JPS634937Y2 - - Google Patents

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JPS634937Y2
JPS634937Y2 JP1982098227U JP9822782U JPS634937Y2 JP S634937 Y2 JPS634937 Y2 JP S634937Y2 JP 1982098227 U JP1982098227 U JP 1982098227U JP 9822782 U JP9822782 U JP 9822782U JP S634937 Y2 JPS634937 Y2 JP S634937Y2
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JP
Japan
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carrier bar
support
drying oven
locking shelf
locking
Prior art date
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JP1982098227U
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English (en)
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JPS594994U (ja
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Publication date
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Publication of JPS594994U publication Critical patent/JPS594994U/ja
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Publication of JPS634937Y2 publication Critical patent/JPS634937Y2/ja
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  • Pusher Or Impeller Conveyors (AREA)
  • Drying Of Solid Materials (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、アルミニウムもしくはその合金製
材料、特に押出形材、板材の表面処理後の乾燥炉
における搬送装置に関する。
(従来の技術) 従来、アルミニウムサツシ材などの被処理物の
熱風乾燥装置において、乾燥炉外部下方より内部
へ昇降する搬入用、搬出用の個別のリフターを用
いて、上記被処理物を吊持するキヤリアバーを乾
燥炉内に搬出入し、炉内においては別個の貯留用
レールにより保持されるものがある(特開昭56−
165883号)。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、上記個別のリフターと貯留用レ
ールとの間でキヤリアバーを移す際、その接続部
分において僅かな高低差、間隙によつてもキヤリ
アバーの転倒が生じ易いため、その移送に支障を
来たすことがあり、加えて、接続部分等で振動を
生じ易く、これらによるキヤリアバーに吊持され
る被処理物の相互の衝突による表面の損傷または
脱落のおそれが生じる欠点があるものである。
この考案は、上記従来のものの欠点を改良する
ものであつて、乾燥炉内においてキヤリアバーを
移動する際、キヤリアバーの転倒と被処理物の損
傷落下を防止し、確実かつ円滑な搬送をしようと
するものである。
(問題点を解決するための手段) 乾燥炉内上部に被処理物を吊持したキヤリアバ
ーを保持する係止棚を設け、上記係止棚との間で
キヤリアバーを受渡しをする受渡し用載置部と、
この載置部からキヤリアバーの搬送方向の前後に
上記係止棚よりも長くなるように延設した搬入用
載置部、搬出用載置部とを具えた支持台を乾燥炉
の外部下方から内部へ出入り自在とするとともに
上記係止棚上のキヤリアバーを持ち上げる位置ま
で上昇可能にし、かつ、この支持台上のキヤリア
バーを全載置部にわたつて移動させる移送手段を
設けたものである。
(作 用) この考案は上記構成をもつものであるから、支
持台上に移送される被処理物を吊持するキヤリア
バーは、支持台の搬入用載置部に載置されて、支
持台とともに上昇して、係止棚の係止位置より若
干上方に停止し、この際、すでに係止棚に保持さ
れているキヤリアバーを受渡し用載置部に移載
し、そして、これらのキヤリアバーの移動ととも
に支持台上を移動し、他端において、乾燥の終了
したキヤリアバーを支持台の搬出用載置部上に移
動し、支持台の降下により、搬出用載置部上のキ
ヤリアバーのみ乾燥炉より搬出して、他は係止棚
上に移載するものであり、炉内でキヤリアバーの
移動が、接続部分のない支持台上においてなされ
る結果、キヤリアバーの転倒と被処理物の損傷、
脱落を防止できるものである。
(実施例) これを図に示す実施例により更に説明する。第
1図は、乾燥炉の内部を示す正面図、Aは乾燥処
理前の被処理物3を吊持しているキヤリアバー6
を移送するコンベア、Bは同じく乾燥処理後のも
のを移送するコンベアで、第1図矢印に示す方向
に移動してキヤリアバー6を移送する。1は炉
で、2は支持台であり、炉1内をキヤリアバー6
の両端を支承して昇降できるように左右2基設け
られ、その上面にはローラ2′を具え、キヤリア
バー6が容易に移動できるようになつている。支
持台2は、その右端では未乾燥被処理物を、ま
た、左端では乾燥終了の被処理物を支承できるよ
うに、係止棚4よりも移動方向前後に延長してお
り、搬入用載置部2aと搬出用載置部2bを構成
している。係止棚4と対応する中央部分は、支持
台2の上昇時、キヤリアバー6を上方に押上げて
係止棚4との係合を解除する受渡し用載置部2c
を構成する。そして、係止棚4は、炉の天井より
吊下げて固定され、両側縁部にキヤリアバー6の
上面に突設された係止体6′の先端屈曲部に係合
する支持縁4′をもち、乾燥炉内に被処理物を吊
持する。5は炉1内に取付けられたチエーンコン
ベアからなる移送手段で、このコンベア5の所定
間隔をもつて突出するキヤリアバー移送用の押出
突起5′を具え、間けつ的に係止棚4の側縁と平
行して移動するように設けられ、その上、キヤリ
アバー6の両端部付近の上方に位置する。突起
5′は支持台2が上昇位置にある時、この係止棚
4から外れたキヤリアバー6の端部側面に当接し
て、この端部側面をコンベア5の進行方向に押出
す。なお、このコンベア5を設けず、支持台2自
身がローラ2′の代りに上記のような移送手段を
具えてもよい。
第4図に示すものは、係止棚4の他の実施例で
あり、係止棚4がキヤリアバー6の下方におい
て、支持台2の昇降に支障のない位置で、支持台
2が降下した時、炉1内のすべてのキヤリアバー
6をこの棚4で支承して、吊持する被処理物を乾
燥させるものであり、係止体6′と無関係で、ほ
ぼ同様の作用をするものである。
上記実施例は、以上の構成を具えるので、その
作動は次のとおりである。
まず、移送コンベアAにより移送されて乾燥炉
内に装入される位置に案内されるキヤリアバー6
(キヤリアバー2本で1組となつて移送される。)
とこれに吊持されている被処理物3Rは、第5図
(ローラ2′は省略)に示すように支持台2の右
端、搬入用載置部2aに案内され、そのキヤリア
バー6の両端が平行な2基の支持台2によりそれ
ぞれ支承される。次に、支持台2が上昇して炉内
に入り、係止棚4の隣接部にこのキヤリアバー6
の係止体6′が位置し、ここで支持台2の受渡し
用載置部2c上に、すでに係止棚4に係止してい
る乾燥中の他のすべてのキヤリアバー6の両端底
面が接する。そして、さらに支持台2が上昇する
と、第6図(ローラ2′は省略)に示すようにこ
の支持台2のローラ2′上に炉内のすべてのキヤ
リアバー6が支承され、同時に係止棚4に係止さ
れていたこれらのキヤリアバー6の係止体6′は、
係合支持縁4′から浮き上つて、その係止が解除
されることとなる。
この状態において、チエーンコンベア5が間け
つ的に駆動すると、その押出突起5′がそれぞれ
のキヤリアバー6の両端側面に係合する位置にあ
るので(第6図)、押出突起5′によりそれぞれの
キヤリアバー6は一定距離だけ支持台2のローラ
上を移動させられる。
ここで、一定距離とはキヤリアバー6を支持台
2の搬入キヤリアバー支持部2aから係止棚4の
入口側端部に移送する距離であり、かつ、係止棚
4の出口側端部から支持台2の搬出キヤリアバー
支持部2b上へキヤリアバー6を移送する距離で
ある。
したがつて、このコンベア5の突起5′が右端
に待機していた被処理物3Rと吊持するキヤリア
バー6Rを押出すので、その係止部6Rは係止棚
4の右端上に移動する。他方、第7図(ローラ
2′は省略)に示すように、同時に他の押出突起
5′により押出される左端(進行方向先頭)のキ
ヤリアバー6Lは、係止棚4から外れて、搬出用
載置部2b上に支承される。
次に、支持台2が下降すると、この支持台2の
左端、搬出キヤリアバー支持部2b上には乾燥の
終了した被処理物3Lを吊持するキヤリアバー6
Lだけを支承し、他のキヤリアバー6(キヤリア
バー6Rを含め)すなわち、支持台2の受渡し用
載置部2c上に載置されていたキヤリアバー6
は、その係止体6′が係止棚4の両側支持縁4′に
係止した状態で係止棚4上に残され、そのキヤリ
アバー6の係止棚4への受渡しが完了する。
この作動を繰り返し、支持台の昇降により右端
においては炉内に搬入する未乾燥被処理物を係止
棚上に案内するとともに、間けつ的に係止棚上を
移動させ、同時に左端において乾燥の終了した最
左端の被処理物を支持台上に回収して炉外に搬出
し、次工程にコンベアBにより移送することがで
きる。
上記コンベアBへの移送は、降下する支持台2
が炉1外に出て、搬出側コンベアBよりも低い位
置で停止し、搬出用載置部2b上のキヤリアバー
6Lが上記コンベアB上に移されることにより行
なわれる。
(考案の効果) 以上のとおり、係止棚上の被処理物の移動は、
被処理物を吊持するキヤリアバーを支持台上に支
承して行うものであるから、被処理物の損傷、脱
落を防止することができ、しかも、支持台が被処
理物の搬入、搬出を兼ねてできるので、効率のよ
い被処理物の搬送をすることができる優れた効果
をもつものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の実施例の一部縦断側面
図、第2図は第1図の拡大右側面図であつて、未
乾燥被処理物を吊持するキヤリアバーを支持台に
より上昇させる状態を示す。第3図は、第2図と
同じ側面図であり、キヤリアバーと係止棚の係合
を解除した上、押出突起により各キヤリアバーを
一単位だけ移動させる状態を示し、第4図は、係
止棚の位置の異なる他の実施例の正面図、第5〜
7図は、支持台の昇降ごとにキヤリアバーが移動
する状態を示す。 A,B……移送コンベア、1……乾燥炉、2…
…支持台、2a……搬入用載置部、2b……搬出
用載置部、2c……受渡し用載置部、3……被処
理物、4……係止棚、4′……係止棚支持縁、5
……チエーンコンベア、5′……押出突起、6…
…キヤリアバー、6′……キヤリアバーの係止体、
6L……乾燥終了被処理物を吊持するキヤリアバ
ー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 乾燥炉内上部に被処理物を吊持したキヤリア
    バーを保持する係止棚を設け、上記係止棚との
    間でキヤリアバーを受け渡しする受渡し用載置
    部と、この載置部からキヤリアバーの搬送方向
    の前後に上記係止棚よりも長くなるように延設
    した搬入用載置部、搬出用載置部とを具えた支
    持台を乾燥炉の外部下方から内部へ出入り自在
    とするとともに、上記係止棚上のキヤリアバー
    を持ち上げる位置まで上昇可能にし、かつ、こ
    の支持台上のキヤリアバーを全載置部にわたつ
    て移動させる移送手段を設けた乾燥炉における
    被処理物搬送装置。 (2) 支持台上のキヤリアバーを移動させる移送手
    段が支持台と別個に設けられた実用新案登録請
    求の範囲第1項の乾燥炉における被処理物搬送
    装置。 (3) 支持台上のキヤリアバーを移動させる移動手
    段が支持台に具えられた実用新案登録請求の範
    囲第1項の乾燥炉における被処理物搬送装置。
JP9822782U 1982-07-01 1982-07-01 乾燥炉における被処理物搬送装置 Granted JPS594994U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9822782U JPS594994U (ja) 1982-07-01 1982-07-01 乾燥炉における被処理物搬送装置

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JP9822782U JPS594994U (ja) 1982-07-01 1982-07-01 乾燥炉における被処理物搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS594994U JPS594994U (ja) 1984-01-13
JPS634937Y2 true JPS634937Y2 (ja) 1988-02-09

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ID=30233309

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JP9822782U Granted JPS594994U (ja) 1982-07-01 1982-07-01 乾燥炉における被処理物搬送装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165883A (en) * 1980-05-26 1981-12-19 Toyo Giken Kogyo Kk Air blast dryer for aluminum sash

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56165883A (en) * 1980-05-26 1981-12-19 Toyo Giken Kogyo Kk Air blast dryer for aluminum sash

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JPS594994U (ja) 1984-01-13

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