間の間隔は、トレー５
の下部の幅とほぼ等しくなっており、この間隔は、各ト
レー５に軸支したコ０４６（第３図に図示）とフレーム
４ｏに設けたＬ’−／Ｌ、４７を、トレー受４５の下降
時に係合することにより紺持されるようになっている。

また、上記走行台車１０上に搬出コンベＶ５ｏが設けら
れている。この搬出コンベヤ５ｏは、駆動式のベルトコ
ンベヤから成り、上記フレーム４ｏの一側部の一対のチ
ェーン４１と他側部の一対のチェーン４１の互いに対向
した内側部すなわち各チェーン４１の下降側の間の下部
から走行台車１ｏの一側部に向かって設けられている。

なお、この搬出コンベＶ５０の幅は、上記両側の各トレ
ー受４５が互いに対向した状態で下降する際のこのトレ
ー受４５間の間隔より狭くなっている。

５５は搬送コンベヤで、この搬送コンベヤ５５は、駆動
式のローラコンベヤから成り、上記収納棚１との間に上
記走行台車１０を挟むようにして、上記レール１１と平
行に設けられ、ぞの−側部に上記搬出コンベヤ５０が僅
かな間隙を介して接続している。

次に、第４図を参照して作動を説明づ“る。

まず、出庫するｌ・レー５を収納した収納部４及び出庫
する１−レー５の数置が指令されると、走行台車１０が
その収納部４の列に対応した位置まで走行するとともに
、胃降枠１６が−ぞの収納部４の段に対応した位置まで
上界（あるいは下降）する。

ついで、第４図Ａに示１ように、すくい上げ体２５が収
納棚１に進出してその収納部４の搬出側２の先端のトレ
ー５の下部に進入する。

ついで、第４図Ｂに示すように、胃降枠１６が僅かに上
冒してすくい上げ休２５が先端のトレー５をストッパ６
の上側位置にずくい上げる。

ついで、第４図Ｃに示すように、先端のトレー５を支持
したすくい上げ休２５が収納棚１にさらに少しだけ進出
して後続のトレー５を押動する。

ついで、第４図りに示すように、すくい上げ体２５が収
納棚１から退出して！−レー５を収納部４がら取出す。

この際、後続のトレー５は、直前にすくい上げ休２５に
より押動されて１ｚ動状態にあるので、すくい上げ体２
５が退出すると、直ちに収納部４のコンベヤ３の傾斜に
より搬出側２に発進して自走しストッパ６に当接する。

ついで、第４図Ｅに示すように、プッシャ３ｏが矢印方
向に移動してすくい上げ体２５上のトレー５を待機中の
両側一対の１−レー受４５上に移載する。

ついで、各トレー受４５が、１段分つまり各トレー受４
５の上下方向の間隔分だけ下降し、次の両側一対のトレ
ー受４５が待機する。

そうして、上述したような動作を繰返して、指定された
収納部４から指定された数量のトレー５を１個ずつ取出
し、間歇的に下降する両側のトレー’−３７４５上に１
個ずつ移載して下方に搬送する。なお、指定されたトレ
ー５の取出し数組が１個の場合及び指定された数吊のト
レー５を取出して移載し終わった場合には、トレー５を
支持したトレー受４５をそのまま下降端まで下降する。

そして、第４図Ｆに示すように、各トレー受４５が下降
端つまり搬出コンベヤ５ｏの下方に下降すると、各トレ
ー受４５上のトレー５が搬出コンベヤ５゜上に移載され
る。

そして、第４図Ｇに示寸ように、搬出コンベヤ５０上の
トレー５は、搬出コンベヤ５０により走行台車１０から
搬出されて搬送コンペｒ５５上に移載され、搬送コンベ
゛Ａ７５５により所定の場所に搬送される。

〔発明の効果〕

上述したように、本発明によれば、品物が搬入側から搬
出側に自走するように搬出側に向かって下降傾斜したコ
ンベヤから成る収納部を上下方向及び水平方向に多段多
列に配設した収納棚の各収納部から品物を取出して搬出
する出庫装置において、収納部の品物をすくい」−げ体
ですくい上げて強制的に取出すので、従来のらのと比べ
て、収納部の傾斜角度を小さくして収納部の、ト下方向
の段数を増やすことができ、収納効率を高めることがで
きる。そして、すくい上げ体で取出した品物をプツシＶ
で支持体上に移載し、この支持体を無端状のチェーンの
回行により下降して搬出コンベヤ上に移載し、この搬出
コンベヤで搬出するので、品物を収納部から取出してか
ら下方で搬出するまでの時間が短く、出片時間を短縮で
きる。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の出Ｊｉ′Ｉ装置の一実施例を示し、第１図
はその側面図、第２図はその正面図、第３図はその平面
図、第４図はイの動作説明図である。 １・・収納棚、２・・搬出側、３・・コンベヤ、４・・
収納部、５・・品物どしてのトレー、１０・・走行台車
、１５・・支柱、１６・・昇降体としての昇隣枠、２５
・・すくい上げ体、３０・・プッシャ、４０・・フレー
ム、４１・・チェーン、４５・・支持体としてのトレー
受。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）品物が搬入側から搬出側に自走するように搬出側
   に向かって下降傾斜したコンベヤから成る収納部を上下
   方向及び水平方向に多段多列に配設した収納棚の上記各
   収納部から品物を取出して搬出する出庫装置であって、 上記収納棚の搬出側の下部に沿って走行する走行台車と
   、この走行台車上に立設された支柱と、この支柱を昇降
   する昇降体と、この昇降体に設けられ上記収納棚に向か
   って進退し進出時に昇降体の上昇により上記各収納部の
   品物をすくい上げて取出すすくい上げ体と、上記走行台
   車上に立設されたフレームと、このフレームに上下方向
   に架設されて回行し互いに下降側を対向した複数の無端
   状のチェーンと、この各チェーンに取付けられ下降時に
   品物を支持する複数の支持体と、上記すくい上げ体の上
   方に位置して上記昇降体に設けられすくい上げ体上の品
   物を上記支持体上に移載するプッシャと、上記各チェー
   ンの下降側の間に位置して上記走行台車上に設けられ上
   記支持体上の品物を受取って走行台車上から搬出する搬
   出コンベヤとを具備したことを特徴とする出庫装置。
2. （２）上記すくい上げ体は、上記収納部の品物をすくい
   上げた後、さらに収納部に進出して後続の品物を押動し
   、その後に収納部から退出して品物を取出すことを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の出庫装置。